Andree Putman | アンドレ・プットマン
フランスのインテリア・プロダクトデザイナー、アンドレ・プットマンの作品集。1989年までにプットマンが手がけたショップやホテルなどの代表的な仕事をカラー、モノクロ図版で多数掲載。英語表記。
Glas fran Finland 1920-1990 | Finnish Glass Museum
1992年に開催された展示の際に刊行されたもの。1920年代から1990年代までのフィンランドのガラス芸術を紹介する。プレートやグラス、フラワーベース、オブジェなど、カラー・モノクロの図版とともに解説を収録。スウェーデン語表記。
Braun: 50 Jahre Produktinnovationen | ブラウン社
ドイツの小型電気器具メーカー、ブラウン社による50年間の製品をまとめたビジュアル資料集。1995年から2005年までの、オーディオ機器、時計、電卓、キッチン用品、シェーバーほか、洗練されたデザインのブラウン製品群を、約500点の図版とともに解説を収録。ドイツ語表記。
コラーニ バック イン ジャパン | 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
2005年に京都工芸繊維大学美術工芸資料館にて開催された展覧会の図録。ドイツのインダストリアルデザイナー、ルイジ・コラーニによる1960年代から1970年代のデザイン画から、飛行機、リニアモーターカー、カメラ、家具、日用 […]
The Soul of a Tree: George Nakashima 桜製作所 | ジョージ・ナカシマ
アメリカの家具デザイナー・建築家、ジョージ・ナカシマ唯一のパートナー工房、桜製作所により発行された製品カタログ。コノイドチェア、ミングレンテーブル、ミングレンアンドンなど、家具、照明などの作品を掲載。
木の古民芸 | 森田直
木で手掛けられた民芸品を紹介した資料集。木鉢、文房具、船箪笥、人形など、様々な木工民芸品の解説や、木工の魅力を図版とともに紹介。
日本の木の椅子 明治から近代・現代までの108脚 | 商店建築社
戦後、家具やプロダクトデザインのデザイン界を牽引してきたデザイナー、渡辺力監修の「日本の木の椅子」をまとめた1冊。皇室の椅子、柳チェアー、安楽椅子など、明治・近代・現代までの108脚の椅子を紹介する。モノクロの図版とともに解説、柳宗理、磯崎新、黒川紀章、岩倉榮利ら、28名のデザイナーによるインタビュー、寄稿を収録。
チャールズ&レイ・イームズ展 | 和歌山県立近代美術館
建築家・デザイナーとして活躍したチャールズ・イームズ、レイ・イームズ夫妻の展示図録。イームズチェアをはじめ、イスやテーブルなどデザインを手がけた家具の写真、2人が過ごしたイームズ邸などもカラーとモノクロで掲載。日本語版。
Vitra: Our Clients | ヴィトラ
スイスの家具ブランド・vitra(ヴィトラ)のカタログ。ヒュンダイ、レッド・ブル、羽田空港のラウンジなど、国際的に展開している企業のオフィスや公共スペースのプロジェクトをまとめたもの。英語表記。
草木の聲 | 志村ふくみ、志村昌司、田口葉子
京都新聞デジタルメディア「THE KYOTO」で連載された「草木の聲」を、再構成したもの。紬織の人間国宝(重要無形文化財保持者)・志村ふくみの詞をもとに、アトリエシムラ代表・志村昌司が綴る思いと、写真家・田口葉子による染色の様子や自然の素材などを写した豊かな色彩の写真が収められている。
まど 日本のかたち | 板硝子協会
「日本の窓」に焦点を当てた写真資料集。厳島神社、金閣寺、住宅建築など、日本のあらゆる建築と窓を多数の図版とともに紹介。風土に合わせたさまざまな日本のかたちを、窓を通して知ることができる。
かざる日本 | 橋本麻里
美術、工芸から音、香り、味覚にいたるまで、あらゆる領域の「かざり」に焦点をあてた1冊。組紐、香木、茶室、音、水引折形、和食など、図版とともに「かざり」という行為の深層を読み解く。
戸隠の民具 | 清永安雄
長野県戸隠の民具を撮影した資料集。農具、家具、食器、祭事の道具など、機能的な形状と素朴さを兼ね揃え、日本の暮らしの営みを支えてきた民具の数々をカラー図版で多数掲載。
建築の建築 | 飯沼珠実
建築や都市風景を被写体に撮影する写真家、飯沼珠実の作品集。東京藝術大学大学院への通学路にあった上野の森にあるル・コルビュジエの建築作品や、前川國男による東京文化会館、東京都美術館などの建築物を撮影したもので、建築物そのものの構造や細部に着目するのではなく、建築がもつ空間や時間、記憶を捉えている。限定500部刊行。 英語、日本語表記。
ブルーノ・タウト 1880-1938 | マンフレッド・シュパイデル、セゾン美術館
1994年に開催された「ブルーノ・タウト 1880-1938」展の図録。「画家としてのタウト」「結晶の成り立ち:『グラスハウス』」「色彩空間と日本でのデザイン」など様々な視点から、建築家・ブルーノ・タウトの思想活動に光をあてる。
親鸞 全挿画集 | 山口晃
画家・山口晃による挿絵画集。五木寛之による『親鸞』は、全国の約40社の地方紙に連載される快挙をなした伝説の小説。そこに掲載された山口晃の挿絵全1052点に加え、そこに山口晃がすべてに書き下ろし「絵解きコメント」を収録。
発酵する日本 | 小倉ヒラク
東京農業大学で発酵学を学んだ後、発酵デザイナーとして活動する小倉ヒラクの日本各地の発酵文化を訪ねた旅の写真集。味噌やしば漬け、豆腐よう、醤油、藍の染料液、せん団子など、日本独自の発酵文化にまつわる風景と書き下ろしエピソードを収録。47都道府県の土地の文化、人々の営みを発酵とともに知る。
南インド キッチンの旅 | 齋藤名穂
インドの出版社タラブックスから、2017年末に出版された『TRAVELS THROUGH SOUTH INDIAN KITCHENS』の日本語版。東京で活動する建築家でデザイナーの齋藤名穂が、南インドに滞在した3ヶ月間に訪ねた21の様々なキッチンの記録。キッチンでの会話や、家庭料理のレシピ、スナップ写真、手描きのイラストなどによって、南インドの多様で豊かな文化が見えてくる。
BENTO おべんとう展 食べる・集う・つながるデザイン | 東京都美術館
2018年に東京都美術館で開催された「BENTO おべんとう展 食べる・集う・つながるデザイン」の図録。「いただきます編」「ごちそうさま編」の2冊組。各博物館が所有するお弁当箱コレクションをはじめ、小倉ヒラクのアニメーション作品、阿部了が様々なひとのお弁当を食べる姿を撮影した写真作品、小山田徹が家族と取り組んだお弁当づくりの記録などを収録。ひとを繋げるお弁当という文化を、コミュニケーションやデザインの視点から捉え、その魅力を改めて発見することができる。
FLORAE | Van Cleef & Arpels ヴァンクリーフ&アーペル
パリのハイジュエリー・ブランド「ヴァンクリーフ&アーペル」が編纂した博物誌。世界最古の植物標本、中国皇帝の庭園、カール・リンネが想像した空想の花時計など、古今東西の植物にまつわる美しい図版を集成したもの。日本語版。
サイ・トゥオンブリーの写真 変奏のリリシズム | DIC川村記念美術館
2016年にDIC川村記念美術館で開催された「サイ・トゥオンブリーの写真 変奏のリリシズム」の展示図録。アメリカ抽象表現主義の第2世代の芸術家として活躍したサイ・トゥオンブリーが、1951年から逝去する2011年までに日々撮り続けてきた写真100点を収録。巻末には絵画、彫刻、ドローイング、版画も数点ずつ掲載し、芸術家の目に映る世界と創り出した作品を照らし合わせる。装丁は田中義久。
畦地梅太郎全版画集 | 講談社
版画家、畦地梅太郎の作品集。1920年から1970年代までに手がけた版画作品を編纂。街角の風景、山岳、人びとなどを題材にした300点以上の作品をカラーとモノクロで掲載。額装用シート付。
Grafted: Plants by Kohei Oda & Pots by Adam Silverman | 小田康平、アダム・シルヴァーマン
2015年にニューヨークで開催された展覧会「Grafted: Plants by Kohei Oda & Pots by Adam Silverman」に際して刊行された作品集。2個以上の植物体を組み合わせた「接ぎ木(Grafted)」を施した、ユニークな植物を掲載。作品は植物屋「叢-Qusamura 」の店主である小田康平、鉢はニューヨークの陶芸家であるアダム・シルヴァーマンによるもの。アートディレクションは八木保。
Takashi Homma: Tokyo | ホンマタカシ
写真家、ホンマタカシの作品集。「東京郊外 TOKYO SUBURBIA」をはじめとする、1990年代から2000年代にかけて撮影された「東京」を舞台にしたシリーズの作品群を一冊にまとめたもの。英語表記。
Gerhard Richter: 100 Abstract Pictures | ゲルハルト・リヒター
ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの作品集。2023年にニューヨークのデイヴィッド・ツヴィルナー・ギャラリーで開催された展覧会に際して刊行されたもので、2016年から2022年の間に制作された新作の抽象画100点を収録。50×50cmのガラス板にエナメル塗料を注ぎ、完全には混ざり合わらない形で偶然に生まれた作品群と、ランダムに生成されたテキストを並置した構成の一冊。英語表記。
内藤礼 このことを | 直島コンテンポラリーアートミュージアム
日本の美術家、内藤礼による作品集。2001年に直島・家プロジェクト、きんざで制作された作品「このことを」の展示に際して刊行されたもので、展示の様子や作品空間をカラー図版で収録。造本は祖父江慎+コズフィッシュ。
内藤礼 地上にひとつの場所を One Place on the Earth
日本の美術家、内藤礼による初の作品集。初期作品である1989年の「遠さの下、光の根はたいら」から2001年の直島での「このことを」にいたるまでの各地での展示風景や作品群をカラー図版で多数掲載。
Hiroshi Sugimoto: Glass Tea House Mondrian | 杉本博司
現代美術作家、杉本博司が2014年のヴィネチア・ビエンナーレ国際建築展にて発表したガラスの茶室「聞鳥庵(もんどりあん)/Glass Tea House Mondrian」について記した作品集。茶室や茶会の様子を収めた写真、図面、制作過程の記録など、杉本が手がけた並外れた美しさの茶室のパビリオンを豊富な資料とともに鮮明に記録した一冊。英語表記。
Hiroshi Sugimoto ソフトカバー版 | 杉本博司
日本を代表する現代美術作家、杉本博司による写真集。1970年代後半から制作された「ジオラマ」や、長時間露光によってスクリーンを満たす映画一本分の光をとらえた「劇場」シリーズなど、国際的に評価を受ける氏の当時における全作品を収録。日本語表記。
Smoke Line | 津田直
フォトグラファー・津田直の写真集。自然と共に生き、空気や風で万事を知る遊牧民たちの住む中国、モンゴル、モロッコの僻地を訪れた津田直。それぞれ遠く離れた世界を、目には見えない透明な帯=「風の河」で繋がれた存在として捉え直す。日本語・英語表記。
Emi Wada: My Life in the Making | ワダ・エミ
​黒澤明監督の映画『乱』の衣装でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞するなど、世界的にも広く知られる衣装デザイナー、ワダ・エミの作品集。『浪人街』、『蝶々夫人』、『HERO』ほか、数々の映画作品における衣装スチール写真を中心に、製作の舞台裏の写真を収録。ピーター・グリーナウェイ、チャン・イーモウによる寄稿も掲載。英語表記。
Irving Penn: Platinum Prints | アーヴィング・ペン
20世紀を代表する写真家、アーヴィング・ペンの作品集。2005年にワシントン・ナショナル・ギャラリーで開催された展覧会に際して刊行されたもので、「プラチナ・パラジウムプリント」という技法を用いた代表的な作品群102点を収録。英語表記。
Grace: The American Vogue Years | グレース・コディントン
『Vogue』誌のエディター、グレース・コディントンのベストワーク集、第2弾。元モデルであり、アメリカ版『Vogue』編集長、アナ・ウィンターの右腕と称されるグレース・コディントンの過去15年間の仕事を紹介する。カラー・モノクロによる大判の295点の図版を収録。英語表記。
Couleurs de Braque, Calder, Miro | Jacques Prevert
「天井桟敷の人々」の脚本を手がけたことで知られるフランスの詩人で作家、ジャック・プレヴェールの作品集。プレヴェールが記した、友人のアレキサンダー・カルダー、ジョアン・ミロ、ジョルジュ・ブラックにまつわるテキストや詩に、それぞれの作家たちによる絵や作品、写真が添えられたユニークな一冊。フランス語表記。
The Lithographs of Chagall 1962-1968 Volume 3 | マルク・シャガール
近代美術の巨匠、マルク・シャガールの作品集。色彩の魔術師と称されたシャガールによる1962~1968年の間に制作された幻想的なリトグラフの作品を多数収録。表紙と口絵がリトグラフ仕様となっている。フランス語表記。
Hockney Paints the Stage | David Hockney デイヴィッド・ホックニー
ポップアートの旗手としても知られる画家、デイヴィッド・ホックニーの作品集。演劇の舞台衣装や装置のデザイン、上演風景などのペインティングをカラーで多数収録。絵画の世界から飛び出した作品たちがステージの上で舞い踊る、実際の上演の様子も写真で観ることができる。
Color Fields カラーフィールド 色の海を泳ぐ | DIC川村記念美術館
2022年にDIC川村記念美術館で開催された展覧会の図録。1950年代末から1960年代にかけてアメリカを中心に展開された抽象絵画の傾向、カラーフィールド。本書では代表的な作家9名に焦点を当て、作品図版とともに詳細なテキストを掲載。
Certain Days | Terri Weifenbach テリ・ワイフェンバック
2017年に東京のブリッツ・ギャラリーで開催された、米国の写真家テリ・ワイフェンバックの展覧会に際し刊行されたカタログ。ワイフェンバックによる1995年から2006年までの作品の中から選ばれた代表的な17点の写真と、自身のこれまでの作品集の紹介を併せて掲載した一冊。350部限定刊行。英語表記。
PETER DOIG ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館
2020年に東京国立近代美術館で開催された展覧会の図録。最も重要な現代アーティストの一人と称される画家、ピーター・ドイグの初期作から最新作にいたるまで、多様なイメージを組み合わせて作り上げられた、懐かしくも斬新な世界観の作品群を多数収録。
杉戸洋 とんぼとのりしろ | 東京都美術館
2017年に東京都美術館で開催された「杉戸洋 とんぼとのりしろ」展の図録。抽象と具象のあいだをゆく画家・杉戸洋のペインティング作品や会場写真をカラーで収録。
Anastasia Samoylova, Walker Evans: Floridas | アナスタシア・サモイロワ、ウォーカー・エヴァンス
マイアミを拠点に活動する写真家、アナスタシア・サモイロワの作品集。サモイロワの作品と、40年以上にわたってフロリダを撮影したウォーカー・エヴァンスの作品を並置し、カラーとモノクロ、過去と現在を織り交ぜ、フロリダの幻想と現実を伝えている。 英語表記。
Signs | Lee Friedlander リー・フリードランダー
2019年にサンフランシスコのFraenkel Galleryで開催された展示の際に刊行されたもの。アメリカ出身の写真家、リー・フリードランダーの代表的なモチーフのひとつである『サイン』に焦点を当てたもの。コカ・コーラやペプシの看板、ネオン、道路標識、店のガラスに乱雑に貼られた宣伝、Tシャツに書かれた文字など、アメリカ各地で撮影された様々な『サイン』144点を収録。英語表記。
ドイツ写真の現在 かわりゆく「現実」と向かいあうために | 東京国立近代美術館 ほか
2005年から2006年にかけて開催された巡回展のカタログ。1990年代以降、国際的にも高く評価されてきたドイツの現代写真を紹介する。ベルント&ヒラ・ベッヒャー、ミヒャエル・シュミット、アンドレアス・グルスキー、トーマス・デマンド、ヴォルフガング・ティルマンスらによる作品図版、解説を収録。
Fried Waters | Eduardo Del Valle & Mirta Gomez
キューバ出身の写真家、Eduardo Del Valle & Mirta Gomezによる作品集。メキシコのユカタン半島にある古代からある塩湖の水が塩へと変化する自然のプロセスに焦点を当て記録したもの。ピンク色をした水色、表面に浮かんでくる結晶、白い雪のように広がる景色。神秘的な自然現象のその姿を映し出す。英語表記。