第12回オマージュ瀧口修造 福島秀子展 | 佐谷画廊
1992年に佐谷画廊で開催された展示の展示会カタログ。瀧口修造の下に集まり結成された前衛総合芸術集団、実験工房のメンバーでもあった福島秀子の作品を紹介。油彩、グワッシュ、アクリルなどの図版、大岡信、武満徹、瀧口修造のテキストを収録。
美とかたち 岩宮武二の仕事 | 光村推古書院
写真家、岩宮武二の作品集。活動の拠点であった「大阪」や失われゆく伝承の記録を残した「かたち」、京都の四季の美しさ、造形美を映した「京」など、 多岐にわたる仕事とその軌跡が集約された一冊。 カバーに少スレ、少汚れあり。本文 […]
山口薫展 | 東京ステーションギャラリー
2003年から2004年にかけて東京ステーションギャラリーで開催された「山口薫展」の図録。ペインティング作品をカラーで多数収録する他、自身によるエッセイや詩などを掲載。装丁は葛西薫、宮崎史によるもの。
生誕100年 今竹七郎大百科展 | 西宮市大谷記念美術館
2005年に西宮市大谷記念美術館で開催された展示の図録。昭和初期から日本のグラフィックデザインを牽引した今竹七郎の作品と人物像を紹介。絵画、ポスター、ダイレクトメール、広告、パッケージデザインほか、カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
Greenhouse Studies | Philippe Weisbecker フィリップ・ワイズベッカー
フランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーによる、様々な形状の温室のドローイングを集めた作品集。外の世界から内界を守る目的で形づくられた温室の普遍的な美しさに着目し描かれたドローイングとともに、元となった温室の資料や写真も掲載。
Gigi cerca il suo berretto | Bruno Munari ブルーノ・ムナーリ
イタリアのアーティスト・デザイナーのブルーノ・ムナーリが手がけた仕掛け絵本。家の中のどこかに無くしてしまったジジの帽子を探す物語で、クローゼットの扉や冷蔵庫の中、紙をめくると遊び心溢れる世界がしかけられている。半世紀以上前に作られた、子どもから大人まで楽しめる一冊。 イタリア語表記。
超釈 編集舞ぃ舞ぃ | 米澤敬
松岡正剛らが創設した出版社・工作舎の編集長を努めた米澤敬による「編集」をテーマとした一冊。「デザイン=編集」を先行に制作し、独自の視点から「編集」をキーワードに10章にカテゴライズし、図版とともに解説。装丁は松田行正。
Paul Rand: Inspiration and Process in Design | ポール・ランド
IBMやUPSなど企業ロゴやアートディレクションで知られるグラフィックデザイナー、ポール・ランドのスケッチ、エッセイ、インタビューを纏めた作品集。インスピレーションやデザインプロセスが垣間見えるスケッチは貴重なもの。 英語表記。
Exhibitions | ギンザ・グラフィック・ギャラリー
ギンザ・グラフィック・ギャラリー20周年企画として開催された展覧会「Exhibitions: Graphic messages from Ginza Graphic Gallery & DDD Gallery 1986-2006」の図録。世界23カ国、ベテランから新人まで166名に及ぶ作家から寄せられた作品とメッセージを掲載。収録作家は杉浦康平、勝井三雄、山口はるみ、永井一正、木村勝、戸田ツトム、平野甲賀、横尾忠則、オルガー・マチス、ポール・デイビスほか多数。
Freitag: Individual Recycled Freeway Bags | Lars Muller Publishers
スイスのリサイクルバッグブランド、「FREITAG(フライターグ)」のビジュアルブック。トラックの幌や自転車のタイヤのチューブ、車のシートベルトなどを再利用し、ハンドメイドで作られるバッグの制作過程やそのバッグを愛用する人たちのポートレートなど、視覚的にも楽しめる一冊。背表紙にはバッグの素材が使用されており、一冊ごとに異なる仕様となっている。 英語表記。
Atlas of Brutalist Architecture
建築界で最もパワフルなムーブメントのひとつ、ブルータリズム建築にフォーカスし、9大陸・850以上の建築物を紹介する資料集。マルセル・ブロイヤー、ル・コルビュジエ、カルロ・スカルパ、フランク・ロイド・ライト、ルイス・カーンといった20世紀の巨匠や、アルバロ・シザ、デヴィッド・チッパーフィールド、SANAA、OMAなど現代の建築家が手掛けた建築物を一挙に収録している。 英語表記。
神楽面 | 本田安次、田中義広
日本の伝統芸能研究者、本田安次と田中義広による神楽面の写真資料集。神事において奏される歌舞で身につける面を、山伏神楽、出雲神楽、岩戸神楽など地域別にカテゴライズし、カラー写真で紹介。また、神楽面の歴史、地方ごとの特色などを詳細に解説。
日本仮面史 | 野間清六
美術史家・野間清六が日本の仮面についてまとめた一冊。伎楽面、舞楽面、三行道面、能・狂言面の種類、表情、技巧などの詳細な解説を収録。仮面を通して、日本文化の成り立ちを知る。
CCCP: Cosmic Communist Constructions Photographed | Frederic Chaubin
写真家フレデリック・ショバンの作品集。旧ソ連時代に建てられたモダニズム建築をめぐり、撮影したもの。ヤルタ国立療養所、キエフの科学研究所、トビリシの結婚式場など、約90におよぶ建築物を収録。
ほしいも学校 | 佐藤卓
グラフィックデザイナーの佐藤卓が「ほしいも学校」として地域と進めたプロジェクトをまとめた一冊。干し芋の歴史、パッケージ、製品図解、干し芋にまつわる疑問や人体の作用など幅広く干し芋を探る。400ページを超える大ボリュームの図版、解説を収録。
Japanese Design Since 1945: A Complete Sourcebook
戦後日本のデザインを包括的な視点で纏めた一冊。文化や伝統と深く関わる日本のデザインにインスパイアされたデザイナーの作品を600点紹介。
職人のミクロコスモス Inax booklet | 株式会社INAX
INAXギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。斧鍛冶、刀鍛冶、研ぎ師、塗師、桶屋など、あらゆる職人たちの「仕事場と道具」に焦点をあて紹介。カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
日本の壁 Inax booklet | 株式会社INAX
INAXギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。土壁の作り方、左官職と壁や桂離宮の外壁、迎賓館、さまざまな日本の建築物の「壁」を探る。カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
竹と建築 Inax booklet | 株式会社INAX
INAXギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。箱木家住宅、桂離宮月波楼、有楽園如庵など、竹とその文化とともに建築を紹介。カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
吉田謙吉と12坪の家 劇的空間の秘密 Lixil booklet
舞台美術をはじめ、考現学採集、装幀、文筆業など幅広いジャンルで活躍した吉田謙吉が自ら設計し建てた12坪の自邸について紹介する資料集。12坪の家を基軸に、写真や図面などの豊富な図版資料とともに、「劇的空間」としての独創的でユニークな自邸の秘密を解き明かしていく一冊。
Tokyo Fiber’07 Senseware | 朝日新聞社
2007年に東京とパリで開催された展示の際に刊行されたもの。展覧会ディレクターとして、原研哉が日本の繊維開発技術を世界へと発信する展示の記録。祖父江慎、深澤直人、佐藤卓、隈研吾ら、多岐にわたる分野から「繊維」に関する技術、感性を探る。
The Andean Science of Weaving | Denise Y. Arnold, Elvira Espejo
伝統的なアンデスの織物について紹介した資料集。世界で最も複雑な織物のひとつとも言われているアンデス織物。敷物や衣装などの全体像に加え、緻密な織り模様や、編み方など、豊富な図版とともに紹介。英語表記。
こけし・人・風土 | 鹿間時夫
日本の古生物学者であり、こけし研究家の鹿間時夫がこけしについての知識をまとめた一冊。『木地師』、『蒐集家』、『こけし』の3つの分野について、図版を交えて解説。産地分布図、こけしの系統など、こけしにまつわる風土や人について深く探る。装丁は芹沢銈介。
Salt Bags: Iranian Tribal and Rural Weavings | Nazar Publishing
イランの部族や農村の人々の織り物をテーマにしたビジュアル資料集。羊飼いが放牧中の家畜のために塩を運ぶのに使われた伝統的なバッグを紹介。民話や神話が反映され、それぞれに作り手の個性が現れている。 ペルシア語、英語表記。
Mark Edward Harris: The Way of the Japanese Bath | マーク・エドワード・ハリス
アメリカの写真家、マーク・エドワード・ハリスの作品集。日本で温泉に魅入られたハリスが撮影した「露天風呂」「内風呂」「湯上がり」あらゆる場面がモノクロの写真で収められている。全国各地にある温泉地で温泉に入る人々と、その詩情溢れる風景を写す。
Legacy: The Preservation of Wilderness In New York City Parks | Joel Meyerowitz ジョエル・マイヤーウィッツ
ニュー・カラー派を代表する写真家のひとり、ジョエル・マイヤーウィッツによる写真集。ニューヨーク市に今でも豊かに自然が残る公園を記録したもの。大都会の中で息づく約8700エーカーにも及ぶ広大な緑に、自然の偉大さと美しさを再発見する作品の数々を収録。
八大山人書画集 上・下巻 | 天津人民美術出版社
中国明朝末期から清朝初期の明の皇位継承者であることを隠し、激動の人生を送った画家・書家の八大山人の書画集。山水、鳥や植物、魚、書の作品まで約400点以上の作品を大判の図版で収録。 中国語表記。
Francesco Clemente: Pastelle 1973 - 1983 | フランチェスコ・クレメンテ
イタリアの画家、フランチェスコ・クレメンテの作品集。1984年から1985年にかけてドイツのナショナルギャラリーほか各地で開催された展覧会に際して刊行されたもの。1973年から1983年までに描かれたパステル画を中心とした作品を大型のカラー図版で多数収録。 ドイツ語表記。
Kawabata in Neu York ニューヨークの川端実 | 原田治、新谷雅弘
戦後のニューヨークで活躍した芸術家、川端実について紹介する資料集。川端のアトリエの様子や制作風景を撮影した写真、作品図版、そしてニューヨークでの生活や創作に対する思いについて語ったインタビュー記事を収録。著書は川端実の教え子であった原田治、装丁は新谷雅弘によるもの。
アートへの組曲 追悼・和多利志津子 | ワタリウム美術館
2012年に逝去したワタリウム美術館長、和多利志津子氏の追悼企画として刊行されたメモリアルブック。大橋歩、マリオ・ボッタ、草間彌生、松岡正剛など国内外の名だたるアーティストたちからの追悼文を袋綴じページの中に掲載。また、展示風景や過去の展覧会記録、未完のまま遺された志津子氏によるテキスト「アートへの組曲」の一部も収録。限定800部。
Candida Hofer: Photographie | カンディダ・へーファー
ベッヒャー派を代表するドイツ出身の写真家、カンディダ・へーファーの作品集。1988年、1989年にドイツで開催された展覧会の際に出版されたもの。 英語、ドイツ語表記。
お山のおいぬさま | 鶴巻育子
日本の写真家、鶴巻育子の作品集。狼信仰が受け継がれる武蔵野御嶽山に10年間通い続け、地域の社殿に祀られる「おいぬさま」を撮影したもの。銅製、木製、石造り、痩せ型や丸み帯びた形など、多種多様な姿がどこか愛らしくおさめられている。
ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論 | 淡交社
ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの写真論/絵画論増補版。ロバート・ストア、ベンジャミン・ブクローらによるインタビュー、ヨハン・トルン・プリッカーとの対談ほか、日記、作品図版を収録。
1957-1959 Alex Katz | アレックス・カッツ
アメリカの現代アートの先駆者、アレックス・カッツの作品集。1981年にニューヨークのロバート・ミラー・ギャラリーで開催された展覧会に際して刊行されたもの。1957~1959年に描かれたポートレートを中心とした作品をカラー、モノクロ図版で収録。 英語表記。
日本のアウトサイダー・アート パラレル・ヴィジョン 別冊付属 | 世田谷美術館
1992年から1993年にかけて世界各地を巡回し、日本では世田谷美術館で開催された展覧会「パラレル・ヴィジョン 20世紀美術とアウトサイダー・アート」展の図録。アウトサイダー・アートの作品と20世紀美術を並べ、両者のパラレルな関係を比較考察するというもので、豊富な図版と詳しい解説でアウトサイダー・アートについて幅広く網羅した一冊。別冊で展覧会に合わせて世田谷美術館で開催された「日本のアウトサイダー・アート」展の資料の冊子を付属。
Bauhaus and America: Experiments in Light and Movement
バウハウスが第二次世界大戦後のアメリカの芸術と文化に与えた様々な影響を考察した資料集。ヨゼフ・アルバース、ワシリー・カンディンスキー、アンドール・ワイニンガーら当時の芸術家たちと、ロバート・ラウシェンバーグ、ソル・ルウィットらバウハウスの影響を受けた多くのアメリカ人アーティストの作品を紹介。 英語表記。
New Bauhaus Chicago: Experiment Photography | Bauhaus-Archiv、Museum fur Gestaltung
バウハウスの閉鎖後、アメリカに亡命したモホリ=ナジ・ラースローが、シカゴで開設した教育機関「ニュー・バウハウス」。本書はニュー・バウハウスの写真コレクションで知られるチューリッヒデザイン美術館の2017年に開催された展覧会図録。モホリ=ナジ・ラースローのみならず、写真家ハリー・キャラハンや美術家ジョージ・ケペッシュなどの作品と当時の様々な資料を収録。
Von Ort Zu Ort - 12 Jahre Zu Fuss | Thorsten Baensch & Norbert Schoebel
ルベルト・シェーベルとトルステン・ベーンシュが、12年7カ月の時間をかけて3,000キロ以上を歩いて旅した記録の書。日常的でありながら魅力的な場所を巡り様々な発見をした様子が、写真やテキスト、実際に歩いた場所の地図とともに収められている。当初はブリュッセルから生まれ故郷のミュンヘンまでを辿る予定が、プラハ、ベルリン、ハンブルクを経て、ブリュッセルに戻ることとなった。ドイツ語表記。
Larry Rivers | ラリー・リヴァーズ
アメリカのアーティストであり、画家、ミュージシャン、俳優など多彩な顔を持つラリー・リヴァーズの作品集。1940年代から1980年代までの絵画やドローイング、ミクストメディアなどポップアートの祖父とも呼ばれるリヴァーズの作品を多数収録。 フランス語表記。
没後50年 藤田嗣治展 Foujita: A Retrospective | 東京都美術館 ほか
2018年に東京都美術館と京都国立博物館で開催された展示の図録。パリにおいて名を成し、海外で活躍する日本人芸術家のパイオニアとなった画家・藤田嗣治の絵画作品を中心に、画業とその生涯を紹介。代表的な裸婦画をはじめ、風景画、肖像画、宗教画など100点以上を収録。
Bodycoast | 横山雄
イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍する横山雄の作品集。2020年から2023年の間に描かれた作品63点を収録。踊るように自由に放たれた線から生まれた、人、鳥、猫などの、シンプルでうつくしい描画の世界は、どこまでも見る者の心を惹きつける。
福沢一郎 絵画研究所展 | 板橋区立美術館
2010年に板橋区立美術館で開催された展覧会「福沢一郎 絵画研究所展」の図録。日本におけるシュルレアリスム絵画の原点と言われる作品を生み出した画家・福沢一郎と、ともに福澤絵画研究所をつくり、そこで学んだ約30名の人々による作品と資料を掲載。
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