Theaster Gates: Young Lords and Their Traces | シアスター・ゲイツ
シカゴを拠点に活動するアーティスト、シアスター・ゲイツの作品集。本書は、2022年11月にニューヨークのニューミュージアムで開催された回顧展に併せて出版されたもの。過去20年間のゲイツの芸術活動のすべてを網羅し、絵画、彫刻、映像、パフォーマンス、工芸コレクションなどを収録している。英語表記。
香りの器 高砂コレクション | パナソニック汐留美術館
2020年から2021年にかけてパナソニック汐留美術館で開催された展示の図録。古代の土器・陶器、ガラス製容器、香道に用いられる道具類など、さまざまな香りにまつわる器に焦点を当てる。香水瓶、化粧道具セット、香合、香炉やカタログ・ポスター資料など、図版約241点と解説を収録。
Botanical Buildings: When Plants Meet Architecture
世界中のグリーン・アーキテクチャーを紹介する写真資料集。植物を建築にどのように組み込んでいるかを探求し、大小の住宅、集合住宅、オフィスなど、インテリアデザインと建築の両面から紹介する。 英語表記。
柚木沙弥郎の100年 創造の軌跡 | 女子美術大学女子美アートミュージアム
2022年に女子美術大学女子美アートミュージアムで開催された展覧会に際して刊行された図録。本書は染色家、教育者、アーティスト、デザイナーなど多彩な顔を持つ柚木沙弥郎による1950年代から2000年代までの染色や型染、装丁などおよそ150作品を網羅した一冊。柚木が半世紀にわたり教鞭を取った女子美術大学での教育についても紹介。
堀部安嗣の建築 Form and Imagination | TOTO出版
日本の建築家、堀部安嗣の作品集。1995年から2006年にかけての25作品を紹介。デビュー作である「南の家をはじめ」、「ある町医者の記念館」、「牛久のギャラリー」など、各作品ごとに豊富な図版、解説を収録。
La Arquitectura de Ricardo Legorreta | リカルド・レゴレッタ
メキシコの建築家、リカルド・レゴレッタの作品集。斬新で絵画的な建築を数多く生み出したレゴレッタによるビルや工場、ホテル、個人の邸宅などのライフワークをカラー、モノクロ図版で収録。メキシコの伝統建築を現代に蘇らせたと言われるレゴレッタの創作に対する考えを、自身の言葉を用いて章ごとに紹介。
橋本真之論集成 工芸批評の時代
美術家、橋本真之の造形と思想を多角的に分析した論考集。『「工芸的造形」とは何か』、『生成の原理を求めて』、『「美術」と「工芸」の彼岸へ』の3つの章より構成される。「工芸」と「美術」の分類をめぐる理論的な議論を批評家や研究者が論じる。
三谷龍二の木の器 | アトリエ・ヴィ
木工作家である、三谷龍二の作品集。パン皿、バターケース、プレート、カッティングボード、枝楊枝、シンプルで美しい造形の様々な作品と併せて、器の修理や、手入れ、仕事場の風景などを収録。三谷龍二が作り出す表情豊かな木の器の楽しさに触れる1冊。
レム・コールハースは何を変えたのか | 五十嵐太郎、南泰裕
オランダ出身の建築家であり、都市計画家のレム・コールハースの評論集。コールハースによる建築理論と実践の結びつき、思想など、作品や理論を通して現代建築に与えた影響を探る。
モダンデザインが結ぶ暮らしの夢 | パナソニック汐留美術館
2020年にパナソニック汐留美術館で開催された展覧会に際して刊行されたカタログ。機能的かつ合理的、シンプルな造形美を目指すモダンデザインの軌跡を辿るもので、ブルーノ・タウトや剣持勇、ジョージ・ナカシマ、イサム・ノグチによる工芸品や家具、建築などを貴重な資料とともに紹介。
地獄絵ワンダーランド | 三井記念美術館
2017年に三井記念美術館で開催された展示図録。日本の美術を通じて、地獄と極楽の世界観と日本人が抱いてきた死生観・来生観を辿る一冊。近世以降、民間で描かれた「たのしい地獄絵」や、水木しげる「のんのんばあ地獄めぐり」などにも焦点をあて、「地獄絵ワンダーランド」を楽しめる。表紙に僅かなスレ、僅かな汚れあり。本文の状態は良好。
飛騨の円空 千光寺とその周辺の足跡 | 東京国立博物館
江戸時代前期の仏師、円空の仏像を一挙公開した東京国立博物館140周年特別展の図録。前衛的でありながら親しみを感じる円空仏と呼ばれる素朴な作風は、江戸時代から現代まで多くの人々に愛されている。
Venus & Mercury | Viviane Sassen ヴィヴィアン・サッセン
オランダ出身の写真家、ヴィヴィアン・サッセンの作品集。2019年にヴェルサイユ宮殿・グラン・トリアノンで開催された展覧会に併せて制作されたもの。マリー・アントワネットの書簡や彫刻の断片などが写し出されたイメージから、宮殿に隠された物語を想起させる。コラージュされた女性のポートレート、彫刻、スマートフォンを持つ姿など現代と歴史、記憶が交差する1冊。装丁はイルマ・ボームによるもの。英語表記。
In and Out of Fashion | Viviane Sassen ヴィヴィアン・サッセン
オランダ出身のアーティスト、ヴィヴィアン・サッセンのファッション界における17年間の仕事をまとめた写真集。Stella McCartney、Adidas、MiuMiuのキャンペーンやNew York Times Magazine, i-D, Numéro, といった雑誌のために撮影された作品を収録。自然やコンクリート、岩肌や木とともに映る女性達の写真は、見るものを瞑想的でシュールな表現世界へ引き込む不思議な魅力を放っている。英語表記。
Umbra | Viviane Sassen ヴィヴィアン・サッセン
オランダの写真家、ヴィヴィアン・サッセンの作品集。「Umbra」=「影」をテーマに、光を巧みに操ったポートレートや静物写真を多数収録。サッセンは、影を不安や欲望のメタファーとして、または記憶や未来への希望の象徴として、そして想像力や幻想の喚起として捉えている。11枚のシートに印刷された作品、オランダの詩人、マリア・バルナスによる同じく「影」をテーマとした詩を収録した冊子を付属。
Atelier | Gutier Deblonde ゴーティエ・デブロンド
フランス出身の映像作家、写真家のゴーティエ・デブロンドの作品集。アメリカ、ヨーロッパ、アジアで8年間にわたり、アーティストのアトリエを撮影。製作途中の作品、スケッチ、絵の具、画材、横たわる大木や枝、車椅子、ソファなど、時が止まったかのような空間がパノラマで収められている。エド・ルシャ、ダミアン・ハースト、ウォルフガング・ティルマンス、レイチェル・ホワイトリード、アイ・ウェイウェイら、70名のアトリエを収録。英語表記。
写真と絵画 セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策 | アーティゾン美術館
2022にアーティゾン美術館で開催された展示の図録。写真家・柴田敏雄と鈴木理策がその活動初期より関心を寄せ続けていたセザンヌの作品を起点に、現代の写真作品と絵画の関係を問う試み。両名の新作・未発表作品と石橋財団のコレクションのセッションが展開されている。
Damien Hirst: Requiem II | ダミアン・ハースト
英国を代表する現代美術家、ダミアン・ハーストの作品集。2009年にウクライナ・キエフのピンチューク・アートセンターで開催された展覧会に際して出版されたもの。2006年から2008年の間にかけて描かれた、闇の中から浮かび上がるように描かれた頭蓋骨がモチーフの作品40点以上を収録。絵画という手法を通じて、ロマンチックな美しさと、人生が避けて通れない冷酷な現実である死とを融合させ、「死」という普遍的で哲学的なテーマに迫っている。英語、ウクライナ語表記。
Urs Fischer: The Museum of Contemporary Art, Los Angeles 21 April-19 August 2013 | ウルス・フィッシャー
ニューヨークを拠点に活動するスイス出身の現代美術家、ウルス・フィッシャーの作品集。大規模なインスタレーション作品、蝋燭で制作された彫刻作品ほか、さまざまな手法で表現される作品群を紹介。カラーによる豊富な図版、ジェシカ・モ […]
Olafur Eliasson: In Real Life | オラファー・エリアソン
デンマーク出身の芸術家、オラファー・エリアソンの作品集。テート・モダンのキュレーターであるマーク・ゴッドフリーとの対話に加え、人類学、経済学、政治学、都市計画、ダンス、音楽、料理など、芸術の枠を越えて様々な分野で活躍する人々との対話を数多く収録。こうした対話の言葉とともに、エリアソンの圧倒的な没入型アート作品の写真が織り交ぜられ、エリアソンが掲げる「世界へと手を差し伸べる」という創作への姿勢が力強く表れている。英語表記。
Steel Town | Stephen Shore スティーブン・ショア
ウィリアム・エグルストン、ジョエル・マイロウィッツとならび「ニュー・カラー」を代表する写真家、スティーブン・ショアの作品集。1977年、ニューヨーク州、ペンシルバニア州、オハイオ州東部など、後に「Rust Belt(錆びた地帯)」と呼ばれる産業衰退の真っ只中にある地域を旅しながら撮り集めた写真を収録。工場閉鎖で職を失った鉄鋼労働者たちとの出会い、荒廃した工場、寂れたバー、衰退したメインストリート、愛情を込めて飾られた家など、彼らの突然壊れてしまった世界が写し出されている。英語表記。
ジョゼフ・コスース コンセプチュアル・アートの軌跡 1965-1999 | 千葉市美術館 ほか
1999年から2000年にかけて千葉市美術館と徳島県立近代美術館で開催された展覧会の図録。アメリカのコンセプチュアル・アーティスト、ジョゼフ・コスースの1965年から1999年にいたるまでの代表作およそ30点と発行当時新作のインスタレーション作品を収録。
Sarah Lucas: After 2005, Before 2012 | サラ・ルーカス
イギリス出身のアーティスト、サラ・ルーカスによる作品集。2005年から2011年の約6年間にわたる活動をまとめたもの。モノクロの写真を中心に、カラー写真を交えたいくつかの重要なシリーズの展開を辿る。クリエイティブ・ディレクター、アーティストのオル・マイケル・オドゥコヤとの共同で制作。作品図版と併せてキュレーター、アーティスト、友人らのインタビューを収録。英語表記。
Futura | フューチュラ2000
アメリカのグラフィティ・アーティスト、フューチュラ2000による初の作品集。音楽レーベルMo Waxのカバーアートやスケッチ、作品の数々から、抽象的なストリートアートの先駆者としてのキャリアを辿る。英語表記。
The Art of Getting Over: Graffiti at the Millennium | Stephen Powers
グラフィティの黎明期から現在の圧倒的な広がりに至るまでの影響を検証する。アメリカ出身のグラフィティ・アーティストであり、「Go Magazine」の編集長など多岐にわたる分野で活躍するスティーブン・パワーズによって執筆されており、グラフィティの一般的な歴史に加え、草創期のアーティストや現在活躍する作家たちへの詳細なインタビュー、過去30年間の最重要作品のフルカラー図版を収録。英語表記。
Anastasiia: She Folds her Memories Like a Parachute | Christian van der Kooy
オランダのヴィジュアル・アーティスト、クリスティアン・ファン・デル・クーイの作品集。恋人であるウクライナ・キエフ出身のアナスタシアとのテキストや写真を通して、キエフ、オデッサ、クリミアなどの都市や風景を記憶の地図として描きながら、自らのアイデンティティと深く結びついたウクライナを再構築していく。ウクライナの風景、社会、アイデンティティを主観的なドキュメンタリーとして捉えなおし、私たちが生きる日常世界への問いを投げかけている。英語表記。
Andreas Gursky アンドレアス・グルスキー展 | 国立新美術館、国立国際美術館
2013年に国立新美術館と国立国際美術館で開催された国内初のアンドレアス・グルスキー展図録。グルスキー本人が監修し、初期の作品から代表作、最新の作品まで65点の作品を編纂して収録。評論・解説は長屋光枝、山田由佳子、植松由佳。
山沢栄子 私の現代 Eiko Yamazawa What I am Doing | 東京都写真美術館 ほか
2019年に東京都写真美術館などを巡回した展示の図録。アメリカで写真を学び、日本における女性写真家の先駆者、山沢栄子の作品とその歩みを紹介。抽象写真シリーズ「What I Am Doing」を中心に、抽象表現の原点を示す1960年代の写真集、関連資料、また同時代のアーティストたちの作品など、158点の図版、解説を収録。
ツイン・ピークスの歩き方 | デヴィッド リンチ ほか
デヴィッド・リンチ制作のカルト的人気を誇るドラマ「ツイン・ピークス」の完全ガイドブック。ドラマの製作スタッフが贈る、ツイン・ピークスの歴史や地理、自然環境、風俗、住民など、ファン必見のすべてを網羅した一冊。
Elisabeth Wild: Fantaslas | エリザベス・ワイルド
オーストリア出身のアーティスト、エリザベス・ワイルドによる色彩豊かでダイナミックなコラージュ作品を多数収録した作品集。光沢紙の雑誌から切り抜かれた商業的なイメージを素材に、ユーモアと不穏さが共存し、きらめくような神秘性とともに次元や時間を超えたような不思議な世界を創り出している。ワイルドの独創性とその芸術の意義を多角的な視点で語られた寄稿も収録。英語表記。
Prince Eagle | Elizabeth Peyton エリザベス・ペイトン
アメリカの現代アーティスト、エリザベス・ペイトンの作品集。ナポレオンの人生に強く魅せられたペイトンは、彼に驚くほど似た男性と出会ったことをきっかけに、その人物への思いを表した絵画と写真のシリーズを制作し始めた。男性の自然体な姿をペイトンの視点で切り取ったポートレートと、それを元にえがいた絵画を交互に収録。英語表記。
SWISS | 長島有里枝
写真家、長島有里枝が2007年にスイスのVillage Nomadeのレジデンシープログラムに参加した際に撮影した写真と日記によって構成された作品集。野に咲く花々、光が差した子どもの背中など、些細で大切な瞬間の写真とともに散文、航空券やメモ書きがしおりのように挟み込まれ綴じられた1冊。
Robert Frank: New York to Nova Scotia | ロバート・フランク
アメリカの写真家ロバート・フランクの作品集。1986年にヒューストン美術館が企画した回顧展で発行された初版から絶版となっていたカタログを復刊したもの。ショートフィルム作品のスチール、未発表の書簡、評論、エッセイほか、モノクロの図版を収録。英語表記。
Things as They Are: Photojournalism in Context Since 1955 | Mary Panzer ほか
報道写真の50年をたどる写真資料集。『LIFE』『TIME』『Stern』『Paris Match』など、世界的に影響のある雑誌に掲載された写真を紹介する。紛争や社会運動、スポーツ、さまざまな世界の歴史的瞬間のドキュメンタリー写真を400ページ以上の図版と併せて解説を収録。報道と視覚文化の進化を読み解く。英語表記。
ンピーカー | 塩田正幸
音楽の分野で活躍する日本の写真家、塩田正幸の作品集。ミュージシャン、友人たちのポートレート、ライブ会場やスタジオなどを撮影した作品群をカラー、モノクロで収録。外袋に湯浅学、角田淳一、松村正人、五木田智央、後藤繁雄らが推薦文を寄せている。編集者、クリエイティブディレクターの後藤繁雄が編集を担当。A4サイズのステッカー付属。
LUMEN #02 ピーター・サザーランド | アートビートパブリッシャーズ
タブロイドサイズで写真、ドローイング、グラフィックなどを発行するアートプロジェクト「LUMEN」Vol.2。ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー、ピーター・サザーランドの作品を紹介。2007年にオランダのギャラリーMUで開催された展覧会「GAME」を記念に刊行されたもので、2002年から2007年の間に撮影した作品を収録。編集者、アートプロデューサーの後藤繁雄が編集を担当している。後藤繁雄によるサザーランドへのインタビューを記載した別紙付属。限定1000部刊行。
LUMEN #03 ザ・ハックニー・ラグ スティーヴン・ギル | アートビートパブリッシャーズ
タブロイドサイズで写真、ドローイング、グラフィックなどを発行するアートプロジェクト「LUMEN」Vol.3。イギリスの写真家、スティーブン・ギルの作品を特集。2009年にG/P Galleryで開催された日本初の個展に際して刊行されたもので、ギルとG/Pギャラリーのディレクターで編集者、後藤繁雄により共同編集されたもの。プリント1枚と後藤繁雄によるテキストが記載された別紙付属。限定1000部刊行。
LUMEN #06 CITE 鈴木親 | アートビートパブリッシャーズ
タブロイドサイズで写真、ドローイング、グラフィックなどを発行するアートプロジェクト「LUMEN」Vol.6。雑誌『Purple』でも知られ国際的にも高い評価を得ているフォトグラファー、鈴木親の作品を特集。2009年にG/P Galleryで開催された個展に際して刊行されたもので、編集者、アートプロデューサーの後藤繁雄が編集を担当している。後藤繁雄による鈴木親へのインタビューを記載した別紙1枚付属。限定1000部刊行。
Richard Prince | Phaidon Contemporary Artists Series
アメリカの画家であり、写真家のリチャード・プリンスの作品資料集。Marlboroの広告でも知られる「カウボーイ」シリーズ、女性を被写体とした「ガールフレンズ」シリーズほか、図版とともにインタビューや論考、解説を収録。英語表記。
AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき | 十和田市現代美術館
日本の現代美術家、AKI INOMATAの作品集。2019年から2020年にかけて十和田市現代美術館で開催された初の個展「AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」に際して刊行されたもので、代表作の「やどかりに「やど」をわたしてみる」など、代表的な作品から新作まで13点の作品を作家自身の解説とともに紹介。
アントニー・ゴームリー展 Still Moving Works 1975-1996 | 神奈川県立近代美術館
1996年から1997年にかけて神奈川県立近代美術館で開催された展覧会の図録。イギリスの彫刻家、アントニー・ゴームリーの1975年から1996年までの初期の作品から発行当時最新の作品にいたるまで、33の作品を紹介。
アンディ・ウォーホル・キョウト ANDY WARHOL KYOTO | 京都市京セラ美術館
2022年から2023年にかけて京都市京セラ美術館で開催された展覧会の図録。20世紀を代表するポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの初期から晩年にいたるまでの作品から、1956年に来日し、京都滞在中に描いたドローイングや当時の貴重な写真、ウォーホルと日本との関わりやその影響を、200点を超える作品群とともに紹介。
吉田克朗 ものに、風景に、世界に触れる | 神奈川県立近代美術館 ほか
2024年に開催された巡回展の際に刊行されたもの。もの派の中心的作家である芸術家、吉田克朗の制作の軌跡を辿る。もの派の初期の作品から絵画、ドローイング、版画ほか、作品図版約1300点と解説を収録。
The Prison | Koto Bolofo
4歳のときに両親とともに政治亡命者として南アフリカを離れた写真家、コト・ボロフォの作品集。ネルソン・マンデラ氏が27年間監禁されていたロベン島の刑務所を記録したもの。有刺鉄線のフェンス、覗き穴から見た相部屋など、全体像ではなく細部をクローズアップし、閉塞感や抑圧感、そして僅かな希望を伝えている。英語表記。