朗読会の記録(三)空気 | 御徒町凧
2009年11月から1年間、詩人・御徒町凧が月例で開催した朗読会を3冊の本に記録したシリーズの第3巻。2010年夏から翌年に朗読された詩を中心にまとめたもの。写真は佐内正史、装丁は大原大次郎によるもの。巻末に、上村奈央の挿画による詩と絵「迷路」を収録。600部限定発行。
最大の愛を込めて。芸術家がつくるおもちゃ
アーティストたちが自分の家族、あるいは子どもたちのために制作した「贈りもの」にこそ、最大の愛とクリエイティブが詰まっているのかもしれない。 『作家からの贈りもの』には、名だたるアーティストたちが手がけた「贈り物」の記録が […]
David Hockney by David Hockney: My Early Years | デイヴィッド・ホックニー 作品集
David Hockney by David Hockney: My Early Years/英国ポップ・アート運動に参加し、1960年代から米国カリフォルニアを拠点に活躍するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの作品集。初期の絵画やドローイングなどをカラー&モノクロで多数掲載。
ストリートファッションにみるカラーブロッキング
今日は一歩も出かけない日!と決めても、自分が好きな服を着たらハリが出る。ファッションが私たちに与えてくれるパワーは偉大。 今入荷しいるファッション関連書籍のなかで、とくに注目していただきたいのがこちらの写真集『Hassa […]
アアルトからムーミンまで。北欧の建築とデザイン
まずは新入荷のアルヴァ・アアルト作品集『Aalto』。 パイミオチェア、スツール60、ヴィープリ図書館、セイナキヨ・タウン・ホール、ベース・コレクションなど、代表作品を楽しみた方も、この一冊ならばっちりです。 そしてデン […]
昭和を代表するデザイナーたちの、夢あふれる広告デザイン
戦前から戦後の激動の中で、広告デザインは常に変化を遂げてきました。販売促進という目的のある広告デザインの中で、自由な表現を恐れなかったデザイナーたちの偉大な仕事をご紹介します。  まずは日本を代表するデザイナー・亀倉 […]
グラフィックデザイン大系 2 | イラストレーション
「グラフィックデザイン大系」シリーズ第2巻、「イラストレーション」の章。亀倉雄策「抽象のイラストレーション」ほか様々なデザイナーによる作品や解説を収録。編集は原弘・勝見勝・小池岩太郎・山城隆一・田中正明。装丁は杉浦康平。
アートやデザインの学び場、ジャケットアート
音楽を配信サービスで聴けるようになった今、便利ではあるけど「ジャケ買い」することが無くなったなぁ、なんて思うと少し寂しい。アートやデザインの学び場として、CDやレコードのジャケットを見直してみると、きっと多くの発見がある […]
Time goes by… 復刊版 | 永井博
Time goes by… 復刊版/大滝詠一をはじめとする音楽家のレコードやCDジャケット、そして広告、ポスターなどさまざまなシーンを彩ってきたイラストレーター・永井博の作品集、復刻版。夏を感じさせる海辺や庭のランドスケープ、ムーディーな夜景などの名作イラストレーションが凝縮された一冊。
ABZ: More Alphabets and Other Signs | Julian Rothenstein
ABZ: More Alphabets and Other Signs/英国の出版社・レッドストーンプレスの設立者、ジュリアン・ローゼンスタインによる遊び心溢れるタイポグラフィーとシンボルマークのスクラップブック。モダニズムからロシア・アヴァンギャルド、果ては日本のいろは文字まで登場する不思議な1冊。
モランディにハンマースホイ。室内風景に魅せられた男たち
愛した光景に人生を捧げた画家がいます。 一人目はジョルジョ・モランディ。風景画も有名ではありますが、なにより瓶、水差し、オブジェといったモチーフを繰り返し描いた画家として知られています。 自身の理想とする作品へのこだわり […]
The Plant Kingdoms of Charles Jones | Sean Sexton、Robert Flynn Johnson
写真家のチャールズ・ジョーンズが亡き後発見された、野菜や果実の写真集。チューリップ、ヒマワリ、玉ねぎ、カブ、プラム、洋ナシなど、その美しい姿をストレートに表現した作品の数々を収録。序文は著名な作家でありレストラン経営者でもあるアリス・ウォーターズ。
Geschichte der Physik | Charles-Albert Reichen
Rencontre社から出版された『図説科学の歴史』シリーズ、物理学史。不思議に満ちた物理のしくみや実験の様子を、図やイラスト、写真などで解説。ドイツ語表記。
Geschichte der Astronomie | Charles-Albert Raichen
Rencontre社から出版された『図説科学の歴史』シリーズ、天文学史号。宇宙のしくみや、星座について、そして人間が望遠鏡で宇宙に思いを馳せてきた歴史を、ロマンあふれる図や絵画、写真などで解説。ドイツ語表記。
Geschichte der Rakete | Courtlandt Canby
Rencontre社から出版された『図説科学の歴史』シリーズ、ロケットの歴史。人間が宇宙へ抱く憧れから、ロケットの開発、そしてついに宇宙へ飛び立つにいたるまでを、ロマンあふれる図やイラスト、写真などで解説。ドイツ語表記。
Geschichte der Chemie | Charles-Albert Reichen
Rencontre社から出版された『図説科学の歴史』シリーズ、化学史号。ミクロからマクロまで、人間の生活のあらゆるシーンで活躍してきた化学の歴史を、図やイラスト、写真などで解説。ドイツ語表記。
Geschichte der Elektrizitat | Edward T.Canby
Rencontre社から出版された『図説科学の歴史』シリーズ、電気の歴史号。電気が発見された歴史や、電気機械の発明、そして発展を、図や絵画、そして写真などを用いて解説。ドイツ語表記。
メンフィス創設者、ナタリー・デュ・パスキエの未発表ドローイング集
実はこれまで2回ほど入荷したことがありながら、すぐに店頭で売れてしまい、なかなかブックレビューが書けていなかった本書。3回目の正直でやっとみなさんにお披露目できます。 こちらはデザイン集団・メンフィスの創設者のひとり、ナ […]
花を"モデル"にした、アーヴィング・ペンの傑作
ケシ、チューリップ、薔薇、ユリ、シャクヤク、ラン、シュウカイドウ…アーヴィング・ペンが撮影した花々は、まるで美しい女性のように華やかで、ときにセクシーにすら見えてくる。 それはアーヴィング・ペンがファッション写真を多く手 […]
The Shell: Five Hundred Million Years of Inspired Design | Hugh Stix、Marguerite Stix
貝殻を芸術的視点で映し出した写真集。複雑な模様や造形、鮮やかな色彩などを捉えた写真を解説付きで掲載するほか、貝とアートと歴史的な繋がりを紹介。
ゴッホも模写した、歌川広重の名所シリーズ。
ゴッホが模写したエピソードでも知られる、歌川広重の「名所江戸百景」シリーズ。安政3年(1856年)2月から、わずか2年8ヶ月の間に次から次へと刊行され、シリーズ総数は120枚にもおよびました。 このシリーズは当時の江戸の […]
類似と相違。ベッヒャー夫妻の写す工業建造物
久々にご紹介できるベッヒャー夫妻。淡々とした呼吸のなかに見え隠れする情熱に、毎回心を打たれます。 立ち並ぶのは給水塔、冷却塔、石灰窯、濾過機、そして溶鉱炉といった工業建造物。ベッヒャー夫妻の写真集には、「給水塔」や「溶鉱 […]
バウハウスとはなんであったのか?
2019年に創立100周年を迎えたバウハウス。今年7月に開催予定の巡回展「きたれ、バウハウス」を心待ちにしているという方も多いかと思います。 ロンドンのバービカン・アート・ギャラリーで「Bauhaus Art as Li […]
Ootje Oxenaar: Designer and Commissioner | Els Kuijpers
オランダのグラフィックアーティスト、ビジュアルアーティストとして知られるOotje Oxenaarの作品集。PTTで手掛けたグラフィックデザインを中心に、オランダのグラフィックデザイン界に大きな影響を与えた作品を多数紹介。第二次世界大戦以降の50年間に発展したオランダのグラフィックデザインの軌跡も辿ることができる一冊。
El Lissitzky 1890-1941 : Architect, Painter, Photographer, Typographer | エル・リシツキー 作品集
ロシア・アヴァンギャルドを牽引し、ソビエト連邦のための膨大なプロパガンダ作品を残したエル・リシツキーの作品集。バイオグラフィーと併せて、ブックイラストレーションや旅行スケッチ、グラフィックデザインからタイポグラフィ、建築、写真など多彩な作品を掲載。
建築図面に広がるユートピア
みなさんが持っている「建築図面」のイメージを、一旦すべて取り払って見ていただきたい。これらは単なる設計図面にあらず。想像力を結集して生み出された壮大な芸術であり、人類がいつか実現しうる未来予想図であり、果てない夢を乗せた […]
Allure | Diana Vreeland ダイアナ・ヴリーランド
Allure/ハーパース・バザーでファッション・エディターとして活躍し、さらにヴォーグでも編集長を務めた伝説的編集者、ダイアナ・ヴリーランド。アーヴィング・ペン、リチャード・アヴェドン、マン・レイなどによる魅惑的なファッション・フォトを多数収録した美しい一冊。
クラフトワーク「マン・マシーン」とミュージック | パスカル・ビュッシー
クラフトワーク「マン・マシーン」とミュージック/音楽ライターのパスカル・ビュッシーによる、ドイツの電子音楽グループ/クラフトワークの音楽評論。「ドイツとアヴァンギャルド」「サウンドとインダストリー」「マンとマシーン」などを収録。メディア露出が少なく、過去を語ることの少ないメンバーのインタビューも掲載した貴重な一冊。
布切れ一枚、糸一本粗末にしない。「BORO」の美学。
何十枚も重ねられた布の表情、修繕のためにチクチクと手縫いされた糸。今はデザインのためにほどこされる刺子も、保温と補強のために生み出された知恵の結晶。 貧しさと寒さに耐え、生きていくために生まれた手仕事は「BORO」と呼ば […]
モノには物語がある。プロダクトデザインから見える「インドらしさ」
普段身の回りにあるモノのなかで、それらが作られた由来や歴史を知っているというものが、どれだけあるでしょう。実はそうした当たり前の風景として見過ごされているもののなかにこそ、その国らしさや、人の暮らしが色濃く表われてたりす […]
Kaj Franck & Geometria | カイ・フランク
2018年にフィンランド国立ガラス美術館で開催された展示会の図録。北欧・フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランクが手掛けた作品を主にガラスを用いたプロダクトを中心に多数収録。フィンランド語表記。
90年代グラフィックデザインの巨匠。デヴィット・カーソンの伝説
「懐かしい!」「この表紙持ってた!」そんな声が聞こえてきそう。こちらは、1992年に創刊されたカルチャー誌「Ray Gun」のアンソロジー。この雑誌に憧れて、誌面の真似をしたデザイナーの方も多いのではないでしょうか。 「 […]
そのデザインは無限大。歴史深きチベタン・タイガーラグの魅力
いまだかつて自分の部屋に動物柄のラグを敷いたことはないけれど、いいかもしれない、タイガーラグ....。 本書で紹介されているのは、108種類のチベタン・タイガーラグ。世界四大絨毯の一つに数えられるチベット絨毯ですが、なか […]
Whatever It Is You’re Looking for, You Won’t Find It Here | レイモンド・ペティボン Raymond Pettibon 作品集
Whatever It Is You're Looking for, You Won' T Find It Here/アメリカの現代美術家、レイモンド・ペティボンの作品集。コミックや野球などの大衆的なモチーフのドローイングと、テキストを自在に組み合わせた作品をカラーで多数掲載。ソニック・ユースのアルバムジャケットにもなった作品も収録。
ジャンルの垣根を飛び越えた、横尾忠則のデザイン
横尾忠則の顔の広さはすごい。それはこの作品集の目次をみればわかるのですが、寄稿文をよせた面々の豪華なこと。 亀倉雄策、田中一光、永井一正、ミルトン・グレーザー、「スタジオ・イルフイル」をともに立ち上げた宇野亜喜良、東京イ […]
福田繁雄イラストリック412 | 福田繁雄
福田繁雄イラストリック412/グラフィックデザイナー・福田繁雄の作品集。新聞、ポスター、個展などで描かれたイラストレーション作品412点を収録。
クールでキュートでセクシー!クロエ・セヴィニーのアルバム
ダウンタウンのクリエイティブ・シーンにおいてミューズのような存在で、デビューから30年以上たった今も人々を魅了し続けるクロエ・セヴィニー。 女優としても輝かしい賞を受賞する一方、先日ご紹介したエレン・フライスが編集長を務 […]
ダダ大全 | リヒャルト・ヒュルゼンベック
ダダ大全/1920年のドイツ、基板を失った社会のもとで生じた芸術運動・ダダイスム。トリスタン・ツァラ、フランシス・ピカビア、ハンス・アルプなどその中心メンバーによる文献を多数収録。
接ぎ木が生んだ“いい顔”。小田康平が手がけるユニークな美しさを放つ植物たち
ノストスで入荷する本のなかでも図鑑や博物誌が大好きで、入荷のたびにわくわくと心を躍らせています。いま店頭で展開してる「自然を見つめるまなざしコーナー」でひときわ誇らしげに鎮座しているのが本書、『Grafted: Plan […]
美しき生活の痕跡。アルヴァロ・シザが生み出す詩的建築空間
建築界のノーベル賞に例えられるプリツカー賞を受賞し、ミース・ファン・デル・ローエやル・コルビュジエに影響を受けたモダニズム建築の継承者ともいわれるアルヴァロ・シザ。『Alvaro Siza: Expor On Displ […]
A Guide To Archigram 1961-74 | アーキグラム
A Guide To Archigram 1961-74/フォーレン・チョーク、ピーター・クック、デニス・クロンプトンらが所属する前衛建築家集団、アーキグラムの作品とともに、それぞれの作品コンセプトや解説をあわせて収録。
メタボリズム 1960年代 日本の建築アヴァンギャルド | 八束はじめ
メタボリズム 1960年代 日本の建築アヴァンギャルド/1959年に黒川紀章や菊竹清訓ら日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動、メタボリズム。著者である建築家・八束はじめの評論をはじめ、メンバーのインタビューなどを収録し、都市(メガロポリス)の正体を探る。装丁は鈴木一誌、吉田純二。
トリノの広告に革新を起こしたデザイナー、アルマンド・テスタとその作品。
メキシカンハットが印象的なカバレッロと彼に恋するカルメンチータ、青い大きなカバのヒッポ。もしかしたらご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。 これらはイタリアのグラフィックデザイナー、アルマンド・テスタが […]