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田中一光展 伝統と今日のデザイン ハードカバー版
2025年11月6日
日本のグラフィックデザイン史を代表する田中一光の仕事を総覧する作品集。ハードカバー版。ポスター、ロゴ、パッケージデザインなど、明快で洗練された造形感覚による代表作を豊富な図版で収録する。あわせて、高階秀爾「田中一光と日本文化の最良の部分」、ジャン・カルロ・カルツァ「田中一光―きらめく閃光」、片岸昭二「田中一光の明快なデザイン」などの論考を収録し、デザイン史の中における田中の位置づけと、その思想の核心に迫っている。
円と四角 | 向井周太郎
2025年11月6日
円と四角という二つの形態に焦点を当て、宇宙図、カリグラフィ、護符、サイン、コンクリート・ポエトリーなど、形の持つ象徴性と造形美を探るビジュアルブック。西洋の錬金術的宇宙観から東洋の護符、そして20世紀中葉に展開したコンクリート・ポエトリー運動まで、時代と地域を越えて集められた520点の図像を章ごとに紹介する。意味よりもかたちに宿る力を見つめ直す構成に加え、デザイン史家・向井周太郎による解説が、図像の背後にある思想的背景を明快に読み解く。装丁は松田行正。
本の美術 | 恩地孝四郎
2025年11月6日
装幀家・版画家・詩人として多面的に活動した恩地孝四郎による装本美術論集。自らの装幀観を語る論考に加え、手がけた書籍の装幀図版を多数掲載する。別冊には植村鷹千代による解説、「恩地孝四郎装本拾遺」や年譜を収録し、詩的感性と造形理論の双方から恩地の創作を読み解く構成となっている。
ブラック・ベア ディック・ブルーナ 装丁の仕事 ソフトカバー版
2025年11月6日
グラフィックデザイナーとしてのディック・ブルーナに焦点を当てた作品集。オランダの出版社アウェルス社によるペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア・ブックス」で、1950年代から手がけたカバーデザインを中心に紹介する。シンプルな構図と大胆な色面、そしてタイポグラフィの洗練が融合した装丁の数々は、絵本作家として知られるブルーナのもう一つの創作世界を示している。明快なデザイン言語の魅力を再発見させる一冊。
大橋歩 わたしの時代 1962-2009
2025年11月6日
2009年に三重県立美術館で開催された展覧会「大橋歩展 平凡パンチからアルネまで アート・ファッション・ライフスタイル 1964年〜2009年」の公式図録。雑誌『平凡パンチ』の表紙イラストをはじめ、西武百貨店のポスター、長田弘の著作装画、立体作品などを収録し、イラストレーターとして、そして生活文化の表現者としての軌跡を辿る。時代の変化に寄り添いながら、アート、デザイン、ファッションを横断して活動した大橋歩の表現の広がりを示している。
BOOKS 水戸部功 ✕ 名久井直子
2025年11月6日
2024年に竹尾見本帖本店で開催された展示「BOOKS 水戸部功✕名久井直子」にあわせて発行された図録。ブックデザイナーの水戸部功と名久井直子が、それぞれ自らの仕事から選んだ30冊を取り上げ、装丁という行為を「紙」「素材」「造本」「デザイン」の観点から見つめ直す内容となっている。水戸部による研ぎ澄まされたミニマルな造形と、名久井による素材と加工の豊かな表現。対照的なアプローチを通して、本というメディアの奥深さを浮かび上がらせる。
The IBM Poster Program: Visual Memoranda
2025年11月6日
アメリカのコンピュータ企業・IBMが1960年代後半に開始した社内ポスタープログラムを紹介する資料集。ポール・ランドやエリオット・ノイエスらの指導のもと、社内デザインチームが制作したポスターは、ミッドセンチュリーの企業デザイン史の中でも特筆すべき成果として知られる。平等推進やセキュリティ啓発、社内イベント告知など、日常的なテーマを題材に、ユーモアやタイポグラフィの実験精神を凝縮。IBMのコーポレートデザインがどのように社内文化へ浸透していったかを視覚的に示す、企業デザイン史の貴重なドキュメント。
All Over Coffee | Paul Madonna
2025年11月6日
アメリカのアーティスト、ポール・マドンナによる作品集。2004年より『サンフランシスコ・クロニクル』紙で連載され、詩的で独創的な世界観が話題を呼んだシリーズ〈All Over Coffee〉をまとめた一冊。人影のない住宅街や路地、カフェの片隅など、日常の風景を淡いインクウォッシュで描き出し、そこに哲学的な言葉を添えることで、都市の時間と記憶を静かに浮かび上がらせる。ユーモアと孤独、現実と夢想が交錯する詩的なまなざしが魅力の作品集。
Everything Is Its Own Reward: An All Over Coffee Collection | Paul Madonna
2025年11月6日
アメリカのアーティスト、ポール・マドンナによる〈All Over Coffee〉シリーズ第2作。サンフランシスコをはじめ、パリ、ローマ、ブエノスアイレス、東京など世界各地を旅しながら、都市の風景を緻密な線描と詩的な言葉で描き出す。建物の佇まい、街角の光、部屋の片隅といった何気ない瞬間を繊細にとらえ、短い物語や会話を添えることで、記憶と時間が交錯する独自の世界を構築。観察者としての眼差しと詩人の感性が融合した、静謐で美しい作品集。
The Graphic Language of Neville Brody 2 ハードカバー版
2025年11月6日
英国のグラフィックデザイナー、ネヴィル・ブロディによる代表的作品集の第2巻。『THE FACE』『Arena』などの誌面を通じて80〜90年代のビジュアルカルチャーを牽引したブロディが手がけた、実験的で力強いタイポグラフィを多数収録。独自の文字造形と構成によって雑誌デザインの概念を刷新し、以後のグラフィック表現に大きな影響を与えたブロディの創作言語の核心を伝える一冊。
Typography Now: The Next Wave ハードカバー版
2025年11月6日
イギリスのグラフィックデザイン界におけるタイポグラフィの動向を記録した作品集。ネヴィル・ブロディ、デヴィッド・カーソン、ジョナサン・バーンブルック、フィル・ベインズら、当時の注目デザイナーによる革新的な作例を多数収録し、文字が視覚表現にもたらす役割や可能性を探る。デザインはWhy Not Associates、評論は雑誌『Eye』編集長リック・ポイナーが担当。90年代初頭の新しいタイポグラフィを牽引した潮流を鮮やかに伝える記録となっている。英語表記。
パサージュ | 矢萩喜従郎
2025年11月6日
デザイン、アート、建築など多分野にわたって活動を続ける矢萩喜従郎の仕事を総覧する作品集。グラフィックデザインやエディトリアルワークをはじめ、写真、建築的空間の演出、サイン計画、展示ディレクションなど、領域を越えて展開される造形の実践を豊富な図版で紹介する。寄稿には伊藤俊治と吉田直哉が名を連ね、矢萩の思考と表現の根幹にあるデザイン観を多角的に読み解いている。
For Calendar ’96
2025年11月6日
紙の専門商社、平和紙業株式会社が手がけたカレンダー用紙集。カレンダーの成り立ちや由来を辿りながら、素材となる紙を「ファンシーな印刷用紙」「プレーンな風合いの印刷用紙」「環境対応・エコロジーペーパー」の3つのカテゴリーに分類。1種類につき1シートを収録し、質感・色味・風合いの違いを実際に手に取って感じられる構成になっている。新草木染のシート欠け。
昭和のモダニズム 今竹七郎の世界 | 株式会社今竹
2025年11月6日
日本のモダニズムの父と称されるグラフィックデザイナー、今竹七郎の幅広い創作活動を網羅した作品集。高島屋の広告ポスターをはじめ、雑誌『アイデア』の表紙デザイン、抽象絵画、フロッタージュ技法を用いた作品など、多彩なジャンルで展開された独自の美学と表現をカラー図版で豊富に紹介。彼の革新的なデザインが昭和期の日本の美術と広告に与えた影響を読み解く上で重要な資料となっている。
杉浦非水 時代をひらくデザイン
2025年11月6日
2021年から2023年にかけて開催された巡回展の公式図録。近代日本におけるグラフィックデザインの先駆者として知られる杉浦非水の活動を幅広く紹介している。ポスター、装丁、雑誌、パッケージ、図案など多岐にわたる仕事を収録し、生涯を通じて展開したデザインの軌跡を体系的にたどる構成。観察力と写生精神を基盤に築かれた造形は、商業デザインの枠を越えて文化的な価値を持つことを示している。日本近代デザイン史の展開を照らし出している。
SKETCH FROM THE ZOO | タケウマ
2025年11月6日
京都を拠点に活動するイラストレーター・タケウマによる、初の画集。動物園での観察をもとに描かれた約70点のスケッチを収録し、軽やかな筆致とユーモラスな表情で動物たちの生命感を生き生きと伝えている。実際に使用したモレスキンのスケッチブックと同じ判型で構成され、ページをめくるたびに描くことの喜びやまなざしの自由さが感じられる一冊。
安西水丸 青山の空の下
2025年11月6日
イラストレーター・安西水丸の仕事を総覧する『イラストレーション』緊急増刊号。2014年、71歳での急逝を受けて刊行された追悼特集として、書籍装丁、雑誌連載、絵本、漫画、展覧会作品など多岐にわたる活動をジャンル別に紹介。とりわけ村上春樹とのコラボレーションや、30年前の貴重な対談記事を再録し、創作の舞台裏に迫る。さらに、安西と親交の深かった作家・編集者・デザイナーによる寄稿も多数掲載。作品の魅力のみならず、その温かな人柄と創作の精神を豊かに伝えている。
HAND BOOK | 大原大次郎
2025年11月6日
グラフィックデザイナー・大原大次郎の仕事と制作過程をまとめた作品集。手書き文字など身体的でアナログな手法を駆使し、音楽、ロゴタイプ、装丁、広告など多様な分野で展開してきた活動を、400ページを超える圧倒的なボリュームで紹介する。制作のプロセスや実験的アプローチも豊富な図版とともに収録し、大原のタイポグラフィへの探求と造形感覚を余すところなく伝える内容となっている。
D&D SCAN 横尾忠則の仕事と周辺 ニューヨーク→チェコ駆け足旅行記
2025年11月6日
画家でありグラフィックデザイナーでもある横尾忠則の仕事と日常を、旅の記録とともに綴ったビジュアルブック。「A&D SCAN 仕事と周辺」シリーズの第1弾として刊行された本書は、ニューヨークからチェコまでを駆け足で巡る旅を軸に、横尾が見た風景や街の断片、異文化との出会いを写真とテキストで構成。ページをめくるごとに視点が切り替わるスクラップブックのようなレイアウトが特徴で、旅と創作が交錯する瞬間を臨場感をもって伝える。観察眼と遊び心が交わる構成から、横尾の造形感覚の広がりを体感できる一冊となっている。
アイデア No.231 アイヴァン・チャマイエフ
2025年11月6日
アイデア No.231(1992年3月号)。巻頭特集は、アメリカを代表するグラフィックデザイナー、アイヴァン・チャマイエフ。トム・ガイセルマーとともに〈チャマイエフ&ガイセルマー〉を設立し、NBCやMoMA、Mobilなどの企業ロゴを手がけたコーポレートデザインの第一人者として知られる。その理知的で洗練された造形感覚を、多数の作品図版とともに紹介する。ほかに、イラストレーターのマーク・ライデン、写真家グレン・カッツの特集、福田繁雄によるポスター作品、近代ポスター史をたどる連載などを収録。90年代初頭の国際的デザイン動向を多角的に伝える内容となっている。
アイデア No.229 ヤン・レニツァ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.229(1991年11月号)。巻頭特集はポーランド・ポスターの巨匠ヤン・レニツァ。代表的ポスター作品やブックデザインを豊富な図版で紹介し、その独創的な造形言語と思想に迫る。そのほか「第3回世界ポスタートリエンナーレトヤマ1991展」や「カリフォルニアのグラフィックデザイナー ロバート・マイルズ・ラニアン」、「コラージュ・アーティスト デヴィッド・ルイ」、「ファンタジック・フォトグラファー 小島孝夫」、「日本と世界のタイポグラフィデザイン展」などを掲載。表紙デザインはヤン・レニツァ。
アイデア No.228 ホセ・プラ=ナルボナ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.228(1991年9月号)。巻頭特集はスペインを代表するグラフィックデザイナー、ホセ・プラ=ナルボナ。社会性と詩情をあわせ持つポスターやイラストレーションを通して、その造形理念と表現手法を探る。そのほか「ニューヨークADC第70回年次展 第5回国際展入賞作品」や「ジョージョプロス・デザイン社」、「佐藤晃一の最新作」、「フォトグラファー ジニェ・ディレンコファー」、「ポール・ピーター・ピーチの詩としての俳句ポスター」など、多彩なトピックを収録している。
アイデア No.227 シーモア・クワスト
2025年11月6日
アイデア No.227(1991年7月号)。巻頭特集は、アメリカのグラフィックデザイナー、シーモア・クワスト。ミルトン・グレイサーらとともに〈プッシュピン・スタジオ〉を設立し、鋭い社会風刺とユーモアを融合させたデザインで知られる。代表的なポスターやイラストレーションを通して、その豊かな発想と造形感覚を紹介する。そのほか、「日本のポスター100」(福田繁雄)、「第33回イラストレーターズ展」、「スイスポスター展1987–1989」(フレデリック・メッツ・コレクション)、「片岡脩の平和ポスター」、「平井宥子とパッケージデザイン」などを収録。
アイデア No.226 ヘンリー・スタイナー
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.226(1991年5月号)。巻頭特集は香港を拠点に国際的に活躍したデザイナー、ヘンリー・スタイナー。多文化都市・香港のアイデンティティを視覚的に表現した企業ロゴやポスターなどを通して、そのデザイン哲学と造形感覚を紹介する。そのほか「第1回メキシコ国際ポスター・ビエンナーレ」や、6人のグラフィックアーティストによるCGニューヨーク展「東京からの類人猿の叫び」展、横尾忠則の新作版画とペインティング、大貫卓也の広告作品など、多様な特集を掲載。
アイデア No.225 ホルガー・マティス
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.225(1991年3月号)。巻頭特集はドイツのグラフィックデザイナー、ホルガー・マティス。社会的テーマを鋭く視覚化するポスター作品を中心に、その造形的アプローチと思想を紹介する。そのほか「イラストレーターと環境展 生き残るためのアート」や「浅葉克己の新作展」、「キューバのグラフィックデザイナー レネ・アスクィ」、「UNAグループによるアニュアルリポート・デザイン」、「富田勉と千花子」など、多角的にグラフィックの動向を追う内容となっている。
アイデア No.223 永井一正
2025年11月6日
アイデア No.223(1990年11月号)。巻頭特集は、日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正。1960年代以降、日本のデザイン界を牽引し続けてきた永井のポスター作品を中心に、その象徴的な構成と造形の美学を豊富な図版とともに紹介する。自然や生命をモチーフにした作品群から、洗練されたタイポグラフィの実験まで、永井のデザイン思想を多角的に探る内容となっている。そのほか、「1990年度東京ADC賞」、「現代米・ソポスター展」、「伊藤憲治 プリントアートの世界」、「ニューヨーク・タイプディレクターズクラブ第36回展」、「フランコ・グリニャーニのサインとシンボル」などを収録。
アイデア No.222 ヘンリー・ウルフ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.222(1990年9月号)。巻頭特集はアートディレクター、ヘンリー・ウルフ。『エスクァイア』や『ハーパーズ・バザー』などの誌面を革新的に刷新した編集デザインの数々を通して、そのクリエイティブな思考と造形美を紹介する。そのほか「ニューヨークADC第69回年次展 第4回国際展入賞作品」、「ランドー・アソシエーツ」、「青葉益輝の仕事」、「ウォーターズ・デザイン・アソシエーツ社」、「デボラ・ラウンドリー」など、国内外の最新グラフィックを網羅している。
アイデア No.221 ギュンター・ランボウ
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.221(1990年7月号)。巻頭特集はドイツのグラフィックデザイナー、ギュンター・ランボウ。社会や演劇の文脈に鋭く切り込む造形表現を紹介している。そのほか「第32回イラストレーターズ展」や「第6回コロラド国際招待ポスター展」、「’90卒業制作誌上展・グラフィックデザイン」など、国内外の新しいグラフィック動向を網羅。ロバート・クォーリー、クリス・カリス、福田繁雄ら多彩なクリエイターの仕事も併せて掲載している。
アイデア No.220 ポール・デイビス
2025年11月6日
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.220(1990年5月号)。巻頭特集はアメリカのイラストレーター/デザイナー、ポール・デイビス。演劇ポスターや雑誌表紙などで知られるデイビスの独自の筆致と叙情的な表現を紹介している。そのほか「創立30周年記念 日本デザインセンター作品展」「チャールズ・S・アンダーソン展」「前略、AOYAMAステーショナリー展」「JAGDAポスター展『水』」「ジェフリー・ベーコンの映画ポスター」などを掲載。
草木染 日本の縞 | 山崎青樹
2025年11月5日
日本の染色家・山崎青樹による草木染の研究資料集。伝統的な模様の中でも「縞」に焦点を当て、各縞の名称や起源、染色技法を丁寧に解説している。さらに、その手法に基づいて染め上げられた布地を実際に貼り込み、草木染ならではの繊細な色合いと質感を視覚的に示す。自然素材から生まれる色の多様性と、日本人の美意識が織りなす縞模様の魅力を記録した、工芸史的にも貴重な一冊となっている。限定1200部。
Ettore Sottsass
2025年11月5日
イタリアを代表するデザイナー、エットレ・ソットサスの生誕100周年を記念して刊行されたモノグラフ。1940年代から2000年代までの活動を網羅し、建築、プロダクト、家具、ジュエリー、グラフィックなど多岐にわたる創作を紹介する。膨大なアーカイブからスケッチや図面、制作過程の資料を収め、メンフィス運動を牽引したソットサスの造形思想と、その根底に流れる人間的感性を鮮やかに伝えている。
定本 北大路魯山人 | 黒田領治
2025年11月5日
雄山閣創業六十周年記念出版として刊行された、日本を代表する芸術家、北大路魯山人の大型作品集。陶磁器、絵画、書など379点もの作品群をカラー、モノクロ図版で掲載するとともに、それぞれの作品の解説も併せて収録。巻末には陶芸家の小山富士夫、加藤唐九郎、版画家の棟方志功らによる座談会のテキストも収録。700部限定刊行。
イスラム空間と文様 | 石元泰博
2025年11月5日
写真家・石元泰博が中東から北アフリカにかけてのイスラム建築を撮り収めた写真集。コルドバ、グラナダ、バグダッド、イスタンブールなど各地を巡り、モスクや礼拝堂に施された壮麗な文様と空間の構築美をとらえる。青く輝くタイル装飾、金色のドーム、幾何学的なアラベスク――建築の外観から内部の細部にいたるまで、光と影が織りなすリズムを静謐な眼差しで写し出し、イスラム美術の精神性を映し出している。装丁は田中一光によるもの。
Barn | John Pawson, Fi McGhee
2025年11月5日
英国を拠点に活動する写真家、フィ・マクギーによる作品集。建築家、ジョン・ポーソンが17世紀の納屋をスタジオ兼住居に改築した様子をモノクロ写真に収めたもの。ポーソンによるミニマリズムの美学が、マクギーによる写真でより洗練された形で浮き彫りになっている。英語表記。
桂離宮 毎日新聞創刊110年記念出版 | 岡本茂男
2025年11月5日
日本庭園の最高傑作と称される桂離宮を収めた作品集。写真家・岡本茂男が撮影し、1975年から行われた古書院、中書院、新御殿の解体修理の過程と修復後の姿を記録している。カラー・モノクロを含む豊富な図版や詳細な図面に加え、専門的な解説テキストも収録され、庭園と建築の双方を多角的に捉える構成となっている。装丁はグラフィックデザイナー原弘が手がけている。
アンニ・アルバースとアンデスの染織 バウハウスからブラック・マウンテンへ
2025年11月5日
ドイツ出身のテキスタイルアーティスト、アンニ・アルバースの創作と思想を辿る伝記的資料集。バウハウスで学び、のちに指導者として活動した彼女が、アメリカ移住後にブラック・マウンテン・カレッジで展開した教育・研究に焦点をあてている。アンデスの染織に着想を得た織物の構造的思考や、絵画的感性を融合させた実践を豊富な図版で紹介。工芸と芸術の境界を越え、織を新たな表現領域へと押し広げたアルバースの造形理念を的確に示している。
Architecture Paysagere | Tim Richardson
2025年11月5日
世界各地で活躍する37人のランドスケープアーキテクトやデザイナーの思考と創作過程を紹介する作品集。スケッチや図面、ドローイング、写真コラージュを通じて、庭園や景観、屋外空間の構想がどのように形づくられていくのかを可視化している。鉛筆やペン、絵の具など、実際に使用される道具や描法の細部にも注目。緻密なプランニングと自由な発想が交錯するデザイナーのノートから、ランドスケープ表現の創造性と思想を鮮やかに伝えている。
Japan: Beauty of Food | Reinhart Wolf
2025年11月5日
ドイツの写真家、ラインハルト・ヴォルフが、日本の食文化に宿る美を撮り収めた写真集。お吸い物や干菓子、金太郎飴、和包丁など、日々の暮らしに息づく食の造形を静謐な構図で写し出す。厳しさと繊細さ、簡潔さと優美さが同居する日本の感性を、食を通して可視化し、芸術として提示する。日常に潜む美意識への洞察を、異なる文化の視点からとらえた一冊。
いす・100のかたち ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの名品
2025年11月5日
1996年から2000年にかけて開催された「いす・100のかたち ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの名品」展の公式図録。1800年代から現代までの椅子のデザイン史を俯瞰し、マルセル・ブロイヤー、チャールズ&レイ・イームズ、イサム・ノグチ、エットーレ・ソットサス、柳宗理らによる名作を100点収録。プロトタイプを含む多彩な椅子の造形を通して、素材、機能、美意識の関係を探る。日常の道具としての椅子が、いかに時代の思想と造形理念を映し出してきたかを明らかにしている。
アール・デコの館 旧朝香宮邸 | 増田彰久
2025年11月5日
東京・白金に現存するアール・デコ建築の傑作、旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)を紹介する建築写真集。撮影を増田彰久、構成と造本を杉浦康平、テキストを藤森照信が担当。ラリックの玄関扉、ブランショのレリーフ、セーヴル製香水塔など、宮邸を彩る工芸作品と室内装飾を精緻なカラー写真で収録している。日本におけるアール・デコ様式の受容と展開を、美術と建築の両面から明らかにし、旧朝香宮邸に息づく時代の美学を鮮やかに伝えている。
Ethnic by Design | Dinah Hall
2025年11月5日
世界各地の民芸品や民族デザインを現代の暮らしにどう取り入れるかを探るヴィジュアルブック。アメリカ先住民、メキシコ、北欧、地中海、アジアなど14の地域をテーマに、それぞれの土地に根ざした模様や色彩、素材の背景を紹介。民俗的な造形や装飾の持つ普遍的な魅力を読み解きながら、家具、テキスタイル、陶器、オブジェといった日常のデザインに息づく多様な文化の表現を提示している。
日本海 | 水上勉、岩宮武二
2025年11月5日
写真家・岩宮武二がとらえた日本海沿岸の風土と人々の暮らしを記録した写真集。荒波寄せる冬の海、春に咲く花々、夏の赤いか漁、秋祭りと、四季を通じて移ろう自然と生活の光景を丹念に写し取っている。作家・水上勉による文章が添えられ、厳しさの中にある人の温もりと海の生命力を静かに語る。日本海の風土に根ざした美と祈りの時間を深く刻み込んでいる。
タイムライフブックス アフリカ料理
2025年11月5日
1960年代から1970年代にかけてアメリカのタイムライフ社より刊行された『Foods of the World』シリーズの日本語版『世界の料理 アフリカ料理』。アフリカ各地の食文化を歴史・地理・民族背景など多角的に紹介する。ラム脚の蒸し焼き、パパイヤサラダ、魚の酢漬け、ココナッツプディングなどの地域色豊かな料理のレシピや写真を多数掲載。失われつつある食文化を記録した、資料的価値の高い一冊。別冊のレシピ集付属。
南インド キッチンの旅 | 齋藤名穂
2025年11月5日
建築家・デザイナーの齋藤名穂が、南インドで出会った21の家庭の台所を訪ね歩いた記録。インドの出版社タラブックスから刊行された『Travels Through South Indian Kitchens』の日本語版で、3か月の滞在中に交わした会話や家庭料理のレシピ、手描きのスケッチ、写真を通して日々の暮らしを描き出す。台所という小さな空間に宿る文化と人の温もりを、建築家のまなざしで丁寧にすくい取っている。
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