日本デザインセンターの30年
1959年に亀倉雄策、原弘、山城隆一らによって設立された広告・デザイン制作会社、日本デザインセンターの創立30周年を記念して出版された非売品作品集。代表的な広告やCIなどを解説とともに紹介。巻末には永井一正のグラフィック集を収録している。
Graphics Japan 46人のグラフィックデザイナーたち | グラフィック社
日本を代表するグラフィックデザイナー46人の仕事を一冊にまとめた作品集。亀倉雄策、田中一光、永井一正、石岡瑛子、佐藤晃一、戸田正寿、日比野克彦ら独自の手法で第一線で活躍してきたデザイナーたちによるポスター、広告、エディト […]
日本伝統文様集 | 岡登貞治
日本の伝統的な文様を集めた資料集。文様の種類は花や植物などの自然物だけでなく、幾何学体や天象地文、想像上の生き物まで多岐にわたり、本書ではそれらを数多くの資料とともに紹介。それぞれの文様の表現にどのような意味があるのか解説とともに収録。
年鑑日本のタイポディレクション 90 | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(現・東京TDC)が発行する年鑑、1990年度版。タイポグラフィを中心とした国際的なデザインコンペティション、東京TDC賞入選作品を掲載。90年の金賞は河原敏文。銀賞は井上嗣也。
年鑑日本のタイポディレクション 91 | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイポディレクターズクラブ(現・東京TDC)が発行する年鑑、1991年度版。タイポグラフィを中心とした国際的なデザインコンペティション、東京TDC賞入選作品を掲載。91年の金賞は浅葉克己。銀賞は葛西薫。
Graphic Design in Japan 1981 | 日本グラフィックデザイナー協会
アジア最大のデザイン団体、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が、1981年より発行している年鑑「Graphic Design in Japan」1981年度版。ポスター、ブックエディトリアル、パッケージ、新聞広告、ロゴなど、JAGDA会員による413点もの作品を収録。亀倉雄策、田中一光、永井一正、横尾忠則らによる対談記事も収録。装丁は田中一光。
闇の国々 III | ブノワ・ペータース 、フランソワ・スクイテン
ブノワ・ペータースとフランソワ・スクイテンによる漫画「闇の国々」シリーズ第3巻。『ある男の影』『見えない国境』『エコー・デ・シテ』の3篇をカラーで収録。緻密で美しいイラストと、異質でダークな世界観に惹き込まれる一冊。巻末に著者のインタビューも収録。
年鑑イラストレーション 1968 | 東京イラストレーターズ・クラブ
1964年に設立された東京イラストレーターズ・クラブによる年鑑、1968年版。伊坂芳太良、柳原良平、大橋正、和田誠、松本はるみ、宇野亞喜良ら名だたる作家たちによるイラストレーション作品を多数収録。装丁は田中一光
小さなデザイン 駒形克己展 | 板橋区立美術館
2019年に板橋区立美術館で開催された展示の図録。造本作家、グラフィックデザイナーである駒形克己の版画、グラフィックデザイン、絵本、スケッチなど約300点の図版、写真、テキストによる解説を収録。「小さなこと」を大切にしてきた駒形克己の作品を通して、その軌跡を辿る。
White Book 思考の言語化の記録 | 平野啓子
2008年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された展覧会の内容を記録。デザイナー・平野啓子が手がけたパッケージやプロダクト、空間デザインなどの様々な仕事を、平野が掲げるデザインの理念とともに深堀りできる一冊。
JAGDA 東日本大震災記録集 | 社団法人日本グラフィックデザイナー協会
社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が発行する会報誌「JAGDA Report」の2011年度版。被災地の復興支援として、岩手・宮城・福島の会員へ会報誌の編集・制作業務を委託し、グラフィックデザイナー自身の視点による震災記録集として制作したもの。岩手・宮城・福島の各県の会員が「3月11日」「現在」「未来」についての記憶と想いを綴ったテキストを掲載。
江口寿史 Record 1992-2020 | 河出書房新社
漫画家・イラストレーター、江口寿史のジャケットアートワーク集。LPサイズのイラスト全29点、自身による全作品解説、銀杏BOYZ・峯田和伸との対談を収録。未綴じシートとなっているため、1枚ずつ飾ることができるようになっている。寄稿は吉田拓郎。
永井一正ポスター展 Life | 東京国立現代美術館
グラフィックデザイナー、永井一正の展示図録。東京国立近代美術館で行われたポスター展「Life」に展示された作品を、カラーで多数掲載。
Hey: Design & Illustration
スペインのバルセロナを拠点とするデザインスタジオ「Hey」が、これまでの作品とインタビューなどをまとめ紹介した『Hey: Design & Illustration』の改訂増補版。Monocle、Paypal、Nokia、ユニクロなど新たな多くのプロジェクトのデザインワークを収録。 英語表記。
書物の夢、印刷の旅 | ラウラ・レプリ
出版文化と印刷技術における創成期の文化史を紐解く1冊。書物に関する歴史、公用語の統一、海賊版拡散の阻止、活版印刷技術ほか、中世から近代の印刷業界の変遷を辿る。
開封・戦後日本の印刷広告: 『プレスアルト』同梱広告傑作選 1949-1977 | 創元社
1937年に、京都の古書店・ワキヤ書房店主、脇清吉によって創設されたプレスアルト研究会から頒布されていた幻の会員制広告研究誌『プレスアルト』に掲載されていた広告作品をまとめた1冊。広告印刷物やパッケージ、包装紙などの実物を、その批評を掲載した冊子とともに綴じた『プレスアルト』と戦後の広告、社会背景を辿る。医薬品、食品、百貨店、家電ほか、様々な広告作品と併せて解説を収録。
新装 柳宗悦選集 全10巻揃 | 春秋社
民藝運動を牽引した柳宗悦による柳宗悦選集、全10巻揃。「工芸の道」「手仕事の日本」「工芸文化」「朝鮮とその芸術」「沖縄の人文」「茶と美」「民と美」「物と美」「木喰上人」「大津絵」。手仕事の現状や茶の精神と美など、様々な分野を工芸を軸に語る。
谷口吉郎建築作品集 | 淡交社
日本を代表する建築家、谷口吉郎の作品集。『谷口吉郎作品集』(1981年刊行)の復刊。谷口が生前手がけた、現存していない建築を含む数々の建築物をモノクロの内観、外観写真や平面図の資料とともに収録。
天童木工とジャパニーズモダン | 青幻舎
日本を代表する家具メーカー「天童木工」の作品をまとめた作品資料集。2020年に創業80年を迎えたこれまでの歩みを年代順に辿る。剣持勇、前川國男、丹下健三、柳宗理ら、建築家やデザイナーたちと生み出してきた作品の数々とともに解説を収録。
MUJIBOOK 2 | 良品計画
2011年から2020年までの10年間にわたる無印良品の活動をまとめたビジュアルブック。誕生から30年目の2010年に刊行された『MUJI BOOK』の続編。無印良品の歴史、過去の広告や製品のアーカイブ、商品開発などを収録。 英語表記。
Made in Cassina | カッシーナ
イタリアの家具メーカー、カッシーナが創立80周年を記念して出版した写真資料集。ル・コルビュジエやシャルロット・ペリアン、ジオ・ポンティ、フィリップ・スタルクらがデザインした椅子やソファ、テーブルなど、約500アイテムを収録。 英語表記。
Soviet Design: From Constructivism to Modernism 1920-1980 | Kristina Krasnyanskaya、Alexander Semenov 他
1920年代から1980年代におけるソビエト連邦のインテリアデザインを収録した資料集。エル・リシツキー、アレクサンドル・ロトチェンコ、コンスタンチン・メーリニコフなど、構成主義、革命的前衛から後期モダニズムに至るまでのソ連のインテリアデザインを総合的に紹介。英語表記。
戦後日本デザイン史 | 内田繁
数多くの家具、工業デザインなどを手掛けた内田繁が戦後デザインの歩みを辿る一冊。戦後からどのようなストーリーを経て現在にいたるのか、グラフィックデザイン、インテリア、ファッションなどの諸領域を、テキスト・資料写真を交えた全6章で構成。戦後の流れを知り、これらからの未来へと繋げていくデザイン書。
Maya マヤ | 利根山光人
メキシコを題材とした作品を数多く残した画家、利根山光人の紀行文集。古代マヤ文明に触発され、チチェン・イッツァ、オルメカ、バレンケ、コパンなどの遺跡をめぐった旅を記録。また、石像や遺跡に刻まれた文様、マヤ文字を写した写真も多数掲載。
Waro Kishi: Buildings and Projects | 岸和郎
建築家、岸和郎の作品資料集。日本橋の家、京都科学・開発センター、ICB Parisなど、個人邸宅や商業施設や公共施設を紹介する。大判の写真、図面とともに解説を収録。 英語表記。
Scandinavian Designers at Work | 著者名
スカンジナビアで活動する18人のデザイナーたちの工房や自宅を訪れた際の記録を集めた写真集。デザイナーたち自身のポートレートや日頃の制作風景、工房の様子、作品、アイディアが詰まった本棚などの写真とともに、彼らのインスピレーションの源、デザインや制作に対する思いなどを語ったテキストが添えられている。 英語表記。
Furniture Design: Twentieth-Century 20世紀の家具のデザイン
19世紀から20世紀の家具デザインを集めた写真資料集。ヨーゼフ・ホフマン、アルヴァ・アールト、ル・コルビュジエ、チャールズ・イームズら、デザイナーや建築家の作品写真、図版、テキストによる解説を収録。ドレッサーや椅子、建築と家具など、時代の移り変わりとともに変化してきたデザインを探る。
『室内』の52年 山本夏彦が残したもの | Lixil Booklet
コラムニスト、山本夏彦が創刊したインテリア情報誌『室内』を振り返る写真資料集。1955年の創刊から2006年に休刊するまでの『室内』の軌跡を、特集記事や連載を通して辿る一冊。
フィリップ・ジョンソン 現代建築家シリーズ | 美術出版社
美術出版社より刊行の、世界の建築家の作品を取り上げる「現代建築家シリーズ」。本書はアメリカのモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソン特集。ジョンソンが手がけた数々の建築を、平面図の資料とともに外観、内観をカラー、モノクロで多数収録。
建築と都市 a+u 1979年6月 臨時増刊号 フィリップ・ジョンソン作品集
世界の建築情報を日本、世界に提供する建築雑誌『a+u 建築と都市』の臨時増刊号。特集はアメリカのモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソンの作品集。ガラスの家、I.D.Sセンター、ニューヨーク近代美術館中庭ほか、多くの建築作品、フィリップ・ジョンソンの論文など作品図版とともに解説を収録。磯崎新による寄稿を掲載。
小さきもの、沈黙の中で 新装版 | 山本昌男
欧米を中心に高い評価を得ている写真家、山本昌男の写真集。2015年に刊行された内容を一部改訂した新装版。水や光の反射、自然、生、木々の佇み。昔ながらの白黒写真の印刷紙、ゼラチンシルバープリントによって表現される静謐な世界。
Thomas Ruff: Editionen 1988-2014 | トーマス・ルフ
ドイツの写真家、トーマス・ルフの作品集。1988年から2014年にかけて制作された作品を年代順に紹介。「Night」、「Substrat」、「cycloid」などのシリーズを、フルカラーの作品図版211点、テキストにて収録。 
Composition | Shirley Irons シャーリー・アイアンズ
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、シャーリー・アイアンズによる作品集。1988年から2019年にかけて制作された絵画作品とパンデミックにより制作の転機となった静物画をまとめた全2巻で構成される。ハイウェイや建物内の廊下、コンセント、花など、どこか儚い日常の風景を描く。作品図版とともにエッセイを収録。英語表記。
Almost Naked | Shen Wei
上海出身の写真家、Shen Weiの作品集。アメリカにおけるアイデンティティとセクシュアリティをテーマとしたポートレイトシリーズ。保守的な環境で育ったShen Weiが欲望や本能の複雑さを追求する。寝室やバスルーム、水の中など、老若男女、さまざまな人々のヌードを撮影。500部限定。英語、中国語表記。
Raw Soul | Yehlin Lee 李岳凌
台湾の写真家、李岳凌(リー・ユエリン)による作品集。2011年から2017年にかけて故郷である台湾をカメラを手に撮影する。街の占い師、荒涼とした自然、祭り、バスの車内、都市の公園、そこに暮らす人々。日常と幻想の間のようなどこか未知の台湾を写す。日本語、中国語、英語表記。
Danh Vo oV hnaD ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ | 国立国際美術館
2020年に国立国際美術館で開催された展示のカタログ。ベトナム出身のメキシコシティを拠点に活動するアーティスト、ヤン・ヴォーによる作品を収録。木材の伐採、周囲の自然、作品の制作過程など、解体と再構築というヴォーにおける作品そのものの在り方を感じることができる。解説冊子付属。
The Japanese Series | Thomas Neumann トーマス・ノイマン
ドイツを拠点に活動する写真家、トーマス・ノイマンの作品集。水墨画のように日本の山岳地帯を捉えた『MORI』シリーズの写真16点と、有名な水石コレクションから選ばれた石を至近距離から鮮明に撮影した「ISHI」シリーズ写真8点を掲載。ドイツ語、英語、日本語表記。
Echoing Yours | 大西文香
写真家、大西文香によるフィルムカメラで撮影された初となる作品集。木々から溢れ出す光、花や植物、水面を反射する光。眩いほどの光とみずみずしい自然の息吹が綴じられた1冊。500部限定。
いつかの森 | 平澤まりこ
イラストレーター、エッセイスト、アーティストである平澤まりこの作品集。モノタイプ手法による描版画、陶作家の安藤雅信との共同制作による陶彫画など、作品図版81点を収録。美しいフォルムの馬たち、天使と羊、木の根、夜の森。森の中で自由に生きる動物たちと神秘的な気配が収められた1冊。
光の粒子 | かくた みほ
写真家、かくたみほの作品集。フィンランドの深い森の湖畔、凪いだ水面、光差し込むドアの隙間、穏やかな昼下がり、夕焼けと犬たち。日々の情景と光の移り変わりの美しい瞬間を収めた1冊。作品図版65点を収録。
Into the Fire. | Matt Stuart マット・スチュワート
ロンドン出身のストリートフォトグラファー、マグナム・フォトのメンバーでもあるマット・スチュワートによる写真集。メキシコ国境のすぐ北に位置するソノラ砂漠の旧軍事基地であった場所、「スラブシティ」に暮らす人々を撮影。廃材や藁で建てられた家、銃を持つ男、夜のトレーラーハウス、火事の跡と子ども。規律に守られた世界とはかけ離れた、ありのままに生きる人々とその暮らしを捉える。
xx**/windows | 奥山由之 × アーロン・ニエ × 山田写真製版所
写真家、奥山由之による東京都内の窓ガラス越しに見える風景を撮影した写真集『Windows』をもとに、デザイナーが印刷会社とともにアートブックを制作した作品集。奥山由之のカメラレンズを通して捉えられた窓ガラスの模様に似たパターンの繰り返しで構成される。担当のデザイナーはアーロン・ニエ。印刷会社は山田写真製版所。
没後30年 熊谷守一展 天与の色彩 究極のかたち | 平澤広、渡辺浩美他
2007年から2008年にかけて開催された「没後30年 熊谷守一展 天与の色彩 究極のかたち」の図録。植物や動物に対する尊敬と、ささやかな日常に対するあたたかな眼差しが感じられるペインティングや書などを多数収録。池田良平や平澤広らによるエッセイもあわせて掲載。
Franck Muller | 上田義彦
スイスの高級時計ブランド、フランクミュラーのコレクションを写真家の上田義彦が撮影。文字盤の精密で美しいデザインをカラーで掲載。装丁は中島英樹によるもの。