Jean Prouve Charles & Ray Eames 構築された家具
2002年にヴィトラ・プルーヴェ・コレクションの発表の際に刊行されたもの。フランスとアメリカを代表するデザイナー、ジャン・プルーヴェとチャールズ&レイ・イームズのデザインを歴史とともに紹介する。住宅や製作について、椅子、テーブルの構造などカラー・モノクロ含む作品図版と併せて解説を収録。
Represent: Royal Tichelaar Makkum | NAI010
約400年以上の歴史を持つオランダ最古の陶磁器メーカーである、ロイヤル・ティヒラー・マッカムの作品資料集。皿、ボウル、ポット、フラワーベース、アクセサリーなど、緻密に描かれた模様や美しいフォルムの作品や、制作の背景、歴史ほか作品図版とともに解説を収録。英語表記。
石水館 建築を謳う | 白井晟一 ほか
建築家、白井晟一による「静岡市芹沢銈介美術館 石水館」の建築についてまとめた1冊。登呂遺跡公園の一角に建てられた白井晟一最晩年の美術館建築を紹介する。設計から現場の作業過程、職人たちへのインタビューほか、カラー・モノクロの図版とともに解説を収録。
The New Old House: Historic & Modern Architecture Combined | Marc Kristal
北米からヨーロッパまで、古い歴史的建造物を改築し、新たに個人邸宅へと蘇らせた様々な事例を紹介する建築資料集。中には数百年前の建造物も存在し、伝統とモダンが織りなす美しい建築の内装と外装をカラー写真や図面とともに掲載。 英語表記。
漢聲雑誌 116-117期 曹雪芹紮燕風箏圖譜考工志
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第116-117期。中国を代表する文豪であると同時に、凧の研究家でもあった曹雪芹。彼の研究に焦点を当て、図録篇と論考篇の2冊で構成。図録篇では芸術的な6種73点の凧を収録。論考篇ではツバメをモチーフにした伝統的な凧の画法や技法、凧揚げにまつわる詩などの文化的側面も含め解説。 中国語表記。
漢聲雑誌 110-111期 虎文化
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第110-111期。先史時代の部族の図案から現代の民芸品まで、中国全土で畏れられ崇拝される「虎」について掘り下げた1冊。虎がどのようにして民間伝承の中で神格化されたのかを探り、2000枚の虎にまつわる民芸や絵画などの図版を使用し文化と民俗生活の全容を紹介。 中国語表記。
Bogdanovic by Bogdanovic: Yugoslav Memorials through the Eyes of their Architect
旧ユーゴスラビアの建築家、ボグダン・ボグダノヴィッチの作品集。1950年代初頭から1970年代後半にかけて、ボグダノヴィッチが設計したモニュメントに焦点を当てたもの。国の崩壊から25年以上経った今日でも注目を集める、ユニークな造形をカラー図版とともに紹介。 英語表記。
GA グローバル・アーキテクチュア No.12 フィリップ・ジョンソン | A.D.A. EDITA Tokyo
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第12号。アメリカのモダニズムを代表する建築家、フィリップ・ジョンソンの邸宅を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖。 日本語、英語表記。
紅型 伝統技術保存会作品集 | 染織と生活社
沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つである『紅型(びんがた)』をまとめた作品集。色鮮やかな自然風土の文様による図版や紅型作家の遺作集、紅型の技法など作品図版と併せて解説を収録。
和更紗 | 紫紅社
日本で染められた和更紗をまとめたもの。舶来品であるインド更紗の影響を受け、江戸時代に京都や堺で制作された和更紗を中心に紹介する。長崎、鍋島、出雲で染められたと思われるものも含め、花唐草文様や石畳文様など全260点の図版とともに解説を収録。
開館10周年記念 世界を編む Weaving the World | 横浜美術館
1999年に横浜美術館で開催された展覧会のカタログ。「編む」をテーマに、24人のアーティストたちが様々な表現のスタイルを用いて制作された作品を紹介。オブジェ、彫刻、絵画、インスタレーションなどの作品図版、テキストを収録。
井上有一絶筆行 | UNAC TOKYO
書家、井上有一の作品集。遺された絶筆の作品をまとめた作品集と自身の言葉や海上雅臣による「遺偈と白紙の絶筆」、糸井重里、アラン・ジュフロワらによる寄稿、操上和美によるポートレートを収録した文集の2冊揃い。装丁は杉浦康平によるもの。
ホックニーのカメラワーク
1986年に開催された巡回展の図録。1968年のアルバム写真から、近年の構成的なポラロイド、コラージュなどの作品によって、カメラを通したホックニー独自の世界を紹介。小川正隆「D・ホックニーへの誘い」、山本和弘「ホックニーのカメラワーク」なども掲載。
Dysfunctional | Aaron Rose
映画監督、アーティスト、キュレーターなど多岐にわたる分野で活躍するアーロン・ローズによる作品集。スケートボードのカルチャーに焦点を当てる。スケボーパークの光景、トリックショット、ファッション、デッキに描かれた作品など、アートやライフスタイルとともにスケートボードシーンを紹介する。英語表記。
Le Corbuffet: Edible Art and Design Classics | Esther Choi
エスター・チョイによるレシピ集。チョイが友人のために開催したディナーパーティーから生まれた独創的な一連のレシピは、ロバート・ラウシェンバーグや、デイヴィッド・ホックニーなど、著名アーティストや建築家の作品をオマージュしたものとなっている。 英語表記。
Linda McCartney: Life in Photographs | リンダ・マッカートニー
写真家、リンダ・マッカートニーの作品集。ビートルズ、ミック・ジャガー、アレサ・フランクリン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、サイモン&ガーファンクルなど名だたるロックミュージシャン達のポートレートや、夫であるポール・マッカートニーとその子どもたちとのプライベートな家族写真まで、リンダが撮影した数々の写真を収録。英語表記。
November Girl | サム・ハスキンス Sam Haskins 写真集
デザイナーとしての評価も高く、様々なファッション誌で活躍した写真家、サム・ハスキンスの写真集。女性のヌード、ポートレートをモノクロで写した代表的な作品集のひとつ。
Ansel Adams: 400 Photographs | アンセル・アダムス
20世紀における米国屈指の風景写真家、アンセル・アダムスの作品集。本書はアダムスの全作品を初めて一冊にまとめたもの。1916年から1968年に至るまでの仕事を5つの主要な時期に分け、年代順に掲載した、アダムスのキャリアを包括する貴重な一冊。
Light Navigation | 片桐飛鳥
日本の映像作家、片桐飛鳥の作品集。撮影対象は空であり、太陽光をそのままフィルムで撮影したというシリーズ作品を収録。光を捉え、自然の色彩がそのまま写し出された美しい抽象画のような写真23点を収録。
戸谷成雄 現れる彫刻 記録集 | 武蔵野美術大学 美術館・図書館
2017年に武蔵野美術大学 美術館・図書館で開催された展示の際に刊行されたもの。彫刻家、戸谷成雄の展示会とその関連イベントを収録した記録集。戸谷成雄によるギャラリートーク、作品の展示風景、シンポジウムの内容を図版とテキストにて掲載。
生誕100年記念アルプ展 | 富山県立近代美術館 ほか
1985年から1986年にかけて富山県立近代美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。彫刻家で画家、詩人でもあるドイツの芸術家、ハンス・アルプの生誕100年を記念し行われたもので、アルプが初めて丸彫り彫刻を制作した1930年から最晩年の1965年にいたるまで、彫刻を中心に、レリーフ、デッサン、版画など数々の作品をモノクロ図版で収録。
デュシャン 人と作品 | マシュー・アフロン
2018年から2019年にかけて開催された巡回展のカタログ。マルセル・デュシャンの重要な時代を4つの章にカテゴライズして紹介。油彩、水彩画、銅版画や、「現代アート」を生み出したと言われるオブジェ作品図版と解説を収録。
猫 Tokyo Wild Cat | 武田花
写真家、エッセイストである武田花の作品集。猫をテーマに、道端や墓地、家のベランダ、スナックの店先などにいる野良猫や飼い猫を撮影。モノクロの図版、猫や犬の話、自身の記憶を綴ったエッセイを収録。
Picasso Paints a Portrait | デイヴィッド・ダグラス・ダンカン
写真家、デイヴィッド・ダグラス・ダンカンがパブロ・ピカソを撮影した写真集。ピカソと17年に渡り親友の関係であったダンカンはピカソの仕事場兼住居、絵画、そしてピカソ自身を何千枚も撮影してきた。本書はピカソが後の妻となるジャクリーヌの肖像画を描いているところを捉えたもので、一枚、そして一筆に緊張が走る一冊。 英語表記、日本語解説冊子付き。
Beaumont’s Kitchen: Lessons on Food, Life and Photography with Beaumont Newhall | ボーモント・ニューホール
「写真史の父」とも称される伝説的な学芸員・評論家であり、料理作家としても活動したボーモント・ニューホールのレシピ集。1956年から1969年までニューヨーク州ロチェスターの新聞で連載していたコラム「Epicure Corner」から抜粋した記事とレシピ、そしてアンセル・アダムス、エドワード・ウェストン、アンリ・カルティエ=ブレッソンら20世紀を代表する写真家たちの写真を掲載。
アメリカの神々 アニー・リーボビッツ写真集 | 福武書店
アメリカ出身の写真家、アニー・リーボヴィッツによる作品集。1974年から1982年に撮影された作品を紹介。ローリング・ストーンズ、ウディ・アレン、パティ・スミス、ジョン・レノンとオノ・ヨーコら著名人のポートレート作品とともに作品の年代やコメントを収録。
BIG Chile 45 Landscapes | Big Magazine
ニューヨークを拠点に世界へ展開するBig Magazineが発行する雑誌の『BIG Chile』シリーズ。チリの45のランドスケープをテーマに紹介する。稜線が美しい山々、無人の宿泊施設、巨大な流氷。ありのままの自然の風景と人工物、チリの風景を様々な角度から写し出す。 スペイン語、英語表記。
Studio Culture | Unit Editions
グラフィックデザインと視覚文化に関する書籍を出版する独立系出版社、Unit Editionsがグラフィックデザインスタジオの内情を紹介する。28の主要なグラフィック・デザインスタジオの作品、スタジオの様子、インタビューなど、図版と併せて解説を収録。英語表記。
木村勝のパッケージディレクション | 六耀社
パッケージデザインのみならず、CIデザイン、商品開発などあらゆる分野で活躍しているデザイナー/アートディレクター、木村勝の作品集。
ニュー・アルファベット | 桑山弥三郎
柏書房より発行の「世界のグラフィック・エレメント集」シリーズ第5巻。1965年から1972年の間に制作されたアルファベットの新書体を紹介。アルファベットの用語や名称、ニュー・アルファベットの傾向を解説し、サンセリフ、モダン・ローマン、オールド・スタイル・ローマン、ファンシー、エジプシャン、スクリプト、ゴシック、企業制定書体に分類して掲載。
装飾アルファベット | 桑山弥三郎
柏書房より発行の「世界のグラフィック・エレメント集」シリーズ第3巻。装飾アルファベットの歴史や分類の解説と併せて、各種フォントの一覧も収録。
Diana Vreeland: The Modern Woman: The Bazaar Years, 1936-1962 | ダイアナ・ヴリーランド
伝説のファッショニスタ、ダイアナ・ヴリーランドのハーパーズバザーでの30年間に焦点を当てた資料集。彼女の社会やスタイルに対する革新的視点と、リチャード・アヴェドン、セシル・ビートンといった著名写真家との仕事を通して、今日まで及んでいる影響を明らかにする。 英語表記。
グラフィックデザイナーの肖像 | 平野敬子、株式会社竹尾
日本のグラフィックデザインの礎を築いたデザイナーに、次世代のデザイナーがインタビューした公開企画を編纂した1冊。貴重なデザイン哲学、思想の問答を記録。ゲストとインタビュアーは、杉浦康平×原研哉、永井一正×平野敬子、早川良雄×廣村正彰、勝井三雄×松下計、福田繁雄×タナカノリユキ、仲條正義×服部一成、松永真×工藤青石、佐藤晃一×澤田泰廣、五十嵐威暢×佐藤卓の9組。
日本の装飾と文様 | 海野弘
日本の装飾と文様について紐解く資料集。装飾文様の歴史から、植物、動物の文様、天体、気象をあらわした文様、文学における文様世界にいたるまで、豊富なカラー図版と資料、解説で日本デザインの真髄に迫る一冊。
本の構成者 エル・リシツキー | 武蔵野美術大学
2002年に武蔵野美術大学で開催された「本の構成者 エル・リシツキー」展の図録。ロシア構成主義の重要人物であるエル・リシツキーの、主にブックデザインを中心に紹介。巻末には関連する作家や芸術家の略歴、時代背景も記した年表も収録。
One Million One Skeletons | 田中靖夫
イラストレーター、田中靖夫の作品集。2004年にギャラリーWALLで開催された個展にあわせて刊行されたもので、十数年の歳月をかけてスケッチブックに描きためた、無数のガイコツたちを掲載。踊るガイコツ、走るガイコツ、魚の骨を釣るガイコツ、何故か手術を受けるガイコツなど、表情豊かなガイコツたちがどこか可愛らしくてユーモラス。スケッチブックそのものを表現したかのような装丁も特徴的な一冊。アートディレクターは副田高行。
ジャスト・アナザー・ワールド Just Another World | 田中靖夫
イラストレーター、田中靖夫の作品集。ユーモラスかつ風刺的な線画作品をモノクロで多数収録。アートディレクションは長友啓典によるもの。
池辺陽再発見 全仕事の足跡から | 彰国社
建築家・池辺陽とその研究室の全仕事をまとめた作品集。建築文化1995年3月号の特集部分と原広司の書下ろし巻頭文で編成し、単行本として新たに刊行したもの。住宅ナンバーシリーズや東京大学鹿児島宇宙空間観測所施設、実験住宅プロジェクトなど、時代の先見性に富んだこれまでの全仕事を豊富な資料や写真とともに紹介。
Handcrafted Modern: At Home with Mid-century Designers | Leslie Williamson
イームズ夫妻、ジョージ・ナカシマ、ラッセル・ライト、ウォルター・グロピウスら、14名のミッド・センチュリー期に活躍したデザイナーたちの自宅のインテリアを紹介した写真集。ハンドメイドの家具、自作の彫刻や絵画の飾り方、本棚に並ぶ本や調度品の数々、 細部にいたるまで作家の個性があらわれた住まいにはインテリアのヒントが満載。英語版。
新版 建築のあたらしい大きさ | 石上純也
2010年に豊田市美術館で開催された展示の際に刊行された『建築のあたらしい大きさ』の新版。テキスト、模型写真やドローイング、科学的資料を抜粋し再編。「雲」「森」「地平線」「空」「雨」自然の5つのキーワードとしたプロジェクトとともに未来の建築の可能性を探る。
木のこころ ジョージ・ナカシマ展 | 富山県立近代美術館 ほか
1993年に富山県立近代美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。アメリカの日系家具デザイナー、ジョージ・ナカシマが残した椅子やテーブル、ランプなど、数々の木製家具の作品を掲載。ナカシマがこよなく愛した木と自然、そして家具や造形の意義を再考する一冊。
Steven Ehrlich Houses | スティーブン・アーリック
アメリカの建築家、スティーブン・アーリックの作品集。幾何学的でモダニズム風の力強いフォルム、大きな窓に連動する部屋、豊かな質感の素材といった、自然とのつながり、素材や風景に対するこだわりが特徴的なアーリックによる数々の建築作品を、内装や外装の写真、図面などの資料とともに紹介。英語表記。
草月の花 | 勅使河原蒼風
いけばな草月流の創始者・勅使河原蒼風が、いけばなのイロハを解説。花の紹介やテーマの決め方、切る・曲げる・留めるの3つの技巧、花器と花材のバランスの取り方など、家庭でもいけばなを取り入れたくような基礎知識に加え、「草月の花」など草月流の精神や流儀を垣間見ることができる内容を幅広く収録。