Richard Meier Houses | リチャード・マイヤー
アメリカの建築家、リチャード・マイヤーの作品集。白の外観とガラス張りの扉が特徴的なモダニズム・スタイルの個人邸宅を数多く設計してきたマイヤー。本書は彼が手がけてきたアメリカの住宅14軒を写真、図面、設計図、解説とともに紹介する一冊。 英語表記。
Francois Halard、Christian Duvernois: Trianon | 著者名
フランスの王妃、マリー=アントワネットが窮屈な宮廷の生活から逃れ、安らぎの場所として過ごしたとされる、ヴェルサイユの庭園にある離宮「プチ・トリアノン」の写真集。建物の内観や外観、自然豊かな庭園や村里、アントワネットが自身のために築いた小さな王国を通して、彼女の1人の人間としての一面が垣間見える一冊。写真はフランソワ・アラールによるもの。 フランス語表記。
The Art of Zandra Rhodes | ザンドラ・ローズ
イギリス出身のテキスタイルデザイナーでありファッションデザイナー、ザンドラ・ローズの作品資料集。アイデアスケッチ、デザインのディテール、ワンピース、ジャケット、ドレス、舞台衣装ほか、豊富な図版、解説などを収録。華やかで緻密なデサインのテキスタイルデザインを紐解く。 英語表記。
100 Years of Swiss Graphic Design | Lars Muller Publishers
過去100年のスイス・グラフィックデザインを包括的に紹介した資料集。タイポグラフィ、写真、ポスター、サイン・シンボル、コーポレートデザイン、エディトリアル・デザイン、書体など、様々なジャンルにおけるスイス・デザインを収録。英語表記。
日本観光ポスター秀作選 | 日本観光協会
日本観光協会による、日本の観光ポスター集。「ディスカバー・ジャパン」シリーズのほか、日本観光ポスターコンクール地方別入賞作品集、作家別作品集、戦前の観光ポスター作品集などをカラーで掲載。特別寄稿「観光ポスター考」や、戦後観光史など評論・資料も充実している。
Bruno Munari: Cappuccetto Rosso, Verde, Giallo, Blu e Bianco | ブルーノ・ムナーリ
アート、デザイン、絵本など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる「色」をテーマとした物語をまとめた1冊。カエルとともに森の中を進む「緑ずきんちゃん」、黄色い鳥とともに都会を歩く「黄色ずきんちゃん」、雨合羽で海を冒険する「青ずきんちゃん」。伝統的なおとぎ話とユニークなアレンジ、統一された色彩の新たな世界観の物語。 イタリア語表記。
Poster Collection 11: Handmade | Lars Muller Publishers
Lars Muller Publishersが発行するポスターコレクションシリーズの第11巻。「ハンドメイド」をテーマに、様々な技法や素材を組み合わせたポスター作品を紹介。ステファン・サグマイスター、コーネル・ウィンドリン、M/Mら現代で活躍するデザイナーらの作品図版140点と併せて解説を収録。 英語、ドイツ語表記。
世界のグラフィックデザイン 2 ポスター・歴史編 | 原弘 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第二巻。多色石版ポスターの初期から、第二次世界大戦終了時までの貴重なポスターデザインの推移を、カラー図版を多く交えながら歴史的に整理。編集は原弘。装丁は細谷巖。
世界のグラフィックデザイン 3 ポスター・現代編 | 田中一光、横尾忠則 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第3巻。終戦から1970年代前半までの現代ポスターデザインを、映画、反戦、観光、商品などの大系別に整理。カラー図版多数を交えながら、ジョセフ・ミュラー=ブロックマンや、早川良雄、石岡瑛子らによる論文も掲載。編集は田中一光、横尾忠則。装丁は細谷巖。
世界のグラフィックデザイン 4 アドバタイズメント | 向秀男、永井一正、梶祐輔 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第4巻。広告デザインを、グラフィカルな構成・イラストレーションによる構成・写真による構成・コピーと視覚の協働の4大系に分類し、範例として多くの図版を掲載。田中一光や原弘による論文も収録。編集は向秀男、永井一正、梶祐輔。装丁は細谷巖。
世界のグラフィックデザイン 5 パッケージ | 岡秀行 編集
著名なデザイナーが各巻の編集を担当している人気シリーズ「世界のグラフィックデザイン」第5巻。素材/イラストレーション/写真表現/タイポグラフィ/構造形態に大系した世界中のパッケージデザインを、多くの図版を交えて紹介。亀倉雄策や木村勝、ソウル・バスらの論文も掲載。編集は岡秀行。装丁は細谷巖。
レオ・レオーニ展 | 板橋区立美術館 他
レオ・レオーニ展/「フレデリック」、「スイミー」などでおなじみのレオ・レオーニの図録。1996年〜97年に巡回した同名展示の作品をカラーとモノクロで多数掲載。絵本でよく目にするイラストのほか、ペインティングや立体作品も充実している。谷川俊太郎による詩も収録。
太田徹也展 本のInside-Out | Gallery5610
2003年にGallery5610で開催された展覧会の図録。グラフィックデザイナー、太田徹也が手がけた代表的なブックデザインを1976年から2002年まで年代順に掲載。本書の装丁も太田本人が手掛けており、見開きの右側が両観音開きの仕様となっている、ユニークな一冊。
年鑑日本のイラストレーション 1981 | 講談社
講談社が発行したイラストレーション年鑑1981年版。赤瀬川原平、大橋歩、ペーター佐藤、仲條正義、原田治、福田繁雄、真鍋博、横尾忠則ら、日本を代表する豪華な作家たちによるイラストレーション作品を大判カラーの図版で多数収録。
ケッセルスクライマーの2キロ
オランダのクリエイティブエージェンシー「ケッセルスクライマー」の作品集。広告、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー、プロダクトデザイン、出版など、広告代理店の範疇を超えて幅広く活動を続ける彼らの作品を多数掲載。本書の重さはタイトル通りの2キロ。
Encens Magazine No. 29
フランス発のファッション・カルチャーマガジン「ENCENS」29号/FALL・WINTER2012。ユニフォーム号と題し、1984年にターニングポイントのシーズンとなったジョルジオ・アルマーニの特集やデザイナーのアン・マリー・ベレッタやクース・ヴァン・デン・アッカーとの対談記事などを収録。 英語表記。
Encens Magazine No. 46
フランスのファッション、カルチャーマガジン「ENCENS」46号/FALL・WINTER2021。コロナ禍を経て変化した着こなしへの姿勢を軸に、ファッションデザイナーのアンネマリー・ベレッタやクラウディア・スコーダたちの特集記事を掲載。 英語表記。
名取洋之助の仕事 大日本
フォト・ジャーナリズムの黎明期、日本に西欧式の報道写真や方法論を持ち込んだ先駆的な写真家・編集者の名取洋之助。ドイツで出版されていた幻の写真集「大日本 GROSSES JAPAN」と、亀倉雄策・土門拳らを輩出した対外宣伝誌「NIPPON」を中心に、その業績の数々を編纂した作品図録集。
日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 | 神戸市立博物館
2013年に開催された「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」の図録。「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」など、数々の名作アニメーション映画で美術監督を務めた氏が手掛けた背景画やイメージボードなどをカラーで多数収録。あえてキャラクターを入れないことで、物語を背後で支える美術家の役割の重要性と、緻密で繊細な描写が見て取れる。
Carsten Nicolai: Static Fades | カールステン・ニコライ
ベルリンを拠点に活動する芸術家、カールステン・ニコライの作品集。1997年に行ったドクメンタXプロジェクト "Infinity "から、カッセルの公共空間に72個の短いオーディオ作品を個別に埋め込んだものから、チューリッヒのHaus Konstruktivで開催された最近の個展のために制作された新作まで、多岐にわたり収録。英語表記。
Auto Pilot カールステン・ニコライ展 平行線は無限のかなたで交わる | Carsten Nicolai
視覚芸術や、アルヴァ・ノト名義でミュージシャンとしても活躍するベルリンを拠点に活動する芸術家、カールステン・ニコライの作品集。2002年にワタリウム美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。雪の結晶の観察、周波数による波形や波紋の比較ほか、実験的アプローチによる作品図版とともに解説を収録。 ドイツ語、英語表記。CD付属。
ア・サマーズ・デイ | ジョール・マイヤーウィッツ
ニューヨーク生まれの写真家ジョエル・マイヤーウィッツの写真集。1976年から1981年にかけて避暑地・ケープコッドで撮影された、淡く夢のような風景と観光客のポートレート写真を掲載。日本語版。
Allen Ginsberg Photographs | アレン・ギンズバーグ
ビート・ジェネレーションを代表する詩人の一人、アレン・ギンズバーグによる写真集。小説家のジャック・ケルアックやウィリアム・バロウズ、写真家のロバートフランクら著名人や友人などを数多く撮影。それら個人的な記録を通して、著者の人となりやビートジェネレーションの内なる歴史が浮かび上がる。各写真の下には、人物の紹介や場所、状況などの回想テキストが記載されている。ブックデザインはジャック・ウッディー。
Joseph Beuys | ヨーゼフ・ボイス Centre Georges Pompidou Service Commercial
ドイツの現代美術家、教育者としても活躍したヨーゼフ・ボイスの作品集。ペインティング、ドローイング、彫刻などをカラーとモノクロで多数掲載。 フランス語表記。
ヨーゼフ・ボイス展 | 西武美術館
1984年に西武美術館で開催された展覧会の図録。芸術、教育、政治など多様な分野で活躍したドイツの現代美術家、ヨーゼフ・ボイスによる初期の作品から代表的な作品にいたるまで、ボイスの芸術を幅広く網羅して紹介。表紙デザインは田中一光。
近づく coming closer | 津田直
フィールドワークによって人と自然との関わりを写し出す写真家、津⽥直のコンセプトブック。雪が積もった岩山、固く凍った湖、噴出孔から吹き出す水蒸気。日本各地の自然の姿とともに制作中に自身で綴った言葉が収められている。 日本語、英語表記。
まだ見ぬソール・ライター The Unseen Saul Leiter | 青幻舎インターナショナル
アメリカ出身の写真家、ソール・ライターが遺したスライド写真をまとめた作品集。ソール・ライターが2013年に亡くなってから、遺されたままとなった約1万ものスライド写真をデジタルアーカイブ化する「スライド・プロジェクト」の際に刊行されたもの。アトリエ、手書きのラベル、カメラ機材など、その他作品とともに解説を収録。色彩の豊かさと、映画のワンシーンようなドラマティックな構図で世界を切り取る。
生誕100年 ジャクソン・ポロック展 | 東京国立近代美術館
2011年から2012年にかけて、愛知県立美術館と東京国立近代美術館で開催された、日本初の回顧展「生誕100周年 ジャクソン・ポロック展」の図録。アクション・ペインティングと呼ばれる画法を生み出した、抽象表現主義の代表的な画家、ジャクソン・ポロック。初期から晩年までの幅広い作品を、約70点収録。絵画芸術の新しい地平を切り開いた氏の活躍を辿ることができる。
Derek Jarman’s Garden 旧装日本語版 | デレク・ジャーマン
英国の映画監督デレク・ジャーマンの庭を、友人でもある写真家ハワード・スーリーが撮影した写真集。旧装日本語版。ダンジネス原子力発電所に面する荒涼とした土地を、美しい庭園へと変化する過程を記録。
Water 水 | 佐藤卓
2007年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展示の図録。ディレクションは佐藤卓。第二回企画展にあたる「水 Water」は、あたりまえにのように目の前にあると思われている水を題材に、展示に沿った5つの構成で写真や映像、言葉、インスタレーションなどの作品を収録。
Yokai No Shima 日本の祝祭 万物に宿る神々の仮装 | シャルル・フレジェ
フランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。東北から沖縄まで58ヶ所の祭りを取材、図版約180点を収録。田畑や山々、森林、海辺など日本を取り巻く自然に宿る、力強く、奇怪で、美しい日本固有の仮面神や鬼たちの衣装を紹介。巻末にはイラストによる衣装解説も掲載。
The Cut-Outs of Henri Matisse | アンリ・マティス
20世紀を代表するフランスの芸術家、アンリ・マティスの作品集。1940年代から1950年代にかけての切り絵作品をカラー図版で収録。スタジオの様子や制作風景を収めたモノクロ写真もあわせて掲載。 英語表記。
エドワード・ホッパー展 図録
2000年に開催された「エドワード・ホッパー展」の図録。油彩画、水彩画、デッサンなど約85点を収録し、初期から晩年に至るまでの氏の芸術活動を俯瞰する。美術評論家の清水敏男らによる寄稿文も併せて掲載。
クルト・セリグマンと岡本太郎 | 川崎市岡本太郎美術館
2020年から2021年にかけて川崎市岡本太郎美術館で開催された展覧会の図録。パリ滞在中に出会い、岡本太郎に大きな影響を与えたとされる芸術家、クルト・セリグマン。2人の芸術家の作品を通して岡本太郎の作風の形成過程を探るとともに、日本の美術界にもたらされた影響について検証する一冊。
ツブノヒトツヒトツ 梅田恭子銅版画集 | 言水制作室
銅版画家、梅田恭子による作品集。季刊『版画芸術』の付録として添付された銅版画をまとめたもの。細かく無数の線、連なり、うねり、ゆらぎ。ひとつひとつ向き合い、心を賭したその息遣いが聞こえてくる。銅版画105点、詩片30点を収録。
芸術と革命 | 西武美術館
1982年に西武美術館で開催された「芸術と革命展 ロシア・アヴァンギャルド芸術の流れ」の図録。20世紀のソ連、ロシア芸術の流れを形づくった豊富な作品を紹介しながら、ロシア・アヴァンギャルドの全貌に迫る。表紙デザインは田中一光。
バウハウスデッサウ Bauhaus Dessau | 瀧本幹也
CMや広告写真の分野で活躍を広げる写真家、瀧本幹也の作品集。ドイツにあるバウハウス・デッサウ校舎を撮影したもので、建物の一部をクローズアップして撮影することで、建築写真というよりもグラフィックデザインや抽象絵画のような作品に仕上がっている。序文は坂本龍一によるもの。
Treehouses, Towers, and Tea Rooms: The Architecture of Terunobu Fujimori | 藤森照信
建築史家・建築家の藤森照信の作品をまとめた作品資料集。独創的な藤森建築をデザイン、文化などあらゆる観点から深く掘り下げ考察する。写真、スケッチ、ドローイング、建築模型など豊富な図版とともに、エッセイや解説を収録。革新的なデザインによるプロジェクトの全容を探る。 英語表記。
Ronchamp | Le Corbusier ル・コルビュジエ
建築家、ル・コルビュジエによるロンシャン礼拝堂の写真集。美しい礼拝堂の写真をモノクロで多数収録しながら、設計図やメモなどもあわせて掲載。 フランス語表記。
バーナード・リーチ詩画集 | 五月書房
イギリスを代表する陶芸家で、民芸運動を通じて日本との架け橋となったバーナード・リーチの詩画集。氏が綴った詩作品に加え、家族の肖像画や、日本、そしてイギリスの風景などを描いた絵画作品を収録。陶芸作品で広く知られる氏の新たな一面と、陶芸作品に通づる氏の眼差しを感じられる一冊。
ガウディの作品 芸術と建築 | ファン・バセゴーダ・ノネール ほか
スペインを代表する建築家、アントニ・アウディの作品資料集。サグラダ・ファミリア、カサ・カルベット、コロニア・グエルのクリプタ、カサ・ミラーほか、美しい装飾が施された壮大な建築作品を紹介する。オリジナルドローイング、資料写真と併せて解説を収録。
信楽 壺中の天 | MIHO MUSEUM
1999年にMIHO MUSEUMで開催された展覧会の図録。信楽の中でも、室町時代を中心とする「古信楽」の壺に焦点を当てたもので、土門拳や黒澤明、白洲正子などの目利き達の言葉とともに数々の作品を紹介。
古代バクトリア遺宝展 | MIHO MUSEUM
2002年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。中央アジアに位置するヒンズークシ山脈とアムダリア上流の中間地帯の古名「バクトリア王国」の遺宝を紹介。彫像、リュトン、壁画、硬貨、弓矢、鉢など、工芸品や装飾品をカラーによる図版とともに解説を収録。
Geo Bio Miami | Charles Birnbaum、Charles Waldheim
マイアミを拠点とする建築家、ローリンダ・スピアの作品集。グリーンインフラ、気候変動、雨水管理など、彼女の活動で扱うさまざまな問題やトピックの概要を紹介し、ランドスケープアーキテクチャーの価値を探る1冊。図版や洞察に満ちた分析をコラージュ状に構成したブックデザインはイルマ・ブームによるもの。 英語表記。