ル・コルビュジエ展 建築とアートその創造の軌跡 | 森美術館
2007年に森美術館で開催された展示の図録。20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエの残した絵画、素描、版画、タペストリー、建築、都市計画、家具などの作品を網羅し、その創造の軌跡を総合的に紹介。
椅子の時代 | 内田繁
世界の名作椅子を紹介する一冊。アルヴァ・アアルト、ハンス・ウェグナー、マルセル・ブロイヤー、ル・コルビュジエ、スカルパ、チャールズ・イームズ、アルネ・ヤコブセンなど、27人の巨匠が手がけた数々の椅子を写真とともに紹介。
茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術 | 京都国立近代美術館、東京国立近代美術館
2016年から2017年にかけて、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館で開催された「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展の図録。安土桃山時代、千利休の「侘茶」の具現化の一つとして初代長次郎によって制作された茶碗から、現在活躍している十五代樂吉左衛門に至る450年間の樂家の芸術を現代の視点から俯瞰する。
柳宗理 生活のなかのデザイン | 東京国立近代美術館
2007年に開催された「柳宗理 生活のなかのデザイン」展の図録。1950年から60年にかけての柳宗理デザインが確立していく過程を紹介するとともに、代表的な家具や生活道具などを多数収録。
Shortcuts: Erik Magnussen Design | エリック・マグヌッセン
コペンハーゲン出身のデザイナー、エリック・マグヌッセンの作品集。マグヌッセンの代表するアイテムであるバキュームジャグやグラス、ポット、皿などの食器類、時計、テーブル、椅子、照明器具など、生み出してきた数々の作品と併せて解説を収録。デンマーク語、英語表記。
初期伊万里100選 | 麻布美術工芸館
1996年に麻布美術工芸館で開催された展示の図録。初期の伊万里焼の中から七寸皿、五寸皿を中心に徳利、壺など、厳選された100点を紹介する。カラーの作品図版を収録。
やきもののふるさと 丹波 | 兵庫陶芸美術館
2005年に兵庫陶芸美術館で開催された展示の図録。兵庫県篠山市今田周辺で作られる丹波焼の、平安時代から現代に至るまで約800年の軌跡を辿る。歴史的な背景とともに時代別にカテゴライズして、さまざまな種類の作品を紹介する。豊富なカラー図版とともに解説を収録。
樂茶碗の400年 伝統と創造 | サントリー美術館
ヨーロッパ3カ国を巡る巡回展の帰国を記念して、1998年にサントリー美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。桃山時代より樂焼の茶碗づくりを継承してきた樂家の初代から十五代にいたる歴代の作品を解説とともに収録。
特別展 茶の湯 | 東京国立博物館
2017年に東京国立博物館で開催された展示の図録。室町時代から近代にいたるまでの「茶の湯」の美術の変遷を辿る。唐絵、唐物、高麗物、和物、利休にまつわる道具など、豊富な図版とともに解説を収録。
中国藍印花布 | 日中友好会館
1998年に日中友好会館で開催された展示の図録。19世紀末から20世紀中頃までの藍印花布を紹介する。蒲団側、風呂敷、門簾ほか、藍印花布の作業工程など作品図版とともに解説を収録。
人間国宝 清水卯一展 作陶50年の歩み
1990年に開催された巡回展の図録。鉄釉陶器の技法による人間国宝として認定されている、清水卯一の作陶50年を記念したもの。初期の灰釉、柿釉、青瓷、鉄耀シリーズまで、豊富な図版、対談を収録。
古唐津と太郎右衛門窯展
2004年に開催された巡回展の図録。桃山時代後期から江戸時代初期にかけて飛躍な発展を遂げた古唐津の名品、そして現十四代までの歴代太郎右衛門窯の作品を紹介する。カラーの作品図版とともに解説を収録。
樂吉左衛門作品集 | 佐川美術館
2007年に佐川美術館・樂吉左衛門館の開館を記念して出版されたもの。楽焼の茶碗を作る茶碗師の樂家十五代当主・樂吉左衛門の手がけた作品を紹介する。2000年以降に制作された作品の写真、底部や質感を感じることができる拡大された写真など、カラー図版と解説を収録。
Giorgio Morandi’s Studio | Gianni Berengo Gardin
画家のジョルジョ・モランディのアトリエをイタリアの写真家、ジャンニ・ベレンゴ・ガルディンが撮影した写真集。モランディの生前、没後において写真をとり続け、ボトルやポット、フラワーベース、画材やなにもない一室など、絵画を思わせるようなワンシーンをモノクロの世界で切り取る。英語、イタリア語表記。
Chamber of Curiosities 東京大学コレクション | 上田義彦、西野嘉章
東京大学総合研究博物館教授・西野嘉章監修、写真家・上田義彦の撮影による写真集。学術標本をオブジェとして捉え、科学と芸術の融合を試みた稀有な1冊。所蔵品目録小冊子付。装丁は原研哉によるもの。
鳥のビオソフィア Biosophia of Birds | 上田義彦、西野嘉章
写真家の上田義彦による鳥の博物誌。東京大学創立130周年記念特別展示「鳥のビオソフィア─ 山階コレクションへの誘い」展に際し、上田義彦が世界有数の鳥類コレクションを誇る山階鳥類研究所の鳥類標本を撮影したもの。鳥類たちが黒背景の前で新たな生命を得たように不思議な存在感を放つ、異色かつ美しい標本写真集。装丁は原研哉、伊能佐和子によるもの。
Thomas Ruff: Editions 1988-2014 | トーマス・ルフ
ドイツの写真家、トーマス・ルフの作品集。1988年から2014年にかけて制作された作品を年代順に紹介。「Night」、「Substrat」、「cycloid」などのシリーズを、フルカラーの作品図版211点、テキストにて収録。英語表記。
NASA Apollo 11: Man on the Moon | Steffen Knoll
アポロ11号の宇宙飛行士が撮影した月面旅行の写真をまとめたビジュアルブック。ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズの3人の乗組員がミッション前とミッション中の光景を記録したもの。英語表記。
Riverbed: Olafur Eliasson at Louisiana | オラファー・エリアソン
現代アーティスト、オラファー・エリアソンの作品集。2014年から2015年にかけてデンマークのルイジアナ近代美術館で開催された、大規模なインスタレーション作品「Riverbed」を記録したもの。美術館内に敷き詰められた岩や小石、川の流れがつくられ、空間を体験する展示の様子をカラーの図版で収録する。英語表記。
Your Lighthouse | Olafur Eliasson オラファー・エリアソン
デンマーク出身の芸術家、オラファー・エリアソンの作品集。1990年から2004年の間に制作された138点の光と鏡のインスタレーションを網羅した索引を収録し、これらの作品群の本質的な側面を詳細に解説する豪華なビジュアルブック。ドイツ語表記。
Form: Horst | ホルスト・P・ホルスト
ファッションフォトで知られるドイツの写真家ホルスト・P・ホルストの作品集。花や彫刻、エレガントなポージングをとる女性たち、ヌード、静物写真など、官能的で優美なフォルムが写し出される。大判のモノクロによる作品図版を収録。英語表記。
Sachfotografie | Hans Hansen
ドイツの写真家、ハンス・ハンセンによる作品集。車の部品、バターや果物の断片、ソーセージや貝殻などの静物写真を中心に、ハンス・ハンセンの手がけたこれまでの代表的な作品を紹介。広告、商品写真などその仕事や創作の軌跡を辿る。ドイツ語表記。
ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情 | 国立西洋美術館、日本経済新聞社
2008年に国立西洋美術館で開催された「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」の公式カタログ。デンマークの画家/ヴィルヘルム・ハンマースホイによる、人のいる室内画をはじめとしたペインティング作品をカラーで多数収録。
ハマスホイとデンマーク絵画 | 東京都美術館
2020年東京都美術館で行われたデンマークの画家/ヴィルヘルム・ハンマースホイの展示図録。ハマスホイの作品だけでなく、19世紀前半に花開いたデンマーク絵画の黄金期の作品も併せて収録。ハマスホイという特異な才能を生んだデンマークの豊かな芸術文化を辿る。
Richard Long | リチャード・ロング
イギリスの彫刻家、美術家のリチャード・ロングの作品集。1960年代から1980年代にかけて制作された作品、その活動を包括的に紹介する1冊。岩や樹、自然そのものの素材を用いたランド・アート作品を解説とともに収録。構想とレイアウトをリチャード・ロング自ら監修。英語表記。
Mountains and Waters | Richard Long リチャード・ロング
イギリスの彫刻家、美術家のリチャード・ロングの作品集。イギリス、アメリカ、日本、ネパール、スイスなど各地の自然の中を歩き続けた旅の記録を、モノクロ写真やテキストで表現したユニークなデザインの一冊。
須田悦弘 Suda Yoshihiro
まるで本物のような精緻さで花や草木を木彫で表現する美術家、須田悦弘による作品集。1988年から2009年にかけて制作された作品、展示風景を紹介する。スルメやコンクリートから生えた雑草、壁から生えるユリなど、カラーの作品図版とともに解説を収録。
Iran. Interrupted | Beatrice Minda
プライベートな空間、記憶、そして歴史を一貫したテーマに作品を制作するミュンヘン出身の写真家、Beatrice Mindaの作品集。本作ではイランを訪れ、豪華な装飾品や家具のある家、一方で鉄格子の窓や柵、簡素な室内、古びた外壁など、様々な住まいの姿を捉える。治安や社会的背景など、国や地域のさまざまな状況を映し出す。ドイツ語、英語表記。
Topologies | Edgar Martins
ポルトガル出身の写真家、エドガー・マーティンスによる作品集。火災に見舞われた森、オーロラと星空、流氷や雪山など、美しくときに厳しい自然の世界を映し出す。デジタル加工を使わずに、巧みな構図と技術で謎めいた神秘的な瞬間を切り取る。英語表記。
Lost Time | 高橋恭司
写真家、髙橋恭司が花を被写体にした作品集。タイトルの『Lost Time』はマルセル・プルーストの〈失われた時を求めて〉から引用。表紙の裏には手書きメモがそのまま印刷されている。アートディレクターはクリストフ・ブルンケル。限定500部。日本語、英語表記。
VOID | 高橋恭司
写真家、高橋恭司による作品集。Leica M8で撮影された日常の風景をまとめた1冊。花々や水面のゆらぎ、錆びた鉄格子、捨てられた真っ白なくつ。1枚1枚の写真とともに、詩的な言葉の数々が紡がれる。アートディレクターはクリストフ・ブランケル。日本語、英語表記。限定500部。
WOrld’s End 写真はいつも世界の終わりを続ける | 高橋恭司
写真家、高橋恭司による作品集。映画監督デレク・ジャーマンが亡くなる直前の約30年ほど前にイギリス南部・ダンジェネスのその住まいと風景、2010年代後半のベルリン、ロンドン、東京の風景を撮影したもの。年代や空間を越えて混じり合う「世界の終わり」を静かに映し出す。日本語、英語表記。
Location Scouting | Local Artist
ファッションフォトグラファーとして活動する、Local Artistによる初の作品集。日本各地をロケハンで訪れた際に撮影された風景の数々が収められている。本来はモデルが被写体として映るはずの場所に誰もいない、何かが欠けたようなモチーフの有無を考えさせられる作品。限定300部。
Tomoe Yokoi: Color Mexxotint Works | 横井巴
銅版画家の横井巴による作品集。黒を背景にテーブルの上に置かれた静物をモチーフとした作品が多く、静寂でありながら日常における普遍的な記憶が呼び起こされるような不思議な感覚になる一冊。日本語、英語表記。
小杉小二郎デッサン集 ささやかな不仕合わせ | 求龍堂
画家、小杉小二郎のデッサン集。朝日新聞で連載されていた三浦朱門による小説「ささやかな不仕合わせ」の挿絵を中心とした図版180点を収録。湖畔や教会、動物、果物、子どもやおもちゃなど、あらゆるモチーフのデッサンを掲載。
Time-Space: 1968 to 1993 | 野村仁
現代美術家、野村仁の作品集。初期の代表作を中心に1968年から1993年にかけて制作された作品を紹介。写真、彫刻、インスタレーション作品など、カラー・モノクロの図版とともに解説を収録。日本語、英語表記。
Small Town / Kleinstadt | Ute Mahler, Werner Mahler
ドイツの写真家、ウーテ&ワーナー・マーラーによる作品集。2人による4度目の共同制作となる本書は、ドイツの小さな町を訪れ、そこで暮らす若者たちや街の様子をモノクロで撮影。停滞する町の空気感や先行きの見えない不安定さが指先から伝わってくるかのような一冊。ドイツ語、英語表記。
Fragments: Representation of Moriyama Daido 1964-1998 | 森山大道
写真家、森山大道の作品集。1998年に渋谷パルコギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。1964年から1998年の間に撮影された作品を収録。大胆に切り取られた風景、臨場感のある瞬間の数々が詰め込まれている。
SOUND AND VISION | 角田純
アートディレクターを経て、画家として活動する角田純の作品集。書や絵画、ドローイングなど様々な手法を通して「文字」を自由なカタチで描く。アラビア文字やグラフィティ文化など、世界各地の文字表現を取り入れながら、絵画とタイポグラフィの境界を曖昧にし、新たな表現が収められた1冊。日本語、英語表記。
写真がいってかえってきた | 佐内正史
写真家、佐内正史の作品集。佐内が立ち上げた独自の写真集レーベル「対照」より刊行された17冊目の写真集。日本各地の何気ない街並みや日常の営みが収められており、四季の移ろいとともにどこか哀愁が漂う一冊。巻末には作家、保坂和志によるエッセイ「シロちゃんと見た風景」も収録。
静岡詩 | 佐内正史
写真家、佐内正史の作品集。佐内が立ち上げた独自の写真集レーベル「対照」より刊行された16冊目の写真集。静岡市美術館で開催された展覧会に際して刊行されたもので、氏の地元である静岡で過去に撮影した写真と新たに撮り下ろした写真を織り交ぜて収録。特別でも何でもない景色の中に溶け込まれ、ふと過去の記憶が呼び起こされるかのような感覚になる一冊。巻末には自身によるエッセイも収録。
Minimalism | James Meyer
1960年代頃アメリカを中心に始まった、装飾的な部分を排除しシンプルな形で本質的なものを表現しようとする運動「ミニマリズム」。カール・アンドレ、ドナルド・ジャッド、ソル・ルウィットなど、ミニマリズムを代表するアーティストたちの作品群と解説のテキストを時代ごとに収録。英語表記。
TkKt 竹内公太 | 東京都現代美術館
2023年に東京都現代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」の受賞記念展の展示内容を紹介。インスタレーション、写真、映像作品の作品図版と併せて解説を収録。
David Kimball Anderson: Works 1969–2017 | Radius Books
アメリカ出身のアーティスト、David Kimball Andersonによる作品集。約50年間にわたるアーティスト活動を包括したモノグラフ。スチール、ファイバーグラス、ブロンズ、アルミニウム、木材などを用いて制作された、繊細さと重厚さを持ち合わせたオブジェ作品の数々が収められている。作品図版と併せて解説を収録。英語表記。