Aires Mateus: Casa Em Melides | アイレス・マテウス
ポルトガルの建築家、アイレス・マテウスが設計したHouse in Fontinhaを撮影した一冊。外装から階段、キッチン、扉、アーチ型の壁など、特徴的なフォルムを建築写真家のホアン・ロドリゲスがモノクロの写真で捉える。 ポルトガル語、英語表記。
Ronchamp | Le Corbusier ル・コルビュジエ
建築家、ル・コルビュジエによるロンシャン礼拝堂の写真集。美しい礼拝堂の写真をモノクロで多数収録しながら、設計図やメモなどもあわせて掲載。 フランス語表記。
蔵 暮らしを守る | 東京海上火災保険
世界に類例のないユニークな構造と役割をもつ日本の「蔵」に焦点を当てた写真集。建築学、民俗学のふたつの視点から、地域ごとの特色やその歴史を紐解く重厚な1冊。写真は石元泰博、装丁は白井晟一によるもの。英文解説冊子付属。
Kilim: The Complete Guide ペーパーバック版 | Alastair Hull、Jose Luczyc-Wyhowska
中東から中央アジアに暮らす遊牧民の伝統的な織物、キリムを紹介した資料集。ペーパーバック版。キリムの歴史や、素材、染色、織り方、産地の紹介にいたるまで、多数の写真図版とともに解説する。 英語表記。
The New Old House: Historic & Modern Architecture Combined | Marc Kristal
北米からヨーロッパまで、古い歴史的建造物を改築し、新たに個人邸宅へと蘇らせた様々な事例を紹介する建築資料集。中には数百年前の建造物も存在し、伝統とモダンが織りなす美しい建築の内装と外装をカラー写真や図面とともに掲載。 英語表記。
バーナード・リーチ詩画集 | 五月書房
イギリスを代表する陶芸家で、民芸運動を通じて日本との架け橋となったバーナード・リーチの詩画集。氏が綴った詩作品に加え、家族の肖像画や、日本、そしてイギリスの風景などを描いた絵画作品を収録。陶芸作品で広く知られる氏の新たな一面と、陶芸作品に通づる氏の眼差しを感じられる一冊。
Scandinavian Designers at Work | 著者名
スカンジナビアで活動する18人のデザイナーたちの工房や自宅を訪れた際の記録を集めた写真集。デザイナーたち自身のポートレートや日頃の制作風景、工房の様子、作品、アイディアが詰まった本棚などの写真とともに、彼らのインスピレーションの源、デザインや制作に対する思いなどを語ったテキストが添えられている。 英語表記。
ガウディの作品 芸術と建築 | ファン・バセゴーダ・ノネール ほか
スペインを代表する建築家、アントニ・アウディの作品資料集。サグラダ・ファミリア、カサ・カルベット、コロニア・グエルのクリプタ、カサ・ミラーほか、美しい装飾が施された壮大な建築作品を紹介する。オリジナルドローイング、資料写真と併せて解説を収録。
父の有り難う | 長谷川竹次郎
金工家・長谷川竹次郎が自ら手がけた、ふたりの子供たちへの贈り物をまとめたもの。1歳の娘に贈った鳥のモビール、5歳の息子に贈ったパチンコ台、13歳から15歳まで2人に贈った銀の飯碗と箸。20歳になったときに最後に贈った茶箱まで、親子の間で流れたあたたかで愛おしい時間がテキストと美しい写真から滲む。テキストは妻である長谷川まみ、撮影は小泉佳春、デザインは山口信博、山口美登利、大野あかりによるもの。
アシュール石器文化の草創 | 諏訪元 ほか
約175万年前に登場したとされる、アシュール型の石器についてまとめたもの。アフリカ、エチオピア南部にあるコンソ地域で行われた古人類学のフィールド調査で収集されたアシュール石器を紹介する。主にハンドアックス、ピック、クリーバーの細部まで捉えられた実物大の写真とともに解説を収録。
東大醫學 蘭方医学からドイツ近代医学へ | 著者名
2014年にインターメディアテクで開催された展示の図録。東京大学に所蔵されている医学標本のコレクションを紹介。銅人形、頭蓋骨、蝋細工標本など、人造模型や医療器具、実験用具、資料写真を図版とともに解説。幕末から明治時代前半にかけての医学遺産とともに、医学の歩みを辿る。
Field Essays: Eloj Kreyol | Lucy Cotter 他
オランダを拠点に、展示会や出版物の発行などを行うOnomatopee刊行の「Field Essays」シリーズの第4号。本号ではデザインデュオ・dach&zephirの活動を特集。ドミニカ共和国周辺の島々でフィールドワークを行い、民族学的なリサーチを経て現地の人々の暮らしをオブジェやアクセサリーなどのアート作品として表現。英語表記。
信楽 壺中の天 | MIHO MUSEUM
1999年にMIHO MUSEUMで開催された展覧会の図録。信楽の中でも、室町時代を中心とする「古信楽」の壺に焦点を当てたもので、土門拳や黒澤明、白洲正子などの目利き達の言葉とともに数々の作品を紹介。
江戸の異国万華鏡 更紗・びいどろ・阿蘭陀 | MIHO MUSEUM
2018年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。江戸時代の舶来品であるインド更紗、ヨーロッパ製のガラス器、陶器などの工芸品を紹介。カラーによる豊富な図版とともに解説を収録。
Textiles of Indonesia | The Thomas Murray Collection
40年以上にわたって収集されたインドネシアの織物の写真資料集。スマトラ島のバタックやランプン地方、ボルネオ島のダヤック、スラウェシ島のトラジャの織物に特に注目し、スンバやティモールなどの島々の珍しい織物も紹介。何世紀にもわたって行われてきた染め、織り、ビーズ細工の技法の複雑な伝統や、歴史的背景、古代の図像についても解説。 英語表記。
古代バクトリア遺宝展 | MIHO MUSEUM
2002年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。中央アジアに位置するヒンズークシ山脈とアムダリア上流の中間地帯の古名「バクトリア王国」の遺宝を紹介。彫像、リュトン、壁画、硬貨、弓矢、鉢など、工芸品や装飾品をカラーによる図版とともに解説を収録。
Tibetan Dress in Amdo & Kham | Gina Corrigan
チベットの歴史的な地域であるアムドとカムに焦点を当て、人々とその衣装や関連する工芸品を記録したビジュアルブック。学術的な知識をベースに、独自の観察や遊牧民や農民への幅広いインタビューを組み合わせ、現在のチベット人が実際に着用している衣装を中心に紹介。 英語表記。
猿楽と面-大和・近江および白山の周辺から | MIHO MUSEUM
2018年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。能・狂言で構成される能楽のかつての呼び名「猿楽」と「面」について紹介する。平安後期から鎌倉時代の古面、南北朝から室町、安土桃山時代の大成期にわたる350点、面の表・裏を約500点、解説とともに収録。
The 備前 土と炎から生まれる造形美 | 東京国立近代美術館工芸館 ほか
2019年から2020年にかけて東京国立近代美術館工芸館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。古くから日本人に愛されてきた備前焼に焦点を当てたもので、桃山時代の古備前の名品から、近代、現役の陶芸家の作品、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品にいたるまで、数々の備前焼の作品を紹介。
古代ガラス展 | MIHO MUSEUM
2001年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。紀元前16世紀から紀元後10世紀の古代ガラスを紹介する。ビーズ、首飾り、ファラオ頭部、杯、瓶など様々な緻密で美しい模様のガラス作品を解説とともに収録。
古代ガラス 色彩の饗宴 | MIHO MUSEUM
2013年にMIHO MUSEUMほか各地で開催された展覧会の図録。紀元前2千年以降、およそ3千年に渡る古代ガラス作品に焦点を当てたもので、大英博物館から古代ガラスの世界的名宝10点と、国内のガラスコレクションから200点もの作品を紹介。
Papier: Versuche zwischen Geometrie und Spiel | Franz Zeier
スイスの製本家、フランツ・ツァイアーによる紙を用いた立体工芸作品集。折ったり、切ったり、重ねたりしながら生み出されるさまざまなかたちを、モノクロ図版に解説を添えて紹介。 ドイツ語表記。
I Maestri Le Corbusier | ル・コルビュジエ
イタリアのインテリアブランド、カッシーナ社が発行している家具カタログ。特集はモダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエ。近代建築の巨匠たちの家具を現代に蘇らせ、生産販売を手がけている「イ・マエストリ・コレクション」のひとつで、本カタログではコルビュジエが手がけた椅子やテーブルなどの家具を掲載。 イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語表記。
Geo Bio Miami | Charles Birnbaum、Charles Waldheim
マイアミを拠点とする建築家、ローリンダ・スピアの作品集。グリーンインフラ、気候変動、雨水管理など、彼女の活動で扱うさまざまな問題やトピックの概要を紹介し、ランドスケープアーキテクチャーの価値を探る1冊。図版や洞察に満ちた分析をコラージュ状に構成したブックデザインはイルマ・ブームによるもの。 英語表記。
Design of Doujunkai 蘇る都市の生活と記憶 同潤会アパートメント写真集
関東大震災の復興支援を目的に設立された財団法人・同潤会によるアパートメント写真集。大正末期から昭和初期にかけて、東京と横浜の各地に建設された鉄筋コンクリートの集合住宅/同潤会アパートの内外観や什器などを、カラーで多数掲載。当時としては先進的な設計と、そこに息づく暮らしが記録されている。 表紙にスレ、ヨゴレ有。小口に僅かなヨゴレ、一部キズ有。本文経年並。
ヨーロッパの扉 | 向田直幹
写真家、向田直幹がヨーロッパ各国を訪ね、扉を撮影した作品集。フランス、スイス、イタリア、ギリシャ、スペインを巡り、木や鉄で作られた扉、個性豊かなドアノッカーなどのカラー写真と解説を掲載。
Dungeness: Coastal Architecture | Dominic Bradbury
英国のケント海岸に位置する岬、ダンジネスに点在する個性的な建築物を紹介する写真資料集。風雨にさらされながらも内陸部の開発から守られてきたこの海岸地帯に、一流の建築家が設計した、非家庭用建物から転用された住宅や、新築住宅の […]
ブータンの染織 バーソロミューコレクション | 紫紅社
何世紀にもわたる鎖国の中で生まれ今に伝えられてきた、複雑で高度な技術で織られるブータンの染織工芸についてまとめたもの。伝統的な衣装やベットカバーひざ掛けなど、繊細な文様が美しい染織品67点、その他の工芸品や暮らしの風景など、全72枚のカラー図版を解説とともに収録。
ウィリアム・モリス展 | 伊勢丹美術館 他
イギリスの詩人にして思想家かつデザイナーとしての顔も持つ、ウィリアム・モリスの図録。1989年に伊勢丹美術館などで開催された同名展示の作品をカラーで多数掲載。壁紙のパターンや、ステンドグラスのデザイン、挿画などモリス自身の作品のほか、ウォルター・クラインらアーツ・アンド・クラフツ運動の主要人物の作品も収録。
生活と芸術 アーツ&クラフツ ウィリアム・モリスから民芸まで | 朝日新聞社、京都国立近代美術館 他
2008年から2009年にかけて開催された展示会「生活と芸術 アーツ&クラフツ ウィリアム・モリスから民芸まで」の図録。ウィリアム・モリスを中心としたデザイナーらが生み出した家具や壁紙、グラフィックデザイン、民芸作品を紹介しながら、今日まで世界中に多大な影響を与えてきたアーツ・アンド・クラフツ運動の足跡を辿る。
横尾忠則が招待する イッセイミヤケ パリコレクション 1977→1999
2005年に富山県立近代美術館で開催された同名展示の図録。衣服デザイナー・三宅一生が高い評価を受けたパリコレクションに焦点を当て、1977年から横尾忠則がデザインを担当した招待状とその原画、プリントデザインした服を紹介。
日本の広告写真100年史 Advertising Photograph in Japan 1880-1980 | 伏見文男
1880年から1980年にかけての日本の広告写真をまとめた資料集。写真と芸術家たちの出会い、日本でのカメラ始まり、土門拳、アーウィン・ブルーメンフェルド、田中一光、細谷巖、繰上和美らによる広告作品を年代別に紹介。カラー・モノクロ含む豊富な図版とともに解説を収録。
資生堂のクリエイティブワーク
明治5年に創業された資生堂の広告ポスター、パッケージデザイン、雑誌広告、CMなどから秀作450余点を厳選して収録。田中一光、木村勝、福田繁雄らによる解説も掲載。
花椿ト仲條 | 仲條正義
アートディレクター・仲條正義が40年間に渡り手掛けてきた、日本を代表する企業文化誌「花椿」。資生堂の文化誌として、めざすべきセンスやテイストの浸透と構築を常に支えてきた花椿の40年12カ月480冊を編纂。現在も変わらぬ高い評価を受け続ける花椿の全容を記録した資料集。
Richard Paul Lohse: Modular and Serial Orders 1943-84 | リヒャルト・パウル・ローゼ
スイスのグラフィックデザイナー、リヒャルト・パウル・ローゼの作品集。幾何学を用いた絵画における色彩の構成について、作品とともに解説。作品図版はカラーとモノクロ。 ドイツ語表記。
Brasil Design Visual | Alex Wollner
ウルム造形大学で学び、母国ブラジルで活動したグラフィックデザイナー、アレックス・ウォルナーによる作品集。ポスターやロゴ、企業の制服、パッケージなど、氏が幅広く手掛けたデザインを多数収録。 ドイツ語、英語表記。
田中一光展 伝統と今日のデザイン ハードカバー版 | 富山県立近代美術館
日本の昭和期を代表するグラフィックデザイナー、田中一光の作品集。ハードカバー版。代表的なポスターワーク、ロゴデザイン、パッケージデザインなどの作品図録のほか、高階秀爾「田中一光と日本文化の最良の部分」、ジャン・カルロ・カルツァ「田中一光―きらめく閃光」、片岸昭二「田中一光の明快なデザイン」などのエッセイも併せて掲載。
The Russian Avant-Garde Book 1910-1934 | MoMA
1910年から1934年にかけてロシアで出版された書籍のビジュアル資料集。ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された展示に際して出版されたもの。ナタリア・ゴンチャロワ、エル・リシツキー、カジミール・マレーヴィチ、アレクサンドル・ロトチェンコ、オリガ・ロザノワ、ステンベルク兄弟、ヴァルヴァラ・ステパノワらが手掛けたグラフィカルなブックデザインを多数収録。 英語表記。
Coloring in Wadaland 和田誠カラー作品集
グラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠による作品集。挿絵、ポスター、レコードジャケット、旅のスケッチや立体造形まで1000点以上の作品を掲載。カラーインク、色鉛筆、グァッシュ、リキテックス、油彩など、画材別に分類。
Black & White in Wadaland 和田誠モノクローム作品集
グラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠による作品集。挿絵、ポスター、レコードジャケット、旅のスケッチや映画の絵コンテなど、3000点以上のモノクロ作品を掲載。
Openness and Idealism: Soviet Posters 1985-1991
ゴルバチョフ時代のソビエト連邦においてペレストロイカの重要な一環として展開された情報政策、グラスノスチにまつわるポスターを編纂したグラフィックデザイン集。社会主義リアリズムに代わり台頭した芸術的で開放的な表現を、ソ連邦解体30周年を迎えるにあたり振り返る。