Wabi-Sabi Welcome | Julie Pointer-Adams、Julie Pointer Adams
日本独自の美意識である「侘び」と「寂び」をテーマに、現代の暮らしにどう取り入れるかを探ったビジュアルブック。静けさや不完全さに宿る美を背景に、インテリアや食卓の設え、人を迎える場の工夫を紹介している。日本、デンマーク、アメリカ、フランス、イタリアの5地域を舞台に、それぞれの文化に根ざした実例を豊富な写真で収録。素材感を活かした住空間や、素朴さを尊ぶライフスタイルを通して、国境を越えて共有される美の価値観を描き出している。
建築と都市 a+u #590 スリランカの現在 ジェフリー・バワ 100周年
建築専門誌『建築と都市 a+u』2019年11月号は、スリランカの現代建築をジェフリー・バワの生誕100周年にあわせて特集。バワの遺産を踏まえつつ、次世代の建築家による19のプロジェクトを「物質性とプロセス」「批評的保存と再利用」「環境の倫理」という三つの章に分けて紹介している。経済や文化、社会の変化と向き合う建築の姿を通して、スリランカの現在と未来を見据える構成となっている。
建築と都市 a+u #403 オランダの若手建築家
建築専門誌『建築と都市 a+u』の2004年4月号は、オランダの若手建築家を特集。OMAやMVRDVといった先行世代の潮流を踏まえつつ、独自の建築的アイデンティティと信念を持って活動する26組に焦点を当てている。住宅や公共建築から都市的スケールの計画まで、幅広いプロジェクトを写真や図面で紹介し、当時のオランダ建築界の新たな動向を示す内容となっている。
建築と都市 a+u #398 OMA/Experience
建築専門誌『建築と都市 a+u』2003年11月の臨時増刊号は、OMA(Office for Metropolitan Architecture)を特集。レム・コールハース率いるOMAのプロジェクトを取り上げ、ホイットニー美術館拡張計画、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ハーグのコーニンギン・ユリアナ広場複合施設などを収録している。既成の枠組みに挑むOMA独自のアプローチを、写真や図面など豊富なビジュアルで紹介。
建築と都市 a+u 臨時増刊 MVRDV files : projects 002-209
2002年11月に刊行された建築専門誌『建築と都市 a+u』の臨時増刊号。オランダを拠点に活動する建築家集団MVRDVを特集し、初期作の〈ベルリン・ヴォイド〉から当時最新の〈WHO増築とUNAIDS新本部〉まで、約60のプロジェクトを収録している。実験的でスケールを超えた都市的提案から実際の建築に至るまで、多様な活動を網羅。さらにヴィニー・マースと青木淳の対談も収められ、都市と建築を横断するMVRDVの思想を明らかにしている。
ブルーノ・タウトの緑の椅子
1935年に建築家ブルーノ・タウトが群馬県高崎市の少林寺達磨寺滞在中にデザインした「緑色の椅子」を復刻・量産化した過程をまとめた研究書。現存する試作品を3次元スキャンで計測し、天童木工の技術によって再現するまでの詳細なプロセスを紹介している。タウトの思想を反映した独自のフォルムと色彩に焦点を当て、デザイン史における位置づけを明らかにする内容となっている。復刻の試みを通して、近代デザインと現代技術の結びつきを提示している。
知られざる萬古焼の世界 | 内田鋼一
陶芸家・内田鋼一が設立した「BANKO archive design museum」による公式書籍。三重県四日市市に伝わる伝統的な焼き物・萬古焼の魅力を多角的に紹介している。江戸時代に始まった歴史から器の種類、現代の生活における活用シーンまでを網羅し、豊富なカラー図版と丁寧な解説を収録。耐久性や実用性に優れながらも独自の美意識を備えた萬古焼の特色をひも解き、地域文化と工芸のつながりを照らし出している。
Kengo Kuma: Selected Works
建築家・隈研吾の作品を集成した作品集。繊細でミニマルな美しさを特徴とする隈の建築は、金属や木、竹、石などのルーバーに加え、紙、プラスチック、ガラスといった膜素材を巧みに使い分けることで独特の透明感と軽やかさを生み出している。本書では安藤広重美術館、那須石の美術館、熱海の蓬莱温泉旅館、ルイ・ヴィトン東京本社、長崎県美術館など近年の代表的プロジェクトを収録。写真や図面を通して、隈研吾の建築哲学と素材への深い探求を映し出している。
CEREAL Magazine vol.14
イギリス発のライフスタイル誌『CEREAL』第14号。世界各地の旅行先や食、ライフスタイルを紹介する本誌では、今号でアメリカ・シカゴ、スコットランドの首都エディンバラ、シェットランド諸島を特集している。都市や自然の風景を美しい写真で収めるとともに、アーティストやデザイナー、建築家、シェフらへのインタビューを通じて多様な視点を提示。シンプルで洗練された誌面構成が特徴で、旅と暮らしをめぐる豊かな価値観を映し出している。
Luc Tuymans
ベルギー出身のアーティスト、リュック・タイマンスによる作品集。2009年にアメリカで開催された展覧会にあわせて刊行されたもので、1985年から2008年に制作された約75点の作品図版に加え、新たな視点からタイマンスの作品や背景を論じたエッセイを収録している。ホロコーストや第二次世界大戦、植民地主義といった歴史の暗部に向き合い、独自のくすんだ色調とスタイルで「表現しえないもの」を描き出している。
VERVE: The Ultimate Review of Art and Literature
世界で最も美しい雑誌と称される『VERVE』を総覧する資料集。1937年にエフェリーヌ・テリアードが創刊し、ピカソ、マティス、シャガールらの作品や、サルトル、ジョイス、カミュらによる文学作品を掲載した全号を対象として網羅している。誌面に掲載された図版やテキストを抜粋・再構成し、解説とともに紹介。芸術と文学を融合させた誌面の革新性を振り返ると同時に、モダンアートとグラフィックデザインの歩みを照らし出している。
Omnipresent | Beyond Borders | Birgitta De Vos
オランダ在住のアーティスト、ブージタ・デ・ヴォスによる3作目の作品集。国境や文化の境界を越え、マクロレンズとドローンを駆使して世界各地の風景を撮影している。岩石や鉱物、砂などの自然の断片を組み合わせ、地球規模の生成や変化を思わせる光景を構成。写真は抽象絵画のような表情を見せ、自然がつくり出す秩序と偶然の美を探る視点となっている。
Luc Tuymans
ベルギーの画家、リュック・タイマンスの作品集。フランドルやスペイン絵画の伝統的技法に現代的な視点を重ね、オブジェや風景、人物の肖像などを描いた作品を収録している。抑圧や暴力の歴史を背景に、失われた命の記憶を呼び覚ますような強い表現力を備え、タイマンス独自の絵画世界を提示している。
Shinro Ohtake: Notes 1985-1987 | 大竹伸朗
現代美術家・大竹伸朗による作品集。1985年から1988年1月までの3年間の制作ノート「Production Note No.1 1985」と「Production Note No.2 1986」の内容を1冊にまとめたもの。付属のDVDには、1985年から1990年にかけて8ミリカラーフィルムで撮影された約160分の映像を収録している。創作の原点や思考のプロセスを、制作ノートと映像を通じて明らかにしている。DVD、カード、解説冊子付き。
Roy Lichtenstein: The Black-and-White-Drawings 1961-1968
ポップアートを代表する画家ロイ・リキテンスタインの作品集。ニューヨークとウィーンで開催された展覧会にあわせて刊行されたもので、1961年から1968年に制作されたポップアートの重要なドローイング作品約50点を収め、解説を加えている。広告やコミック、パッケージといった当時の消費社会のイメージを題材に、あえて粗雑な商業アート風のスタイルで描き出している。
Ops Opis | Ron Van Dongen
花や植物の写真で知られるフォトグラファー、ロン・ヴァン・ドンゲンの作品集。花や果物、野菜をモノクロでとらえ、光と影が生み出す陰影を強調している。被写体との距離の近さからにじみ出る親密さや静謐な美しさが収録され、植物写真の新たな表現領域を描き出している。
Donald Baechler
アメリカ出身のアーティスト、ドナルド・バチュラーによる作品集。イタリアのトリノ市立近現代美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された。1980年代から1990年代にかけて制作された、素朴な線と形を特徴とする絵画やコラージュ作品を収め、図版とともに解説を提示している。
OBEY: Supply and Demand | Shepard Fairey
アメリカのグラフィックデザイナーであり、OBEY Clothingの創設者でもあるシェパード・フェアリーの20年にわたる活動を総覧する作品集。初期のOBEY GIANTキャンペーンから、ポスターやシルクスクリーン、ステッカー、大規模な壁画作品まで、ストリートアートと政治、ポップカルチャーが交差する表現を豊富な図版で収録。批評家やライターによるテキストも交えながら、社会と向き合い続けてきたフェアリーの活動とその広がりを紹介する。ポスター付属。
Vincent Van Gogh: The Drawings
ポスト印象派を代表する画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの作品集。「すべての芸術の根源はドローイングにある」と考えたゴッホの、オランダ時代からフランス時代にかけてのドローイングを中心に構成されている。木炭、インク、鉛筆、水彩、希釈した油彩などによる約120点の作品図版に加え、解説も収録。ドローイングの意義やその芸術がどのように形作られたかを新たな視点で照らし出している。
Robert Frank: Hold Still, Keep Going
アメリカを代表する写真家ロバート・フランクの作品集。2001年の展覧会にあわせて刊行されたもので、60年を超えるキャリアから選ばれたプリント、映画のスチール、コラージュ、映像的に構成された写真群が収められている。さらに手書きの言葉や映画のセリフも取り入れられ、写真と映像、言葉が交錯するフランクの表現世界を浮かび上がらせている。
Art in Transit | Keith Haring
1980年代のアートシーンを牽引したストリートアートの旗手、キース・ヘリングによる作品集。ニューヨークの地下鉄に点在する空き広告スペースに描かれたチョークドローイングを収録している。やがて広告に覆われ消えてしまう作品を、写真家ツェン・クワン・チーが記録。「Radiant Baby(光輝く赤ん坊)」「Barking Dog(吠える犬)」など115点のカラー写真を掲載し、ニューヨークで多様な人々が交差する中で生まれた、誰もが触れられるアートの力を浮かび上がらせている。
Tapies | Roland Penrose
スペインの現代芸術家アントニ・タピエスの作品集。絵画や版画、立体、壁画といった幅広いジャンルに及ぶ創作の軌跡をたどり、戦後ヨーロッパ美術における独自の位置を提示している。荒々しいマチエールや記号的なモチーフを特徴とする抽象表現は、物質性と精神性を往還しながら強い存在感を放つ。ピカソやジョアン・ミロらとの交流や影響にも触れつつ、展覧会の記録や制作風景の写真を収録。豊富な図版を通じて、タピエス芸術の核心に迫る構成となっている。
Road Movie | 高橋恭司
写真家・高橋恭司による作品集。旧ソ連時代のウラジオストクとアメリカ・メンフィスを舞台に、ロードムービーのような構成で綴る旅の記録。ビーチサイドやテント、紙コップに注がれたドリンク、人気のない街角、夜のドライブインといった光景を収めている。どこかノスタルジックな風景と記憶の断片のような日常が映し出される。吉本ばななとの対談を収めた別紙付き。
Rodeo Girl | Lisa Eisner
ファッションフォトグラファー、リサ・アイズナーの作品集。幼少期にパレードで見たきらびやかなロデオクイーンに心を奪われた記憶を原点に、ロデオ・ガールたちの鮮やかなラインストーンやスパンコールの衣装と、生き生きとした表情を捉えている。カラーとモノクロを織り交ぜた約140点の作品を掲載し、ファッションとカルチャーを通じてアメリカのロデオ文化の魅力を映し出している。
ベリイ スペシャル ラブ | 大森克己
写真家・大森克己による作品集。チェルノブイリ、マニラ、東京、ニューヨーク、キーウなど、1994年から1997年にかけて世界各地を巡り撮影された作品を収録。各地の人々の暮らしや日常の風景、その土地に息づく文化が鮮やかな視線で切り取られる。ドキュメンタリーの枠を超え、感覚を揺さぶる自由な表現を提示している。
Communes | Raymond Depardon レイモン・ドゥパルドン
フランスの写真家、レイモン・ドゥパルドンによる作品集。2020年夏、最初のロックダウン後に南仏の地中海沿岸から内陸部にかけての村々を訪ね、モノクロで撮影している。静寂に包まれた小さな集落や、人影の少ない通りに漂う孤立感をとらえ、パンデミック下の風景が持つ緊張と余韻を映し出している。
ウィレム・デ・クーニング展
2014年にブリヂストン美術館で開催された「ウィレム・デ・クーニング展」のカタログ。抽象表現主義を代表する画家デ・クーニングの1951年から1980年にかけての油彩や素描を収録している。豊富なカラー図版と解説により、その造形の変遷や表現の力強さを伝え、20世紀美術における重要な位置づけを照らし出している。
(un)FASHION | Tibor Kalman、Maira Kalman
アメリカのグラフィックデザイナー、ティボール・カルマンと妻マイラ・カルマンが世界を旅して出会った、個性豊かな衣服や身体装飾を収めた写真集。「ボディアート」「アクセサリー」「部族」「戦闘服」「宗教衣装」など多様なテーマごとに分類して紹介している。ファッションの枠を超えた身体表現を通じ、各国の文化の奥行きを映し出している。
ドローネー展 ロベールとソニア
1979年に東京国立近代美術館で開催された展覧会図録。抽象美術の先駆者として知られるロベールとソニア・ドローネ夫妻による多彩な創作活動を紹介している。幾何学的抽象画からポートレート、ファッションデザインまで、幅広い作品をカラー図版で収録。
Instant Future: Visions of the Osaka Expo 1970 | 都築響一
写真家・編集者の都築響一による、1970年大阪万博を記録した写真集。太陽の塔をはじめ、各国・企業のパビリオンやスタッフのユニフォームなど、当時の最先端技術と夢が結集した光景を鮮やかに写し出す。未来への希望と70年代カルチャーが交差した万博の魅力を、写真を通じて浮かび上がらせている。
二而不二 | 伊藤桂司
雑誌「Numero TOKYO」や「BRUTUS」、「流行通信」などのグラフィックワークや、音楽関係ではスチャダラパー、キリンジ、木村カエラ等のアートディレクションをつとめる伊藤桂司の作品集。タイトル「二而不二」が示すように、天と地、静と動、月と太陽といった相反する概念が、伊藤の強烈なインスピレーションによって融合し、新たな造形世界を形づくっている。
sc_1/1_1/2_1/4_1/8 | Sigrid Calon
オランダのアーティスト、シグリッド・カロンによる作品集。正方形と円を基にした8種類の形と8色(黄色、蛍光オレンジ、蛍光ピンク、赤、青、緑、金、黒)、さらに12サイズのグリッドを用いて制作されている。「グリッド」をテーマに、過去と現在のインスピレーションを交差させた作品を収録し、形と色彩の新たな組み合わせを探る試みを展開。リソグラフ印刷による限定750部で刊行された。
Brian Roettinger: Reproductions | ブライアン・ロエッティンガー
アーティストでありグラフィックデザイナーのブライアン・ロエッティンガーによる作品集。グラミー賞に2度ノミネートされた経歴を持つ彼のデザイン活動をほぼ網羅したカタログ・レゾネで、モノクロコピーによる図版が年代やプロジェクトをあえて不明瞭に並置している。従来のモノグラフとは一線を画し、混沌と秩序の両極を際立たせる構成となっており、制作プロセスを可視化する実験的アプローチを提示している。
In Numbers: Serial Publications by Artists Since 1955
1955年以降に制作されたアーティストによるシリアル・パブリケーションに焦点を当てた初の集成。アーティストブックやエフェメラとは異なる独自の表現形態として、連載形式で刊行された出版物を取り上げている。1960年代のスモールプレス・ブーム、1970年代のコレスポンデンス・アート運動、1980〜90年代のDIYジン文化など、60点以上を紹介。制作背景や流通経路、影響に加え、各出版物の書誌情報も収め、戦後アートと出版の関係を明らかにしている。
A Visual History of Typefaces and Graphic Styles 2冊セット
1628年から20世紀半ばにかけてのタイプフェイスとグラフィックスタイルの変遷をまとめた資料集全2巻セット。Vol.1は1628年から1901年、Vol.2は1901年から1938年までを対象とし、印刷文字の進化を豊富な図版や資料で紹介している。書体見本や装飾的なレタリングなど多彩な事例を収録し、タイポグラフィの歴史を体系的に把握できる構成。オンライン参照用のキーカードが付属し、研究と実践の双方に資する内容を提示している。
タイポグラフィ: タイポグラフィ的造形の手引き | エミール・ルーダー
スイス・スタイルを代表するタイポグラファー、エミール・ルーダーによる名著。日本語版。非対称レイアウトやグリッドの活用、サンセリフ書体、左揃え右不揃いの組版といった特徴を体系化し、グラフィックデザインとタイポグラフィにおける基本原則を示している。具体的な比例や構成を示す実践的な例に加え、哲学的な思考を内包した内容で、出版から半世紀を経た現在も広く参照され続けている。国際的に評価された教育的遺産としての意義を伝えている。
ブラック・ベア ディック・ブルーナ 装丁の仕事
オランダの絵本作家・ディック・ブルーナが手がけた装丁デザインを紹介する作品集。ミッフィーの作者として広く知られる一方で、ペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」のカバーデザインを数多く制作しており、本書ではその仕事を豊富なカラー図版と解説とともに収録している。シンプルな造形と鮮やかな色彩を特徴とするデザインの魅力を提示している。
Blow Up 1963-1974 | 田名網敬一
アーティストでグラフィックデザイナーの田名網敬一による1963年から1974年までの作品を収めたアートワーク集。鮮烈な色彩と大胆な造形を特色とし、絵画、版画、グラフィックデザイン、映画など多様なジャンルにわたる表現を網羅している。60年代の実験精神を反映した作品群に加え、木村恒久や宇野亜喜良らによるコメントも収録され、同時代の創作の広がりを描き出している。
平凡パンチ 大橋歩表紙集 1964-1971
イラストレーター・大橋歩が1964年の創刊号から1971年まで手がけた雑誌『平凡パンチ』の表紙画をまとめた作品集。422点に及ぶイラストレーションをカラーで収録し、当時のファッションやライフスタイルの変化を反映した多彩な表現を紹介している。描線や色彩の変遷を通じて、時代の空気と視覚文化の変動を映し出している。
Museum Tomi Ungerer
フランスの絵本作家、トミ・ウンゲラーの活動を紹介する作品集。児童文学のみならず、画家、漫画家、広告美術など幅広い領域で展開された表現を収め、ユーモアと批評精神に満ちたイラストレーションを多数掲載している。豊富なカラー図版を通じて、国際的に評価されたウンゲラーの多面的な創作の軌跡を示している。
YUNI YOSHIDA | 吉田ユニ
アートディレクター・吉田ユニの初作品集。2014年にラフォーレ原宿で開催された個展「IMAGINATOMY」にあわせて刊行されたもの。国内外の企業広告やブランドのビジュアル、CDジャケットなど多岐にわたる仕事を収録しているほか、制作過程を伝えるメイキング写真も掲載。独自の発想と緻密な造形力を通じて、吉田のクリエイションの全貌を明らかにしている。
ペナント・ジャパン | 谷本研
昭和の観光ブームを背景に各地で制作された観光ペナント100枚を収録し、希少な存在となったデザインやモチーフを紹介したビジュアルブック。地域別に図鑑風の構成でまとめられ、図版と解説を通してその成り立ちや日本人の風景観、土産文化の広がりを検証している。観光とデザインの接点を読み解く資料として、昭和期の視覚文化を浮かび上がらせている。