日本・スイス国交樹立150周年記念 スイスデザイン展 Swiss Design | 東京オペラシティ・アートギャラリー ほか
2015年に開催された、スイスデザイン展の図録。風土や都市構造に見るデザインのルーツに始まり、企業周辺のグラフィックデザイン・タイポグラフィ・プロダクトデザイン・建築などを収録。「マックス・ビル 美的総合の実践とその今日的意味」、「ル・コルビュジエのなかのスイス」他を掲載。
美の座標 | 坂根厳夫
坂根厳夫が朝日新聞に連載していたコラムを収録。普段とは違う座標から物事を眺めてみる、というコンセプトのもとに、ピンホール写真、タマゴカプセル、建築から紙ヒコーキまで多様なテーマを扱う。装丁は杉浦康平と中垣信夫。
レオ・レオニ 絵本のしごと | 朝日新聞社
2012年に開催された展示会「レオ・レオニ 絵本のしごと」の図録。グラフィックデザイン、絵画、彫刻など様々な制作活動で知られるレオ・レオニ。そんな氏の絵本作家としての活動に焦点を当て、「フレデリック」「スイミー」といった代表作品の紹介や、その他制作作品との関連性についても考察する。装丁は菊地敦己。
エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 | 練馬区立美術館 ほか
2016年に開催された巡回展の図録。絵本作家、エドワード・ゴーリーの1948年から2006にかけての作品を紹介。挿絵、表紙画、スケッチ、母に宛てた絵封筒、などのモノクロ、一部カラーによる作品図版200点、テキストを収録。緻密な線描で描かれるエドワード・ゴーリーの世界に満ちた秘密に迫る。
D&D SCAN 早川良雄の仕事と周辺
戦後のデザイン界を牽引したグラフィックデザイナー・早川良雄の作品、エッセイをまとめた一冊。『女の顔』『形状シリーズ』などの作品や、エッセイ『ピカソと私』『私とデザイン さて、何処へ』、仲條正義、日比野克彦らによる対談を収録。
人間と文字 CD-ROM | 矢島文夫、田中一光
5000年の歴史の中における人間と文字の世界に迫る、各時代と全世界の203文字を収録したCD-ROM。マップや文字のストーリー、ギャラリー、解説を収録したCD-ROM1枚と説明書、CD-ROMに収録された文字とその関係図を示した一覧のシート付属。矢島文夫、田中一光監修。
Cherry Blossoms | Damien Hirst ダミアン・ハースト
2021年から2022年にかけてパリのカルティエ財団現代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。イギリスの現代アーティスト、ダミアン・ハーストが2年間をかけて制作した美と生と死をテーマとした『桜』シリーズを収録。印象派、点描画、アクションペインティングを参照し制作された作品250点、折り込み18点、テキストを掲載。
Matisse: The Books | アンリ・マティス
フランスの画家、アンリ・マティスが1932年から1950年の間に手掛けたアーティストブック8冊を紹介するビジュアルブック。ステファン・マラルメの詩集、自身のドローイングを収めたポートフォリオなど、貴重な稀覯本の表紙や見開きページを解説とともに収録。また、当時のマティスの置かれていた状況、複雑に絡み合った時代背景などにも触れている。英語表記。
Watertowers | Bernd Becher、Hilla Becher ベッヒャー夫妻
ドイツの写真家、ベルント・ベッヒャー、ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品集。工業用建造物を独自のスタイルで撮影し、タイポロジーフォトを生み出した夫妻による「給水塔」を撮影したシリーズの作品群をまとめたもの。時系列バラバラに作品が掲載された本書は、いつの時代も変わらぬ視点で建造物と向き合い続けた2人の眼差しが見て取れる一冊。英語表記。
Lee Ufan 李禹煥 | BLUM&POEギャラリー
2009年にBLUM&POEギャラリーで開催された美術家、李禹煥(リ・ウファン)の個展に際して刊行された作品集。60年代後半から「もの派」の中心的存在として国内外から評価を得てきた氏の絵画・彫刻作品を掲載。巻頭に美術史家、ジルケ・フォン・ベルスヴォルト=ヴァルラーベによるテキストも収録。英語表記。
Lee Ufan: La Respiration de l’infini | 李禹煥
「もの派」を主導し、国際的に活動する美術家・李禹煥(リ・ウファン)の未発表の詩の作品、東洋の影響を受けたとされる水彩画の作品を収録。空間の余白、そして色との調和が美しく描かれている。英語、フランス語、韓国語表記。
Ryan McGinley: Body loud! ライアン・マッギンレー | 東京オペラシティアートギャラリー
2016年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展示のカタログ。写真家、ライアン・マッギンレーの日本の美術館で初となる個展で、初期の2002年から2015年までの作品を紹介する。あらゆる人種の人々のヌード、鮮やかな背景と動物、自然と調和されるようなヌードなど、自由で開放的な世界が収められている。
A.P.C. Carnet Commemoratif: 1987-2003 | Jean Touitou
ファッションブランド、A.P.C.の15周年を記念し刊行されたヴィジュアル・ブック。ソフィア・コッポラ、ゾエ・カサヴェテス、ホンマタカシ、エレン・ヴォン・アンスワース、藤原ヒロシら名だたるフォトグラファーたちが手がけた写真の数々を収録。国内限定300部刊行。
I Wanted Someone To Enter My Life... ペーパーバック版 | Sannah Kvist
スウェーデンの写真家、サンナ・クヴィストの作品集、ペーパーバック版。正式なタイトルは『Sannah Kvist: I Wanted Someone To Enter My Life Like A Bird That Comes Into A Kitchen And Starts Breaking Things And Crashes With Doors And Windows Leaving Chaos And Destruction』。スウェーデンで撮影された穏やかな日常、ポートレート、自然の景色…淡い色彩と眩い光に包まれた、幻想的な世界が散りばめられたかのような一冊。 英語、韓国語表記。
アンディ・ウォーホル全版画 | 美術出版社
ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルによる全版画集、増補改訂新版第4版。試し刷りや未出版の版画作品を含む、1962年から1987年の間に制作された作品群を収録。1700点ものカラー図版と詳細な制作データを掲載した、ウォーホルによる版画作品を網羅する一冊。
Vasarely II | ヴィクトル・ヴァザルリ
光学的に視覚心理を刺激する絵画ジャンル「オプ・アート」の先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品集第2巻。「オプ・アート」を中心とする作品、実験的な立体作品などをまとめたもの。フィルムやトレーシングペーパーも随所に挟み込まれ、カラフルでユニークな一冊。英語表記。
Vasarely III | ヴィクトル・ヴァザルリ
光学的に視覚心理を刺激する絵画ジャンル「オプ・アート」の先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品集。「オプ・アート」を中心とする作品、実験的な立体作品などをまとめたもの。英語表記。
Vasarely IV | ヴィクトル・ヴァザルリ
光学的に視覚心理を刺激する絵画ジャンル「オプ・アート」の先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品集。主に空間デザインや建築設計などの仕事をまとめたもの。作品や制作風景の写真、コンセプト段階のスケッチや図版など、多彩な内容を収録。英語表記。
生誕270年 特別展 長沢芦雪 | 大阪中之島美術館
2023年から2024年にかけて大阪中之島美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。「奇想の画家」と称され、伊藤若冲や曽我蕭白とともに名を連ねる天才絵師、長沢芦雪。代表作の「龍・虎図襖」をはじめ、初公開作品、初期から晩年までの作品を掲載し、長沢芦雪の絵画世界の魅力に迫る一冊。
石元泰博 写真という思考 | 森山明子
『シカゴ、シカゴ』『桂』『伝真言院両界曼荼羅』『桂離宮 空間と形』『伊勢神宮』など、写真集は40冊を超え、国際的にも高い評価を受ける写真家、石元泰博の初の評伝。作品100点以上を収録するとともに、巻末の年譜には貴重な未公開写真も掲載。装丁は杉浦康平+佐藤篤司。
アラビア半島 篠山紀信写真集
写真家、篠山紀信の作品集。アラビア半島で撮影した現地の人々の生きる姿とその営み、広大な自然を大胆な構図、豊かな色彩でとらえた一冊。
バウハウス 芸術教育の革命と実験 | 川崎市市民ミュージアム
1994年に川崎市市民ミュージアムで開催された「バウハウス 芸術教育の革命と実験」展の図録。現代美術に多大なる影響を与えたバウハウスの、出身者による作品をカラーで掲載しているほか、設立にあたっての理念と展開、基本計画なども併せて解説。日本人出身者である山脇巌、山脇道子らも寄稿。
ワールドクラスルーム 現代アートの国語算数理科社会 | 森美術館
2023年に森美術館開館20周年を記念し開催された展覧会の図録。54組のアーティストによる約150点の作品を「国語」「社会」「哲学」「算数」「理科」「音楽」「体育」「総合」の8つの科目別のセクションで紹介。M+館長、国際美術館会議会長のスハーニャ・ラフェル氏と片岡真実森美術館館長との対談のテキストなども併せて収録。
Still | ササキエイコ
書籍や雑誌の装画、CDジャケットのアートワークなどを手がけるイラストレーター、ササキエイコのZINE。2017年から2018年に制作したペインティングやコラージュ作品を収録。
UNTITLED | 狩野岳朗
ワークショップやライブ活動、書籍の装画やアパレルブランドとのコラボなどを手がける画家、狩野岳朗のZINE。2018年にニーディギャラリーで開催された展示に際して発行されたもの。
Here is Somewhere | 狩野岳朗
ワークショップやライブ活動、書籍の装画やアパレルブランドとのコラボなどを手がける画家、狩野岳朗のZINE。旅先の写真やそこで描いたペインティング作品を収録している。
私たちのエコロジー 地球という惑星を生きるために | 森美術館
2023年から2024年にかけて森美術館で開催された展覧会の図録。環境問題をはじめ、様々な課題について多様な視点で考えること、そして向き合うための新しい視点を見る者与えてくれる、国内外のアーティスト34名による作品図版約190を収録。
Face Landscape | 矢野恵司
書籍や雑誌などの装画を手がけるイラストレーター、矢野恵司のZINE。淡い色彩で描かれた代表作「顔」シリーズを収録している。
Marie Curie | 北住ユキ
書籍や雑誌の装画、広告のアートワークなどを手がけるイラストレーター、北住ユキの作品集。未知の放射性物質を発見し、二度のノーベル賞を受賞した物理学者・化学者、マリ・キュリーの生涯を描いたもの。
舌の記憶 | agoera
書籍や雑誌の装画などを手がける画家・イラストレーター、agoera(アゴエラ)のZINE。食卓の上の料理を描いたシリーズを収録。
Approximations: The Architecture of Peter Markli | ペーター・メルクリ
スイスの建築家、ペーター・メルクリの作品集。素材や色彩に対する独自のアプローチにより、ヨーロッパの現代建築界で異彩を放つ存在として知られるメルクリ。本書は1982年から2001年に至るまでメルクリが手がけた14のプロジェクトに焦点を当てたもので、シンプルな装丁と構成も美しい一冊。モーセン・モスタファヴィによるエッセイに加えて、マルセル・マイリとメルクリとの対談記事も収録。英語表記。
Braun 100: Katalog zur Ausstellung im Broehan Museum, Berlin 2021
2021年にベルリンのブレーハン美術館で開催された展覧会の図録。コーヒーミルからHi-Fiオーディオ機器にいたるまで、ブラウン社は100年にわたり、日常生活における身近なプロダクトをデザインし続け、戦後のインダストリアルデザインを革新してきた。ハンス・グゲロットやディーター・ラムスによる革新的なデザインは、今もなおデザイン界に影響を与え続けている。本書はブラウンの製品と100年の歴史を網羅した、ファン必読の一冊。ドイツ語表記。
A Book of Spoons | Jasper Morrison
英国のプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンがセレクトしたスプーンの写真集。年代物の木製お玉、金属製のアイスクリームスプーンまで、スプーンという道具を類型学的視点で捉えた稀有な一冊。
John Pawson: Works | ジョン・ポーソン
イギリス出身の建築家、ジョン・ポーソンの作品資料集。ポーソンのデザインプロセスや作業過程、哲学的アプローチを探る。カルバンクラインの旗艦店、キャセイパシフィックのラウンジほか10の様々なプロジェクトを通して、デザインが制作のプロセスへ与える影響、デザインの性質と重要性を掘り下げる。作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
John Pawson | ジョン・ポーソン
イギリス出身の建築家、ジョン・ポーソンのモノグラフ。本書は建築とデザインにおけるミニマルな美学を提唱するポーソンが1996年までに手がけた建築、インテリア、ギャラリー、空間デザインなどの数々の作品群をカラー、モノクロ図版で包括的に紹介する一冊。スペイン語、英語表記。
谷口吉郎の世界 モダニズム相対化がひらいた地平 | 彰国社
日本を代表する建築家、谷口吉郎の仕事をまとめた作品集。1997年刊行の建築文化9月号の別冊。藤村記念堂、東宮御所、迎賓館和風別館など、数多くの名建築を生み出した谷口によるこれまでの作品の数々をモノクロの写真と平面図の資料とともに掲載。建築家の清家清と仙田満の対談のほか、エッセイや論文などのテキストも豊富に収録。
原色原寸浮世絵版画 火消し風俗伊達姿 | 鈴木仁、宮次男、東京連合防火協会
江戸時代の火消しを描いた浮世絵版画の作品集。月岡芳年、歌川国芳、歌川芳艶、歌川芳虎らの作品を原色原寸大で掲載。編集は鈴木仁、宮次男、東京連合防火協会。装丁は谷村彰彦。
HAY | Kelsey Keith
世界中で愛されるデンマークのインテリアブランド「HAY」の、創業20周年を記念して発行されたビジュアルブック。ブランドの起源、店舗の空間表現などを4つの章で構成。鮮やかな色の日用品やインテリアを、手の届きやすい価格帯、機能性にて展開を続ける「HAY」のデザインの世界を知れる一冊。英語表記。
Carlo Scarpa | カルロ・スカルパ
イタリアの建築家、カルロ・スカルパの作品集。ロンドン、パリ、ローマ、ミラノなど各地で展覧会のデザインを手がけ、地元ヴェネツィアのビエンナーレにも定期的に携わり続けたスカルパ。代表作として高く評価され、世界的な名声を確立する決定打となったカノーヴァ石膏彫刻美術館やカステルヴェッキオ美術館など、主に美術館の設計に焦点を当てた一冊。英語、ドイツ語、フランス語表記。
少年民芸館 | 外村吉之介
民芸運動家、染織家の外村吉之介による親子民藝入門書。世界各国の器や籠、人形、織物などをカラーとモノクロで掲載し、やさしく解説。毎日の暮らしを美しく良くするための道具を提案する。装丁は柚木沙弥郎。
手の知恵 秘められた可能性 | 藤原房子
日本の家庭で古くから受け継がれてきた家事の「手仕事」。そのメカニズムを、衣・食・住・雑のカテゴリーにわけ豊富な図版とともに紹介。
藤森照信展 自然を生かした建築と路上観察 | 水戸芸術館現代美術センター
2017年に水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された展示の図録。建築家、藤森照信の公共建築、住宅、茶室、建築模型、家具などカテゴライズして紹介。草屋根、空飛ぶ泥舟、ニラハウスほか、カラーによる豊富な図版、解説を収録。
20世紀の名作椅子 200人の200脚展 | 神戸ファッション美術館
2000年に神戸ファッション美術館で開催された展覧会の図録。20世紀における200脚の名作椅子をそれぞれ作品名、デザイン年、製造メーカー、素材やサイズなどの情報から解説、デザイナーの略歴にいたるまで豊富に掲載。巻末にはいつどんなデザインの椅子が誕生したかが一目でわかる年表も収録。
Verner Panton | Basler Zeitung
デンマークを代表するインテリアデザイナー、ヴェルナー・パントンの作品集。パントンが手がけた照明や椅子、ショウルームなどを多くの写真や資料とともに紹介。丸い穴でくり抜かれたブックデザインも目を引く一冊。英語表記。