サヴィニャックポスター A-Z | レイモン・サヴィニャック
フランスのイラストレーター、レイモン・サヴィニャックのポスター作品集。A-Zのキーワードでポスターデザインの極意を記しながら、カラーで作品を掲載。日本語版の監修は小柳帝。
Slanted Magazine #38 Colours
ドイツのグラフィックデザイン誌『Slanted』 vol.38号。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、写真、アートなど、毎号異なるテーマを発信。今回のテーマは「色」。募集した1,300件を超える応募の中から、300人のデザイナー、イラストレーター、写真家、ライターらの作品を紹介。 英語表記。
紙片の宇宙、シャガール、マティス、ダリの挿絵本 | ポーラ美術館
2014年にポーラ美術館で開催された展示の図録。20世紀を代表する画家たちが手掛けた本の挿絵に焦点を当てたもの。ドガ、ロートレック、藤田嗣治、ローランサン、シャガール、ルオー、ピカソ、マティス、レジェ、ブラックらの版画技法を用いて制作した51点の挿絵本と、関連する絵画作品を紹介している。
挿絵本の世界 本と挿絵のステキな関係 | 町田市立国際版画美術館
2010年に町田市立国際版画美術館で開催された展示のカタログ。19世紀から20世紀初頭におけるヨーロッパの挿絵藝術を中心に紹介。ウイリアム・モリス、ジョルジュ・バルビエ、ラウル・デュフィ、パブロ・ピカソ、マックス・エルンストらによる作品とともに解説を収録。
Bastien Vives: Le Gout du Chlore | バスティアン・ヴィヴェス
フランスの漫画家、バスティアン・ヴィヴェスの短編漫画。脊柱側湾症を患った少年が医者の勧めで苦手なプールへ通うこととなり、そこで泳ぎの上手な少女と出会う。毎週水曜日の逢瀬を楽しみに、日々上達していく泳ぎと、彼女の姿を追い求め手を伸ばした先に見えたものとは。セリフは少なく、表情や細かな情景で描かれる。 フランス語表記。
間隙 すきま | Gao Yan 高妍
台湾の漫画家・イラストレーター、高妍(Gao Yan・ガオ イェン)が日本・沖縄へ留学し、帰国後に描いた短編漫画。淡い想い出、歌で会話をするクジラたち、体や楽器などで表現する沖縄の人々、細野晴臣のライブで感じた旋律と瞬間の気づき。「言語」以外で心を通わせる、優しく響く心象の世界を描く。 中国語、日本語表記。
写真とファッション 90年代以降の関係性を探る | 東京都写真美術館
2020年に東京都写真美術館で開催された展示の図録。1990年代以降の「写真とファッション」をテーマにその関係性を探る。高橋恭司、エレン・フライス、ホンマタカシら写真家による作品や、ファッションレーベルPUGMENTのイベントの様子、ファッション誌・Purpleの表紙デザインなど多数収録。監修は林央子。
In Goude We Trust An Exhibition | ジャン=ポール・グード
2018年にシャネル・ネクサス・ホールで開催された展示の図録。フォトグラファー、イラストレーター、映像作家等、多岐にわたる分野で才能を発揮したジャン=ポール・グードの代表的な仕事を紹介。シャネルの広告はもちろん、グレース・ジョーンズのアートディレクション、ドローイングなどを収録。 日本語、英語表記。
欧文書体デザインの世界 | アイデア編集部
雑誌『アイデア』で掲載された欧文書体デザイン関連の特集を約20本採録した1冊。アイデアNo.305『タイプデザイン・トゥデイ』を中心に、2000年代以降の以降の欧米の書体制作、歴史研究の動向などを追う。ロビン・キンロス、小林章、イエン・ライナム、ヘルムート・シュミットら、タイプデザイナーへのインタビューや研究者による論考を収録。
勝手に広告 | 中村至男、佐藤雅彦
グラフィックデザイナー、アートディレクターの中村至男とクリエイティブディレクター、映像作家の佐藤雅彦による「relax」「Casa BRUTUS」で雑誌連載されていた作品をまとめた1冊。実在する商品やパッケージデザイン、企業ロゴなどを用いて勝手に広告を作る実験的アート作品。牛乳石鹸の牧場、チップスターのコンテナトラック、グリコ製品を集めたお菓子の街など、写真やイラストレーション作品を収録。写真はホンマタカシによるもの。
片山利弘展 領域を越える造形の世界 | 武蔵野美術大学 美術館
2021年武蔵野美術大学で開催された展示の図録。戦後、日本のデザイン界を先導したうちのひとり、片山利弘の50年以上にわたる仕事を紹介。グラフィックデザイン、絵画、彫刻、建築空間など枠組みにとらわれず、日本やスイス、アメリ […]
Dick Bruna ディック・ブルーナ | Bruce Ingman、Ramona Reihill
オランダを代表するデザイナーでありアーティスト、ディック・ブルーナの作品集。世界的なアイコンとなっているミッフィーをはじめ、印象的なブックデザインやポスター作品、またユトレヒトにあるスタジオなど制作の舞台裏を収録。子どもたちやアーティスト、デザイナーを魅了し、年齢や芸術分野を超えて想像力をかきたてるブルーナの作品のシンプルで複雑な魅力を紹介する。 英語表記。
カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン | フレット・スメイヤーズ
書体デザイナーのフレット・スメイヤーズが活字製作の道具「カウンターパンチ」に焦点を当て考察した一冊。16世紀当時の活字父型彫刻について、彫刻師の仕事、そしてデジタル時代まで、図版を用いた解説を収録。
曖昧なコミュニケーション 高橋善丸のグラフィックデザイン
2007年から2008年にかけてドイツのハンブルク美術工芸博物館で開催された展示の際に刊行されたもの。グラフィックデザイナー、高橋善丸の作品を紹介。タイポグラフィ、ポスター、ブックデザイン、パッケージデザイン、ロゴほか、オールカラーによる豊富な図版、テキストを収録。 日本語、英語表記。
日本・スイス国交樹立150周年記念 スイスデザイン展 Swiss Design | 東京オペラシティ・アートギャラリー ほか
2015年に開催された、スイスデザイン展の図録。風土や都市構造に見るデザインのルーツに始まり、企業周辺のグラフィックデザイン・タイポグラフィ・プロダクトデザイン・建築などを収録。「マックス・ビル 美的総合の実践とその今日的意味」、「ル・コルビュジエのなかのスイス」他を掲載。
ELM15 | エンライトメント
アーテイストでアートディレクターのヒロ杉山が率いるクリエイティブユニット、エンライトメントの作品集。設立15周年を節目に、1400点以上の作品群からセレクトされた作品を集めたもの。グラフィックデザインやポスター、ポートレート作品など、多岐にわたる作品の数々を多数収録。
Wade Guyton: Das New Yorker Atelier | ウェイド・ガイトン
アメリカのアーティスト、ウェイド・ガイトンの作品集。ブランドホルスト美術館で開催された展覧会に合わせて刊行されたもの。よく知られる作品の特徴であるミニマルな繰り返される文字の作品ではなく、本書ではデジタルキャプチャされた多様なイメージを特徴とし、新聞のトップページやガイトンのアトリエからの眺め、素材を極端に拡大することで抽象化されたイメージなどを巨大なプリンターで印刷した作品を主に収録。デジタルの急速な拡大が生活のあらゆる領域で起きていることを可視化させる作品群をカラー図版で多数掲載。 英語、ドイツ語表記。
Joseph E. Yoakum: What I Saw | ジョセフ・エルマー・ヨーカム
アメリカ人アーティスト、ジョセフ・エルマー・ヨーカムの作品集。71歳で画家としてのキャリを開始し、10年で2000点のドローイング作品を残したヨーカムの作品をフルカラーで100点以上掲載。
Gerhard Himmer: Inverse Painting | ゲルハルト・ヒンマー
オーストリアのアーティスト、ゲルハルト・ヒンマーの作品集。2017年から2022年の間に描かれた、偶然性と混沌が入り交じるデジタルのエラーを表したかのような抽象画作品の数々を収録。その他、アトリエや展示の様子を収めた写真も合わせて掲載。 ドイツ語、英語表記。
Huber.Huber: Widerspruchliche Bewegungsreize / Contradictory Motion Cues | フーバー・フーバー
スイス人アーティストデュオ、フーバー・フーバーの作品集。2011年に同出版社より刊行された「Universen」の続編であり、この10年間の集大成ともいえる一冊。見るものをイメージで満ち溢れた世界へと誘う写真作品とともにコラージュ作品を掲載。その奇妙な視覚の小宇宙を読み解く手がかりとして、「リンゴ」、「シャーレ」、「塩湖」といった名詞から「湿った」、「幾何学的な」、「不気味なまでの」のような形容詞まで、非常に幅広い索引がついている。英語、ドイツ語、スペイン語表記。一部7国語表記。
Zsolt Tibor: Mankind | ツォルト・ティボル
ウィーンを拠点に活動するアーティスト、ツォルト・ティボルの作品集。「物理的な知性の領域」と自身が表現する、過去10年間の大判ドローイングを多数収録。意味を排除した絵画を通して、人間の行動や現在の社会問題を探求する。 英語表記。
Mack Guido: In Veneto 1984-89 | グイド・グイディ
イタリアの写真家、グイド・グイディの作品集。1984年から1989年にかけてグイディが大判カメラ・ディアドルフ8×10を用いて撮影した、これまで未発表の作品を収録。急速な変貌を遂げたヴェネト州中部のある地域を中心に撮影したもので、この街のどこか不安定で閉鎖的な風景を写し出している。 イタリア語、英語表記。
彷徨引力 | 野中ユリ
野中ユリによるコラージュ画集。11葉揃の作品を収録。埴谷雄高による序文、そして巌谷國士のテクストを末尾に掲載。
月街星物園 | まりの・るうにい
稲垣足穂著作の表紙画などで知られるイラストレーター、まりの・るうにいによる文画集。柔らかなタッチで描かれた幻想的なパステル画をカラーとモノクロで収録。装丁は羽良多平吉。
Benjamin Armstrong: Holding a Thread | Juliana Engberg
オーストラリアを拠点に活動するアーティスト、ベンジャミン・アームストロングの作品集。優雅さと不穏さを兼ね備えた、ワックス、木、ガラス、インク、顔料など多様な素材を用いて制作された彫刻や絵画作品を収録。 英語表記。
大竹伸朗日本景 Zyapanorama
日本の現代美術家、大竹伸朗の作品集。ロンドン、香港、アメリカなどをテーマに作品を発表してきた大竹が、それら「かっこいいもの」の対比として「かっこ悪い」日本を写生。「異様な」あるいは「とらえどころのない」日本の風景をペインティング、コラージュ、立体で表現した大竹流日本百景。寄稿は椹木野衣、藤原新也。装丁は葛西薫、山口由香。
Pages | タナカノリユキ
アートディレクター、映像ディレクターとして国内外で活躍するタナカノリユキの作品集。「迷宮としての自己」「Artitecture」「Explore Reality」など19冊の作品集をひとつに集約。物質や空間の領域を自在に飛び越える、コラージュ/グラフィックデザイン/インスタレーションなどの作品の他、森村泰昌、小林康夫らとの対談も収録。本の中に存在する本もひとつひとつ装丁を変えたアートディレクションは、著者によるもの。
Nick Geboers: Traefaengslet | ニック・ゲボアーズ
ベルギーを拠点に活動する写真家、ニック・ゲボアーズの作品集。デンマーク・ユトランド半島の歴史的建造物の刑務所内の壁を撮影したもの。クローズアップされた木の壁には、傷や絵文字、メッセージなどが彫られ、投獄された人々の痕跡を、謎めいた遺物として映し出している。 英語表記。
The Perfect Document | Thomas Min
ベルギーを拠点に活動するアーティスト、トーマス・ミンの作品集。「写真」というメディアが持つ役割を肯定しつつも、写真に撮るという行為はモノを文脈や周囲の環境から引き離し、その結果被写体を完全に理解するのは不可能だと語るトーマス・ミン。カタログ的な写真が表現しうるもの、または写真と被写体との関係性を、観るものに問いかける一冊。英語表記。
Mary Kelly | メアリー・ケリー
コンセプチュアル・アートのみならず、アート界における20世紀のフェミニズムの発展に大きく貢献した芸術家、メアリー・ケリーの作品集。テキスト・イメージと、ファウンド・オブジェクトを組み合わせた代表的な作品とともに、ケリーのキャリアを包括的に紹介する1冊。 英語表記。
北斎とジャポニスム Hokusaiが西洋に与えた衝撃
2017年に国立西洋美術館で開催された展覧会の図録。西洋美術に多大な影響を与え、ジャポニスムにおいて代表的な存在である浮世絵師、葛飾北斎。本書ではその影響を受けたモネ、ドガ、セザンヌら印象派の画家の作品と、北斎の錦絵、版本を豊富な図版資料とともに比較し紹介する一冊。
Releasing Senses 感覚の解放 東京オペラシティアートギャラリー開館記念企画展
1999年に東京オペラシティアートギャラリーの開館記念展として開催された展覧会の図録。アーニャ・ガラッチオ、クリスチャン・マークレー、村岡三郎、マルティン・ヴァルデの4人のアーティストによる、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、触覚など五感で作品を体感できるような作品群をカラー図版とともに紹介。ポストカード付属。
ダリ展
2016年に国立新美術館と京都市美術館で開催された展覧会の図録。シュルレアリスムを代表するスペインの画家、サルバドール・ダリの初期の作品から代表的な絵画、舞台芸術や映画などの美術の仕事、そして晩年に至るまで、豊富な図版資料とともに多面的なダリの世界を紹介する一冊。
Elliott Erwitt: Between the Sexes | エリオット・アーウィット
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。ダンスを踊る少年少女、肩を寄せ合う男女、ホームで抱き合う老夫婦。あらゆる年代の男女の姿が収められている。 英語表記。
メイド・イン・フチュウ 展覧会記録集 | 府中市美術館
2020年に府中市美術館で開催された展示のカタログ。美術家が美術館に通い制作を行うプログラム『公開制作』の20年の記録を紹介。2000年の開館から、80組90名におよぶ作家の公開制作、展示の様子を収録。
朝倉摂展 アバンギャルド少女 | BankART1929
2010年にBankART Studio NYKで開催された展覧会の図録。画家であり、舞台美術の世界で確固たる地位を築いてきた朝倉摂による仕事、絵本や小説の挿絵、ドローイングなどを紹介。
異界の風景 | 東京藝術大学大学美術館
2009年に東京藝術大学大学美術館で開催された展示図録。創造行為が発生する場を「異界」、表現が生まれる媒介となる「風景」を提起する試み。油画現職教員14名と東京藝術大学大学美術館収蔵の作品と解説を収録。
安齊重男の「私・写・録」1970-2006 | 国立新美術館
2007年に国立新美術館で開催された展示の図録。写真家、安齊重男が1970年から約40年の間に撮影した作品を紹介。ヨーゼフ・ボイス、イサム・ノグチ、ジャン=ミシェル・バスキア、村上隆ら著名な芸術家たちの若き姿や展示風景などを収録。カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。
柚木沙弥郎作品集
型染の第一人者、柚木沙弥郎の作品集。深みのある色合いと、多種多様な美しい模様が施されたテキスタイルの数々を多数収録。氏自身のエッセイの他、大岡信、藤田慎一郎によるエッセイも併せて掲載。
Aesop | Jennifer Down ほか
スキンケアブランド、Aesop(イソップ)の初となるヴィジュアルブック。プロダクトや店舗などの写真に加え、創業者のパフィティスが初めて開いたヘアサロンについてや、製品開発における苦難、Aēsopならではの企業努力などといったエピソードを収録。 英語表記。
町 高梨豊写真集
写真家、高梨豊の作品集。1970年代の人形町、蛎殻町、神田、佃など東京の下町を撮影した写真集。高度成長期において変貌し続ける都市・東京の隙間で息づく庶民の暮らしを記録している。大判のカラー図版を多数掲載。
The Healthy Indoors: New Challenges, New Designs | Francois-Luc Giraldeau
居住者、利用者の心身の健康をデザインの中心に置いた空間設計を紹介する1冊。柔らかい印象を与えるアーチ型の出入り口、調節可能なスタンディングデスク、自然光が入る天窓など、住居や職場、店舗、病院ほか、45のケーススタディとともに図版、解説を収録。アイデアに溢れた数々の空間が収められている。 英語表記。
Carl Hansen & Son: Creating in Spaces | カール・ハンセン&サン
デンマークの歴史ある家具メーカー、カール・ハンセン&サンが発行するカタログ。ハンスJ.ウェグナーら、北欧を代表するデザイナーの家具を数多く製作することで知られるカール・ハンセン&サン社。本書では世界各国のレストランやオフィス、ホテルで使用されているカール・ハンセン&サン社が手がけた数々の家具を豊富な写真資料で紹介。 英語表記。
石と光 シトーノロマネスク聖堂 | 六田知弘
12世紀の中世ヨーロッパで、禁欲と清貧を旨とし、祈りと労働の営みを目指して、森の奥深くに粗い石の聖堂を築いたシトー会修道士。厳格な構成美と精神性に富んだその建築に注ぐ光とともに、沈黙の時間まで写し撮った一冊。