鳥獣戯画がやってきた!国宝「鳥獣人物戯画絵巻」の全貌 | サントリー美術館
2007年に開催された「鳥獣戯画がやってきた!国宝「鳥獣人物戯画絵巻」の全貌」展の図録。甲・乙・丙・丁の4巻からなる「鳥獣戯画」に描かれた作品や関連作品を収録しながら、線描表現やユーモア性、擬人化表現などといった魅力とともに日本文化の本質に迫る。
畦地梅太郎展 | 町田市立国際版画美術館 他
1983年から1987年にかけて各地を巡回した展示の図録。山の風景や雪男などの作品で知られる版画家、畦地梅太郎の作品204点をカラーとモノクロで多数収録。
相原求一朗展 北の大地に青春の残像を探し続けた生涯 | サンオフィス
2007年に日本橋高島屋と京都高島屋で開催された展覧会の図録。北海道の大地を描き続けた画家、相原求一朗による初期から晩年に至るまで80点以上の代表的な作品を紹介するほか、北海道の名峰を描いた「北の十名山」、戦時下に兵として召集されていた時代に描いたスケッチ集「満州点描」なども合わせて収録。
Marina Gadonneix: Landscapes
フランスの写真家、Marina Gadonneixの写真集。撮影現場の背景で用いられる、グリーンバック、ブルーバックを扱った未発表のシリーズを紹介。Marcelline Delbecqが描き下ろしたテキスト「Blackout」に登場する風景として表現される。階段や箱の置かれた空間、そして何も置かれていない空間は、海景や空のように見えたりと抽象と具象の狭間を感じさせる。 英語表記。
Thorsten Brinkmann: The Great Cape Rinderhorn | トルステン・ブリンクマン
ドイツ出身のアーティスト、トルステン・ブリンクマンの作品集。テキサス州ヒューストンとベルギーで開催された展示を収録したもの。蚤の市、古着屋、路上、ゴミ捨て場などで収集した物品を組み合わせ、新たなオブジェを形作り、モノによって定義づけられるヒトのアイデンティティを再構築している。 英語、オランダ語表記。
網膜 Retina | 大竹伸朗
現代美術家・大竹伸朗の展示図録。ダダやシュルレアリスムに影響を受けたとされるミクストメディアや油彩などの作品をカラーで多数掲載。“網膜” に焼きつくような衝撃的な造形作品が紙面を埋め尽くす。
Elliott Erwitt: On the Beach | エリオット・アーウィット
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。サンタモニカ、リオ・デ・ジャネイロ、ニース、フロリダなど、世界各国のビーチを撮影。人々の思い出の瞬間をユニークでリアルに写し出す。 英語表記。
Tweed | レイク・タホ
スタイリストの熊谷隆志としても知られる写真家、レイク・タホの写真集。野原と廃墟群、山や空、生い茂る草木、ランウェイ、ポートレートなどを撮影した作品を収録。モデルとして柴咲コウ、浅野忠信、麻生久美子、YUKIらが参加。
イサム・ノグチと岡本太郎 超越者たちの日本 | 川崎市岡本太郎美術館
2018年に川崎市岡本太郎美術館で開催された展示の図録。彫刻家、画家、インテリアデザイナー、など多岐に渡る分野で活躍したイサム・ノグチと日本を代表する芸術家、岡本太郎を通して「日本美」について改めて考える。2人の交流の記録や写真、それぞれの作品図版、テキストを収録。
Early American Tools | Hans Namuth、Marshall B. Davidson
アレクセイ・ブロドヴィッチに師事した写真家、ハンス・ナムスがアメリカの古道具を撮影した写真集。独立200周年を記念して発行されたもの。海を渡り、土地を開拓し、未開の地を切り開いてきたアメリカの開拓民。アメリカ合衆国を形成してきた数々の道具を、大判の写真で紹介。
BAGGU: Hold Everything, 15 Years | Baggu Corporation
カリフォルニア発のバッグブランド『BAGGU』のビジュアルアーカイブ集。創業から15年の間に手がけられたテキスタイルパターン、マテリアル、製品を紹介。コインケースやバッグ、ポーチ、タオル、様々な製品の図版、解説を収録。 英語表記。
Geert Lap: Specific Objects | Titus M. Eliens、Ernst Van Alphen
オランダの陶芸家、ヘアート・ラップの作品を通したドキュメンタリーとして、世界中を旅しながら制作された写真集。プライベートコレクターの家を訪ね、ラップの作品がどのようにインテリアと組み合わされているかを記録。セラミックミニマリズムと呼ばれ、優れた技術と職人技、そして完璧主義者としても名を馳せるヘアート・ラップの人生を記したエッセイも収録。 英語表記。
郷玩画文集 | 酒井秀夫、酒井徳男
画を酒井秀夫、文を酒井徳男が手がけた画文集。日本各地の個性豊かな郷土玩具を、美しい挿絵と文で紹介。題字は武井武雄、装画は酒井秀夫、造本は内藤政勝によるもの。青園荘会員にのみ頒布された当時非売品で、限定140冊発行。
原色原寸浮世絵版画 火消し風俗伊達姿 | 鈴木仁、宮次男、東京連合防火協会
江戸時代の火消しを描いた浮世絵版画の作品集。月岡芳年、歌川国芳、歌川芳艶、歌川芳虎らの作品を原色原寸大で掲載。編集は鈴木仁、宮次男、東京連合防火協会。装丁は谷村彰彦。
日本の土俗面 | 料治熊太
日本各地に伝わる面の資料集。庶民が暮らしの営みの一つとして作った木彫りの面をカラーとモノクロで多数収録。モチーフや表情に込められた意味についても丁寧に解説。
沖縄先島の世界 | 渡辺良正、谷川健一
民俗学者の谷川健一と、写真家の渡辺良正が写し出す沖縄先島(宮古群島、八重山群島)。かつて孤島苦や自然・政治権力による収奪に耐えながら生まれた濃厚で固有の生活文化が、人々の生活や儀式、祭りの様子からありありと浮かび上がる。
David Hicks Scrapbooks | デイビット・ヒックス
大胆な幾何学模様のプリント、衝撃的な色の組み合わせ、アンティークと現代家具を組み合わせたデザインで一流の顧客たちを惹きつけた英国のインテリアデザイナー、デイビット・ヒックスのスクラップブックを書籍化したもの。新聞の切り抜き、パーティーの招待状、ヒックス独特のテキスタイルパターンの見本、インテリアのスケッチ、彼のプロジェクトに関する雑誌記事などを記録している。 英語表記。
Artifices Instables: Histoires Des Ceramiques | Cristiano Raimondi
19世紀から今日までの200点以上の陶芸作品を収録したビジュアルブック。2020年にモナコで開催された展示に際して出版されたもの。モナコの陶芸を代表する作家、フィッシャー、アルベール・ディアト、ウジェーヌ・ボーディンのほか、ヨハン・クレンテン、シモーヌ・ファタール、パブロ・ピカソら時空を超えた数多くの芸術家たちの作品を収録。 英語、フランス語表記。
Shun Kadohashi: Unearth 001 | 角橋俊
フランスのアートギャラリー「aato」で開催された際に刊行されたもの。日本人アーティスト、角橋俊による陶磁器の作品を紹介。カラー図版、アーティストのメンギュン・ハンとの対談を収録。 日本語、英語表記。
The Glove: More than Fashion
ドイツにある革博物館で開催された「The Glove: More than Fashion」の展覧会に合わせて出版されたもの。イヌイットのミトン、ボクシンググローブ、教皇のグローブまで数多くの「グローブ」を紹介。決闘の手甲、ときには愛の証としての役割など、「グローブ」の歴史や伝統を振り返る。 英語、ドイツ語表記。
Twentieth Century Houses | Robert McCarter
建築家、フランク・ロイド・ライト、アルヴァ・アアルト、チャールズ・イームズ&レイ・イームズの建築資料集。「落水荘(フォーリング・ウォーター)」、「ヴィラ・マイレア」、「イームズハウス」の詳細な図面やスケッチ、資料写真など作品図版とともに解説を収録。 英語表記。
Century of the Child: Growing by Design 1900-2000
100年以上にわたるおもちゃ、衣類、遊び場、学校、子供病院、保育園、家具、ポスター、アニメーション、本などのデザインを調査し、その進歩的なデザインが子供たちの身体的、知的、感情的な発達をどのように高めたかを考察した展示図録。「子供の世紀:デザインによって成長する、1900-2000」というタイトルどおり、イサム・ノグチの遊具デザイン、マルセル・ブロイヤー、アルヴァ・アアルト、エル・リシツキーによるポスターと挿絵など資料性も高い一冊。
GAアーキテクト 12 安藤忠雄 1988-1993 | A.D.A. EDITA Tokyo
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』安藤忠雄特集vol.2。安藤忠雄が1988年から1993年に手がけた作品を紹介。兵庫県立こどもの館、直島コンテンポラリーアートミュージアムほか、カラー・モノクロによる大判の図版とともに解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖。 日本語、英語表記。
GA Document 世界の建築 25 GA JAPAN ’90 | A.D.A. EDITA Tokyo
建築作品を独自の視点で紹介し、世界各国へと発信する建築専門誌『GA DOCUMENT』第25号。特集は『JAPAN’90』。安藤忠雄、磯崎新、黒川紀章、槇文彦、篠原一男ら、20名の建築家たちによる作品を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖。 日本語、英語表記。
GA グローバル・アーキテクチュア No.12 フィリップ・ジョンソン | A.D.A. EDITA Tokyo
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第12号。アメリカのモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソンの邸宅を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖。 日本語、英語表記。
Claus en Kaan: Dutch Embassy in Mozambique | クラウス・エン・カーン
オランダの建築家ユニット、クラウス・エン・カーンによって建てられたモザンビークにあるオランダ大使館について紹介する建築資料集。オランダのビジョンに基づいて設計され、アフリカで採取された材料や技術によって建設された、両国の文化が合わさったこの独特の建築物を、設計図面や写真とともに紹介する一冊。 英語表記。
Frank Lloyd Wright | フランク・ロイド・ライト
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトの資料集。初期のプレーリースタイルによる住宅、落水荘(フォーリング・ウォーター)、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館など、作品図版と併せて解説を収録。 英語、ドイツ語、フランス語表記。
Bogdanovic by Bogdanovic: Yugoslav Memorials through the Eyes of their Architect
旧ユーゴスラビアの建築家、ボグダン・ボグダノヴィッチの作品集。1950年代初頭から1970年代後半にかけて、ボグダノヴィッチが設計したモニュメントに焦点を当てたもの。国の崩壊から25年以上経った今日でも注目を集める、ユニークな造形をカラー図版とともに紹介。 英語表記。
安藤忠雄の建築 0 Process and Idea | TOTO出版
日本を代表する建築家のひとり、安藤忠雄の建築資料集。図面、手書きのスケッチを中心に初公開のドローイングを含めた61作品と併せて解説を収録。緻密な制作過程、その独自のデザインへ繋がる発想の数々を紐解く。
The Hand of the Architect | Francesca Serrazanetti ほか
「MOLESKINE(モレスキン)」とFAI(イタリア環境基金)とのコラボによって刊行された、建築家のアイデアブック。世界各国で活躍する110人の建築家たちによる378点のドローイング作品やスケッチを収録。無地のノートブック(A4、120頁)も付属。 イタリア語、英語表記。
現代の建築家 1981-1989 安藤忠雄 3 | 鹿島出版会
建築家、安藤忠雄の作品資料集。1981年から1989年に手がけた建築作品を紹介。中之島プロジェクト、水の教会、水の劇場、風の教会、六甲の集合住宅ほか、実現されなかったプロジェクトを含む作品図版とともに解説を収録。 日本語、英語表記。
現代の建築家 1987-1992 槇文彦 3 | 鹿島出版会
世界的に活躍し、建築界の巨匠のひとりである、槇文彦の作品資料集。1987年から1992年に手がけた建築作品を紹介。幕張メッセ、ヒルサイドテラス、フランス国立図書館の国際コンペティション案ほか、実現されなかったプロジェクトを含む作品図版とともに解説を収録。 日本語、英語表記。
ミナ ペルホネンのプリント | 文化出版社
ファッションデザイナーの皆川明が立ち上げたファッションブランド「ミナ ペルホネン」設立10周年を記念して発行されたシリーズ、第3巻。フロックプリント、染料プリント、箔プリント、顔料プリントなど101点の作品とともに解説を収録。鳥や花、丸や曲線、やさしく自然と調和したデザインが収められている。 日本語、英語表記。
没後100年記念 エミール・ガレ展 | イムラ・アート・ギャラリー
2003年にイムラ・アート・ギャラリーで開催された展示の図録。アール・ヌーヴォーを代表するフランスの工芸家、エミール・ガレの作品約80点以上のカラー・モノクロ含む図版、解説を収録。水差しや花器、鉢、ランプなどのガラス作品を中心に、目にする機会の少ない家具や陶器作品も紹介。
DAM | 柴田敏雄
写真家、柴田敏雄による作品集。1980年代から2000年代にかけて日本とアメリカ各地にあるダムを撮影。轟々と流れる水流、巨大なカーテンのような白糸、幾何学的なコンクリート構造物など、壮大なスケールで自然と人工物による融合された美しさが写し出されている。限定500部。
November Girl | サム・ハスキンス Sam Haskins 写真集
デザイナーとしての評価も高く、様々なファッション誌で活躍した写真家、サム・ハスキンスの写真集。女性のヌード、ポートレートをモノクロで写した代表的な作品集のひとつ。
スペイン 偉大なる午後 | 奈良原一高 写真集
戦後の日本写真界を代表し海外からも高い評価をうける写真家、奈良原一高の作品集。闘牛士、踊り子、祭りの風景など、熱狂の渦巻くスペインの魂をとらえたもの。著者自身による作品解説「約束の旅」冊子もあわせて収録。
Bego Anton: The Earth Is Only A Little Dust Under Our Feet
アイスランドで語られるエルフ、ユニコーン、トロールなどの神秘的な存在を、物語形式で探っていくスペイン人写真家ビーゴ・アントンの作品集。ビーゴがアイスランドを旅しながら、占い師や信仰者を尋ね、魔法の生き物たちとの体験、ポートレート、そして想像力や懐疑心のための意図的な白いページなど"現実と幻想"の世界がおとぎ話のような風景の写真とともに収められている。 英語表記。
金山明 ドローイングブックA・B 2冊セット | 著者名
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである金山明のドローイングブック2冊セット。1951年から1954年にかけて制作された作品を収録。デッサン帳を複製し、金山明のポートレー […]
Richard Misrach: 11.21.11 5:40 PM | リチャード・ミズラック
米国の写真家、リチャード・ミズラックの作品集。ミズラックがファインダーに収めた、ビーチで夕日を撮影しているように見えたカップル。後に彼らが自撮りをしていることに気づき、同じ被写体を同時に撮影している不思議な事象の「写真と時間」の関係性を探る。双方の画像をリンクさせた16枚の写真で構成されている。 英語表記。
Robert Weingarten: 6:30 am | ロバート・ワインガーテン
金融業界で活躍した後、キャリアを転向したニューヨーク出身の写真家、Robert Weingartenの作品集。1年以上の歳月をかけマリブの自宅からサンタモニカ湾の南に位置する、ロサンゼルス空港を眺める同じ視点から、同じ時刻の「6:30 AM」に撮影されたもの。水彩で描かれたような淡い色彩の空、海、かすかに見える対岸の景色は幻想的な世界に写し出される。 英語表記。
Hand Smoothed by Coin | FOS
デンマークのアーティスト、FOSの作品集。2018年から2019年に開催された3つのイベントから構成され、FOS、デザインユニットのOK-RM、写真家のエスター・シーカーによる3組のコラボレーションを収録。写真、コラージュ作品、立体作品など、様々なものを組み合わせた作品により、デザインとアートとの間を行き来する。 日本語、英語表記。
Birds of Silence | 永禮賢
2005年第8回新風舎・平間至写真賞大賞受賞を機に刊行された、写真家、永禮賢の作品集。花とタバコ、空いたグラスに入り込んだクモ、破れた網戸、間々に挟み込まれた微かな波形など、永禮賢が捉えた静かな世界を紡いでいる。
【新刊書籍】 地景を刻む | 国松希根太
北海道・飛生アートコミュニティーを拠点に活動する彫刻家、国松希根太による作品集。自身のアトリエでもある飛生アートコミュニティー全域を使った展覧会を記録したもの。「自分が見ている地景、そして作品が生み出される現場で作品をみせたい」という思いで開催した展覧会の展示風景や、これまでに影響を受けてきた風景とともに作品、自身による散文が収められている。