The IBM Poster Program: Visual Memoranda | Robert Finkel、Shea Tillman
米国のコンピュータ関連企業、IBMの社内向けポスターを集めた資料集。社内のコミュニケーションやイニシアチブを高めるためのプラットフォームとして開始したポスタープログラムを、ミッドセンチュリーの企業グラフィックデザインの中でも最もクリエイティブな例として紹介。ポール・ランドが手がけた象徴的なIBMのロゴマークやコーポレートデザインガイドを、社内のデザインチームが活用していたことが伺える。 英語表記。
Fashionary Bag Design: A Handbook for Accessories Designers
バッグのデザインについてのハンドブック。古代から現代までの360以上のバッグスタイルと、260以上のバッグの詳細と装飾、材料やケア、さらには60以上の展開図、素材や構造からブランドの位置付けや見本市に至るまで、実用的なバッグのデザイン情報を網羅した一冊。
Munari's Machines / Le Macchine Di Munari | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる絵本。1942年にイタリア語で出版された絵本「ナンセンスの機械」を英語版に再現したもの。アラームの鳴る目覚まし時計を止める機械、疲れた亀のためのモーターなど、様々な運動を連続させることで機能するユニークな機械の数々を紹介。 英語、イタリア語表記。
Bruno Munari: Cappuccetto Verdo | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる絵本。ムナーリが監修した「Tantibambini」シリーズで発表された「色」がテーマとなった物語。緑を身に纏った「緑ずきんちゃん」が、深い緑の森へ進む、その影から黒い狼が狙う、その先は...。伝統的なおとぎ話に遊びを加え、新たな物語の世界を創り出した一冊。 イタリア語表記。
Bruno Munari: Mai Contenti | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリが手がけた絵本。邦題『ぞうのねがい』の原書。象や鳥など様々な動物が、なりたい動物を想像している姿を、小窓を開いて覗き見る仕掛けが施されている。 イタリア語表記。
ファッション史の愉しみ 石山彰ブック・コレクションより
2016年に世田谷美術館で開催された同名展示の図録。西洋服飾史研究家・石山彰のコレクションを中心に、16世紀から20世紀初頭にかけてのファッション・ブックとファッション・プレート、および服飾史研究書や明治時代の錦絵を紹介。ファッションであり画家の作品であり版画であるという、さまざまな要素が複合する魅力に迫った一冊。
色彩論 完訳版 | 工作舎
ドイツの文豪として知られているゲーテによる、色彩現象を研究した大著。色彩の基礎理論やニュートンの色彩論への批判、色彩論の歴史について包括的にまとめている。教示篇・論争篇と歴史編、図版集の全3巻セット。世界初の完訳版。
Ed Fella: A Life in Images | エドワード・フェラ
アメリカのアーティストでありデザイナー、エドワード・フェラの60年間にわたるキャリアをまとめた資料集。アートワーク、スケッチ、イラストレーション、写真などをフルカラーで収録。序文はキャサリン・マッコイ、リック・ポイナーらによるエッセイも併せて掲載。 英語表記。
Wim Crouwel: Alphabets | ウィム・クロウェル
オランダのグラフィックデザイナーで書体デザイナーの、ウィム・クロウェルの作品集。氏が手がけたポスター作品に加え、グリッドとドットを用いた実験的なアルファベットをはじめする書体デザインをカラーで多数収録。英語表記。
横尾忠則の全ポスター | 誠文堂新光社
グラフィックデザイナー、横尾忠則が描いたポスター作品集。横尾氏の出発点とも言われるポスター作品を年代順で辿るとともに、その創作活動の歴史や背景を美術評論家、倉林靖が解説。
メアリー・ブレア展 | 東京都現代美術館
2009年に東京都現代美術館で開催された展示の図録。米国のイラストレーター・絵本作家、メアリー・ブレアの作品を紹介。ウォルト・ディズニー社における色彩設計の仕事、独立してから手掛けた絵本の挿絵やパッケージデザインなど、ブレアのキャリアを包括している。
BORO つぎ、はぎ、いかす。青森のぼろ布文化 | 小出由紀子、都築響一
小出由紀子と都築響一が、民俗学者・田中忠三郎のコレクションから青森の衣服・寝具「ぼろ」を紹介。寒さと貧しさの中から生まれたサバイバルのかたち、奇跡のテキスタイル・アートである“ぼろ”を、都築響一の撮り下ろしの写真で多数掲載している。
Frank Lloyd Wright: Master Works | フランク・ロイド・ライト
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトの作品集。グッゲンハイム美術館やタリアセン・ウエスト、落水荘など、代表的な38の建築物を写真やドローイングなどの豊富な図版で掲載。 英語表記。
柳宗理のデザイン 美との対話 | 島根県立美術館
2020年に島根県立美術館で開催された展覧会の図録。戦後の日本を代表するインダストリアルデザイナー、柳宗理が手がけてきた様々なプロダクトから山陰地方との深い関わり、世界各地で蒐集した民藝品の数々を豊富な図版とテキストで紹介。
Shaker: Life, Work, and Art ハードカバー版 | June Sprigg、David Larkin
シェーカー教徒の暮らしとものづくりに密着した写真集。建築や、テーブルや机などといった家具、機織り機やキッチン道具など、シンプルでありながら実用的なくらしを230点以上のカラー写真で紹介。
建築模型とその提案書展 | TOKYO DESIGNERS WEEK 2014
「建築模型とその提案書展」の開催とともに刊行されたもの。藤森照信、隈研吾ら13名の建築家によるインタビューや、建築模型、そして提案書を豊富な図版とともに紹介。発案から建築物が作り上げられるまでのプロセスを通して、建築家たちの思考を探ることができる一冊。
1×1=2 二人の仕事 | 澄敬一、松澤紀美子
作家の澄敬一と松澤紀美子による作品集。古材などを素材を組み合わせ、独創的なオブジェをつくり続ける作家、澄敬一と、布を用いて生活に根づいた作品をつくる作家、松澤紀美子の2人による日常やものづくりへの思い、仕事への姿勢をテキストや写真を用いて紹介。
ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 美しい生活をもとめて
2018年に開催された同名展示の図録。英国有数の壁紙会社サンダーソン社が所蔵するウィリアム・モリスを中心とした貴重な壁紙や版木など約130点を紹介。19世紀に隆盛期を迎えた、モリス以前からアーツ・アンド・クラフツ運動に至る英国壁紙デザインの変遷をたどる。
DOMA 秋岡芳夫展 モノへの思想と関係のデザイン
2011年に目黒区美術館で開催された同名展示の図録。童画家、工業デザイナー、木工家、道具の収集家など多彩な顔をもつ秋岡芳夫の活動の軌跡を紹介。伝統と現代を融合させる、ユニークでユーモアあふれる思想と方法論を紐解く。
Arbeiten / Works 2013-2016 | Kai Schiemenz
Kai Schiemenz(カイ・シーメンツ)の展覧会「Große und Kleine - Pistazie/Malve/Koralle(Large and Small: Pistachio/Mallow/Coral)」に合わせて出版されたもの。ベルリンの地下鉄ネットワークのタイルを生産するメーカーと合同で制作したガラスやセラミックによる作品などを収録し、建築が人々に与える影響を考察する。 英語表記。 全体的に状態良好。
Casa O’Gorman 1929 | Juan O’goman、Xavier Guzman Urbiola、Toyo Ito
メキシコの建築家であり画家、ファン・オゴールマンの研究書。1929年に設計を開始し、1931年に完成したオゴールマンの自邸の修復プロジェクトをまとめたもの。妥協を許さない過激さと厳格な機能性を備えており、メキシコにおける前衛建築の先駆者としてのオゴールマンの姿を明らかにしている。 英語表記。
建築の20世紀 終わりから始まりへ | 東京現代美術館
1998年に東京現代美術館で開催された展示にあわせて刊行された図録。過去100年間を振り返り著名な建築作品を、カラー・モノクロ含む300点以上の豊富な図版とともに紹介。20世紀の建築の資料集的一冊。
A Book by Anselm Kiefer | アンゼルム・キーファー
ドイツ出身の画家、アンゼルム・キーファーの作品集。1974年にノルウェーの海岸で過ごした風景から制作された水彩画のシリーズを紹介。深い海の青、荒れた海と船、氷山、そしてヌードの女性へと移り変わっていく。キーファーが制作した2冊の本、65点の水彩画の複製の図版を収録。 英語表記。
ライフ=ワークス=プロジェクト クリストとジャンヌ=クロード 新版 | 柳正彦
布で建造物を包むなど、大規模な野外プロジェクトで知られる現代美術作家、クリストとジャンヌ=クロードの作品集。2人にがこれまで手がけてきた数々のプロジェクトの制作の裏側や過程を、ドローイングや写真などの豊富な図版とテキストで紹介。本書は2009年のジャンヌ=クロードの死後に、クリストが完成させた2つのプロジェクトを収録した新版。
Axel Hoedt: Fast Nacht | アクセル・ホーデ
ドイツ人フォトグラファー、アクセル・ホーデの作品集。カーニバルの風景をテーマとして南西ドイツ、オーストリア、スイスにて撮影。全身藁に包まれた人、刺繍された布で顔を覆い隠すマスク、仮面と作り込まれた衣装など、様々なカーニバルの姿を写す。 ドイツ語表記。
創造の記録 | 野口里佳
写真家、野口里佳の作品集。初期作品である「城を」「座標感覚」「創造の記録」の3部作に未発表作品の「無題」2点を加えて編集したもの。野口が学生時代に撮影した独特の構図と感性が光る写真をモノクロで収録。限定1000部刊行。
ピカソ・ポスター展
1989年に開催された、「ピカソ・ポスター展」の図録。オフセット、コロタイプ、シルクスクリーンなど、様々なグラフィック技術を駆使した作品とともに、日本での展覧会に向けて作成されたポスターや陶芸作品などをカラーで多数収録。
Radiant Matter | Marjolijn Dijkman
オランダを拠点に活動するアーティスト、マジョリム・ダイクマンの作品集。天文学、宇宙論、医学、技術、人類学などの様々な分野から選ばれた250以上の図版と詩的なエッセイで構成。ページをめくり進めるとともにグラデーション状に変化していく図版のカラーは、科学的観測でみられる宇宙マイクロ波背景放射に基づくもの。
Study in Green 緑色の研究 | 勝本みつる
美術家、勝本みつるの作品集。2002年から制作されているシリーズ「study in green」をはじめ、「living things」、「a birth」などを収録。毛玉の糸や、ふわふわのマリモのような緑の物体が、箱の中やイラスト、写真、あらゆる素材と組み合わせて表現される。
Untitled Overgrowth | Lukas Hoffmann
ベルリンを拠点に活動する写真家、ルーカス・ホフマンの写真集。アスファルトや、廃材、建物のファサードなど、一見無機的なイメージのなかには、人工的に作られた空間を覆うように生い茂る植物など、人間の痕跡が残る。2012年にベルリンで撮影された「Hecke bei Malchow」を印刷した別紙付属。ドイツ語・フランス語・英語表記。新刊書籍。
Martin Parr: Kleingaertner | マーティン・パー
イギリスのドキュメンタリー写真家、マーティン・パーの作品集。ドイツのデュッセルドルフとクレーフェルトにある5つのアロットメント(市民農園)を撮影したもの。有機栽培の果物や野菜を作る親子や夫婦の姿を愛情深く記録した1冊。 英語表記。
ヴァザルリ 色彩宇宙の変奏曲 | 西武美術館
1981年に西武美術館で開催された展示「ヴァザルリ 色彩宇宙の変奏曲」の図録。オプ・アートの先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリの作品を、新作、旧作、タペストリー、コラージュ、レリーフ、原子力発電所などといったカテゴリーに分け多数収録。中原佑介によるテキストの他、ヴァザルリの言葉なども併せて掲載。
池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡 | 山梨県立美術館ほか
2010年に山梨県立美術館ほかで開催された展覧会「池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡」展の図録。戦後アヴァンギャルド世代を代表する画家であり、日本前衛美術史の証人でもある池田の初回顧展として、戦後から現在に至るまで60年を超える画業と時代の軌跡を辿る一冊。
小夜子 | 横須賀功光、山口小夜子
写真家・横須賀功光がファッションモデル・山口小夜子を撮影した写真集。賛助出演には宇崎竜童、装丁は太田和彦、プリンティングディレクターは中村誠、巻末のテキスト「着々抄」の構成は松岡正剛と制作も豪華な布陣。世界にも類を見ない妖艶な佇まいには、思わず息を呑む。
Werk Magazine No.15: Under The Influence Curated by Yasushi Fujimoto
シンガポール発のヴィジュアルマガジン「WERK」の第15号。2007年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された、デザインオフィスCap代表・藤本やすしプロデュースによる展示「WELCOME TO MAGAZINE POOL/雑誌デザイン10人の越境者たち」に併せて刊行されたもの。デヴィッド・カーソン、羽良多平吉、服部一成、M/M(Paris)、横尾忠則、ヨルゴ・トゥルーパスなど10名のアーティストやデザイナーが参加。表紙は耐久性に優れた塗料を用い、一つ一つ手で塗られている。限定1000部発行。
表裏異軆 杉浦康平の両面印刷ポスターとインフォグラフィックス | 新宿書房
神戸芸術工科大学で開催された「杉浦康平インフォグラフィックス・ポスター展」を機に刊行されたもの。展示空間の再現とその記録、選出された12種16点のポスターを両面印刷にて紹介。カラー・モノクロ含む図版、解説、杉浦康平のインタビューを収録。
Hullen Fullen: Verpackungsdesign Zwischen Bedarf und Verfuhrung
1994年にスイスのチューリッヒデザイン美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。1800年代後半から1900年代のパッケージデザインをテーマに紹介。缶詰、レトルト食品、お菓子、歯磨き粉、タバコ、などあらゆるパッケージデザインを、カラー・モノクロ含む豊富な図版、テキストにて収録。 ドイツ語表記。
木村勝のパッケージディレクション | 六耀社
パッケージデザインのみならず、CIデザイン、商品開発などあらゆる分野で活躍しているデザイナー/アートディレクター、木村勝の作品集。
日本印刷文化史 | 著者名
印刷博物館が日本の印刷文化についてまとめた一冊。奈良時代、印刷のはじまりから中世、近世、現代ほか時代ごとの5部構成で紹介。浮世絵の登場や寺子屋での教育、社会を導く印刷物など、図版を用いた解説を収録。1200年以上におよぶ日本の印刷文化を歴史とともに探る。
トマシェフスキ展 世界を震わす詩学 | ヘンリク・トマシェフスキ 図録
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された「トマシェフスキ展 世界を震わす詩学」図録。ポーランドのポスターデザインを牽引したデザイナー、ヘンリク・トマシェフスキのポスター作品やドローイングなどを多数紹介。矢萩喜従郎による解説評論も併せて収録。
All About Niagara 1973-1979 | 大瀧詠一
音楽家・大瀧詠一が主宰するレーベル「ナイアガラ・レーベル」のすべてを語るアーカイヴブック。同レーベルからリリースされたレコードのディスコグラフィ、ライナーノーツ、そして大瀧自身によるエッセイを多数収録。
ハートカクテルから20年 わたせせいぞう展 彩と詩で伝える心の響き | 横浜高島屋ギャラリー
2002年に横浜高島屋ギャラリーで開催された展示の図録。漫画家、イラストレーターとして活躍する、わたせせいぞうの漫画作品「ハートカクテル」をはじめ、企業広告、雑誌、新聞、カレンダー、テキストを収録。
Message | 佐内正史
写真家、佐内正史の作品集。懐かしさと現在が共存する何気ない街並みの写真を大型のカラー図版で多数収録。本書のタイトルでもある「メッセージ」を、言葉ではなく写真を通して感じられる一冊。