堀内誠一 絵の世界 | 林綾野
2023年から2024年にかけて開催される展覧会の図録。グラフィックデザイナー、アートディレクター、絵本作家の堀内誠一の『絵』に焦点を当てて紹介。1950年代から1970年代後半にかけて描かれた油彩、素描や絵本、イラストレーション、ポスター、ロゴ、旅の風景などのオールカラー図版、解説を収録。
日本タイポグラフィ年鑑 1998 | グラフィック社
日本タイポグラフィ協会が選出した1998年度の年鑑。審査員によって選出された作品ほか、ロゴタイプ、タイプフェイス、ピクトグラム、グラフィックなど11のカテゴリーに分けて作品を収録。
松永真のデザインワーク展 | 株式会社第一紙行
1989年に開催された展示の図録。グラフィックデザイナー・松永真の仕事から、代表的なポスター、パッケージデザイン、ロゴデザインなどを厳選して収録。亀倉雄策、田中一光、ルウ・ドーフスマン、ソール・バスらがテキストを寄せている。
11月の店舗営業日
2024年11月の店舗営業日をお知らせいたします。 今年も残すところあと2ヶ月となりました。今月は9日(土)10日(日)の週末にARP COFFEEさんとenlivenさんの出店、23日(土)から『Kankyo Reco […]
Sudek and Sculpture | ヨゼフ・スデック
「プラハの詩人」と称されるチェコ出身の写真家、ヨゼフ・スデックの作品集。スデックが最も愛した彫刻という被写体に焦点をあてたもの。1920年代から1970年代にかけてプラハの都市風景を写した作品で知られるスデックの知られざる一面を紹介している。 英語表記。
Tokyo Fishgraphs | 2020 | 原田直宏
写真家、原田直宏の作品集。2020年に開催予定だった東京オリンピックの準備から開催期間を通して東京への愛と皮肉を交え、日本の視覚文化の奇抜な探求をテーマに世界へ向けて表現する。日本の重要な食文化である魚を現代の見立絵として撮影し、歌川広重の浮世絵を交互に並べ「洒落」や「ずれ」の視覚的なユニークさを追求した1冊。
Karl Blossfeldt: The Complete Published Work | カール・ブロスフェルト
ドイツの植物学者であり写真家、カール・ブロスフェルトの写真資料集。30年以上にわたり何千もの植物の撮影を続けた美しく独創的な作品の数々を紹介する。植物の茎や節、花や実、葉などをクローズアップし、モノクロ撮影された作品図版とともに解説を収録。
Flora ハードカバー版 | Nick Knight ニック・ナイト
ヨージ・ヤマモト、ディオールなどの仕事で知られるファッション写真家、ニック・ナイトが、ロンドンの自然史博物館の植物園の所蔵する植物標本の中から厳選した46種を撮影した写真集。それぞれの標本の名前・種類や年代、その特徴などの解説付。自然の作り出す美しさを感じられる一冊。ハードカバー版。 英語表記、
Wolfgang Tillmans: Freischwimmer | ヴォルフガング・ティルマンス
ドイツを代表する写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの展示図録。タイトルの「Freischwimmer(フライシュヴィマー)」はドイツ語で「自由に泳ぐ人・自由に生きる人」と「初めてのスイミング・テスト」を意味する。図版約70点とインタビューなどのテキストも掲載。
Wolfgang Tillmans: 2017 | ヴォルフガング・ティルマンス
2017年Tate Modernにて開催された展覧会のカタログ。ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの作品集。2003年以降の社会や政治的側面を反映したテーマを中心とした作品が収められている。写真作品、ビデオ、デジタルライドプロジェクション、インスタレーション、展示の様子など豊富な図版とともに解説を収録。 英語表記。
Wolfgang Tillmans: Serpentine Gallery | ヴォルフガング・ティルマンス
イギリスのサーペンタイン・ギャラリーで開催された展示のカタログ。ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの2006年から2010年にかけての作品を紹介。抽象への探求と具象への新たなフォーカスを並行してアプローチする。カラーによる作品図版とともに解説を収録。 英語表記。
Napping Dog | 214
中国出身の写真家、214による作品集。自身のクラス中国の貴州をカメラを持ち歩き撮影する。小説家・汪曾祺の作品『邂逅』の一説に感銘を受け、日常の写真から美しくも取るに足らない瞬間を切り取る。 中国語、英語表記。
上田義彦広告写真集 | 光琳社
写真家、上田義彦の作品集。サントリー、DCカード、資生堂、西武など、1985年から1993年までの代表的な広告写真を収録。人物、オブジェ、果物、あらゆる被写体とその美を映し出す。
東松照明と沖縄 太陽へのラブレター | 沖縄県立博物館・美術館
2011年に沖縄県立博物館・美術館で開催されたで展覧会の図録。40年以上にわたって沖縄に眼差しを向け続け、沖縄の写真家にも多大な影響を与えてきた戦後日本を代表する写真家、東松照明。本書は沖縄に関する重要な写真シリーズから、2011年に撮影された最新作にいたるまで240点の写真をカラー、モノクロ図版で収録。
Birds | Jim Dine ジム・ダイン
アメリカの芸術家、ジム・ダインによる写真集。あるカラスを追うことで、同類他種の動物たちとの関係性、環境との対比などを社会的イメージを映し出す。
The Zone | 田村玲子
写真家、田村玲子の作品集。ある郊外の一帯を十数年かけて撮り続けたシリーズをまとめたもの。なにもない平地に建つ施設、真っ白なコンテナ、カーブした道路。年月の経過とともに淡々と収められていく景観とどこか暗雲とした空気を含む1冊。
Five Photographers | Zhang Zhizhou
北京出身の写真家、Zhang Zhizhou(チャン・ズーヂョウ)の作品集。『Q、M、K、T、S』という5人の架空の写真家による作品とともにストーリーを創り上げる。ズーヂョウがそれぞれの写真家たちのキャラクターへと入り込み、自身のアルバム写真や過去の作品から再構成する。 中国語、英語表記。
Piero Manzoni: Achrome | ピエロ・マンゾーニ
イタリア出身の画家、彫刻家のピエロ・マンゾーニによる作品集。プリーツ加工されたキャンバス、フェイクファー、ポリスチロール、綿、グラスファイバーなど様々な素材を用いた「アクローム」シリーズをまとめたもの。作品図版と併せて解説を収録。 フランス語表記。
Brian Eno: Ambient Kyoto ブライアン・イーノ・アンビエント・キョウト
2022年に京都中央信用金庫旧厚生センターで開催された展覧会の図録。アンビエント・ミュージックの創始者であり、ヴィジュアル・アートに大きな影響を与えたアーティスト、ブライアン・イーノによる音と光のインスタレーション作品を、豊富な図版資料と解説とともに収録。 日本語、英語表記。
Arnold Quetsch: Ephemera | アルマンド・クエッチ
ルクセンブルクの写真家、アルマンド・クエッチの作品集。ポートレート、剥製、生物、風景などを被写体とした、不穏さと幻想が織り交ぜられたような独特の世界観の写真をカラー、モノクロで収録。 フランス語表記。
The Drawn Out Moment | Shi Guowei
中国出身の写真家、Shi Guowei(シ・グオウェイ)の作品集。草原や岩山、森、人物などのオリジナルのモノクロ写真に色彩をつけて表現する。色彩をつける際のプロセスで受けた感情や光景の記憶を辿り作品を創り上げる。 中国語、英語表記。
Neverland Lost: Une Portrait de Michael Jackson | Henry Leutwyler ヘンリー・ルートワイラー
スイスの写真家、ヘンリー・ルートワイラーが、マイケル・ジャクソンの遺品を収めた写真集。「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンによって建設された夢の施設、「ネバーランド」。そこに収められていたステージ衣装や靴、ハット、グローブなど、氏の遺品コレクションを多数収録。輝かしくも寂しさの宿るコレクションの数々は、氏の生涯の光と影をも語っているかのように感じられる。
熊谷守一画集 | 日本経済新聞社
画家、熊谷守一の画集。大判の原色図譜を多数収録するほか、熊谷守一自身による自伝、今泉篤男のエッセイ「熊谷守一 その人と絵」なども収録。自然や身の回りの物事にあたたかな視線を注ぎつづけた氏の世界観を堪能できる一冊。装丁は原弘。限定1300部発行のもの。
Nicolas de Stael | ニコラ・ド・スタール
2003年にポンピドゥー・センターで開催された展示のカタログ。ロシアで生まれ、フランスで活動した画家ニコラ・ド・スタールのその生涯を辿る。1914年から晩年の1955年までを時代別にカテゴライズして210点の作品図版とともにエッセイ、書簡、解説などを収録。 フランス語表記。
Dana Sculptures | イヴ・ダナ
スイスを拠点に活動する彫刻家、イヴ・ダナの作品集。鉄の作品をはじめ、ブロンズ、石膏など1982年から1999年にかけて制作された作品を紹介。カラーによる大判の図版65点、モノクロによる彫刻カタログ180点とともに解説を収録。神秘的で古代文明を想起させる造形の数々が収められている。
有元利夫 女神たち ハードカバー版 | 美術出版社
画家、有元利夫の作品集。どこか神秘的な雰囲気を漂わせる「女神」たちが、孤独な世界で曲芸、手品、舞踏をする姿を描いたペインティングや、立体造形作品をカラーで多数掲載。その他、エッセイやセルフポートレートも収録し、前田常作、米倉守らが寄稿。
封印された星 瀧口修造と日本のアーティストたち | 巖谷國士
文学者、随筆家、写真家、小説家など多方面で活躍する巖谷國士によるエッセイ集。瀧口修造と、瀧口修造に関わりのあったアーティストらをめぐるエッセイをまとめたもの。「加納光於 『運動』ー旅人たち」「野中ユリ 自我の集中と払散について」「澁澤龍彦 『裸婦の中の裸婦』をめぐって」などを収録。
今日の彫刻 | 冨井大裕
2023年に栃木県立美術館で開催された展示のカタログ。現代アーティスト、冨井大裕の既製品を用いて表現された作品を紹介。ちりとり、ゴミ箱、ブックスタンド、空き缶、スーツケース、本来の役割から開放されたモノたちが新たな作品へと生まれ変わる。カラー図版、解説を収録。
嶋田しづ | 美術出版社
フランスへ渡り抽象表現を極めた画家、嶋田しづの作品集。1963年から2003年にかけて制作された作品を紹介。リズミカルで、やさしく鮮やかな色彩の油彩を中心に、水彩、リトグラフの作品図版とともにベルナール・ノエルによる詩、大岡信、本江邦夫らによる寄稿、解説を収録。
YMO TOKYO DOME 1993 6.10-11 | YMO
坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏で結成されたイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のヴィジュアル・ブック。再結成された1993年の東京ドーム公演に際して発行されたもの。スタジオ写真や、坂本龍一の「テクノドン制作ノート」、「細野晴臣の脳波」など、様々なイメージが混ざり合ったYMOワールドが凝縮された一冊。全頁袋綴じなど造本にも注目。
デンマークの椅子 | 織田憲嗣
ハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセンなどデンマークの代表的な椅子デザイナー64名170作品をカラー写真で紹介。主要作品には面図、デザイナーの紹介、作品解説付。
Knoll Home & Office Furniture | Schiffer
アメリカのインテリアデザインカンパニー「Knoll(ノル)」社の製品アーカイブ集。1938年から2005年までに製造・販売した製品の記録をまとめたもの。マルセル・ブロイヤー、ミース・ファン・デル・ローエ、イェンス・リソムらがデザインした、テーブル、ベッド、デスク、キャビネットなどのモダンデザインファニチャーの数々を紹介する。 英語表記。
日本色名大鑑 | 上村六郎、山崎勝弘
日本古来からの伝統色82色の手染め実物裂地を貼布した、日本の色と色名の資料集。引き染めによっていくつもの染め重ねが行われた美しい染色裂に、それぞれ色名の解説が添えられている。
萬葉色名大鑑 | 上村六郎
万葉歌の中に登場する色名52色の手染め実物裂地を貼布した資料集。美しい染色裂に、その色名が登場する万葉歌、そして解説が添えられており、巻末には摺衣に使われた花、植物の写生図5枚が収められている。
Texture: Makiko Minagawa | 皆川魔鬼子
テキスタイルデザイナーで染織作家の皆川魔鬼子の作品集。ISSEY MIYAKEで長年テキスタイル・ディレクターを務め、伝統技術や環境への配慮などを踏まえた生地や素材を提供し、ブランドに唯一無二のイメージを構築させた皆川氏。本書は実際の生地のサンプルが挟み込まれたシート30部と、カラーチャートのような生地色見本シート9部をまとめた「Colour」、そして写真家、田原桂一が皆川のテキスタイルを写真に収めた冊子「TEXTURE」の3部から構成されている。三宅一生や安藤忠雄、田中一光らが寄稿。
江戸のデザイン | 草森紳一
評論家・草森紳一が江戸のデザインを語るエッセイ集。「自在の視座に立つ」書と著者自身がいうように、史学者や民俗学者、美術・デザインの研究家などの視点とは違った草森紳一らしい切り口で江戸のデザインを論じる。装丁は横尾忠則。
The Popular Arts of Mexico | Kojin Toneyama
メキシコの伝統的な民芸品を紹介する資料集。英語版。地域ごとの風土の特徴とともにプロダクトデザインをカラーで掲載。陶芸、ビーズ細工、染織物、木彫刻など人と大地のエネルギーを感じる鮮やかな品々が並ぶ。
松井源吾作品集 1955-1989 | 鹿島出版会
構造設計者、松井源吾の作品集。1955年から1989年にかけて手掛けられた、中銀カプセルタワービル、ソニータワー、世田谷美術館ほか、学舎やホテル、公共施設など多岐にわたる構造設計作品について、内外観と設計図を掲載。
心願の美 民俗の祈りの系譜 | 高橋南勝
写真家、高橋南勝の作品集。3年の月日をかけ、古来より伝わる日本の信仰や風習を撮影したもの。青森のおしらさま、各地の石仏、沖縄のシーサー、神社に奉納された品々などを収録。巻末には各写真の解説や地図を掲載。監修は岩宮武二、テキストは岡本太郎、桜井徳太郎によるもの。
琉球陶器 人間国宝 金城次郎 | 琉球新報社
沖縄県初の人間国宝である琉球陶器の陶芸家、金城次郎の大判作品集。魚や海老などを伸びやかに描いた壺や瓶、食器などの陶芸作品をを多数収録。琉球陶器の歴史の解説や、柳宗理や柳宗悦らによるテキストも収録。限定1000部刊行。
Wild Beads of Africa | Billy Steinberg
アフリカのパウダーグラス・ビーズのビジュアル資料集。19世紀にガーナやトーゴのアシャンティ族やエウェ族の人々が、割れた瓶や窓ガラスなどから採取したガラスを細かく砕いて作ったビーズを多数収録。手作りの風合いを生かした光沢のある色鮮やかな作品をカラー写真で紹介するとともに、歴史、分類、ガラス製造技術についてのテキストも収録。 英語表記。
石水館 建築を謳う | 白井晟一 ほか
建築家、白井晟一による「静岡市芹沢銈介美術館 石水館」の建築についてまとめた1冊。登呂遺跡公園の一角に建てられた白井晟一最晩年の美術館建築を紹介する。設計から現場の作業過程、職人たちへのインタビューほか、カラー・モノクロの図版とともに解説を収録。
古物美学 | 梅田晴夫
フランス文学者、小説家などとして活躍した梅田晴夫による古物美術論。「骨董と古物のちがい」「男性のための古物蒐集」「アンティックの魅力」など、著者のアンティークに対する愛と情熱を感じる評論を多数収録。
nendo ghost stories | 佐藤オオキ
デザイナー、建築家の佐藤オオキによって設立されたデザインオフィス、nendo(ネンド)の写真資料集。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど、様々なデザインを数多く手がけているnendoによるプロジェクトの制作現場を写真家の樋口兼一が撮影したもので、貴重な制作のプロセスやデザインが生み出される過程を垣間見られる一冊。nendoの世界観を投影したかのようなシンプルな装丁も特徴的な一冊。