装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法
2017年から2018年にかけて東京都庭園美術館で開催された展覧会「装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法」展の図録。アラヤー・ラートチャムルーンスックや髙田安規子・ 政子、山縣良和など、国籍も年齢もジャンルも異なる7組のアーティストによる、「装飾」をテーマとした多彩な表現を作品図版や解説とともに紹介。
万華鏡の視覚 ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより
2009年に森美術館で開催された展示の図録。ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団のコレクションを中心に、ジャネット・カーディフ、オラファー・エリアソン、カールステン・ニコライらによる映像・音・光を用いたインスタレーション作品を収録。空間全体が知覚に作用する展示の様子を、会場写真と図版でたどる。
INAX Booklet ディテールがつくる風景 タイル・れんが・テラコッタ紀行
INAXギャラリーの展覧会にあわせて刊行されたブックレット。タイル・れんが・テラコッタをテーマに、ヨーロッパの街路装飾や宗教建築の壁面、イスラム圏の幾何学模様、日本の近代建築の外装などを写真と資料で収録。焼成技術や色彩、組み合わせによる壁面表現の違いを追いながら、建築素材としての歴史的展開と地域ごとの造形の差異を横断する。
私たちのエコロジー 地球という惑星を生きるために
2023年から2024年にかけて森美術館で開催された展覧会の図録。環境危機と人間の関係を問い直すテーマのもと、国内外のアーティスト34名による約190点の作品図版を収録。「全ては繋がっている」「土に還る」「大いなる加速」「未来は私たちの中にある」の4章構成で、高度経済成長期の日本における環境汚染を再検証する章から、先住民の叡智やAIをめぐる最前線まで、多様な表現を横断する。
Still Life | Wolfgang Tillmans
写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの作品集。2002年から2003年にかけてハーバード大学美術館で開催された展覧会の図録。静物作品を中心に収録。日用品、果物、新聞、空き瓶など身近な物を被写体に、光と影の変化や素材感の微細な差異をカラーで捉えた写真が並ぶ。初期のポートレートや若者文化の作品から静物写真への展開をたどりながら、ティルマンスの創作世界を検証する。
Redheaded Peckerwood | Christian Patterson
写真家、クリスチャン・パターソンによる作品集。1958年、ネブラスカ州からワイオミング州にかけて起きた連続殺人事件を軸に、事件の舞台となった風景や遺物、関連するイメージを収録。道路脇の空き地、室内の痕跡、拾い集められた物品などが断片的に並び、物語の輪郭をゆるやかに浮かび上がらせる。写真に加え、地図、詩、供述書、ぬいぐるみといった資料も挿入され、ページの中に差し込まれる紙片が閲覧の流れに変化を与える。フォトジャーナリズムやフォレンジック写真、再演、アーカイブの引用といった手法を取り込み、事実と虚構、記録と解釈の境界を揺さぶる視点となっている。
PILES OF TIME | 鈴木理策
写真家、鈴木理策による作品集。青森県の恐山で撮影した「Osorezan」と、三重県の花窟神社での祭礼を撮影した「Izanami」という2つの連作で構成され、129点の作品を収録。祭礼や信仰の場に集う人々や風景を、時間と場所が重なるような連続写真で記録し、目に見えない存在や人々の精神的体験を映し出す。各写真は観る者の意識を誘い、時の重なりや記憶の層を感じさせる。
Zzyzx | Gregory Halpern
写真家、グレゴリー・ハルパーンの作品集。ロサンゼルス東部の砂漠から西へ、太平洋に至るまでの旅程に沿って写真を構成。かつて「乳と蜜の地」と呼ばれたカリフォルニアの現在を写し取り、崇高さと退廃、美しさと醜さ、救いと絶望が奇妙な調和のもとに共存する場所として描く。アメリカの西漸運動を想起させる東から西への構成のなかで、人、場所、動物が独特の光のもとに収められている。
Ulm Design: The Morality of Objects
ドイツの造形大学、ウルム造形大学の活動を網羅した資料集。マックス・ビルとトマス・マルドナードのもと、工業生産のためのデザインを探求した同校は、バウハウス以降の最重要デザイン教育機関と評される。パールグレー、マット仕上げ、装飾の排除といったウルム・スタイルはクルップスやブラウンの製品に体現され、今日の電子機器のデザイン言語に連なる。学校の歴史、制作物の解説、カリキュラム評価、教員一覧(ディーター・ラムス、ハンス・グゲロート、オトル・アイヒャーらを含む)を収録。
Timeless Interiors | Axel Vervoordt
インテリアデザイナーであり古美術品収集家、アクセル・ヴェルヴォールトの仕事を紹介する作品集。ヨーロッパとアメリカの23邸宅をクリスチャン・サラモンの写真で収録する。中国磁器とイギリス家具、ローマ時代の遺物と1930年代フランドル絵画など、時代や産地を超えた取り合わせが特徴で、古いものと新しいものを融合させた調和のある空間を作り出す。スイスのシャレーの素朴な佇まいからボルドーのシャトーの格調、マイアミ邸宅のモダンな空間まで、多様なスタイルが並ぶ。
I Want to Spend the Rest of My Life Everywhere… コンパクト版 | Damien Hirst
イギリスの現代美術家ダミアン・ハーストの活動を俯瞰する作品集。テキストとビジュアルを自在に行き来しながら、ハースト自身の思考や強迫観念、ユーモアや死生観を断片的に編み上げた一冊となっている。ドローイング、写真、言葉、タイポグラフィ、ポップアップなど多様な表現が重なり合い、ページごとに異なるリズムと視覚体験を生み出す構成が特徴。小説家 ゴードン・バーン によるエッセイも収録され、ハーストの仕事が美術界に与えた影響を読み解く視点を添えている。
STRATUM | 滝沢広
写真家、滝沢広による作品集。ドイツの出版社、Kominek Booksによるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「Berlin Residency Programme」の一環として制作された。ベルリンの地表や岩石、都市の物質の歴史を写し取り、光や影、質感の微細な差異を通して時間の厚みを可視化する。100ページの図版は、自然の堆積や歴史の積み重なりを感じさせ、物質や地形が刻む時間の痕跡を観察できる。
Barry McGee: Reproduction
アーティスト、バリー・マギーの作品集。絵画やドローイング、インスタレーションで知られるマギーにとって、写真もまた制作の核をなす要素。世界各地でいつでも手元にあるカメラで撮影されたイメージは、即興的で親密、かつアナーキーな質を持つ。幾何学的な形、フレームに収めた絵画やドローイングの集積、空き瓶やサーフボード、廃車などの拾得物が組み合わされ、マギー独自の多層的なコンポジションを形成する。ファンジンやアーティストブックも含め、写真が制作全体にいかに浸透しているかをたどる。
The Hermes Scarf: History and Mystique
1937年の誕生以来、2,000点を超えるデザインが生み出されてきたエルメスのスカーフ。その歴史と魅力を豊富な図版で紹介する一冊。王族や俳優、デザイナーに愛されてきたスカーフは、単なるファッションアイテムではなく、卓越した職人技と創造性が結びついた“物語をまとう芸術作品”として位置づけられている。エルメスの伝統を象徴するクラシックなデザインから、現代のデザイナーによる遊び心あふれる図案まで、さまざまなモチーフが誌面を彩り、馬具やフランスの歴史、自然、世界各地の文化など、多様なテーマが豊かな色彩で展開されている
季刊 JA Autumn 2005 Junzo Yoshimura 吉村順三
季刊誌『Japan Architect』2005年秋号(No.59)。特集は建築家・吉村順三。南台の家(自邸)や軽井沢の山荘、猪熊弦一郎の田園調布の家など、住宅を中心とした代表作28件を図面や写真、解説とともに収録する。日常の暮らしに寄り添う住まいを追求し、日本の自然や文化風土に根ざした建築を展開した吉村順三の仕事を紹介。エッセイや論考も掲載され、建築思想や設計手法を読み解くことができる。
Truth Study Center | Walfgang Tillmans
ドイツの写真家、ウォルフガング・ティルマンスによる作品集。タイトル〈Truth Study Center〉は「普遍的な真理を求めながら、それを見つけることはできない」という人間の矛盾を、皮肉と洞察をもって示している。ポートレート、抽象的イメージ、風景、静物、天体写真など、異なるジャンルの写真が意図的に交錯しながらも、互いに関わりを持たずに並置されている。理性と感覚、科学と信仰のあいだを行き来する多様な視点を通して、現代社会における「真実」のあり方を問いかけている。
Vanishing America | Michael Eastman
写真家、マイケル・イーストマンの作品集。郊外化と商業開発の波に飲み込まれつつあるアメリカの日常建築を記録するため、全国を何度も横断して撮影。映画館、ダイナー、理髪店、ロードサイドの食堂、教会など、見慣れた風景が気づけば消えていく場所を被写体に選ぶ。デプレッションデコからニューイングランドの下見板張りまで多様な様式が並び、看板や装飾の細部に土地の記憶が刻まれている。エドワード・ホッパーやウィリアム・エグルストンを想起させる静けさとともに、失われゆくコミュニティの空白を封じ込める。
Modern Furniture Designs 1950-1980s
1950年代から1980年代にかけてのモダン家具を集めた資料集。世界各地の革新的な家具デザイン1,000点以上を収録し、椅子やテーブルなどの日常家具から大型作品やインスタレーションまでを網羅する。木材、プラスチック、スチール、ルーサイトなど多様な素材による作品が並び、20世紀後半を代表するクラシックとなった名品も多数含む。
堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集
建築家、堀部安嗣の作品集。1994年の処女作「南の家」から「竹林寺納骨堂」まで、全68作品を6章構成で収録。堀部自身が撮り下ろした写真、ドローイング、1/100スケールの図面とともに各作品を紹介する。評論家・植田実による批評、益子義弘との対談も掲載し、設計思想の変遷と建築観を多面的にたどることができる。
堀部安嗣作品集 II 2012-2019 全建築と設計図集
建築家、堀部安嗣の作品集。2015年刊行の前作『堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集』に続く第2弾。住宅から寺社、公共建築、クルーズ船まで、2010年代に手がけた作品を4章にわたって収録する。自身が撮り下ろした写真に加え、ドローイングや平面図など豊富な図面資料を完全収録。六郷の集会所、喜多見の家、鎌倉山集会所など多様なプロジェクトを通じて、思索と創造の軌跡をたどる。
堀部安嗣作品集 III 2019-2024 全建築と設計図集
建築家、堀部安嗣の作品集。前作『堀部安嗣作品集Ⅱ 2012-2019』に続く第3弾。2019年から2024年までの全29作品を4章構成で収録する。老舗旅館を改修した「城崎温泉 泉翠」から、事務所設立30年の節目に完成した初の公共建築「さぬき市立『時の納屋』」まで、堀部自身が撮り下ろした写真、手描きスケッチ、ドローイング、各種図面を収録。思索と創造の軌跡をたどる。
Christine Furuya-Gossler Memoires, 1978-1985 | 古屋誠一
写真家、古屋誠一による作品集。1978年から1985年までの妻クリスティーネとの日々を撮影した写真を収録している。B5判プリントを年代順に整理し、各写真の裏に古屋の記憶やエピソードが書き添えられている。出会いから結婚、1985年のクリスティーネの死までの7年間余の時間をたどり、日常の光景や感情の機微を丁寧に映し出している。
Portrait Christine Furuya-Gossler 1978-1985
写真家、古屋誠一の作品集。1978年より妻クリスティーネ・フルヤ=ゲスラーをほぼ毎日撮影し続けた記録をまとめる。1985年、長い闘病の末に彼女が自ら命を絶った後も、古屋は写真を通じた対話を手放さず、その存在を記録に留め続けた。撮影者と被写体のあいだに積み重なった時間と、喪失のなかで続けられた行為の記録。
Horse Play: A Streethorsing Retrospective
スウェーデンのファッションブランド、WeSCがコレクションのプロモーションのために制作した写真集。スケートボードカルチャーに似た「ストリートホーシング」という架空の乗馬ムーブメントを考案したもの。都会の路上で人馬一体となり馬術を駆使する人々のポートレートや、馬にまつわるファッションスナップなど、ユーモアあふれる作品を収録。限定版。ヴィンテージの蹄鉄と付録付。 英語表記。
This Magic Moment | Cali Thornhill DeWitt
アーティスト、カリ・ソーンヒル・デウィットの作品集。2015年にアメリカのテキサス州で開催された展示に合わせて出版されたもの。日常生活の中で見つけた一見見過ごされがちな風景や、奇妙でシュールな瞬間を捉えた写真を中心に、アートとストリートが融合した独自の世界観を展開している。500部限定刊行。
ゴードン・マッタ=クラーク展
2018年に東京国立近代美術館で開催された「ゴードン・マッタ=クラーク展」の図録。ニューヨークを拠点に活動し、35歳で早世したアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの多面的な創作を紹介している。建築物を切断する「ビルディング・カット」や、レストラン「Food」のプロジェクトをはじめ、素描や写真、彫刻作品を収録。加えて批評的な解説も掲載され、1970年代アートシーンにおける彼の革新性を浮かび上がらせている。
川田喜久治 世界劇場
2003年に東京都写真美術館で開催された展覧会の図録。写真家、川田喜久治による戦後から2000年代初頭までの主要シリーズを収録。『地図』『ロス・カプリチョス』『聖なる世界』など、多様なテーマと場所を舞台にした作品が並び、川田のまなざしがとらえた人間と風景の関係をたどることができる。
Stay | シャルロット・デュマ
写真家、シャルロット・デュマの作品集。2012年から日本各地をめぐり、在来馬を撮影したプロジェクトをまとめる。与那国、宮古、トカラ、木曽、対州、御崎、野間、道産子の8地域を訪ね、それぞれの馬の立ち姿や表情を精緻なポートレートで収める。土地の風土や歴史、馬と人との関わりが画面に映し込まれ、馬ごとの個性と存在感が伝わる。
日本古地図大成 | 中村拓
江戸時代末までに制作された日本の地図をまとめた大型資料集。全国各地に蔵される資料のなかから主に未公表のものを撮影し、全国地図から各地域の地図まで、時代ごとの測量技術や表現の変遷を読み取れる豊富な図版を収録する。地図史研究家・中村拓による編著で、詳しい解説を収めた別冊も付属。
俵屋相伝 受け継がれしもの
京都の老舗旅館「俵屋」11代目当主、佐藤年が伝統と日常を綴った写真資料集。創業以来のしつらいや四季折々の行事、料理、従業員の働きぶりを多数の写真とともに収録している。客室の設えや庭園の景観、祭事や仏事の場面などを通して、俵屋に息づく細やかな文化と先代から受け継がれた精神を描き出す。
Whiz Limited: The Finest of Tokyo Street
日本のストリートウェアブランド、ウィズ・リミテッドのモノグラフ。2000年にシタノヒロアキが設立し、新宿の繁華街で育った感性が反映した都市的な雰囲気とダークな色調が特徴。手作りプリントTシャツから始まり、20年にわたるデザインとコラボレーションを収録する。ヒロシ・フジワラ/フラグメント、ステューシー、ア・ベイシング・エイプ、ザ・ノース・フェイス、キース・ヘリング・エステートなどのアパレルコラボに加え、ミタスニーカーズ、アディダス、ニューバランス、アシックスほか多数のスニーカーコラボも網羅。
チャペック兄弟とチェコ・アヴァンギャルド
2002年から2003年にかけて開催された展示会「チャペック兄弟とチェコ・アヴァンギャルド」の図録。第1部ではチェコの国民的作家であるカレル・チャペックと、画家で兄のヨゼフ・チャペックの仕事を紹介。第2部ではチェコ・アヴァンギャルドを先導したグループ「デヴィエトスィル」のカレル・タイゲ、オタカル・ムルクヴィチカらによる装丁を中心に収録し、チェコ芸術の多彩な広がりを俯瞰する。
パリ絵本 | 東君平
絵本作家・東君平がパリをテーマに描いた一冊。力強い線描で知られる作家が、本作では柔らかな筆致へとトーンを変え、街を歩く人々のしぐさやパリの情景を繊細に写し取っている。建物の陰影や街角の佇まい、そこに暮らす人々の表情まで、東君平ならではのまなざしが細部に宿っている点も魅力。旅先の記憶を一冊にそっと封じ込めたような、静かな温度をもつ絵本で、作家の造形感覚と精神性をやわらかく示している。限定110部発行。
日本好色藏票史 | 齊藤昌三
古書研究家・蒐集家、齊藤昌三の著作。日本の蔵書票のなかでもエロティックな図案を持つものに着目し、その歴史と意匠を紹介する。関野準一郎、津田青楓、棟方志功、中川紀元らによるオリジナル木版画蔵書票を収録。表紙に用いられた金属版蔵書票は恩地孝四郎によるもので、本書自体が蒐集対象としての趣を持つ。限定250部発行。
The Circus in the Mist | Bruno Munari
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリの代表作の一つ「きりのなかのサーカス」。ミラノの濃い朝霧に包まれた街を、ページをめくりストーリーとともに歩き進んでいく。トレーシングペーパーとカラフルな色紙を用いて、濃い霧の街からサーカスの登場など没入感を誘う視覚的体験が綴じられた1冊。
Picasso and I | Ryan Gander
ロンドンとサフォークを拠点として活動する現代アーティスト、ライアン・ガンダーの作品集。カナダの現代美術館Remai Modernのが所蔵するパブロ・ピカソコレクションのプロジェクトのため、ピカソの表現を理解するという目的のもと406点のリノカット作品を模倣するとともに再解釈する。
真鍋博 Original 1985
イラストレーター、真鍋博の作品をまとめた作品集。星新一や筒井康隆などのSF小説をはじめ、多くの書籍装画を手がけたことで知られる真鍋が、1980年代前半までに制作した作品を中心に収録している。洗練された線描と独自の色彩感覚によって描かれる都市や宇宙、未来の情景は、当時の日本におけるSFイラストレーションの美学を象徴するもの。装画を通して培われた真鍋の視覚表現の幅と時代の空気を伝えている。
モボ・モガ 1910-1935展
1998年に神奈川県立近代美術館で開催された展示の図録。1910年から1935年までの日本の都市文化を背景に「モボ(モダンボーイ)」「モガ(モダンガール)」と呼ばれた若者たちの生活やファッション、芸術活動を収録している。岸田劉生や村山知義など当時の作家の作品に加え、版画、写真、ポスター、スケッチなど多様な資料を掲載し、都市化と近代化の中で生まれた表現の広がりを捉えている。
失われた創造力へ ブルーノ・ムナーリ、アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリの言葉
評論家・アーティスト、多木陽介の著作。イタリアンデザインを代表するブルーノ・ムナーリ、アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリの言葉を集め、それぞれの創造に対する考えと姿勢を具体的な引用を交えて紹介する。デザインや芸術における思考のあり方、表現への向き合い方を整理し、制作の現場に潜む思想をたどる。
beautiful time | 大久保つぐみ
イラストレーター、大久保つぐみによる作品集。住宅街や道、花瓶の花など身近な風景をモチーフにした作品群を収録している。コピックなどのマーカーで描かれた色彩豊かな図版が、日常の中にある時間や空気感をとらえている。建物や街角の細部、光と影の変化を捉えたイラストは、見る者に身近な景色の中での気づきや豊かさを感じさせる視覚体験となっている。
beautiful town | 大久保つぐみ
イラストレーター、大久保つぐみによる作品集。街の風景や日常の建物、暮らしの一場面を、マーカーで描いた絵を中心に収録している。道や住宅、商店街など身近な町並みの細部が丁寧に描かれ、色彩と線の重なりによって日常の空気感が伝わる。ページをめくるたび、普段見過ごしがちな風景が新鮮な視点で浮かび上がり、街の持つ表情や季節感を味わえる構成となっている。
Wonderwall Archives 01
インテリアデザイナー・片山正通が率いるデザインスタジオ「WONDERWALL」の作品集。UNIQLOニューヨーク旗艦店、NIKE原宿、パリのColette、A BATHING APE、PASS THE BATONなど、国内外の代表的プロジェクトを写真と図面で収録。ブランドの世界観を空間として具現化する片山のデザインを、大型商業施設から個性的なショップまで幅広くたどることができる。
街のレタリング 1 ヨーロッパ 1 | 桑山弥三郎
書体デザイナー、桑山弥三郎が様々な都市のレタリングを紹介する「街のレタリング」全4巻シリーズ、ヨーロッパ篇。ローマ字の発生と変遷を解説するとともに、パリ、ロンドン、マドリード、フィレンツェ、ローマ、ワルシャワ、フランクフルト等の都市で用いられるレタリングの数々を紹介。
The Graphic Language of Neville Brody ペーパーバック版
1980〜90年代のグラフィックデザイン史に大きな転換をもたらした、ネヴィル・ブロディ初期のタイポグラフィを体系的にまとめた作品集。レコードジャケットのデザインからキャリアをスタートし、英国インディペンデント音楽シーンに影響を与えたブロディは、その後『The Face』や『Arena』のアートディレクションを通して雑誌というメディアの表現を刷新した。本書には450点以上の図版が収録され、アナログからデジタルへと移行する時代における表現の可能性と、独自の書体設計へと発展するブロディの思考の軌跡が読み取れる。