資生堂百年史
日本の化粧品業界を牽引し続ける資生堂の創業100周年を記念して刊行。これまでの歴史と時代の変遷を照らし合わせながら、資生堂の歩みを辿る。商品パッケージや広告をはじめとした資料をカラーとモノクロで掲載。
Pentagram: Puzzlegrams | ペンタグラム
イギリスを代表するデザイン会社、ペンタグラムによるデザイン資料集。「パズル」をテーマとした178点のデザインを紹介。マッチを並び替える問題、ケーキを均等に分割する方法など、古典的なパズルとそのデザイン、テキストを収録。英語表記。
アイデア No.290 アイデア vs 仲條正義 | 誠文堂新光社
アイデアNo.299/2003年7月号。特集「アイデアvs仲條正義」では、氏が手がけたグラフィックデザインの数々を、矢萩喜従郎が60頁にわたり解説。とじ込みポスターやポストカード等の付録付。ほか、都築響一による連載「デザイン豚よ木に登れ」などを収録。
アイデア No.289 The Studio Tokyo Japan 奥村靫正のすべて | 誠文堂新光社
アイデアNo.289、2001年11月号。「The Studio Tokyo Japan 奥村靫正のすべて」特集。YMOのアートディレクションを総合的に手がける奥村のデザインワークをカラーで掲載しているほか、M/Mによるビョークプロジェクトの誌上リミックスも収録。綴込み付録は大竹伸朗。
時間旅行 | 和田誠
イラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイストなど多彩な顔を持つ和田誠の、1997年に開催された展示の図録。幼少期から描きためてきた作品を、スケッチ・装丁・漫画・似顔絵・版画・立体作品・ポスターなど形態ごとにカラーで掲載。展示中の貴重なトークショーの書き起こしも併せて収録。
D&D SCAN 仲條正義の仕事と周辺
アートディレクター、グラフィックデザイナーの仲条正義の仕事をまとめた一冊。資生堂をはじめとする代表的な仕事はもちろん、仲條が手がけてきた数々の広告やポスターなどを豊富な図版資料で多数掲載。葛西薫、タナカノリユキ、後藤繁雄との対談も収録。
松永真のデザインワーク展 | 株式会社第一紙行
1989年に開催された展示の図録。グラフィックデザイナー・松永真の仕事から、代表的なポスター、パッケージデザイン、ロゴデザインなどを厳選して収録。亀倉雄策、田中一光、ルウ・ドーフスマン、ソール・バスらがテキストを寄せている。
Beautiful Losers: Contemporary Art and Street Culture
映画「ビューティフル・ルーザーズ」のヴィジュアルブック。1990年代のアメリカで、スケートボード、サーフィン、パンク、ヒップホップ、グラフィティなどのストリートカルチャーの真っ只中で“遊んでいた”若者たちを追うドキュメンタリー。マーク・ゴンザレス、マイク・ミルズ、バリー・マッギー、ハーモニー・コリン、シェパード・フェイリーらが出演し、その鮮烈なムーブメントの軌跡と、生み出された作品の魅力に迫る。英語表記。
KAWS | Monica Ramirez-Montagut
アメリカの現代アーティスト、KAWS(カウズ)の作品集。活動初期はグラフィティアーティストとして知られ、NYのビルボードやバス停、電話ボックスの広告にペイントを施したストリートアートで注目を集め、今もなお絶大な人気を誇るカウズによるこれまでの作品を網羅した一冊。英語表記。
エレン フレンチ・フォトグラフィ? | エレン・フライス
ファッション、カルチャー、アート…あらゆる角度からメデイアを切り開いた、新しいファッション誌として今もなお語り継がれる「Purple」誌。本書はその編集者で発行人であるエレン・フライスが編集を務めた写真集で、マーク・ボスウィック、アンダース・エドストローム、カミーユ・ヴィヴィエ、クリストフ・ブルンケル、レティシア・ベナら「Purple」誌とゆかりのあるアーティストたちが参加している。英語表記。
Coincidences | Sarah Moon サラ・ムーン
ロンドンやパリでのモデル業のかたわら写真を撮り始め、1970年より写真家へとキャリアを転向したフランス出身の写真家、サラ・ムーンの作品集。1980年代から2000年代にかけて撮影された作品をまとめたもの。ランドスケープ、ポートレート、ファッションなど、様々なテーマで捉えられた作品図版とテキストを収録。現実と幻想の中を行き来する揺れ動く心情、その世界が映し出される。英語表記。
Mario Giacomelli | マリオ・ジャコメッリ
イタリアの写真家、マリオ・ジャコメッリの作品集。黒と白の強烈なコントラストで世界の人々を魅了したジャコメッリの写真作品684点を収録。ジャコメッリの祖国とその人々に対する深い理解、そして形と効果を操る卓越した技術が表現されている。
Christopher Wool | クリストファー・ウール
アメリカのアーティスト、クリストファー・ウールの作品集。2013年から2014年にかけてソロモン・R・グッゲンハイム美術館で開催された展覧会に際して刊行されたもので、ウールの30年にわたるこれまでのキャリアを最も包括的に検証し、メディアとしての絵画の複雑さ、絵画とはどのように構想され、実現され、体験されうるのかという問いを投げかける一冊。英語表記。
The Bad Years 1969-70 | Neil Jenney
アメリカの画家、ニール・ジェニーの作品集。2001年にニューヨークのGagosian Galleryで開催された個展に際して刊行されたもの。1978年にキュレーターのマーシャ・タッカーがニュー・ミュージアムで開催した展覧会で用いた絵画傾向「バッド・ペインティング」。その中心人物のひとりであるジェニーによる1969年から1970年にかけて制作されたおよそ25点の作品を掲載。英語表記。
Beat Culture and the New America 1950-1965 | Lisa Phillips
ジャック・ケルアックやアレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズなど多くの作家や芸術家が傾倒していたビートニク。当時のビートジェネレーションたちの記録写真やペインティングやドローイング、コラージュ、立体造形などの作品をカラーとモノクロで多数掲載。
Horizons | Sze Tsung Leong
メキシコ出身のイギリス系アメリカ人アーティスト、シー・ツォン・レオンの作品集。10年以上にわたり撮影を続けてきた「Horizons」シリーズの写真をまとめたもので、世界中の風景を広角レンズで撮影した写真を組み合わせ、水平線で繋ぎ合わせることで距離や境界線を超えた地球の繋がりを観る者に感じさせる一冊。英語表記。
Painting at the Edge of the World | Walker Art Center
2001年にアメリカのウォーカー・アート・センターで開催された展覧会に際して刊行されたカタログ。1960年代に始まった絵画の再定義と「ハイブリッド化」の可能性、そして現代における新たな芸術の展望を検証するもので、ブラジル、ドイツ、南アフリカ、日本、ベルギー、イラン、アメリカなど、国際色豊かで世代を超えたアーティストたちの作品とともに批評家たちによるテキストを掲載。マルレーネ・デュマス、アンドレアス・グルスキー、マイク・ケリー、村上隆、ルドルフ・シュティンゲル、杉戸洋らの作品を収録。英語表記。
Andy Warhol’s Time Capsule 21 | アンディ・ウォーホル
2003年から2004年にかけて開催された展覧会の図録。貴重なものからありふれた土産物まで、アンディ・ウォーホルは自分が興味があり価値があると思ったものは茶色い段ボール箱、いわゆるタイムカプセルに集め保管していた。612個もの膨大な段ボール箱にも及ぶ遺品の数々の中から、本書ではタイムカプセルNo.21に収められていた大量の手紙、レコード・アルバム、雑誌や新聞の見出し、贈り物、作品の資料、仕事の記録、収集品などを掲載。ドイツ語表記。
Beauty’s Nothing | Nadav Kander ナダフ・ガンダー
ロンドンを拠点に活動する写真家ナダフ・ガンダーの作品集。あらゆる人種、年代の人々のポートレート、ヌード、廃墟やハイウェイなどの風景写真とともに、7人の現代作家、詩人たちによるテキストが収められている。英語表記。
Learn to See: A Sourcebook of Photography Projects by Teachers and Students
アメリカの写真家でマグナム・フォトの一員であるスーザン・マイゼラスによるマニュアルブック。本書はマイゼラスがブロンクスで公立学校の教師をしていたときに考案されたもので、他の教育者やアーティスト、研究者らとともに、写真を通して実験したり学習するためのツールとして作られた。101の遊び心あふれるエクササイズが掲載されており、当時の日常生活を反映した演出を通して写真の基本をレクチャーする。
Fotografien aus Rom | Hans-Christian Schink
ドイツ出身の写真家、ハンス=クリスティアン・シンクによる作品集。ローマの首都に水を供給していた南東部各地に残る水道橋のその断片を撮影したシリーズ『Aqua Claudia』と、ローマ南部にある開催されるはずだったローマ万国博覧会のために建設された地区『EUR』を撮影したシリーズをカラー・モノクロによる作品図版、解説とともに収録。英語表記。
Richard Prince: Jokes and Cartoons | リチャード・プリンス
アメリカのアーティスト、リチャード・プリンスの作品集。プリンスによる「ジョーク・ペインティング」の創作過程のために集めた素材を掲載したもので、よく知られている作品だけでなく、彼の個人的なコレクションから未発表の原稿、メモ、オリジナルの漫画やジョークそのものまで収録。英語表記。
Boring Postcards USA | Martin Parr
イギリス出身のフォトグラファー、マーティン・パーのポストカードコレクション。英国の退屈なポストカードを披露した前作『Boring Postcards』に続く、本作はアメリカ編。皮肉とユーモアを折り混ぜつつ、アメリカ社会の文化的・建築的価値観に対する哀愁を帯びた洞察をも伝えている。英語表記。
Cosmo-Eggs 宇宙の卵 | 第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展
2019年に開催された第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示「Cosmo-Eggs 宇宙の卵」開催に合わせて刊行された資料集。展示の様子やそこにいたる調査の過程を、写真や地図、調査資料などでまとめて一冊にファイリングしたもの。装丁は田中義久によるもの。
熊谷守一展 画家がみつめた小さないのち 豊かなこころ | 水木祥子
2014年に開催された「熊谷守一展 画家がみつめた小さないのち 豊かなこころ」の図録。「花と虫の楽園」「生活の中のかたち」「さりげない隣人たち 猫と動物」「ひとのありかた 裸婦像」といったカテゴリーごとに、氏の描いたあたたかみあふれる作品と、その画家としての歩みを紹介。
Perfect Intimacy | Lili Almog
フォトグラファー、リリ・アルモグの作品集。各地にある3つの異なるカルメル会修道院を訪れ、そこで撮影した修道女たちのポートレートを一冊にまとめたもの。アルモグは修道女たちの個性、尊厳、自我を捉えており、その肖像は宗教的なアイコンのように強い印象を与え、修道女たちの深い精神的な世界を観る者に感じさせる。英語表記。
Time As River | アンヌ・アアルト
フォトグラファー、アンヌ・アアルトの作品集。2009年から2018年にかけて訪れたヘルシンキの街並みを一冊にまとめたもので、北欧の四季をあたたかい眼差しで切り取っている。英語、日本語表記。
yu-un: obayashi collection 2006-2010 | 今井智己
日本の写真家、今井智己の作品集。大林剛郎によるプライベートミュージアム、游庵にて2006年から2010年にかけて開催されたコレクション展の様子をカラー写真で多数収録。
Thomas Mullenbach: Originale | トーマス・ミュレンバッハ
スイス出身のトーマス・ミュレンバッハの作品集。2005年から20013年にかけて制作された、毎日届く展覧会の紹介状を自身の水彩画へと落とし込むシリーズをまとめたもの。アンディー・ウォーホール、アンリ・マティス、ピート・モンドリアンらあらゆる芸術家の作品を描いた図版、178点収録。 ドイツ語表記。
entropix | 小山泰介
日本の写真家、小山泰介の作品集。都市部で撮影され、一見抽象画のようにも見える人工物や現象の表面、細部を鮮明なカラー写真で53枚掲載。装丁はアートディレクターの中島英樹。
繡 | 中井菜央
写真家、中井菜央の作品集。人、動植物、風景など、様々な「個の存在」をポートレートとして写し出したカラー写真73点を収録。
時代裂縞百撰 | 浦野理一
昭和の時代に活躍した染織研究家、染織プロデューサー、浦野理一による実物の時代裂まとめたもの。茶道具を入れる仕覆や袱紗などに用いられた布地、名物裂とも呼ばれる絹織物のひとつ『時代裂』。江戸末期から明治末期までの手織縞を中心とした、貼り込みされたシートを100点収録。
日本のかたち | 岩宮武二、吉田光邦、早川良雄
写真家の岩宮武二、科学史家の吉田光邦、そしてグラフィックデザイナーの早川良雄が日本における伝統的なデザインを、原材料別に編纂して紹介する資料集。木・竹・紙・金・土・石・象にまつわる工芸品の写真を大判図版で掲載して解説。巻末には日本の紋章を収録。
日本の文様とホテルオークラ
1964年に発行された図録『日本の文様とホテルオークラ』の改訂版。ホテルオークラ開業20周年事業の一環として刊行されたもの。「日本の自然」「日本の建築」「日本の文様」「各国の意匠」4つの章に分けて日本の様々な文化、古典美術を軸に紹介する。初版本にはない別館の意匠を追加、カラーによる図版、解説を収録。日本語、英語表記。
芹沢銈介 硝子絵集 | 求龍堂
染色工芸家、芹沢銈介の作品集。眼にして感興をひいた風景、身辺の蒐集品、家具工芸品、職人たちの姿などを描いたガラス絵を厳選して収録。限定1000部。
Fashionary Bag Design: A Handbook for Accessories Designers
バッグのデザインについてのハンドブック。古代から現代までの360以上のバッグスタイルと、260以上のバッグの詳細と装飾、材料やケア、さらには60以上の展開図、素材や構造からブランドの位置付けや見本市に至るまで、実用的なバッグのデザイン情報を網羅した一冊。英語表記。
日本民藝館所蔵 柚木沙弥郎作品集
日本民藝館が所蔵する柚木沙弥郎の染色作品を集めた作品集。型染や注染をはじめとする、初期の作品から近年に至るまでの作品群と、インタビュー記事や講演会の記録も併せて収録。
世界の民芸玩具 日本玩具博物館コレクション | 尾崎織女
日本玩具博物館が所蔵する20世紀の世界の民芸玩具コレクションの数々を紹介する一冊。木や土、木の実、紙など身近なものを用いて作られた、世界各地から集められた趣のある玩具や人形、宗教的な装飾品などを多数掲載。
定本江戸商売図絵 | 三谷一馬
日本画家、江戸風俗研究家の三谷一馬による江戸の商売風俗資料集。江戸に暮らしたあらゆる庶民の生業の姿を描き、解説を添えたもの。衣、食、薬、住、職人、芸能、願人坊主・物貰い、旅、季寄せ、雑に分類し収録。
江戸物売図聚 | 三谷一馬
江戸の四季を彩っていたさまざまな物売たちの姿を江戸風俗画の第一人者、三谷一馬が当時の膨大な資料をもとに再現。全作品に出典を示し、当時の文献を豊富に引用しながら風俗、生活を解説する。
Tibetan Dress in Amdo & Kham | Gina Corrigan
チベットの歴史的な地域であるアムドとカムに焦点を当て、人々とその衣装や関連する工芸品を記録したビジュアルブック。学術的な知識をベースに、独自の観察や遊牧民や農民への幅広いインタビューを組み合わせ、現在のチベット人が実際に着用している衣装を中心に紹介。 英語表記。
Kilim: The Complete Guide ペーパーバック版 | Alastair Hull、Jose Luczyc-Wyhowska
中東から中央アジアに暮らす遊牧民の伝統的な織物、キリムを紹介した資料集。ペーパーバック版。キリムの歴史や、素材、染色、織り方、産地の紹介にいたるまで、多数の写真図版とともに解説する。 英語表記。
Sou Fujimoto Architecture Works 1995-2015 藤本壮介建築作品集
建築家、藤本壮介の20年にわたる設計活動をまとめた一冊。氏の代表作、国内外で進行中の最新プロジェクトのほか、コンペ応募案や建築を模索してきたコンセプチュアルなモデル、未発表作まで多数収録。
ル・コルビュジエ展 建築とアート、その創造の軌跡 展覧会記録 | 森美術館
2007年に森美術館で開催された「ル・コルビュジエ:建築とアート、その創造の軌跡」展の際に刊行されたDVD付属の展示カタログ。10のセクションにカテゴライズされた展示風景を掲載した冊子に、CGによる解説映像を記録したDVD「4つの白い住宅」が収録された一冊。