The Good Life | Jasper Morrison ジャスパー・モリソン
プロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンのフォトエッセイ集。壊れた植木鉢、並んでいるテーブル、古い車のホイールに巻かれたホースなどにはどんな意味があるのか、一見平凡に見える光景の背後にあるストーリーと想像し、考察する。 英語表記。
壁・窓・格子 写真集 普及版 | 増田正
増田正による建築資料集・普及版。日本全国津々浦々の家屋の壁・窓・格子を集めたもの。著者自らの足で撮り続けてきたそれらを地域別に編纂し、風土とあわせた特徴・傾向を捉えることができる。
Chair 椅子 | 遠山孝之
写真家、遠山孝之が"椅子のある空間"を撮影した写真集。街角、公園、カフェテラス、水辺、庭、ストリートと6つの章に分けて全編カラーで収録。コペンハーゲンや、パリ、サン=トロペ、箱根など世界各国の椅子を通してみえる情景、その空間を感じることができる一冊。
ノーマ 北欧料理の時間と場所 | レネ・レゼピ
北欧料理に革命をもたらしたとして世界で高く評価されているシェフ、レネ・レゼピによる料理写真集。美しい撮り下ろし写真とともに、90種類以上のレシピを紹介。
餅の博物誌 | 古川瑞昌
日本風俗史研究家、古川瑞昌による「餅」を通したカルチャー評論。「信長と団子」「餅の絵アラベスク」「餅の形態論」などを収録。著者が二十余年にわたって集めた餅の研究資料から、種々雑多な材料をつきまるめた博物誌。
イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる | 国立新美術館、国立民族学博物館
2014年に国立新美術館・国立民族学博物館を巡回した「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」の展覧会図録。世界各国の伝統的な民芸品を通し、人・神・時間などに対するイメージの普遍性を博物館・美術館それぞれのアプローチで問う。
北欧モダン デザイン&クラフト | 東京オペラシティアートギャラリー ほか
2007年に東京オペラシティアートギャラリーをはじめ、国内を巡回した展示の図録。デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧4カ国で生まれたデザインと工芸を広く紹介。「北欧モダン」黄金期にあたる1950〜60年代のプロダクトデザインを中心に、図版と解説を収録。
花宇宙 アジアの染め・織り・飾り | 杉浦康平、後藤多聞
1992年に開催された、「花宇宙 アジアの染め・織り・飾り」展の図録。花柄を身に纏うことによって、人は樹となり花となり、「生命の樹」のイメージを心の中に育んできた。企画にはグラフィックデザイナーである杉浦康平も参加し、アジアの生活にあらわれる「生命の樹」イメージを、染め物や織物、飾り、生活用具などから読み解く。
上野リチ ウェーンからきたデザイン・ファンタジー
2021年から2022年にかけて開催された巡回展のカタログ。ヨーゼフ・ホフマンに学びウィーン工房の一員として活動し、京都移住後は上野伊三郎と結婚し、テキスタイルデザインを中心に活動した上野リチ(フェリーツェ・リックス)の作品を紹介。上野リチによる花やキャンディ、貝殻などの美しく華やかな色彩のテキスタイルデザインや、ヨーゼフ・ホフマン、コロマン・モーザー、ブルーノ・タウトほか、同時代に生きたデザイナーたちの作品、解説も併せて収録。
チェコ・デザイン 100年の旅展 | チェコ国立プラハ工芸美術館
2019年から2020年にかけて各地を巡回した、同名展示の図録。19世紀末から現代にいたるまで、100年間のチェコ・デザインを紹介。アール・ヌーヴォーの旗手として知られる画家、アルフォンス・ミュシャをはじめ、チャペック兄弟の絵本、アニメーション、プロダクト、玩具など、幅広いデザインを約250点収録。チェコ・デザインの世界を、小さな旅のように楽しむことができる。
アール・デコ様式 朝香宮がみたパリ | 東京都庭園美術館
2003年に東京都庭園美術館で開催された同名展示の図録。アール・デコのエッセンスに日本的な感性を加味した旧皇族・朝香宮の邸宅(現・東京都庭園美術館)。この稀有な建築物がどのような経緯で作られたのか、また同時代を象徴する品々をなどを紹介。
永井一正ポスター美術館 | 六耀社
日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正のポスター作品集。1957〜2013年にかけての、500にも及ぶポスター作品をカラーで多数収録。テキストでは、「僕のデザイン哲学」、「亀倉先生について」、「アートとデザイン」などを収録。構成・インタビュー・アートディレクションは永井一史。
石岡瑛子風姿花伝 Eiko by Eiko | 求竜堂
パルコの広告、マイルス・デイビス「TUTU」のジャケットデザイン、北京オリンピック衣装、そして様々な映画作品の衣装デザインなど世界的に活躍したデザイナー・石岡瑛子の作品集。衣装デザイン、グラフィックデザインの代表作品の豊富な図録に、黒澤明、イサムノグチ、三宅一生、松岡正剛、坂本龍一、田中一光、糸井重里、角川春樹などによる寄稿も併せて掲載。
Bob Gill Graphic Design | ボブ・ギル
デザイン集団「ペンタグラム」の創立者のひとりであり、イラストレーター、グラフィックデザイナーのボブ・ギルのデザイン資料集。ボブ・ギルの30年にわたる仕事の数々とともに、独創的なその作品群にまつわるデザイン論を綴る。146点の作品図版、解説を収録。
The Music Library: Graphic Art And Sound | Jonny Trunk
アニメやコマーシャル、映画やテレビ番組で使用するためだけに作られた、ソースミュージックやムードミュージックとも呼ばれるライブラリーミュージックのジャケット・アートワークをまとめたもの。ザ・スペシャルズ、ルーク・ヴァイバート、ジョニー・トランクら、1950年代から1970年代のLPジャケットの数々を収録。
Rudolph de Harak Graphic Designer: Rational Simplicity | ルドルフ・デ・ハラック
アメリカのグラフィックデザイナー、ルドルフ・デ・ハラックの作品集。1924年から2002年までのレコードや本、家具や展示会などのデザイン作品とデ・ハラックの生涯を6つの章で構成している。デ・ハラック最初で唯一となる出版物。 英語表記。
タイポグラフィ: タイポグラフィ的造形の手引き | エミール・ルーダー
スイスのタイポグラフィの巨匠、エミール・ルーダーのタイポグラフィ論集。日本語版。豊富な作品図版とともに、ルーダーの思想と方法を体系化することで氏の哲学をまとめあげた名著。
平野甲賀の仕事 1964-2013 | 武蔵野美術大学
2013年に武蔵野美術大学で開催された展示会「平野甲賀の仕事 1964-2013」の図録。1964年から2013年までに平野甲賀が手がけた仕事の全貌を紹介し、その独特なデザインと描き文字の源流を辿る。フォント「コウガグロテスク13」がインストール可能なCD付き。
猫の肖像 | 山城隆一
亀倉雄策、原弘とともに日本デザインセンターを設立したグラフィックデザイナー、山城隆一の作品集。個展のために描いた作品や、雑誌に掲載された挿絵など、猫にまつわるペインティングやコラージュをカラーで収録。当時の出来事などを綴ったエッセイも掲載されている。猫をやさしく見守るような視点の、あたたかみのあるタッチが印象的な画集。
Layout and Design for Calligraphers | Alan Furber
西洋や中東などにおける書法・カリグラフィーの資料集。レイアウト、デザインの作成など作品図版を用いて、カリグラフィーのあらゆる側面を実例を通して紹介する。
Laforet: Super Graphics ラフォーレ原宿の広告30年史 | 誠文堂新光社
東京・表参道のショッピングセンター、ラフォーレ原宿の30年間の広告をまとめたビジュアルブック。1978年から2008年にかけての広告を年代順に収録。ポスターなどの広告作品のほか、大貫卓也、野田凪、青木克憲らアートディレクターのインタビューを紹介する。
複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡 | 川崎市市民ミュージアム
2009年に川崎市市民ミュージアムで開催された「複々製に進路をとれ 粟津潔 60年の軌跡」展の図録。グラフィックデザイナー、そして芸術家としても「複製」という手法を多用してきた氏が、自身の作品を手がかりに、コピーが持つ芸術性を改めて定義する。
BOX-ER 木村勝のパッケージング | 六耀社
日本のパッケージデザインの先駆者、木村勝の作品集。菓子や飲料のパッケージ、自身が立ち上げたゾナルト・アンド・カンパニーの仕事、マーク・ロゴタイプなどを収録。戸田正寿やペーター佐藤、松永真らが寄せたテキストも収録。装丁は仲條正義によるもの。
The Art of Eric Carle | エリック・カール
「はらぺこあおむし」の作者としても世界的に知られる絵本作家、エリック・カールの経歴や作品を紹介したもの。自伝的エッセイに加え、親交の深い人々からの寄稿、そしてフルカラーの作品図版や制作プロセスの解説など、エリック・カールの魅力を余すことなく紹介する。 カバーにヤケ・シワ有。小口・本文ともに経年並。
装幀=菊地信義の本 1988-1996 | 講談社
装丁家・菊地信義の作品集。1988年から1996年の間に手がけたブックデザイン150点をオールカラーで掲載。澁澤龍彦、村松友視、俵万智らの著作のほか、文庫シリーズも一挙収録。寄稿は粟津則雄、西谷修他。自著自装、構成・レイアウトは芦澤泰偉、岩崎美紀。
街のレタリング 1 ヨーロッパ 1 | 桑山弥三郎
書体デザイナー、桑山弥三郎が様々な都市のレタリングを紹介する「街のレタリング」全4巻シリーズ、ヨーロッパ篇。ローマ字の発生と変遷を解説するとともに、パリ、ロンドン、マドリード、フィレンツェ、ローマ、ワルシャワ、フランクフルト等の都市で用いられるレタリングの数々を紹介。
チェコの映画ポスター | ピエブックス
19世紀後半から1970年代までのチェコにおける映画ポスターを、時代の変遷に沿って紹介。プロパガンダ映画からSF、アニメ作品まで、多数の図版をカラーで掲載。
Savignac en Vrac | レイモン・サヴィニャック
フランスの画家・グラフィックデザイナー、レイモン・サヴィニャックの1998年に行われた同名展示図録。サビニャックのポスター人生90年を振り返る。
La Chose Litteraire | Jean Philippe Delhomme ジャン=フィリップ・デローム
フランス出身の画家、ジャン=フィリップ・デロームの作品集。「文学」をテーマにユニークでときに風刺的なイラストレーションとともに文章が添えられている。作家、評論家の両側面を知るデロームが切り取る小さな世界を収録。 フランス語表記。
Typographics ti:224 特集 田中一光とタイポグラフィ | 日本タイポグラフィ協会
日本タイポグラフィ協会の月刊情報誌「タイポグラフィックス・ティー」、田中一光の追悼特集。太田徹也、ヘルムート・シュミット、篠原 榮太らによる寄稿、数々の作品とともに、タイポグラフィーにまつわるその仕事を辿る。
ディック・ブルーナの世界展 | ディック・ブルーナの世界展実行委員会
1998年に開催された「ディック・ブルーナの世界展」の図録。オランダを代表する画家・ディック・ブルーナによる鉛筆画を多数紹介。ミッフィーやボリスなど、氏が生み出した人気キャラクターたちを通して、繊細で心のこめられた線の世界が間近に感じられる。
時間旅行 | 和田誠
イラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイストなど多彩な顔を持つ和田誠の、1997年に開催された展示の図録。幼少期から描きためてきた作品を、スケッチ・装丁・漫画・似顔絵・版画・立体作品・ポスターなど形態ごとにカラーで掲載。展示中の貴重なトークショーの書き起こしも併せて収録。
Graphic | 北川一成、葛西薫、佐藤可士和、服部一成ほか
グラフィックという2次元の世界で活躍する8人のアートディレクターらによる作品集。北川一成、葛西薫、佐藤可士和、服部一成、佐野研二郎、仲條正義、野田凪、植原亮輔それぞれのグラフィック作品をカラーで収録するほか、インタビューを併せて掲載。
アイデア別冊 1982年 東京デザイナーズ・スペース 22人のフォトグラファー
1982年発行のアイデア別冊、東京デザイナーズ・スペース号。22人のフォトグラファー特集。広告で活躍するフォトグラファーの写真と、使用された広告を多数掲載。十文字美信、沢渡朔、鋤田正義、横須賀功光、浅井慎平、福田繁雄ら22名の作品が並ぶ。座談会「今、写真の時代」、早川良雄「たのしい催し:ドローイング展」なども収録。
年鑑広告美術 1987 | 東京アートディレクターズクラブ
東京アートディレクターズクラブ(略称 東京ADC)による広告美術年鑑、1987年版。1957年から刊行され東京ADC会員が審査員としてポスター、新聞、雑誌、テレビ、あらゆる媒体のその年の優れた広告、デザイン作品をADC賞として選出。ADC会員最高賞は操上和美。ADC最高賞は大竹伸朗。装丁は長谷川好男。
日本タイポグラフィ年鑑 2000 | 日本タイポグラフィ協会
日本タイポグラフィ協会が選出した2000年度の年鑑。タイプフェイス、ピクトグラム、エディトリアル、パッケージデザインなど、多岐にわたるジャンルのタイポグラフィ作品を収録。Best Workは田中一光、篠原榮太、奥村昭夫、山口信博、他。装丁は七種泰史。
ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム
2013年に開催された、「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム展」の図録。ファッションブランド「BA-TSU」のデザイナーであり、世界的なポスター収集家だった松本瑠樹コレクションの中から、ワシーリー・カンディンスキー、カジミール・マレーヴィチ、アレクサンドル・ロトチェンコ、ステンベルク兄弟らによる作品を多数収録。
Idea Archive 02 ミルトン・グレイサー | 誠文堂新光社
1968年刊のアイデア別冊の復刻版。60~70年代のアメリカを代表するグラフィック・デザイナー/イラストレーター、ミルトン・グレイサーの作品集。田中一光、原弘、粟津潔らによる評論も掲載。美術構成・レイアウトは横尾忠則。
Idea Archive 原研哉のデザイン | 誠文堂新光社
アイデアNo.306/2004年9月号、日本を代表するデザイナー・原研哉特集のアーカイブ版。原のデザインの特徴である「白」をキーワードに、松屋銀座、無印良品、オリンピックなどで制作されたデザインを改めて見つめ直す。原自身のロングインタビューを掲載しているほか、原田宗典、ナガオカケンメイらも寄稿。
色彩のアルバムBD 印刷博物館 | 印刷博物館
2003年に印刷博物館で開催された展示の図録。フランスやベルギーなどのフランス語圏のハードカバーと彩色にこだわったコミックBande Dessine(バンド・デシネ)=BDの魅力について紹介する。BDに影響を与えた新聞や雑誌、「タンタンの冒険」をはじめとする作品、彩色についてなど図版と併せて解説を収録。