TDM 5: Grafica Italiana | Corraini Edizioni
20世紀初頭から現代に至るまでのイタリアのグラフィックデザインを紹介する作品資料集。広告、パッケージ、ポスター、装丁など、イタリアのグラフィックデザインの歴史と伝統、その変遷を豊富なカラー図版資料とともに網羅して掲載。イタリア語、英語表記。
20世紀エディトリアル・オデッセイ 時代を作った雑誌たち | 赤田祐一、ばるぼら
赤田祐一、ばるぼらによる20世紀の雑誌百科事典。「ホール・アース・カタログ」や「ガロ」、「HEAVEN」など今はなき伝説の雑誌をはじめとし、カルチャー/タウン/マンガなどあらゆるジャンルの日本の雑誌にまつわるエピソードを収録。また、1970年代に大きな広がりを見せた同人誌ブームについても振り返る。アートディレクションは大原大次郎。
文字の美・文字の力 | 杉浦康平
グラフィックデザイナー、杉浦康平のデザイン評論。古来より漢字に人々が込めてきた意味を、それらが刻まれた書物やプロダクトと紐付けながら紹介する。「文字液が流れる文字」「文字を纏う」「文字を戴く」などを収録。装丁は佐藤篤司。
多主語的なアジア | 杉浦康平
戦後日本のグラフィックデザイン界を牽引してきたデザイナー、杉浦康平による1960年代から現在までの執筆、インタビュー、講演、対談などを収録した「杉浦康平 デザインの言葉」シリーズの第1弾。第1弾となる本書は、アジア図像学の研究者でもある杉浦による「多主語的なアジア」を軸に、杉浦日向子、日高敏隆との対談や講演、インタビューなどを掲載。
アジアの音・光・夢幻 | 杉浦康平
戦後日本のグラフィックデザイン界を牽引してきたデザイナー、杉浦康平による1960年代から現在までの執筆、インタビュー、講演、対談などを収録した「杉浦康平 デザインの言葉」シリーズの第2弾。第2弾となる本書は、アジアの国々への深い憧憬と眼差しが込められた杉浦によるエッセイの数々を収録。調香師、中村祥二との対談もあわせて収録。
アイデア No.307 韓国のグラフィックデザイン | 誠文堂新光社
アイデアNo.307、2004年11月号。韓国のグラフィックデザイン特集。キム・ドゥソッ、イ・セヨン、ミン・ビョンゴルらデザイナーらが手がけたグラフィックワークを多数収録。デジタル社会、ハングル、朝鮮王朝リバイバル、ナショナリズム、ポストモダンなど、様々な流れが渾然一体となった韓国デザインを俯瞰する。
空間のグラフィズム | 廣村正彰
グラフィックデザイナー、廣村正彰が空間とグラフィックデザインについて解説した指南書。グラフィック処理、色彩、照明など視覚的要素から建築、サインシステム、展示会などのスペースデザイン、環境デザインを紹介。カラー・モノクロの豊富な図版、解説を収録。
活字に憑かれた男たち | 片塩二朗
昭和初期の印刷・出版・活字界にあった人々を中心として、活字版印刷術の始まりから活字文化に関する様々な運動、書体の変遷などの歴史を紹介。活字に憑かれ、活字に翻弄される等身大の活字人たちを描いたエッセイ集。
20世紀ポスターデザイン展 | 多摩美術大学
多摩美術大学・日本経済新聞社主催の20世紀におけるポスターデザインを振り返る展覧会「20世紀ポスターデザイン展」図録。エル・リシツキー、ヘルベルト・バイヤー、ミルトン・グレイザー、早川良雄、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン、横尾忠則など時代を代表する秀逸なポスターワークをフルカラーで多数収録。
Tapies: Affiches | アントニ・タピエス
スペインの現代芸術家、アントニ・タピエスのポスター作品集。1950年代以降に自身の展覧会などのために制作したポスターデザインをカラーで144点収録。アンフォルメル、アルテ・ポーヴェラ、ミクストメディアといった芸術の潮流の中心にあったタピエスの活動を、ポスターを通して追える1冊。フランス語表記。
加納光於《稲妻捕り》Elements 瀧口修造《稲妻捕り》とともに
独自の世界を切り開く日本の画家・加納光於、そして詩人であり美術評論家の瀧口修造による詩画集。リトグラフ作品、エンカウスティークの技法で制作された作品図版に併せて、瀧口修造の自筆文を収録したもの。
Milton Avery | ミルトン・エイブリー
1982年にニューヨークのホイットニー美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。アメリカの現代画家、ミルトン・エイブリーの1919年から1963年に制作された作品を紹介する。簡素化されたシンプルな表現で描かれる絵画作品をモノクロ、一部カラーによる図版147点と併せてマーク・ロスコによるエッセイ、解説を収録。英語表記。
Todd Webb in Africa: Outside the Frame | トッド・ウェッブ
アメリカの写真家、トッド・ウェッブの作品集。1958年に国連の依頼を受け、アフリカの国々の産業発展の進捗状況を記録したもの。50年以上経過した後に再発見された2,000点ほどの写真の中からカラー図版203点を掲載。ボートに乗り込む労働者、路上の物売り、工業地帯など、時代の転換期を写す。英語表記。
Andre Kertesz: His Life and Work | アンドレ・ケルテス
ハンガリー出身の写真家、アンドレ・ケルテスの作品集。農村やパリの街並みなどの風景写真、ポートレート作品、鏡を用いて被写体を歪ませ写し出す『ディストーション (歪曲)』シリーズの数々を掲載。アンドレ・ケルテスの生涯のキャリアを包括した大ボリュームの1冊。モノクロによる図版、解説を収録。英語表記。
Andre Kertesz | アンドレ・ケルテス
フランスのジュ・ド・ポーム国立美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。ハンガリー出身の写真家、アンドレ・ケルテスの作品集。ケルテスの70年にわたるキャリアの主要であるハンガリー、パリ、ニューヨークの時代ごとに焦点を当て構成。作品図版、資料写真など豊富な図版と併せて解説を収録。英語表記。
Tuscany | Joel Meyerowitz ジョエル・マイヤーウィッツ
ニュー・カラー派を代表する写真家の1人、ジョエル・マイヤーウィッツの作品集。マイヤーウィッツが捉えたイタリア・トスカーナの穏やかな田園風景や広大な自然の写真に、小説家で劇作家のマギー・バレットがこの地について謳った詩のようなテキストが添えられている。英語表記。
Axel Hutte: Fantasmi e Realta | アクセル・ヒュッテ
ベルント・ベッヒャーとヒラ・ベッヒャー夫妻が教鞭をとったデュッセルドルフ美術アカデミー出身の写真家、アクセル・ヒュッテの作品集。ドイツからイタリアへの旅路で目にしたアルプスの山々と、ヴェネチアの厳かな宮殿を撮影したシリーズを収録。英語表記。
Puglia. Tra Albe e Tramonti | ルイジ・ギッリ
イタリアの写真家ルイジ・ギッリの作品集。白壁の家が続く街並み、煌めく夜の風景、玄関口やアーチ、鉢植えのサボテン、移動遊園地、ビーチなど、南イタリア特有の光と、輝く太陽と表情豊かな影、日が沈んだ後にネオンや町の灯が醸し出す空想の世界のような空気感に満ちたイメージを捉えた一冊。 英語表記。
Fase Catarse | Pedro David ペドロ・ダヴィッド
ブラジルのフォトグラファーでビジュアルアーティストのペドロ・ダヴィッドによる作品集。2008年から2011年にかけて制作されたもので、作家自身が新居を探している際に賃貸アパートを撮影したシリーズ『Aluga-se』、そのアパートで撮影した写真を集めた『Coisas Caem do Céu』、母親の死後に彼女が住んでいたアパートの部屋を写真に収めた『Última Morada』の三部作で構成されている。写真には、短い詩のようなテキストが添えられており、内省的な深い空気に包まれた一冊。 英語、ポルトガル語表記。
Andre Kertesz: The Polaroids | アンドレ・ケルテス
ハンガリー出身の写真家、アンドレ・ケルテスのポラロイド写真集。ケルテスのニューヨークのアパートの窓辺から撮影されたものを中心に、ガラスのオブジェを用いた美しい景色や静物、ポートレートなどが収められている。カラー、一部モノクロによる作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
Karl Blossfeldt: The Alphabet of Plants | カール・ブロスフェルト
ドイツの植物学者であり写真家、カール・ブロスフェルトの作品集。植物の種子、茎、葉、球根など、その構造の複雑さがわかる近距離で撮影。44点のモノクロによる作品図版とともに解説を収録。自然の幾何学的な造形の美しさを写し出す。
David Hockney: Drawing from Life | デイヴィッド・ホックニー
ポップアートの第一人者として活躍し、ドローイング、絵画、版画、写真、舞台美術など、多岐にわたる作品を発表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの作品集。1950年代から2010年代までの約60年以上にわたる活動のなかで描かれたポートレート・ドローイングを中心に収録。英語表記。
Imogen Cunningham: Photographs | イモージン・カニンガム
アメリカを代表する写真家の一人、イモージン・カニンガムの作品集。1901年から1970年に撮影された作品94点を解説とともに収録。様々な年代の人々のポートレートを中心に接写された植物写真など、カニンガムが捉えた芸術的視点の数々が収められている。英語表記。
L.A. Crossing | Jens Liebchen イエンス・リープヒェン
民俗学を学んだ後フリーランスの写真家として活動する、イエンス・リープヒェンによる作品集。ロサンゼルスの街を移動する車の中から撮影。落書きだらけの壁、閉店した店舗、路上生活者、高級ブランド店など、対極な現実が広がる都市を写し出す。 英語表記。
Grain Elevators | Bernd Becher、Hilla Becher ベルント&ヒラ・ベッヒャー 写真集
ドイツのコンセプチュアルアーティストおよび写真家、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品集。給水塔、溶鉱炉、ガスタンク、冷却塔といった夫妻が長年にわたって記録してきた建築物に加え、アメリカ、ドイツ、ベルギー、フランスで撮影された穀物倉庫を収録。過ぎ去った時代の農業の繁栄と、それに取って代わる今日の空虚さを想起させる。
Bauhaus and America: Experiments in Light and Movement
バウハウスが第二次世界大戦後のアメリカの芸術と文化に与えた様々な影響を考察した資料集。ヨゼフ・アルバース、ワシリー・カンディンスキー、アンドール・ワイニンガーら当時の芸術家たちと、ロバート・ラウシェンバーグ、ソル・ルウィットらバウハウスの影響を受けた多くのアメリカ人アーティストの作品を紹介。 英語表記。
Bauhaus Fotographie | Edition Marzona
ドイツのヴァイマルに設立されたデザインの教育機関・バウハウスの写真資料集。ルチア・モホリ、モホリ=ナジ・ラースロー、ハンネス・マイヤーらによって撮影された、1920年代から1930年代にかけてのバウハウスの活動や実験の記録写など真379点を収録。
The Architecture of Collage | Marshall Brown マーシャル・ブラウン
建築家でありアーティスト、マーシャル・ブラウンの作品集。サンタバーバラ美術館で開催された展示に合わせて出版されたもの。建築物の写真を再構築した約40点のコラージュ作品を掲載。「Chimera」「Je est un autre」を含む彼の4つのコラージュシリーズと、未発表の「Prisons of Invention」「Piranesian Maps of Berlin」から構成。また、『キメラ』のコラージュをもとにデザインされた野外彫刻『ジグラット』の写真も収録。 英語表記。
Between the Modern and the Popular | Alfredo Volpi アルフレード・ヴォルピ
20世紀ブラジルのモダニズム運動を代表する画家のひとり、アルフレード・ヴォルピの作品集。ブラジルの植民地時代や大衆文化、宗教的テーマや幾何学的な抽象表現などを描いた作品を紹介している。またブラジルとアメリカの専門家による7つの書き下ろしテキスト、画家へのインタビューを作品とともに収録。 英語表記。
Campbell Addy: Feeling Seen | キャンベル・アディ
ロンドンを拠点に活動するフォトグラファー、キャンベル・アディによる初の作品集。写真界の新星と称されるアディによる著名人たちのポートレートや、タイム、ローリングストーンズなどの雑誌の表紙、そして未発表の写真に至るまで、数多くの写真図版を収録。ライターのエコウ・エシュンとの対談では、クィアで黒人の写真家である自身の過去やアイデンティティ、芸術に直面する問題などについて語っている。 英語表記。
Adrian Paci: The Guardians | Mousse Publishing
ミラノを拠点に活動するアルバニア人アーティスト、エイドリアン・パーチの作品集。ミラノで開催された作品展を記録したもの。独裁政治下にあったアルバニアでの自身の経験をもとに、教区博物館のフレスコ画や空間と対話し、移民や宗教との関係をテーマにした物語を描いている。 英語表記。
杉本博司 光の自然 | IZU PHOTO MUSEUM
2009年にIZU PHOTO MUSEUMの開館記念として開催された杉本博司展の図録。シリーズ作品「光子的素描」や「放電場」、杉本博司本人によるテキスト、カロタイプと呼ばれる初期の写真を発明したW.H.フォックス・タルボットの図版解説、そして美術評論家の清水穣による論考も合わせて収録。英語、日本語表記。
Hiroshi Sugimoto: Portraits | 杉本博司
東京とニューヨークを拠点に活動するアーティスト、杉本博司の作品集。歴史上の人物を模した蝋人形を撮影した「ポートレート」シリーズや、実在の人物ポートレート作品を収録。「ジオラマ」「海景」「劇場」などの代表作と同様に、時間や歴史の流れをテーマに、カメラが捉えた「現実」のあり方を問いかけている。 英語表記。
House of Love | Dayanita Singh ダヤニータ・シン
インド出身の写真家、ダヤニータ・シンの作品集。作家アヴィーク・センとコラボレーションし、写真、記憶、そして文章の関係性を、13の短編小説の形で探求したもの。モノクロとカラーで神秘的でありながらも親しみやすい世界がひろがる。 英語表記。
パウル・クレー展 旅のシンフォニー | 中日新聞社
2002年に開催された「旅のシンフォニー パウル・クレー展」の図録。バウハウスでも教鞭をとったパウル・クレーの作品から「旅」というテーマに注目。ペインティングのほか、絵葉書や旅に携えた資料なども収録し、旅が氏に与えた影響と、作品の中で旅がどのように生まれ変わっていったのかを探る。
日本の前衛 Art into Life 1900-1940 | 京都国立近代美術館
1999年から2000年にかけて、京都国立近代美術館で開催された「日本の前衛 Art into Life 1900-1940」展の図録。ロシア構成主義バウハウスなどに大きく影響を受けた、近代の日本における前衛アート作品を多数のカラー図版で紹介するとともに、その展開や傾向を考察する。
花も美ぢ | 金子倉吉
金子倉吉が大正時代に創業した製菓実験社が出版した木版多色刷りの和菓子の見本帳。神祭、御即位記念、慶事、仏事ほか、季節や行事の際に出される和菓子70種を美しいビジュアルとともに紹介した一冊。500部限定。
柚木沙弥郎作品集
型染の第一人者、柚木沙弥郎の作品集。深みのある色合いと、多種多様な美しい模様が施されたテキスタイルの数々を多数収録。氏自身のエッセイの他、大岡信、藤田慎一郎によるエッセイも併せて掲載。
かたち 日本の伝承 II | 岩宮武二
日本の伝統的なプロダクトデザイン、インテリアデザインを集めた写真集。石・金属・布・竹をテーマを用いたさまざまな「かたち」にフォーカスする。写真は岩宮武二、執筆は高階秀爾。装丁は早川良雄。
丸石神 庶民のなかに生きる神のかたち | 木耳社
主に山梨県周辺で道祖神や屋敷神として祀られている自然石の丸石を調査した資料集。なぜ丸石を神として祀るのか、日本人の神観念や美の感覚とどう関わっているのか、さまざまな謎を追い記録した1冊。
Early American Tools | Hans Namuth、Marshall B. Davidson
アレクセイ・ブロドヴィッチに師事した写真家、ハンス・ナムスがアメリカの古道具を撮影した写真集。独立200周年を記念して発行されたもの。海を渡り、土地を開拓し、未開の地を切り開いてきたアメリカの開拓民。アメリカ合衆国を形成してきた数々の道具を、大判の写真で紹介。
Shaker: Function, Purity, Perfection | David Stocks
19世紀から20世紀のアメリカで自給自足の共同体を運営していたシェーカー教徒の生み出した実用的な家具を中心に紹介。チェストやテーブル、椅子、シェーカーボックス、バスケットなど28点の家具と併せて解説を収録。シェーカーの歴史や技術、20世紀の家具デザインに与えた影響を紐解く。英語表記。
Knoll Textiles, 1945-2010 | Angela Voelker
アメリカのインテリアデザインカンパニー「Knoll(ノル)」社のテキスタイルデザイン集。1945年から2010年までに展開された、テキスタイルサンプル、図面、家具、広告などを掲載。ノル社の、色と質感を重要視するモダンな感性を包括した資料集。
Sottsass Associati 1985-90 | ソットサス・アソシエイツ
1980年に設立されたデザインスタジオ「ソットサス・アソシエイツ」が発行する作品資料集3冊揃え。エットレ・ソットサス率いるソットサス・アソシエイツが手がけた数々のプロジェクトを、建築、プロダクトデザイン、グラフィックデザインの分野に分け、貴重な数々の資料をカラー、モノクロで掲載。イタリア語、英語表記。