プランタン=モレトゥス博物館展 印刷革命がはじまった グーテンベルグからプランタンへ | 印刷博物館
2008年に印刷博物館で開催された展示の図録。世界有数の印刷出版系博物館、プランタン = モレトゥス博物館が所蔵する15世紀以降の貴重な書籍、版画類を紹介。ヨーロッパ近代印刷産業の成立ち、そしてフランドル地方の出版黄金時代を一望できる1冊。
Katsu Kimura’s Works B・O・O・O・X | 木村勝
パッケージデザイナー・木村勝によるペーパークラフト・ブック。本書から型紙を切り取り、バナナ、チーズ、イチゴ、サイコロなどの箱を自分で製作できる工作本。
レタリング 300 AからZまで | 高橋定
AからZまでのアルファベットを様々な書体で収録したレタリングの資料集。ローマン、ゴシック、エジプシァン、サンセリフ、オーナメント、スクリプトの6つの章に分けて紹介。当時の海外での広告事例なども併せて収録。
生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 | 朝日新聞社
2014年から2015年にかけて開催された「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ムーミンと生きる」の図録。「ムーミン」シリーズをはじめ、自画像、風景画などの油彩画、児童文学の挿絵、政治風刺画、舞台衣装のスケッチなど、様々なジャンルで活躍したトーベ・ヤンソンの全貌を堪能できる一冊。ADは祖父江慎。
VISUALIZE 60 | 日本デザインセンター
『イラスト・ダイヤグラム』を中心に、「VISUALIZE(ヴィジュアライズ)」という言葉に集約させた、日本デザインセンターの新たなメディア戦略メソッドを発信。ブランドイメージや製品の魅力を表現するだけでなく、目に見えない価値や可能性を視覚化する試みを紹介する。カラーの図版、原研哉・色部義昭・大黒大吾・三澤遥による対話を収録。監修は原研哉。
ジャーニー | 長田弘、渡邉良重、薗部悦子
詩人の長田弘、デザイナーの渡邉良重、ジュエリー作家の薗部悦子がコラボレーションして生まれた絵本。言葉と絵とジュエリー、紙の上でそれぞれが持つ繊細な美しさが調和しており、誰かに贈りたくなるような一冊となっている。
The Three Robbers | Tomi Ungerer トミ・ウンゲラー
今もなお世界中で読みつがれるトミ・ウンゲラーの名作絵本「すてきな三にんぐみ」英語版。人々を怖がらせる全身黒い装いをした3人の泥棒がティファニーという孤児の少女に出会う物語であり、1969年の初版以来16の言語に翻訳され、時代を超え愛される一冊。英語表記。
TOKYO RAIL LINE ALPHABET / SMALL LETTER | 橋詰冬樹
様々な路線が張り巡らせるように複雑に交差する東京の鉄道網。本書は東京の路線図から形を抽出したアルファベットA-Zの小文字を一冊にまとめたもので、それぞれ駅名と路線が記されている。英語表記。
ミッフィー誕生55周年記念 ゴーゴーミッフィー展 | ディック・ブルーナ
ミッフィー誕生55周年を記念して開催された「ゴーゴー・ミッフィー展」の図録。生みの親であるディック・ブルーナへのインタビューをはじめ、「うさこちゃんとうみ」「うさこちゃんとどうぶつえん」など、世界中から愛されるミッフィー絵本の魅力を多数の図版とともに紹介。さらに、さくらももこ作詞によるバースデーソング「ハッピーバースデーミッフィー!!」のCD付属。ADは祖父江慎。
ディック・ブルーナのすべて
ミッフィーの生みの親として知られ、今もなお世界中で愛され続けている絵本作家、ディック・ブルーナの作品づくりの裏側を探求する一冊。ミッフィーやボリス、スナッフィーなど、ブルーナ絵本の人気キャラクターたちが勢揃いするほか、ブルーナの生い立ちから現在に至るまでを秘蔵写真とともに紹介。本人と家族への貴重なインタビューに加え、装幀、ポスター、ロゴなどブルーナの幅広い仕事の数々を収録。
タイプフェイスとタイポグラフィ | 白石和也、工藤剛、河地知木
タイプフェイスとタイポグラフィの歴史的な知識から実践にいたるまで、基本的な事項について記した資料集。歴史編、実技/和文編、実技/欧文編の3つの部に分け、文字のはじまりから書体の変遷、活字やモダン・タイポグラフィの歴史、レタリングの考え方、書き方など、豊富な図版資料とともに収録した一冊。
おてんばルル | イヴ・サンローラン
1956年、イヴ・サンローランがクリスチャン・ディオールで働いていた20歳の頃に手がけがた絵本の邦訳版。若き日のサンローランのエスプリが詰まったパロディ満載の一冊。カバーに
グラフィックデザインにおける秩序と構築 | ユリシーズ・フェルカー
グラフィックデザインを制作する上で重要な「デザインの秩序」について、理論と実践例を紹介するデザイン資料集。「いつものデザインのなかにあるグリッド」「デザインプロセスーーその第一歩」「背景知識」「付録」の全4章で構成。読み物、アートブック、Webデザインなど、媒体ごとのグリッドを図版とともに解説。構成の本質を探り、新たな表現を生み出すための視点を示す一冊。
ユリイカ2021年1月臨時増刊号 総特集 戸田ツトム
グラフィックデザイナー・戸田ツトムのデザインの軌跡をたどる。池澤夏樹『世界に静かに向き合う者』、山口信博『才能を目撃してしまった。』、松田行正『「朽ちていく」ためのマンネリズム』など、エッセイ、論考ほかカラー口絵、インタビュー再録を収録。
中島英樹の仕事と周辺 | 六耀社
アートディレクター・グラフィックデザイナーの中島英樹の仕事をまとめた一冊。1995年から2001年にかけて、雑誌『CUT』のエディトリアルデザインやファッション・プロモーション、フォント、ロゴタイプにいたるまで、中島が手がけてきた数々の仕事を豊富な図版資料やテキストとともに収録。後藤繁雄や高橋恭司との対談も収録。装丁は中島英樹自身によるもの。
sacai A to Z | 阿部千登勢 ほか
ファッションブランド『sacai』の作品集。『sacai』のコレクションアーカイブ、ファッションジャーナリストらによるエッセイ、『sacai』誕生までの漫画など、カラーによる200点以上の図版、解説を収録。創立者であり、デザイナーでもある阿部千登勢のデサインのプロセスを紐解く。英語、日本語表記。
アイヌ絵集成 | 高倉新一郎
農業経済学者、歴史学者の高倉新一郎編纂によるアイヌ絵集。特徴的な文様の衣装や民具、生活様式を記録した絵画を多数収録。図録巻、解説巻の2冊構成。装丁は杉浦康平。限定1000部発行。
ソットサス・アソシエイツ | エットレ・ソットサス
イタリアの建築家・デザイナーとして活躍したエットレ・ソットサスの作品集。手がけたインダストリアルデザインやプロダクトデザイン、インテリアや建築と、併せて作成したテキスタイルをカラーで多数収録。
George Nelson | ジョージ・ネルソン
アメリカを代表するモダンデザインの先駆者、ジョージ・ネルソンのモノグラフ。プロダクトからインテリアデザイン、パッケージ、グラフィック、フェアチャイルド邸や1959年のモスクワでのアメリカ国立展示会などの大規模なプロジェクトにいたるまで、ネルソンによる多彩で幅広い業績の数々を紹介。彼の全作品、インタビュー、そしてネルソンの個人アーカイブからの未公開写真や未発表の原稿からの引用なども豊富に収録した貴重な一冊。序文はエットレ・ソットサス。英語表記。
Bau1haus: More Modernism Around the Globe | Jean Molitor
ドイツ出身の写真家、ジャン・モリトールの作品集。2009年から世界各地のバウハウススタイルを受け継ぐ建築を訪ね、撮影・記録したもの。バウハウスがもたらした建築の美学に焦点を当て、モノクロ写真で静かに映し出す。英語表記。
Witness Number Four | Eduardo del Valle & Mirta Gomez
アメリカの写真家エドゥアルド・デル・ヴァーレとミルタ・ゴメスによる写真集。メキシコ・ユカタン半島の建築などをテーマに、時間の経過を克明に写し出したシリーズをカラーで収録。英語表記。
The Journey of Things | Magdalene Odundo マグダレン・オドゥンド
ケニヤ生まれのイギリス人陶芸家、マグダレン・オドゥンドの作品集。44点に及ぶ作品に加え、博物館学的に重要な品々や現代作家の作品を幅広く収録。歴史的なものと現代のものとを対で並列的にレイアウトし、有機的な繋がりや流れで内容をより分かりやすく見せるためにセクションを交互に綴じ込んでいる。作者の制作物と共に、バーバラ・ヘップワース、ヘンリー・ムーアらの作品、古代ギリシャや古代エジプトの歴史的な陶器、そしてアフリカ全土から集められた様々な儀式用品も収録。英語表記。
蔵 会津喜多方 | 金田実
福島県・喜多方の蔵についてまとめた写真資料集。時代の経過に伴い失われつつある、丹精込めて建てられたさまざまな蔵を紹介する。米蔵、味噌蔵、レンガ蔵、座敷蔵など、モノクロ・一部カラーによる図版と併せて解説を収録。
藤森建築と路上観察 誰も知らない日本の建築と都市
建築史家・建築家の藤森照信がコミッショナーを務めた第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展「藤森建築と路上観察: 誰も知らない日本の建築と都市」の公式カタログ。藤森照信と路上観察学会による作品集・論文集の三分冊、対訳本、そして建築素材サンプルのセット。
辨當箱 宴と旅の器
特種製紙株式会社収蔵の辨當(べんとう)箱と附属品、飲食器類をまとめた写真資料集。鼓や瓢箪、鯛などさまざまな形や、漆、籐、竹の素材を用いたものなど、豊富な種類の辨當箱を紹介する。カラー図版と解説を収録。
Achille Castiglioni | アキッレ・カスティリオーニ
イタリアを代表する建築家・デザイナーである、アキッレ・カスティリオーニの作品集。カメラや照明、カトラリー、ガラス製品など、代表的な作品の数々を可愛らしいイラストともに紹介する。1950年代から1990年代後半にかけての、約50年におよぶデザインの軌跡を辿る。
A Book of Things | Jasper Morrison ジャスパー・モリソン
プロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンの作品集。家具や、日用品、キッチン用具など氏の手がけたプロダクトとともに、作品制作の意図、プロセス、人との出会いなど、モノがうみだされるバックグラウンドが読み取れる一冊。英語表記。
紹鴎 利休 織部の茶 | 根津美術館
徳川美術館が所蔵する尾張徳川家ゆかりの茶道具を中心に、「侘茶」の展開を辿る資料集。1997年に根津美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。カラー・一部モノクロの作品図版、解説を収録。
骨董夜話 | 白洲正子、土門拳 他
白洲正子、青柳瑞穂、坂東三津五郎、細川護貞、土門拳、平山郁夫、谷川徹三ら骨董好きの7名が綴る、骨董談義。手に入れたいきさつや自慢話、骨董哲学などのエッセイととも、各々のコレクションをカラーで収録。
Terence Conran: My Life in Design | テレンス・コンラン
イギリスを代表するデザイナーの一人、テレンス・コンランの自伝書。60年にわたるそのデザインの活動を、作品とともに自身の言葉で辿った1冊。レストラン事業、家具・インテリア、プロダクトなど、多くの未公開を含む400点以上の写真、資料を解説とともに収録。英語表記。
Frank Lloyd Wright: Natural Design, Organic Architecture | フランク・ロイド・ライト
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの作品資料集。有機的建築(Organic Architecture)と名付けた建築思想に基づく作品群を紹介する。太陽光や風、地形、地域に根ざした材料など自然環境との関係から、現代にも通じる課題と今後の展望を探る。大判カラーの作品図版と併せて解説を収録。英語表記。
Gaudi: The Man and His Work | アントニ・ガウディ
スペインの建築家、アントニ・ガウディの写真資料集。1950年代にカタルーニャ語で出版された後、初めて英語訳されたアントニ・ガウディの仕事と生涯の軌跡を辿る1冊。技術や制作の裏側、人柄など、大判カラーの図版と併せて収録。
Herman Miller: The Purpose of Design | ハーマンミラー
ハーマンミラー社の歴史とデザイン哲学を紹介する1冊。チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン、ビル・スタンフ、ドン・チャドウィック、スタジオ 7.5ほか、代表的なデザインの数々をカラー・モノクロ含む作品図版と併せて解説を収録。モダンデザインを牽引してきたハーマンミラー社の成功を探る。英語表記。
The Herman Miller Collection The 1955/1956 Catalog | ハーマンミラー
アメリカのモダンデザインを代表する家具メーカー、ハーマンミラー社の製品カタログ集。1955年から1956年のハーマンミラーコレクション。製品画像、構造、素材、などモノクロの図版とともに解説を収録したモダンデザインの貴重な資料。英語表記。
Knoll Home & Office Furniture | Schiffer
アメリカのインテリアデザインカンパニー「Knoll(ノル)」社の製品アーカイブ集。1938年から2005年までに製造・販売した製品の記録をまとめたもの。マルセル・ブロイヤー、ミース・ファン・デル・ローエ、イェンス・リソムらがデザインした、テーブル、ベッド、デスク、キャビネットなどのモダンデザインファニチャーの数々を紹介する。 英語表記。
更紗の時代 Ages of Sarasa | 福岡市美術館
2014年に福岡市美術館で開催された展示の際に刊行された図録。鮮やかな色彩と緻密な模様で飾られた木綿布「更紗」の約500年前から現在にいたるまでの、その歩みを探る。インド更紗やヨーロッパのプリント更紗、和更紗など、豊富なカラー図版とともに解説を収録。
お山のおいぬさま | 鶴巻育子
日本の写真家、鶴巻育子の作品集。狼信仰が受け継がれる武蔵野御嶽山に10年間通い続け、地域の社殿に祀られる「おいぬさま」を撮影したもの。銅製、木製、石造り、痩せ型や丸み帯びた形など、多種多様な姿がどこか愛らしくおさめられている。
起源 | 増浦行仁
写真家、増浦行仁の作品集。限られた人しか上陸できない「神宿る島」といわれる沖ノ島と、宗像大社や宗像一族が眠る古墳群などを撮影したもの。島全体が宗像大社の神領となる沖ノ島、自然の中に佇む社、神聖な儀式などをモノクロとカラーで収録。
Honey Hunters of Nepal | Eric Valli
近年は映画監督としても活躍するフランスの写真家、エリック・ヴァリの写真集。ヒマラヤの断崖絶壁を登り、ヒマラヤオオミツバチの蜜を採取する「ハニーハンター」たちの姿を追ったドキュメント写真作品集。
Mexico Masks Rituals | Phyllis Galembo
ニューヨークを拠点に活動する写真家、フィリス・ガレンボの作品集。メキシコの仮面文化を紹介したもの。人々が身近な素材を用い、幻想的あるいは神話的な人物に変身する様子をポートレートスタイルで記録。個人的、集団的なアイデンティティーを捉えつつ、伝統的な衣装や儀式的な衣装をも印象的に写し出している。 英語表記。
現代イギリス陶芸家 ルゥーシー・リィー
ウィーン出身の現代イギリス陶芸家、ルーシー・リーの図録、復刻版。1989年に開催された同名展示の作品から椀、瓶、鉢などをカラーで多数掲載。展示および図録の監修に三宅一生、会場構成に安藤忠雄、図録写真に石元泰博、図録構成に亀倉雄策という豪華な顔ぶれにも注目。
ルーシー・リー展 静寂の美へ | 西マーヤ、三浦弘子 他
陶芸家、ルーシー・リーの生誕100周年を記念して開催された展覧会「ルーシー・リー展 静寂の美へ」の図録。氏が手掛けた美しい作品の数々をカラーで多数収録し、その陶芸家としての歩みを辿る。