茶の箱 | 赤木明登、内田鋼一、長谷川竹次郎、ヨーガン・レール、安藤雅信
塗師・赤木明登、陶工・安藤雅信、内田鋼一、鍛金師・長谷川竹次郎、そしてデザイナーのヨーガン・レールの5名が作る道具を組み合わせた茶の箱を紹介するビジュアルブック。16セットの茶の箱にみる「取り合わせ」の妙、作家たちの手わざを一望できる1冊。「取り合わせ」についての論考やお茶にまつわるテキストも収録。
デジタル・ドリーム ソニーデザインセンターのすべて | ポール・クンケル
ソニーのインダストリアルデザインをまとめた資料集。大衆文化に多大な影響を与えたソニー製品の特徴、変遷、哲学などを紹介しながら、今後の当企業における技術的・美的ビジョンを考察する。
アール・デコの館 旧朝香宮邸 | 増田彰久
アール・デコ式の建造物として知られる、旧朝香宮邸の建築写真集。撮影を増田彰久、構成と造本を杉浦康平が担当し、アール・デコの上品で華やかな内装を中心に掲載。テキストは藤森照信。
Pierre Koenig | ピエール・コーニッグ
アメリカの建築家、ピエール・コーニッグの作品集。代表作である「ケース・スタディ・ハウス」をはじめとする建造物を、カラーとモノクロ図版、見取図などで紹介。
Vitra: The Home Collection 2007-08 | ヴィトラ
スイスの家具メーカー、vitra(ヴィトラ)のカタログ。ジャン・プルーヴェ、チャールズ&レイ・イームズ夫妻、イサム・ノグチ、ジャスパー・モリソンなど著名デザイナーらによる家具を多数収録。インテリアや空間に溶け込む巨匠たちの家具に、ビジュアルブックとしても楽しめる一冊。英語表記。
Cassina 2014-2015 | カッシーナ
1927年設立のイタリアの家具メーカー、カッシーナの2014年-2015年のカタログ。椅子やテーブル、ソファ、ベッドなど洗練されたデザインのインテリアの数々を、美しい室内空間とともに多数掲載。 日本語、英語表記。
犬のための建築 Architecture For Dogs | TOTO出版
グラフィックデザイナー・原研哉のディレクションで開催された展示にあわせて刊行されたもの。世界各国で活躍する建築家・デザイナー13組がデザインした「犬のための建築」を紹介。ATELIER BOW、MVRDV、隈研吾、KONSTANTIN GRCICらがデザインする設計図、写真、テキストを収録。愛らしい犬の姿と新たな建築の可能性が広がる。 日本語、英語表記。
海からの贈りもの「貝」と人間 | ジェイン・F・セイファー
アメリカ自然史博物館で開催された展示「軟体動物と人類」のために行われた調査研究資料。食料としてだけでなく道具、貨幣、装飾品など、さまざまな民族が生活文化の中で貝をどのように使用してきたかを文化人類学的に考察。
&Fork | Tom Dixon ほか
国際的に活躍する10人のキューレーターが選ぶ、出版当時最新のプロダクトデザイン100点を紹介。写真、スケッチ、ドローイング、個性豊かな椅子やインテリア、照明など大判の写真で収録。D-BROS、MUJI、nendoほか、幅広いプロダクトを掲載。 英語表記。
ひとりごつインカ | 妣田圭子
日本の画家、妣田圭子によるビジュアルブック。19年間ペルーに通い、出会った陶器や布などのカラー図版に「ひとりごと」調のテキストを添え、はるか昔のインカの文明に思いを馳せる。
古地図セレクション | 神戸市立博物館
1994年に神戸市立博物館で開催された展示の図録。世界図、日本図、伊能忠敬が記した日本地図、日本関連のヨーロッパ製古地図など膨大な量の古地図から厳選して掲載。当時の人びとの世界観や国土の地図作成事業、地図のもつデザイン性など多様な切り口で地図を紹介する。
川喜田半泥子展 | 大阪市立東洋陶磁美術館 ほか
1991年から1992年にかけて大阪市立東洋陶磁美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。陶芸家、川喜田半泥子による茶碗を中心とした陶芸作品をカラー図版で多数掲載。墨で描かれた絵画や書もあわせて収録。
北大路魯山人展 | 丸亀氏猪熊弦一郎現代美術館
2001年から2002年にかけて丸亀氏猪熊弦一郎現代美術館にて開催された展示のカタログ。日本を代表する芸術家、北大路魯山人の初期の染付から晩年に至るまでの作品、猪熊弦一郎が生前愛用していた魯山人の作品を紹介。備前焼、雲錦鉢、織部焼などの陶磁器作品を中心に、画・書作品を収録。
インド宮廷衣装展 | 北海道立近代美術館、西武美術館
1988年に東京と札幌を巡回した「インド宮廷衣装展」の図録。19世紀から20世紀初頭にかけて栄華を極めたマハラジャたち。主に西北インドに勢力を誇った諸王家から提供された当時の貴重な衣装や装飾品、調度品などを紹介。
野の佛 | 若杉慧
日本の小説家であり石仏研究者でもある若杉慧が日本各地の石仏を撮影し集めた写真集。武蔵野台地から高野山、九州、信濃など各地を巡り撮影したモノクロの写真と、テキストによる解説、巻末には諸家の詩文を収録。
地獄絵ワンダーランド | 三井記念美術館
2017年に三井記念美術館で開催された展示図録。日本の美術を通じて、地獄と極楽の世界観と日本人が抱いてきた死生観・来生観を辿る一冊。近世以降、民間で描かれた「たのしい地獄絵」や、水木しげる「のんのんばあ地獄めぐり」などにも焦点をあて、「地獄絵ワンダーランド」を楽しめる。表紙に僅かなスレ、僅かな汚れあり。本文の状態は良好。
もうひとつの江戸絵画 大津絵 小絲源太郎コレクション | 笠間日動美術館
2018年に笠間日動美術館で開催された展示の図録。画家、小絲源太郎が所蔵する滋賀県大津市の民俗絵画・大津絵を紹介。初期から中期にかけての全盛時代、古筆大津絵、北大路魯山人所蔵の作品など、カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。
牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記 1987-2019: 椰子の木とウィスキー、郷愁 | 誠文堂新光社
書籍、雑誌挿画、広告など多岐にわたり活躍する画家、牧野伊三夫のイラストレーション作品集。1987年から2019年の30年以上にわたる仕事を紹介。スケッチ、挿画、タイポグラフィ、商品カタログ、新聞広告など約1000点の図版、エッセイ20篇含む他テキストを収録。
The Visual History of Type | Paul McNeil
15世紀半ばの活字印刷の登場から今日に至るまでに制作された様々な書体を調査した資料集。320以上の書体を年代順、かつオリジナルの活字見本や初期の印刷の形式で紹介。それぞれの書体の特徴や歴史なども解説した資料性の高い一冊。英語表記。
Light Force: The Documents of EIZIN World | 鈴木英人
1980年代を象徴するイラストレーターのひとり、鈴木英人の作品集。活動拠点とする逗子の風景のように、光の差し込む海辺の風景、人物や街角などを鮮やかなカラーで描き出す。
書影の森 筑摩書房の装幀 1940-2014 | 臼田捷治
筑摩書房が1940年から2017年までに出版した書籍のなかから、特にすぐれた書籍のデザインを紹介。社内・社外を問わず装幀に携わったデザイナー、編集者らの仕事の紹介を通し、筑摩書房の歩みを展望する。
Ettore Spalletti, Libri | エットーレ・スパレッティ
イタリアのアーティスト、エットーレ・スパレッティの作品集。アーティスト・ブック、カタログなど、本に関する制作物を集めたもの。スパレッティがそのキャリアを通じて取り組んできた本に対する情熱と作品を、美しい写真とともに紹介している。 英語、イタリア語表記。
Josef Muller-Brockmann | ヨゼフ・ミュラー=ブロックマン
スイスのグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミュラー=ブロックマンの作品集。ポスター作品、広告、ブックデザイン、IBMなど企業のクライアントワークほか、デザインの草稿や資料写真、作品図版450点とともに解説を収録。ブロックマンのこれまでの軌跡とその仕事を包括する1冊。英語表記。
Yuri Vasnetsov | ユーリー・ヴァスネツォフ
ロシア出身の画家、作家のユーリー・ヴァスネツォフによる作品集。ドローイング、水彩、挿絵、リトグラフほか、静物画や風景画、空想の動物や世界を描いた物語のワンシーンなど、これまれの仕事をまとめた1冊。カラー・モノクロ含む171点の作品図版を収録。
アイデア No.324 ダイアグラム・地図作成法 | 誠文堂新光社
アイデアNo.324、2007年9月号。「統計・人口・領土」「身体・運動・健康」「知識・記憶・歴史」の3つのセクションで構成され、1960年代後半から70年代にかけて台頭してきたダイアグラムや地図作成の実践における、デザイナーたちの試みを紹介。 また杉浦康平、中垣信夫、勝井三雄、戸田ツトム、松田行正らダイアグラムや地図作成に関わってきたデザイナーたちへのインタビューを多数収録し、実践的な技法や制作のプロセス、背後の影響源や思考に迫る。
原弘 グラフィックデザインの源流 | 平凡社
昭和時代に活躍した、日本を代表するグラフィックデザイナー・原弘の作品集。これまでに手がけてきたポスターデザイン、ブックデザインなどのビジュアルをカラーで多数掲載。インタビューや、亀倉雄策の寄稿も併せて収録。これまでに原が生み出してきた紙を、解説と併せて一冊にまとめた貴重なサンプルカタログ「紙の本」も別冊で付属。
地にはピース | 和田誠
日本専売公社から販売されていたたばこ「ピース」の雑誌広告を、イラストレーターでデザイナーの和田誠が描いた広告作品集。1960年代当時のモノクロ作品に加え、2010年に「たばこと塩の博物館」での展示で披露したカラーヴァージョンを収録。毎回同じ字数で充てられたコピーは土屋耕一によるもの。
Disco: An Encyclopedic Guide to the Cover Art of Disco Records | Disco Patrick、Patrick Vogt
1970年代から1980年代半ばまでにおけるディスコ・ミュージックのレコードジャケット・デザインを原寸で収録した大判ビジュアルブック。2000点以上のアートワークを収録し、ディスコ界の重要人物へのインタビューや、主要なディスコ・レコード会社の歴史、伝記、音源の紹介、広告のスクラップなどを収録。英語表記。
Andreas Uebele Material | アンドレアス・ウエベレ
ドイツのグラフィックデザインを代表する一人、アンドレアス・ウエベレが手掛けた85のプロジェクトを紹介。それらのプロジェクトの素材と、マシュー・カーター、エイドリアン・フルティガー、マッシモ・ヴィネッリ、ヘルマン・ツァップらコラボレーターたちの資料にフォーカスした一冊。 英語表記。
Trek | David Carson デヴィッド・カーソン
グラフィックデザインの世界に多大な影響を与えてきたグラフィックデザイナー、デヴィッド・カーソンの作品集。「The End of Print」、「2nd Sight」、「Fotografiks」に続いて発行されたもの。
イギリスの美しい本 | 佐川美智子、江尻潔 他
2006年に開催された「イギリスの美しい本」展の図録。グーテンベルクによって発明され、ウィリアム・カクストンによってイギリスへと伝えられた印刷技術。カクストンにはじまるイギリスの美しい本の歴史を、「三大美書」に代表されるプライベート・プレスを経て、現代までたどる。ウィリアム・モリス、シャルル・ペロー、ダンテなど、美しい造本の名著を多数収録。
イエラ・マリ 字のない絵本の世界 | 板橋区立美術館 ほか
2014年から2015年にかけて開催された巡回展の図録。イタリア出身の絵本作家、イエラ・マリの「りんごとちょう」、「にわとりとたまご」などの作品を紹介。原画や試作本、コンピューター普及前の手作業による制作過程を、カラーによる図版とともに解説を収録。
The Circus in the Mist | Bruno Munari ブルーノ・ムナーリ
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリの代表作の一つ「きりのなかのサーカス」。ミラノの濃い朝霧に包まれた街を、ページをめくりストーリーとともに歩き進んでいく。トレーシングペーパーとカラフルな色紙を用いて、濃い霧の街からサーカスの登場など没入感を誘う視覚的体験が綴じられた1冊。英語表記。
Rose nell’insalata | Bruno Munari ブルーノ・ムナーリ
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリの子どものためのワークショップシリーズ。 キャベツ、セロリ、たまねぎなど、野菜の断面をスタンプにして、その造形の面白さや発見とともに想像力や表現力、感性を豊かにさせる1冊。イタリア語表記。
花森安治装釘集成 | 唐沢平吉、花森安治
生活雑誌「暮しの手帖」の創刊者であり、編集者、そしてグラフィックデザイナーとして活躍した花森安治の装丁作品集。自著、暮らしの手帖社から発行された単行本、歴代の「暮しの手帖」などをフルカラーで掲載。
Bird | 中西なちお・トラネコボンボン
料理人であり作画家の中西なちおによる鳥の絵本。青という特別な色と鳥にまつわるお話。鳥に想いを馳せ、記憶とともに美しい青で描かれる鳥たちの本。
Horse | 中西なちお・トラネコボンボン
料理人であり作画家の中西なちおによる馬の絵本。遊んだり、駆けたり、跳ねたりしながら色んなすきなものに出会うお話。草や雨、歌がすきな馬が最後にすきになるものとは。やさしさに満ちた、心が暖かくなる1冊。
Drawing White | 中西なちお・トラネコボンボン
料理人であり作画家の中西なちおによる猫の絵本。猫とイエティー、猫とマルチーズ、猫とラムネ。モノにまつわるエッセイとともに、この世界のあらゆる白いものと猫とが出会うかわいらしい1冊。
A Book Cat Dictionary | 中西なちお・トラネコボンボン
料理人であり作画家の中西なちおによる猫の絵本。英語の辞書のようにAからZまでの単語とともに、猫のイラストと短い文章が添えられている。1匹1匹タッチの違う猫たちの詰まった可愛らしい1冊。
花森安治のデザイン | 暮しの手帖社
生活雑誌「暮しの手帖」の創刊者であり、編集者、そしてグラフィックデザイナーとして活躍した花森安治のデザイン集。花森安治生誕100年を記念して刊行されたもの。「暮しの手帖」表紙原画全点、書籍装釘原画、手書き文字、新聞広告版下ほか、約300点の豊富な図版とともに解説を収録。
日本タイポグラフィ年鑑 1996 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した1996年度の年鑑。ロゴタイプやタイプデザイン、グラフィック、パッケージなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。グランプリは田中一光。装丁は中川憲造。
たて・ヨコ組版自由自在 | 府川充男、小池和夫
書体の歴史、漢字字体と文字コードの知識、テキスト処理とタグ操作、外字作製法、組版規則と組版演算、そして書物の構造までをくまなく網羅したDTP組版の解説書。CD-RM付属。
POST切手 郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。展 | JAGDA
2007年に開催された「POST切手 郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」展の図録。浅葉克己、安西水丸、永井一正、福田繁雄ら200名のJAGDA会員がデザインした切手作品を収録。電子メールが主流となり配送方法も多様になったなかで、改めて注目されつつある切手のいまに注目する。
ふたりのチヒョルト イワンとヤン | 片塩二朗
ドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルトを追ったドキュメント・エッセイ集。イワンとヤン、ふたつの名を名乗った造形家の真の姿を探る。