The Art of Lettering: Perfectly Imperfect Hand-Crafted Type Design
タイプファウンドリー『Goodtype』による、ハンドレタリング作品をまとめたデザイン資料集。若手のタイポグラファーやカリグラファー、世界中のデザイナー100名以上を紹介。創作プロセスや完成作品をカラーの図版で収録。色鉛筆や水彩、紙の切り抜きなど、さまざまな素材と手法による自由な創造を広げる書体表現の魅力を伝える1冊。英語表記。
Corita Kent: International Signal Code Alphabet | シスター・コリータ
アメリカの芸術家であり、教育者であり、カトリック修道女でもあるコリータ・ケントの作品集。レタリング、イメージ、宗教的なシンボルなどを融合させた26枚のシルクスクリーン作品を収録。 英語表記。
Openness and Idealism: Soviet Posters 1985-1991
ゴルバチョフ時代のソビエト連邦においてペレストロイカの重要な一環として展開された情報政策、グラスノスチにまつわるポスターを編纂したグラフィックデザイン集。社会主義リアリズムに代わり台頭した芸術的で開放的な表現を、ソ連邦解体30周年を迎えるにあたり振り返る。
カッサンドル 巨匠の知られざる全貌 1901-1968 | サントリーミュージアム 天保山
1995年にサントリーミュージアム[天保山]で開催された展示の図録。20世紀を代表するグラフィックデザイナー、アドルフ・ムーロン・カッサンドルの1901年から1968年にわたる作品群を紹介する。ポスター、広告、ブックデザイン、絵画、デッサンほか、カラー・一部モノクロの作品図版とともに解説を収録。
Les Parfums Japonais 香りの意匠、100年の歩み | 資生堂企業文化部
2016年に開催された展示の際に刊行されたもの。「商品の芸術化」という初代社長の福原信三の想いから、細部までこだわりを持ってつくられた、資生堂の香水瓶に焦点を当て紹介。「悠」「優」「誘」「遊」「幽」5つのことばの持つイメージで構成される。カラーによる図版を収録。
Diagraphics | JCA出版
グラフィックデザインにおける、ダイアグラムの表現をまとめたもの。グラフ、地図、路線図、人体図、建築、車など、多岐に渡る分野のダイアグラムを紹介し、情報整理と視覚表現の実践に迫る。日本語、英語表記。
Helvetica: Homage to a Typeface ペーパーバック版 | Lars Muller
世界中で使用される人気の書体「Helvetica(ヘルベチカ)」を用いた作品をまとめた『Helvetica: Homage to a Typeface 』ペーパーバック版。ポスターやブランドロゴ、パッケージデザイン、切手、新聞ほか、あらゆる世界中のデザインから選出された400点の作品を紹介。カラーの作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
明日に架ける橋 ggg展覧会ポスター 1986-2016
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)の開設30周年に際し開催された同名展覧会図録。1986年の「大橋正展」を皮切りに、2016年1月に幕開けした特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展」まで、gggの全展覧会の告知ポスター360点を一堂に集め、30年間のgggの軌跡を俯瞰する。また、世界を代表する海外のデザイン評論家、美術館学芸員、デザイナーの総勢32名による、「gggのイマジナリーの行方-gggのこれまでの評価と今後に期待すること」をテーマにした、gggに対するメッセージを収録。
リサとガスパール&ペネロペ展 | 松屋銀座 ほか
2007年に松屋銀座ほかで開催された展覧会の図録。ドイツ人画家のゲオルグ・ハレンスレーベンとフランス人作家、アン・グッドマン夫妻によって生み出され、今なお世界中から愛されているキャラクター、リサとガスパール、そしてペネロペ。本書ではシリーズ作品から作品のアイデアスケッチ、作家へのインタビューなどを収録。
クリエイターズ 長大作・細谷巖・矢吹申彦:まだ見ぬ日常への案内者たち | 世田谷美術館
2006年に世田谷美術館で開催された同盟展示の図録。世代も活動分野も異なる3名の作家、建築家でありインテリアデザイナーの長大作、グラフィックデザイナーの細谷巖、イラストレーターの矢吹申彦を作品とともに紹介。
Zillion | Thomas Manneke
オランダ出身の写真家、Thomas Mannekeによる作品集。自身の娘のポートレート写真や静物写真を8×10の大型カメラで撮影する。ジョセフ・アルバースやフランシス・ブリュギエールから着想を得て制作されたドローイング、立体作品や日常の断片がやわらかい陽射しの中に浮かび上がる。英語表記。
Framework Houses | Bernd Becher, Hilla Becher
ドイツのコンセプチュアルアーティストおよび写真家、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品集。材木の建築物への使用制限により生まれた、フレームワーク式の家屋を撮影したシリーズを収録。英語表記。
Album of Stones | Klaus Merkel クラウス・メルケル
ドイツ出身の写真家でアーティストのクラウス・メルケルの作品集。奇岩のある自然の風景、寺院や遺跡、教会などの建築に目を向け、重なり合うパターンや構成、大きなズレや類似、並列することで共鳴する構造物を探し出し、印象的なモノクロ写真で記録している。 英語表記。
Bjork: Archives | Klaus Biesenbach
アイスランド出身のアーティスト・ビョークが、1993年に発表したアルバム「debut」からのソロ活動をまとめた作品集。ミシェル・ゴンドリー、スパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガムらによるミュージックビデオの写真や、アイスランドの詩人・ショーンのテキストさらに、アレキサンダー・マックイーンやフセインチャラヤンによるビョークの写真などを収録したブックレットに、ポスターが付いたアーカイブ集。カメラマンにはナン・ゴールディン、ユルゲン・テラー、荒木経惟らが参加。デザインはM/M Parisによるもの。英語表記。
Shoji Ueda Photographs 1930s-1990s | 植田正治
20世紀の日本写真を代表し、世界からも高い評価を受ける写真家、植田正治の写真集。「童歴」「小さい伝記」「風景の光景」「砂丘モード」といった代表的シリーズほか、1930年代から1990年代までに制作された多彩な写真作品を収録。
エドゥアルド・チリーダ展 | 神奈川県立近代美術館
2006年に開催された国内初の本格的回顧展「エドゥアルド・チリーダ展」の図録。20世紀彫刻界の巨匠、エドゥアルド・チリーダが手がけた徹やテラコッタによる彫刻作品や、紙のレリーフとも言うべき「重力」シリーズ、そして素描や版画など紙の作品も掲載。
Terezin | Daniel Blaufuks ダニエル・ブラウス
Terezin/ポルトガルの写真家、ダニエル・ブラウスの作品集。手紙、映像、写真のほか、荒廃した現在のランドスケープなどといったテレージエンシュタット収容所にまつわる資料を多数収録。各所に作られた収容所のなかでも「見本」として、芸術家や作家などの文化人が連行されたテレージエンシュタットでは、講義や授業も行われ、普段に近い生活を送ることができたという。その残虐な印象を覆す、収容所の実態を照らし出す研究書。DVD付。
Cordially Yours | Lee Jaffe
アメリカ出身のアーティスト、写真家、映画制作者、ミュージシャンであるLee Jaffeの作品集。1992年にストックホルム近代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。1983年から1991年にかけて制作された作品を紹介。絵画、立体作品、インスタレーションほか、図版とともに解説を収録。英語表記。
Paul Caponigro: The Wise Silence | ポール・カポニグロ
アメリカの自然風景写真の第一人者、ポール・カポニグロの作品集。建築物や庭園などの人工物と、植物や岩石などの自然物を被写体とした写真作品をモノクロで多数収録。美しい構図が魅力的。 英語表記。
菅木志雄 〈もの〉の存在と〈場〉の永遠 | 岩手県立美術館
2021年から2022年にかけて、岩手県立美術館で開催された菅木志雄による大規模な個展の展示図録。1960年代後半から1970年代にかけて起きた美術運動「もの派」の代表的な作家として知られている菅木氏による50年にわたる制作期間から生まれた110点を超える作品群を掲載。
メスキータ展 Samuel Jessurun de Mesquita | 東京ステーションギャラリー
2019年に東京ステーションギャラリーで開催された展覧会の図録。エッシャーに大きな影響を与えたオランダの画家で版画家、サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ。大胆で力強い構図の木版画作品やドローイングなど、多岐に渡る表現で活躍しながらも、ナチスにより強制収容所で命を落としたメスキータの貴重な作品群を豊富な図版と解説で紹介。
スナック | 山田なおこ
写真家、山田なおこの作品集。10年間にわたり札幌、新潟、東京、広島、石垣島まで日本のスナックを訪ね、「ママ」を被写体として撮影する。全国164店、177人のママたちの朗らかで優しく、どこか親しみを感じさせる自然な表情が収められている。
Jack Butler: Works from 1978−1988 | ジャック・バトラー
写真をベースとして創作活動をするアーティスト、ジャック・バトラーの作品集。1978年から1988年にかけて制作された作品を紹介。『EXCITABLE PAGES』『TOGETHER』『WESTERN"WHERE"COW PUNK』ほか、シリーズごとに作品を収録。デヴィッド・ボウイやアルベルト・アインシュタインなどの著名人の言葉が随所に挿入されている。日本語、英語表記。
小林正和とその時代 ファイバーアート、その向こうへ | 京都国立近代美術館
2024年に京都国立近代美術館で開催された展示のカタログ。日本におけるファイバーアートのパイオニア、小林正和の代表作やその活動を通して、1970年代から1990年代にかけて京都を中心に展開されたファイバーアートの動向を振り返る。作品図版と併せて解説を収録。
大巻伸嗣 真空のゆらぎ | 国立新美術館
2023年に国立新美術館で開催された展示のカタログ。国立新美術館最大の展示室を使い、現代美術家、大巻伸嗣の代表的シリーズをかつてない規模で展示したインスタレーション作品を紹介。展示の写真、同シリーズ作品、スケッチなど、図版とともに解説を収録。
縄張りと島 | 加藤翼
2021年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展示のカタログ。現代アーティスト、加藤翼の15年間にわたる作品を紹介。東日本大震災後に福島で行われた『The Lighthouses – 11.3 PROJECT』をはじめ、マレーシア、メキシコ、ベトナム、香港で制作してきた作品、プロジェクトの図版と併せて解説を収録。
麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン | 世田谷美術館
2023年に世田谷美術館で開催された展示の図録。画家、麻生三郎の生誕110年を記念して、世田谷にアトリエを構えて過ごした25年間に焦点を当てる。油彩や素描、装丁、挿絵の仕事など、作品図版とともに解説を収録。麻生が強く惹かれ、自ら作品を蒐集した画家ベン・シャーンの作品も併せて掲載。
スーラージュと森田子龍 | 兵庫県立美術館
2024年に兵庫県立美術館で開催された展示の図録。フランス現代絵画の巨匠、ピエール・スーラージュと前衛書を代表する世界的書家、森田子龍。実際に親交のあった二人の作品を紹介する。カラーの作品図版と併せて解説を収録。
眠り展 アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩谷千春まで | 東京国立近代美術館
2020年に東京国立近代美術館で開催された展示のカタログ。美術の表現における『眠り』に焦点を当て紹介する。オディロン・ルドン、マックス・エルンスト、内藤礼、河原温らさまざまなアーティストによる、絵画、版画、素描、写真、立体などの作品を、カラーの図版で解説とともに収録。
宇佐美圭司 よみがえる画家 | 東京大学教養学部駒場博物館
2021年に東京大学教養学部駒場博物館で開催された展示のカタログ。東京大学中央食堂に掛けられていた絵画作品『きずな』が、改修工事の際に不用意に廃棄された出来事を契機に、画家・宇佐美圭司の仕事を多角的に再考する。作品図版、解説を収録。
マリー・ローランサン 時代をうつす眼 | アーティゾン美術館
2023年にアーティゾン美術館で開催された展示のカタログ。パステル調の色彩で知られるフランスの画家、マリー・ローランサンの作品を紹介する。ローランサンの絵画作品や挿絵資料のほか、ジョルジュ・ブラック、アメデオ・モディリアーニ、藤田嗣治ら、同時代に活躍した画家たちの作品も併せて収録。
Noto 2007 | 中乃波木
写真家、中乃波木による写真集。2007年にFOIL GALLERYで開催された展示の際に刊行されたもの。家に積もる雪と氷柱、台所の風景、朝霧の中の小学校。幼い頃から暮らしてきた石川県・能登半島の暮らしや自然、失われつつある日本の原風景を映し出す。
大山エンリコイサム展 夜光雲 | 神奈川県民ホールギャラリー
アーティスト、大山エンリコイサムの展示図録。2020年に神奈川県民ホールギャラリーで開催された展示に際して出版されたもの。平面、立体、サウンド、インスタレーションなど、これまでの活動を包括して紹介している。
光と影の芸術 写真の表現と技法 | 東京都写真美術館
2012年に東京都写真美術館で開催された展示の図録。写真のさまざまな技法や表現方法を、テーマ別にカテゴライズして紹介。奈良原一高、ポール・ストランド、マン・レイ、アンドレ・ケルテスほか、世界の写真家たちによる作品図版170点とともに解説を収録。
横尾忠則 寒山百得 | 東京国立博物館
2023年に東京国立博物館にて開催された展示の図録。中国唐の時代の風狂ととらえられた高僧、寒山と拾得の伝承『寒山拾得』を、現代美術家、横尾忠則が独自の解釈で再構築した『寒山拾得』シリーズを紹介。2021年から2023年に制作された作品のカラー図版と併せて解説を収録。
Dieter Rams: As Little Design as Possible 新版 | ディーター・ラムス
2011年に初版が刊行された『Dieter Rams: As Little Design as Possible』の新版。世界中に影響を与え、現在もなお多くのファンを持つディーター・ラムスの仕事を包括的に紹介する決定版モノグラフ。図版を多数収録するほか、巻末には年譜を併せて収録。ラムスの人生と仕事、デザイン哲学を紐解く。英語表記。
Punk | 沖潤子
国内外で活躍する刺繍アーティスト、沖潤子の初となる作品集。過去十数年間に制作した作品をオールカラーで掲載。巻末には本人による作品解説を収録している。
Marc Monzo: Jeweler | マーク・モンゾ
コンテンポラリージュエリー界を牽引するひとり、マーク・モンゾの作品集。ジュエリーとグラスを並べて撮影された写真や着用したスナップショット、形や色、素材、質感が織り交ぜられた作品群を紹介する。カラーの作品図版とともに解説を収録。英語表記。
Moebel aus Massivholz. Rueckkehr zu alten Konstruktionen
自然素材を用いて制作された家具についてまとめた1冊。無垢材家具の魅力や優れた耐久性を紹介し、伝統的な技術やフォルムを現代のデザインや機械生産とどのように結びつけていくかを探る。写真、図面のモノクロの図版と併せて解説を収録。ドイツ語表記。
Wilmotte: Works and Projects | ジャン=ミシェル・ヴィルモット
フランスの建築家、ジャン=ミシェル・ヴィルモットの作品集。美術館や商業空間、オフィスビル、ホテル、住居、公共建設ほか、さまざまなプロジェクトをカテゴライズして紹介する。資料写真、図面、スケッチなど、豊富な図版と併せて解説を収録。フランス語表記。
落雁 | 徳力彦之助
漆芸家の徳力彦之助が、干菓子・落雁について紹介した資料集。増補改訂版。「原料とその造り方」「木型落雁の誕生」「尾張徳川家の落雁」など詳細な解説を、多数の図版とともに掲載。
Fresh & Easy: What To Cook & How To Cook It | Jane Hornby
料理研究家、ジェーン・ホーンビーによるレシピブック。季節の新鮮な野菜や果物、肉や魚を活かした75の食欲をそそるレシピを紹介。すべてのレシピには材料写真と調理工程のカラー写真がステップごとに掲載され、ピクニックやBBQ、ブランチ、朝食、サラダ、夕食、デザートなど、さまざまなシーンに対応した幅広いレシピを収録。英語表記。
TRUCK nest
シンプルで長く愛用できる家具を作り続けている大阪の家具店・TRUCKのビジュアルブック。自宅・工房・店舗・カフェが一体となった空間「NEST」を作る9年にわたる過程を記録したもの。日本語・英語表記。
Couleurs de L'europe | Jean-Philippe Lenclos、Dominique Lenclos
フランスの伝統的な住居における美しさと調和に、色彩がいかに貢献しているかを探る一冊。フランス各地の建築遺産の多様性と豊かさを映し出す18の地域別ケーススタディを収録。フランス語表記。