Scanwiches | Jon Chonko
スキャンした「サンドイッチ」の断面を集めた写真集。ハンバーガーやBLT、ワダパヴ、バインミー、焼きそばパンにいたるまで、地域やその国のアイデンティティを象徴する、数々のサンドイッチの断面を実物大で掲載。それぞれのサンドイッチの起源や歴史的背景に関するテキストも添えられている。英語表記。
Wabi-Sabi Welcome | Julie Pointer-Adams、Julie Pointer Adams
閑寂と清澄に美を見出した日本独特の美意識「侘び」と「寂び」を、現代の生活に取り入れたインテリアやおもてなしの方法を紹介するビジュアルブック。日本、デンマーク、アメリカ、フランス、イタリアの5つの地域での実例を豊富な写真とともに収録。英語表記。
遠野キュイジーヌ | 佐々木要太郎
岩手県遠野にある『古民家オーベルジュ とおのや 要』のオーナシェフ、佐々木要太郎による仕事とその哲学をまとめたもの。原点である田んぼ、土作りから行い米を自然栽培で育て、化学肥料や農薬に問題提起する。その健全な土壌でつくるどぶろく、土地に根ざした発酵料理、食の可能性と自然環境について考えさせられる1冊。
徳永美代子 刺し子展 | もみじ山美術館
2022年にもみじ山美術館で開催された展覧会の図録。刺し子作家、徳永美代子による多彩な刺し子の世界が光る作品の数々を多数収録。
Frank Lloyd Wright in Pop-Up | フランク・ロイド・ライト
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトのポップアップブック。ページを開くと飛び出す仕掛けが施されたグッゲンハイム美術館、落水荘、ギリシア正教教会など、ライトによる代表的な6つの建築作品を収録。それぞれの建築物のスケッチや写真、設計図、図面資料、解説のテキストが添えられている。英語表記。
雅美生活 北大路魯山人 | 何必館・京都現代美術館
北大路魯山人の作品集。器や、花瓶、書、掛け軸といった作品をカラー写真で幅広く収録するほか、とある日の魯山人を写真家・田沼武能が撮影した写真、年譜などを掲載。
魯山人 うつわの心 | 黒田和哉
日本を代表する芸術家、北大路魯山人の「うつわ」をテーマに構成された1冊。魯山人が作陶した名品から古陶、花や茶、料理の器など、カラー・一部モノクロによる図版とともに解説を収録。心の眼が捉えた「うつわ」と芸術世界を探る。
ル・コルビュジエのインド | 彰国社
20世紀を代表する建築家のひとり、ル・コルビュジエによるインドの建築作品を、写真家・北田英治が撮影し建築家・宮本佳明、後藤武と建築史家・倉方俊輔が紹介する。チャンディーガルの議事堂、アーメダバードをはじめ、庁舎、邸宅ほか、作品とともに解説を収録。
ル・コルビュジエの生涯 建築とその神話 | スタニスラウス フォン・モース
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエの伝記。日本ではあまり紹介されてこなかった少年時代・修行時代など、資料に基づきながら温かな目線で語られる。コルビュジエの人間像、息遣いを感じることのできる1冊。
住まいの基本を考える | 堀部安嗣
住宅を中心にこれまで数多くの名作を手がけてきた建築家、堀部安嗣による「住宅建築」について記した著書。情緒と機能性を兼ね揃えた「住まいの基本」とは何か、氏が設計した8つの建築の写真や手描きの図面とともにその実践の数々を紹介。
ル・コルビュジエ読本 | 二川由夫
近代建築の巨匠、ル・コルビュジエを再考する論考集。吉阪隆正、磯崎新、伊東豊雄、隈研吾ら日本を代表する建築家19人によるエッセイ、インタビューを通して、ル・コルビュジエの多岐にわたる仕事と人物像を浮き彫りにする一冊。
ル・コルビュジエ 光の遺産 世界遺産への歩み 20世紀モダニズム建築の巨匠
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエの写真資料集。世界遺産へ推薦された22の建築物を図版とともに紹介。加えて自身が撮影した貴重な写真や、建築と密接な関わりを持っていた絵画、彫刻などの作品、キーとなるテーマを読み解くコラムも掲載。
The 備前 土と炎から生まれる造形美 | 東京国立近代美術館工芸館 ほか
2019年から2020年にかけて東京国立近代美術館工芸館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。古くから日本人に愛されてきた備前焼に焦点を当てたもので、桃山時代の古備前の名品から、近代、現役の陶芸家の作品、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品にいたるまで、数々の備前焼の作品を紹介。
富本憲吉展 その人・こころ | 小田急美術館、大丸ミュージアム
1995年に小田急美術館、大丸ミュージアムで開催された「富本憲吉展 その人・こころ」の図録。人間国宝の陶芸家、富本憲吉の陶芸作品を、特に絵付けに着目して紹介。
古代ガラス展 | MIHO MUSEUM
2001年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。紀元前16世紀から紀元後10世紀の古代ガラスを紹介する。ビーズ、首飾り、ファラオ頭部、杯、瓶など様々な緻密で美しい模様のガラス作品を解説とともに収録。
アンデスの染織と工芸展 | 東京都庭園美術館
1987年に東京都庭園美術館で開催された展示の図録。古代アンデスの美術に焦点を当て、時代ごとにカテゴライズして紹介。染織、土器、装身具など、様々な文様やモチーフで作られた工芸品を、解説とともに収録。
アイデア No.321 ヤン・チヒョルトの仕事 | 誠文堂新光社
アイデアNo.321、2007年3月号。モダン・タイポグラフィの巨匠、ヤン・チヒョルト特集。習作期からペンギンブックスやロッシュ製薬での仕事など、チヒョルトの業績を包括的に俯瞰して編纂。冊子付属。
Jan Tschichold Master Typographer: His Life, Work & Legacy | ヤン・チヒョルト
20世紀で最も傑出し、影響力のあったデザイナーの一人、ヤン・チヒョルトの作品集。独創的なポスター・デザイン、ペンギン・ブックスとの画期的な仕事、古典的タイポグラフィーの再解釈など、チヒョルトの生涯と功績を紹介。
スタインバーグ 新しい世界 | ソール・スタインバーグ
ソウル・スタインバーグの日本語版作品集。雑誌「ニューヨーカー」表紙画などで知られる氏のドローイング作品を多数収録。瀧口修造が装丁を手掛け、袖にはスタインバーグについて綴ったテキストも掲載。
Altered Soil 土の記憶 | 勝井三雄
グラフィックデザイナー、勝井三雄が企画構成を行い、「土」についてまとめた一冊。「土は生命が刻んだ生の記憶を持つ」をコンセプトに、宇宙・地球史を写真や図とともに解説。宇宙創世、地球誕生、生命、人の歩みが土と同化する様を絵本のように表現している。竹尾のファインペーパーを用いており、巻末には用紙名を記載。
Under the Radar: Underground Zines and Self-Publications 1965-1975
西ドイツで生まれた前衛的な自費出版作品を紹介する作品集。ヴェーザーブルク美術館で開催された展覧会にあわせて刊行されたもの。ユニークな作品を楽しむ資料としてはもちろん、いま再び注目されるインディペンデント・パブリッシングやリソグラフの面白さ・美しさを再発見させてくれる一冊。英語表記。
Enghelab Street: A Revolution through Books: Iran 1979-1983 | Hannah Darabi
パリ在住のアーティスト、ハンナ・ダラビのビジュアルブック。イラン出身のダラビが収集した貴重な写真集やプロパガンダ本の数々を紹介。タイトルの「Enghelab Street」とはイランの首都テヘランの中心部に位置し、本屋が軒を連ねる文化的な通りのこと。 英語表記。
文字とタイポグラフィの地平 | 誠文堂新光社
デザイン誌「アイデア」に掲載されたタイポグラフィと和文書体関連記事約10年分をまとめて収録した一冊。2000年以降に掲載されたタイポグラフィと和文書体関連の記事約30本を、400ページ以上におよぶボリュームで採録。古今東西のタイポグラフィについての考察、和文書体や日本語タイポグラフィの歴史研究やレポート、タイポグラフィについてのブックガイドなど、タイポグラフィおよび和文書体に対する理解を深め、議論をつないでいくための、日本語を扱うデザイナー必読の一冊。
花椿ト仲條 | 仲條正義
アートディレクター・仲條正義が40年間に渡り手掛けてきた、日本を代表する企業文化誌「花椿」。資生堂の文化誌として、めざすべきセンスやテイストの浸透と構築を常に支えてきた花椿の40年12カ月480冊を編纂。現在も変わらぬ高い評価を受け続ける花椿の全容を記録した資料集。
Commodore 64: A Visual Compendium | Bitmap Books
史上最も人気のあるホームコンピューターのひとつ、「Commodore 64(コモドール64)」のビジュアルブック。1982年に登場した初期のタイトル『Jupiter Lander』『Beach Head』から、C64の多彩でカラフルなゲームの数々を年代順に紹介。100本以上のゲームを掲載するとともに、ゲーム開発者へのインタビュー、有名なC64アーティストの特集、デモシーンの回顧、未発売タイトルや、C64の生産終了から20年以上経った今もなお登場している最新ゲームまでも紹介。英語表記。
Sinclair ZX Spectrum: A Visual Compendium | Steve Jarratt
1982年にイギリスのシンクレア・リサーチが発売したホームコンピューター「ZX Spectrum」(ゼットエックススペクトラム)の作品集。『ホビット』、『ハングリー・ホレス』など初期のタイトルから、『ハリアー・アタック』『エリート』『デウス・エクス・マキナ』といった象徴的な作品にいたるまで、制作に携わったアーティストや開発者たちによる数々の逸話や回想とともにその系譜をたどる一冊。英語表記。
Cover | Peter Mendelsund
アメリカのブックデザイナー、グラッフィックデザイナーであるPeter Mendelsundの作品集。著名な作品のブックデザインを手掛けるその数々のデザインを紹介。フランツ・カフカやロリータ、7 Billion Needles(70億の針)ほか、そのプロセスなど作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
田中一光デザインの世界 | 講談社
昭和期を代表するグラフィックデザイナー、田中一光の多種多様な作品群を編纂した作品集。1975年以後の近作から、シンボルやロゴタイプ、西武セゾングループのデザイン、グラフィック・アート作品を多数収録。作品リスト・経歴資料も併せて掲載。編集には田中の弟子でもある木下勝弘が参加。
牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記 1987-2019: 椰子の木とウィスキー、郷愁 | 誠文堂新光社
書籍、雑誌挿画、広告など多岐にわたり活躍する画家、牧野伊三夫のイラストレーション作品集。1987年から2019年の30年以上にわたる仕事を紹介。スケッチ、挿画、タイポグラフィ、商品カタログ、新聞広告など約1000点の図版、エッセイ20篇含む他テキストを収録。
ブラック・ベア ディック・ブルーナ 装丁の仕事
ディック・ブルーナの装丁仕事を紹介した作品集。ペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」において手がけられたカバーデザインの数々を、解説とともにカラーで多数収録。
60s 日本の雑誌広告 | ピエ・ブックス
1960年代の日本の雑誌広告作品集。高度経済成長全盛期、日本人の生活が急激に変化した時代における娯楽性、スピード感にあふれる雑誌広告をデザイン性・時代性という観点でセレクトし、約500点を収録。当時の流行や文化も垣間みることができる一冊。
Global Vision: United Colors of Benetton | 朗文堂
イタリア発のアパレルブランド「ベネトン(BENETTON)」の広告を集めたアートワーク集。ベネトンが掲げるブランドの価値観を体現するかのような、カラフルな配色が目を引くデザインの数々を大判のカラーで多数収録。イタリア語、英語、日本語表記。
The Snail that Climbed the Eiffel Tower and Other Work by John Minton
イギリスの画家でありイラストレーター、ジョン・ミントンの作品集。本の挿絵、雑誌、広告のイラスト、映画スタジオや航空会社のポスターなど、数多くのイラストを残したミントンの商業的なグラフィック作品を集めた初めての一冊。 英語表記。
THE BURNING HEAVEN 井上嗣也作品集 | リトル・モア
アートディレクター、井上嗣也の作品集。2019年にギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催された展覧会に際して刊行されたもの。サントリーやパルコ、コム・デ・ギャルソンなど、1980年代から現在にいたるまで数多くの広告のデザインを手がけてきた氏による、太陽、月、光、水、植物、残像、波紋などの写真を用いてモノクロの架空の宇宙を生み出したシリーズ作品およそ100点を収録。
Graphic Design Manual: Principles and Practice 旧版 | Armin Hofmann アーミン・ホフマン
スイスのグラフィックデザイナー、アーミン・ホフマンによるグラフィックデザインのガイドブック。点、線、テキスト、イラストレーションなどグラフィックデザインを構成する根本的な要素を詳細に考察し、デザインの基礎をレクチャーする。英語表記。
The Art of Lettering: Perfectly Imperfect Hand-Crafted Type Design
タイプファウンドリー『Goodtype』による、ハンドレタリング作品をまとめたデザイン資料集。若手のタイポグラファーやカリグラファー、世界中のデザイナー100名以上を紹介。創作プロセスや完成作品をカラーの図版で収録。色鉛筆や水彩、紙の切り抜きなど、さまざまな素材と手法による自由な創造を広げる書体表現の魅力を伝える1冊。英語表記。
Josef Muller-Brockmann: Pioneer of Swiss Graphic Design | ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
スイスのタイポグラファー、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの作品集。1950年代から80年代までの、主にポスター作品をカラーで収録。タイポグラフィ、グラフィックデザイン双方の面からアプローチできる、優れた参考書籍。ペーパーバック版。英語表記。
アイデア No.313 ワープ・レコードのグラフィックス/2 x 4/生意気 | 誠文堂新光社
アイデアNo.313、ワープ・レコードのグラフィックス特集号。イギリスのインディペンデントレーベル、ワープ・レコード周辺のグラフィックデザインを多数収録。デザイナーズ・リパブリックなどが手がけたジャケットやフライヤーなどを多数収録。その他、デザインスタジオ・2x4がアイデアに提案する「アイデアのための12のアイデア」、クリエイティブユニット・生意気によるグラフィックワークなどを掲載した特集も。
アイデア No.386 アラブ首長国連邦“グラフィックデザイン省”をめぐる61のキーワード
アイデアNo.386、2019年7月号。アラブ首長国連邦(UAE)で開催された中東初のデザイン・ビエンナーレ「フィクラ・グラフィック・デザイン・ビエンナーレ」に焦点をあて、参加デザイナーから集められたAtoZのキーワードをもとに非西洋圏におけるデザイン・ビエンナーレのあり方を考察する。特集内にはアラビア語のタイポグラフィに関する論考、中東のデザインシーンを垣間見ることのできる貴重なコンテンツも収録。ビエンナーレを通じて中東におけるグラフィックデザインの今後を見据えていく。
視覚の領界 勝井三雄・デザイン | 富山県立近代美術館
富山県立近代美術館で開催された個展「勝井三雄デザイン展・視覚の領界」の図録。書物のパッケージングや色彩、文字、印刷技術、幾何学のパターンなど様々な作品の背景や本人のインタビューを交えつつ、ビジュアルデザインのあらゆる分野に及んだ作品集。デザイナーの早川良雄との対談や、武蔵野美術大学教授・寺山祐策のエッセイも掲載。
Corita Kent: International Signal Code Alphabet | シスター・コリータ
アメリカの芸術家であり、教育者であり、カトリック修道女でもあるコリータ・ケントの作品集。レタリング、イメージ、宗教的なシンボルなどを融合させた26枚のシルクスクリーン作品を収録。 英語表記。
Openness and Idealism: Soviet Posters 1985-1991
ゴルバチョフ時代のソビエト連邦においてペレストロイカの重要な一環として展開された情報政策、グラスノスチにまつわるポスターを編纂したグラフィックデザイン集。社会主義リアリズムに代わり台頭した芸術的で開放的な表現を、ソ連邦解体30周年を迎えるにあたり振り返る。
人間と文字 Man and Writing | 矢島文夫、田中一光
写真植字発明70周年を記念し、タイポグラフィの歴史を編纂。「古代文字の開花」「アルファベットの形成」「漢字 悠久の流れ」「写本から電子文字へ」で構成され、文字の誕生から今日の形態までの遙かなる歩みを辿る。監修は矢島文夫、構成は田中一光。
カッサンドル 巨匠の知られざる全貌 1901-1968 | サントリーミュージアム 天保山
1995年にサントリーミュージアム[天保山]で開催された展示の図録。20世紀を代表するグラフィックデザイナー、アドルフ・ムーロン・カッサンドルの1901年から1968年にわたる作品群を紹介する。ポスター、広告、ブックデザイン、絵画、デッサンほか、カラー・一部モノクロの作品図版とともに解説を収録。