金工作家・長谷川竹次郎が贈り続けた、心温まるおもちゃたち
木や銅をつかって作られた鳥のモビールからはじまり、ウルトラマンセブンの匙やフォーク、実物顔負けのおままごとセット、かまぼこ板と紙粘土のお雛さま。金工作家の長谷川竹次郎が、1歳から20歳まで、ふたりの子どもに贈り続けた手作 […]
レイ・ペトリが率いた伝説のクリエイティブ集団。
本棚を探索すると、ナイスネーミングな集団がたくさん潜んでいます。具体、コブラ、スーパースタジオ、実験工房、ハイレッド・センター、サンドイッチサイレンサー。この絶妙な格好良さとインパクトとハズし加減のバランス感がいいなあと […]
"ヴィジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト"、ピーター・ブラッティンガとは何者か。
ピーター・ブラッティンガは何者か。広告デザインや書体デザインにとどまらず、書籍、ディスプレイ、展示、パッケージなど多岐にわたる分野で活躍してきた氏は、自らを好んで"ヴィジュアル・コミュニケーション・スペシャリスト"と称し […]
洒脱なユーモアセンスと鋭い観察眼を持つ男、ジャン=フィリップ・デローム
本書は80年代から活躍し続けるフランス人イラストレーター、ジャン=フィリップ・デロームの同名ブログを纏めた限定1000部の作品集。 「The unknown hipster」である主人公の日常が、デロームの独特なタッチで […]
写真家のバイブル。ブレッソンのとらえた「決定的瞬間」
ライカを手に、歴史的な瞬間、感動的な瞬間、美しい瞬間を求めて世界中を放浪した写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソン。国際写真家集団「マグナム・フォト」の創設者であり、20世紀を代表する偉大な芸術家である彼の作品は、今なお […]
女性ファッション誌の礎を築いたハーパース・バザーの125年。
ハーパース・バザーが歩んだ125年、その一歩一歩を125枚の作品で辿る贅沢。1867年の創刊以降、編集者、写真家、スタイリスト、モデルたちが情熱を注ぎ生み出した歴史に残るページの数々は、今もなお人々を魅了し続けています。 […]
上田義彦が命を吹き込んだ、紀元前の石器たち
黒い背景に並べられた石たちは、鈍く光を放っています。触れると硬く冷たいことを頭では理解しているけれど、独特なライティングを使って撮影されたそれらは、まるで命をもった生き物のように見えて仕方ありません。 本書は、インターメ […]
まどゑ Vol.4 須山奈津希さん
「須山奈津希×安永哲郎『memorandum』発刊記念原画展 記憶と記録」開催に向けて、須山奈津希さんにまどゑを描いていただきました。 (“まどゑ”という呼び名、そろそろ浸透してきているのだろうか。まだ怪しい気がする。ち […]
ウィリアムス・モリス主義者 小野二郎
小野二郎という人を知っていますか。編集者として活躍し、晶文社の設立に参加。ウィリアム・モリスの研究に傾倒し、多くの関連書籍を出版しました。 その中でも『ウィリアム・モリス研究』は、小野二郎の執筆がまとめられた著作集の第1 […]
サイレンサーの連中に出会った時は気をつけろ
1968年、15名の若手グラフィックデザイナー、インテリアデザイナー、写真家、彫刻家、コピーライターによって結成されたデザイン集団「サイレンサー」。 本書は、彼らが雑誌「新婦人」を舞台に連載形式で発表していた実験的な作品 […]
東欧の前衛。チェコのブックデザインに投影された美学
上野の国際子ども図書館で開催されている「絵本に見るアートの100年―ダダからニュー・ペインティングまで」展はご覧になりましたか? 20世紀初頭に起こった前衛芸術運動から、第二次世界大戦を経て現代にいたる芸術運動の潮流に乗 […]
ウォーホルをウォーホルたらしめたもの。
「The Warhol Look」。そんな潔いタイトルの中に、アンディ・ウォーホルが築いたなんとも濃密なファッション、カルチャー、アートの歴史が集約されています。 幼い頃からハリウッドのファン雑誌やスターの写真集を収集し […]
パッケージにあらわれる 日本の美学
日本人はどんなに美しいものを創造してきたか。忘れないように岡秀行さんが残しておいてくれてよかったと、本書を眺めながら何度も思うのです。 『日本の伝統パッケージ』は、日本の伝統的なパッケージ222点収録した資料集。その昔、 […]
組み合わせ自由な紙のメモパッド。SnapPadでつくるオリジナルバインダー
※こちらの記事に掲載しております写真は、すべてSnapPad旧仕様となります。詳しくは商品ページをご覧ください。 POSTALCO(ポスタルコ)の「Snap pad」と合わせて使いたい商品が多数入荷しました。 Snap […]
時代を映す鏡、雑誌広告の半世紀。
先日、ノストスの本棚の書籍を年代順に並べ替えたんです。そしたら、「この作家とこの芸術家って同じ年代なんだ」「20年代のこのデザインって今見ても新鮮だよね」などという意外な気付きがたくさんありまして。ただこの人は60年代、 […]
須山奈津希×安永哲郎『memorandum』発刊記念トークイベント開催
「all that is beautiful」「monochrome」「memorandum」の3部作を共作された須山奈津希さんと安永哲郎さんのトークイベントを開催いたします。 「memorandum」発刊プロジェクトとして行われたクラウドファンディングの過程や、お2人の作品制作方法、そして初となる長編コミックへの挑戦についてなど、お話しいただきます。
構成的とはなんぞや
本書は、主にドイツ・スイスでの「構成的な傾向を持つポスター」にフォーカスした資料本である。だが、これは一般的によく見られるようなデザイン史や美術史、あるいはポスターの歴史、巨匠となったデザイナーの作品紹介ではない。 その […]
極北彷徨。高橋ヨーコがうつす冬。
きん、と耳が痛むほどの静けさ、目を焼く雪の白さ。 本日のおすすめは、そんな冬を愛するひとに捧げたい1冊です。 本書「WHITE LAND」は、特にシベリアや東欧へ精力的に旅し、日常風景を記録している写真家・高橋ヨーコの写 […]
80〜90年代の青春 ヒップホップポージング集
1990年代のアメリカ西海岸で、スケートボードやヒップホップ、グラフィティの真っ只中で“遊んでいた”若者たちを描いた映画「ビューティフル・ルーザーズ」を見て、生命力にも似たパワフルさを感じたことを覚えています。 同じ時代 […]
経糸と緯糸で編み上げられた、石見銀山・群言堂の歩み。
江戸時代には日本最大の銀が算出され、外国人も多く訪れる一大都市だった島根県大田氏大森町・通称「石見銀山」。閉山によって過疎化が進み、昭和の終わりには人口500人を切るまでに減少したこの町に、群言堂を運営する石見銀山生活文 […]
すべてはデザインされている?驚きに満ちた、自然界の秩序と調和。
世の中には理解できないことが沢山あると知れば知るほど、ひとは足元に転がっている不思議に対して鈍感になってしまうのかもしれません。 松岡正剛の千夜千冊でも、大人の問いついて「Q&A、Q→A、Q→Aばかり。ここにはA→Qがな […]
大人も楽しい科学の絵本。グロリア社のファーストブックシリーズ。
思えば、ノストスで働くようになって初めて書籍紹介ブログを書いたのは2016年、「ファーストブック」についてでした。いやはや懐かしい。 「宇宙旅行」「水泳」「石器時代の人類」などなど、まず目に留まるのは個性豊かかつシンプル […]
20世紀の芸術を飾る
20世紀の芸術において重要な印刷物に焦点を当てた「The Avant-Garde in Print」。シリーズ全体としては5集あるが、今回入荷したのは「1: FUTURISM」と「3: DADA」。当時のリソグラフ作品を […]
シティボーイの80年代。佐野元春のボックスセット。
先週のオリーブ初期号に続きまして、今週も80s雑誌。だって好きなのですもの、80年代に出版された雑誌や冊子が。 本日のおすすめは、佐野元春責任編集「This」ボックスセット。バラで入荷することはあったものの、ボックスセッ […]
布の表情、唄う声。柚木沙弥郎が生み出し続ける模様の美。
2018年に日本民藝館で開催されていた「柚木沙弥郎の染色」展へ行った際、作品の印象から制作年を当て合うゲームをしたんです。それがもう、全然当たらなくて。数十年前の作品はいつ見ても新鮮・モダンで、近年の作品はどこか懐かしく […]
充実した1年のそばに。2020年カレンダー特集!
イラストレーター、デザイナー、画家など作家がオリジナルで制作した2018年カレンダーを入荷しました。
100年間のパッケージデザインを収録した、資生堂化粧品図鑑
綺麗になりたい、可愛くなりたい。資生堂のパッケージデザインには、そんな女の子の夢が詰まっています。そして今も昔も変わらずに、その気持ちを後押ししてくれるのです。 こちらは、資生堂の100周年を記念して発行されたパッケージ […]
自分の手で文字を描く男たち
これはもう自分のために作ってくれたに違いない最高のガイドブック。 グラフィックデザインのDTP以前を知らない自分としては、猛烈に憧れる「文字を描く」という技術。古書が不思議な魅力と強さを発しているのは、経年変化もあるが、 […]
アヴァンギャルド芸術の実験場。ディアギレフが築いたバレエ・リュスの時代
いま「どこでも好きな時代へタイムスリップさせてあげる」と言われたら、バレエ・リュスのある1920年代のパリに降り立ってみたい。 天才プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフによって設立されたバレエ団「バレエ・リュス」。20 […]
シティ・ガールたちの初期オリーブ。
オリーブに教えてもらったことはファッションやメイクのみにあらず。山田詠美の小説。シャルロット・ゲンズブールの映画。渋谷系の音楽。洋書の魅力。ちょっとこそばゆいけれど、今の自分を構成する要素のルーツはオリーブに詰まっている […]
奈良原一高と田村隆一、勝井三雄が生み出す化学反応
11月23日より世田谷美術館ではじまる展示、「奈良原一高のスペインー約束の旅」をとても楽しみにしています。そして、このタイミングで『空気遠近法』をご紹介できることが本当に嬉しい。 本書はヴェネツィアを舞台に、奈良原一高が […]
建築好きに捧ぐ、デイヴィッド・ワイルドが手がけたコラージュ作品集。
「おー、なにこれめちゃくちゃかっこいいではないか」とスタッフみんなで盛り上がったコラージュ作品集を今回はご紹介したいのですが、これはぜひ建築好きの方にこそご覧いただきたい。 頁を開けば、デ・ステイルをはじめとするオランダ […]
印刷物は紙の弾丸なり
「読む雑誌であると同時に、眺めても楽しめる雑誌たらしめるべく、視的効果を高める為、紙質印刷等には、実は人知れぬ費用を投じてをるのであります」 この恩地孝四郎と志茂太郎の作った雑誌「書窓」の創刊意図を説明した一文に、納得し […]
「蒐集」の樹海へようこそ。村上隆の数寄ものアート・コレクション
現代アート好きだけではなく、生活工芸、骨董、民芸好きなみなさまにこそぜひ手にとっていただきたい1冊。 美術家であり、画商であり、企業家でもある村上隆。精力的な活動のかたわら、作品蒐集にも心血を注いでいます。そのコレクショ […]
文化財から公衆浴場まで。全国津々浦々、日本の銭湯写真集
初めてこの「SENTO 二十世紀銭湯写真集」が入荷したときから、再入荷しては飛び上がって喜び、売れてしまっては我が子を送り出すような気持ちで別れを惜しむ。そんなことを繰り返しています。いつか自分の家にも本気で迎えたい。 […]
ものづくりの未来を明日へと繋ぐ。松本民芸家具・池田三四郎の 特装版エッセイ集。
「本屋で働いてきてよかったなぁ」と思ったことは何度もあるけれど、この世界にたった30部しかない本と出会えたこと、これにはもう嬉しいを通り越して感謝の気持ちが湧き上がってきました。 もちろん発行部数で本の価値は決まらない。 […]
雑誌広告からみる 70年代の日本
広告は時代を映す鏡と言いますが、『70s 日本の雑誌広告』をパラパラ眺めていると、当時の空気感が手に取るように伝わってきます。 1970年代は、大阪万博が開催され、高度経済成長の勢いが高まっていました。また、三島由紀夫の […]
シュプレマティズムで芸術の歴史を動かした、マレーヴィチの信念と情熱
芸術家の人生を年代順に追った画集において、1年〜5年という、ここまで小刻みな年単位で紹介したものというのは珍しい気がします。カジミール・マレーヴィチの芸術家人生がいかに語るべきことが多く、濃密なものであったかということに […]
生活を豊かに美しく 武井武雄の図案たち
「生活を美化する泉は才能や技術や、又金などでは尚更ありません。只その方へ向けて眼を展(あ)くだけの心のみあります。」 1928年に発行された、『武井武雄の手芸図案集』の序文の言葉です。本書には、草花、動物、人魚、幾何学模 […]
縄文の造形に魅せられて。
いちまんねん。 途方もない年月です。 旧石器時代が終わったおよそ1万3千年前から、縄文時代は約1万年続きました。そのころ日本列島に定住していたひとびとが、暮らしのなかで使い、祀り、アップデートを繰り返しながら作り続けた […]
科学の眼を手に入れる。東京大学総合研究博物館の展示にみる人間の飽くなき探究心。
人類の”知りたい”という欲求は、こうも尽きることがないのでしょうか。東京大学総合研究博物館の展示を見るたび、人間の飽くなき探究心には心底驚かされます。 2012年に同博物館で開催された「アルケオメトリア 考古遺物と美術工 […]
デ・ステイルの創始者、テオ・ファン・ドースブルフの描いた対角線
今回ご紹介するのはデ・ステイルの創始者、テオ・ファン・ドースブルフの作品集ですが、キーはずばり「対角線」です。 なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、まずその説明をする前に、デ・ステイルの中心人物として活躍した人物たち […]
画家のブックデザイン。佐野繁次郎をコレクションする
「専門分野をつくりコレクションせよ」と、詩人アンドルー・ラングが自著「書斎」でアドバイスしているように、どうやら愛書家たちにはマイルールがあるらしい。 本書「佐野繁次郎装幀集成」も、ひとりのコレクターの努力が結晶化したも […]
カンディンスキーの絵が奏でる音楽
カンディンスキーの作品をみていると音楽が聴こえる。そして音楽を聴いてふと、カンディンスキーの絵が浮かぶ。それもそのはず。氏は、常に音楽を意識しながら作品づくりをしてきた画家だったからです。 小さい頃からピアノやチェロなど […]