Superstructures: Notes on Experimental Jetset Vol.2
オランダを拠点に活動するデザインユニット、Experimental Jetsetがおくる自省的シリーズ第2段。構成主義、シチュアシオニストインターナショナル、プロボ、ポストパンクという4つの重要なムーブメントを通して、言語のインフラとしての都市の役割、そしてその逆の役割についてリサーチしたプロジェクトをまとめたもの。オリジナルの展覧会のデザイン・タイポロジーにズームインした26ページのZINEも付属。 英語表記。
Food Is Fiction | Linda Roodenburg
人類学、食文化を専門する作家、リンダ・ルーデンバーグの著作。ヴァン・ホーテンやヴァン・ネルといった古典的なブランドの初期の広告から、フード・ポルノ、宇宙飛行士の食事など、歴史的・現代的なビジュアルを用いて食品産業とデザイナーの関係を紹介し、食の未来を考察する。 英語表記。
Wolves Like Us: Portraits of the Angulo Brothers | Crystal Moselle、Joseph Akel、Dan Martensen
ドキュメンタリー映画「The Wolfpack」に登場した少年たちの写真集。14年間、NYのローワーイーストサイドにあるアパートに閉じ込められて育った兄弟が、初めて外の世界に飛び出していく様子を記録。自宅で見る映画だけが外の世界を知る術でり、小道具や衣装を作り名作映画を再現していた彼ら。その不朽の想像力を、スチール写真とポートレートを通して描く。 英語表記。
漢聲雑誌 85-86期 諸葛村郷土建築
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第85-86期。諸葛孔明の子孫が住むとされる浙江省蘭渓県の諸葛村の農村建築書。美しい白壁の家々が特徴的な諸葛村の建築を、論述篇と図版篇に分けて紹介。さらに、北京の清華大学建築学科の協力のもと、人々の生活の変遷、環境、村の構造と、先祖代々の神社、家屋、商業建築物、寺院などの建築的特徴と相互依存性を考察。 中国語表記。
漢聲雑誌 78期 搶救龍潭聖蹟亭
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第78期。台湾/桃園市の史跡、龍潭聖蹟亭を紹介。文字の創始者である聖人・滄済を祀り、文字の書かれた紙を焼却するために建てられた炉を中心とした祭祀場である龍潭聖蹟亭。建築、歴史的調査に加え、保護運動についても言及。 中国語表記。
Mendell & Oberer: Graphic Design
バーゼル造形学校で学んだグラフィックデザイナー、ピエール・メンデルとクラウス・オベラの作品集。商業デザインスタジオを設立した彼らが制作したポスターをはじめとする印刷物を収録。 ドイツ語表記。
スパイスの本 | ローゼンガーデンJr.
香辛料の資料集。歴史から品種ごとの解説まで、スパイスをあらゆる面から研究、調査した図鑑。
モース・コレクション 日本の陶磁展 | 東京新聞、中日新聞
1980年から81年にかけて各地を巡回した展示の図録。大森貝塚を発見し、日本の人類学・考古学の基礎をつくったエドワード・S・モースが収集した江戸期の陶磁器を紹介。各地の古窯でつくられた175点をカラーとモノクロ図版で収録。
Thujord | Ola Rindal オラ・リンダル
ノルウェーの写真家、オラ・リンダルによる作品集。毎年クリスマスの時期に家族と共に訪れる、ノルウェーの中心部にある故郷の農場の冬を舞台としたシリーズ。彼の姪、古い家、静かな木々、荒涼とした道、雪だるま、闇...。長らく住ん […]
Beyond Conceptual Art | Seth Siegelaub
アメリカ人アートディーラー、キュレーター、研究者であるセス・ジーゲローブの作品集。2015年からにアムステルダム市立美術館で開催された展覧会「Seth Siegelaub: Beyond Conceptual Art」に伴い刊行されたもの。「展示空間」という概念を再定義し、歴史的名著『The Xerox Book』を手がけ、コンセプチュアルな実践を提示、普及させるために尽力してきた作者の役割を再評価するとともに、その非凡で探究心に富み、自由奔放であったその才能を本書では見ることができる。 ブックデザインはイルマ・ボームによるもの。 英語表記。 新刊書籍。
土偶 布偶 祈りのかけら 冨沢恭子の柿渋染めと縄文土偶展 | 冨沢恭子
2013年に倉敷意匠アチブランチで開催された展示の図録。柿渋染め作家・冨沢恭子による布、布偶片や布偶などを紹介。撮影は大沼ショージ、冨沢恭子による手染め背布付き、和綴じの手製本のデザインはサイトヲヒデユキによるもの。限定300部発行。
ボタン938 | 小坂直子
ヴィンテージボタンバイヤーの小坂直子によるボタン図鑑。ヨーロッパで見つけた美しい細工の施されたボタン938個を、多数の図版に解説を添えて紹介。
利休形 茶道具の真髄 利休のデザイン 改訂普及版 | 世界文化社
侘茶を大成した茶聖、千利休がデザインした茶道具「利休形」を集成。日本のプロダクトデザインの原点といわれ、木、竹、土、鉄、紙など、さまざまな素材を用い、茶室で客をもてなすために作られた利休形の茶道具。その詳細をカラー図版とともに解説。改訂普及版。
「SIRI SIRI」 POP UP SHOPを開催します
ジュエリーブランド、SIRI SIRIとのポップアップストアを開催いたします。
Jan Tschichold: Typographer | ヤン・チヒョルト
ドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルトの作品集。初期のカリグラフィ、書体、本文組、ポスター、ブックデザインなど、タイポグラフィを巧みに駆使したデザインを収録。 英語表記。
Rodchenko | アレクサンドル・ロトチェンコ
Steidlから出版された、アレクサンドル・ロトチェンコによる写真集。ピーター・マクギルらギャラリストが収集したロトチェンコの写真の中から、人物、建築、機械などを大胆な構図で切り取った作品を年代順で収録。 カバーにヨレ、 […]
辻まこと 山の画文 | 白日社
画家、辻まことの画文集。1971年から1976年に雑誌「岳人」で連載した表紙画とエッセイを編纂したもの。エッセイは山に纏わるテーマにとどまらず、日々の出来事や社会についてなど、自由な語り口で綴られている。
Rachel Whiteread: House | レイチェル・ホワイトリード
イギリスのアーティスト、レイチェル・ホワイトリードの作品集。氏の記念碑的な作品と言われている、イーストエンドの家全体をコンクリートと石膏で鋳造した「House」を追った、ユニークな年代記。英語表記。
nostos books×サムエルワルツ「読書とランプ」を開催します
イギリスや北欧で買い付けをしているアンティークショップサムエルワルツから、ランプがノストスにやってきます。 日本の規格にあうようにと細やかにリペアされたデスクランプや、スタンドランプ。 部屋の灯りを1つだけつけて、読書に […]
作り手インタビュー:REEL 宗片晴果(2)
REELが使うのは、イタリアを代表する革の街・サンタクローチェにある老舗のタンナーが1枚ずつ手作業でなめしたバケッタレザー。革について、そして手入れするためのバームについてお話は続きます。 まずは作り手インタビュー:RE […]
作り手インタビュー:REEL 宗片晴果(1)
東京・初台にアトリエ兼店舗を構えるREELの宗片さん。分業が多い革仕事の世界で、素材選び、裁断、縫製、仕上げといった工程を、すべて一人で行っています。 革で表現できることに対して常に柔軟に、そして真摯に向き合う宗片さんに […]
Catena Aureus 金の鎖 | 小林健二
1993年にガレリ・ヴォワイヤンをはじめとする5箇所のギャラリーで同時開催された、小林健二展の図録。鉱石ラジオやオブジェのモノクロ写真とともに、作家インタビュー、ギャラリーオーナーが寄せたテキストなどを掲載。
William Klein: Photographs | ウィリアム・クライン
20世紀を代表する写真家、ウィリアム・クラインの写真集。氏の代表作であるNEWYORK、ROME、TOKYO、など都市を撮影したシリーズを収録。英語表記。
味わい深い本棚。食にまつわる本 2冊セット
石井好子のヨーロッパ家庭料理 ヨーロッパ各地の家々を訪ね、レストランでは味わえない家庭の味、食卓の風景を取材した料理指南書にして第一級の食紀行。 大型本/河出書房新社/194ページ/状態並 私の好きな料理の本 / 高橋み […]
漢聲雑誌 37期 北方農家土炕
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第37期。巻頭特集では中国北部の農村建築に取り入れられている床暖房装置「土炕」を紹介。そのほか、疫病や妖怪を追い払う効果があるとされる祭り「跳灶遺風」、浙江省の「八面堂」の装飾木彫などを掲載。 中国語表記。
Lautner | Basic Art Series | Barbara-Ann Campbell-Lange
ドイツの出版社タッシェンから出版されているベーシック・アーキテクチャー・シリーズ。本書ではミッドセンチュリー期の建築家、ジョン・ロートナーを特集。大胆なスタイルの掃き出し屋根、ガラスパネルの壁、スチールの梁など近代的な建築材料を駆使したロートナーの建築物を、豊富な図版とともに紹介。 英語表記。
Koenig | Basic Art Series | Neil Jackson
ドイツの出版社タッシェンから出版されているベーシック・アーキテクチャー・シリーズ。本書ではアメリカの建築家、ピエール・コーニッグを特集。ジョンソン・ハウスやオーバーマン・ハウスなど、コーニッグの代表的な建築を豊富な図版とともに紹介。 ドイツ語表記。
革製品を手がけるブランド「REEL」のポップアップストアを開催します
2021年5月15日(土) 2021年5月16日(日) 2021年5月22日(土) 2021年5月23日(日) 上記の4日間、革製品を手がけるブランド「REEL」のポップアップを開催いたします。 性別・年代に縛られないミ […]
誰がための広告か。グラフィックデザインと広告の本 2冊セット
僕と広告 / 杉山恒太郎 クリエイティブディレクター杉山氏が半生を語るロング・インタビュー、18名の才人たちが語る「杉山恒太郎と私」、漫画家の井上雄彦氏による描き下ろしポートレイトからなる一冊。 単行本/グーテンベルクオ […]
The Shepherd | Yoshie Tominaga
デザイナー・高橋盾のバックステージを撮り続けてきた写真家、富永よしえによる写真集。2002年パリコレのデビューから2006年までを撮影した作品には、コレクションの様子やその裏側、また作り手たちのリアルな表情などが収められている。
Fredrik Vaerslev: As I Imagine Him | フレドリック・ヴァースレフ
ノルウェーを拠点に活動するアーティスト、フレドリック・ヴァースレフの作品集。抽象表現主義やモダニズムの幾何学的絵画の特徴を持ち合わせた、過去10年間の絵画作品を収録。 英語表記。
Thomas Struth: Still | トーマス・シュトゥルート
ゲルハルト・リヒターやベッヒャー夫妻に師事したドイツの写真家、トーマス・シュトゥルートの写真集。花や、ポートレート、美術館などを写し取った作品を収録。英語表記。
Peter Du Ru: Sven | ピーター・デ・リュ
スウェーデン在住の写真家、ピーター・デ・リュによる写真集。ストックホルムの南西部の村に住むSvenという名の老人を被写体に、彼の暮らす家や、北欧の美しい自然が収められている。
Bauhaus 1919-1928 | Herbert Bayer
バウハウスにおける建築、プロダクト、グラフィックデザイン、舞台美術、そして教育にいたるまで、様々な分野を網羅した資料集。 いまなお世界中に影響を与えているバウハウスの功績を多方面から辿ることのできる一冊。英語表記。
iichiko design 2009 | 三和酒類
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の2009年度版広告作品集。美しい写真と印象的なコピーで、他の酒類とは一線を画したブランドイメージの世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品をカラーで多数掲載。
Work Shop | Susan Cianciolo スーザン・チャンチオロ
ファッションデザイナー、アーティストとしても活躍するスーザン・チャンチオロの作品集。1995年よりスタートした「Run コレクション」を網羅。スタイル画や、スチール写真、イラストレーション、アーロン・ローズによるテキストなども掲載。企画・編集・翻訳は河内タカ。 日本語・英語表記。
店舗営業について
ゴールデンウィークは平日・祝日は店舗営業をお休みとさせていただきます。
Li Mu: A Man, a Village, a Museum | Onomatopee
中国のアーティスト、リー・ムーによるアートプロジェクトを記録したもの。氏の故郷・Qiuzhuangで、アンディ・ウォーホルや、ダン・フレイヴィン、リチャード・ロングといった著名な芸術家たちの作品を再現・展示。1年以上にわたり村人たちと議論を交わすなかで、アートが自分や村人たちに何をもたらしたのかを、インタビュー、レビュー、写真、ドローイングなどを交えて記録する。英語表記。
東京影絵 | 川村亘平斎、宮本武典
『東京影絵』は、東京のいまを生きる19カ国・60人の外国籍の人々と、バリの伝統影絵を駆使する現代の影絵師・川村亘平斎によるセッションである。 成功を夢見る技能実習生、多様化する東京のムスリム、帰化を望む中国人女性…。 日本社会のウチ/ソトのあわいで揺れ動く「いくつもの東京」の顔がおが、この都市の実像と、やがてくる未来を語りはじめる。新刊書籍。
お香「テリムクリ」の出来るまで(3):お香立てを作る
はい、3話にもなってしまった開発秘話最終回はお香立て。お香があるならお香立ても欲しい。 ここは最初から辻有希さんに作ってもらうことが自分の中で決定していた。 オーダーは、「お香立てではあるけれど、オブジェとしても存在感が […]
お香「テリムクリ」の出来るまで(2):パッケージを作る
と、ここから気がつけば早2年… 「何をそんなに時間かけとんねん」という声が聞こえてきそうだが、商品を開発して発売まで持っていくには途方もない道のりと決断が必要なのよ。 ネーミングを決める まず商品のネーミングが決まらない […]
辻有希個展「間のかたち」を開催します
2020年11月21日(土)〜11月29日(日)の期間、木工作家・辻有希による置きモビール、吊りモビールの展示販売を行います。
作り手インタビュー:木工作家・辻有希(3)
北海道を拠点に木工作家として活動する木工作家・辻有希さんへのインタビュー、第3弾。全3回にわたり、辻さんが木工作家になった経緯や、制作や自分自身について、さらにはモビールや新作の作品についてなどをおうかがいします。