ヴェジタブル・イラストレーション | 大橋正
グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍した大橋正による作品集。キッコーマンの広告などに用いられた野菜のイラストレーションを中心に、鮮やかな色彩と緻密な描写力で描かれた作品を多数収録。広告の視覚表現において、イラストレーションが果たす役割の大きさを示す資料としても価値が高く、解説を通してデザインと生活文化の接点を読み解くことができる一冊。
Swissted: Vintage Rock Posters Remixed and Reimagined | Mike Joyce
ニューヨークのグラフィックデザイナー、マイク・ジョイスによるロックポスター作品集。1970〜90年代のインディやパンク、オルタナティヴ・ロックのコンサートポスターを、スイス・モダン・スタイルの構成とタイポグラフィで再構築している。ザ・クラッシュ、ソニック・ユース、ニルヴァーナ、デッド・ケネディーズなど、200点に及ぶ伝説的バンドのポスターを収録。すべてミシン目入りで切り離し可能。
The Russian Avant-Garde Book 1910-1934
1910年から1934年にかけて制作されたロシア・アヴァンギャルドの書籍を網羅的に紹介する資料集。ニューヨーク近代美術館(MoMA)での展覧会にあわせて刊行されたもので、ナタリア・ゴンチャロワ、エル・リシツキー、カジミール・マレーヴィチ、ロトチェンコ、ステパーノワらによる約300点の実験的なブックデザインを収録。詩と造形が融合した独創的な構成、手作業による印刷や装丁の技法など、芸術と出版の関係を革新した時代の息吹を鮮やかに伝えている。
Die Flache: Design and Lettering of the Vienna Secession, 1902-1911
ウィーン分離派およびウィーン工房を代表するデザイナーたちが手がけた雑誌『Die Fläche(ディ・フレーシェ)』全14号を原寸大で復刻した完全版。アルフレート・ローラー、コロマン・モーザー、ヨーゼフ・ホフマン、ベルトルト・レフラーらによるポスター、広告、装丁、木版画など、多様なグラフィック作品を収録している。芸術と教育の融合を試みた実験的誌面には、モダンデザインの理念が息づく。20世紀初頭のウィーンにおける造形思考の革新を明快に示している。
やさしい人へ | 大橋歩
イラストレーター、大橋歩の作品と文章をあわせて収めたポストカード+ブックセット。『平凡パンチ』の表紙画で知られる大橋が描く、日常の喜びや装いの楽しさに満ちたイラストレーションをポストカードとして収録。付属の冊子には、本人によるエッセイのほか、金子功や原由美子らが語る大橋歩へのオマージュを掲載している。時代の感性を軽やかにとらえた彼女のまなざしと温かな筆致を静かに伝えている。
Richard Paul Lohse: Konstruktive Gebrauchsgrafik
スイスのグラフィックデザイナー、リヒャルト・パウル・ローゼによる構成的デザインの集大成。ポスターをはじめ、1920年代から1980年代にかけての応用作品を多数のカラー図版で紹介している。戦後ヨーロッパの社会思想と美学が交錯する中で、ローゼは幾何学的秩序と明快な構成原理によってデザインの新たな可能性を切り開いた。本書はその全貌を体系的に示し、スイス・モダンの源流を検証する貴重な資料となっている。
DESIGN = MEMORY | ミナ ペルホネン
2024年にスウェーデン国立美術館で開催された展示の際に刊行されたカタログ。展覧会と同じコンセプトで構成され、テキスタイルとその原画、服、アート作品など、minä perhonenの創作や皆川個人の作品など、豊富な図版と併せて解説を収録。デザインと記憶のつながりを辿りながら、皆川とminä perhonenの思想や表現を体感できる貴重な一冊。和訳冊子付属。
シュミット・タイポグラフィ | ヘルムート・シュミット
タイポグラファー、ヘルムート・シュミットの仕事を総覧する作品集。戦後スイス・タイポグラフィの理念を継承しつつ、日本、スウェーデン、カナダ、ドイツを拠点に活動した各時代の仕事を、豊富な資料と本人の言葉でたどる。誌面構成や書体設計、企業ロゴなど、機能と詩情を兼ね備えた造形の実践を通して、デザインの倫理と思想を問い直す。東西の文化を往還したシュミットの造形哲学を伝える一冊。
人間と文字 Man and Writing | 矢島文夫、田中一光
写真植字発明70周年を記念して刊行された、文字文化の歴史を総覧する資料集。〈古代文字の開花〉〈アルファベットの形成〉〈漢字 悠久の流れ〉〈写本から電子文字へ〉の4章で構成され、文字の起源から現代タイポグラフィに至るまでの変遷を体系的にたどっている。監修は文字史研究の第一人者・矢島文夫、構成はデザイナー田中一光。造形としての文字と人間の精神活動との結びつきを探り、書くこと・読むことの本質を静かに照らし出している。
The Painted Page: Italian Renaissance Book Illumination 1450-1550 | J.J.G. Alexander
1450〜1550年のイタリア・ルネサンスにおける書物装飾を網羅的に紹介する展覧会図録。欧米の所蔵品から選ばれた写本と手彩色入りの印刷本、単葉を含む計137点をフルカラーで収録し、金箔を用いた素材の豊かさや精緻な意匠を伝える。ミニアチュール画家と書記、製本家の協働、パトロネージの仕組みや制作の流通、蔵書形成を八つの章で解説。作家の作業習慣や様式にも踏み込み、ルネサンス期における書物芸術の到達点を明快に示している。
佐野繁次郎装幀集成 西村コレクションを中心として | 西村義孝
画家・佐野繁次郎による装幀と表紙画を集成した作品集。西村義孝によるコレクションを中心に、単行本330点、雑誌120点に加え、『銀座百点』の表紙原画などをカラーで収録している。挿絵や図案のみならず、手描き文字の造形にも独特の魅力が宿る。絵画とタイポグラフィのあわいに生まれる温かなデザインの世界を通して、佐野繁次郎の繊細な感性と装幀芸術の豊かさを静かに伝えている。
Russischer Konstruktivismus Plakatkunst | Jelena Barchatowa
ロシア構成主義のポスター芸術を体系的に紹介する作品集。アレクサンドル・ロトチェンコ、ワルワーラ・ステパーノワ、ステンベルク兄弟らによる代表作を中心に、200点を超えるポスターを大判カラーで収録している。革命後の社会変革の中で生まれた、力強いタイポグラフィと幾何学的構成。芸術とプロパガンダ、理想と現実が交錯する緊張感の中に、構成主義が追い求めた視覚の秩序とエネルギーを鮮烈に伝えている。
The 20th Century Poster: Design of the Avant- Garde | Dawn Ades
20世紀のアヴァンギャルド・ポスターを通して、近代デザインの変革をたどる作品集。ステンベルグ兄弟、エル・リシツキー、マン・レイ、ハンナ・ヘッヒ、カッサンドル、ポール・ランドら、時代を牽引したデザイナーたちの代表作を多数収録している。ロシア構成主義からシュルレアリスム、バウハウスに至るまで、実験精神に満ちた造形の軌跡を体系的に紹介。
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦
南インド・チェンナイを拠点とする出版社タラブックスの活動を紹介するビジュアルブック。2017年に板橋区立美術館で開催された展示に際して出版されたもの。手すき紙にシルクスクリーン印刷を施し、一冊ずつ手製本で仕上げる「ハンドメイド本」で知られる同社の代表作31冊を撮り下ろしで収録。絵本の原画や画家たちの制作風景、印刷工房やチェンナイの街並みなど、多数の写真を通して本づくりの背景を丁寧に伝える。伝統と創造が交錯する現場から、タラブックスの理念と美意識を鮮やかに浮かび上がらせている。
和田誠展 書物と映画
イラストレーター、和田誠の創作を「書物」と「映画」という二つの軸から紹介する展覧会図録。2011年に世田谷文学館で開催された展覧会にあわせて刊行されたもの。谷川俊太郎、井上ひさし、丸谷才一、村上春樹らとの協働による装画やポスター、絵本原画などを中心に、監督映画の脚本や絵コンテといった自筆資料も収録。言葉と映像のあいだを往還した和田誠の創造の軌跡を静かに示している。
アイデア No.341 有山達也の対話
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.341(2010年7月号)は、「有山達也の対話」と「クリティカル・マス」の二部構成による特集号。前半では『クウネル』をはじめ文芸書や料理書の装丁を通じて、有山達也がいかに言葉と写真を引き出し、他者と協働してデザインを構築しているかを探る。後半では「デザイナーにとって自主性とは何か」を問い、クライアントワークを超えた創作のあり方を考察。デザインの姿勢と倫理を多角的に照らし出している。
アイデア No.334 漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈前編〉
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.334(2009年5月号)は、「漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈前編〉」を特集。あずまきよひこ『よつばと!』を手がけるよつばスタジオの制作過程を紹介するとともに、祖父江慎、南伸坊、羽良多平吉らによる装丁やパッケージデザインを収録している。キャラクター表現とタイポグラフィが交錯する新しい装幀文化の潮流を、豊富な図版と批評的視点で探る内容となっている。
アイデア No.325 花形装飾の博物誌
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.325(2007年11月号)は、「花形装飾の博物誌」を特集。西洋の活版印刷で長く用いられてきた花形装飾活字を豊富な図版で紹介し、その起源から19世紀以降の展開までを丁寧にたどっている。花や植物、幾何学模様などをかたどった小さな活字ユニットが、組み合わせによって複雑なパターンや飾り窓を形成する。その緻密な構成のなかに、印刷技術と装飾文化が交差する視覚の芸術が息づく。活字という最小単位に宿る造形の知恵と、タイポグラフィの豊かな装飾性を鮮やかに示している。
アイデア No.316 グラフィックデザインはいかにして可能か
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.316(2006年5月号)は、「グラフィックデザインはいかにして可能か」を特集。ロンドン、ニューヨーク、パリ、アムステルダム、ベルリン、チューリッヒなど、世界各都市で活動する100組のデザイナーによる最新のプロジェクトを紹介している。テクノロジーの進展とともに拡張するデザインの領域を視覚的に提示し、コミュニケーションの不確定性に応答する新たな表現の可能性を探る内容となっている。
アイデア No.312 葛西薫
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.312(2008年11月号)は、日本を代表するアートディレクター、葛西薫を特集。小説『蛇にピアス』(金原ひとみ)や上田義彦の写真集の装丁、サントリーやユナイテッドアローズなどの広告・パッケージデザインをはじめ、多岐にわたる仕事を約90ページにわたり紹介している。広告からCI計画、演劇や映画のグラフィックに至るまで、感覚と理性を往還する造形思考を丹念に検証。長年にわたり第一線で活躍してきた葛西のクラフトマンシップと、静謐なデザイン哲学の全貌を明快に伝えている。
アイデア No.307 韓国のグラフィックデザイン
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.307(2004年11月号)は、韓国のグラフィックデザインを特集。キム・ドゥソッ、イ・セヨン、ミン・ビョンゴルら新世代のデザイナーによる作品を中心に、デジタル社会やハングル表現、朝鮮王朝リバイバル、ナショナリズム、ポストモダンといった多様な潮流を横断的に紹介している。小倉紀藏のインタビューや歴史的論考も収録し、急速に変化する韓国社会の中で生まれた造形の活力と思想を的確に示している。
アイデア No.305 タイプデザイン・トゥデイ
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.305(2004年7月号)は、「タイプデザイン・トゥデイ」特集号。ロビン・キンロス、ジャン=フランソワ・ポルシェ、小林章らを迎え、欧文書体設計の現状と可能性を探っている。テーマに合わせて本文は日本語と英語のバイリンガル仕様となっており、国際的な視点から書体デザインを論じている点も特色。表紙はポルシェ、誌面フォーマットはヘルムート・シュミットが手がけ、タイポグラフィの専門的議論とデザイン性を兼ね備えた一冊となっている。
アイデア No.304 Alexander Gelman
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.304(2004年5月号)は、ニューヨークを拠点に活動するデザイナー、アレクサンダー・ゲルマンを特集。自身が主宰する〈デザイン・マシーン〉でのグラフィックワークを中心に、ミニマルな構成のなかに知覚と空間への意識を鋭く映し出した作品を紹介している。ステファン・サグマイスター、ジョン・前田、深澤直人、北川一成らによる寄稿も収録し、ゲルマンの思考と造形哲学の核心に迫っている。
アイデア No.301 Foundation 33/新島実
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.301(2003年11月号)は、「Foundation 33」と「新島実:色彩とフォントの相互作用」の二部構成による特集号。前半では、グラフィックと建築など領域を横断する手法で注目を集めたロンドンのデザイングループ〈ファウンデーション33〉の活動を約40ページにわたり紹介。後半では、デザイナー新島実が色彩と書体の関係をテーマに展開した実験的作品を掲載し、造形の根源を問い直す視点を提示している。
Subjects ペーター佐藤ドローイング集
イラストレーター、ペーター佐藤によるドローイング作品集。国内外の著名人やモデルを題材に、繊細な線と鮮やかな色彩で描いたポートレートを大判で収録している。雑誌や広告で知られる華やかなイラストレーションとは異なり、本書では静かな観察と造形への純粋な関心が際立つ。高橋睦郎、小夜子、グレース・ジョーンズらによるコメントを添え、ペーター佐藤の感性と時代の空気を鮮やかに映し出している。
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
フランスを代表するポスター作家、レイモン・サヴィニャックの仕事を紹介する展覧会図録。2018年から2019年にかけて国内を巡回した同名展にあわせて刊行されたもの。大型ポスターから原画、当時の街並みに掲げられた風景写真まで約200点を収録。ユーモアとエスプリに満ちた造形が、戦後フランスの大衆文化とともに生きたサヴィニャックの精神を軽やかに伝えている。
Self Service No.35
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.35(2011年 Fall/Winter号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、イギリスの写真家、アラスデア・マクレランが表紙を担当、モデルはアリゾナ・ミューズ。アレキサンダー・ワン、メアリー=ケイト&アシュリー・オルセン、フィリップ・リムらへのインタビュー記事を収録。
Self Service No.34
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.34(2011年 Spring/Summer号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、「エッセンシャル(欠かせないもの)」を、テーマにソフィア・コッポラ、ロマン・コッポラ、トム・フォード、ライアン・コーバンらがファッションにおける「不可欠なもの」について語る特集などを収録。
Self Service No.33
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.33(2010年 Fall/Winter号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、ファッション界で影響力を持つスタイリスト、ジョー・マッケンナをゲスト編集に迎えた特集号。デヴィッド・ シムズ、ブルース・ウェーバー、ユルゲン・テラーらによる写真、キャシー・ホリンによるインタビュー記事を収録し、モードの本質に迫る。
Self Service No.32
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.32(2010年 Spring/Summer号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、「名声とアイデンティティ」をテーマに、SNSが生んだ新たな影響力、匿名性の価値、現代のセレブリティ文化など多角的に探る。
Self Service No.31
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.31(2009年 Fall/Winter号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、ドイツ出身の写真家、ユルゲン・テラー特集。表紙の撮影、印象的な写真や地元での撮影など、誌面の撮影エピソードを交えたインタビューとともにファッションの最前線を切り取るイメージの数々を豊富に収録。
Self Service No.30
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.30(2009年 Spring/Summer号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクタ […]
Self Service No.27
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.27(2007年 Fall/Winter号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、カンヌ国際映画祭、アート・バーゼルでのカール・ラガーフェルドやカイリー・ミノーグら、著名人たちのポートレートや、70年代から現在に至るまでのファッションの変遷を辿る特集を収録。
Self Service No.22
パリを拠点に年2回発行されるファッション&カルチャーマガジン『Self Service』vol.23(2005年 Fall/Winter号)。クリエイティブ・ディレクターのエズラ・ペトロニオとファッション・ディレクターのスザンヌ・コラーによって創刊され、世界的フォトグラファーによる斬新かつスタイリッシュなビジュアルを多数掲載する。本号では、マーク・ジェイコブス、ウェス・アンダーソン、ジャーヴィス・コッカーによる対談も収録し、モードとカルチャーが交差する濃密な世界を誌面に展開している。英語表記。
Laforet: Super Graphics ラフォーレ原宿の広告30年史
東京・表参道に位置するショッピングセンター「ラフォーレ原宿」の広告ビジュアル30年分をまとめた記録集。1978年から2008年までのポスターを中心に、年代順で広告作品を紹介。加えて、大貫卓也、野田凪、青木克憲ら歴代アートディレクターへのインタビューも収録され、ラフォーレのビジュアル戦略の変遷とその時代性を読み解く内容となっている。
iichiko design 2017
麦焼酎「いいちこ」の広告表現をまとめた2017年版作品集。アートディレクター河北秀也のもと、ポスター、雑誌広告、季刊誌〈iichiko〉、地下鉄ポスターなど多様な媒体を横断して展開されたビジュアルを収録している。浅井愼平らによる写真が生み出す光と余白の美しさが、広告を詩的な風景へと昇華させる。日常の中に潜む情感と時間の流れをすくい取り、〈いいちこ〉というブランドの静かな品格を伝えている。
iichiko design 2016
1979年の発売以来、独自のブランドイメージを築いてきた麦焼酎「いいちこ」の広告作品をまとめた作品集の2016年版。アートディレクター河北秀也のもと、写真、コピー、デザインの三位一体で構築された広告シリーズは、日本の広告史に新しい美意識を刻んだ。清潔な余白と抑制のきいた構成、そして郷愁を誘う言葉の響きが、企業広告を超えた詩的世界を形づくっている。生活とデザインの関係を静かに問い直す視点を提示している。
貼函の世界 | 篠崎貞雄
多彩な貼函(はりばこ)のデザインを網羅した資料集。リボン付きのギフトボックスからチョコレートやジグソーパズル、レーザーディスクのケースに至るまで、86のカテゴリーに分類し、2000点を超える貼函をカラーで収録している。素材や構造、印刷表現の工夫を通して、箱という小さな空間に凝縮された造形の知恵と美意識を探る。パッケージデザインの豊かさを伝える貴重なアーカイブ。
せなけいこ展
絵本作家・せなけいこの創作の軌跡を紹介する展覧会図録。2019年から2020年にかけて全国を巡回した「せなけいこ展」にあわせて刊行された。『ねないこだれだ』『めがねうさぎ』をはじめ、絵本や紙芝居の原画約300点を収録し、貼り絵による独自の技法とあたたかな物語世界を伝えている。ユーモラスで少し不思議な登場人物たちを通して、子どもたちの想像力に寄り添い続けた作家の歩みをやさしく映し出している。
誕生50周年記念 ぐりとぐら展
絵本『ぐりとぐら』の誕生50周年を記念して開催された展覧会の公式図録。ひろしま美術館をはじめ全国を巡回した展覧会にあわせて刊行されたもの。1963年の初版以来、世代を超えて親しまれてきた物語の原画やスケッチ、作者姉妹による初期作品をカラー図版で収録。別冊には作者のインタビューと宮崎駿との対談を収め、創作の背景や作品に込められた想いを丁寧に伝えている。
2足 個展「therium information」を開催します
11月15日(土)〜12月1日(月)の期間、「原初的印象・不確かさをそのままにする」を主題に作品制作、リサーチ、資料蒐集を行う2足による個展「therium information」を開催します。 2足が新たに取り組む、 […]
Cameraworks | David Hockney
現代美術を代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーが1980年代に制作した写真コラージュ作品をまとめた作品集。ポラロイド写真やスナップを組み合わせ、被写体の動きや時間の経過を一枚の画面に再構築した〈フォトコラージュ〉約100点を収録。プールサイドや室内で過ごす友人たち、旅先の風景など、身近な題材を通して「見ること」の本質に迫る。絵画的構成と時間的広がりを融合させた実験的表現として、ホックニーの創造の核心を示している。