Joseph Beuys | ヨーゼフ・ボイス Centre Georges Pompidou Service Commercial
ドイツの現代美術家、教育者としても活躍したヨーゼフ・ボイスの作品集。ペインティング、ドローイング、彫刻などをカラーとモノクロで多数掲載。 フランス語表記。
ヨーゼフ・ボイス展 | 西武美術館
1984年に西武美術館で開催された展覧会の図録。芸術、教育、政治など多様な分野で活躍したドイツの現代美術家、ヨーゼフ・ボイスによる初期の作品から代表的な作品にいたるまで、ボイスの芸術を幅広く網羅して紹介。表紙デザインは田中一光。
David Hamilton: Souvenirs | デイヴィッド・ハミルトン
写真家・映画監督、デイヴィッド・ハミルトンによる作品集。白い鳩たちが飛び立つ瞬間、岬に立つ女性、無垢な女性たちのヌード。ベールを纏ったような質感の先には無防備で自然体な女性たちの姿が写し出されている。モノクロやカラーによる図版を収録。 フランス語表記。
Sally Mann: At Twelve, Portraits of Young Women | サリー・マン
アメリカの写真家、サリー・マンの作品集。マンの故郷、バージニア州に住む友人や親戚の子どもである12歳の少女たちの肖像を捉えたもの。子どもと大人の間で揺れ動く、興奮と社会的可能性に満ちた多感な時期を、マン独自の視点で切り取っている。序文は作家のアン・ビーティ。 英語表記。
近づく coming closer | 津田直
フィールドワークによって人と自然との関わりを写し出す写真家、津⽥直のコンセプトブック。雪が積もった岩山、固く凍った湖、噴出孔から吹き出す水蒸気。日本各地の自然の姿とともに制作中に自身で綴った言葉が収められている。 日本語、英語表記。
Blast | 畠山直哉
写真家、畠山直哉の作品集。石灰石鉱山の発破の瞬間を撮影したシリーズ「BLAST」を一冊にまとめたもの。試行錯誤の末に編み出した遠隔操作で撮影されており、その迫力は見るものを圧倒する。ブックデザインは祖父江慎によるもの。
澤田育久写真集 closed circuit | The White
写真家、澤田育久の作品集。2010年より撮影を続けている「駅」を捉えたシリーズをまとめたもの。安全で安心、清潔と奇妙さを兼ね揃えた駅構内の写真を収録。装丁は中島英樹。
大竹伸朗 全景 1955-2006 | grambooks
東京都現代美術館で開催された企画展「大竹伸朗 全景 1955-2006」の図録。現代美術の旗手として鮮烈な活動を続ける大竹伸朗の約2000点におよぶ展示作品のほか、会場風景や会期中のライブ音源を収録したCDも付属。重さ約6kg、頁数は1152頁に及び、およそ書物と呼べる境界線にある超大作。 函に極僅かなスレがあるほかは状態良好。
シンプルなかたち = Simple Forms 美はどこからくるのか | 森美術館
2015年に森美術館で開催された展覧会の図録。19世紀から20世紀にかけてヨーロッパで再認識された「シンプルなかたち」の美学は工業製品や建築のデザイン、近代美術にも多大な影響を与えた。先史時代の石器から現代アートまで、古今東西の作品およそ130点を解説とともに紹介。 日本語、英語表記。
BIG Chile 45 Landscapes | Big Magazine
ニューヨークを拠点に世界へ展開するBig Magazineが発行する雑誌の『BIG Chile』シリーズ。チリの45のランドスケープをテーマに紹介する。稜線が美しい山々、無人の宿泊施設、巨大な流氷。ありのままの自然の風景と人工物、チリの風景を様々な角度から写し出す。 スペイン語、英語表記。
まだ見ぬソール・ライター The Unseen Saul Leiter | 青幻舎インターナショナル
アメリカ出身の写真家、ソール・ライターが遺したスライド写真をまとめた作品集。ソール・ライターが2013年に亡くなってから、遺されたままとなった約1万ものスライド写真をデジタルアーカイブ化する「スライド・プロジェクト」の際に刊行されたもの。アトリエ、手書きのラベル、カメラ機材など、その他作品とともに解説を収録。色彩の豊かさと、映画のワンシーンようなドラマティックな構図で世界を切り取る。
Paul Klee: Life and Work | パウル・クレー
20世紀を代表するスイスの画家、パウル・クレーの作品集。幼少期、アヴァンギャルドの時代、バウハウスのヴァイマール校在籍時そして晩年に至るまで、クレーが残した数々のドローイングや絵画作品を時系列順に収録。 英語表記。
Picasso and His Time | パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティス
ドイツの美術商ハインツ・ベルクグリューンのコレクションを収蔵展示する、ベルリン国立ベルクグリューン美術館の作品をまとめた一冊。パブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティスら3人の芸術家を中心に、同時代のアルベルト・ジャコメッティ、ジョルジュ・ブラック、そして芸術家たちに影響を与えたポール・セザンヌの作品を紹介。絵画、デッサン、彫刻など大判の図版、テキストを収録。 英語表記。
Mondrian and his Studios: Colour in Space | ピエト・モンドリアン
2014年にイギリスのテート・リヴァプールで開催された展示の際に刊行されたもの。オランダの画家、ピエト・モンドリアンのアムステルダム、パリ、ニューヨークにある、それぞれアトリエとともに作品を紹介。各地で制作された作品の比較を通してモンドリアンと建築、都市主義との関係を探る。カラー・モノクロの作品図版、解説を収録。 英語表記。
生誕100年 ジャクソン・ポロック展 | 東京国立近代美術館
2011年から2012年にかけて、愛知県立美術館と東京国立近代美術館で開催された、日本初の回顧展「生誕100周年 ジャクソン・ポロック展」の図録。アクション・ペインティングと呼ばれる画法を生み出した、抽象表現主義の代表的な画家、ジャクソン・ポロック。初期から晩年までの幅広い作品を、約70点収録。絵画芸術の新しい地平を切り開いた氏の活躍を辿ることができる。
Derek Jarman’s Garden 旧装日本語版 | デレク・ジャーマン
英国の映画監督デレク・ジャーマンの庭を、友人でもある写真家ハワード・スーリーが撮影した写真集。旧装日本語版。ダンジネス原子力発電所に面する荒涼とした土地を、美しい庭園へと変化する過程を記録。
ゲルハルト・リヒター | 金沢21世紀美術館、川村記念美術館
2005年から2006年にかけて金沢21世紀美術館ほか各地で開催された展覧会の図録。ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの日本初の本格的な回顧展であり、代表作を中心におよそ50点の作品を収録。2005年にドイツで開催された展覧会や、リヒターへのインタビューなどを記録したDVDも付属。
Water 水 | 佐藤卓
2007年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された展示の図録。ディレクションは佐藤卓。第二回企画展にあたる「水 Water」は、あたりまえにのように目の前にあると思われている水を題材に、展示に沿った5つの構成で写真や映像、言葉、インスタレーションなどの作品を収録。
Yokai No Shima 日本の祝祭 万物に宿る神々の仮装 | シャルル・フレジェ
フランスの写真家、シャルル・フレジェの作品集。東北から沖縄まで58ヶ所の祭りを取材、図版約180点を収録。田畑や山々、森林、海辺など日本を取り巻く自然に宿る、力強く、奇怪で、美しい日本固有の仮面神や鬼たちの衣装を紹介。巻末にはイラストによる衣装解説も掲載。
ヘンリー・ムーア展 | 川村記念美術館 ほか
2003年に川村記念美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。20世紀を代表するイギリスの彫刻家、ヘンリー・ムーアの代表的なブロンズ彫刻に加え、素描、直彫り彫刻、模型など、ムーアの創作の原点に焦点を当て、豊富な図版資料とともに創作の秘密を辿る一冊。
The Cut-Outs of Henri Matisse | アンリ・マティス
20世紀を代表するフランスの芸術家、アンリ・マティスの作品集。1940年代から1950年代にかけての切り絵作品をカラー図版で収録。スタジオの様子や制作風景を収めたモノクロ写真もあわせて掲載。 英語表記。
エドワード・ホッパー展 図録
2000年に開催された「エドワード・ホッパー展」の図録。油彩画、水彩画、デッサンなど約85点を収録し、初期から晩年に至るまでの氏の芸術活動を俯瞰する。美術評論家の清水敏男らによる寄稿文も併せて掲載。
My Tools | Jim Dine ジム・ダイン
My Tools/アメリカの芸術家、ジム・ダインが長年題材として取り上げてきた「道具」の写真集。絵の具がべったりとついた絵筆、錆びた鎖、放置されたショベルなどをカラーとモノクロで多数収録。個々の物体として、大量生産される工場製品の集合体として、物質としても魅力を感じる道具たち。
ワイエス画集3 ヘルガ | アンドリュー・ワイエス
20世紀アメリカを代表する画家、アンドリュー・ワイエスの画集。1987年から1988年にかけて各地で開催された展示会に際して刊行されたもの。ヘルガシリーズにおけるデッサン、ドローイング、ペインティング作品を多数収録。
クルト・セリグマンと岡本太郎 | 川崎市岡本太郎美術館
2020年から2021年にかけて川崎市岡本太郎美術館で開催された展覧会の図録。パリ滞在中に出会い、岡本太郎に大きな影響を与えたとされる芸術家、クルト・セリグマン。2人の芸術家の作品を通して岡本太郎の作風の形成過程を探るとともに、日本の美術界にもたらされた影響について検証する一冊。
実験工房展 戦後芸術を切り拓く | 神奈川県立近代美術館
2013年から2014年にかけて神奈川県立近代美術館などで開催された「実験工房展 戦後芸術を切り拓く」の展覧会図録。瀧口修造が主宰した芸術家集団/実験工房の全貌を明らかにするとともに、武満徹、山口勝弘、駒井哲郎、北代省三、大辻清司など参加メンバーの作品図版を多数収録。
Homage オマージュ・植田正治に捧ぐ | 植田正治写真美術館
2005年に開催された展覧会「Homage オマージュ・植田正治に捧ぐ」にあわせて刊行された写真集。日本を代表する写真家・植田正治の作品と人柄に魅了された福山雅治、菊池武夫、堀内誠一の三人との間に繰り広げられたセッションを振り返りながら、植田氏の作品が新たな出会いを通してどのような展開を見せたのかを振り返る。
ツブノヒトツヒトツ 梅田恭子銅版画集 | 言水制作室
銅版画家、梅田恭子による作品集。季刊『版画芸術』の付録として添付された銅版画をまとめたもの。細かく無数の線、連なり、うねり、ゆらぎ。ひとつひとつ向き合い、心を賭したその息遣いが聞こえてくる。銅版画105点、詩片30点を収録。
MAGMA | 花代
写真家、現代美術、音楽家として活躍する花代による写真集。日常を切り撮った膨大なスナップからセレクトされた作品には、ぼやけたピントや滲んだ色といった偶然性がそのまま写し留められ、神秘的かつ白昼夢のような幻想的な世界観を放つ。
有元利夫展 光と色・想い出を運ぶ人 | 有元容子
2004年に開催された「有元利夫展 光と色・想い出を運ぶ人」の図録。ヨーロッパのフレスコ画と、仏画をはじめとする日本絵画から共通点を見出し、独自の技法を生み出した有元利夫。氏が手がけたペインティングのほか、デッサン、版画、立体作品など約130点を収録。
芸術と革命 | 西武美術館
1982年に西武美術館で開催された「芸術と革命展 ロシア・アヴァンギャルド芸術の流れ」の図録。20世紀のソ連、ロシア芸術の流れを形づくった豊富な作品を紹介しながら、ロシア・アヴァンギャルドの全貌に迫る。表紙デザインは田中一光。
竹尾洋紙店70周年記念 手漉和紙 | 株式会社竹尾
竹尾洋紙店(現・株式会社竹尾)の創業70周年を記念して出版された日本の手漉和紙見本帖。208種類の実物和紙を収録。また、解説編では手漉和紙の歴史や製法などを解説し、産地や特徴などもあわせて記載。装丁は原弘によるもの。
John Pawson: Making Life Simpler | ジョン・ポーソン
イギリス出身の建築家、ジョン・ポーソンの写真資料集。ヨークシャーでの生い立ちから日本で過ごした時間、アートから受けた影響、デザイン、建築、その人生の軌跡を辿る。カルバン・クライン、カール・ラガーフェルド、倉俣史朗らとの交流やエピソードも収録。 英語表記。
バウハウスデッサウ Bauhaus Dessau | 瀧本幹也
CMや広告写真の分野で活躍を広げる写真家、瀧本幹也の作品集。ドイツにあるバウハウス・デッサウ校舎を撮影したもので、建物の一部をクローズアップして撮影することで、建築写真というよりもグラフィックデザインや抽象絵画のような作品に仕上がっている。序文は坂本龍一によるもの。
復刻 伊勢貞丈 包結記 2冊揃 | 荒木真喜雄
公家と武家の故実に精通していた江戸時代の研究家、伊勢貞丈。「つつみ」と「むすび」の作法を解説する伊勢貞丈の書物「包結記」を、折形の第一人者・荒木真喜雄が現代文で読み解いたもの。第2巻には現代でも適用できるように再現された展開図や図解を収録。
Braun+Design Collection | Jo Klatt、Gunter Staeffler
ドイツの電気機器メーカー、ブラウン社のプロダクトデザインを紹介した資料集。1955年から1995年にかけて、ディーター・ラムスを中心に手掛けられた美しいデザインの数々を収録。
藤森建築と路上観察 誰も知らない日本の建築と都市
建築史家・建築家の藤森照信がコミッショナーを務めた第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展「藤森建築と路上観察: 誰も知らない日本の建築と都市」の公式カタログ。藤森照信と路上観察学会による作品集・論文集の三分冊、対訳本、そして建築素材サンプルのセット。
Treehouses, Towers, and Tea Rooms: The Architecture of Terunobu Fujimori | 藤森照信
建築史家・建築家の藤森照信の作品をまとめた作品資料集。独創的な藤森建築をデザイン、文化などあらゆる観点から深く掘り下げ考察する。写真、スケッチ、ドローイング、建築模型など豊富な図版とともに、エッセイや解説を収録。革新的なデザインによるプロジェクトの全容を探る。 英語表記。
直線を着る 大塚末子作品集成
ファッションデザイナー、大塚末子の作品集。日本古来の労働着としての着物を、現代的な視点で発展させた大塚末子。その数々のデザインを手描きのイラストレーションで多数収録。イラストレーションは山岸南子、山下了是、市村冨美夫によるもの。
マールテン・ヴァン・セーヴェレン
インテリアデザイナー、マールテン・ヴァン・セーヴェレンの作品集。豊富な作品図版や図面のほか、ヴァン・セーヴェレンに関する解説・評論エッセイ等も併せて収録。
Ludwig Mies Van Der Rohe | ミース・ファン・デル・ローエ
20世紀のモダニズム建築を代表する建築家、ミース・ファン・デル・ローエの建築資料集。 初期の建築作品から別荘のプロジェクト、バウハウスや戦後のアメリカでの活動など、ファン・デル・ローエの仕事の展開を、写真資料や設計図、解説でたどる一冊。 英語表記。
北の工藝 附 ヒゲベラ | 杉山寿栄男
図案家で、縄文土器やアイヌ工芸の研究者・収集家でもあった杉山寿栄男が、アイヌの工芸について紹介した資料集。「アイヌ印の起源」や「アイヌ文様」などの解説のほか、巻末には神に酒を捧げる際の箸の意味を持つ「ヒゲベラ」を豊富な写真資料とともに紹介。