Mats Gustafson: Nude | マッツ・グスタフソン
ディオールやコム・デ・ギャルソン、エルメスなどファッションイラストレーション手がけたスウェーデン出身のアーティスト、マッツ・グスタフソンの作品集。1990年から2001年にかけて制作されたヌードをテーマに描かれた作品をまとめたもの。しなやかな線で描かれるドローイング、淡い色彩で描く水彩画の図版、テキストを収録。 英語表記。
Gerhard Richter: Landschaft | ゲルハルト・リヒター
ドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターの作品集。リヒターが60年以上にわたってこだわり続けてきた「風景」というテーマに焦点を当て、海景から田園風景まで、さまざまな環境を描いた作品を紹介したもの。 ドイツ語表記。
川内倫子 M/E 球体の上 無限の連なり | 東京オペラシティー アートギャラリー
2022年から2023年にかけて開催された写真家・川内倫子の展示図録。2019年以降に撮られた『M/E』シリーズを中心として、10年間の活動に焦点を当て紹介。「4%」「One surface」「An interlinking」「光と影」「あめつち」「M/E」などの写真作品のほか、映像作品、対談などを収録。美しく光を纏った世界、現実、時の流れ、命や自然、その巡りを感じる一冊。
Mamma Andersson: Sleepless | マンマ・アンダーソン
スウェーデンの画家、マンマ・アンダーソンの作品集。美術史、映画のイメージ、劇場のセット、古いインテリアなどからインスピレーションを得て2021年から2022年にかけて描かれた作品群は、古典絵画を想起させながらも、過去、現在、未来の感覚を融合させるような世界観となっている。
David Hockney: Space and Line | デイヴィッド・ホックニー
1999年に開催された展覧会の際に刊行されたもの。20世紀を代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの作品集。グランドキャニオンをテーマとした絵画、静物画、ポートレートなど、カラー図版と解説を収録。 英語表記。
David Hockney: The Yosemite Suite | デイヴィッド・ホックニー
2017年に開催された展覧会の際に刊行されたもの。2010年から2011年にかけてiPadを用いて制作されたデイヴィッド・ホックニーの「The Yosemite Suite」シリーズを紹介。木々と太陽、連なる山々、深い緑や、新緑、紫色に塗られた道など、鮮やかな色彩で繊密な情景が描かれている。 フランス語表記。
高橋恭司写真集 Takahashi Kyoji | 光琳社
写真家、高橋恭司の作品集。1994年から1995年にかけて日本、ニューヨーク、ハワイ、ロサンゼルス、メキシコ、世界各国を8×10のヴィンテージカメラ「Deardorff(ディアドルフ)」で撮影。海沿いの駐車場、壮大な滝、散乱したゴミ、動物の死、ポートレートなど、オールカラーの図版を収録。
Ethan Cook: A Rainbow in Aurved Air | イーサン・クック
イギリスを拠点に活動するアーティスト、イーサン・クックの作品集。2021年に開催された展示の際に刊行されたもの。織り機を用いて制作された抽象的な織物作品を収録。大胆な色と構成による作品とその細部が収められている。 英語表記。
Modigliani Unmasked | アメデオ・クレメンテ・モディリアーニ画集
20世紀を代表するイタリアの画家、彫刻家、アメデオ・モディリアーニの作品集。世紀の変わり目のパリで活躍するイタリア系ユダヤ人として、自らをアウトサイダーとみなした初期のドローイングを中心に収録した興味深い一冊。
木村忠太展 | 東京都国立近代美術館
1994年に開催された巡回展のカタログ。フランスで活躍した日本人画家、木村忠太の1960年代から1980年代の作品を紹介。ヴェニス、ヴェルサイユ、南仏、カフェなど、太い輪郭線や丸、四角、重なり合う色彩で描かれる。油彩、素描作品、解説を収録。
九州派大全 戦後の福岡で産声を上げた、奇跡の前衛美術集団
1957年に桜井孝身・オチオサムらを中心に、福岡の若い画家たちで結成された前衛芸術家グループ「九州派」についてまとめた資料集。作家21名の作品、機関誌『九州派』、ビラやパンフレット、インタビュー、解説を収録。
BLACKS ルイーズ・ニーヴェルスン/アド・ラインハート/杉本博司 | DIC川村記念美術館
2013年にDIC川村記念美術館で開催された展示のカタログ。彫刻家・ルイーズ・ニーヴェルスン、画家・アド・ラインハート、現代美術作家・杉本博司の作品を紹介。3人の作家たちにおける「黒」という重要な要素に焦点を当てる。彫刻、絵画、写真の異なる表現方法による「黒」の作品を収録。
岡田謙三展 生誕100年記念・没後20年 | 横浜美術館
2003年から2004年にかけて開催された展示のカタログ。ニューヨークを拠点に活躍した日本人画家、岡田謙三の最初期から晩年にいたるまでの作品を紹介。具象絵画の展開、戦時中の疎開先、満州での風物、抽象の世界ほか、油彩画を収録。
Valerie Phillips: We Smell Like Time | ヴァレリー・フィリップス
ロンドンを拠点に活動するアメリカ人フォトグラファー、ヴァレリー・フィリップスによる写真集。モデルはコロラド州に住む10代の少女。ラフなストリートファッション、手にはスケードボードやギター、スナック菓子。彼女の日常、その自由でエネルギッシュな姿を写し出す。限定500部。英語表記。
ハンナ・ヘーヒ 1889-1978 コラージュ 2冊組 | 伊丹市立美術館、町田市立国際版画美術館
2003年に伊丹市立美術館と町田市立国際版画美術館で開催された展示の図録。20世紀ドイツ美術のなかでも異彩を放つ芸術家、ハンナ・ヘーヒ(ヘッヒ)が1920年代から1960年代に手がけたコラージュ作品に焦点をあてたもの。ダダイスム、シュルレアリスム、さらには多くの実験的な芸術に触れ生み出された作品の数々を紹介。 図録は英語表記、解説巻は日本語表記。
もうひとつの空 | 有元利夫
若くして急逝した画家、有元利夫の日記と素描をまとめた一冊。喜びや不安、焦りなどの感情の動き、ピカソ、創作についてなど、有元利夫のありのままの心の内側が素描と併せて収められている。
An Vogelhausen Mangelt Es Jedoch Nicht | Luca Schenardi
スイスを拠点に活動するアーティスト、Luca Schenardiの作品集。鳥を主題にしたドローイング、グラフィック、写真などで構成。人間社会の発展と自然の衰退という痛烈な社会批判にユーモアを加えたシニカルな1冊。 英語表記。
カップルズ | アレックス・カッツ、アン・ビーティ
アメリカの短編作家の名手、アン・ビーティによる、アレックス・カッツのペインティングを紐解くイラスト・エッセイ集。カッツの数々の作品をカラー図版で掲載するとともに、ビーティによるエッセイと、カッツとのインタビューを収録。
Ronan & Erwan Bouroullec: Works | ロナン&エルワン・ブルレック
フランス出身の世界的に活躍する兄弟デザインユニット、Ronan & Erwan Bouroullec(ロナン&エルワン・ブルレック)のデザイン資料集。1997年から2011年にかけての仕事をテーマ別に紹介。ヴィトラ、アレッシィ、カッペリーニなどのテーブルや椅子、花器、器、店舗のデザインなど、様々な作品をオールカラーで収録。 英語表記。
Ronan & Erwan Bouroullec: Drawing | ロナン&エルワン・ブルレック
フランス出身の世界的に活躍する兄弟デザインユニット、Ronan & Erwan Bouroullec(ロナン&エルワン・ブルレック)のドローイング集。2004年から2012年にかけて描かれたドローイングをセレクトして紹介。椅子やオブジェ、建築などあらゆるデザインのアイデアを収録。 英語表記。
工芸青花 15号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」15号。本号では坂田和實と日置路花「書と古道具」、橋本雅也「鹿と彫刻」、「ロシアのロマネスク」などを特集。望月通陽の型染絵を貼付したページあり。麻布張り上製本。限定1000部。
工芸青花 12号 | 青花の会
青花の会が発行する「工芸青花」12号。北海道の工芸を中心に紹介する巻頭特集『三人とアイヌ』、『生活工芸派と二〇一八年』、『村上隆と古道具坂田』、『川瀬敏郎と甍堂』、『骨董のさびしさ』などを収録。 限定1200部。望月通陽の型染絵付。
日本の伝統パッケージ こころの造形 | 岡秀行
アートディレクター・岡秀行編纂による日本の伝統パッケージデザイン集。自然の素材を活かしつつ、優れた手仕事によって生み出されたパッケージをモノクロで多数収録。
The House of Xavier Corbero | ハビエル・コルベロ
スペインを代表する彫刻家の1人、ハビエル・コルベロの自邸を撮影した写真集。収入を得るたびに絶えず増築してきた迷宮のような部屋の数々、階層、建造物、連なるアーチなど、コルベロが50年以上かけて建てた自邸を、写真家のダニエル・リエラが撮影している。 英語表記。
ルーシー・リー展 | 東京都国立近代美術館
2010年に東京都国立近代美術館などで開催された、20世紀を代表するウィーン出身の女性陶芸家、ルーシー・リーの没後初の回顧展図録。約250点の作品とノート、手紙、写真など貴重な資料を多数収録。
Paper Airplanes: The Collections of Harry Smith | ハリー・スミス
映画監督、画家、人類学者、音楽学者、オカルト研究者であるハリー・スミスが20年の歳月を費やし、ニューヨークの街角で集めた251機の紙飛行機を詳細に写真で紹介。膨大な数の珍品を収集したことで有名なハリー・スミス。そのコレクションの中でも特にミステリアスなものと言える。 英語表記。
建築のそれからにまつわる5本の映画 | 中山英之
2019年にTOTOギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。建築家、中山英之が設計した5つの建築について紹介。建築の制作過程、そして建築家の手を離れたその後の姿を追う。
Ernst Gamperl: Dialogue | エルンスト・ガンペール
ドイツの木工芸家、エルンスト・ガンペールの作品集。ハリケーンによって倒れた樹齢230年のオークの木から作品を制作する、10年にわたる継続的なプロジェクト「Lebensbaum(生命の樹)」を記録したもの。器やオブジェ、芸術的な作業過程、そしてプロジェクトの全体像を美しい写真とともに紹介している。 英語表記。
建築家の椅子 111脚 | SD編集部
77人の建築家が手がけた111脚の椅子を紹介。アントニオ・ガウディ、オットー・ワグナー、エル・リシツキー、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセンなど、名デザイナーらによる椅子について材料や構造など含めて詳しく解説。巻末には年表も収録。
紙のフォルム 求龍堂グラフィックス | 尾川宏
石や木、金属など、様々な素材を用いた彫刻を多く製作した尾川宏が、紙の造形的な美しさを追求した作品集。紙を折ったり、曲げたり、組んだりすることで、ただの紙とは思えないようなフォルムを創り出し、その可能性を広げた一冊。装丁はグラフィックデザイナーの田中一光によるもの。
Ceramics ルパート・スパイラ 陶芸展 | 世田谷美術館 他
2003年から2004年にかけて開催された「ルパート・スパイラ 陶芸展」の図録。うつわに文字を刻み、言葉を支える媒体としての陶芸を完成させた氏の作品をカラーで多数収録。
インド宮廷衣装展 | 北海道立近代美術館、西武美術館
1988年に東京と札幌を巡回した「インド宮廷衣装展」の図録。19世紀から20世紀初頭にかけて栄華を極めたマハラジャたち。主に西北インドに勢力を誇った諸王家から提供された当時の貴重な衣装や装飾品、調度品などを紹介。
スキン+ボーンズ 1980年代以降の建築とファッション展 | 国立新美術館
2007年に国立新美術館で開催された展覧会「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」展の図録。国内外の建築家とファッションデザイナーおよそ40名の作品を通し、概念や形態、構成、テクニックなどを切り口に建築とファッションに共通する特徴を視覚的に検証するもの。
おそうざいふう外国料理 | 暮しの手帖編集部
暮しの手帖社から出版されたレシピ本。収録されている料理は、暮しの手帖に掲載されたなかから評判がよかったもの。若い人から楽しめる西洋料理や中国料理を、丁寧なレシピとレトロな写真で紹介。本格的ながらどこかほっとする家庭の味が満載。装丁は花森安治。
百の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来 | MIHO MUSEUM
2018年にMIHO MUSEUMで開催された展示の図録。茶道で抹茶を茶入や棗(なつめ)から茶碗へすくうために用いられる「茶杓」に焦点を当て紹介。千利休や益田鈍翁作の茶杓、茶杓の種類や名称、歴史など、カラー・モノクロ含む図版、解説を収録。監修は竹芸家、池田瓢阿。
Droog&Dutch Design展 現代オランダデザインの今 | ユトレヒト・セントラル・ミュージアム
2000年に新宿のパークタワーホールで開催された展覧会の図録。オランダを中心に世界中に広がったデザインムーブメント、ドローグ・デザインや、ヴィクトール&ロルフといった最先端のファッションデザインであるダッチ・デザインを通して、オランダにおける現在の様々なデザインを紹介する一冊。
Cutlery | Corraini Edizoni
イタリアの家具ブランドGiorgetti(ジョルジェッティ)が開催した展示会のカタログ。ナイフ、フォーク、スプーンなど500種類以上のカトラリーを紹介。1900年代から現在に至るまでのデザイン、形状の変化などカラーによる図版、解説を収録。
Jungle Fever | Jean-Paul Goude ジャン=ポール・グード
フォトグラファー、イラストレーター、映像作家等、多岐にわたる分野で才能を発揮しているジャン=ポール・グードの初期作品集。元妻であり、アーティストとしてのミューズでもあったグレース・ジョーンズのポートレートをはじめ、アイデアソース的な手描きのスケッチやフィルムコラージュなどを多数掲載。
M to M of M/M(Paris) Vol. 2
パリを拠点に活動するデザインユニットM/M (Paris)の作品集第2巻。miumiu、PARCO、Acne Studios,Loeweなど、過去30年の間に作成された850枚を超える作品を紹介。数々の有名ブランド、アーティストとのコラボレーションを豊富な写真、テキストによるインタビューをを収録。 英語表記。
Credit 00: I Love Games Graphics | Tsuyoshi Kusano、Nobuhiko Sagara、Kazutoshi Iida
国内外のゲームやゲーム機器、キャラクターなど、ゲームをテーマとしたグラフィックをまとめた1冊。ファミリーコンピュータ、スペースインベーダーからSEGA、TAITO、KONAMI、NAMCOのレトロゲームのゲームタイトル、ゲーム画面や、ゲームの歴史をデザインの視点から紹介する。 英語表記。
Otl Aicher’s Isny | オトル・アイヒャー
20世紀ドイツを代表するグラフィックデザイナーでタイポグラファーのオトル・アイヒャーによるピクトグラム作品集。南ドイツにある小さな町、イスニー・イム・アルゴイの魅力を伝えるためにデザインした128のモノクロのピクトグラムを、テキストや写真とともに収録。 英語表記。