Ilya Kabakov: The Man Who Never Threw Anything Away | イリヤ・カバコフ
旧ソ連(現ウクライナ)出身で、妻エミリアとのコラボレーションでも知られるロシア前衛芸術家、イリヤ・カバコフの作品集。絵本の挿絵画家から監視下での非公式な芸術活動、そして国際的な評価を得るまで、絵画やドローイング、アルバム、スケッチ、インスタレーションなど、290点の図版とともに作家自身による解説も収録。 英語表記。
The Neubad Plakat | Slanted
「ポスターの街」と称されるスイスの都市、ルツェルンにあるノイバッドカルチュラルセンターのポスターを集めたアートワーク集。先進的なイラストレーションと実験的なタイポグラフィによるミニマルでモノクロのポスターを多数掲載。 英語、ドイツ語表記。
Palette Mini Series no.4: Neon | Victionary
アーティストやデザイナーのための「色」をテーマとした参考書シリーズ第4巻。本書は「蛍光色」を巧みに使ったプロジェクトに焦点を当てており、スポットカラーや蓄光インク、興味深い印刷技術による様々なクリエイティブの手法が収録されている。 英語表記。
From Switzerland | Jon Dowling、Celine Leterme
イギリスの出版社、Counter-Printが様々な国のデザインやクリエイティブを紹介するシリーズ本のスイス版。スイスを拠点とする17のデザイン会社が手がけたグラフィックやポスターなどを豊富な図版資料で紹介。 英語表記。
No Big Deal | 佐藤豊
グラフィックデザイナー、佐藤豊によるZINE。2011年から2022年までに手がけたグラフィックやスケッチ、写真などの作品をコラージュのように配置して掲載。10部限定刊行。作家自身による直筆サインあり。
日本の文様 風月 4 | 淡交社
吉田光邦、木村重信、八木一夫、田中一光ら編纂による、日本の風土をモチーフにした文様集第4巻。「太陽」「月」「雲」「波」ほか、風月をとらえたデザイン、文様を種類別にカテゴライズし紹介。着物や漆工などに用いられた文様の図版を収録。
河野鷹思のグラフィックデザイン | 東京国立近代美術館
2005年に東京国立近代美術館で開催された展示会「河野鷹思のグラフィックデザイン」の図録。戦前から戦後にいたる映画や商業用ポスターなどを多数収録し、河野鷹思の多彩な活動の軌跡をたどる。
Le Service Shell A Travers Le Sahara | Philippe Weisbecker フィリップ・ワイズベッカー
パリを拠点に活動するアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーの作品集。富裕層向けの『サハラの自動車・航空観光ガイドブック』から着想を得て、行政施設、トラック、モスク、ポンプなどを描いたもの。 英語、フランス語表記。
Untitled Specimen Book | Klim Type Foundry
ニュージーランドのタイプファウンドリー『Klim Type Foundry』の書体見本。「Untitled Sans」「Untitled Serif」の書体見本、タイプデザイナーのクリス・サワーズビーとクリエイティブディレクターのディーン・プールによるインタビューを収録。 英語表記。
ザ・キムラカメラ | 木村恒久
グラフィックデザイナー、木村恒久の作品集。奇抜なモチーフで独自のフォトモンタージュの世界を追求し続けた木村恒久が手作業で合成した、現代の風刺的なものを感じさせるアートワーク150点を収録。
Gabriel Orozco: An Island Is A Circle | ガブリエル・オロスコ
メキシコを拠点に活動するアーティスト、ガブリエル・オロスコの作品集。絵画やドローイング、そしてバリのアーティストと共に制作された石灰岩の彫刻作品を紹介したもの。オロスコがバリに滞在しながら制作し、その過程を収めた写真も多数収録している。 英語表記。
白髪一雄 Kazuo Shiraga: A Retrospective | 東京オペラシティ
2020年に東京オペラシティで開催された展示の図録。昭和の前衛美術を牽引した芸術家集団・具体美術協会のひとりでもあった画家、白髪一雄の作品を紹介。油彩、水彩、フットペインティング、アーカイブフォトや未紹介ドローイングなどの作品や、解説を収録。
Georges Rousse, 1981-2000 | ジョルジュ・ルース
フランスのアーティスト、ジョルジュ・ルースの作品集。廃墟空間の天井や壁に遠近法を巧妙に利用した絵を描き、それを写真に撮ることで立ち現れる作品を収録。 スペイン語・英語表記。
Henry Darger’s Room 851 Webster | ヘンリー・ダーガー
アウトサイダー・アートの代表的な作家として知られるアメリカの画家、ヘンリー・ダーガーが暮らした部屋の写真集。部屋の内外観や製作道具、コレクション、ヴィヴィアン・ガールズの原稿などをカラーとモノクロで掲載。
中村宏画集 望遠鏡からの告示 | 現代思潮社
日本の画家、中村宏の画集。1955年から67年における作品を自選して収録するほか、「呪わるべし超現実主義」「魂は独裁する」「土地と魂と地平線」などのエッセイをあわせて収録。序文「常に遠のいていく風景-中村宏のために-」は澁澤龍彦によるもの。
血と薔薇 全3号 復原 | 澁澤龍彦
澁澤龍彦を責任編集に迎え、三島由紀夫・土方巽・種村季弘・松山俊太郎・稲垣足穂・埴谷雄高など豪華な執筆陣が寄稿した雑誌「血と薔薇」、白順社から発行された全3号復原版。人間活動としてのエロティシズムを、偏見なしに真正面から取り上げた、遠慮なき反骨精神に満ちた記事を多数収録。
トゥールーズ=ロートレック展 | 三菱一号美術館
2010年に三菱一号美術館で開催された展示の図録。後期印象派画家、トゥールーズ=ロートレックが19世紀後半の華やかなパリの姿を描いた作品群を紹介。油彩、ドローイング、リトグラフなどの180以上の作品図版、日本美術との接点、解説などを収録。
HOBO: Shimpei’s Geographic 1964-1997 | 浅井慎平 写真集
ポスター・新聞・雑誌広告など多くの分野で活動する写真家・浅井慎平の作品集。30年にわたる写真家生活のなかで代表作を集めたもの。ポートレートや静物写真などをカラーで多数収録。
横尾忠則コラージュ 1972-2012 | 国書刊行会
美術家、横尾忠則のコラージュ作品集。1972年から2012年までに制作された全コラージュ作品をオールカラーで収録した、ファン必携の一冊。
日本字デザイン | 佐藤敬之輔
日本語のタイポグラフィを広範に扱った解説書。レタリングの基礎から漢字の歴史、漢字の構成、書体、そしてひらがな、カタカナ、活字に至るまで、あらゆる日本語書体のデザインを佐藤敬之輔が解説する。
ムーン・トラックス タイガー立石のコマ割り絵画劇場 | 工作舎
ニューメディア時代に新しいマンガを模索する漫画家・画家のタイガー立石の作品集。独自に生み出したコマ割り手法の絵画をカラーで多数掲載。言葉を一切使わず、隣り合うコマの繋がりだけで描いていく不思議なストーリーと、シュルレアリスムを漂わせる超現実的な次元の世界に引き込まれる。
佐藤晃一のYES EYE SEE 1982-1983 | 財団法人DNP文化振興財団
グラフィックデザイナー、佐藤晃一の連載エッセイ『YES EYE SEE』をまとめたもの。1982年から1993年にかけて雑誌「ミュージック・マガジン」で連載された24篇のエッセイを図版を収録。
岡本一宣のピュア・グラフィック | 美術出版社
アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動する岡本一宣と、岡本一宣事務所の手がけた作品を集めたデザイン資料集。イラストレーションや地図、チャート、グラフなど全870点を収録。グラフィック・マテリアルへの思い、制作秘話を語る岡本一宣のインタビューを掲載。
宇野亞喜良クロニクル | グラフィック社
グラフィックデザイナーでありイラストレーター、宇野亞喜良の作品集。60年以上のキャリアにおける膨大な作品の中から、宇野氏が手がけてきたイラストレーション作品やポスターなどを年代ごとに紹介。和田誠や横尾忠則、江國香織らによる寄稿文も掲載。
永井一正 ポスターライフ 1957-2014 | 青幻舎
2014年に富山県立近代美術館にて開催された展覧会「永井一正ポスターライフ1957-2014」展の図録。日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正が手がけた初期の作品から代表作にいたるまで、およそ60年のキャリアにおけるポスター作品500点を収録。原研哉による寄稿文も収録。
野口久光 シネマ・グラフィックス | 開発社
2014年に開催された展覧会の図録。画家、グラフィックデザイナーの野口久光が描いた、1933年から1992年にかけての映画ポスター約300点以上の図版、解説を収録。立川談志、山口淑子、横尾忠則らによる特別寄稿も掲載。
Hand Tools | フィリップ・ワイズベッカー
フランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカーのドローイング集。2002年に4ヵ月間京都に滞在した際に、日本の職人の道具類に魅せられて描いた包丁や金づち、刷毛などのドローイングを収録したもの。まるでワイズベッカーのノートそのものを再現したような一冊となっている。
Antonio Lopez: Chronicle of an Era to 1980s | アントニオ・ロペス
1994年に小田急美術館で開催されたアントニオ・ロペス展の図録。1960年代から1980年代にかけてVogueやElleなどの雑誌や広告のファッションイラストレーターとして活躍したアントニオ・ロペスによる、多彩な表現技法で描かれたイラストレーション作品を多数収録。デザイナーの高田賢三によるテキストも収録。
5月の店舗営業日
2024年5月の店舗営業日をお知らせいたします。 店舗ではただいま民藝ブックフェアを開催しております。世田谷美術館「民藝 MINGEI -美は暮らしのなかにある」 と、三軒茶屋・生活工房「アウト・オブ・民藝「民」から芋づ […]
花も美ぢ | 金子倉吉
金子倉吉が大正時代に創業した製菓実験社が出版した木版多色刷りの和菓子の見本帳。神祭、御即位記念、慶事、仏事ほか、季節や行事の際に出される和菓子70種を美しいビジュアルとともに紹介した一冊。500部限定。
タパ 坂田和實が見つけた94枚 | 大和プレス
2019年にビームス・Bギャラリーで開催された展示の図録。古道具坂田の店主・坂田和實が見つけたアフリカ・ピグミー族の織物「タパ」を紹介。タパとは、主に腰巻きとして用いられた樹皮布。個性豊かな幾何学模様が描かれたタパ94点と、エッセイを収録。
李朝の民画 上下巻揃 | 講談社
18世紀から19世紀の朝鮮・李朝期に描かれた民画をまとめた大判資料集。花鳥画、狩猟図、そして李朝民画の代表とされる生活画など、オールカラーの図版490点と解説を収録。編集顧問は李禹煥、水尾比呂志、趙子庸、序文は谷川徹三、磯崎新、装丁は亀倉雄策によるもの。
包む 日本の伝統パッケージ展 | 目黒区美術館
2011年に目黒区美術館で開催された展示の図録。アートディレクター・岡秀行が個人的に収集した竹、稲わら、麻ひも、紙、陶器などの自然素材を使った日本の伝統的なパッケージを紹介。
100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways | Martino Gamper マルティノ・ガンパー
イタリアのデザイナー、マルティノ・ガンパーによる100日で100脚の椅子を制作するプロジェクト「100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways」の作品集。使い古され、寄付された椅子を使用して手がけた椅子を、1ページに1脚掲載。複数の椅子を組み合わせ、ユニークな名前が付けられた作品が並ぶ。49頁から52頁は、展示のインビテーションを兼ねていたという1枚の用紙が挟み込まれている仕様。
中銀カプセルタワービル 最後の記録 | 草思社
建築家、黒川紀章の設計・建築による昭和の名建築、中銀カプセルタワービルの解体前最後の記録をまとめた一冊。建設当時のまま残された部屋、フルリノベーションされた部屋、朽ち果てた部屋など、114カプセル400点以上の図版、論考、対談を収録。
珍日本紀行 | 都築響一
編集者であり写真家、都築響一が日本各地の地方を撮影した写真集。「老いも若きも来世観光:伊豆極楽苑」「温泉場のチャンバラ・ディズニーランド:登別時代村」など、知っているつもりで実は何も知らない、刺激的で不思議に満ちた日本の隠れ名所の数々を紹介。
原点民藝 | 池田三四郎
日本の木工家、池田三四郎が100点の民芸品を写真とテキストでひとつひとつ紹介。「沖縄のガラス瓶」「そば猪口」「河井寛次郎の皿」など民藝品の紹介のほか、エッセイ「美しさについて」も併せて収録しながら、民藝というものの原点を改めて見つめ直す。
アウト・オブ・民藝 改訂版 | 軸原ヨウスケ、中村裕太
2018年に開催された、誠光社による企画「アウト・オブ・民藝」を書籍化したもの。こけしや郷土玩具、手芸や家庭内でのレクリエーション的創造など、民藝運動と近しい存在でありながら、「その他」のものとして扱われてきたモノや行為たち。「なぜこれは民藝で、これか民藝じゃないの?」そんな素朴な疑問をもとに、21世紀のモノづくりを考察する。新刊書籍。
花開く江戸の園芸 | 東京都江戸東京博物館
2013年に東京都江戸東京博物館で開催された展示の図録。江戸時代に花開いた園芸文化に焦点を当て紹介。花や緑を楽しむ人々が描かれた浮世絵、園芸書などの図版に解説を添えて収録。
江戸の判じ絵 再びこれを判じてごろうじろ | たばこと塩の博物館
2012年にたばこと塩の博物館で開催された展示の図録。絵を判じて答えを導き出す、目で見るなぞなぞ『判じ絵』に焦点を当て紹介。東海道二十三次はんじ物、魚や草花のはんじ物など、ユニークで愛らしく描かれた愉快な『なぞなぞ』を収録。
BORO BORO | NUNO
伝統と現在を紡ぎ、独自の布づくりをおこない、世界から注目されるテキスタイルデザインスタジオ『NUNO』から刊行されたビジュアルブック。「BORO BORO(ぼろぼろ)」をテーマとし、制作過程やエピーソードとともに、あらゆる技術を用いて制作された作品を紹介。虫喰い、ひび割れ、朝鮮人参、架け橋などのイメージからなる作品19点を収録。リチャード・ホッジズによるエッセイを掲載。
FUWA FUWA | NUNO
伝統と現在を紡ぎ、独自の布づくりをおこない、世界から注目されるテキスタイルデザインスタジオ『NUNO』から刊行されたビジュアルブック。「FUWA FUWA(ふわふわ)」をテーマとし、制作過程やエピーソードとともに、あらゆる技術を用いて制作された作品を紹介。 プードル、シナプス、あられ、浮き草などのイメージからなる作品25点を収録。村上春樹によるエッセイを掲載。
暮らしと美術と高島屋展 | 世田谷美術館
2013年に世田谷美術館で開催された展示の図録。1831年に京都で創業し、後に全国に展開した百貨店・高島屋に焦点を当て紹介。髙島屋史料館が所蔵する美術作品を中心に、建築や出版物、広告、染織や呉服など、高島屋のの複層的な表情を紐解く。