Toyo Ito & Associates Architects | Deutscher Architektur Verlag
伊東豊雄建築設計事務所の活動をまとめたモノグラフ。ブルージュ・パビリオン、松本市民芸術館、台中国家歌劇院、バロック国際博物館など、過去15年に手がけた代表的な14プロジェクトを収録。初期スケッチや模型、プロトタイプから完成に至るまでのプロセスを丁寧に追い、建築がかたちになる思考の過程を可視化。技術と伝統を横断しながら、建築・環境・人との関係を探る伊東建築の特徴が浮かび上がる一冊。
Harry Seidler: Four Decades of Architecture
オーストラリアを代表する建築家、ハリー・サイドラーの約40年にわたる仕事をまとめた作品集。個人住宅や集合住宅から、パリのオーストラリア大使館などの公共建築まで、代表作を豊富なカラー/モノクロ図版で紹介。モダニズムを基盤に、彫刻的な造形と構造美を追求した建築の歩みをたどる。
アイデア No.390 writtenafterwards 装綴 ファッションデザインの生態学
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.390(2020年7月号)は、「writtenafterwards 装綴 ファッションデザインの生態学」を特集。ファッションブランド「writtenafterwards」を主宰する山縣良和の創作過程や個人の記憶、軌跡を社会的事象と結びつけながら紹介している。さらにファッションとグラフィックデザインの共通点や相違点に着目し、両者の関係性を通じて新たな表現の可能性を探っている。
アイデア No.381 越境の遍歴 田中義久のパースペクティブ
デザイン誌『アイデア』第381号(2018年4月号)。巻頭特集「越境の遍歴―田中義久のパースペクティブ」では、アートディレクター、ブックデザイナー、アーティストとして活動する田中義久の仕事を100ページ以上にわたり紹介。出版社やギャラリーとの協働を通じて、企画や構想段階から関わるその姿勢を検証している。そのほか特別収録「アイデアNo.379 鈴木一誌特集 刊行記念トークイベント」、連載「アトラス考 生態学的世界観の視覚化」などを収録。
アイデア No.332 グラフィックデザインの変革
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.332(2009年1月号)は、「グラフィックデザインの変革」をテーマにした特集号。マイク・マイヤーやウィル・ホルダーといったデザイナー、さらにデザインスタジオの実践を取り上げ、作品を多数収録している。個人の試みからチームによる取り組みまでを通じて、デザインの方法論や表現の変化を多角的に探り、現代のグラフィックデザインが直面する課題と可能性を示している。
土屋耕一全仕事 広告批評の別冊 4
『広告批評』別冊。軽妙洒脱な言葉と鋭い感性でユニークな広告を数多く手がけたコピーライター、土屋耕一の代表作を紹介。伊勢丹、東レ、資生堂など、時代を彩った企業広告の数々を掲載し、その発想や表現の豊かさを辿る。広告作品だけでなく、制作背景や時代性を感じさせる資料も収録。巻末には糸井重里との対談を収め、広告表現や言葉の力について語り合う貴重な記録となっている。
Soviet Commercial Design of the Twenties ペーパーバック版
1920年代の旧ソ連で展開されたロシア・アヴァンギャルドの広告デザインを集成した資料集。エル・リシツキー、アレクサンドル・ロトチェンコら黄金期を代表するデザイナーの仕事を中心に、ポスターや印刷物など300点以上の図版を収録。構成主義的な造形と言語実験が、商業デザインへと接続していく過程を伝えている。
A to Z of Mod | Paolo Hewitt、Mark Baxter
モッズ・スタイルを視覚的に紹介するヴィジュアルブック。ロンドンのクラブ文化やランブレッタ、音楽やファッションまで、モッズを形づくる要素をアルファベット順にまとめている。オーティス・レディングやマリー・クワント、「レディ・ステディ・ゴー!」などの項目を通して、その背景や歴史もコンパクトに紹介。スタイルとしてだけでなく、生き方や感覚として受け継がれてきたモッズ文化の広がりが伝わってくる1冊。
木霊の再生 | 竹沢美千子
北海道八雲町の木彫り熊作家・柴崎重行の作品世界に魅せられた竹沢美千子による、木彫り熊との出会いや歴史、その魅力について綴った著書。2002年に刊行され、長らく絶版だった著作に大幅加筆・修正を加えた改訂版。著者自身の体験を起点に、八雲の風土や木彫り熊の歴史、柴崎熊の造形に宿る精神性を丁寧に紐解いていく。単なる作品解説にとどまらず、土地に根ざした信仰や自然観、作り手と素材との関係性にまで踏み込み、木彫り熊という存在を文化的・思想的に捉え直している。装画、挿絵は坂巻弓華。
On the Beach 1 | ヨーガン レール
1971年の来日以来、日本を拠点に活動したドイツ出身のデザイナー、ヨーガン・レールによる作品集。浜辺に漂着したごみを拾い集め、ランプシェードとして再生するプロジェクトの制作過程と完成作品約90点を写真とテキストで収録。自然素材や手仕事にこだわり、環境と共生するものづくりを追求してきたレールの最後のプロジェクトを、現場の風景や素材の質感まで含めて丁寧に記録。クリエイティブディレクター・小池一子による寄稿も収められ、作品と理念の背景を多角的に理解できる一冊。
ニライカナイ | 藤井保
数々の広告を手がける写真家、藤井保の作品集。利尻・礼文、父島・母島、壱岐・対馬、波照間・与那国の島国を撮影。海や島全体が雪に覆われた世界や、ガジュマルなどの木々、水面に浮かぶ鳥居、幻想的な別のもうひとつの異境を映し出す。
Augenblicke | Irving Penn
アメリカの写真家アーヴィング・ペンによる作品集。ファースト作品集『Moments Preserved』のドイツ語版として刊行され、『Vogue』誌に掲載された作品を中心に構成されている。フランス、スペイン、イタリア、モロッコ、イギリス、ペルー、ニューヨークなど各地で撮影されたポートレイト、ファッション、静物、ドキュメンタリー写真を収録。ピカソの肖像や、モロッコやクスコでの民族的なポートレイト、職人たちを捉えた「The Small Trades」など、ペンの多彩な視線が8章にわたって展開される。
Issey Miyake 三宅一生
2016年にTASCHENから刊行された『ISSEY MIYAKE 三宅一生』を増補改訂した新版。1960年から2022年までの62年間にわたる三宅一生の活動を網羅し、衣服デザインをはじめ、プロジェクト、展覧会、コレクションなどを豊富な資料とともに時系列で紹介している。革新的な素材や造形を用いた実験的な衣服群と、その背景にある思想を包括的に伝える内容となっており、クリエイティブディレクター小池一子によるエッセイも収録。
Venus & Mercury | Viviane Sassen
オランダの写真家ヴィヴィアン・サッセンによる作品集。2019年にヴェルサイユ宮殿グラン・トリアノンで開催された展覧会にあわせて制作されたもの。閉館後の宮殿や庭園を舞台に、マリー・アントワネットの書簡や彫刻の断片、女性のポートレートなどを撮影し、歴史と現在が交錯するイメージを紡いでいる。鮮やかな色彩とコラージュ的手法によって、記憶や身体、性のイメージを揺さぶる構成。装丁はイルマ・ボームが担当。
黒田アキ AKI KURODA COSMOGARDEN LINES & TANGLES
パリを拠点に活動する芸術家、黒田アキの約45年にわたる創作世界を網羅した大型作品集。黒田が構築してきた独自の世界観「コスモガーデン(COSMOGARDEN)」を軸に、線と絡み合う象徴的な造形表現を多数収録。本江邦夫、よしもとばなな、マルグリット・デュラス、宮島達男らによる寄稿や対談を通じて、作品世界を多角的に読み解き、黒田芸術の本質に迫る。創造の軌跡と思想を一冊に結実させた一大ヴィジュアル・ドキュメント。
The Way You Moved through Me | Peter Jellitsch
オーストリア出身のアーティスト、ピーター・イェリッチによるモノグラフ。無線データ通信によって生じる微細な大気の変化を、数値計測にもとづくドローイングや彫刻として可視化する試みを紹介。精密に測定された数値は、やがて抽象的な身振りのような形態へと変換され、データと感覚、構造と余白の緊張関係を視覚的にも体験させる。
Nul=0: The Dutch Nul Group in an International Context
1961年にアムステルダムで結成された前衛美術集団「ヌル(Nul)」の活動を、国際的文脈から検証する一冊。アルマンド、ヤン・ヘンデリクセ、ヘンク・ピーテルス、ヤン・スホーンホーフェンらを中心に、ドイツのゼロ・グループ、フランスのヌーヴォー・レアリスム、日本の具体美術協会などと呼応しながら、1960年代ヨーロッパ前衛の潮流を形づくった。本書は2011年のステデリック美術館での回顧展にあわせて刊行され、インタビュー、論考、アーカイヴ資料、年表を通して、連続性や反復を軸とした彼らの表現とその影響を包括的に伝えている。
横尾忠則全絵画
日本を代表する画家・グラフィックデザイナー、横尾忠則の全絵画集。1960年代の初期作品から、1981年の〈画家宣言〉を経て1996年に至るまでの345点を、大判図版と解説を添えて収録している。ピンクガール、ポスターシリーズ、コラージュ作品など、多彩な芸術表現を通して横尾忠則の全絵画を体系的に提示している。
Affonso Eduardo Reidy: Brazilian Architects
20世紀ブラジルを代表する建築家・都市計画家、アフォンソ・エドゥアルド・レイディの仕事を紹介する作品集。1930年から1964年にかけて手がけられた公共施設、都市計画、集合住宅を中心に、図版と解説を通してその全体像をたどっている。社会住宅や都市計画に関する長年の調査研究をもとに、国家や公共部門が推進した建築の中で、レイディが示した社会的視点と未来志向のデザインを検証。
Affinities: A Journey Through Images from The Public Domain Review
非営利プロジェクト「The Public Domain Review」の10周年を記念して刊行されたビジュアルブック。500点を超える歴史的な版画、絵画、イラスト、写真、スケッチなどを横断的に収録し、時代や分野を越えて連なっていく視覚表現の“親和性(Affinities)”を浮かび上がらせる。アートブックであり、資料集であり、万華鏡のような視覚詩でもある一冊。ページをめくるごとに新たな発見を促し、視覚文化への想像力と探究心を静かに刺激する内容となっている。
雪国の民俗 | 柳田国男、三木茂
日本民俗学の父・柳田國男と、記録映画のプロデューサーで撮影監督・三木茂が共同でまとめた、雪深い地域の暮らしと文化を描いた民俗誌。1940年から1941年までの約一年にわたる調査と記録を基に、「土に生きる人々」「農村歳時記」「衣食住と民具」「信仰・まじない・その他」の章立てで構成されている。雪に閉ざされる北国の農村における日常生活や季節の労働、年中行事、民間信仰や風習を、豊富な写真・図版とともに克明に記録している。柳田による民俗学的考察と、三木が捉えた農民の肖像や日常の風景は、記録性と同時に作家的な味わいを備え、本書を貴重な民俗資料として際立たせている。
Mirages | Lieven Hendriks
オランダのアーティスト、リーヴェン・ヘンドリクスの約20年にわたる制作をまとめた作品集。日常の中に人の痕跡が残るモチーフを起点に、光の操作やトロンプルイユ的な効果を用いながら、希望や安らぎ、欲望といった抽象的な概念を表現している。平面でありながら立体的にも見える画面は、見ることの確かさを揺さぶり、絵画の本質や価値を静かに問いかける。時間性と永遠性、存在と不在、真実と虚構のあいだに生じる緊張関係が、作品全体を貫いている。
Twenty Nine Pictures | Hannah Starkey
イギリスの写真家ハンナ・スターキーによる作品集。2011年にウォーリック大学ミード・ギャラリーで開催された展覧会にあわせて刊行され、約10年ぶりとなる美術館での個展を記録したもの。フィルムからデジタルへと制作方法を移行した時期の作品を中心に、現代社会のなかで生きる人々の距離感や孤独、かすかな希望を、演出された日常の場面として描き出す。映画のワンシーンを思わせる静かな構図は、明確な物語を示さず、鑑賞者の想像力に委ねられている。
Faraway/Nearby | Jan Tove
スウェーデンの写真家ヤン・トーヴェによる作品集。約10年にわたり、幼少期を過ごしたスウェーデンの田園地帯へ何度も足を運び、風景やそこに暮らす人々を撮影している。都市から離れた故郷に立ち返ることで、変わりゆく環境と変わらない営みが静かに浮かび上がる。写真には記憶の断片のような叙情性と、現在を見つめる冷静な視線が共存しており、自然や伝統、人と土地との関係が淡々と記録されている。全体を通して現れる赤い色彩は、この場所に「在り続けようとする意志」を象徴するかのように、控えめながら強い印象を残す。
Fred W. McDarrah: New York Scenes
アメリカの写真家フレッド・W・マクダーラによる作品集。約50年にわたり新聞『ヴィレッジ・ヴォイス』の専属写真家として活動し、ニューヨークのダウンタウン文化を内側から記録してきた仕事をまとめている。バーやカフェ、ギャラリー、アパートやロフトに集った作家や芸術家、ミュージシャンたちの姿を捉え、ジャック・ケルアックの朗読、ボブ・ディランの佇まい、アンディ・ウォーホルのファクトリー、ストーンウォール暴動といった歴史的瞬間も収める。
Hotel Nacional Rio | Olaf Nicolai
ドイツのアーティスト、オラフ・ニコライによるアーティストブック。オスカー・ニーマイヤー設計の名建築「ホテル・ナショナル・リオ」のその後を記録した作品集。1972年に開業し、1980年代にはブラジルの社交界を象徴する存在だった同ホテルは、1995年に閉鎖。2014年のFIFAワールドカップに向けた再開発が計画されていたが、本書はその途上にあった2011年9月、荒廃が進む建物をニコライが訪れ、数百点に及ぶ写真で丹念に記録したもの。
CMにチャンネルをあわせた日 杉山登志の時代
「コマーシャル・フィルム界の黒澤明」と称されたCMディレクター、杉山登志の軌跡を辿る書籍。37歳で早世した鬼才の生涯と創造の軌跡を、同時代に仕事を共にした著名人によるエッセイやインタビューを通して描き出している。テレビCMが新しい映像文化として開花した時代に、杉山がいかに表現を革新したかを多面的に検証。編集は馬場啓二と石岡瑛子が手がけ、映像表現の黎明期に刻まれた杉山登志の思想と影響力を浮かび上がらせている。
Brooklyn+Klein | William Klein
20世紀を代表する写真家ウィリアム・クラインが、ブルックリンの街を初めてデジタルカメラで撮影した作品集。ソニーの依頼によるプロジェクトのもと、店先のきらめく色彩や夜のスーパーマーケット、警察署の内部、コニーアイランドの浜辺まで、街をかたちづくる瞬間を途切れない勢いで捉えている。クラインならではの“ノールール、ノーリミット”という姿勢はデジタル技術と結びつき、都市に潜む雑多さと活力をより直接的に示す視覚体験へと昇華。ブルックリンの多層的な魅力を、自由奔放なまなざしで鮮やかに描き出している。
Walker Evans: American Photographs(Books on Books)
入手困難な名作写真集をページ単位で再検証する〈Books on Books〉シリーズの一冊。アメリカの写真家ウォーカー・エヴァンスの代表作『American Photographs』を、全ページ収録で紹介。1930年代アメリカの貧困や社会の現実を静謐な視線で捉えた87点の写真に加え、リンカーン・カースティンによる名エッセイ、研究者ジョン・T・ヒルの論考も収録。
NYC Makers: The 2014 MAD Biennial
2014年にニューヨークのミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザインで開催された展覧会に際して刊行されたカタログ。「ニューヨーク・メイカーズ MADビエンナーレ」は舞台装置デザイナーや楽器の職人、メディアアートにいたるまで、様々な分野のクリエイティブに焦点を当てた展示であり、卓越した職人技を持ちながらも普段美術館で作品を展示しないような舞台裏で活躍するおよそ100人のアーティスト、職人、デザイナーの作品群を紹介している。
Future Proof? On Going Research 2015-2020 | Samy Rio
フランスのデザイナー、サミー・リオによる2015年から2020年までの研究をまとめた一冊。自然素材の可能性やその現代的な使われ方を問い直し、より持続可能なデザインの実践を探るプロセスに焦点を当てている。アトリエ・ルマとの協働や各地でのレジデンスを通して生まれた、接合部や構造、システム、オブジェやマイクロオブジェなどの試作を多数収録。素材や技術を一つひとつ分析しながら、日常の新しい道具や使い方のあり方を考察している。
Lance Wyman: Process. A proposal for the 1976 USA Bicentennial Identity
アメリカのグラフィックデザイナー、ランス・ワイマンによる作品集。1976年のアメリカ独立200周年記念事業に向けて制作された、ロゴおよびグラフィック・アイデンティティのデザインプロセスを記録している。当時ワイマンが一点物として制作した革装の「スケッチブック」をほぼ原寸で再現したもので、アイデアの発想から検討、洗練に至るまでの思考の軌跡を丁寧にたどることができる。
Analog Algorithm: Source-Related Grid Systems
グリッドシステムを基盤としたグラフィックデザインの技法書。レイアウトの基本構造からフォントやロゴ制作、さらにはデザイン全体を貫くルールの構築方法までを豊富な図版で解説している。具体的な応用例を示しながら、秩序と自由を両立させるデザインの思考法を提示。理論書であると同時に実践的なワークブックとして活用でき、デザイン教育や創作の現場においても大きな助けとなる。インスピレーションの源泉として、新たな可能性を探る視点を与えている。
Elnias Forest エリナスの森 | 津⽥直
写真家津田直による作品集。バルト海東岸の国リトアニアを舞台に、4年にわたり撮影を続けたシリーズを収録している。森に根付く伝承や儀式、自然と共生する暮らしに焦点を当て、人と自然の関係を静かに見つめている。大地や樹木、祈りの場といったモチーフを通して、土地に息づく文化や信仰が浮かび上がり、写真を通じて自然と人間の精神的つながりを探る。
Eileen Gray | Francois Baudot
モダン・デザインの先駆者のひとり、アイリーン・グレイの仕事と生涯を紹介する回顧録。約70年にわたりパリを拠点に活動し、漆の屏風や家具、照明、カーペットなど、快適さと造形美、強い個性を備えたデザインでアール・デコ期に高い評価を得た。のちに独学で建築を学び、南仏に革新的な住宅を設計。ル・コルビュジエら同時代の建築家からも注目されたが、その真価が広く認識されたのは1976年の没後であった。現代の感性と深く響き合うグレイの思想と表現をあらためて描き出している。
Latin American Houses | Mercedes Daguerre
ラテンアメリカにおけるモダニズム建築の展開を紹介する建築資料集。メキシコ、チリ、ブラジル、ペルー、ウルグアイ、アルゼンチンに建てられた19の住宅をケーススタディとして取り上げ、それぞれの設計思想や背景を解説している。プリツカー賞受賞建築家パウロ・メンデス・ダ・ロシャをはじめ、地域を代表する建築家たちの作品を豊富な図版とともに収録。
ジャパニーズ・アーキテクチュラル・モデルズ 2015 | ホンマタカシ
写真家ホンマタカシによる作品集。丹下健三以降の日本建築を象徴する建築模型約40点を撮り下ろして収録している。2014年から2015年にかけて金沢21世紀美術館の開館10周年を記念して開催された展覧会「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」で展示された模型を中心に構成。建築家の構想が凝縮された模型を写真として捉え直し、戦後日本建築の軌跡を新たな視点から切り取っている。
アサヒカメラ増刊 ハイ!マリー
『アサヒカメラ』増刊として刊行された、篠山紀信による写真集。モデルはマリー・ヘルヴィンとその兄弟姉妹。ハワイ(モロカイ島)で過ごす一週間を、カラーとモノクロで撮影している。リラックスした日常の気配と、自然体の美しさをとらえた一冊。
アサヒカメラ増刊 北井一夫「村へ」
『アサヒカメラ』の増刊号として発行された、北井一夫の写真集。『アサヒカメラ』で連載され、第一回木村伊兵衛写真賞を受賞した北井一夫の代表作シリーズ「村へ」を増刊号として再度特集掲載したもの。「稲刈りのころ」「湯治場」「雪の中で」「田舎道」「お盆」など、日本の農村を歩きながら、そこに暮らす人々の生活や営み、農村の静謐な息づかいを丁寧に映し出している。
アサヒカメラ増刊 Hiroshima ヒロシマ 土田ヒロミ
『アサヒカメラ』増刊として刊行された、土田ヒロミの写真集。被爆の痕跡が日常の風景に埋もれていく様子を記録した「ヒロシマ・モニュメント」、作文集『原爆の子』の作者を追った「ヒロシマ 1945–1979」、被爆資料を写した「ヒロシマ・コレクション」の三章で構成。1970年代半ばから広島と向き合ってきた土田が、抑制された視線で記憶と現在をつなぎ、「ヒロシマ」という問いを静かに投げかけている。
日本の民家 信州・甲州
日本各地の民家をテーマにしたシリーズ写真集の「信州・甲州」編。ぶどう畑と甲州農家、宿、茅葺の民家、水田に映る白壁など、民家の外観や内部、集落の風景をモノクロ写真で収録。各写真には説明が付され、信州・甲州地方略図や地方街道図、建築史家・伊藤ていじによる解説も掲載。