Le Corbusier, Architect of Books | ル・コルビュジエ
20世紀における最も重要な建築家のひとり、ル・コルビュジエが手がけたブックデザイン集。各書籍のカラー書影とともに、ラフスケッチや手書きの構成案などの未公開資料も収録。英語表記。
Overlap / Dissolve | Nancy Skolos、Thomas Wedell
グラフィックデザイナーのナンシー・スコロスとトーマス・ウェデル夫妻によるおよそ40年にわたる革新的なグラフィックデザインの実践を回顧したアートワーク集。1980年代から2020年代にかけて年代ごとに彼らの作品を検証すると同時に、2人のユニークな考え方や仕事の進め方を紹介している。英語表記。
構成的ポスターの研究 バウハウスからスイス派の巨匠へ | ポスター共同研究会・多摩美術大学
多摩美術大学のポスター共同研究会による研究論文。バウハウス設立後に盛んとなった合理的・構成的デザインについて、バウハウスからスイス派の巨匠たちの作品を題材に紐解く。
Idea Archive 花形装飾の博物誌 | アイデア編集部
アイデア325号、2007年11月号の復刊版。西洋の活版印刷において使用されてきた伝統的な活字である花形装飾活字の数々を収録し、その美しさと歴史的な意義に焦点を当てる。
日本レタリング年鑑 1969 | 日本レタリングデザイナー協会
日本レタリングデザイナー協会発行の「日本レタリング年鑑」1969年度版。タイプフェイス部門、ロゴタイプ部門、マーク・シンボル部門、タイポグラフィ部門、提案・研究部門それぞれの豊富な優秀作品を収録。原弘「日本のレタリング」、向秀男「ロゴタイプは印鑑である」などのエッセイも併せて掲載。
VNIITE: Discovering Utopia – Lost Archives of Soviet Design
モスクワデザインミュージアムのアレクサンドラ・サンコヴァとオルガ・ドゥルジニナによって、今ではすっかり忘れ去られたVNIITE(全ソ連技術美学科学研究所)の姿を明らかにした一冊。本書は、スケッチやモデル、プロトタイプ、ソ連におけるグラフィックデザインの隠れた名作、VNIITEの月刊誌『Technical Aesthetics』の表紙を厳選して収録。1960年代から1990年代初頭までのソビエトのグラフィック・トレンドがわかる。
Images for Survival | The Shoshin Society
1985年に広島、ワシントン、ニューヨークなど各地で開催された展覧会のカタログ。広島への原爆投下から40周年の年に、アメリカと日本のグラフィックデザイナーたちによる反戦、平和を訴える数々のポスターを掲載。亀倉雄策、ミルトン・グレイザーによるテキストも収録。
Hiroshima-Nagasaki 50 JAGDA 平和と環境のポスター展 1995
1995年から1997年にわたり開催された巡回展の図録。戦後50周年の節目に平和と環境問題に対する意識を深める目的としてこれまでの活動を継承させつつ、新たな「HIROSHIMA-NAGASAKI 50」展を開催。大賞は福田繁雄。永井一正、松永真によるテキスト、カラーによる掲載作品250点ほか収録。
Black & White in Wadaland 和田誠モノクローム作品集
グラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠による作品集。挿絵、ポスター、レコードジャケット、旅のスケッチや映画の絵コンテなど、3000点以上のモノクロ作品を掲載。
The End of Print: The Grafik Design of David Carson | デヴィッド・カーソン
『レイガン』『ビーチ・カルチャー』誌などのデザインで知られるアメリカのグラフィックデザイナー、デヴィッド・カーソンの初作品集。グラフィックデザインの書籍としては異例の売上を記録した1冊。 英語表記。
iichiko design 2015 | 三和酒類
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集、2015年版。他の酒類とは一線を画した、美しく印象的なブランドイメージを世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品を多数掲載。さらにTVCMコレクションを収めたCD付き。
Heinz Waibl: Progettando 1950-1990 | ハインツ・ワイブル
イタリアのグラフィック・デザイナー、ハインツ・ワイブルの1950年から1990年までのアートワークを集めた資料集。鮮やかな色彩のデザインが目を引くハインツによるポスターやロゴ、広告など、貴重な図版をカラーで収録。 イタリア語、英語表記。
アイデア No.348 漫画・アニメ・ライトノベルのデザイン EXTRA | 誠文堂新光社
アイデアNo.348、漫画・アニメ・ライトノベルのデザインEXTRA号。成熟する漫画やアニメ周辺のデザインを追った人気特集の待望の続編。染谷洋平、有馬トモユキ、木緒なち、柊椋、沼利光、NC帝國など、多数の若手デザイナーを紹介。また祖父江慎デザイン放談「アンチゴチのむこうに」などを掲載。
アイデア No.339 ぼくらのデザイン、みんなのデザイン | 誠文堂新光社
アイデアNo.339、2010年3月号。ぼくらのデザイン、みんなのデザイン特集。原田祐馬、佐々木暁、橋詰宗ら1970年以降に生まれたデザイナーを中心にインタビューを掲載。2000年代の日本のグラフィックデザインの総括と、2010年代のデザインの展望を問う。連載「越境のかたち」には秋山伸が登場。
日本のパッケージデザイン その歩み・その表情 | 日本パッケージデザイン協会
日本のパッケージデザイン その歩み・その表情/日本の様々なパッケージデザインを収録した資料集。食べ物から嗜好品、薬、そして日用品にいたるまで、魅力的なパッケージデザインの数々を収録。加えて木村勝、福田繁雄、秋月繁らデザイナーや、評論家などによるエッセイをあわせて掲載。
日本のパッケージデザイン ヨーロッパとの対比 新装版 | 日本パッケージデザイン協会
日本のパッケージデザイン ヨーロッパとの対比/酒、タバコ、食品、化粧品などあらゆるプロダクトのパッケージデザインを日欧で比較する資料集。図版に添えられた解説は、ブルーノ・ムナーリや福田繁雄、岡本太郎らが担当。序文は木村勝。新装版。
Lunatico 宇野亜喜良 1987-1990 | 新書館
日本を代表するイラストレーター、宇野亜喜良の作品集。1987年から1990年にかけて各地で開催された5つの展覧会の出品作品を中心に、ポートレート作品70点を掲載。
Edward Hopper | エドワード・ホッパー
2007年から2008年にかけてボストン美術館ほか米国各地で開催された展覧会の図録。20世紀アメリカを代表する画家、エドワード・ホッパーの代表作を中心に、150点以上の油彩、水彩、版画、ドローイングを収録。英語表記。
Von Jedem Eins | Karstden Bott
ドイツ出身のアーティスト、Karstden Bottによる作品集。様々な「モノ」を人々の歴史文書として1988年より蒐集を続けているプロジェクト『現代のアーカイブ』を紹介。使い古されたキャップ、譜面台、サッカーカード、証明写真、家族写真、ヌテラの空き瓶など、約50万個を超えるアーカイブのコレクションの中から2000点以上をサムネイルで掲載。ドイツ語表記。
Olafur Eliasson: Riverbed | オラファー・エリアソン
2014年から2015年にかけてデンマークのルイジアナ近代美術館で開催された展覧会の際に刊行された図録。現代アーティスト、オラファー・エリアソンによる数々のインスタレーション作品をカラー図版で掲載するほか、インタビュー、対談記事、展覧会の背後にあるアイデアをテキストで収録。英語表記。
Crimes and Splendors: The Desert Cantos of Richard Misrach | リチャード・ミズラック
人の営みが自然に、また自然が人にもたらす事象を映し出す写真家、リチャード・ミズラックの作品集。ヒューストン美術館で開催された回顧展に際して出版されたもの。アメリカの砂漠の美しさとともに、爆弾投下訓練場や人為的な火災や洪水などを収めた「デザート・カントス」シリーズを中心に収録。英語表記。
Magazine Work | Diane Arbus ダイアン・アーバス
アメリカの写真家、ダイアン・アーバスの作品集。「Esquire」「Harper's Bazaar」などのマガジンワークをまとめた1冊。ジェームズ・ブラウン、アグネス・マーティンら著名人や老若男女、あらゆるシチュエーションで撮影されたポートレートをモノクロの写真で解説と併せて収録。英語表記。
Soft Work | Sterling Ruby
絵画、デッサン、コラージュ、彫刻、テキスタイルなど様々な分野で活動をするアーティスト、スターリング・ルビーの作品集。これまでに開催された4回の個展で展示された作品を紹介。ぬいぐるみのような巨大な布で制作されたソフトスカルプチャー作品を中心にラフ・シモンズのランウェイでも飾られた星条旗のソフトスカルプチャーなど、大判の作品図版とともに解説を収録。英語表記。
Lawrence Weiner: As Far As the Eye Can See | ローレンス・ウィナー
2007年から2009年にかけてホイットニー美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。アメリカのコンセプチュアル・アーティスト、ローレンス・ウィナーによる1960年代初頭から現在に至るまでの作品を幅広く網羅するもので、初期のペインティングから書籍、ビデオ、公共空間における作品など多数掲載。英語表記。
Color | Sheila Metzner シーラ・メッツナー
アメリカの写真家、シーラ・メッツナーの作品集。初期の子どもたちの写真、ファッション、静物、風景などのモチーフの数々を、フレッソン・プリントの技法を用いることでメッツナー独自の淡い世界を引き出している。英語表記。
Surfing Photographs from the Seventies Taken | Jeff Divine
カルフォルニア出身の写真家、Jeff Divineによる写真集。サーフィンがスポーツとしてメジャーとなる以前から、ビーチでその瞬間を捉え続けてきたJeff Divineが1970年代に撮影した作品を中心に紹介。アクションショットやカルチャー、サーファーたちがビーチで過ごす自然な姿が収められている。英語表記。
温室 Glasshouse | 木村拓
数年にわたり海外の温室の室内を撮影してきた写真家、木村拓の作品集。本書は18世紀頃から温室づくりに取り組んできたというイギリスで撮影した写真をまとめたもので、建築が生み出す人工的な空間とそこで育つ植物の調和を木村独自の視点で切り取っている。
Mono.Kultur 33 Kim Gordon: Dissonatine | キム・ゴードン
ベルリン発カルチャー・マガジン『mono.kultur』33号。バンド「ソニック・ユース」のメンバーとして知られるキム・ゴードンにフォーカスを当てる。実験的なパンクロックを追求、そしてビジュアル・アートの創作活動など今尚 […]
Mono.Kultur 36 Ricardo Bofill | リカルド・ボフィル
ベルリン発カルチャー・マガジン『mono.kultur』36号。本号は、50年間で1000以上のプロジェクトをデザインしてきたスペイン出身の建築家、リカルド・ボフィルにフォーカスを当てる。数々の建築物の俯瞰した外観や絵画のような切り取りなど、リカルド・ボフィルのアーカイブから選出された未発表写真を収録。英語表記。日本語解説付き。
Scott Peterman | スコット・ピーターマン
アメリカ出身の写真家、スコット・ピーターマンの作品集。アメリカの最北東部に位置する州であるメイン州とハンプシャー州にあるアイスフィッシングハウスを7年間に渡り記録する。湖上の真っ白い世界の中にポツンと建つ、グリーンやアイスブルー、ピンクのシンプルで独創的な造形の小屋が収められている。英語表記。
日本の憂愁 | 恩地孝四郎
版画家、装幀家、写真家、詩人など様々な分野で活躍した、恩地孝四郎の画文集。表紙と裏表紙、口絵1は木版の手刷り、口絵2はオフセットで印刷されているほか、氏の版画作品や詩が多数収録された贅沢な1冊となっている。
Geraldo de Barros: Sobras | ジェラルド・デ・バロス
画家、写真家でありながら、彫刻、グラフィックアート、工業デザインでも活躍し、ブラジルの具象芸術運動を率いたジェラルド・デ・バロスの作品集。脳卒中を患ったのち1990年末頃に写真作品へと回帰し、自身の写真を用いたコラージュ作品「Sobras」シリーズを収録。スキー場の雪山を中心としたモノクロによるコラージュは最も個人的なシリーズとなった。 フランス語、英語表記。
Napping Dog | 214
中国出身の写真家、214による作品集。自身のクラス中国の貴州をカメラを持ち歩き撮影する。小説家・汪曾祺の作品『邂逅』の一説に感銘を受け、日常の写真から美しくも取るに足らない瞬間を切り取る。 中国語、英語表記。
Ops Opis | Ron Van Dongen ロン・ヴァン・ドンゲン
花や植物の写真で知られるフォトグラファー、ロン・ヴァン・ドンゲンの作品集。花、果物、野菜を被写体としてモノクロの写真で写し出す。光と影が作り出すした陰影、植物との親密な美しさの数々が収められている。英語表記。
Effusus | Ron Van Dongen ロン・ヴァン・ドンゲン
花や植物の写真で知られるフォトグラファー、ロン・ヴァン・ドンゲンの作品集。花の肖像写真としてクローズアップした可憐な花々を被写体として撮影。それぞれの花が持つ世界観とともにポートレートとして細密に写し出す。
Soul Blue 此岸の日々 | 野村恵子
写真家、野村恵子の作品集。母の死を目の前に、愛するものの死と対峙したとき、その姿ではなく、消えゆくいま、その在ったはずの光を痕跡として記憶、記録する。雲間から差す光、桜と夜の街の光、女性たちのヌードなど、日本各地で撮影。解説は森山大道。
現な像 | 杉本博司
現代美術家、杉本博司の論考集。2008年の1年間、月刊新潮に連載していたものをまとめた一冊。人間、芸術、時間、文明、あらゆる事象の本質を12の章ごとに杉本自身の視点で論じる。
Location | チェ・ヨンジュン
写真家のチェ・ヨンジュンの写真集。日本、韓国、香港などアジアの大都市における建築を撮影。切り取られた建築の芸術的な視点、上空から撮影された屋上の文字、料金所の標識、看板など、各国の都市建築の姿が収められている。 韓国語表記。
川瀬巴水展 郷愁の日本風景 | 千葉美術館ほか
2013年から開催された、大正・昭和に活躍した版画家・川瀬巴の巡回展図録。時代に沿って木版、写生帖、制作過程、旅行の足取りなど、豊富な図版とともに解説を収録。
土門拳 日本の彫刻 | 千葉市美術館 ほか
2000年から2001年にかけて千葉市美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。戦後日本を代表する写真家、土門拳が1979年に病に倒れる前まで編集を行っていた「日本の彫刻」が対象とした、飛鳥時代からおよそ850年の間に制作された彫刻作品の、各時代を代表する国宝・重文などを撮影した作品を中心に掲載。
琳派 京を彩る | 京都国立博物館
2015年に京都国立博物館で開催された展示の図録。俵屋宗達、本阿弥光悦、尾形光琳、酒井抱一ら琳派を代表する芸術家による、屏風や工芸品など様々な分野の琳派の名作を紹介。カラー、一部モノクロによる図版、解説を収録。
生誕100年 岡本太郎展 | 東京国立近代美術館
芸術家、岡本太郎の生誕100周年を記念し、2011年に開催された展示の図録。「対決」をテーマに、岡本太郎が立ち向かった相手を7つの章に分け、絵画、彫刻、写真、デザインなど様々な作品を収録。