Taiyo Onorato, Nico Krebs: Light of Other Days | タイヨ・オノラト、ニコ・クレブス
スイス人のアーティストデュオ、タイヨ・オノラトとニコ・クレブスによる作品集。作家自身が制作した作品や拾い物など、様々なオブジェを被写体にダイレクト・ポジティブ・ペーパーという特殊な印画紙を使用して撮影されたモノクロームの作品群を掲載。英語表記。
ジャム・セッション 鴻池朋子 ちゅうがえり | アーティゾン美術館
2020年にアーティゾン美術館で開催された展示のカタログ。「創造の体感」をコンセプトとする「ジャム・セッション展」のシリーズ第1回目は現代アーティスト、鴻池朋子による作品を紹介。影の仕組みを利用した「影絵灯籠」、襖絵「隠れマウンテン」ほか、絵画、彫刻、インスタレーションなどカラー図版と併せて解説を収録。日本語、英語表記。
California | Ansel Adams アンセル・アダムス
米国屈指の風景写真家、アンセル・アダムスの作品集。サンフランシスコ、ゴールデンゲート、ポイントレイズ、レッドウッドの森、ラッセン山、サリナス・バレーのレタス畑、ゴールドラッシュ時代の地域など、カリフォルニアを象徴する風景を鮮やかにとらえた写真の数々を収録。また、それぞれの写真にはロバート・ルイス・スティーヴンソン、ジョン・スタインベック、ジョン・マクフィーといった著名な作家たちによるカリフォルニアにまつわる詩や随筆、文章の数々が添えられている。英語表記。
猪熊弦一郎の仕事展 時代を生かし彩ったもう一つの世界 | 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
2001年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の開館10周年記念展の図録。画家・猪熊弦一郎による絵画にとどまらない多彩な活動に焦点を当てるもので、緞帳や壁画、包装紙、テキスタイルのデザインのほか、挿絵、本の装丁画など、これまで知られる機会の少なかった作品群を多数収録。
NAOSHIMA STANDARD 2 | 直島福武美術館財団
2006年から2007年にかけて香川県の直島および直島諸島を舞台に開催された展覧会のカタログ。草間彌生、大竹伸朗、宮本隆司、杉本博司、妹島和世+西沢立衛/SANAAなど、名だたる現代アーティストたちによる作品や展示風景などを収録。日本語、英語表記。
イサム・ノグチと長谷川三郎 変わるものと変わらざるもの 横浜美術館出品目録 | 横浜美術館 ほか
2019年に横浜美術館、ノグチ美術館などを巡回した日米巡回展「イサム・ノグチと長谷川三郎-変わるものと変わらざるもの」の別冊の展覧会図録。本書は横浜美術館のみに出品された作品33点を掲載するもので、彫刻家のイサム・ノグチと、親交があった画家、長谷川三郎による作品群と年譜、出品リストを収録。
高松次郎 1970年代の立体を中心に | 千葉市美術館
2000年に千葉市美術館で開催された展示の図録。戦後を代表する前衛美術家、高松次郎の1970年代の立体作品「複合体」シリーズを中心に紹介。「複合体」「柱と空間」の立体作品、ドローイング、高松次郎演習ゼミの再録文献ほか、図版とともに解説を収録。
不在 ソフィ・カル | 三菱一号館美術館
2024年から2025年にかけて三菱一号館美術館で開催された展覧会の図録。フランスの現代芸術家、ソフィ・カルによる『グラン・ブーケ』ほか、テキストと写真の作品群『なぜなら』『あなたには何が見えますか』『監禁されたピカソ』など、ソフィ・カルの名作、代表的な作品群を多数収録。
Charlotte Perriand: Livre de Bord, 1928-1933 | シャルロット・ペリアン
フランスの建築家 シャルロット・ペリアンのスケッチやメモなどをまとめた資料集。写真が貼付けされたノートや、色付けされた椅子のデッサン、流れるようなメモ書きなど、氏の思考を垣間見ることができる一冊。
Stig Lindberg: Swedish Artist and Designer | スティグ・リンドベリ
スウェーデンの陶芸家・デザイナー、スティグ・リンドベリのビジュアルブック。作品や制作風景、工房の様子など、貴重な写真の数々をカラー、モノクロ図版で収録。英語表記。
Jose Zanine Caldas | ジョゼ・ザニーネ・カルダス
ブラジルデザイン界の巨匠、ジョゼ・ザニーネ・カルダスの作品集。生誕100年を記念し、作品を紹介するとともにデザインの合理性や世界観に主眼を置いてカルダスのの軌跡を辿る。建築、インテリア、家具、彫刻などをカラー図版とともに掲載。英語表記。
日本の庭 An Approach to Nature | 伊藤ていじ、岩宮武二、亀倉雄策
京都を中心とした日本庭園の写真資料集。名著『桂・日本建築における伝統と創造』『伊勢・日本建築の原型』につづき、日本人の自然へのアプローチの仕方を、庭園および庭園史を通じて考察している。テキストは伊藤ていじ、写真は岩宮武二、装丁は亀倉雄策によるもの。
埃及コプト染織図録 | 明石染人
エジプトの古代染織「コプト織」をまとめた資料集。上・中・下巻の3分冊。収録された図版は1000点に及ぶ世界的なコプトコレクションから選出している。カラー・モノクロ含む大判の図版で収録。別冊で図録解説を付属。
Francois Halard: A Visual Diary | フランソワ・アラール
インテリア写真や建築写真で知られるフランスの写真家、フランソワ・アラールの作品集。ドリス・ヴァン・ノッテン、マノロ・ブラニク、ジョルジョ・モランディ、ミケル・バルセロ、ソール・ライター、ドナルド・ジャッドら、デザイナーや芸術家の邸宅を撮影した作品を多数収録。英語表記。
染の型紙 | 京都国立博物館
京都国立博物館が所蔵する染色型紙から、459図を選び収録した図案集。「正本」「小紋・風通」「縞」「中形」に分類し、図版と解説を掲載。日本の多彩な染色技法のなかでももっとも古い歴史をもつ型染の貴重な資料といえる。
GABBEH 草木染め手織り絨毯・ギャッベ 遊牧民からの贈り物 | 大熊直子
イランの遊牧民「カシュガイ族」による草木染め手織り絨毯・ギャッベについてまとめられた1冊。遊牧という生活形態をはじめ、食事、羊の世話などの日々の暮らし、ギャッベの文様に込められた意味や手仕事による制作過程を、豊富な図版とともに解説を収録。世界中で多くの人に愛されるギャッベの魅力と背景を紐解く。
Twentieth-Century Pattern Design | Lesley Jackson
20世紀に世界中で展開されたパターン・デザインの変遷をまとめたデザイン資料集。アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォー、モダニズム、コンテンポラリー、ポスト・モダンなど、テキスタイルがどのように発展してきたか、その技術革新による変化を10年ごとにカテゴライズして紹介。カラーの豊富な図版と解説を収録。英語表記。
Bathrooms from Inspiration to Lifestyle | Ludovica、Roberto Palomba
夫婦で活動するイタリアのデザインユニット、ルドヴィカ+ロベルト・パロンバのモノグラフ。数々の国際的な賞を受賞しているバスルームデザインを中心に、彼らのライフスタイルや企業との関わり、そしてプロジェクトが生まれるプロセスを紹介する。カラー・モノクロ含む豊富な図版とともに解説を収録。ドイツ語、英語表記。
この器 この菓子 | 鶴屋八幡
柳宗理・亀倉雄策・白洲正子など、錚々たる各界の著名人が創業150年の老舗和菓子屋・鶴屋八幡の菓子とともに、盛る器を紹介した一冊。
Finns at Venini | The Finnish Glass Museum
イタリアのヴェネチアングラスブランド「Venini(ヴェニーニ)」と深い関わりを持つフィンランドの作家を紹介。2007年にフィンランド国立ガラス美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。タピオ・ヴィルカラ、ティモ・サルパネヴァらによる作品とともに解説を収録。英語、フィンランド語表記。
Orrefors 1961 | Lunds Konsthall
スウェーデン王室御用達のクリスタルブランド「オレフォス」の作品集。1961年にLunds Konsthallで開催された展示のカタログ。グラスや照明、オブジェなど6名のガラス作家の作品を紹介する。モノクロの図版と解説を収録。スウェーデン語表記。
Gustavsberg 150 ar | National Museum
スウェーデンを代表する陶磁器ブランド「グスタフスベリ」の創立150周年を記念して、その歴史とともにデザインの変遷を辿る。スウェーデン国立美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。食器や壺、彫刻ほか、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンらデザイナーによる作品をモノクロ、一部カラーによる豊富な図版とともに解説を収録。
信州の民俗コレクション | 信濃毎日新聞社
信州(長野県)の民具・工芸品を集めた資料集。地域に伝わる七夕人形や農耕用具、神具、うつわ、機織り機などをカラーで収録。
ランプ | 榎恵
近代日本における照明・ランプのプロダクトデザイン集。「無尽灯」「明治の石油ランプ」「ランプ時計と時計ランプ」などを収録し、時代ごとのランプの種類・構造や用法詳細に解説。灯明皿から石油ランプまで、技術と風俗にみる東西のともしびの移りかわり(函より)。
日本人の原像 | 土門拳
旧石器時代から縄文時代、弥生時代、古墳時代まで、古代の日本人の歩みを追った資料集。石器や土偶、青銅器、埴輪などの図版を多く用いながら、社会や人々の暮らしが時代ごとにどのように変化したのかを丁寧に解説。写真は土門拳、挿画は福沢一郎、解説は芹沢長介、坪井清足、題字は勅使河原蒼風、装丁は多川精一によるもの。
三代道入・ノンコウ | 樂美術館
桃山時代より樂焼の茶碗づくりを継承してきた樂家・三代道入生誕400年とともに樂美術館開館20周年を記念して開催された展示の図録。「樂の名手」と称えられ歴代随一の名工とされた道入(別名ノンコウ)の名品・ノンコウ七種茶碗ほか、図版と解説を収録。
日本民藝館 Exhibition of Folk-craft from the Collection of THE NIPPON MINGEIKAN
1970年の日本万国博覧会を機に建設された、日本民藝館の分館にて開催された展示会図録。古民芸品から新製作品まで、陶磁器や染物木工作品まで幅広く収録。棟方志功「板画手彩色 倭桜」、芹沢銈介「型染いろは屏風」なども掲載。
Basket 指先から拡がる4つの世界 | 平塚市美術館
2004年に平塚市美術館で開催された展示のカタログ。時代や国を超え、あらゆる視点から『かご』をテーマに国際的な交流へと繋げる。日本の民具のかご、4カ国4名の女性作家によるかご、かごの方法を用いて制作された芸術作品の3部構成で紹介。
末法 Apocalypse 失われた夢石庵コレクションを求めて | 細見美術館
2017年に細見美術館で開催された展覧会の図録。仏教で釈迦の入滅後、仏の教えが衰え、教法だけが残る暗黙の一万年を指す「末法」。本書では極楽浄土への往生を願った平安の貴族たちによって生み出された仏像や絵画、経典など数々の仏教美術を多数掲載。序文は杉本博司。
House Vision 2013 Tokyo Exhibition | 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
日本デザインセンター 原デザイン研究所が企画・運営するプロジェクト「House Vision」の第一回展覧会に際し出版された写真資料集。エネルギー、モビリティ、コミュニティ、美意識などの視点から、日本を代表するメーカーと建築家がタッグを組んで、未来の「家」を提案する。
House Vision 2 2016 Tokyo Exhibition | 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
日本デザインセンター 原デザイン研究所が企画・運営するプロジェクト「House Vision」の第二回展覧会に際し出版された写真資料集。「家」を起点に、家族、社会、エネルギー、通信、都市と地域、高齢化社会など、そこに滞在している可能性に迫りアイデアを発信する「HOUSE VISION」プロジェクトの最新形を収めた1冊。
鈴木勉の本 | 字游工房
初代字游工房社長で書体デザイナーの、鈴木勉の仕事をまとめたもの。氏の手がけた書体の制作過程を紹介するほか、府川充男や鳥海修ら彼を知る人物たちによる文章などから、その仕事と人生を辿る。装丁は平野甲賀。
On the Road to Variable: The Flexible Future of Typography | Victionary
2016年、Adobe、Google、Apple、Microsoftの4社が発表したアップデートにより、フォントが“バリアブル(可変)フォント”として扱えるようになった。本書は、既存の書体に大胆な変化を加えた作品や、バリアブルフォントの可能性を活かして新たに生み出された書体など、世界中から集められた多彩で刺激的な122の事例を集めたもの。1つのフォントファイルの中で極端な表現から繊細なニュアンスまで自由自在に調整ができ、かつてない柔軟性がもたらされたバリアブルタイポグラフィの未来を探る一冊。英語表記。
アイデア No.323 ウィム・クロウエルの実験 | 誠文堂新光社
アイデアNo.323、2007年7月号。ウィム・クロウエルの実験特集。アムステルダム市立美術館関連のグラフィックを手がけたことで知られ、オランダのデザインのみならず、文化的にも多大な影響を及ぼす氏の仕事を徹底解剖。ポスターやブックデザイン、タイポグラフィ、そしてテキストを掲載しデザインを通して試みてきた実験の全容を明らかにする。
永井一正ポスター美術館 | 六耀社
日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正のポスター作品集。1957〜2013年にかけての、500にも及ぶポスター作品をカラーで多数収録。テキストでは、「僕のデザイン哲学」、「亀倉先生について」、「アートとデザイン」などを収録。構成・インタビュー・アートディレクションは永井一史。
流行通信 Extra Issue ’’GRAPHIC’’ | 服部一成
ファッション誌『流行通信』EXtra号。リニューアル時よりアートディレクションを担当していた服部一成が、2004年に亀倉雄策賞を受賞したことを記念し開催された展示に併せて刊行されたもの。大判サイズでグラフィック作品を収録。
サニーサイドアップ 和田誠漫画集 | CBS・ソニー出版
日本を代表するイラストレーターでありデザイナー、和田誠によるイラスト作品集。猿の着ぐるみを被った猿や、金庫を開けようとするサンタクロース、毒を飲んで倒れてしまう死神などユーモア溢れる一コマ漫画をカラーで多数掲載。
A History of Visual Communication | Josef Muller-Blockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスを代表するグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン著。写真・図版などを利用して視覚的に情報を伝達する手法であるビジュアルコミュニケーションの歴史をまとめた書籍。広告デザインなど多数掲載。英語表記。
Space In-Between 吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン | 大阪中之島美術館
2024年から2025年にかけて大阪中之島美術館で開催された展覧会の図録。スイスを代表するグラフィックデザイナーでタイポグラファーのヨゼフ・ミューラー=ブロックマンと、そのパートナーで芸術家の吉川静子による2人のキャリアと作品に焦点を当てたもの。吉川のアートとブロックマンのデザイン、それぞれの作品を通して、2人の個々の芸術家としての軌跡をたどる。
英字デザイン | 佐藤敬之輔
書体デザイナー・佐藤敬之輔著。英字の書き方から基本知識、歴史、英字の構成、書体の選び方、現代の代表的な書体など英字デザインの包括的な情報を提供する。
Visual Thinking | Henry Wolf ヘンリー・ウルフ
『Esquire』『Harpers BAZAAR』などのファッション誌でアートディレクターを務めたデザイナー、ヘンリー・ウルフが編纂する優れたグラフィックデザインの資料集。記憶に残るビジュアルデザインの秘訣を解説する。英語表記。
タイポグラフィ・ハンドブック | 小泉均、akira1975
タイポグラフィの基本情報をまとめたハンドブック資料集第1版。欧文書体に加え、和文フォント、Webフォントを追加。8章に分けフォントのデザイン、特徴や知識、英語の用語など、豊富な図版とともに解説。
Takeo Paper Show 2018 precision 精度を経て立ち上がる紙 | 株式会社竹尾
2018年開催の竹尾ペーパーショウのカタログ。「precision/精度」をテーマに、紙そのものの価値を捉え直すことで新たなファインペーパーのあり方を提案する。「安東陽子 紙と布の協働、あいまいな関係[紙布]」「葛西薫 闇に溶ける紫[色紙]」「田中義久 土紙[和紙]」「原研哉 『チョコレートの帽子-2』 穴あきの紙 [半透明の紙]」などを収録。