八木彩霞スケッチブック | 彩霞画房
「森永ミルクキャラメル」パッケージデザインを手がけ、藤田嗣治と交遊のあった洋画家、八木彩霞のスケッチブック。1925年から27年にかけてパリ留学していた際に描かれた素描をまとめた一冊。パリのムーラン・ルージュの、ダンサー、街の人々など当時のパリの様子がうかがえる。
桂離宮 新装版 | 石元泰博
写真家・石元泰博が1954年撮影した桂離宮を被写体に捉えた作品群を新たに再構成した一冊。桂離宮の美しさをモノクロで映し出す。序文は内藤廣、装幀は太田徹也。限定1000部刊行。
Alexander Girard: A Designer’s Universe | アレキサンダー・ジラード
20世紀を代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードの展示会図録。ジョージ・ネルソンやチャールズ&レイ・イームズと共にアメリカのミッドセンチュリー期のデザインを支え、ハーマン・ミラー社のテキスタイル部門において活躍したジラルド。氏の作品を様々な視点から紹介するとととに、貴重なコレクションの数々もあわせて掲載。 英語表記。
Alvar Aalto: E gli Oggetti | アルヴァ・アアルト
20世紀を代表するフィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの家具やガラス製品、ランプなどの代表的な作品群の全貌に迫る資料集。多くのプロダクトの誕生や制作、企業との関係について、また建築家でありインテリアデザイナーでもある妻、アイノとの重要な関係性にも焦点を当てている。
The Furniture of Poul Kjaerholm: Catalogue Raisonne | ポール・ケアホルム
デンマーク出身のデザイナー、ポール・ケアホルムの総作品目録。ケアホルムが生み出したすべての作品を豊富な図版とともに紹介。写真はケルド・ヘルマー・ピーターソンが撮影。
Timeless Landscapes 2 イサム・ノグチ モエレ沼公園 | 小川重雄
20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチが遺したマスタープランを元に、17年もの年月をかけて札幌に完成した「モエレ沼公園」の写真資料集。完成から15年を経て、写真家の小川重雄が3年に渡ってその風景や自然と調和する様子を撮影。イサム・ノグチによる複数の図面や詳細な記録なども収録。 英語、日本語表記。
Scarpa | カルロ・スカルパ
イタリア人建築家、カルロ・スカルパの作品集。丸窓が特徴的な代表作品ブリオン家の墓や、カステルヴェッキオ美術館、バルボーニ邸などを豊富な写真とともに紹介。 スペイン語、イタリア語、ポルトガル語表記。
小さな風景からの学び | 東京藝術大学 乾久美子研究室
建築家、乾久美子と東京藝術大学乾久美子研究室の学生たちによる公共空間をリサーチし、まとめた資料集。日本全国の公共空間に見られる「ささやかな風景」を調査し、2,000枚に及ぶ写真から導き出された150のユニットを紹介。
The Sea Ranch | Donlyn Lyndon、Jim Alinder
サンフランシスコから北に位置する、海の牧場といわれるシーランチに建てられた建築をまとめた一冊。1960年代から計画都市としてジョセフ・エシェリック、チャールズ・ムーアら、アメリカらの著名な建築家がデザインした建築を紹介。地形や周囲の環境、建築の写真、図版、テキストを収録。 英語表記。
Scandinavian Modern Houses: The Spirit of Nordic Light
20世紀に建てられたスカンジナビアの北欧建築をまとめた一冊。日照時間の短い冬にも光のある空間をつくることは、重要な要素として考えられる北欧建築。1930年代から今日までに建てられた様々な民家を紹介する。 英語表記。
Non-Extractive Architecture Vol.1 | Sternberg Press
環境問題への根本的な改革が求められている建築産業における代替パラダイムについて述べた資料集。建築家や地理学者、経済学者、哲学者たちによるエッセイを通し、枯渇をもたらすものではなく物理的、社会的に環境を守るための建築産業のモデルや指標について探求する。 英語表記。
Postmodern Design Complete | Judith Gura
1980年代の思想運動、ポストモダニズムから建築、家具、グラフィックデザイン、テキスタイル、プロダクト・インダストリアルデザインの各分野における主要なクリエイターとその代表的な作品を紹介する資料集。また、15件の代表的な住宅とその家具を紹介し、現代のメーカーを包括的に解説。 英語表記。
江戸のコピーライター | 谷峯藏
江戸時代に誕生した広告手段「引札」をはじめ、江戸市民の日常生活で使用されたコピーライティングを掘り下げる資料集。博識と洒落の文才で裏打されたコピーを豊富な引用元とともに収録・解説。
日本 Japan 全3巻 | 原弘
戦後、東京オリンピック開催にあたり、世界に向けて日本を紹介するため日本国政府が制作したデザイン・写真集。日本の文化や工業、暮らし、プロダクトデザインなどを豊富なヴィジュアルで包括的に紹介。監修は財務省の片桐芳雄、アートディレクションは原弘。
仲條正義展 忘れちゃってEASY思い出してCRAZY | 資生堂
2012年に資生堂ギャラリーで開催された仲條正義展のカタログ。ロゴ、新作フォントを使用した作品、屏風などのグラフィック作品のほか、自身や葛西薫のテキストを収録。
Ulrich Meister | ウルリッヒ・マイスター
スイス出身のアーティスト、ウルリッヒ・マイスターの作品集。過去10年にわたる椅子やチーズ、コップなどの日用品をモチーフにし描いた絵画作品を中心に、写真、テキストなどを収録。 ドイツ語表記。
アイデア No.306 原研哉のデザイン | 誠文堂新光社
1998年から2004年の最新作まで,原研哉のデザインワークおよびプロジェクトを一挙紹介。原研哉が全てを語ったロングインタビュー14000字も掲載。
Erwin Wurm: One Minute Sculptures | 株式会社竹尾
2007年に開催された竹尾ペーパーショウにおいて、オーストリアの現代アーティスト、エルヴィン・ヴルムと会場である丸の内ケイトスペードニューヨークのコラボによって制作された作品集。竹尾のファインペーパーを素材に、紙の機能性や個性を生かしたデザインを国内外のトップクリエイター達の作品によって表現したもので、竹尾のファインペーパーの一種であるクロマティコを用紙に使用し、エルヴィン・ヴルムによるユーモア溢れるドローイングが描かれている。
ぬりえ | 田淵裕一
デザイナーである田淵裕一による「ぬりえ」。天気図や番組表、視力検査表など一般的な「ぬりえ」からは想像のつかない数々の絵と白紙を収録。ぬりえについて書かれた冊子付属。 筒箱とプラケースにスレ、やけ、汚れあり。本文にやけ、少 […]
Handbook of Tyranny | Theo Deutinger
世界的に活躍する建築家・デザイナー、テオ・ドイティンガーのビジュアルブック。戦争やテロリズムなど国家間や社会が抱える問題ををインフォグラフィックを用いて視覚的に表現。現代の世界のありように対して疑問を投げかけている。 英語表記。
生誕100周年記念 中原淳一展
イラストレーター、中原淳一の展示会図録。戦前から戦後にかけて、雑誌編集、ファッションデザイナー、人形作家、インテリアデザイナーなど幅広く活動した中原淳一。氏の手掛けた表紙イラストや挿絵、スタイル画をはじめ、人形や付録にいたるまでを多数紹介した一冊。
PUNK+: A Document of Punk from 1976-1980 | Sheila Rock
1976年から1980年にかけて広がりを見せた、パンクカルチャーのドキュメントフォトブック。ファッション・音楽・シーンなどにカテゴライズし、カラーとモノクロの写真を多数掲載。 英語表記。
Punk’s Dead | Simon Barker サイモン・バーカー
セックス・ピストルズの親衛隊だったサイモン・バーカーによる写真集。後にパンクスとして名を馳せることになるジョーダン、ニコ、スージー・スー、マルコム・マクラーレンたちを、ポケットカメラで収めたポートレートの数々が収録されている。パンクスたちの日常と個性豊かなファッションが、緊密な距離で記録された一冊。 英語表記。
あたらしい窓 | 著者名
東京を拠点にファッション、映画、音楽と多岐に活動する写真家、木村和平の作品集。部屋の隅の置かれた鞄、空の花瓶、佇む女性など、「近い存在であるはずのひと」や風景をテーマにを切り取る。
Unlirice Magazine #00 | MOTE Inc.
アジア各国のクリエイティブにフォーカスしたプロジェクト『UNLIRICE』創刊号。カルチャー雑誌「STUDIO VOICE」アジア3部作の制作クルーによる、アジアの音楽やファッション、写真、映像、アートなどを集めた、アジ […]
写真分離派 II 写真の非論理 | 鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治、倉石信乃、清水穣
写真家の鈴木理策、鷹野隆大、松江泰治と批評家の倉石信乃、清水穣によって発足された写真分離派による2012年から2016年までの活動記録集。展覧会の記録や写真分離派メンバーによる写真作品、トークイベントの採録に加え、須田一政、杉本博司、荒木経惟へのインタビューも収録。
Daily Practice | Johanna Tagada
フランス出身のアーティスト、ジョアンナ・タガダの作品集。ドローイングやペインティング、コラージュ、テキスタイル、立体造形を含めた111の作品を収録。現代の茶文化を探求する雑誌「journal du thé」の中の人でもある。デザインはOK-RM。
c-SITE #1 | da大 in print
異なる背景や経験、考え方を持つ人々で、あるテーマに対し様々な角度からリレートーク形式で作られていくda大 in printのメイン出版物のひとつ、c-SITE。『c-SITE#1』ではテーマである「新(新しさ)」について、様々な国のグラフィックデザイナーや写真家、アーティストが質問と対談を繰り広げる。1000部限定。 中国語、英語、日本語表記。
通り過ぎた風景 | 櫃田伸也
2008年に東京藝術大学美術館で開催された展示を機に刊行された画集。日本の画家、櫃田伸也の1964年から2008年にかけての油彩を中心とした作品全100点を収録。作品イメージとしての写真、ドローイングなど、創作過程の資料も掲載。 日本語、英語表記。
Are They Rocks or Clouds? | Marina Caneve
学際的なアプローチで活動する写真家、Marina Caneveの作品集。地滑りや洪水、その他の大災害が起こりうる可能性が確立されている場所で人々がどのように暮らしているのかを探る。自然災害に直面した際の被害から復興までを、写真とテキストを織り交ぜグラフィカルに表現。 英語表記。
Not Niigata | Andrew Phelps アンドリュー・フェルプス 写真集
オーストラリア在住の写真家/アンドリュー・フェルプスの写真集。移り変わり、失われゆくものを記録し続けてきた著者が、自身にとっては馴染みの薄い土地である「新潟」を撮影したもの。新潟を映し出そうと試みながらも、決して「新潟」そのものを記録することはできなかった旅のドキュメント。
Larry Clark | ラリー・クラーク写真集
米国の映画監督、写真家のラリー・クラークによる作品集。『タルサ』『ティーンエイジ・ラスト』『キッズ』に続き、4人の少年たちの若々しくも不穏な表情をビデオクリップを使用して記録したもの。 英語表記。
Kiki Smith: Memory | キキ・スミス
米国のアーティスト、キキ・スミスの作品集。ギリシャ・イドラ島の海辺に建つ、元屠殺場だったDESTE財団プロジェクトスペースに招かれ発表したサイトスペシフィックプロジェクトをまとめたもの。海洋の歴史、神話、天文学、サイトスペシフィックな人類学に基づき、自然主義的要素と幻想的要素を組み合わせて、屠殺場とイドラ地方の記憶と想像を反映したマルチピースコンポジションを紹介している。 英語表記。
Max Ernst: Dada and the Dawn of Surrealism | マックス・エルンスト画集
シュルレアリスムの代表的作家、マックス・エルンストの作品集。ダダからシュルレアリスム黎明期にかけて制作されたペインティング、コラージュなどの作品を多数収録。
川上澄生考 | 鈴木寧
版画家、川上澄生について綴られた画文集。版画2点は竹芳洞によるもの。川上澄生自身についてや、氏の作品についてのエピソードや解説などを収録。限定150部発行。
12月の店舗営業日
12月と年末年始の店舗営業日をお知らせします。2023年最後の展示は木工作家・辻有希さんの個展です。お楽しみに! みなさまのご来店をお待ちしております。 ——————— 12月1日(金) 13:00ー19:00 12月2 […]
横尾忠則全ポスター | 国書刊行会
世界のグラフィック・シーン、アート・シーンに新たな領野を切り拓いた、横尾忠則の半世紀を越える活動の軌跡。高校2年時の作品から最新作まで、全ポスター約900点を収録。装丁は横尾忠則自身によるもの。
D-ZONE エディトリアルデザイン 1975-1999 | 戸田ツトム
1975年から1999年にかけての戸田ツトムの仕事を網羅し、豊富な図版とテキストで総合的に編集。寺山修司率いる天井桟敷のポスターから婦人画報まで、多様なエディトリアルデザインの軌跡や、装丁家・鈴木一誌らとの対談等も収録。
Herb Lubalin: American Graphic Designer 1918-81 コンパクト版 | ハーブ・ルバリン
アメリカを代表するデザイナー、ハーブ・ルバリンの作品集「American Graphic Designer (1918-81)」のコンパクト版。『EROS』『Avant Garde』『U&lc』ほか雑誌のデザイン、エディトリアル、タイポグラフィなど豊富な作品図版、テキストを収録。 英語表記。
Poster Collection 13: Typo China | Lars Müller Publishers
中国、香港、台湾のポスター集。漢字のタイポグラフィを用いた革新的で大胆なポスターをカラー図版で多数収録。 英語、ドイツ語表記。
New Documentary | ホンマタカシ
2012年から2014年にかけて開催された、写真家・ホンマタカシの展示を元に刊行された写真集。家族アルバムを思わせる他人の子どもの写真、各地で撮影を続けてきたファーストフード店の写真、白い雪が赤く染まった場面ほか、「Tokyo and My Daughter」「M」「Trails」シリーズなどを収録。装丁は田中義久によるもの。 日本語、英語表記。
photograph | 濱田祐史
東京を拠点に活動し、国内外で作品を発表している写真家・濱田祐史の作品集。何気ない日常の風景に溶け込む光を鮮明に捉えたカラー写真28点を収録。限定700部刊行。装丁は田中義久によるもの。
沈黙の中身はすべて言葉だった | 村越としや
東京を拠点に、故郷である福島を継続的に撮影し続ける写真家、村越としやの作品集。2011年から2015年にかけて撮影された、静寂の中にある力強い風景写真をモノクロで収録。装丁は田中義久によるもの。
Neroli | 吉野英理香
写真家、吉野英理香の作品集。ビターオレンジの花から抽出されたアロマオイルの名前に由来するという「NEROLI」(ネロリ)というタイトルの通り、時間や環境との関わりを経て抽出されたイメージが、見る者に記憶とともに呼び起こさせるような一冊。 日本語、英語表記。