The Kinfolk Travel: Slower Ways to See the World | John Burns
ポートランド発のライフスタイル誌「Kinfolk」のトラベルブック。シンプルさ、信頼性、意図性、コミュニティを理念とする「スローライフ」から発展させた「スロートラベル」に目を向け、地元の人々との有意義なつながりや、地元文化を体験できる旅を計画し紹介する。ライターやフォトグラファーのグローバルコミュニティを活用し、5大陸の20以上の場所を案内。 英語表記。
The Modern Architecture of Cadaques: 1955-71
スペインのコスタ・ブラバ海岸の小さな漁村カダケスは、ダリ、ピカソ、ミロ、デュシャンをはじめとする20世紀の最も偉大な芸術家たちが夏になると訪れたり、居を構えた場所だった。フェデリコ・コレア、アルフォンソ・ミラ、ホセ・アントニオ・コデルク、フランシスコ・フアン・バルバ・コルシーニ、ピーター・ハーデン、ランフランコ・ボンベリ、オスカー・トゥスケ、ルイス・クロテットらが設計した22軒の家と、カダケス独特の建築様式と環境を当時の写真で紹介する。上記の建築家たちの友情やお互いに与えた影響、そこからどのような建築が生まれたか感じとれる1冊。
ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡 | 藤田治彦
2017年に開催された展示「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」の図録。写真家・織作峰子氏が撮影した風景とともに、第1章「少年期から青年期(1834~59)」、第2章「レッド・ハウスからクイーン・スクエアへ(1859~71)」、第3章「ケルムスコット・マナー(1871~96)」、第4章「ケルムスコット・ハウスとマートン・アビー(1878~96)」、第5章「ケルムスコット・プレス(1891~96)」、第6章「アーツ・アンド・クラフツ運動とモリスの仲間たち」という全6章構成により、そのデザインの軌跡を辿る。
Typographic Reflections 1 | ヘルムート・シュミット
タイポグラファー、グラフィックデザイナー、ヘルムート・シュミットの私家版タイポグラフィ冊子シリーズの1号。1989年の朝日新聞に掲載された「ベルリンの壁崩壊」のヘッドラインニュースを約物、カタカナ、ひらがな、漢字に分解し、特殊な日本語タイポを視覚的に表現するとともに、ベルリン市民への敬意を込めて制作された1冊。 英語表記。
Typographic Reflections 3 | ヘルムート・シュミット
タイポグラファー、グラフィックデザイナー、ヘルムート・シュミットの私家版タイポグラフィ冊子シリーズの3号。1994年にインド工科大学で開催されたワークショップを記録したもの。3種類の書体(Universe、Akzidenz Grotesk、Rotis)を用いて指定された単語を並べ、その作例や書体を選んだ理由などを収録。 英語表記。
Typographic Reflections 7 | ヘルムート・シュミット
タイポグラファー、グラフィックデザイナー、ヘルムート・シュミットの私家版タイポグラフィ冊子シリーズの7号。作曲家・黛敏郎が仏教世界をオーケストラと男声合唱で表現した「涅槃交響曲」を、タイポグラフィで再現するという実験的な試みを収録。1969年に録音された二人のインタビューも掲載。 日本語、英語表記。
Typographic Reflections 10 | ヘルムート・シュミット
タイポグラファー、グラフィックデザイナー、ヘルムート・シュミットの私家版タイポグラフィ冊子シリーズの10号。ヘルムート・シュミットと娘であるタイポグラファー、ニコール・シュミットがかつて行っていた、マティスのイラストレーションを用いて文字の配置を模索するエクササイズを再構築したもの。 日本語、英語表記。
Pan 1 | PANORAMA
世界に散らばる革新的なヴィジュアル表現者たちをアーカイヴする、ニューヨークと東京発ヴィジュアル・マガジン『PAN』1号。Alexander Binder、Julien Langendorff、Yoshirotten、Tori.、Mana Morimotoらが参加している。
Dieter Roth: Books + Multiples | ディーター・ロス
スイスのアーティスト、ディーター・ロスの作品集。200点以上のアーティストブック、40点のマルチプル、ジュエリー、映画、ビデオ、テープ、レコード、ポスターを収録。
The Thonet Brand: A Look at its Graphic Design History | Lilo Schafer
1819年にドイツで創業、世界初となる曲木チェアなど、数々のエポックメイキングな製品を開発した家具ブランド、トーネット社のグラフィックデザインにフォーカスした一冊。トーネット社のアーカイブから、100以上の展示物が年代順に紹介。
iichiko design 2005 | いいちこ 三和酒類
三和酒類株式会社が販売する麦焼酎「いいちこ」の広告作品集、2005年版。他の酒類とは一線を画した、美しく印象的なブランドイメージを世の中に打ち出したいいちこ。アートディレクター・河北秀也が手がけた作品を多数掲載。
象(かたど)る ―本と骨董―
2023年1月28日(土)から2月5日(日)までの期間、レルム丸山紗央里さんとの企画『象(かたど)る ―本と骨董―』を開催します。 象る(かたどる)には、"物の形を写す・真似る"という意味と、"実体のないものを形象化して […]
Charlotte Perriand: Inventing A New World | シャルロット・ペリアン
20世紀フランスにおけるモダンデザインのパイオニア、シャルロット・ペリアンの資料集。パリのルイ・ヴィトン財団で開催された大規模な回顧展に合わせて出版されたもの。色彩、有機的なフォルム、合理的な機能性を持ち合わせたペリアンの作品を多数の図版を用いて紹介し、そのヒューマニズムあふれるデザイン精神について探求している。 英語表記。
Enzo Mari Curated by Hans Ulrich Obrist | エンツォ・マリ
イタリアのアーティストでありデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリの作品集。ハンス・ウルリッヒ・オブリストによって2020年にキュレーションされた回顧展に際して刊行されたもの。60年以上かけて制作されてきた作品群を紐解き、図面、スケッチ、未公開のアーカイブ資料、エッセイやインタビューを収録。 英語表記。
Picasso and Paper | パブロ・ピカソ 画集
20世紀を代表する画家、パブロ・ピカソの作品集。ピカソの多様なキャリアから、特に想像力豊かで独創的な「紙」の使い方に焦点を当てたもの。エッチング、版画、ドローイングはもちろん、厚紙、紙、糸を使用した立体作品、切り絵など、300点以上の作品を収録。 英語表記。
Ai Weiwei: The Liberty of Doubt | 艾未未 アイ・ウェイウェイ
国際的に活躍するアーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ)の作品集。英国ケンブリッジのケトルズ・ヤードで開催された展示の図録。中国の歴史的オブジェと自身の作品を並列し、真実、本物、価値、そしてグローバリゼーション、コロナウイルスの大流行、現在の地政学的危機の概念を探っている。 英語表記。
88 Stones | Peter Granser
ドイツ・シュトゥットガルトを拠点に活動する写真家、ピーター・グランサーの作品集。グランサーと妻のベアトリス・テイルが日本の四国・神山村の近くで集めた88個の石で構成されている。石は大きいものから小さいものへと並べられ、地質学的なプロセスの美しさについて瞑想的に考察している。 英語表記。
Silence | Gabriela Torres Ruiz
メキシコ出身の写真家、そして建築家でもあるガブリエラ・トーレス・ルイスの作品集。メランコリックで美しい山や森の風景と、荒廃した室内の写真を並置し、建築物と自然の間のサイクルを詩的に写し出している。 英語表記。
Wayne Thiebaud: Draftsman | ウェイン・ティーボー画集
パイやアイスクリームなどを描いた作品で知られるアメリカ人アーティスト、ウェイン・ティーボーの作品集。Morgan Library & Museumで開催された展示会に際して発行されたもの。初期のスケッチから、パステル画、水彩画、木炭画など、詩的でノスタルジックな作品を幅広く収録。英語表記。
年末年始の営業日と発送業務につきまして
いつもnostos booksをご利用いただき誠にありがとうございます。 年末年始の営業日と発送業務につきましてお知らせします。 店舗 年内最終営業日:12月24日(土)、12月25日(日) 年始営業開始日:1月7日(土 […]
伝えたい日本の美しいもの | 水野正夫
服飾デザイナー、水野正夫による日本の伝統的な工芸や文化を紹介するビジュアルブック。日本とニューヨーク、パリなどを行き来する暮らしの中で芽生えた日本的な美意識を、写真と軽妙なエッセイで綴っている。
Aegean Legacies: Greek Island Embroideries from the Ashmolean Museum
オックスフォード大学アシュモリアン博物館が所蔵する、ギリシャの島々の刺繍を紹介する写真資料集。枕カバー、ベッドカバー、テント、カーテン、服飾品など、鮮やかな色彩で魅力的なモチーフを描いた刺繍作品を収録。 英語表記。
Basilius Besler’s Florilegium: The Book of Plants | Klaus Walter Littger、Werner Dressendoerfer
17世紀のドイツの植物学者、バシリウス・ベスラーの植物画集。ドイツ・バイエルン州の庭園で栽培されていた花々をベスラーが描いた壮大な絵画資料である『Hortus Eystettensis』をもとに編纂したもの。四季折々の植物が、現在使われている分類法に従って90科340属に分類され、細密な図版が描かれている。 英語表記。
African Dolls: The Dulger Collection | Frank Jolles
南アフリカの東海岸にあるクワズール・ナタール州に暮らすズールー族の人形を紹介する資料集。1987年から1994年にかけて部族の女性たちによって作られたこれらの人形は、自然界と超自然界の仲介役でもあり、南アフリカにおける農耕中心の生活の終焉と近代工業社会への発展を記録したものでもある。 英語、ドイツ語表記。
Pursuit of Wonders | Andreas Zust アンドレアス・ツスト
スイス人フォトグラファー、アンドレアス・ツストの作品集。雪氷学を専攻し、グリーンランドのチューレで数ヶ月にわたり氷床コアを掘り、研究の一環として数え切れないほどのスライドを撮影したツスト。そのカメラで捉えられた美しく不思議な自然現象を収録。
Future Food Today: Cookbook | Space10
イケアによってコペンハーゲンに開設されたイノベーションラボ「SPACE10」が開発した、未来の食を追求したレシピ集。昆虫バーガーや藻類でつくるホットドッグなど、いつか私たちが日常的に食べることになるかもしれない料理が満載。地元で持続的に生産するための簡単なガイドも含まれており、地球上で増大する食料需要や肉の過剰消費に代わる代替食材や食文化の革新、水耕栽培などの技術をどのように利用するかについても説明されている。英語表記。
雪国 | 島田謹介写真集
写真家、島田謹介の作品集。上越地方の豪雪地帯を撮影したもの。本格的な冬を迎える11月から雪解けの始まる3月まで、雪とともに生きる人びととその暮らし、美しい風景をモノクロで収録している。
Early Sunday Morning | Peter Mitchell ピーター・ミッチェル
イギリス人フォトグラファー、ピーター・ミッチェルの写真集。1970年から1980年代初頭にかけて撮影され、30年以上もの間表に出ることのなかった500枚にものぼるネガの中から、厳選された未発表作品90点以上を収録。都市景観が変化するなかでもなおその地に歴史を刻んでいる、何百年も前の煉瓦造りの建物や石畳の通りなどが写し出されている。英語表記。
Louise Bourgeois: The Woven Child | ルイーズ・ブルジョワ
米国のアーティスト、ルイーズ・ブルジョワの作品集。過去20年間に手がけた布作品を包括的に紹介するもの。ベッドリネン、ハンカチ、タペストリー、ニードルポイントなど、さまざまなテキスタイルを使用した作品は、アイデンティティとセクシュアリティ、トラウマと記憶、罪悪感と償いというテーマを掘り起こし、感情や心理状態のメタファーとして機能している。 英語表記。
Irene Kung: LA Ville Invisible
スイス出身のアーティスト、アイリーン・クンの作品集。ニューヨークのフラットアイアンビル、ロンドンのミレニアムブリッジ、ミラノのドゥオモ、コロッセオなどを幻想的に撮影したもの。 フランス語表記。
辻有希作品集 STONE TOOL
札幌を拠点に活動する木工作家、辻有希の初となる作品集。数年前より制作を始めた「石器を模した彫刻シリーズ」を記録したもの。それぞれの木の個性に向き合いながら製作された作品が、標本のように閉じ込められている。限定300冊。新刊書籍。
終わりのむこうへ 廃墟の美術史 | 松濤美術館
2018年に松濤美術館で行われた展示図録。西洋古典から現代日本までの廃墟・遺跡・都市をテーマとした作品を集めた「廃墟の美術史」を辿る一冊。廃墟の画家として名を馳せた18世紀のユベール・ロベール、版画家ピラネージ、コンスタブル、アンリ・ルソー、マグリット、デルヴォー、亜欧堂田善、藤島武二、岡鹿之助、元田久治、大岩オスカール、野又穫などの作品を収録。
出雲民芸紙譜 限定100部 | 安部栄四郎
和紙製作家、安部栄四郎による島根県(出雲)の和紙の資料集。自身が40年にわたり手がけた和紙から82種を選び、貼り込みした実物見本に技術的な解説を添えて収録。限定100部発行。本体表紙の題箋は芹沢銈介によるもの。
Jens Risom: A Seat at the Table | ジャン・リソム
スカンジナビアデザインをアメリカに紹介したデザイナーであり、ミッドセンチュリー期モダンデザインの重要人物であるジャン・リソムのビジュアル資料集。デンマークでの教育、ジョージ・ジェンセンやハンス・ノールとの初期のコラボレーション、自身の会社ジャン・リソム・デザインの設立、そして代表的な家具や住宅のデザインを図版とともに紹介している。 英語表記。
Ceramic, Art and Civilisation | Paul Greenhalgh
陶器の歴史を振り返るビジュアル資料集。古代ギリシャから現代まで、数千年にわたる陶芸の歴史を、社会や文化、産業の発展とともに紹介し、人類の文明の物語として語っている。 英語表記。
Andre Francois: Affiches et Graphisme | Anne Claude Lelieur
フランスを拠点に活動したイラストレーター、アンドレ・フランソワの作品集。ポスター作品を中心に、挿絵、表紙画などをカラーで多数収録。 フランス語表記。
太陽と月 3刷 | タラブックス
南インドの小さな出版社、Tarabooks(タラ・ブックス)より2016年に出版された「Sun and Moon」の日本語版。10人のインドの先住民族の代表的なアーティストが、それぞれの民族に伝わる物語をもとに、太陽と月を描いた画期的な絵本。南インドのちいさな工房で、古布を材料とした手製の紙に、シルクスクリーン印刷で刷られ、手製本で一冊ずつ丁寧につくられています。限定2000部、シリアルナンバー入り。新刊書籍。
世界のはじまり 第4刷 | バッジュ・シャーム、ギーター・ヴォル
『夜の木』の画家のひとりとして多くの読者を魅了し続けている現代ゴンド・アートの第一人者バッジュ・シャームが、中央インドのゴンド民族に伝わる創造神話をモチーフに壮大なスケールで描き上げた絵本。南インドの小さな工房で手作業によりシルクスクリーンで仕上げられた、まるで工芸のような一冊。新刊書籍。
アジアの神・舞・歌 愛と祈りの芸能 | 国際交流基金
1987年に全国6都市で開催された公演「第5回アジア伝統芸能の交流ーアジアの神・舞・歌」のプログラム。公演の演目に関する解説のほか、中国、パキスタン、トルコの伝統芸能や日本のアイヌ古式舞踊など、アジア諸国における芸能の特 […]
漢聲雑誌 144期 2008 大過鼠年
毎号テーマを変え、中国の文化を深く、かつグラフィカルに紹介する雑誌「漢聲(ハンシェン)」第144期。その年の干支にちなんだ切り絵や正月画12枚を綴じたポスターブック。ポスターは1枚あたり縦98×横60cmで、綴じ目に沿って切り離すことが可能。 中国語表記。
季刊銀花 第83号 限定特装版 | 金守世士夫版画「バリ島の猫玩具」一葉挿入
日本文化の伝統美を伝える雑誌『季刊銀花』第83号の限定特装版。巻頭には金守世士夫による版画「バリ島の猫玩具」一葉挿入。そのほか『やきもの三代の風』『土佐国・仁淀川の恵み』などを収録。限定200部発行。
Soft Electronics | Jaro Gielens
1960年代から80年代にかけて登場した家電製品を紹介するビジュアル資料集。ノスタルジックでユニークなプロダクトをカラー図版で多数収録。コーヒーグラインダー、電気包丁、ドライヤーなど、それぞれの家電製品は日々の家事を助けるためのものでありながら、スタイリッシュな傑作でもあったことを再認識させてくれる。 英語表記。
Matisse in the Studio | アンリ・マティス 画集
フランスの画家、アンリ・マティスの作品集。2017年にボストン美術館で開催された展示に際して出版されたもの。マティスの全キャリアにわたる作品と、そのインスピレーションとなったアジアの壷、アフリカの仮面、イスラム世界の精緻な織物などを収録。 英語表記。
Ensembles Assembled: In Full Color | Karin Korfmann
ドイツ出身のアーティスト、カトリン・コフマンの写真作品集。集団的な儀式により溶け合う個性と陶酔を抽象的なイメージで捉えるプロジェクトを編纂。カタルーニャ地方の「人間の塔」、真っ黒な油を全身に塗る「カスカモラス」、小麦粉や生卵を投げ合う「エルス・エンファリナッツ」などスペイン各地の奇祭に集った群衆を俯瞰で撮影。