Cirkus | Elisabeth Ivanovsky
モルドバ出身のイラストレーター、エリザベス・イワノフスキーのステンシル作品の復刻版。ピエロ、ライオン使い、曲芸師、サーカスをモチーフとしたステンシルによる作品を収録。動物や人のフォルム、色彩、細やかな表現が魅力的な子どもから大人まで楽しめる1冊。 フランス語。
KASAI Kaoru 1968 | 葛西薫
数多くの広告を手がけてきたアートディレクター・葛西薫の作品集。サントリー烏龍茶、ソニーのウォークマンなどの広告作品やポスターの青写真・下書きに加えて、「装幀の楽しみ」「意味のある、意味なし」などのエッセイも収録。
VNIITE: Discovering Utopia – Lost Archives of Soviet Design
モスクワデザインミュージアムのアレクサンドラ・サンコヴァとオルガ・ドゥルジニナによって、今ではすっかり忘れ去られたVNIITE(全ソ連技術美学科学研究所)の姿を明らかにした一冊。本書は、スケッチやモデル、プロトタイプ、ソ連におけるグラフィックデザインの隠れた名作、VNIITEの月刊誌『Technical Aesthetics』の表紙を厳選して収録。1960年代から1990年代初頭までのソビエトのグラフィック・トレンドがわかる。
浅葉克己デザイン日記 2002-2014 | グラフィック社
グラフィックデザイナー、浅葉克己の作品集。2002年から2014年の自筆日記とグラフィック作品をまとめたもの。制作への熱量や思考の記録、デザインラフ、そしてタイポグラフィを巧みに使いこなすデザインの数々を一望できる。
年鑑日本のタイポディレクション 90 | 講談社
東京タイプディレクターズクラブ(現・東京TDC)が発行する年鑑、1990年度版。タイポグラフィを中心とした国際的なデザインコンペティション、東京TDC賞入選作品を掲載。90年の金賞は河原敏文。銀賞は井上嗣也。
年鑑日本のタイポディレクション 91 | 講談社
東京タイポディレクターズクラブ(現・東京TDC)が発行する年鑑、1991年度版。タイポグラフィを中心とした国際的なデザインコンペティション、東京TDC賞入選作品を掲載。91年の金賞は浅葉克己。銀賞は葛西薫。
大衆文芸図誌 装釘・挿絵にみる昭和ロマンの世界 | 八木昇
大衆文芸研究家・八木昇が、装丁・挿絵をもとに昭和に出版された書籍をセレクト。夢野久作や大佛次郎、江戸川乱歩などの著作のほか、「サンデー毎日」や「平凡」といった雑誌からみてとれる、昭和ロマンのアーカイブ集。
描き文字のデザイン 日本を代表する45人の「描き文字」仕事 | 雪朱里
明治・大正・昭和から現在まで、長い年月を経てもなお愛される描き文字作品を作家別に掲載。人物の解説から、代表的な描き文字の作品を800点以上のカラー図版とともに紹介。
Timeless 石岡瑛子とその時代 | 河尻亨一
日本を代表するグラフィックデザイナーのひとり、石岡瑛子の評伝。資生堂、PARCOなどの広告作品、ブックデザイン、映画や演劇ほか、数々の創作活動を時代別にカテゴライズしてその軌跡を辿る。石岡瑛子の作品をまとめたビジュアルページを併せて収録。
iichiko design 2020 | 三和酒類株式会社
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集2020年版。美しい写真と印象的なコピーで、他の酒類とは一線を画したブランドイメージの世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品をカラーで多数掲載。
プッシュピンと4人のデザイナー | ミルトン・グレイサー、シーモア・クワスト他
シーモア・クワスト、ミルトン・グレーザー、レーノルド・ラフィンズ、エドワード・ソレルらにより結成されたデザイン集団、プッシュピン・スタジオの展覧会図録。4人の多彩な作品を豊富な図版資料で紹介。
田川市美術館開館記念 松永真・デザインの世界展
1992年に田川市美術館で開催された展示の図録。グラフィックデザイナー、松永真の手掛けた仕事を紹介する。ポスター、ブックデザイン、ロゴ、パッケージデザインほか、カラーによる作品図版を収録。
キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより | 東京国立近代美術館フィルムセンター
2014年に東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館で開催された展示のカタログ。「小さな映画大国」といわれるキューバを中心に、世界各国の映画ポスターを収録。1960年代から1990年前後のカラー図版、解説を掲載。
岡本一宣の東京デザイン
アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動する岡本一宣の作品集。「ひととき」「Spiritus」「FRaU」など雑誌のほか、装丁、ポスター、ロゴにいたるまで、氏の手掛けたデザインワークの数々を幅広く収録。
Jurriaan Schrofer: Graphic Designer, Pioneer of Photo Books, Art Director, Teacher, Art Manager, Environmental Artist, 1926-1990 | 著者名
写真集や実験的なタイポグラフィの分野での先駆者として知られるオランダのグラフィックデザイナー、ジュリアン・シュロファーの作品集。氏の手掛けた様々な企業の広報パンフレット、写真集のエディトリアルデザイン、広告デザイン、インテリアデザイン、タイポグラフィ、アート作品など、テーマ別にシュロファーのキャリアの全貌を網羅。 英語表記。
新島実と卒業生たち そのデザイン思考と実践 1981-2018 | 武蔵野美術大学
2018年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。グラフィックデザイナー・新島実のポスター、造本、CIなどの代表的な作品を収録し、考察を重ねながら挑戦し続けてきたグラフィックデザインの足跡をたどる。
Lance Wyman: Process. A proposal for the 1976 USA Bicentennial Identity | ランス・ワイマン
アメリカのグラフィックデザイナー、ランス・ワイマンの作品集。1976年のアメリカ独立200周年記念式典のために、ロゴとグラフィック・アイデンティティーの制作プロセスを記録した1冊限りの革製「スケッチブック」を再現した一冊。本人による、デザイナーの仕事におけるプロセスの重要性について書かれたテキストも掲載。
本の美術 | 恩地孝四郎
装幀家、版画家、詩人である恩地孝四郎による装本美術論。ブックデザインにまつわる論説や、装本書影を掲載。別冊には植村鷹千代による解説や、恩地孝四郎装本拾遺、恩地孝四郎年譜などを収録。別冊解説付。
Herbert Matter: Monograph | ハーバート・マター
スイス出身の写真家・グラフィックデザイナー、ハーバート・マターの作品集。フォトモンタージュを駆使した代表的な広告デザイン、実験的な写真作品、ペインティングなどをカラーで多数掲載。 ドイツ語表記。
The Unique World of Mitsumasa Anno: Selected Illustrations 1968-1977 | 安野光雄
日本の画家、絵本作家の安野光雄による作品集。1968年から1977年までに描かれた、シュルレアリスム的なアートワークを多数収録。多岐にわたる分野で活躍し続けた安野の世界観を紹介している。 英語表記。
季刊デザイン 12号 ヨゼフ・ミュラー・ブロックマン、吉川静子夫妻のデザイン
デザイン誌「季刊デザイン」第12号。羽原粛郎・森啓「ヨゼフ・ミュラー・ブロックマン、吉川静子夫妻のデザイン」ほか、戸村浩を特集した作家シリーズや、横尾忠則「井伊君のことについて」など多彩な記事を収録。
季刊デザイン 14号 音・音楽・環境
デザイン誌「季刊デザイン」第14号。音・音楽・環境特集。山口勝弘「音幻の世界 環境とオブジェ」、羽良多平吉「錬金術」、高梨豊「もう鳩なんか出やしない」などを収録。
クヴィエタ・パツォウスカー | いわさきちひろ絵本美術館
1995年にいわさきちひろ絵本美術館で開催された同名展示の図録。チェコの絵本画家、クヴィエタ・パツォウスカーの作品を紹介。リトグラフ、ビジュアル・ポエトリー、グラフィック、立体造形、ブックデザインなどをカラーで多数収録。
Moomin!ムーミン展 トーベ・ヤンソン生誕100年記念
2014年に全国各地を巡回した「Moomin!ムーミン展 : トーベ・ヤンソン生誕100年記念」の展覧会図録。人気絵本、ムーミンの原画や習作約200点をテーマごとに編纂。仲間たちとの交流や自然の豊かさなど、生きること・暮らすことを通じたトーベ・ヤンソンからのメッセージが作品一つ一つから感じられる。
早川良雄の時代 デザイン都市・大阪の軌跡
大阪ATCミュージアムで開催された「早川良雄の時代 デザイン都市・大阪の軌跡」展図録。大阪の地で生まれたグラフィックデザイナー、早川良雄の様々な作品と仕事をフルカラーの図版で紹介する。
Un Mare di Numeri: Ll Gusto del Numero Nella Grafica Olivetti | オリベッティ社
プロダクトデザインの先駆け的存在として知られるイタリアの企業、オリベッティ社のポスターデザイン集。ジョバンニ・ピントーリ、ジャン=ミッシェル・フォロン、エンツォ・マリらが手がけたグラフィックデザインを多数収録している。 イタリア語表記。
La Grafica della "O" 50 Anni di Copertine Olivetti | オリベッティ社
プロダクトデザインの先駆け的存在として知られるイタリアの企業、オリベッティ社が発行した印刷物の表紙デザイン集。ブランドイメージを象徴するグラフィックデザインを通じて、オリベッティのデザインの進化と歴史を探求する。 イタリア語表記。
のの字ものがたり | 田村義也
熟達の編集者にして、現代屈指の装丁家でもある田村義也が語る、装丁にまつわるエピソード。著者がかかわった装丁の思い出を、実際の装丁も多数紹介しながら綴る。
Moderne Deutsche Plakate ドイツポスター 1890-1933 | 京都国立近代美術館 ほか
2008年に開催された展覧会の図録。19世紀末の近代ポスター草創期から、第一次世界大戦前の黄金期、戦中戦後のプロパガンダポスター、そして新たな方向性へ向かうまでを収録し、ドイツ近代ポスターの全貌に迫る。ヘルベルト・バイヤー、ヴァシリー・カンディンスキー、ヤン・チヒョルト、杉浦非水らによる作品を収録。
アイデア No.402 小さな本づくりがひらく 独立系出版社の営みと日本の出版流通の未来 | 誠文堂新光社
アイデアNo.402、2023年7月号。紙の雑誌や、本が少なくなっている今、”小さな本づくり”を行う独立系出版社の営みと日本の出版流通の未来に焦点をあてた特集。「ころから」、「rn press」、「夕書房」、「いぬのせなか座」、「エトセトラブック」、「港の人」、「書肆侃侃房」の7つの出版社、出版人の出版活動を紹介。本づくりの舞台裏を紐解く。
アイデア No.393 世界とつながるマンガ 海外マンガのアクチュアリティ | 誠文堂新光社
アイデアNo.393、2021年4月号。近年刊行された海外マンガにおける比較的新しい作品や作家,またグラフィック的に高く評価されている作品を厳選して紹介。その他「MIRRORS 鏡の国のグラフィックデザイン」「構成ポスターにおいて,私たちにおいて」「文化を築く装飾系フォントの世界 楽フォントの書体づくり vol.2」などを収録。
アイデア No.392 タイプデザイン・ナウ 独立系タイプファウンドリーの実践 | 誠文堂新光社
アイデアNo.392/2021年1月号。巻頭特集では欧州や中東、アジアなどを活動拠点にインディペンデントな実践を続ける10組のタイプデザイナー/ファウンドリーを取り上げ、各国での書体デザインやその普及について紹介。特集の後半では、自身のファウンドリーの10周年を迎えた書体デザイナー、ラディム・ペスコの仕事を振り返り、オルタナティヴな活動を続ける書体デザイナーの実践を紹介する。
アイデア No.391 オルタナティブ・リアリティ | 誠文堂新光社
アイデアNo.391/2020年10月号。前半部分を「Phantom Spoon パンデミックの姿」と題し,パンデミックにより中止・無期延期となった展覧会やイベントの広報物を各国のデザイナーから募り,誌面に幻のデザインプロジェクトとして紹介。後半部分では,「データジャーナリズムとデザイン」をテーマに,ニュースメディアにおけるインフォメーション・グラフィックスについて,各国の報道紙デザイン部に取材。
アイデア No.389 フェミニスト・モーメント | 誠文堂新光社
アイデアNo.389、2020年3月号。ジェンダーから考えるグラフィックデザインの可能性を探る特集。韓国で行われた女性デザイナーによる意欲的なプロジェクト・展示企画の紹介を起点に、日本、アメリカ、ヨーロッパの新旧女性デザイナーたちによる実践を紹介。その他、『先駆者たちのアメリカ』、『女性たちのモダニズム』特集。
アイデア No.386 アラブ首長国連邦“グラフィックデザイン省”をめぐる61のキーワード
アイデアNo.386、2019年7月号。アラブ首長国連邦(UAE)で開催された中東初のデザイン・ビエンナーレ「フィクラ・グラフィック・デザイン・ビエンナーレ」に焦点をあて、参加デザイナーから集められたAtoZのキーワードをもとに非西洋圏におけるデザイン・ビエンナーレのあり方を考察する。特集内にはアラビア語のタイポグラフィに関する論考、中東のデザインシーンを垣間見ることのできる貴重なコンテンツも収録。ビエンナーレを通じて中東におけるグラフィックデザインの今後を見据えていく。
アイデア No.384 髙田唯 形と態度 | 誠文堂新光社
アイデアNo.384、2019年1月号。デザイナー・髙田唯の活動を「形」と「態度」の2部構成で紹介。前半の「形」では、2006年の設立から10年以上の年月を重ね、印刷物以外のロゴの制作やそれにともなうブランディング、プロデュース的な領域の仕事にまで広がりをみせるAllright Graphicsでの仕事を掲載。後半の「態度」では,前半を通じて現れてきた髙田唯の輪郭を、これまで髙田にデザイン依頼した人々や、展覧会の企画者,彼の活動を周縁から支える人々からの言葉や対話を軸に深掘りしていく。
アイデア No.380 横尾忠則新作集 2010-
アイデアNo.380/2018年1月号。横尾忠則新作集 2010-特集。同誌でこれまで何度も特集されてきた横尾忠則の2010年以降作品から、クライアントワーク、自身の展覧会ポスターなどを掲載。その他「片桐利弘について」「オトル・アイヒャーのイズニー」「水たまりの中を泳ぐ ポスタルコの本作りとイメージメイキング」などを収録。
アイデア No.378 グラフィックの食卓
アイデアNo.378/2017年7月号。グラフィックの食卓特集。近代グラフィックデザインの文脈にある、食についての、あるいは食を足がかりにした批評的グラフィック作品をアラカルト的に紹介する。「F・T・マリネッティと『未来派料理の手引き』」「勝井三雄と『奥様手帖』」「ハーマンミラーのピクニック・ポスター」などを収録。巻末の対談は「鈴木一誌×水野祐 ポストインターネット時代の法とデザイン 知恵蔵裁判からクリエイティブコモンズまで」。
アイデア No.377 グラフィックデザインのめ | 誠文堂新光社
アイデアNo.377、2017年4月号。巻頭特集は「グラフィックデザインの〈め〉新世代デザイナー21人の姿勢」。80年代後半生まれの国内グラフィックデザイナーたちにスポットを当て、その仕事と考えを紹介。SNS、東関東大震災、五輪エンブレム問題など国内外の諸問題を議題にまじえながら、若きデザイナーたちの思考や行動を追う。
アイデア No.376 グラフィックデザイナーと展覧会 | 誠文堂新光社
アイデアNo.376、2017年1月号。巻頭特集は「グラフィックデザイナーと展覧会」。グラフィックデザインの展覧会としてはもっとも古い歴史を持つ「ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ」の紹介を軸に、欧米そして韓国でのグラフィックデザインと展覧会の試みを紹介。また、日本国内の現状から、グラフィックデザインと展覧会の関係性を考察し、展望を探る。
アイデア No.374 よりみち 伊丹十三と13の映画作品
アイデアNo.374/2016年7月号。「よりみち 伊丹十三と13の映画作品」「ランス・ワイマンと1968年メキシコ・オリンピック」「ストリートの思想とデザイン」「クリティカル・デザイン・スクール グラフィック篇」などの特集を収録。