遊びの百科全書 5 暗号通信 | 巖谷國士
文化や歴史に広汎な知識を持つ執筆陣をずらりと揃え、大人も楽しめる人気事典シリーズ「遊びの百科全書」第5巻。巖谷國士による暗号通信編。「暗号としての世界」「暗号のメカニズムについて」「ミステリーと暗号」などを収録。
遊びの百科全書 6 人形からくり | 立川昭二
文化や歴史に広汎な知識を持つ執筆陣をずらりと揃え、大人も楽しめる人気事典シリーズ「遊びの百科全書」第6巻。歴史学者・病理史学者の立川昭二らが、からくり人形・自動人形、ロボット、そして江戸時代の発明家・技術者/大野弁吉などを題材に綴ったエッセイ集。
遊びの百科全書 7 玩具館 | 澁澤龍彦
文化や歴史に広汎な知識を持つ執筆陣をずらりと揃え、大人も楽しめる人気事典シリーズ「遊びの百科全書」第7巻。仏文学者・作家の澁澤龍彦らが、鉄道模型やボトルシップ、ドールハウスなどあらゆる玩具を対象に、宇宙的な広がりの玩具論を繰り広げる。
遊びの百科全書 8 装置実験室 | 寺山修司
文化や歴史に広汎な知識を持つ執筆陣をずらりと揃え、大人も楽しめる人気事典シリーズ「遊びの百科全書」第8巻。寺山修司による装置実験室編。「装置の宇宙誌」「現代の舞台装置」「歌舞伎芝居の舞台からくり」などを収録。
遊びの百科全書 9 ミステリ・ナンバー | 高木茂雄
文化や歴史に広汎な知識を持つ執筆陣をずらりと揃え、大人も楽しめる人気事典シリーズ「遊びの百科全書」第9巻。高木茂雄によるミステリー・ナンバー編。「魔法陣と数字の神秘」「賭と占」「数学奇術」などを収録。
遊びの百科全書 10 迷宮幻想 | 岡本太郎
文化や歴史に広汎な知識を持つ執筆陣をずらりと揃え、大人も楽しめる人気事典シリーズ「遊びの百科全書」第10巻。岡本太郎による迷宮幻想編。海野弘「螺旋と迷宮」、種村季弘「ある迷宮物語」、天沢退二郎「文学における迷宮・迷宮としての文学」などを収録。
東京22章 | 片岡義男
小説家・エッセイスト・写真家、片岡義男の写真集。『男の隠れ家』で連載された「東京写真展」に加筆、修正を加え、新たに大幅に書き下ろし・撮り下ろしされたもの。商店ののぼり、民家のすりガラス、中華屋のディスプレイ。頭に浮かんだ22のタイトルに合わせたノスタルジックな東京の風景とともにエッセイを綴る。
生誕120年 マリー・ローランサン回顧展 | 東京都庭園美術館
2003年に開催された巡回展のカタログ。20世紀前半に活躍したフランスの画家、マリー・ローランサンの1904年から1956年にかけての油彩画を中心に紹介。淡いパステル調の色彩で描かれる肖像画の数々、油彩・水彩・素描・版画ほか、図版とともに解説を収録。
おいしいアート展 食と美術の出会い | 横須賀美術館
2014年に横須賀美術館で開催された展示の図録。世界各国の食にまつわる芸術作品ともにその関係性を紐解く。アンディ・ウォーホルやマン・レイ、草間彌生ほか、絵画や写真、立体作品など様々な芸術家の食の表現に関する作品と解説を収録。
仙厓・センガイ・SENGAI 禅画にあそぶ | 出光美術館
2007年に出光美術館で開催された展示の図録。江戸時代後期の禅僧、仙厓のやわらいタッチで描かれる愛らしい禅画に込められた想いを読み解く。作品図版と併せて解説を収録。
明なる神秘 野田弘志展 1988-89
1988年から1989年にかけて開催された巡回展の図録。画家・野田弘志の油彩画を中心に、鉛筆、淡彩、挿画など作品とともに解説を収録。繊細で緻密な写実によって超現実世界を描き出す。装丁は田中一光。
駒井哲郎 1920-1976 | 世田谷美術館、町田市立国際版画美術館
2011年から2012年にかけて開催された「駒井哲郎 1920-1976」展の図録。版画家、駒井哲郎の初期作品から、フランスから帰国後に取り組んだ「樹木」シリーズ、安東次男との共作、そして舌癌の診断を受けた画家の心象風景ともいえる「日本の四季」シリーズなど、見るものを心地よい空想の世界へと誘う作品の数々を多数収録。装丁は桑畑吉伸。
岡崎乾二郎 Kenjiro Okazaki 1979-2014 | BankART1929
2014年にBankART1929で開催された展示の際に刊行された作品集。造形作家・岡崎乾二郎の立体作品を中心に、彫刻作品、ペインティング、建築作品などを紹介。カラー・モノクロ含む豊富な図版、解説を収録。
話しているのは誰?現代美術に潜む文学 | 国立新美術館
2019年に国立新美術館で開催された展覧会の図録。世代も表現方法も異なる6名の日本の現代美術家、田村友一郎、ミヤギフトシ、小林エリカ、豊嶋康子、山城知佳子、北島敬三による作品を文学というテーマから読み解くもので、本書では展示の様子や作品、解説などを収録。
柳幸典 ワンダリング・ポジション | BankART1929
2016年から2017年にかけてBankART Studio NYKで開催された展示の2冊組カタログ。現代美術家・柳幸典の過去の活動、制作過程、展示の様子などをまとめたもの。「The World Flag Ant Farm」、「犬島プロジェクト」ほか、30年に及ぶ創作活動を紹介。
日本の倉 | 高井潔、伊藤ていじ
写真・高井潔、文・伊藤ていじによる、日本の倉に特化した建築写真集。木・石・土と材料ごとに外観やディテールの写真、そして図面を掲載。また、「日本の倉とは何か」「日本人にとって倉とは何だったのか」などの評論も収録。装丁は田中一光。
Sony Design Making Modearn | ディヤン・スジック
ソニーデザインのすべてを凝縮した写真集。黎明期から設立70周年の今日に至る120以上のソニーの主要製品を、大判の写真と簡潔なテキストで紹介。ソニーの全製品のデザインを担当するクリエイティブセンター監修の元、一つ一つの製品についてデザインの観点から解説する。英語表記。
Ettore Sottsass: A Critical Biography | エットレ・ソットサス
イタリアの建築家でプロダクトデザイナーのエットレ・ソットサスによる作品集。手がけたプロダクト・建築のデッサンや写真などを多数収録。英語表記。
万祝 黒潮が育てた漁民芸術の華 | 仁科又亮
房総を中心とする漁民の晴着、万祝(まいわい)の写真を多数収めた資料集。藍色の地に鮮やかな図柄を染め上げた万祝の優れたデザイン、風俗、歴史を網羅し、日本の誇るべき漁業芸術に光を当てる。限定1480部発行。
シャルロット・ペリアン展 20世紀インテリアデザインのパイオニア | パークタワーホール
1998年にパークタワーホールにて開催された展示のカタログ。フランスの建築家でありデザイナー、シャルロット・ペリアンの若き日々を紹介。ル・コルビュジエとの仕事、日本との交流などを紹介する。ポストカード15枚付属。
Furniture and Fabrics | Dominique Perrault ドミニク・ペロー
フランスの建築家、ドミニク・ペローの作品集。ペローが手がけたフランス国立図書館を中心とした、椅子や内装、ディテールに至るまで、写真や図面資料とともに紹介。洗練された装丁も特徴的な一冊。
Old Is New 新素材研究所の仕事 | 杉本博司、榊田倫之
現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之によって2008年に設立された建築設計事務所「新素材研究所」。本書は新素材研究所初のモノグラフであり、MOA美術館や江之浦測候所、茶室「今冥途」など、新素材研究所が手がけた数々の建築作品を写真や図面などの資料に解説を添えて紹介。
趣味と芸術 謎の割烹 味占郷 | 杉本博司
2013年9月より「婦人画報」誌上で掲載された杉本博司による人気連載「謎の割烹 味占郷」を書籍化。杉本博司が謎の割烹店亭主に扮し、想像上の割烹・「味占郷(みせんきょう)」で、多彩なジャンルで活躍する著名人をゲストに招く。ゲストのパーソナリティに着想を得て、著者自ら料理の腕を振るい、古美術品のコレクションを取り合わせる、写真と文章で構成された「もてなしの物語」。食文化や美術のみならず、芸能、宗教、歴史観、人生観など、稀代の現代美術作家の視点で切り取られた「日本人の心性」を考える上でのヒントがちりばめられた一冊。
神聖空間縁起 | 毛綱毅昿、横尾忠則、藤塚光政
建築家・毛綱毅曠による文章と、藤塚光政による写真、そして横尾忠則の二百数十点におよぶドローイングで構成された時空間旅行記。著者自ら「未来の都市や建築への予言めいた大ボラ」と称する、神社仏閣を巡る宇宙建築の旅。
Kilim: History and Symbols | Dario Valcarenghi
中近東の遊牧民の伝統的な織物、キリムを紹介した資料集。色鮮やかな幾何学模様が美しい数々のキリムをカラー図版で多数収録。英語表記。
Mexican Patterns | Chloe Sayer
メキシコのテキスタイルデザインを紹介した資料集。幾何学模様から動物や植物をモチーフにしたデザインまで、色彩豊かなテキスタイルデザインをカラーで100点掲載。 英語表記。
ヨーロッパ 扉 | 山崎脩
フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガルなど、ヨーロッパ各地の扉を写真に収めた作品集。個性的な形のドアノッカーや装飾、国ごとの扉の特徴など、建物の入口であり顔でもある扉の様々な姿をカラー写真で多数収録。 スリップケースにス […]
円空 | 谷口順三、後藤英夫
仏師・歌人の円空による木彫りの仏像作品集。全国各地に12万体が見つかったという円空仏のなかから114体を厳選して掲載。大胆な彫塑のなかに安らかな表情が浮かぶ、独特の仏像がずらりと並ぶ。著者エッセイでは円空仏との出会いから円空の生い立ちなどについて紹介。写真は後藤英夫、装丁は原弘。
日本宗教民俗図典 日本人のこころの原像をひらく 全3巻揃 | 萩原秀三郎、須藤功
民俗研究家・萩原秀三郎と民俗写真家・須藤功が、各地を取材し日本の風習をまとめた絵引事典。信仰や祭事、葬儀の習俗について豊富な図版と丁寧な解説で紹介している。「祈りと救い」「葬送と供養」「四季の行事」の3巻揃え。
京の叙情 | 島田謹介
写真家、島田謹介による京都の詩情あふれる景色を映し出した写真集。京都の四季や茶室、雨にけむる五重塔、厄除けの飾り、烏居本の茶店、京都御所の朝など、静謐な美しさで切り取る。カラーによる90点の大判の図版とともに解説を収録。
柚木沙弥郎 life·LIFE(アルファベット柄) | ブルーシープ
2021年に開催された染色家・柚木沙弥郎の展示に際して発行された作品集。1969年から2020年までにつくられた作品を写真家の平野太呂が撮り下ろし、全図と断ち落とした原寸大の布を12の片観音いっぱいにレイアウトしている。そのほか、代表的な染色作品、絵本の原画、紙粘土と布で作られたユーモラスな人形を大判に収め、インタビュー「心を形で残す」も収録。
Ateliers | Jean-Marie del Moral
フランスの写真家、ジーン・マリエ・デル・モラルの作品集。画家のジャン・ピエール・レイノーやジャン=シャルル・ブレ、クロード・ヴィアラなど、名だたる芸術家たち総勢20名のアトリエを写真に収めたもので、それぞれの作品が生み出される創作の場が写し出されている。
堀部安嗣の建築 Form and Imagination | TOTO出版
日本の建築家、堀部安嗣の作品集。1995年から2006年にかけての25作品を紹介。デビュー作である「南の家をはじめ」、「ある町医者の記念館」、「牛久のギャラリー」など、各作品ごとに豊富な図版、解説を収録。
画家のおもちゃ箱 | 猪熊弦一郎
フランスでアンリ・マティスに師事し、愛猫家の画家としても知られる猪熊弦一郎。世界中で集めた蒐集物などについてを綴った、文化出版局『ミセス』での連載などをまとめた一冊。切手やパイプなどといった蒐集物の写真とそれにまつわるエッセイ、さらにアトリエや住居も紹介。
神々の里の形 愛知県北設楽郡東栄町古戸の花祭りより | 味岡伸太郎
愛知県北設楽郡の古戸の花祭りを紹介した資料集。柳田国男に「苟くも民間芸術を談ずるの士は之を知らなければ恥」とまで言わしめた花祭り。豊富な図版資料と詳細なテキストにより、その全貌と、日本伝統の美を明らかにする。
暁斎妖怪百景 | 京極夏彦、多田克己
幕末から明治にかけて活躍した絵師、河鍋暁斎の画集。暁斎の多彩な画業の中から、約100点の妖怪画・幽霊画をカラーで収録。遺作「暁斎百鬼画談」の全容から戯画、地獄図など、暁斎の偉業を明らかにする。
妖怪図巻 | 京極夏彦
江戸時代に制作したと推測される妖怪絵巻、「化物づくし」「百怪図巻」「化物絵巻」「百鬼夜行絵巻」の4巻を収録。謎につつまれた妖怪128体をオールカラーで掲載。京極夏彦らによる解説つき。
バウハウス 1919-1933
芸術と技術、そして芸術と産業を統一するという野心のもと、世界中に影響を与え、モダン・デザインの規範となったバウハウス。その全貌を追った展覧会「バウハウス 1919-1933」展図録。バウハウスにおける基礎教育や授業内容、工房での活動を紹介するほか、日本への影響や評論などを多数の図版資料と共に収録。
Fabric Pictures 糸の絵 森麗子作品集 | 木耳社
日本におけるファブリック・ピクチャーの第一人者、森麗子の作品集。動植物や街の風景、静物など、さまざまなモチーフを布と糸を用い一枚の絵画として表現。あたたかみのある、うつくしい刺繍作品を多数収録するとともに、それぞれの作品には自身による詩が添えられている。 函にスレ、ヤケ、汚れあり。表紙に少スレ、少汚れあり。本文の状態は並。
Junji Tanigawa: The Space Composer | 谷川じゅんじ
日本の空間デザイナー、プロダクトデザイナー、クリエイティブディレクター、谷川じゅんじの作品集。谷川じゅんじによって設立された『空間クリエイティブカンパニーJTQ』の、過去10年間の仕事をすべてまとめた1冊。手がけた空間作品に交えて、自身が小学3年生のときに描いた車や家などの絵日記が、飛び出す絵本のように綴じられている。
現代イギリス陶芸家 ルゥーシー・リィー
ウィーン出身の現代イギリス陶芸家、ルーシー・リーの図録、復刻版。1989年に開催された同名展示の作品から椀、瓶、鉢などをカラーで多数掲載。展示および図録の監修に三宅一生、会場構成に安藤忠雄、図録写真に石元泰博、図録構成に亀倉雄策という豪華な顔ぶれにも注目。
重要民俗資料 出羽庄内の民具 | 致道博物館
山形県の庄内地方で使われていた民具の写真資料集。同地域で盛んに使われていた荷背負い用の背中当て「ばんどり」を中心に、木・陶の暮らしの道具や刺子の仕事着などを収録。
美の彷徨 テラコッタ | 杉江宗七
建築物の装飾などに使われる粘土の素焼き「テラコッタ」の写真資料集。国会議事堂、浅草松竹、東華菜館など出版当時まで現存した建築を調査。大判のカラー図版、詳細な解説、イラストや図版を収録。
美と宗教のコスモス 2 アジアの宇宙観 | 岩田慶治、杉浦康平
日本の文化人類学者・岩田慶治と、グラフィックデザイナー・杉浦康平の共編による思想・哲学書。ヒンドゥー教や仏教など、アジアの宗教に見る宇宙観を探る。「宇宙観とは何か」「アジア人の宇宙観」「儀礼と瞑想のなかの須弥山」「宇宙構造を支えるもの」の4章で構成。装丁は杉浦康平、谷村彰彦。