Phaidon Design Classics 3冊揃 | Simon Alderson、Ralph Ball、Edward Barber
専門家集団によって厳選された、999点の工業製品からなる権威あるデザインのアーカイブブック。1800年代初頭から現在に至るまでの自動車、家具、食器、電化製品など、幅広いジャンルの工業製品を紹介する。 英語表記。
藤本壮介 武蔵野美術大学 美術館・図書館
日本国内に留まらず海外からも注目を集める若手建築家、藤本壮介が設計した武蔵野美術大学 美術館・図書館の写真図録。写真は阿野太一、笹岡啓子、石川直樹の3名によるもの。個性あふれる3人の写真によって経験する新しい建築写真集。 日本語、英語表記。
Mobile Churches | Anton Roland Laub
1980年代、チャウシェスク政権のもと歴史的建造物が危機に追いやられたルーマニアの首都・ブカレスト。レールの上に持ち上げて移動され、住宅地の後ろに隠されることで難を逃れた7つの教会を撮影した写真集。今日の都市景観を形成している建築群から切り離された教会の姿が映し出されている。
新版 千羽鶴折形 | 笠原邦彦
折り紙の古典ともいえる折り鶴の解説書。寛政9年(1797年)に刊行された『千羽鶴折形』を復刻したもの。初級・中級・上級にカテゴライズされ、それぞれの形には完成形の写真図版、解説、展開図が添えられている。手漉和紙の折形2枚付属。
岩根豊秀の仕事場 孔版画に映し出された湖国のモダニズム | 著者名
2007年に滋賀県立近代美術館で開催された展示の図録。昭和初期より「謄写版(ガリ版)」の店を営んだ岩根豊秀の足跡と作品をたどったもの。代表的な孔版画作品約200点を収録し、その仕事を通して昭和の滋賀の商業デザインや印刷メディアの状況を紹介。
遠い日の絵本 | 谷内六郎画集
遠い日の絵本 谷内六郎画集/画家、谷内六郎の作品集。「週刊新潮」の表紙を飾った四季の作品とそれに添えたエッセイの他、初期のものや写真と組み合わせたシリーズも収録。懐かしい昭和の風景をしっとりと描きとめる。
幼なごころの歌 谷内六郎画集 | 谷内六郎
幼なごころの歌 谷内六郎画集/画家、谷内六郎の作品集。週刊新潮の表紙絵、初期作品、油彩画「海と風船」シリーズを収録。串田孫一「夢みる心の絵」、谷内六郎「幼なごころの歌」のエッセイを収録。
時をこえて ひと針のゆくえ | アナイス・ボーリュー
インドの出版社・タラブックスによる「A Stitch Out of Time」の日本語版。フランスの現代刺繍作家 / アナイス・ボーリューは西アフリカを旅行中、黒いビニール袋が道端の木々を覆い尽くす光景に衝撃を受ける。これは見過ごせないと考えた彼女は、絶滅危惧種とされる植物たちをビニール袋に刺繍し、作品にすることを思いつく。環境問題へのメッセージを声高に叫ぶでもなく、膨大な時間をかけ繊細に縫われた美しい刺繍作品は、時をこえて読者を様々な場所へと連れて行ってくれる。クロス装の表紙にはビニールに刺繍が施され、本体には作品をプリントしたものを収録。新刊書籍。
Ephemera: The Graphic Design of the MAK Library and Works on Paper Collection
オーストリア応用美術博物館(MAK)が所蔵する18世紀から現代までの幅広いグラフィックデザインのコレクションを書籍化。レターペーパー、グリーティングカード、入場券やラベルなど、洗練されたデザインを多数収録。 英語表記。
Eames: Furniture 1941-1978 | イームズ夫妻
ミッドセンチュリー期に建築家・デザイナーとして活躍したチャールズ・イームズ、レイ・イームズ夫妻の手掛けた20種類以上のチェアを掲載。その多くが今日でも生産され続け、新しい世代の人々の憧れとなっている。 英語表記。
テスタメント | フランク・ロイド・ライト
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと並び近代建築の三大巨匠と称される建築家、フランク・ロイド ライトの資料集。代表的な仕事の図版や図面、解説とともにライトの人生をたどる1冊。
グラフィックデザイン大系 3 フォトデザイン | 原弘 他
「グラフィックデザイン大系」シリーズ第3巻、「フォトデザイン」の章。写真を効果的に用いた広告や雑誌デザインを、多数の図版とともに解説。編集は原弘、勝見勝、小池岩太郎、山城隆一、田中正明。装丁は杉浦康平。
Jiro Takamatsu | 高松次郎
日本を代表する前衛芸術家、高松次郎の展示図録。芸術と生活の境界線を崩壊させ、芸術を従来の制度から脱却させることを目指した高松次郎の作品は、ドローイングや彫刻から写真まで、彼の作品は見た目も素材もさまざまに変化する。本書は、作品はもとより、スタジオの写真、制作過程の写真、1974年に日本で放映された高松の制作風景を収めたテレビドキュメンタリーの映像も収録。高松次郎の作品を再評価するための一冊。
Klee - Melotti | パウル・クレー、ファウスト・メロッティ
スイスの画家パウル・クレーと、近年国際的にその名を知られるようになったイタリアのアーティスト、ファウスト・メロッティとの関係や親和性を、作品間の対話によって紐解く作品集。クレーの絵画、水彩画、素描など70点余りと、メロッティの彫刻、素描など80点余りを対比して紹介。 英語表記。
Ray Johnson | レイ・ジョンソン
ネオダダと初期のポップアートシーンで活動した米国のアーティスト、レイ・ジョンソンの作品集。雑誌の切り抜きや拾った写真、手製のマークなどを何層にも積み重ねて作られた、晩年に制作されたコラージュ作品を中心に収録したもの。 英語表記。
ashitsuki / long clear | 鷲塚貴紀
2015年、富山を拠点に活動するガラス作家・鷲塚貴紀によるマウスブローによって成型された脚付きグラス。
その森の子供 | ホンマタカシ 写真集
2011年に代々木blind galleryにて開催されたホンマタカシの同名展示図録。福島第一原発メルトダウンによって深刻な放射能汚染を受けた福島の森と、その森で採れたきのこをホンマタカシが撮影した一冊。きのこ類はセシウム類を吸収しやすい性質があり、日本政府は事故から半年後にこの地域で採れたきのこの出荷を禁じた。田中義久によるアートディレクション及びデザイン。
Loomshuttles, Warpaths 2010-2018 | Ines Doujak、John Barker
オーストリアのアーティスト、イネス・ドゥジャックととイギリスの小説家・回顧録作家のジョン・バーカーがテキスタイルとそのグローバルな歴史を視覚的に研究したビジュアルブック。アンデスのテキスタイル生産に代表されるヨーロッパとラテンアメリカの関係を、文化、階級、ジェンダーの対立などあらゆる側面から探求する。 英語表記。
津軽北奥舎201 | 村上善男
岡本太郎に師事した画家・現代美術家、村上善男が、津軽での生活とそこでの芸術活動の日々をまとめた日記エッセイ。青森という地域性が作品に与える影響、内なる心境が文章からも伝わる。
The Stanley Kubrick Archives | スタンリー・キューブリック
The Stanley Kubrick Archives/1999年に他界した映画界の巨匠、スタンリー・キューブリックの初期作品「非情の罠」から、遺作となった「アイズ・ワイド・シャット」までをタイトル通り一挙にアーカイブした一冊。前後半2部構成となっており、前半は高精細スチール写真を200ページ以上にわたり掲載。後半は主にフィルム・メイキングについての解説となっており、小道具、ポスター、アートワーク、セットデザイン、ラフスケッチ等、これまで公開されていなかった貴重な情報を記録。
Karlssonwilker ON America
デザイナーに非日常的で意外なテーマを探求する機会を与え、ローファイで自由なプラットフォームとして、さまざまなデザイナーやアートディレクターが、自分たちを刺激するようなトピックを探求する新しいデザイン誌「ON」。今号では、ニューヨークを拠点とするデザインスタジオKarlssonwilkerが彼らの故郷であるアメリカを独自のスタイルで検証する。グラフィック、イラストレーション、写真、チャート、ダイアグラム、辛辣な観察が混在した一冊。
Stacks | Nigel Peake ナイジェル・ピーク
アイルランド出身の建築家でありイラストレーター、ナイジェル・ピークの作品集。スコットランド、イタリア、フランス、スイス、クロアチア、デンマークで目にしたStack(重なるモノ)を描いている。建築家としての一面も持つナイジェル・ピークならではの視点を感じる一冊。
Gordon Matta-Clark | ゴードン・マッタ=クラーク作品集
アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの作品集。廃墟と化した建物のファサード、壁、床を切り裂き、建築物を彫刻作品へと変貌させる挑発的で過激な作風で知られる。35歳の若さでこの世を去ったマッタ=クラークの活動を豊富な写真資料と解説で紹介。 英語表記。
山にかえるこころ | 畦地梅太郎
山岳風景を題材とした作品で知られる版画家、畦地梅太郎の画文集。豊富な挿絵とともに、山にまつわるエッセイを収録。限定140部発行。木版画3葉貼込。
Paul Delvaux: Paul-Aloise De Bock | ポール・デルヴォー画集
20世紀初頭のベルギーの画家、ポール・デルヴォーの作品集。初期から晩年の作品をカラーとモノクロで169点収録。古典絵画に描かれたような裸婦像や神話的な世界を、幻想的な画風で描いたことで知られる。 フランス語表記。
Andrew Wyeth: Autobiography | アンドリュー・ワイエス画集
アメリカン・リアリズムを代表的する画家、アンドリュー・ワイエスの作品集。60年にわたり描かれた絵画と、各作品にまつわる成り立ちや出来事についてワイエス自身のコメントが添えられている。 英語表記。
溶け出す都市、空白の森 | 金氏徹平
現代美術作家、金氏徹平の作品集。プラスチック製品、キャラクター人形、ゴム製のボール、電気コードなどの日用品から流木、雑誌の切り抜きなどを用いて制作した立体造形作品を収録。
Hiroshi Sugimoto: Gates of Paradise | 杉本博司
現代写真家、杉本博司の作品集。2017年にニューヨークで開催された展覧会に際して出版されたもの。「天正遣欧少年使節」をテーマに、彼らの足跡を辿りながら、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアの建築物の素晴らしさを、東方の訪問者たちが見たであろう姿で捉えている。また、同時代に制作された日本の美術作品を、写真の文脈に沿って紹介。 英語表記。
Ellsworth Kelly: Postcards | エルズワース・ケリー
アメリカの画家、エルズワース・ケリーの作品集。50年にわたり制作したポストカードコラージュ作品に焦点を当てたもの。多くのポストカードは、ケリーが住んだり訪れたりした特定の場所を描いており、ケリーがどのように世界を見て、経験し、芸術に反映させていたかを知る上で重要な洞察を与えてくれる。 英語表記。
Roni Horn: The Selected Gifts | ロニ・ホーン
ニューヨークのコンセプチュアル・アーティスト、ロニ・ホーンが、1974年から2015年の間に贈られたギフトを写した作品集。クッキーから、人形、本、時計、オブジェにいたるまで様々なギフトが並び、贈り主から見たホーンの人物像が浮かび上がる。 英語表記。
Frida Kahlo: Her Universe | フリーダ・カーロ
メキシコの象徴的な画家、フリーダ・カーロの写真資料集。メキシコシティのフリーダ・カーロ美術館が所蔵する300点以上の画像から、カーロの特徴的なワードローブ、大衆美術や先スペイン美術のコレクション、写真との関わり、現在美術館の本館となっている彼女の愛した青い家、ラ・カサ・アズールの歴史などを紹介している。 英語表記。
Sune Jonsson: Life & Work | スネ・ヨンソン
スウェーデンの写真家、スネ・ヨンソンの作品集。都市化と工業化が進む社会の中で消えていく、農民たちのライフスタイルを記録し続けたヨンソンの作品を編纂したもの。 英語表記。
企画展『ZとIとNとE』
2022年11月19日(土)、20日(日)、23日(水・祝)の3日間、グラフィックデザイナー・浦川彰太が企画する『ZとIとNとE』を開催します。 グラフィックデザイナーの浦川彰太を中心に、気鋭のデザイナーや作家がノストス […]
St. Louis & The Arch | Joel Meyerowitz ジョエル・マイヤーウィッツ写真集
米国の写真家、ジョエル・マイヤーウィッツの作品集。セントルイス美術館の企画展「St. Louis & the Arch」での展示作品を収録したもの。マイヤーウィッツがセントルイスの街並みを多様な観点から撮影し、繊細なカラーの描写でその魅力を映し出した作品集。 英語表記。
ポートレイト 内なる静寂 アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集
20世紀を代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品集。アンリ・カルティエ=ブレッソン財団が所蔵する、ポートレート作品に焦点を絞り出版したもの。アルベルト・ジャコメッティ、アンドレ・ブルトン、スーザン・ソンタグ、ココ・シャネルら時代をいろどった著名人、市井のひとびとなど、50年以上にわたり撮影しつづけたポートレートを収録。
One of a Kind : Recent Polaroid Color Photography
アーノルド・ニューマン、ウィリアム・エグルストン、デイヴィッド・ホックニー、ジョエル・スタンフェルドらが参加したポラロイド写真展の図録。ポラロイドカメラとカラー写真の可能性を模索する意欲的な作品を多数収録。 英語表記。
Richard Avedon: Photographs 1946-2004 | リチャード・アヴェドン
2007年に開催された、ファッション写真からポートレート、ルポルタージュまで、リチャード・アヴェドンの全作品を網羅した大回顧展の図録。1940年代にイタリアで撮影された初期の作品から、2004年にアイスランドのポップスター、ビョークを撮影した作品まで、全作品から125点を収録。
Folon: The Sculptures | ジャン・ミッシェル・フォロン
ベルギーのアーティスト、ジャン=ミシェル・フォロンの彫刻作品集。ポスター、イラスト、テレビアニメーションを手がけ、その多様性と卓越した技術で国際的に高い評価を得ているフォロン。1990年代には彫刻に転向し、直彫りやモデリングを駆使してブロンズや石像を制作したことでも知られている。本書では、アフリカの仮面やインドのトーテムからインスピレーションを受けたフォロンの彫刻作品にフォーカスを当て、その全貌を紹介。 英語表記。
In Giacomettis Atelier | アルベルト・ジャコメッティ
20世紀ヨーロッパを代表する彫刻家、アルベルト・ジャコメッティのアトリエをマイケル・ペピアットが記録した一冊。40年に渡り、ここで生活し、作品をつくり続けたジャコメッティの創作風景、数々のアーティストとの交流、スケッチなど、小さなアトリエが放っていた当時の創造のエネルギーを感じる一冊。ドイツ語表記。
Daniel Arsham: Paris, 3020 | ダニエル・アルシャム
米国・ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ダニエル・アルシャムの作品集。2020年にパリで開催された展示に際して出版されたもの。架空の考古学という概念を中心に展開されている彫刻作品群と、その制作のさまざまな段階を紹介している。 英語表記。
絵本 日本の郷土玩具 | 斎藤良輔、木村友禧
日本全国の郷土玩具を都道府県ごとに紹介する資料集。地域の気候風土、伝承から生まれた多くの玩具を、親しみやすいイラストレーションとともに収録。解説は斎藤良輔、挿画は木村友禧によるもの。
ソビエトデザイン1950-1989
第二次世界大戦後から冷戦終結まで(1950-1989年)の間にうまれたソビエトのデザイン350点を、モスクワデザインミュージアムの所蔵品から厳選。当時のソビエト共産主義に基づく生活模様が垣間見られる。
The Goude Touch: A Ten Year Campaign for Galeries Lafayette | Jean-Paul Goude ジャン=ポール・グード
主にコマーシャルアートの分野で活躍したアートディレクター、ジャン=ポール・グードの作品集。パリの有名百貨店ギャラリー・ラファイエットのために10年にわたって制作した広告を集めたもの。スケッチ、完成イメージなど、創作意欲を刺激する図版約200点を収録。広告やブランド写真を再定義し、時代の精神を捉えた作品の数々を、グード自身がセレクトし、アレンジしている。 英語表記。