和田誠 装幀の本 | リブロポート
イラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイストなど多彩な顔を持つ和田誠の仕事の中から、装丁作品に焦点を当ててまとめた一冊。文学、エッセイ、児童書、写真集など幅広いジャンルを網羅し、独自のユーモアと洗練された造形感覚が光る装幀デザインを多数掲載する。書籍の佇まいや読者への視覚的アプローチを、豊富な図版とともに紹介し、和田誠の装幀家としての軌跡をたどる。
ピカソ・ポスター展
1989年に開催された「ピカソ・ポスター展」の図録。オフセット、コロタイプ、シルクスクリーンなど多様なグラフィック技法を用いたポスター作品をはじめ、日本での展覧会に向けて制作されたポスターや陶芸作品などをカラーで多数収録する。大胆な構図と鮮烈な色彩で知られるピカソの表現が、版画や印刷技法を通してどのように展開されたかを辿ることができる内容となっている。
Philips-Twen: Realism is the Score | Jens Muller、Fachhochschule Dusseldorf
グラフィックデザインの重要な仕事を体系的に記録・紹介する『A5』シリーズは、各号で特定のテーマや作家を深掘りするアーカイブ・プロジェクト。デュッセルドルフ専門学校の視覚デザイン研究室とラース・ミュラー社の共同企画によって制作されている。本号の特集はレコード・レーベル「Philips」。1961年から1968年にかけて雑誌『Twen』とPhilipsが共同制作したLPレコード全70点を収録。カール・ゲルストナー、マックス・ビルらが手がけたカバーアートを通じ、当時のデザイン潮流とその革新性を探る。英語、ドイツ語表記。
Emporio Armani Magazine n.9
ジョルジオ・アルマーニによるカジュアルラインとして1981年に誕生したエンポリオ・アルマーニが刊行するファッション誌『Emporio Armani Magazine』第9号。テーマは「LEGENDS(レジェンド)」。時代や文化に影響を与えた人物やスタイルを着想源に、洗練されたファッションフォトを展開する。カメラマンには、ジョルジオ・アルマーニとの長年のコラボレーションで知られるアルド・ファライや、ロバート・エルドマンが参加し、ブランドの美学を象徴する力強いビジュアルを誌面に収めている。英語表記。
Emporio Armani Magazine n.17
ジョルジオ・アルマーニによるカジュアルラインとして1981年に誕生したエンポリオ・アルマーニが刊行するファッション誌『Emporio Armani Magazine』第17号。テーマは「The Body(身体性)」。エンリケ・バドゥレスクの作品を中心に、ラルフ・ギブソン、ナン・ゴールディン、アルド・ファライ、ハーブ・リッツら世界的写真家の作品を収録する。ファッションと身体表現が交差する多彩なビジュアルを通して、身体の美学や存在感を多角的に捉えた構成となっている。英語表記。
アイデア No.287 ジョナサン・バーンブルック | 誠文堂新光社
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.287(2001年7月号)。イギリスのグラフィックデザイナー/タイポグラファー、ジョナサン・バーンブルックを特集し、56ページにわたりオリジナルのデザインワークをフルカラーで掲載する。政治的メッセージや挑発的なタイポグラフィを特徴とする作品群を豊富なビジュアルで紹介。連載には都築響一が登場し、綴込み付録として大竹伸朗の作品も収録されている。
Poster Collection 05: Typotectur, Typography as Architectural Imagery
Lars Müller Publishersが刊行するポスターコレクションシリーズの第5巻。テーマは、タイポグラフィと建築的イメージの融合。街並みや高層ビル、森、タワーなど、多様なモチーフを文字の形状に組み込み、建築的な構造や造形として展開したポスター作品を収録する。アルファベットや記号が立体的に組み上げられ、都市や空間を思わせる表現に変容する様子を、多彩な作例とともに紹介。文字と建築の境界を探る視覚的アーカイブとなっている。英語、ドイツ語表記。
年鑑日本のグラフィックデザイン 1988 | 講談社
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が発行する年鑑『日本のグラフィックデザイン』の1988年度版。全国から集められた広告ポスター、ブックデザイン、ロゴタイプ、パッケージデザインなど、その年を代表する優秀作品を豊富な図版で紹介する。掲載作品は、時代性やデザインの潮流を反映し、次代の指標となるものばかり。序文は亀倉雄策が執筆し、装丁は中村誠が手がけている。
INAYOSHI DESIGN | 稲吉デザイン
CI・グラフィックデザイナー、稲吉紘実による稲吉デザインの仕事をまとめた作品集。多様な企業のロゴマーク、VI、CI、アートディレクションを手がけた実績を紹介し、特にイラストレーター、ジャン=ミッシェル・フォロンとのコラボレーション作品を中心に収録する。巻頭には亀倉雄策、中西元男、坂根進が寄稿し、稲吉のデザイン哲学や仕事の魅力を多角的に掘り下げている。
早川良雄の時代 デザイン都市・大阪の軌跡
大阪ATCミュージアムで開催された「早川良雄の時代 デザイン都市・大阪の軌跡」展の図録。大阪に生まれ、戦後日本のグラフィックデザイン界を牽引した早川良雄の多彩な作品や活動を、フルカラーの図版で紹介する。ポスターや広告、装幀、企業ロゴなど幅広い分野に及ぶ仕事を通して、大阪という都市が育んだデザイン文化とその時代背景を浮き彫りにする内容となっている。
bbabaubaumbaudevin | Erica Baum、Francis Baudevin
アメリカの写真家、エリカ・バウムとスイスのアーティスト、フランシス・ボードヴァンの作品集。2011年にスイス・ローザンヌにあるアートギャラリー、サーキットで開催された展覧会と、ニューヨークのギャラリー、ビューローで開催された展覧会に際して刊行されたもので、2人の作品をそれぞれ34点ずつ収録。英語表記。
デザインの自然学 自然・芸術・建築におけるプロポーション | ジョージ・ドーチ、多木浩二
ジョージ・ドーチによる評論書。私たちが動植物や自然の形態に感じる美しさの源を探り、「かたち」として最も美しいとされるプロポーション比率=黄金率に着目する。生物や植物の形態を比較しながら、その造形がどのように黄金率へと収斂していくのかを解き明かし、自然・芸術・建築を貫く共通の秩序を探求。デザインの視点から宇宙の仕組みや調和の原理に迫る、科学と美学を横断する一冊となっている。
Aldo van Eyck Works | アルド・ファン・アイク
20世紀を代表するオランダの建築家、アルド・ファン・アイクの作品集。建物の見方や視覚的思考、時間と空間、出来事や社会的共存の構造化における独自の姿勢は、1950〜60年代の同時代建築家に大きな影響を与えた。本書は、豊富な原稿、図面、写真を含むアーカイブを基に、全作品を詳細に記録。ヴィンセント・リヒトレイン、ジョセフ・ライクワート、ピーター・スミッソンらによる論考も収録する。オランダ語表記。
Shoowa Design: African Textiles from the Kingdom of Kuba | Georges Meurant
中央アフリカ、現コンゴ共和国にかつて存在したクバ王国のショワ族によるテキスタイルデザインを紹介する一冊。数世代にわたり受け継がれてきた複雑な幾何学模様の刺繍布を中心に、その制作技法や文化的背景を解説する。資料写真やイラストレーションも豊富に収録し、独自の美意識と造形感覚を伝えている。英語表記。
京都 | 岩宮武二
写真家・岩宮武二による京都の作品集。古都の自然や文化遺産を、「春夏秋冬」「暮らし」「庭・茶」「寺社・祈り・仏像」の4章構成で収録し、多面的な魅力を映し出す。四季折々の風景から人々の営み、庭園や茶の空間、寺社建築や仏像まで、静謐かつ印象的な視点で切り取られている。序文は随筆家・岡部伊都子によるもの。観賞用別刷り写真4枚を付属。
ガラスの家 ダルザス邸 La Maison de Verre | Pierre Chareau ピエール・シャロー
フランスのデザイナー、ピエール・シャローが設計した〈ガラスの家〉(ダルザス邸)を紹介する写真資料集。外観・内観に加え、詳細な図面や素材まで、多角的にその全貌を追う。企画・撮影は建築写真家の二川幸夫が担当し、豊富な図版資料を通して20世紀建築の名作の魅力を伝えている。
WA, The Essence of Japanese Design
日用品、パッケージ、インテリア、照明器具など、約300点の作品を通して、現代の日本のデザインを紹介する写真資料集。モノに焦点を当て、日本におけるデザインと素材の強い結びつきを強調しながら、素材別に分類。柳宗理、倉俣史朗、深澤直人、吉岡徳仁など、日本を代表するデザイナーの作品を紹介するほか、原研哉による日本のデザインに関するエッセイも収録。英語表記。
季刊 is 不揃13冊セット | ポーラ文化研究所
ポーラ文化研究所が刊行した雑誌「季刊 is(Intellect & Sensitivity)」の不揃い13冊セット。「物語伝説」「空中遊戯」「編集プロダクト」など、各号で異なる特集テーマを掲げ、専門家による論考や対談、エッセイ、豊富な図版資料を掲載。多角的な視点から文化や感性を探る内容が展開されている。
New York 1960 | Robert A.M. Stern ほか
1500点以上の写真と図面で、世界の舞台に立ったニューヨークの輝きと変貌を記録する写真資料集。第二次世界大戦後、急速な再開発と都市拡張の中で築かれた多様な建築群を、地理的区分ごとに体系的に紹介。マンハッタンの摩天楼、グリニッジ・ビレッジの文化的息吹、チェルシーやハーレムの個性ある街並みまで、各地区の歴史と魅力を織り交ぜながら、都市計画と景観の変遷を視覚的かつ包括的に伝える。英語表記。
Finnvavs bokken | Anita Josephson
スウェーデンの伝統織物「フィン織」を紹介する作品資料集。現代的なフィン織の技法解説に加え、愛らしいモチーフを用いたパターンや多彩な作例を掲載。織りの魅力と可能性を、図案とともに幅広く伝えている。スウェーデン語表記。
Louis I. Kahn: In the Realm of Architecture ペーパーバック版 | ルイス・I・カーン
20世紀建築史において独自の地位を築いたアメリカの建築家、ルイス・I・カーン(1901–1974)の創作と思想を包括的に検証する写真資料集。モダニズムの理念を踏まえながらも、古典的形態と光の造形を融合させ、詩的かつ構造的な建築言語を確立したカーンの軌跡を、豊富な写真と精緻な分析で紹介。1925年から1974年までの全作品・プロジェクトを網羅する年表に加え、各時代の建築的意義を批評的に論じている。英語表記。
李王朝時代の刺繍と布展 | 北海道立近代美術館ほか
1995年に各地を巡回した展示会「李王朝時代の刺繍と布 希いをぬう 喜びをつなぐ」展の図録。韓国刺繍博物館のコレクションのなかから、李王朝時代の刺繍作品と、伝統的な「包む」文化のなかで生まれた布「ポジャギ」を紹介。洗練された色彩と、韓国の伝統衣装のデザインに通底する造形感覚を感じることができる一冊。
漆人 角偉三郎の世界
漆器作家・角偉三郎の作品世界を紹介する一冊。「漆人 角偉三郎遺作展」にあわせて刊行され、椀や鉢、盆といった日常の器から、パネル作品、書、版画まで、多彩な表現で漆の可能性を探った仕事を収録。彩り豊かな作品図版に加え、解説や対談を通して、その創作理念と人柄にも迫っている。
Giuseppe Terragni: Opera Completa 1925-1943 | ジュゼッペ・テラーニ
イタリア合理主義建築を代表する建築家、ジュゼッペ・テラーニの1925年から1943年までの全作品とプロジェクトを網羅した作品集。1987年初版の調査を基にした第2版で、現存する建築は刊行当時に新たに撮影され、カラーで掲載。代表作〈カーサ・デル・ファッショ〉をはじめ、スケッチ、図面、竣工当時の写真、外観・内装の記録、さらに現代の写真まで膨大な図版を収録する。イタリア語表記。
The Structure of Weaving | Ann Sutton
イギリスのアーティスト、アン・サットンによる、織物の構造と表現を体系的に探る一冊。サテン、モックレノ、ハニカム、ダブルクロスなど多様な組織を取り上げ、テキスタイル作品の実例や組織図とともに解説。織りの理論と実践をわかりやすく示し、技法の理解と応用を深められる内容となっている。英語表記。
趣味と芸術 謎の割烹 味占郷 | 杉本博司
2013年9月より「婦人画報」誌上で掲載された杉本博司による人気連載「謎の割烹 味占郷」を書籍化。杉本博司が謎の割烹店亭主に扮し、想像上の割烹・「味占郷(みせんきょう)」で、多彩なジャンルで活躍する著名人をゲストに招く。ゲストのパーソナリティに着想を得て、著者自ら料理の腕を振るい、古美術品のコレクションを取り合わせる、写真と文章で構成された「もてなしの物語」。食文化や美術のみならず、芸能、宗教、歴史観、人生観など、稀代の現代美術作家の視点で切り取られた「日本人の心性」を考える上でのヒントがちりばめられた一冊。
アート オブ シンプルフード | アリス・ ウォータース
オーガニック料理の第一人者として世界的に知られる料理家・食育研究家、アリス・ウォータースによるレシピ集。ソースやサラダ、パンなどの作り方を解説する「レッスンと基本レシピ」と、300種類におよぶシンプルで安全なオーガニック料理を紹介する「毎日の料理」の二部構成。日々の食卓に取り入れやすく、長く愛用できる基礎的な料理書としてまとめられている。
Geometric Design in Weaving | Else Regensteiner
バウハウスの理念を受け継いだアメリカの織物作家・教育者、エルゼ・レーゲンシュタイナーによる、グラフィックデザインの研究と織物技法の探究を融合させた指南書。第1部ではデザイン理論や古典的比例の美学と科学を解説。第2部では幾何学的デザインを魅力的なテキスタイルへと応用する多様な手織り技法を紹介。第3部では4枚綜絖および多枚綜絖機による多彩な機械織り技法を取り上げる。各章には明快な写真、図解、精確な織り図と手順が付され、初心者から熟練者まで活用できる内容となっている。英語表記。
Textiles of Indonesia | The Thomas Murray Collection
40年以上にわたって収集されたインドネシアの織物の写真資料集。スマトラ島のバタックやランプン地方、ボルネオ島のダヤック、スラウェシ島のトラジャの織物に特に注目し、スンバやティモールなどの島々の珍しい織物も紹介。何世紀にもわたって行われてきた染め、織り、ビーズ細工の技法の複雑な伝統や、歴史的背景、古代の図像についても解説。 英語表記。
Arts & Crafts Carpets | Malcolm Haslam
9世紀後半に興ったアーツ・アンド・クラフツ運動におけるカーペットデザインを網羅的に紹介する資料集。ウィリアム・モリスやチャールズ・ヴォイジーをはじめとする主要デザイナーの作品を中心に、製造者や製作過程にも言及。カラー・モノクロを合わせた200点以上の図版とともに、その意匠の魅力と歴史的背景を詳しく伝えている。
Katachi 日本のかたち | 岩宮武二
写真家・岩宮武二が、日本の伝統的な美を象徴する「かたち」を捉えた作品集。障子や扇子、提灯、五重塔、下駄、櫛、能面など、多彩な造形を紙、木、竹など素材ごとに分類し、モノクロームの図版で紹介。造形美の背景にある文化や素材の特性を静かに映し出し、日本の美意識を再発見させる内容となっている。
樂茶碗の400年・伝統と創造 | サントリー美術館
1998年、ヨーロッパ3カ国を巡る巡回展の帰国を記念し、サントリー美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された図録。桃山時代より樂焼の茶碗づくりを継承してきた樂家の初代から十五代まで、歴代の作品を解説とともに収録し、400年にわたる伝統と創造の歩みを辿る。
滅びゆく民家 屋根・外観 | 川島宙次
建築家・川島宙次による、日本の伝統的民家を記録・解説した建築資料集。屋根や外観に焦点を当て、屋根葺きの種類、壁面の構成、開口部の仕組みなどを豊富な写真や模式図とともに紹介している。失われつつある民家の構法や意匠を伝える内容となっている。
くらしの宝石 | 具本昌
韓国を代表する写真家、具本昌(クー・ボンチャン)の作品集。16年を経て新装復刊された本書は、日々すり減り、やがて消えてしまう「石鹸」を被写体に収めている。刻まれた線や変色、時に思いもよらぬ形を見せるそれらは、石のようでいて石ではなく、儚く消える運命を帯びた存在。52点の石鹸の図版を通して、日常の中に潜む造形の妙と時間の痕跡を静かに伝える。序文・装丁は山口信博。日本語、英語表記。
フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展
フィンランド独立100周年を記念し、2017年に開催された展覧会の公式図録。独立以前の装飾芸術から現代に至るまで、約100年にわたるフィンランド・デザインの歩みを6つのセクションで構成。各時代を代表するデザイナーや、その活動を支え育ててきた企業の取り組みに焦点を当て、多彩な作品とともに紹介している。
Ripsvavar | Laila Lundell
スウェーデンの伝統的な織物技法「畝織り(Ripsväv)」を紹介する作品資料集。織り方の基礎から応用までを丁寧に解説し、古典的なパターンから現代的なデザインまで幅広く収録。組織図や織りの細部写真も豊富に掲載し、実践的な参考資料としても充実した内容となっている。スウェーデン語表記。
Atelier Bow-Wow and Didier Fiuza Faustino: La Maison Magique
2016年にパリ日本文化会館で開催された展覧会のカタログ。循環型のものづくりという理念のもと、日本の建築ユニット〈アトリエ・ワン〉とフランスの建築家ディディエ・フューザ・フォスティノが協働したプロジェクトを紹介。建築とアートの境界を横断する試みとして注目された本作の展示風景、制作過程、設計図など、多角的な視点から記録している。フランス語、英語表記。
小倉織復元30周年 築城則子 縞の今 | 北九州市立美術館
2014年に北九州市立美術館で開催された展覧会の図録。江戸時代より主に袴や羽織、帯の生地として珍重され、全国的にもその名を知られていた「小倉織」。本書は歴史の混乱の中で一度は途絶えた小倉織を現代に蘇らせた、北九州市出身の染織家、築城則子による新旧作の作品群を包括的に紹介するもの。伝統を守りつつ、現代に息づく新しい縞の世界を堪能できる一冊。
生活工芸 new standard crafts | 生活工芸プロジェクト
2010年、金沢21世紀美術館で開催された「生活工芸」展にあわせて刊行された作品集。暮らしの中で使われる工芸を「生活工芸」と位置づけ、18人の選者が各分野から選び抜いた約100点のアイテムを収録。器や家具、日用品など、それぞれの道具が持つ形や素材感を、美しい写真と解説、キーワードで紹介している。大橋歩、深澤直人らによるエッセイも掲載され、現代における工芸の意味や可能性を多角的に探る内容となっている。
現代の建築家 伊東豊雄 風の変様体
建築家・伊東豊雄の作品資料集。雑誌『SD』8609号に掲載された特集記事を、上製本として再編集・保存版化した一冊。〈西条の家〉〈風の塔〉〈シルバーハット〉〈東京遊牧少女の包〉など、初期から代表的な建築をカラー・モノクロ図版と解説で紹介。伊東が追求してきた「風」のように変化する建築の思想と、その実践の軌跡をたどる内容となっている。
山是山水是水 | 高仲健一
画家で陶芸家の高仲健一によるエッセイ集。山里での暮らしを題材に、日々の出来事を軽やかな筆致で綴った文章に、ユーモアあふれる挿絵や漢詩の一節を添える。素朴さと洒脱さが交差する構成で、著者自身による装丁も味わいを深めている。
The Wright Space: Pattern and Meaning in Frank Lloyd Wright’s Houses
近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの住宅建築を、空間構成と意匠に込められた意味から読み解く建築資料集。タリアセン、落水荘、カリフォルニアの住宅など代表作を取り上げ、平面図や立面図、室内の様子を捉えたモノクロ図版とともに解説する。ライト建築の造形美と思想を探る内容となっている。英語表記。
フランク・ロイド・ライト全集 第6巻 モノグラフ 1937-1941 | 二川幸夫
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトのモノグラフ。800を超える作品の中から、1937年から1941年の時期に制作された作品の写真、図面、テキストを収録。ポール・ハンナ邸、タリアセン・ウエスト、テンポラリー・サン・トラップ・レジデンスなどを紹介している。