West Meets East: Mies Van Der Rohe | ミース・ファン・デル・ローエ
モダニズムを代表する巨匠のひとりであるドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエによるモダン建築と、中国と日本の伝統建築の構造的な共通性に焦点を当てた1冊。モノクロによる写真や図面など、図版とともに解説を収録。東洋と西洋の建築の繋がりを探る。英語、ドイツ語表記。
L.A. Modern | Tim Street-Porter
アメリカン・モダニズム発祥の地であるロサンゼルスの代表的なモダン建築を紹介する作品集。フランク・ロイド・ライト、チャールズ&レイ・イームズ、オスカー・ニーマイヤー、ルドルフ・シンドラーなど、世界的な建築家たちが手がけたロサンゼルス・モダニズムのアイコニックな建築の数々を大判のカラー写真で多数収録。英語表記。
Louis Kahn: House of the Nation | ルイス・カーン
20世紀を代表する建築家、ルイス・カーンの最高傑作とも称される、バングラデシュの首都ダッカにある国会議事堂を撮影した写真集。幾何学的なフォルムが彫り込まれたシンプルなデザインの外観、普段目にすることのない内部の様子など、唯一無二の存在感を放つ名建築の姿を様々な角度から写し出している。英語表記。
北大路魯山人 L’art de Rosanjin Genie de la Cuisine Japonaise 1883-1959
2013年、フランスのギメ東洋美術館で開催された展覧会の図録。北大路魯山人の磁器、陶器、漆、屏風など作品91点を鮮やかなカラー写真で掲載。写真家、上田義彦が東尋坊を撮影した「M-Sea」シリーズの写真も収録。
Architecture Paysagere | Tim Richardson
世界で活躍する37人のランドスケープアーキテクトやデザイナーたちののスケッチやノートを紹介する作品集。図面やドローイング、写真のコラージュなどに加えて、それぞれのデザイナーたちがどのように庭園や景観、屋外空間をデザインしているのかを解説。鉛筆やペン、絵の具など、彼らが実際に使用している道具や表現のテクニックについても詳しく紹介。フランス語表記。
写真集 壁・窓・格子 | 増田正
グラフィックデザイナー、増田正による写真集。日本全国津々浦々の家屋の壁・窓・格子を集めたもの。著者自らの足で撮り続けてきたそれらを地域別に編纂し、風土とあわせた特徴・傾向を捉えることができる。
写真集 屋根・棟飾 | 増田正
グラフィックデザイナー、増田正による写真集。20年の歳月をかけ、北は北海道の鰊番屋の木っぱ葺きの屋根から、南は沖縄の琉球瓦まで全国200箇所以上の屋根を集めたもの。カラー図版に風土や歴史に触れた解説も添えられている。
ヨーロッパの壁・窓・扉 | 増田正
グラフィックデザイナー、増田正による写真集。フランス、スイス、オランダ、ベルギー、ギリシャ、スウェーデンほか、ヨーロッパの壁・窓・扉に焦点を当て建築物を紹介する。民家や商店、飾り壁の家並、修道院など、中世から現代に至るまで残されてきたヨーロッパの町並みを、豊富な図版とともに解説。
西村伊作の世界「生活」を「芸術」として | 水沢勉、植野比佐見
2002年に開催された展示会「西村伊作の世界『生活』を『芸術』として」の図録。建築家や画家、詩人など幅広く活躍した文化人として知られる西村伊作。氏の私物や自宅の様子から、ペインティング、陶芸作品、著作、そして教育現場での試みなど、様々な視点から西村伊作という人物に迫る。
鉄工芸と建築装飾の世界 | 南澤弘
イギリス、フランスなどのヨーロッパ各地や日本の建築の随所に見られるゲートや門扉、扉、手摺に施された鉄細工と建築装飾を紹介する資料集。バッキンガム宮殿、ベルサイユ宮殿、ケルン大聖堂などの建築装飾から、日本各地の建造物で見受けられる鉄細工の数々をカラー、モノクロで収録。
シャルロット・ペリアンと日本 | 鹿島出版会
2011年から2012年にかけて開催された巡回展のカタログ。フランスの建築家でありデザイナー、シャルロット・ペリアンの作品とともに日本との関係に焦点を当て紹介する。日本との出会いから、戦後の日本への来日、柳宗悦や河井寛次郎との交流など、作品図版400点と解説を収録。
ガーリック・ブック | L・J・ハリス
歴史から、レシピ、医療、そして育成法まで、ニンニクにまつわる様々な知識を詰め込んだユーモア溢れる一冊。翻訳は渡辺文雄、装丁とイラストレーションは矢吹伸彦によるもの。「ガーリック小史」「グルメのためのガーリック料理学」「ガーリック嫌いの話」なども収録。
ポテト・ブック | マーナ・デイヴィス著、伊丹十三訳
ポテトの持つパワー、種類、育て方、そしてレシピなど、ポテトにまつわるすべてを凝縮した名著。ユーモアあふれる訳は伊丹十三。イラストレーションは矢吹申彦のほか、ミルトン・グレイサー、トミ・ウンゲラー、ポール・デイビスなど。
Piero Lissoni: Recent Architecture | ピエロ・リッソーニ
イタリアの建築家、ピエロ・リッソーニの作品集。リッソーニが主に2000年代に手がけたホテル、住宅、店舗などの数々の仕事を大型のカラー図版で多数掲載。巻末には図面資料も掲載。英語、ドイツ語、イタリア語表記。
状態の構築 | 五十嵐淳
北海道の札幌市を拠点に活躍する建築家、五十嵐淳氏の作品集。デビュー作から代表作、刊行当時の最新作にいたるまでの全作品、未完のプロジェクトやコンペ案まで30作品を紹介。巻頭には、それぞれのプロジェクトの思考プロセスをスケッチや図面などの資料とともに解説したテキストも掲載。
藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築 | 茅野市美術館
2010年に茅野市美術館で開催された展覧会「藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築」展の図録。建築家・建築史家の藤森照信の中にある故郷、諏訪の記憶とともに、これまで自然素材や植物を用いて手掛けてきた独創的な建築作品の全貌に迫る。
ここに、建築は、可能か | 伊東豊雄、乾久美子、藤本壮介、平田晃久、畠山直哉
金獅子賞を受賞した第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の展示記録と、陸前高田の「みんなの家」竣工までのプロセスを記した記録集。現地の仮設住宅で暮らす人々との交流やメンバーとの議論の中から生まれたこと、乾久美子、藤本壮介、平田晃久ら3人の建築家による協同設計のプロセスを、その過程でつくられた数々の模型やスケッチとともに収録。同市出身の写真家、畠山直哉によって撮影された被災後の陸前高田の写真を通して、「みんなの家」が形化していく様子を紹介。
Le Corbusier and the Power of Photography | ル・コルビュジエ
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエと写真の関係を紐解く資料集。建築家として旅をしていた頃に撮った写真や周囲の風景のスナップショット、グラフィックデザインへの実践的なアプローチ、建築空間のための大規模な写真イメージやコラージュまで、ル・コルビュジエが写真というメディアとどのように関わり、視覚文化にどういった影響を与えたのかを探る。 英語表記。
バウハウスと茶の湯 | 山脇道子
茶の湯の世界に生まれた著者が、弱冠二十歳にして造形大学バウハウスに入学。カンディンスキー、ミース・ファン・デル・ローエ、パウル・クレーらとの親密な交流、そして学生生活を綴った回顧録。バウハウス研究に多大な影響を与える貴重な内容をふんだんに掲載。
ちゃわんたのし | 野村泰三
国焼茶碗や唐物茶碗をまとめた写真資料集。縄文椀、古瀬戸茶碗、砧青磁茶碗、古染付茶碗ほか、数々の茶碗の写真とともに古今東西の詩人たちによる詩が添えられている。カラー・モノクロ含む図版と併せて解説を収録。限定1500部。
Baumann & Baumann: Spiel Raume / Room to Move | バウマン&バウマン
ドイツのデザイナー、ゲルト・バウマンとバーバラ・バウマンのデザイン会社、Baumann & Baumann(バウマン&バウマン)の作品集。流行に左右されない独自のビジュアル表現を行ってきた同社の作品やプロジェクトの数々を、多数のカラー図版とともに紹介。英語表記
サーリネンとフィンランドの美しい建築展 | パナソニック汐留美術館
2021年にパナソニック汐留美術館で開催された展示の図録。フィンランドのモダニズムの原点を築いた建築家、ゴットリーブ・エリエル・サーリネンの仕事を、図面や写真、家具や生活のデザインといった作品資料を通して紹介している。
道教の美術 Taoism Art | 大阪市立美術館
2009年に大阪市立美術館で開催された展示の図録。道(タオ)を説き、不老長寿を究極の理想とする中国でうまれた宗教「道教」にまつわる、中国や日本の絵画・書・彫刻・工芸作品を掲載。神仙思想や風水や星宿、易学をはじめとする古代の思想や信仰・神話、そして仏教をも取り込み、東アジアの思想や文化、芸術のベースともなった道教をわかりやすく紹介している。
世界の民族服をたずねて | 市田ひろみ
服飾評論家で女優の市田ひろみが、世界中の民族服について紹介した資料集。中東、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸など世界各国の個性豊かで美しい民族服を、写真とテキストで解説。衣装の特徴をはじめ、その土地の特色や、歴史的背景などが、実際に現地へ訪れた際の気付きなどとともに綴られてる。
M to M of M/M(Paris)Vol.1
パリを拠点に活動するデザインユニットM/M (Paris)の作品集第1巻。印象的な個性を放つオリジナルのタイポグラフィをはじめとする、ドローイング、写真などの20年間にわたる作品を紹介。Vogue、A.P.C、Yohji Yamamoto、Balenciagaやビョーク、マドンナらアーティストとのコラボレーションなど、大判の写真とテキストで収録。 英語表記。
Karel Martens: Full Color フルカラー | カレル・マルテンス
オランダのグラフィック・デザイナー、カレル・マルテンスのスタジオと作品を撮影したフォトブック。素材、習作、道具など、身の回りの様々なモノを掲載。2013年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された「KM カレル・マルテンス」展に合わせ刊行されたもの。
Eiko by Eiko: Japan’s Ultimate Designer | 石岡瑛子
パルコの広告、マイルス・デイビス「TUTU」のジャケットデザイン、北京オリンピック衣装、そして様々な映画作品の衣装デザインなど世界的に活躍したデザイナー・石岡瑛子の作品集。衣装デザイン、グラフィックデザインの代表作品の豊富な図録に、黒澤明、イサムノグチ、三宅一生、松岡正剛、坂本龍一、田中一光、糸井重里、角川春樹などによる寄稿も併せて掲載。ハードカバー、英語版。
Bauhaus Art as Life | Kathleen James-Chakraborty ほか
2012年にバービカン・アート・ギャラリーで開催された展示会「Bauhaus Art as Life」の図録。デザインの教育機関・バウハウスが歩んだ14年間の歴史と、そこから生まれた作品を辿る。英語表記。
世界を巡る旅 ガストン・ルイ・ヴィトン所蔵 ホテルラベル・コレクション | フランシスカ・マッテオリ
パリのビッグメゾン「ルイ・ヴィトン」の創業者の孫であるガストン‐ルイ・ヴィトンが所有する1,000枚以上のホテルラベルを集めたコレクションブック。パリ、リオデジャネイロ、ロンドン、東京…世界21カ所の名門ホテルのラベルを中心に、随所に挟み込まれた絵葉書風のプリントや当時の写真、旅先での出来事を記したテキストなども添えられ、ページをめくるごとに20世紀初頭の世界一周の旅に誘われるかのような一冊。スリーブケースは広げるとガストンの旅の経路が記された世界地図になっており、ホテルラベルのステッカーシートも付属。
Bibliographic: 100 Classic Graphic Design Books | Jason Godfrey
過去100年の間に出版されたグラフィックデザインの名著100冊を紹介する。モホリ=ナジ・ラースローやヨゼフ・ミューラー=ブロックマン、A.M. カッサンドル、ピーター・サヴィルら著名なデザイナーによる作品をカテゴライズし、図版と併せて解説を収録。20世紀におけるグラフィックデザインの進化を探る。英語表記。
HEADS | Yuichiro Okamura
1920年代から80年代にかけてのヘアカルチャーに焦点をあてた1冊。フランス、イギリス、アメリカなどファッションや音楽の流行とともに変化していくヘアカルチャーを紹介。オードリー・ヘップバーン、ブリジット・バルドー、カート・コバーンなどスタイルを代表する著名人写真とともに解説を収録。英語、日本語表記。
Haircults: Fifty Years of Styles and Cuts | Dylan Jones
ヘアスタイルの歴史とカルチャーを探るビジュアルブック。1940年代から1990年代にかけて50年間にわたるヘアスタイルの変遷を辿る。エルヴィス・プレスリーやビートルズ、ヒッピーなど時代を象徴する多様なスタイルをモノクロ、一部カラーの図版、解説とともに収録。英語表記。
岡本一宣の東京デザイン
アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動する岡本一宣の作品集。「ひととき」「Spiritus」「FRaU」など雑誌のほか、装丁、ポスター、ロゴにいたるまで、氏の手掛けたデザインワークの数々を幅広く収録。
The Last Magazine | David Renard
世界各国から最先端のインディペンデント・マガジンを集めたビジュアルブック。ビジュアルの革新性、コンテンツの独自性、洗練されたデザイン、そしてニッチな読者層に深く刺さるような、世界20カ国以上から厳選された150以上のインディペンデント・マガジンによる優れたデザインの表紙や誌面レイアウトを一堂に紹介。「New York Times Book Review」のスティーヴン・ヘラー、「ID」のテリー・ジョーンズなど、業界を代表するキーパーソンたちによるエッセイも収録。英語表記。
アートディレクター デザイナーのラフスケッチ188 | MdN編集部
国内の第一線で活躍するアートディレクター、デザイナー151組による188例のデザインの仕事と創作のプロセスを集めたデザイン資料集。広告、ブックデザイン、パッケージ、ロゴタイプなどのカテゴリ別に、デザインを完成させるためのラフ、スケッチ、アイデアメモ、モックアップ、カンプなどを豊富な図版と解説で紹介。
欧文書体デザインの世界 | アイデア編集部
雑誌『アイデア』で掲載された欧文書体デザイン関連の特集を約20本採録した1冊。アイデアNo.305『タイプデザイン・トゥデイ』を中心に、2000年代以降の以降の欧米の書体制作、歴史研究の動向などを追う。ロビン・キンロス、小林章、イエン・ライナム、ヘルムート・シュミットら、タイプデザイナーへのインタビューや研究者による論考を収録。
アイデア No.384 髙田唯 形と態度 | 誠文堂新光社
アイデアNo.384、2019年1月号。デザイナー・髙田唯の活動を「形」と「態度」の2部構成で紹介。前半の「形」では、2006年の設立から10年以上の年月を重ね、印刷物以外のロゴの制作やそれにともなうブランディング、プロデュース的な領域の仕事にまで広がりをみせるAllright Graphicsでの仕事を掲載。後半の「態度」では,前半を通じて現れてきた髙田唯の輪郭を、これまで髙田にデザイン依頼した人々や、展覧会の企画者,彼の活動を周縁から支える人々からの言葉や対話を軸に深掘りしていく。
アイデア No.332 グラフィックデザインの変革 | 誠文堂新光社
アイデアNo.332/2009年1月号。デザイナーのマイク・マイヤーやウィル・ホルダー、グラフィックデザインスタジオのプラクティスなど、デザイナーやチームによる作品を多数収録しながら、グラフィックデザインの変容について様々な角度から焦点を当てる。
アイデア No.305 タイプデザイン・トゥデイ | 誠文堂新光社
アイデアNo.305/2004年7月号。タイプデザイン・トゥデイ特集。ロビン・キンロス、ジャン=フランソワ・ポルシェ、小林章らとともに欧文書体設計の現在を考える。テーマにちなんで、テキストはバイリンガル仕様。表紙デザインはジャン=フランソワ・ポルシェ、フォーマットデザインはヘルムート・シュミットによるもの。
メアリー・ブレア展 | 東京都現代美術館
2009年に東京都現代美術館で開催された展示の図録。米国のイラストレーター・絵本作家、メアリー・ブレアの作品を紹介。ウォルト・ディズニー社における色彩設計の仕事、独立してから手掛けた絵本の挿絵やパッケージデザインなど、ブレアのキャリアを包括している。