アイデア特別編集 good design company 1998-2018 | 誠文堂新光社
クリエイティブディレクター・水野学が主宰する「good design company」20年間の仕事とインタビューを収録。熊本県公式キャラクター「くまモン」や、中川政七商店、相鉄グループなどgdcの代表的な仕事を軸に時系列で作品を掲載し、gdcの企業ブランディングや広告デザインを一望できる一冊。
RE DESIGN 日常の21世紀 | 株式会社竹尾
竹尾の創立100周年を記念して開催された展覧会のカタログ。タイトルの通り、身の回りにある日用品を様々な分野で活躍するデザイナーたちがデザインし直すという企画で、田中一光、佐藤卓、赤瀬川原平、祖父江慎、横尾忠則ら総勢32名が名を連ねている。
The Democratic Forest: Selected Works | William Eggleston ウィリアム・エグルストン
カラーによるアート写真の新たな可能性を開拓したムーブメント「ニュー・カラー」の第一人者、ウィリアム・エグルストンの写真集。本書は、80年代に撮影したシリーズの集大成「The Domocratic Forest」から68点の作品を抜粋した一冊。独自のフィルターを通し、きわめてありふれた日常生活の中にある風景を詩的なイメージとして表現する。英語表記。
Regular Features | Marc Nagtzaam
オランダのアーティスト、マーク・ナグザームによる作品集。1992年から2019年の間にマークによって制作されたテキストドローイングで構成された本書は、マーク・マンダース、ルイ・リュティ、ステファン・ケッペル、カレル・マルテンスなど24人のアーティストによる作品が所々に挿入されている。英語表記。
ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ | DIC川村記念美術館
2019年にDIC川村記念美術館にて開催された「ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ」展の公式図録。虫の標本や貝殻、ガラス、楽譜、近所の雑貨店で売られている日用品など、お気に入りの品々を閉じ込めた小宇宙としての箱をつくり続けるいっぽう、前衛的な実験映画の先駆者でもあったジョセフ・コーネル。代表的な「箱」シリーズや、コラージュの作品のほか、上映の機会の少なかった映像作品も紹介。また、コーネルがレイアウトを手がけた雑誌などの印刷物や日記、手紙といった貴重な資料をあわせて掲載。美しいデザインはサイトヲヒデユキによるもの。
日本典型 | 柴田敏雄
写真家、柴田敏雄の作品集。第17回木村伊兵衛賞を受賞した代表作。1983年から1991年の間、全国各地で撮影された作品を収録。コンクリートの道路や壁へと形成された山道、巨大なダム、自然から人工物へと変化していくその様相を捉える。
Reinheit | Anne Morgenstern アンネ・モルゲンステルン
ドイツのフォトグラファー、アンネ・モルゲンステルンの作品集。2つのパートに分かれている本書は、伝統と現代の間で揺れ動くどこか混沌とした世界が切り取られており、ポートレート、静物画、風景画を掲載。ドイツ語、英語表記。
Woosters | Ted Stamm
アメリカのアーティスト、テッド・スタムの作品集。2018年にニューヨークのLisson Galleryで開催された展覧会に際して刊行されたもの。本書は40歳の若さで夭逝したスタムについて初めて本格的に記されたモノグラフであり、彼が制作の拠点としたニューヨークのウースター・ストリートにちなんでつけられた「ウースター・シリーズ」を中心とした数々の作品群を紹介。英語表記。
America Goes to War... Swimming in the Afternoon… | Richard Prince リチャード・プリンス
現代において最も革新的かつ影響力のあるアーティストのひとり、リチャード・プリンスの作品集。2008年にロンドンのサーペンタイン・ギャラリーで開催された展覧会に際して刊行されたもの。画家、写真家、彫刻家、そしてコレクターとしても知られ、多彩な表現方法でアメリカ文化やポップカルチャー、アート、文学、言葉への関心を作品に反映させるプリンス。本書はプリンスによる数々の作品や展示風景の写真を豊富に収録し、巻頭にはプリンスによるテキストも収録。英語表記。
American English | Richard Prince リチャード・プリンス
アメリカの画家であり、写真家のリチャード・プリンスの作品集。2003年に開催されたプリンスの同名の展覧会に際して刊行されたもの。希少本コレクターであるプリンスが収集した、アメリカ版とイギリス版とでカバーやダストジャケットのデザインが異なる数々の本を見開きで並べて掲載。巻頭にはプリンスによるエッセイも掲載。1,400部限定刊行。英語表記。
Sophie Calle: Parce que... | ソフィ・カル
フランスを代表する芸術家、ソフィ・カルの作品「Parce que」の英語版作品集。フランス語の「Parce que」を英語の「Because(なぜなら)」に変え、言葉とイメージの関係性を考えさせられる一冊。「Because(なぜなら)」から始まる一節とともに、紙の間に隠された写真を取り出せる仕組みに。英語表記。
Constantin Brancusi: The Essence of Things | コンスタンティン・ブランクーシ
2004年にニューヨークのグッゲンハイム美術館とイギリスのテート・モダンで開催された展覧会に際して刊行された展示図録。20世紀において最も重要な彫刻家の一人であるコンスタンティン・ブランクーシによる、厳選された代表的な作品群を掲載するとともに、彼の作品の重要性と影響力について記した論考のテキストも掲載。英語表記。
Sudek and Sculpture | ヨゼフ・スデック
「プラハの詩人」と称されるチェコ出身の写真家、ヨゼフ・スデックの作品集。スデックが最も愛した彫刻という被写体に焦点をあてたもの。1920年代から1970年代にかけてプラハの都市風景を写した作品で知られるスデックの知られざる一面を紹介している。 英語表記。
Groundwork | Sara Bjarland
アムステルダムを拠点に活動するフィンランド人アーティスト、サラ・ビアランドの作品集。街で見つけたゴミや素材を拾い集め、再利用や加工、写真による演出などの手法を加えることで素材にもう一度命を吹き込み、彫刻やインスタレーションの作品を生み出している。それは同時に西洋社会における大量消費と、それに伴う大量のゴミ問題に対する静かな批判でもある。英語表記。
Pure Beauty | John Baldessari ジョン・バルデッサリ
2009年から世界各国で開催された巡回展のカタログ。アメリカのコンセプチュアルアーティスト、ジョン・バルデッサリによる1960年代から2000年代にかけての作品を紹介。テキストとイメージを組み合わせた作品や写真作品ほか、豊富な図版とともに解説を収録。英語表記。
前衛の道 Gyuchang explosion!project 2 完全復刻版 | 篠原有司男
日本の現代美術家、篠原有司男による名著の完全復刻版。「美術手帖」に1966年2月号から12月号までに連載された「前衛への道―篠原有司男自伝」をもとに書籍化したもので、篠原の生い立ち、ボクシング・ペインティングの誕生秘話、赤瀬川原平、荒川修作らとともに結成した「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」、渡米後の活動にいたるまで、篠原の芸術と人生について記した自伝的な一冊。装丁は田名網敬一。巻末には中原祐介による解説のテキストも収録。
The Spirit of Burgundy | Ralph Gibson ラルフ・ギブソン
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンの写真集。フランス、ブルゴーニュ地方の1年間を写真に収めたもので、郷土料理、建築、風習、ワイン造り、風景、そしてブルゴーニュで暮らす人々の姿をカラー、モノクロ写真で収録。「ブルゴーニュの魂」というタイトル通り、フランスを愛し続けたギブソン独自の視点でエネルギッシュにみずみずしく切り取っている。英語表記。
赤い糸 | 米澤純子
日本の写真家、米澤純子の作品集。アパートの玄関先に掛けられた赤と白の傘、朽ちた花、女性のポートレートなど、日常の風景が懐かしさ、哀しみとして静かに心に語りかけてくる。「Visual Arts Photo Award 2014」大賞受賞作品。
A Letter To True: A Film Journal | Bruce Weber ブルース・ウェーバー
アメリカの写真家、ブルース・ウェーバーの作品集。Vogue Italiaの2005年11月号の付録として刊行されたもの。本書は、9.11アメリカ同時多発テロが起こった際、旅先にいたウェーバーが倒壊した世界貿易センタービルのすぐ近くの自宅に残してきた愛犬、トゥルーに宛てた手紙を題材にした映画『トゥルーへの手紙』のフィルム・ジャーナル。英語表記。
Nomata Standing Still | 野又穫画集
画家、野又穫の作品集。1986年から1991年にかけて制作されたペインティング作品を大判カラーで収録。架空の建造物の後ろには、ゆったりと雲の流れる空が描かれている。序文は荒俣宏。
鳥の巣 50個の巣と、50種の鳥たち | シャーロン・ビールズ
ウエスタン・ファンデーション脊椎動物博物館をはじめ、カリフォルニアの数々の博物館が所蔵する貴重な50個の鳥の巣を撮影した写真集。それぞれの鳥たちの習性や行動、知恵、技術、創造力が見てとれる芸術的で貴重な鳥の巣の写真に、どんな鳥がこの巣を作ったのか、科学的な解説が添えられている。
一立斎廣重一世一代 江戸百景
江戸末期の浮世絵師、歌川広重の「名所江戸百景」初摺りの完全複製版。原画と同じ寸法、紙は手漉き奉書が用いられ、各画に改印、届出印の刷り、版木の木目やぼかしなど、あらゆる技術によって木版画を再現する。図版119画、目録、冊子にて解説を収録。
小村雪岱画集 | 国書刊行会
画家・版画家、小村雪岱の画集。1942年に高見澤木版社から刊行されたものの復刻版。繊細で情緒漂う日本の女性、厳かな観音像、色彩豊かな日本の四季の風景などの他、「たけくらべ」「西遊記」「忠臣蔵」などの挿画もカラーとモノクロで多数収録。解説は挿絵美術研究の第一人者、渡辺圭二。
独楽 熊谷守一の世界 | 藤森武
画家・熊谷守一を被写体にした写真集。土門拳に師事した写真家・藤森武が約3年のあいだ熊谷邸に出入りしながら、熊谷守一の私生活を撮影したもの。自邸の庭で虫を観察する様子や、家族との食事風景、そして普段は夜に描く油絵を昼間に手掛ける貴重なシーンも収録。写真には熊谷守一自身のことばが添えられ、さらに藤森武によるエッセイも多数掲載。装丁は亀倉雄策。
Kids | Mario Testino マリオ・テスティーノ
写真家、マリオ・テスティーノの小さな写真集。小児がん医療基金を支援するために発行されたもの。くまの着ぐるみやドレス姿、プールや海でのシーン、あどけない表情、無邪気な笑顔など、子どもたちのありのままの純粋な表情や姿を写し出す。カラー・モノクロによる作品を収録。英語表記。
猫と女とモンパルナス | 藤田嗣治 画集
エコール・ド・パリで活躍し、猫と女を描くことを得意とした画家、藤田嗣治の作品とその人生を記録した資料集。ペインティング作品を多数収録するほか、土門拳によって撮影された藤田氏の写真や、洋画家の長谷川昇や岡鹿之助らによって寄せられたエッセイなどを掲載し、波乱に満ちたその人生を追った一冊。
没後50年 藤田嗣治展 Foujita: A Retrospective | 東京都美術館 ほか
2018年に東京都美術館と京都国立博物館で開催された展示の図録。パリにおいて名を成し、海外で活躍する日本人芸術家のパイオニアとなった画家・藤田嗣治の絵画作品を中心に、画業とその生涯を紹介。代表的な裸婦画をはじめ、風景画、肖像画、宗教画など100点以上を収録。
針と溝 | 齋藤圭吾
写真家、齋藤圭吾によるレコードの『針と溝』をマクロ撮影した写真集。ダイヤモンドやサファイアで作られた様々な形の針と、音が刻まれた溝の造形を写し出す。『針と溝』の写真とともにレコードプレーヤーのメーカー名、レコード名も掲載。装丁は有山達也。
ポラロイド・ブック ポラロイド社の写真コレクションより
ポラロイド社の創業者である、エドウィン・ランドと写真家のアンセル・アダムスによって始まったポラロイドコレクション。ロバート・フランク、ルイジ・ギッリ、アンディー・ウォーホル、ロバート・メイプルソープら203名のアーティストによる作品254点を収録。英語表記。
朝倉摂のステージ・ワーク | PARCO出版
舞台美術家で画家、朝倉摂の舞台美術の仕事についてまとめた作品集。時代物、オペラ、現代劇まで様々なジャンルの舞台を手がけた朝倉摂による仕事の数々を大判のカラー、モノクロ図版で収録。巻末には俳優の吉行和子、宮本信子との座談会も収録。装丁は粟津潔。
ベン・シャーン展 | 福島県立美術館 ほか
1991年に開催された「ベン・ジャーン展」の図録。絵画や版画だけでなく、写真、ポスター、装丁、壁画、ステンドグラス制作など、多岐にわたり活躍した氏の代表的なペインティング作品を多数収録。
小紋手鑑 | 吉岡常雄
明治時代から大正時代にかけて彫られた最高級の小紋型紙を使用し再現された小紋染をまとめた手鑑(てかがみ)。江戸時代に用いられていた天然の染料、顔料を使用し再現されたおよそ100種類の小紋染が1枚1枚貼布されている。限定350部。
Cassina As Seen by Karl | カール・ラガーフェルド
イタリアの家具メーカー、カッシーナの依頼によりファッション界の巨匠、そして写真家でもあるカール・ラガーフェルドが名作家具を撮影した1冊。ル・コルビュジエやリートフェルト、ペリアンらの家具を彫刻やオブジェなどの芸術作品のように、日常の空間から切り離し撮影する。カラー21点の高光沢写真が貼り込まれ収録。ラガーフェルドが捉えた造形への新たな視点。英語表記。
Mies In Berlin | ミース・ファン・デル・ローエ
20世紀のモダニズム建築を代表するひとり、ドイツ出身の建築家であるミース・ファン・デル・ローエの初期のキャリアに焦点を当てた資料集。2001年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された展示の際に刊行されたもの。1900年代から1930年代にかけて制作された建築作品の図版、解説を収録。英語表記。
Mies Van Der Rohe at Work | ミース・ファン・デル・ローエ
近代建築の三大巨匠のひとりと称される、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの作品集。バルセロナ・パビリオンやファンズワース邸など、代表作を含む氏の作品を豊富なモノクロ写真とともに紹介。英語表記。
印度更紗 | 吉岡常雄
インド発祥の染織文化として知られる更紗をあつめた資料集。赤を基調としたエキゾチックな模様の更紗を大判の写真で紹介。更紗のカラー図版、歴史や技法、復元の解説、世界の更紗略年表、復元裂の実物見本2点を収録。限定1000部発行。
建築のことばを探す 多木浩二の建築写真
美術、写真、建築など多岐にわたる分野の評論家である多木浩二の建築写真集。1968年から1979年にかけて、個人住宅17軒を撮影したもの。篠原一男、坂本一成、伊東豊雄、白澤宏規らの建築作品を被写体に、生前多木が建築家たちに託した未発表フィルム、プリントから復元された貴重な記録。モノクロの図版124点、エッセイ、寄稿を収録。日本語、英語表記。
Latin American Houses | Mercedes Daguerre
ラテンアメリカの進化するモダニズム建築をまとめた建築資料集。メキシコ、チリ、ブラジル、ペルー、ウルグアイ、アルゼンチンに建てられた19の住宅のケーススタディを紹介する。プリツカー賞を受賞したパウロ・メンデス・ダ・ロシャほか、作品図版とともに解説を収録。英語表記。
20 Houses by Twenty Architects | Mercedes Daguerre
著名な建築家たちによって設計された20の住宅の建築作品をまとめた建築資料集。現代における生活空間のあり方、新たな生活様式などを取り上げるとともに、国際的に活躍する建築家の作品の数々を紹介する。安藤忠雄、グレン・マーカット、スティーブン・ホール、リチャード・マイヤーほか、カラーによる作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
坂茂 木の建築 | グラフィック社
建築家、坂茂の作品集。坂茂が手がけた45の巨大木造プロジェクトを、設計図や写真などの資料、解説とともに紹介。巻頭に坂茂、環境活動家のポール・ホーケンらによるエッセイも収録。
GA アーキテクト 妹島和世+西沢立衛 2011-2018 | ADA EDITA Tokyo
建築家の妹島和世と西沢立衛個人の仕事と、2人による共同設計事務所SAANAによるプロジェクトをまとめた写真資料集。国際的な賞を数多く受賞し、国内外で活躍の幅を広げる2人による2011年から2018年までの建築作品、展覧会、家具など、写真や詳細に描かれた図面などの豊富な資料で紹介。妹島和世と西沢立衛によるエッセイも収録。
藤本壮介 建築作品集 | ナオミ・ポロック
建築家、藤本壮介の写真資料集。アメリカ人建築家で著述家でもあるナオミ・ポロックと藤本壮介の長年にわたる対話をまとめた1冊。2つのキーワードをコンセプトとしてカテゴライズして作品を分類、紹介する。「House N」、「直島パヴィリオン」「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」ほか、写真や図面とともに解説を収録。
村野藤吾の住宅デザイン 図面資料に見るその世界 | 国書刊行会
日本を代表する建築家、村野藤吾の作品集。デザインや設計過程に特徴が見られる戦前期の作品に焦点を当て紹介。中山悦治邸、親栄会住宅、湯浅邸計画案ほか、初公開図版多数収録。これまで十分に注目されてこなかった住宅や、新たに発見された初期の住宅設計に着目する。
Mario Botta: Public Buildings 1990-1998 | マリオ・ボッタ
スイスを代表する建築家、マリオ・ボッタの作品集。1990年から1998年までに建てられた11の公共建築作品を紹介。ティンゲリー美術館、エヴリー大聖堂、ワタリウム美術館ほか、建築作品の写真や木製模型とともに解説を収録。英語表記。