Alberto Sinigaglia: Big Sky Hunting | アルベルト・シニガグリア
イタリアの写真家、アルベルト・シニガグリアの作品集。インターネットを通じて誰もが詳細な宇宙空間の画像を入手できる現在。本書は宇宙にまつわる写真、資料などが散りばめられており、宇宙の本質を作家自身が創造、イメージ化させたような一冊。 英語表記。
Wim Wauman: Paraphernalia | ヴィム・ワウマン
ベルギーを拠点に活動する写真家ヴィム・ワウマンの作品集。周囲のアーティストたちに募り集めたオブジェを組み合わせた静物写真を収録。巻末にはオブジェの寄贈者の名前やコメントが掲載されており、個々の解釈やつながりを鑑賞者に対し投げかける。 英語表記。
Bruno Augsburger: Gone Fishing | ブルーノ・アウグスブルガー
スイス出身の写真家、ブルーノ・アウグスブルガーの作品集。釣りの旅で撮影してきた過去20年間の記録。激しい渓流、釣り上げられた魚、新鮮なサーモン、魚を求め川に飛び込む熊。ほとばしる飛沫やみずみずしい魚たち、ありのままで美しい自然を写し出す。 英語表記。
Chloe Sevigny | クロエ・セヴィニー
女優やファッションモデルとして活躍するクロエ・セヴィニーの写真集。ソニック・ユースの音楽ビデオへの出演や世界的人気ブランドのモデルをつとめるなど、ダウンタウンのクリエイティブ・シーンにおいて30年以上にわたりミューズとして活躍するクロエ・セヴィニー。ファッション写真に加え、キャスティング用のチラシ、ポラロイド、友人によって撮影されたプライベートフォトが満載のファン必見の一冊。
piece | 大橋愛
写真家、大橋愛の作品集。身近な人の死をきっかけに、「生」から「死」を、「死」から「生」を覗く作業を続け表現する。廃墟となった軍艦島、荘厳な美しさの自然、日常であり、また息を呑むような瞬間の風景を写し出す。喪失をそっと埋めるようなやさしく静かな世界。
Hockney Posters | David Hockney デイヴィッド・ホックニー
ポップ・アートシーンに影響を与え、現代芸術を代表するひとりとしても知られるアーティスト、デイヴィッド・ホックニーのポスター作品集。ペインティングで制作された多彩なポスター作品128点を大判で収録。
中西夏之展 白く、強い、目前、へ | 東京都現代美術館
1997年に東京都現代美術館で開催された「中西夏之展 白く、強い、目前、へ」展の図録。絵画に対して様々な様式やメディアを通して展開し続けた芸術家、中西夏之の活動を振り返る。 日本語、英語表記。
Matthew Craven: Primer | マシュー・クレイヴン
カリフォルニアを拠点に活動するアーティスト、マシュー・クレイヴンの作品集。異なる文化や時代のイメージと、独自の幾何学模様のイラストレーションを並置したコラージュ作品を収録。考古学的な遺跡や自然界の写真がカラフルなタイル状の背景に重ねられ、伝統的な歴史的物語を再構成している。 英語表記。
Joe Roberts: LSD Worldpeace | ジョー・ロバーツ
アメリカのアーティスト、ジョー・ロバーツの作品集。2015年に刊行された「LSD Worldpeace」の再販版。幼少期の記憶、カウンターカルチャー、日記などの個人的な記録がマッシュアップされたペインティング、ドローイング、コラージュ、アクションフィギュア、ジオラマなどが満載の一冊。 英語表記。
Le Tresor Cruel de Hans Bellmer | ハンス・ベルメール
球体関節人形の作品で知られるドイツの芸術家、ハンス・ベルメールのデッサン作品集。1930年代から1960年代にかけて描かれた約200点の作品を紹介。マン・レイ、マルセル・デュシャン、ジャン・アルプの肖像画、人体を変形させた女性像などの鉛筆画を中心とした作品を収録。 フランス語表記。
金子國義 アリスの画廊 | 金子國義
デカダンスとエロスの漂う作風で知られる画家、金子國義の作品集。絵画作品、ドローイングなどをカラーとモノクロで掲載。そのほか澁澤龍彦・中田耕治・種村季弘・滝口修造・高橋睦郎など豪華な文人らによるエッセイ、インタビューなども併せて掲載。
日本の写真家 27 芳賀日出男 | 岩波書店
写真家、民俗研究家である芳賀日出男の作品集。全国各地の民族儀礼や芸能を生涯のテーマとしていた芳賀が撮影した、伝統行事やその暮らしの様子が収められている。送り火、嫁入り、巫女舞い、禊など、日本の古くから伝わる行事のモノクロの写真、解説を収録。
ペンク展 | 世田谷美術館 ほか
1997年に開催された巡回展の図録。具象的な作家の中でも異彩を放ってきたドイツを代表するアーティスト、A.R.ペンクの作品集。絵画、彫刻、写真、スケッチブックなどの作品図版とともに解説を収録。
Big Hair | Joe Lai、Heitai Cheung
写真家のジョー・ライとスタイリストのハイタイ・チャンの作品集。1960年代東京のアップスタイルと編み込み技術と、ヘアスタイリスト信竜淳二の技術に触発され、現代のアジア女性に応用したもの。 英語表記。
Floating | 坂本政十賜
写真家、坂本政十賜の作品集。パリ北部郊外、坂本が見知らぬ土地で共鳴した目には見えないその土地の姿、その土地の空気、「なにものか」を捉える。公共住宅地、電話ボックス、公園などの街の風景を収録。 日本語、英語表記。
Martin D’orgeval: Paques | Martin D’orgeval マーティン・ドルジュバル
フランス人写真家、マーティン・ドルジュバルの写真集。イースター島での旅で出会った、観光客のイメージからは遠く離れた風景を、モノクロ写真におさめた作品を掲載。 表紙、天地にキズ有。本文状態良好。
足穂拾遺物語 | 稲垣足穂
モダニズム文学界の新感覚派作家、稲垣足穂の拾遺集。稲垣足穂研究のニューウェイヴらによって、新発見文章101篇、存疑作2篇、解題・校異約700枚というボリュームで編集された、足穂ファン必見の一冊。装丁は羽良多平吉。
世界幻想作家事典 | 荒俣宏
荒俣宏が世界の幻想作家を事典に編纂。ゲーテ、ラブクラフト、マンディアルグ、ポオなどヨーロッパ/アメリカ圏の幻想作家・美術家・思想家700名余りを網羅。四方田剛己、沼野充義、武邑光裕らも草稿に協力している。幻想作家辞典の決定版。造本は羽良多平吉。
ソムニウム叢書4 白羊宮の火星 | アレクサンダー・レルネット=ホレーニア
劇作家や詩人作家としても活躍した、アレクサンダー・レルネット=ホレーニアの代表作。ポーランドに侵攻したナチス・ドイツを、占星学でいう白羊宮の守護星(火星)になぞらえて象徴的に描いた小説。装丁は羽良多平吉。
Jim DIne ジム・ダイン展 1990-1991 | 著者名
1990年に開催された巡回展のカタログ。アメリカのアーティスト、ジム・ダインの1950年代から1980年代の作品を紹介。ハートやバスローブをモチーフとした絵画、立体作品、版画、などカラーによる図版63点、テキストを収録。
冒険王 横尾忠則 | 世田谷美術館 ほか
世田谷美術館、兵庫県立美術館で開催された「冒険王・横尾忠則」展図録。2008年の時点で最新の絵画作品から、1960〜70年代のグラフィックデザイン原画まで、様々な作品約600点をフルカラーで収録。そのほか、ロングインタビューや多彩な執筆陣によるコラムも掲載。
ワード・イン・アート 字は絵のごとく 絵は字のごとく | 横尾忠則
横尾忠則現代美術館の開館記念として企画された横尾忠則展「ワード・イン・アート―字は絵のごとく 絵は字のごとく」の公式図録。60年に及ぶ横尾忠則の画業の中から、文字が含まれた作品を約75点を厳選して収録。
卓上のバルコネグロ | 森村泰昌
現代芸術家、森村泰昌の写真作品集。1980年代に撮影した活動初期のモノクロ写真を描き下ろしエッセイとともに収録。身の回りの物をコラージュ感覚で組み合わせた静物写真をシリーズごとに掲載。
舟越桂展 1980-2003 | 東京都現代美術館、栃木県立美術館
2003年から2004年にかけて東京都現代美術館や栃木県立美術館などを巡回した「舟越桂展」の図録。上半身・異型の人物像の彫刻、またその習作としてのドローイングを多数収録。遠くを見つめる人形たちは、まるで鑑賞者の心の奥を見透かしているかのよう。
新・北斎展 Hokusai Update | 森アーツセンターギャラリー
2019年に森アーツセンターギャラリーで開催された展覧会の図録。浮世絵師・葛飾北斎のおよそ70年に及ぶ画業における作風の変遷を6期に分けて紹介。国内外の代表的な名品から初公開作品を含む約480点をカラー図版で掲載。
Altered Soil 土の記憶 | 勝井三雄
グラフィックデザイナー、勝井三雄が企画構成を行い、「土」についてまとめた一冊。「土は生命が刻んだ生の記憶を持つ」をコンセプトに、宇宙・地球史を写真や図とともに解説。宇宙創世、地球誕生、生命、人の歩みが土と同化する様を絵本のように表現している。竹尾のファインペーパーを用いており、巻末には用紙名を記載。
Herb Lubalin: American Graphic Designer, 1918–81 | ハーブ・ルバリン
ソール・バス、ポール・ランドと並びアメリカを代表するデザイナー/ハーブ・ルバリンの作品集。ニューヨークの広告業界から始まり、世界で最も影響力のあるタイポグラファー・グラフィックデザイナーとなるまでの軌跡を大量の作品資料とともに俯瞰する一冊。
The Wes Anderson Collection | ウェス・アンダーソン
映画監督、ウェス・アンダーソンの作品アーカイヴ。「バトル・ロケット」や「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」など代表作のカット、絵コンテ、作品に関するインタビューなどを掲載。
Bob Gill Illustration | ボブ・ギル
アメリカのイラストレーター、ボブ・ギルのイラストレーション作品集。厳選した色使いとユーモアに満ちたタッチで描かれたイラストレーションには、それらがどんな媒体のために描かれたかについての一言コメント付き。
山名文夫と熊田精華展/熊田千佳慕展 2冊セット | 目黒区美術館
2006年に目黒区美術館で開催された「山名文夫と熊田精華展」、「熊田千佳慕展」公式カタログ2冊セット。日本のグラフィックデザイン黎明期より活躍し、現在にも受け継がれる「資生堂スタイル」を確立したデザイナー/山名文夫、そしてその生涯の詩友だった詩人/熊田精華との書簡、関係作品、原稿などを編纂して収録。 山名文夫を師事し日本工房へ入社、「みつばちマーヤ」「ファーブル昆虫記の虫たち」シリーズなど、グラフィックデザイナー、絵本作家として活躍した熊田千佳慕の細密で美しい作品とともに、解説を収録。
世界の文字 | 中西亮
世界の様々な文字を集めた文字の資料集。ヨーロッパからアジア、アフリカに至るまで、現用28種の文字と、古今東西の歴史的文字90種の文字見本を豊富な図版資料とともに解説を添えて紹介。
ムサビのデザイン II デザインアーカイブ 50s-70s | 武蔵野美術大学
2012年に武蔵野美術大学美術館・図書館で開催された展覧会の図録。1950年代から70年代という時代の軸に焦点を当て、日本宣伝美術会に関するアーカイブ資料や雑誌のエディトリアルデザインの数々を作品資料や解説とともに収録。
印象の構造 杉崎真之助のグラフィックデザイン
2007年から2008年にかけて開催された、杉崎真之助の展示会にあわせて発行された作品集。ポスター、ロゴ、グラフィック、装丁など、氏の手掛けた作品をカラーで多数収録。
Massin | ロベール・マサン作品集
フランスのグラフィックデザイナー、ロベール・マサンの作品集。1950年代からパリでグラフィックデザイナーとして活躍し、20年以上にわたってフランスを代表する出版社ガリマール社のアートディレクターを務めたマサンの代表的な仕事を収録。 英語表記。
Apartment Letters | Aprilsnow Press
韓国の建築物の壁に書かれたレタリングをまとめた一冊。建築家、フォントデザイナー、グラフィックデザイナーらが、1970年代から1990年代の建築に書かれた視覚文化を紹介する。巨大なアパートや古びたアパート、オフィスビルなどの図版、テキストを収録。 韓国語表記。
日本タイポグラフィ年鑑 2005 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した2005年度の年鑑。タイプフェイス、ピクトグラム、エディトリアル、パッケージデザインなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。グランプリは寄藤文平。装丁は杉崎真之助。
グラフィックデザイナー 土方重巳の世界 | 開発社
画家でありグラフィックデザイナー、土方重己の作品をまとめた一冊。戦前、戦後と、映画のポスター、絵本、佐藤製薬株式会社の「サトちゃん」のデザインなど、幅広く活躍したその軌跡を辿る。カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
本の美しさを求めて | 関川左木夫
書物の美しさにとりつかれた関川左木夫が、師友との邂逅を交えながら装本・読書・書物の美学について綴る書物随想。モダンデザインの父ウィリアム・モリスが設立した印刷工房ケルムスコット・プレスの書物や、世紀末美術のイラストレーター/オーブリー・ビアズリーの装丁などを著者の鋭い鑑識眼と美学で魅力的に洗い出す。装丁は中島かほる。
江口寿史の世界 普及版 | 美術出版社
漫画家・イラストレーターの江口寿史の作品集。1995年に刊行された「江口寿史の世界1 1980年代」「江口寿史の世界2 1990年代」の二分冊を一冊にまとめたもの。1980年代から90年代に発表した漫画の表紙絵や挿絵、装丁画、広告向けに描いたイラスト、ポスター、キャラクターデザイン、CDジャケットなどを収録。
Finn Juhl: at the U. N. | フィン・ユール
デンマークの建築家・家具デザイナー、フィン・ユールが手がけたニューヨークの国際連合本部ビルにある信託統治理事会会議場の資料集。会場全体の様子だけでなく、椅子、テーブル、照明、時計といった各プロダクトについても豊富な写真とテキストで解説。英語表記。
染の型紙 | 京都国立博物館
京都国立博物館が所蔵する染色型紙から、459図を選び収録した図案集。「正本」「小紋・風通」「縞」「中形」に分類し、図版と解説を掲載。日本の多彩な染色技法のなかでももっとも古い歴史をもつ型染の貴重な資料といえる。
【新刊書籍】 Useless Fighters issue#1 | Ramdane Touhami
香水ブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の創業者でアートディレクター、ラムダン・トゥアミが出版するマウンテンカルチャー雑誌の第一号。ヨーロッパ中心主義から逸脱し、アジア、アフリカ、南米の山に焦点を当てるとともに、政治やカルチャー、クリエイティブなどの視点から山の別の側面を伝えてくれる一冊。どのページを切り取っても、洗練された写真とビジュアルが超越した一冊。 英語、日本語表記。
James Welling: Glass House | ジェームス・ウェリング
アメリカの写真家、ジェームス・ウェリングの作品集。1949年、アメリカンモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソンがコネチカット州ニューカナンに建てた邸宅「グラスハウス」を撮影したもので、レンズの前にさまざまなフィルターをかざし撮影された写真は色鮮やかで力強いうねりが生じている。「透明感、反射、色彩に関するアイデアの実験室」と語る、抽象と建築写真の間を揺れ動くような作品45枚を収録。 英語表記。
妹島和世+西沢立衛/SANAA 金沢21世紀美術館 | ウォルター・ニーダーマイヤー ほか
2005年に金沢21世紀美術館で開催された「妹島和世+西沢立衛/SANAA」展の図録。金沢21世紀美術館の設計者であり、世界で注目を集める妹島和世と西沢立衛による共同設計事務所「SANAA」の話題作を、世界的に活躍する3人のフォトグラファー、ホンマタカシ、ルイザ・ランブリ、ウォルター・ニーダマイヤーが撮影。SANAAが書き下ろした詳細な施工図面も合わせて収録。