A Final Companion To Books From The Simpsons | Olivier Lebrun
フランスのグラフィックデザイナー、Olivier Lebrunがテレビアニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』に登場する本のシーンをまとめた1冊。前作に続き、最終巻となる2作目。1989年から続く、アメリカ史上最長のテレビアニメ『ザ・シンプソンズ』の中で登場する本のシーンをアルファベット順に収録し、見返しには全書籍タイトルを掲載。黄色い紙に印刷され、アメリカの電話帳であるイエローページを模したブックデザインもユニーク。 英語表記。
Statement and Counter-Statement: Notes on Experimental Jetset | Roma Publications
オランダのデザイン界を代表するユニット、Experimental Jetset(エクスペリメンタル・ジェットセット)のこれまでの仕事をまとめたもの。約20年にわたるExperimental Jetsetの仕事を紹介。グラフィックデザイン、ブックデザイン、プロダクトデザイン、インスタレーション作品の制作過程ほか、カラー・モノクロ含む図版、テキストを収録。 英語表記。
Dick Bruna Artist | ディック・ブルーナ
アムステルダム国立美術館で開催されたディック・ブルーナ展に際し出版されたビジュアルブック。ミッフィーをはじめ、絵本、ブックデザイン、グラフィックデザインなど多彩な活動で世界的に知られるブルーナ。本書では自身の作品と、インスピレーションの源となったマティスやモンドリアンら、現代美術史の巨匠の作品を紹介。ブックデザインはイルマ・ブームによるもの。 英語表記。
Art of Vogue Covers, 1909-1940 | William Packer
ファッション雑誌『VOGUE(ヴォーグ)』の1909年から1940年までのカバーを集めたイラストレーション作品集。様々なアーティストたちによって描かれた、鮮やかな洋服に身を包み、生き生きとした女性たちの姿を豊富なカラー図版で多数収録。 英語表記。
光芒の1920年代 | 朝日新聞社
1920年代という時代を、文学者や評論家たちによってあらゆる側面から論考する評論書。都市、映画、演劇、音楽、美術、建築、文学、思想、科学、風俗、機械、スポーツの12章で構成されている。
AKIRA CLUB | 大友克洋
漫画家・映画監督の大友克洋の代表作『AKIRA』の約10年間の全記録まとめた1冊。カバー、表紙イラスト、デッサン、120枚の扉絵、ポスター、グッズ、NGとなった幻のカット集などを、4つの構成に分けて紹介。
近藤喜文の仕事 動画で表現できること | スタジオジブリ
スタジオリブリの代表的アニメーター、近藤喜文の仕事についてまとめたもの。『未来少年コナン』『赤毛のアン』『火垂るの墓』『魔女の宅急便』ほか、近藤喜文の関わった様々な作品を紹介。イメージボード、キャラクターデザイン、スケッチ、絵コンテなど、カラーによる豊富な図版、詳細に書かれた解説を収録。作品とともにその軌跡を辿る。
世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅 DVDブック | 新潮社
世界最高峰の本作りの現場、ドイツの小さな出版社「Steidl(シュタイデル)」の秘密に迫るドキュメンタリー映画のDVDとブック。ギュンター・グラス、ロバート・フランク、カール・ラガーフェルドなど世界中の作家たちから愛され […]
Slanted Magazine #31 Tokyo
ドイツのグラフィックデザイン誌、『Slanted』 vol.31号。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、写真、アートなど、毎号異なるテーマを発信。今回のテーマは「東京」。佐藤卓、&Form、イエン・ライナム、松田行正、羽良多平吉らの図版、テキストを収録。未来と伝統が融合する「東京」を探る。小冊子、「Contemporary Typefaces」付属。
A5/09: West-Berlin Grafik-Design | Optik Books
グラフィックデザインをアーカイブしていくA5シリーズの第9弾。ベルリンの壁崩壊の1989年までの、西ベルリンのグラフィックに焦点をあて紹介。ロゴやマーク、ポスター、そしてドイツの銀行のロゴで有名なアントン・スタンコウスキーの作品ほか、豊富な図版を収録。 英語、ドイツ語表記。
Bruce Mau: Life Style | ブルース・マウ
カナダのデザイナー、ブルース・マウの作品集。建築や映画、芸術など幅広い分野で活躍を続けるマウの仕事やメソッド、創作過程を1,000点を超える図版とともに紹介。 英語表記。
明日に架ける橋 ggg展覧会ポスター 1986-2016
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)の開設30周年に際し開催された同名展覧会図録。1986年の「大橋正展」を皮切りに、2016年1月に幕開けした特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展」まで、gggの全展覧会の告知ポスター360点を一堂に集め、30年間のgggの軌跡を俯瞰する。また、世界を代表する海外のデザイン評論家、美術館学芸員、デザイナーの総勢32名による、「gggのイマジナリーの行方-gggのこれまでの評価と今後に期待すること」をテーマにした、gggに対するメッセージを収録。
Art Deco Patterns | Paul Atterbury
19世紀初頭に流行したアール・デコのパターンを集めた作品資料集。幾何学模様、花や自然、動物を表現した模様などあらゆるパターンを紹介。大胆な色と抽象的なデザインで組み合わされたアール・デコのカラーの図版、テキストを収録。 英語表記。
横尾劇場 演劇・映画・コンサートポスター | gggBooks別冊8
芸術家、横尾忠則の作品集。グラフィックデザイナー時代から、アーティストへの転身後までの長いキャリアのなかで手がけてきた、演劇・映画・コンサートのポスターに焦点を当て紹介。美術評論家、南嶌宏による「聖なる記憶の媒介者」を収録。
クマのプーさん 原作と原画の世界 | アンマリー・ビルクロウ、エマ・ロウズ
児童文学史上、最も愛され成功したキャラクター、クマのプーさんの資料集。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された大規模展に合わせて刊行されたもの。原画はもちろん、原稿・書籍をふんだんに引用し、作者のA.A.ミルンと挿絵のE.H.シェパードが創り出したプーと仲間たちの物語の背景にはどんな秘話があったのかを探る。
Agnes Martin: Painting, Writings, Remembrances | アグネス・マーティン画集
アメリカの抽象画家、アグネス・マーティンの作品集。マーティンの長いキャリアから、代表的な絵画とドローイング130点を厳選して紹介。また、創作のインスピレーションとなった芸術や人生のテーマに関するテキストや未発表のメモなども収録。 英語表記。
Angela Hill: Sylvia | アンジェラ・ヒル
ロンドンの出版社「IDEA Books」創設者のひとりであり、写真家のアンジェラ・ヒルの作品集。11歳の少女が18歳になるまでの一連のドキュメンタリー写真を収録。ソファでスナックを食べる姿、森を歩く姿、車からかのぞかせた表情、少女から女性へ移り変わる空気感を美しく自然体に写し出す。 英語表記。
Josef Albers: Homage to the Square | ジョセフ・アルバース
ドイツの美術家、ヨゼフ・アルバースの作品集。2022年10月から2023年2月にかけて、ドイツ・ボトロップにあるヨゼフ・アルバース美術館にて開催された展覧会の際に刊行されたもの。1950年から1976年までの間に制作された油彩画の作品とともに、アーカイブ資料、アルバースの愛好家であるアメリカのキュレーター、マルギット・ローウェルやアーティストのドナルド・ジャッドらによるエッセイも収録。 英語表記。
Josef Albers in Mexico | ジョセフ・アルバース
ドイツ出身のアーティスト、ジョセフ・アルバースの作品集。1935年から1968年にかけて、メキシコをはじめとするラテンアメリカ諸国を12回以上にわたって訪問したアルバース夫妻。古代メソアメリカの芸術や建築に触発されて描いた絵画シリーズやフォトコラージュ、学術論文、図解された地図などを収録。 英語表記。
Het verzameld breiwerk van Loes Veenstra | クリスティン・メンデルツマ
オランダ人女性、ロース・ヴェーンストラが1955年から2012年の間に編んだセーターを、DNA Charloisとクリスティン・メンデルツマが編纂した作品集。縞模様や幾何学模様、カラフルでユニークで可愛らしいセーターを556点も収録。1ページにひとつずつセーターが掲載されており、セーター生地をイメージしたかのようなカバーも美しい1冊。 オランダ語表記。
David Hockney: 20 Flowers and Some Bigger Pictures | デイヴィッド・ホックニー
イギリスの芸術家、デイヴィッド・ホックニーの作品集。2022年から2023年にかけてロンドン、パリ、アメリカ各地のギャラリーで開催された展覧会に伴い刊行されたもの。Covid-19が猛威を振るった2020年初頭、ノルマンディーのアトリエでの隔離生活の中、iPadで描かれた鮮やかな花瓶の花の作品群を収録。 英語表記。
Kees Visser: Monochromes | キース・ヴィッセル
オランダのアーティスト、キース・ヴィッセルの作品集。モンドリアン、デ・ステイル、マティスから影響を受けたという、色と形の探求が特徴的なコンセプチュアルアートを収録。また、手紙やテキストを使った初期の作品から、形や色の研究、そして自らデザインした「カタログレゾネ」やスケッチブックなども紹介し、ヴィッセルのキャリアを俯瞰した総合的なモノグラフとなっている。ブックデザインはイルマ・ブームによるもの。 フランス語、英語表記。
Campbell Addy: Feeling Seen | キャンベル・アディ
ロンドンを拠点に活動するフォトグラファー、キャンベル・アディによる初の作品集。写真界の新星と称されるアディによる著名人たちのポートレートや、タイム、ローリングストーンズなどの雑誌の表紙、そして未発表の写真に至るまで、数多くの写真図版を収録。ライターのエコウ・エシュンとの対談では、クィアで黒人の写真家である自身の過去やアイデンティティ、芸術に直面する問題などについて語っている。 英語表記。
Mary Obering | メアリー・オベリング
アメリカの画家、メアリー・オベリングによる1972年から2012年までの半世紀にわたる作品を集めた作品集。伝統ある技法から科学研究に至るまで、素材、手法、インスピレーションを駆使したオベリングの創作の展開に焦点を当てた一冊。 英語表記。
Color Fields カラーフィールド 色の海を泳ぐ | DIC川村記念美術館
2022年にDIC川村記念美術館で開催された展覧会の図録。1950年代末から1960年代にかけてアメリカを中心に展開された抽象絵画の傾向、カラーフィールド。本書では代表的な作家9名に焦点を当て、作品図版とともに詳細なテキストを掲載。
Neasden Control Centre | Die Gestalten
イギリスを拠点に活動するビジュアルデザインエージェンシー、Neasden Control Centre(ニースデンコントロールセンター)の作品集。ニースデンの全アーテイストによる個性的なエッジの効いた作品を、スケッチ、ドローイング、デザイン、オブジェなど12の章にカテゴライズして紹介。 英語表記。
草雲雀 | 松井洋子
日本の写真家、松井洋子の作品集。2006年から2007年にかけての年末年始、そして2009年2月にアイルランドを訪れた際に撮影した写真をまとめたもの。厳しい寒さの中、大自然とともにたくましく生きる人々と動物たちの姿が美しく切り取られている。
千葉正也個展 | 東京オペラシティアートギャラリー
2021年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展覧会の図録。オブジェや身の回りのものを周到に配置し、その様子を精巧に描いた作品で知られる千葉正也。本書では代表的な絵画作品から最新作、ドローイング、大がかりなインスタレーションまで、豊富な図版資料とともに収録。
Grain of Light | 瀧本幹也
CMや広告写真の分野で活躍を広げる写真家、瀧本幹也による作品集。本書は「海」を捉えた写真集であり、白い波しぶき、陽の光、荒波、果てしなく続く大自然の一瞬を大胆かつ繊細に切り取っている。
間 20年後の帰還 | 東京藝術大学大学美術館
2010年に東京藝術大学大学美術館で開催された展覧会の図録。1978年からパリ、ニューヨーク、ストックホルムなど各地を巡回した「MA;Space-Time in Japan」展を、建築家の磯崎新が企画し「20年後の帰還」というかたちで再構成したもの。日本の芸術、文化において最も重要な概念といえる「間」を4つのキーワードを用いて浮かび上がらせていく展示内容で、参加者には倉俣史朗、三宅一生、宮脇愛子、篠山紀信、田中泯、杉浦康平、松岡正剛など錚々たるメンバーが名を連ねている。装丁は杉浦康平。
職 1991-1995 | 橋口譲二
モノクロのポートレートで知られる日本の写真家、橋口譲二の写真集。1991年から1995年にかけて仕事情報誌「ガテン」で連載していた作品を再編集したもの。建物解体作業員、靴職人、バスガイド、パン職人、入墨師、自動車修理工…日本全国で働く様々な職種の人々のポートレートをモノクロ写真で収録するとともに、キャリア、今朝の朝食、好きな音楽、初任給、収入、仕事への思いなどをベテランと新人の若者が答えている。メディアで可視化されてこなかった、私たちの生活を支え、いなくてはならない人々の存在を力強く写し出す一冊。
江戸絵画の華 京都画壇と江戸琳派 | 出光美術館
2023年に出光美術館で開催された展覧会の図録。京都画壇を牽引した伊藤若冲と円山応挙、江戸琳派を導いた酒井抱一など、江戸絵画の名品の数々を豊富な図版と解説で紹介。
Valerie Phillips: Ingrid’s House | ヴァレリー・フィリップス
ロンドンを拠点に活動するアメリカ人フォトグラファー、ヴァレリー・フィリップスによる作品集。フィリップスが夢の国と称する親友イングリッドの家で撮影されたもので、インテリアとヴィンテージコレクションに溢れた空間、ペット、4人の個性豊かなモデルたちが登場する。350部限定刊行。 英語表記。
adrenamix | 石川竜一
沖縄出身のフォトグラファー、石川竜一の初期作品集。暴走族やクラブ、夜の闇の中で若者が抱える孤独、欲求、衝動を生々しく捉えた一冊。
アレクセイと泉 | 本橋成一
写真家、本橋成一のライフワークといえる「チェルノブイリ三部作」の最後となる写真集。チェルノブイリ原発事故の被災により、600人いた住人が55人の高齢者と青年アレクセイだけとなったベラルーシ共和国にある小さな村・ブジシチェ。村の中心に湧き出る、放射能が検出されない泉と、そこで暮らす人々の生きる姿や営みをモノクロで力強く写し出す。
日本の自画像 写真が描く戦後 1945-1964 | 世田谷美術館ほか
2009年から2010年にかけて世田谷美術館ほかで開催された「日本の自画像 写真が描く戦後1945-1964」展の図録。石元泰博や木村伊兵衛、土門拳、奈良原一高など、戦後日本の写真界を牽引した11人の写真家たちの写真をモノクロで収録。太平洋戦争の終戦を迎えた1945年から東京オリンピック開催の1964年までの激動の時代を生きる人々の姿や街の様子をそれぞれの視点で捉えている。
航跡 | 清塚紀子
版画家、清塚紀子の作品集。エッチング、メゾチントなど様々な技法を用いた銅版画、鉛に印刷した抽象的な作品、金属箔やコンデンサーを装着させたミクストメディアなどをカラーで収録。小磯良平や駒井哲郎らによるテキストも収録。
山村コレクション展 集めた!日本の前衛 山村徳太郎の眼 | 兵庫県立美術館
2019年に兵庫県立美術館で開催された展示の図録。企業家・山村徳太郎が30数年を費やし収集した美術コレクションを紹介。斎藤義重、高松次郎、吉原治良、元永定正、白髪一雄ら戦後美術史における重要な68名の作家たちの作品図版、解説を収録している。
葉山館20周年記念 100年前の未来 移動するモダニズム 1920-1930 | 神奈川県立近代美術館
2023年から2024年にかけて神奈川県立近代美術館で開催された展示の図録。「近代」の文化が幅広く展開した、大正から昭和へと移る100年前、1910年代から1930年代にかけての芸術を紹介。6つの章にカテゴライズし、日本、ロシア、ニューヨーク、パリ、ベルリンほか、世界各国での前衛諸派、シュルレアリスム、木版画運動などの芸術の変遷を辿る。
アイデア No.321 | ヤン・チヒョルトの仕事
アイデアNo.321、2007年3月号。モダン・タイポグラフィの巨匠、ヤン・チヒョルト特集。習作期からペンギンブックスやロッシュ製薬での仕事など、チヒョルトの業績を包括的に俯瞰して編纂。冊子付属。
絵草紙うろつき夜太 | 柴田錬三郎、横尾忠則
1973年から1974年に「週刊プレイボーイ」にて連載されていた柴田錬三郎の時代小説。全頁フルカラーの挿画・装丁は横尾忠則。この作品の為に高輪プリンスホテルに1年間缶詰にされた2人の逸話は有名。時代小説の枠組みを超えて、物語の進行に合わせて次第に作者を巻き込みシュールな展開を見せていく、歴史的傑作。
Rambharos Jha: Waterlife | タラ・ブックス
南インドの小さな出版社、Tarabooks(タラブックス)から刊行された絵本。インド東部のビハール州ミティラーに伝わるミティラーアートによって、ワニや水鳥、魚、タコなどが鮮やかな色彩で緻密に描かれている。手製の紙に、シルクスクリーン印刷で刷られ、ひとつひとつ丁寧に作られた1冊。 英語表記。