Cigar 三國連太郎 | 沢渡朔
写真家、沢渡朔による作品集。昭和を代表する名優、三國連太郎のポートレートをモノクロの写真に収めたもので、飾らない普段の姿からも威厳と風格がページをめくるごとに伝わってくるかのような一冊。
It's Something Hard to Find | Matt Mccormick
様々なファッションブランドとのコラボレーションなど、多岐に渡り活動するアーティスト、マット・マコーミックの作品集。アメリカ西部のカルチャーをベースに絵画、ドローイング作品を制作。歴史的な背景、現代が抱える問題をユニークかつ大胆に表現する。ドローイング作品の図版、自身による散文を収録。限定50部。英語表記。
ホックニー画集 ひとつの回顧 | デイヴィッド・ホックニー
ポップ・アートシーンに影響を与え、イギリスの現代芸術を代表するひとりとしても知られるアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの作品集。ペインティング、ドローイングを中心に多数掲載。そのほか、クリストファー・ナイト「複合的な視覚」、ケネス・E・シルヴァー「舞台のホックニー」など多彩な評論エッセイも併せて収録。
Moholy-Nagy: Photography and Film in Weimar Germany | モホリ=ナジ・ラースロー
1985年から1986年にかけて開催された巡回展のカタログ。バウハウスで教鞭をとり、前衛芸術家としても活躍したモホリ=ナジ・ラースローが「新しいヴィジョン」と呼んだ視覚言語に関するプロジェクトについて紹介する。映像作品、写真作品の図版とともに解説を収録。英語表記。
ヘンリー・ムーア展 | 川村記念美術館 ほか
2003年に川村記念美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。20世紀を代表するイギリスの彫刻家、ヘンリー・ムーアの代表的なブロンズ彫刻に加え、素描、直彫り彫刻、模型など、ムーアの創作の原点に焦点を当て、豊富な図版資料とともに創作の秘密を辿る一冊。
ヨコオ・ワールド・ツアー | 横尾忠則
2017年に横尾忠則現代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。1964年にヨーロッパに初めて訪れて以降、世界各国を訪れ様々な文化や芸術からイマジネーションを膨らませ、作品へと落とし込み世界へと広がった横尾忠則の作品を紹介。インドやエジプト、ニューヨークなど、旅先での写真や日記を作品と併せて収録。
ニライカナイ | 藤井保
数々の広告を手がける写真家、藤井保の作品集。利尻・礼文、父島・母島、壱岐・対馬、波照間・与那国の島国を撮影。海や島全体が雪に覆われた世界や、ガジュマルなどの木々、水面に浮かぶ鳥居、幻想的な別のもうひとつの異境を映し出す。
Typoundso | Hans-Rudolf Lutz ハンス・ルドルフ・ルッツ
スイスのグラフィックデザイナー、ハンス・ルドルフ・ルッツの作品集。400ページを超えるボリュームで、グラフィックデザインが社会や文化の変化にどのように反応するのか、またタイポグラフィの教育的・社会的文脈を探る。ドイツ語表記。
Nippon Design Center 1960-1965 | 日本デザインセンター
亀倉雄策や原弘が名を連ねた日本デザインセンターによる作品集。創立5周年を記念し刊行されたもので、東京オリンピックのポスターや東京国際版画ビエンナーレ展ポスター、アサヒビール、新聞・雑誌広告など、現代にまで語り継がれる傑作の数々を大型図版で多数掲載した貴重な一冊。テキストは原弘ほか。
COLOR ON COLOR オペークインキのすすめ | 株式会社竹尾洋紙店
オフセット印刷用の特色インキであるオペークインキの見本帳。亀倉雄策、永井一正、杉浦康平、横尾忠則ら12名のデザイナーが、それぞれ異なる質感、しかも色表現の難易度が高い黒い紙への印刷表現に挑戦している希少な1冊。スクリーンチャート、グラデーションチャートも収録。別冊欠。
Graphic Design: Now In Production | Andrew Blauvelt、Ellen Lupton
2000年代以降におけるグラフィックデザインを特集した資料集。ポスター、書籍、雑誌、映画タイトル、ロゴなどを幅広く取り上げ、具体的なプロジェクトや技術面に関する詳細、インタビューなどを豊富な図版資料とともに掲載。英語表記。
Foam Magazine 38: Under Construction, New Positions in American Photography
オランダ発の写真に特化した雑誌「Foam」の38号。今号はデジタル写真に焦点を当て、9人のアメリカのフォトグラファーによる制作のプロセスや、従来の写真とイメージの境界線を曖昧にするような作品の数々を収録。写真というメディアの再評価をはかる一冊。英語表記。
Rodchenko: The Complete Work | アレクサンドル・ロトチェンコ
ロシア・アヴァンギャルドを代表する芸術家、アレクサンドル・ロトチェンコの作品集。バイオグラフィや作品解説など豊富なテキストも併せて、絵画・デザイン・立体・写真など多岐に渡る作品をカラー&モノクロで掲載。
Name, Thing, Thing: A Primer in Parallel Typographies | Gerardo Madera
アーティスト、ジェラルド・マデラによるビジュアルブック。全3部で構成されている本書は、タイポグラフィの伝統が植え付けた植民地的なものに対する抵抗としてのタイポグラフィについて、テキストの引用や断片的なイメージの数々で構成された一冊。限定1,000部刊行。英語表記。
アイデア No.322 オトル・アイヒャー | 誠文堂新光社
アイデアNo.322、2007年5月号。ミュンヘンオリンピックのデザインを手がけたドイツのグラフィックデザイナー/オトル・アイヒャー特集。その広い活躍で高い注目を集めながらも、メディアにはほぼ露出せず、多くを語らないまま生涯を終えてしまったアイヒャーの貴重なアーカイブ。そのほか、同じくドイツのグラフィックデザイナーで、資生堂や大塚製薬などの日本企業にとどまらず世界で活躍するヘルムート・シュミットや、多摩美術大学図書館の貴重な所蔵から海外雑誌カルチャーを特集。
The Graphic Designers and His Design Problems | J.Muller-Brockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスのグラフィックデザイナーにしてタイポグラファーのヨゼフ・ミューラー=ブロックマンによるデザインガイド。広告やパンフレット、書籍などのグラフィックデザインを題材に、現代のデザインにおける問題を提議・解決する。後半では、グラフィックデザイナーの教育体系を、カラーで掲載されたドキュメントによって包括的に示す。
Celestino Piatti und DTV | セレスティーノ・ピアッティ
スイスのグラフィックデザイナー、セレスティーノ・ピアッティの作品集。1960年から1990年までの30年間に焦点を当てた本書は、ピアッティとドイツの出版社「dtv」との仕事をまとめたものであり、ユーモアと独自の色彩感覚が光る数々のブックカバーを掲載。英語、ドイツ語表記。
Rodcenko: Grafico, Designer, Fotografo | アレクサンドル・ロトチェンコ
ロシア構成主義の芸術家、アレクサンドル・ロトチェンコの作品集。1910年代に制作された初期の抽象画をはじめ、構成主義的なペインティング、そして写真に至るまでを幅広く収録。
世界の美しい欧文活字見本帳 嘉瑞工房コレクション | グラフィック社
活版印刷会社、嘉瑞工房が制作した欧文活字書体資料集。Helveticaを作った活字鋳造会社ハース社をはじめ、欧米の約20の活字鋳造会社のパンフレットや書体見本帖を用いてすばらしい組版の事例を紹介。カラー図版約350点と解説を収録。
アイデア No.408 物語るピクセル表現 小さなドットが描く世界とデザインの美学 | 誠文堂新光社
アイデアNo.408、2025年1月号。デジタルアートのスタイルとして定着した、『ピクセル表現』を取り入れた作品で高く評価をされている世界中のクリエイターを特集。Lucas PopeやToge Productions、Mojiken Studio、Pixpilほか、ゲーム作品とともにインタビューを収録。レトロな印象に内在する新たな感性と表現の可能性を探る。
アイデア No.407 紙媒体がつなぐ未来 雑誌・同人誌・リトルプレスをつくるひとたち | 誠文堂新光社
アイデアNo.407、2024年10月号。「紙媒体」での新たな試み、情報発信に価値を見出す、多様なジャンルの雑誌・リトルプレスに焦点を当て紹介。『Subsequence』『mahora』『inch magazine』ほか、編集者やデザイナーへのインタビューを通し、どのような理念で活動を続けているか、そして「紙媒体」の未来とは。
アイデア No.406 小林一毅 生活の図考 | 誠文堂新光社
アイデア No.406、2024年7月号。グラフィックデザイナー,小林一毅の特集号。2023年の冬から制作された新作図案38点を収録。「かたち」が立ち上がってくるその制作過程から、描くことを通してどのように身体で思考しているかに焦点を当てている。
アイデア No.404 AIとの共創 ヴィジュアル表現に見る生成と創造 | 誠文堂新光社
アイデアNo.404、2024年1月号。巻頭特集は近年世界的な話題となっている人工知能(AI)について取り上げる。クリエイティブの分野でも欠かせない存在になるであろうAIとの共創とその可能性、AIとヴィジュアル表現をめぐる動向を掘り下げる。
アイデア No.402 小さな本づくりがひらく 独立系出版社の営みと日本の出版流通の未来 | 誠文堂新光社
アイデアNo.402、2023年7月号。紙の雑誌や、本が少なくなっている今、”小さな本づくり”を行う独立系出版社の営みと日本の出版流通の未来に焦点をあてた特集。「ころから」、「rn press」、「夕書房」、「いぬのせなか座」、「エトセトラブック」、「港の人」、「書肆侃侃房」の7つの出版社、出版人の出版活動を紹介。本づくりの舞台裏を紐解く。
ロトチェンコ 彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児 | ギンザ・グラフィックギャラリー
2012年にギンザ・グラフィックギャラリーで開催された「ロトチェンコ 彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児」展図録。ロシア・アヴァンギャルドの代表的芸術家、アレクサンドル・ロトチェンコのグラフィックデザインや写真など、多岐にわたる作品を収録。巻末にはアレクサンドル・ラヴレンチェフ、矢萩喜従郎による解説も併せて掲載。
無声時代ソビエト映画ポスター | 東京国立近代美術館 ほか
2009年に東京国立近代美術館などで開催された「無声時代ソビエト映画ポスター」展の図録。映画とデザインという2つの前衛がタッグを組み、20世紀の新芸術の原動力となったソビエト映画ポスターで、ステンベルク兄弟、アレクサンドル・ロトチェンコらが手掛けた作品をカラーで多数収録。ロシア・ソビエト文化研究家で翻訳家の、袋一平らがもたらしたコレクションの数々を見ることができる。
IDPURE No.37
スイスのグラフィックデザイン+タイポグラフィ誌『IDPURE』37号。2004年にグラフィックデザイナーのThierry Häusermannによって設立されたスイスの出版社IDPUREより刊行されているもので、各号ごとに様々なグラフィックデザイン、タイポグラフィを特集し掲載。巻頭特集は「100 Best Posters Of The Year」と「The Most Beautiful Swiss Books」。英語表記。
IDPURE No.36
スイスのグラフィックデザイン+タイポグラフィ誌『IDPURE』36号。2004年にグラフィックデザイナーのThierry Häusermannによって設立されたスイスの出版社IDPUREより刊行されているもので、各号ごとに様々なグラフィックデザイン、タイポグラフィを特集し掲載。巻頭特集は「ファッションとアイデンティティ」。英語表記。
IDPURE No.35
スイスのグラフィックデザイン+タイポグラフィ誌『IDPURE』35号。2004年にグラフィックデザイナーのThierry Häusermannによって設立されたスイスの出版社IDPUREより刊行されているもので、各号ごとに様々なグラフィックデザイン、タイポグラフィを特集し掲載。巻頭特集は「スイスデザインアワード2014」。英語表記。
IDPURE No.34
スイスのグラフィックデザイン+タイポグラフィ誌『IDPURE』34号。2004年にグラフィックデザイナーのThierry Häusermannによって設立されたスイスの出版社IDPUREより刊行されているもので、各号ごとに様々なグラフィックデザイン、タイポグラフィを特集し掲載。巻頭特集は「Typography Diary」。英語表記。
IDPURE No.33
スイスのグラフィックデザイン+タイポグラフィ誌『IDPURE』33号。2004年にグラフィックデザイナーのThierry Häusermannによって設立されたスイスの出版社IDPUREより刊行されているもので、各号ごとに様々なグラフィックデザイン、タイポグラフィを特集し掲載。巻頭特集は「Kraliçe Resistance/Kraliçe Color」。英語表記。
IDPURE No.29
スイスのグラフィックデザイン+タイポグラフィ誌『IDPURE』29号。2004年にグラフィックデザイナーのThierry Häusermannによって設立されたスイスの出版社IDPUREより刊行されているもので、各号ごとに様々なグラフィックデザイン、タイポグラフィを特集し掲載。巻頭特集は「Libros Mutantes/hard copy」。英語表記。
The Most Beautiful Swiss Books 2012
スイスで毎年開催されている、最も美しい本を選出するブックアワード「The Most Beautiful Swiss Books」2012年版。スイス連邦文化局が開催しているもので、およそ400タイトルものの応募からデザイン、印刷など様々な点で評価され入選を果たした19冊の本を掲載。英語表記。別冊でイタリア語、ドイツ語、フランス語表記の冊子付属。
The Most Beautiful Swiss Books 2011
スイスで毎年開催されている、最も美しい本を選出するブックアワード「The Most Beautiful Swiss Books」2011年版。スイス連邦文化局が開催しているもので、およそ400タイトルものの応募からデザイン、印刷など様々な点で評価され入選を果たした27冊の本を掲載。英語表記。別冊でイタリア語、ドイツ語、フランス語表記の冊子付属。
The Most Beautiful Swiss Books 2010
スイスで毎年開催されている、最も美しい本を選出するブックアワード「The Most Beautiful Swiss Books」2010年版。スイス連邦文化局が開催しているもので、およそ400タイトルものの応募からデザイン、印刷など様々な点で評価され入選を果たした19冊の本を掲載。英語表記。別冊でイタリア語、ドイツ語、フランス語表記の冊子付属。
The Best Dutch Book Designs 2012
オランダで毎年開催されるブックデザインアワードの「Best Dutch Book Design」2013年版カタログ。Studio Joost Grootensによる個性豊かなブックデザインで出版社、グラフィックデザイナー、印刷会社、カテゴリー別の地図分布ほか解説を紹介。 英語、オランダ語表記。
トータル・デザインとオランダのデザイン展 | CIBONE AOYAMA
2004年にCIBONE AOYAMAで開催された「トータル・デザインとオランダのデザイン展」の図録。オランダのデザイン事務所、Total Design(トータル・デザイン)のグラフィックデザインを、オールカラーで多数収録。
ヨコオ・マニアリスム vol.1 | 横尾忠則
2016年に横尾忠則現代美術館で開催された展示の図録。1960年代より書き続けている横尾忠則の日記を軸に、生活と制作の関連を探る。あらゆるものを素材として作品へと転化させるそのプロセスなど、作品図版とともに資料写真、解説を収録。
「直感とテレパシー展」を開催します
2025年2月8日(土)〜2月24日(月)の期間、関東の骨董市を中心に活動する古道具屋「直感とテレパシー」@chokkan_to_telepathyによる展示を開催します。 屋号が最高すぎて、そのまま展示名にさせていただ […]
ライム・ワークス LIME WORKS | 畠山直哉
世界的に高い評価を受ける日本の写真家、畠山直哉の作品集。1986年から1994年にかけて日本各地にある石灰石鉱山や石灰工場、セメント工場の姿をとらえた、木村伊兵衛写真賞受賞の代表的な作品集。
Landscape | 柴田敏雄
写真家、柴田敏雄の作品集。ランドスケープを撮影したシリーズの第2弾。2003年から2007年の間に撮影された、コンクリート、ダム、鉄橋、擁壁など自然に侵食するかのように溶け込む人工的な風景の数々を捉えている。英語表記。
Drama & Shadows | Stanley Kubrick スタンリー・キューブリック
映画監督、スタンリー・キューブリックが1945年から1950年にかけて撮影した初期の写真をまとめた作品集。『Look』誌のために撮った未発表作品を集めている。画像の構図に対する初期の実験や、ドラマチックで心理的に強いインパクトを持つテーマや物語に惹かれていたことが垣間見え、のちに映画監督となるための序章とも言える一冊。「都市生活」「エンターテインメント」「セレブリティ」「人間の行動」の4つのテーマ別章に分かれ、約30のフォトストーリーに整理された約350点の写真を収録。