Henri Cartier-Bresson: The Decisive Moment
フランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンによる代表作『The Decisive Moment』の復刻版。写真家集団マグナムの創設者のひとりとしても知られ、「決定的瞬間」と呼ばれる独自の視点で、ストリートスナップを芸術の域に高めた一冊。ヨーロッパをはじめとする各地で撮影された写真は、20世紀を代表するドキュメンタリー表現として位置づけられている。解説ブックレット付き。
Im Garten | Heidi Specker
ドイツのアーティスト、ハイディ・シュペッカーによる作品集。建物と樹木や植物を同一の画面に収め、建築と自然の関係を静かに捉えたシリーズ「Im Garten」を収録している。構造や素材への関心を軸に、写真というメディアそのものを見つめ直す試みとして展開され、建築と植物が対比されながらも響き合う構図が印象的。明快な色彩と整理された画面構成によって、日常の風景に新たな視点を与えている。
Travel Photos | Roman Signer
スイスの美術家、ローマン・ジグナーによる写真集。爆発や衝突といった実験的なアクションで知られるジグナーが、1970年代以降、旅の途上で撮り続けてきた旅行写真をまとめている。滞在先で目にしたものや出来事、日常の一場面を淡々と写した写真群は、派手な作品とは異なる、私的で控えめな表情をもつ。
Robert Mapplethorpe and the Classical Tradition
ロバート・メイプルソープの写真表現を、古典美術との関係から読み解いた展覧会図録。人体の均整や緊張感あるフォルムへの関心を軸に、マニエリスム期の版画や彫刻と作品を対比しながら紹介する。ソロモン・R・グッゲンハイム美術館とエルミタージュ美術館による共同企画として刊行され、写真を「彫刻のように扱う」メイプルソープの美意識と、エロスや古典的理想に通じる造形感覚を検証している。
ヴェルナー・パントン作品集
デンマークを代表するインテリアデザイナー、ヴェルナー・パントンの作品をまとめたカタログ。2009年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された展示にあわせて刊行されたもの。椅子や照明、インテリアやインスタレーション、テキスタイルなど、多岐にわたる創作を通じ、空間全体をデザインするパントンの軌跡を辿る。
In Portugal | Candida Hofer
ドイツの写真家、カンディダ・ヘーファーによる作品集。大航海時代の記憶を今に伝えるポルトガルを舞台に、劇場、修道院、教会、宮殿、図書館、オペラハウス、美術館といった建築の内部空間をカラーで収録。人物を排した視点から、装飾タイルや彫刻、構造の秩序や空間の奥行きを丁寧に捉え、過去の栄華と現在が共存する建築の姿を描き出す。近代建築から歴史的建造物までをタイポロジー的に俯瞰しながら、場所に刻まれた文化と時間の重なりが、写真を通して伝わってくる。
【新刊書籍】distance | 井手裕介
編集者・写真家の井手裕介の作品集。コロナウイルス罹患により嗅覚を失った経験を契機に、感覚や認識の揺らぎへと関心を深め、半世紀前のフィルムカメラを用いた撮影と暗室でのプリント制作に向き合ってきた。即時的な意味付けや説明から距離を取り、身近な光景を一枚一枚慎重に選び取った写真群は、特定の物語へと回収されることなく並置される。見ること、記憶すること、そして世界との距離を測り直す試みとして構成された一冊。鈴木理策による寄稿を併録。
Narita Inspected: Japan Graphic Design Compiled 成田インスペクテッド
グルーヴィジョンズやマニアッカーズデザイン、Nendoら、1990年代における日本のグラフィックデザイナーやイラストレーター総勢32組の仕事をまとめた資料集。グラフィックデザインやコラージュ、ゲーム、キャラクターなどの作品だけでなく、それぞれのデザイナーたちへのインタビュー、混沌とした仕事場や作業風景の写真などもあわせて収録。 英語、日本語表記。
Josef Muller-Brockmann: Pioneer of Swiss Graphic Design
スイス・グラフィックデザインを代表するデザイナー、ヨーゼフ・ミューラー=ブロックマンの仕事と思想をたどる一冊。主観的で装飾的な表現から、グリッドやタイポグラフィを基盤とする合理的なデザインへの移行を、時代背景や個人史とともに読み解く。スイス・グラフィックデザインが確立されていく過程と、ブロックマン自身の思考の成熟が交差する地点を丁寧に描き出し、モダン・デザインの基盤がどのように築かれたのかを伝えてくれる内容となっている。ポスターを中心に、豊富なカラー図版を掲載。
GENKYO 横尾忠則 II Works 原郷から幻境へ、そして現況は?
美術家・横尾忠則の創作の歩みと、その核心に迫る作品集。1960年代以降、天地万物をモチーフに展開してきた多様な表現を、約1000点におよぶ図版とともに収録している。リメイクや越境的グラフィック、神話的世界観、死生観、デュシャンへの応答まで、章立てによって横尾芸術の思考と変遷をたどる。三島由紀夫による評論「ポップコーンの心霊術」や、制作と思考を追うテキスト、略年譜も併載。変化し続ける表現の軌跡と、その尽きることのない創造力が、圧倒的な密度で伝わってくる決定版的1冊。
TIME AND PORTRAITS | 若木信吾
写真家・若木信吾が10年にわたり撮影してきた、アーティストたちのポートレート集。ウォルフガング・ティルマンス、ジョナス・メカス、杉本博司、ジム・ジャームッシュ、坂本龍一、ピナ・バウシュ、リュック・タイマンス、クリスチャン・ボルタンスキー、山本耀司など、58名の多彩な顔ぶれを収録。撮影場所やスタイルは被写体ごとに柔軟に変化し、それぞれの個性や魅力を映し出す自然な表情や姿を捉えている。
Graphic Herman Miller
20世紀モダン家具を代表するメーカー、ハーマン・ミラーが手がけてきた、広告やグラフィックデザインに焦点を当てた資料集。アーロンチェア、ノグチ・テーブル、イームズやネルソンの家具で知られる同社が、製品と並行して築いてきた視覚表現の仕事を辿る。ミッドセンチュリー期以降の広告、図面、パンフレット、カタログ、ポスター、壁面グラフィックなどを、ハーマン・ミラー・アーカイブ所蔵資料から多数収録。
Marcel Wanders Pinned Up: 25 Years of Design
オランダのデザイナー、マルセル・ワンダースの25年にわたる仕事を総覧する作品集。初期から近年、将来計画までを視野に入れ、プロダクト、インテリア、空間表現など多面的な活動を整理している。素材や技術への実験的な姿勢、手仕事と […]
本の構成者 エル・リシツキー
2002年に武蔵野美術大学で開催された展覧会の図録。ロシア構成主義を代表する芸術家、エル・リシツキーの仕事を、主にブックデザインを軸に紹介している。巻末には関連する作家や芸術家の略歴、時代背景も記した年表も収録し、リシツキーの活動を歴史的文脈の中でたどることができる一冊。
田名網敬一の肖像
アーティストでグラフィックデザイナーの田名網敬一による、創作の出発点ともいえるヴィジュアルブック『田名網敬一の肖像』の完全復刻版。アメリカンコミックのヒーローや女性のヌードをモチーフに、ポップでフラットなコマ割りの画面が展開される。「印刷物=複製」という固定観念を覆し、田名網敬一の原点を鮮烈に伝える一冊。
Japanese Detail: Architecture | Sadao Hibi
日本建築に宿る美意識を細部から掘り下げた一冊。静けさや端正さ、簡潔で伸びやかな線、自然と呼応する造形といった特徴を軸に、格子や門、襖、床の間、暖簾、灯籠、さらには信仰に根ざした建築要素までを幅広く取り上げている。時代を超えて受け継がれてきた意匠の数々を丁寧な写真とともに紹介。
GA No.4 ケビン・ローチ&ジョン・ディンケルー:フォード財団本部ビル/オークタンド美術館
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第4号。アメリカで活躍した建築家、ケビン・ローチ&ジョン・ディンケルーによるフォード財団本部ビルと、オークタンド美術館を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖が担当している。
GA No.3 MLTW/ムーア、リンドン、ターンブル&ウィテカー:シーランチ
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第3号。建築家集団、MLTW/ムーア、リンドン、ターンブル&ウィテカーによるシーランチを紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖が担当している。
GA No.2 フランク・ロイド・ライト:落水荘
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第2号。近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトの落水荘(カウフマン邸)を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖が担当している。
GA No.1 フランク・ロイド・ライト:ジョンソンワックス本社
20世紀を代表する世界中の建築作品を紹介する『GA グローバル・アーキテクチュア』第1号。近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトによるジョンソンワックス本社を紹介。カラー・モノクロによる大判の図版と併せて解説を収録。写真は二川幸夫、装丁は細谷巖、テキストは磯崎新が担当している。
Aldo Rossi: The Sketchbooks 1990-97
イタリアの建築家、アルド・ロッシによるドローイング集。戦後建築界に多大な影響を与えたロッシが、1990年から1997年にかけて描いたスケッチ200点以上を収録している。〈ウォルト・ディズニー・オフィス〉〈シュッツェン通りの集合住宅〉など、代表的プロジェクトの構想過程を紙上に可視化。建築の記憶や都市の象徴性といった彼の思想が、線と形の中に精緻に刻まれている。
心願の美 民俗の祈りの系譜 | 高橋南勝
写真家・高橋南勝が3年の歳月をかけて撮影した、日本各地の信仰と祈りの風景をまとめた作品集。青森のおしらさま、石仏、沖縄のシーサー、神社への奉納品など、土地ごとに受け継がれる信仰の形を丹念に記録している。巻末には各写真の解説と撮影地図を収録。監修を岩宮武二、テキストを岡本太郎と桜井徳太郎が担当し、日本人の祈りのかたちと民俗の精神史を照らし出している。
千年 | 久留幸子
広告、雑誌、レコードジャケットなどの分野で活躍した写真家、久留幸子の大型写真集。インド、モロッコ、ネパール、アルジェリアといった国々で撮影された、鮮やかな“赤”と“黒”のコントラストが印象的な作品群を収録。高橋睦郎による詩が随所にちりばめられ、静かに響き合う構成が久留の醸し出す独自の世界観をより深く引き立てている。構成は高岡一弥。
Fifties Furniture | Leslie Piña
1950年代のミッドセンチュリー期に生み出された家具を網羅的に紹介するデザイン資料集。チャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソン、ハリー・ベルトイア、イサム・ノグチ、エーロ・サーリネンといった名だたるデザイナーによる代表作を中心に、当時の革新的な家具デザインを豊富な図版でたどる。ハーマンミラー、ノル、ヘイウッド・ウェイクフィールドなど主要メーカーの製品も収録し、カラー写真とヴィンテージのモノクロ写真あわせて450点以上を掲載。
Home: The Twentieth-Century House | Deyan Sudjic
20世紀の住宅建築をテーマに、世界の著名建築家による個人住宅を紹介する作品集。チャールズ・レニー・マッキントッシュ、ル・コルビュジエ、フィリップ・ジョンソン、リチャード・マイヤーらが手がけた住宅を中心に、建築デザインからインテリア、家具、家電製品に至るまでを豊富なカラー図版とともに収録。
Louise Bourgeois: Has the Day Invaded the Night or Has the Night Invaded the Day?
20世紀を代表するアーティスト、ルイーズ・ブルジョワの約70年に及ぶ創作活動を総覧する作品集。2023年から2024年にかけてオーストラリア・ニューサウスウェールズ州立美術館で開催された展覧会にあわせて刊行されたもの。昼と夜、秩序と混沌、意識と無意識といった相反する概念をテーマに、人間の感情の複雑な構造を探るブルジョワの芸術を多角的に紹介。水彩画、ドローイング、テキスタイル、ブロンズ彫刻など120点以上を収録している。
The Photography Book
写真史を代表する写真家たちの作品500点を、写真家名のアルファベット順で収録した資料集。歴史的事件や人物、風景、スポーツ、ファッションまで幅広いテーマを網羅し、各作品には簡潔ながら的確な解説が添えられている。相互参照システムにより、表現手法や主題の共通点から写真家同士をたどることができる構成も特徴。技術用語の用語集や、世界各地の写真美術館・ギャラリー案内も収録され、写真を「見る」「学ぶ」双方の入口となる定番的な一冊。
That’s The Way I See It ペーパーバック版 | David Hockney
現代美術界を代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの自叙伝。様々な体験と試みに満ちたこれまでの20年を振り返りながら、自身の生き方や作品について率直かつ丁寧に語った一冊。1970年代から1990年代にかけて制作された、絵画、ドローイング、コラージュ、舞台装飾などの作品365点の図版を収録。 英語表記。
ライリー Bridfet Riley
2018年にDIC川村記念美術館で開催された展覧会にあわせて刊行された図録。幾何学的なパターンによって視覚に運動や揺らぎを生み出す、イギリスの画家ブリジット・ライリーの代表作を、1960年代から2010年代までの約30点でたどる。白と黒による初期の抽象作品から、色彩を導入したストライプや曲線のシリーズ、近年のウォール・ペインティングまでを収録。「色」と「形」の相互作用が引き起こす知覚の変化に一貫して向き合ってきたライリーの探究を、時代ごとの展開とともに読み解く。
澤田育久写真集 closed circuit | The White
写真家・澤田育久が2010年から撮影を続けている「駅」をテーマにしたシリーズをまとめた作品集。安全性や清潔さが保たれつつも、どこか奇妙な違和感を漂わせる駅構内の風景を捉えている。均質化された公共空間に潜む感覚の揺らぎを静かに映し出す。装丁はアートディレクター・中島英樹が手がけている。
12人のグラフィックデザイナー 第2集 | 粟津潔、勝井三雄、田中一光、和田誠
日本を代表するグラフィックデザイナー・イラストレーター12人を取り上げた全3巻シリーズの第2巻。本巻では粟津潔、勝井三雄、田中一光、和田誠の4名に焦点を当て、代表作、エッセイ、バイオグラフィーを収録する。あわせて、SF作家小松左京による序文「世界―状況―発見―問題」を掲載。
アイデア No.396 色彩デザイン再考 デジタルカラーとこれからの色彩表現
グラフィックデザイン誌『アイデア』第396号(2022年1月号)は「色彩デザイン再考 デジタルカラーとこれからの色彩表現」を特集。グラフィックデザインにおける根幹要素のひとつである「色」に焦点を当て、小林一毅、藤田裕美、岡﨑真理子、矢野恵司、佐藤豊、石塚俊、本田千尋の7名による制作を紹介している。デジタル環境における色の再現性や拡張性を踏まえつつ、実践の中で培われる色彩表現を検証。
アイデア No.343 山口信博/タイポグラフィの書窓から
アイデアNo.343(2010年11月号)。巻頭特集は、折形デザイン研究所を主宰するグラフィックデザイナー・山口信博。「相即の形」と題し、ブックデザインを中心に、活版印刷、折形、俳句、古物蒐集など、多岐にわたる活動を通してその思想と創作の根幹を探る。第二特集「タイポグラフィの書窓から」では、『TM』誌のカバーデザインや『オクタヴォ』の軌跡をはじめ、杉浦康平、平野甲賀、原研哉ら34名によるタイポグラフィ関連書籍の紹介を収録。
空間のグラフィズム | 廣村正彰
グラフィックデザイナー・廣村正彰が、空間とグラフィックデザインの関係を多角的に読み解いた一冊。色彩やタイポグラフィ、照明といった視覚要素を起点に、建築、サイン計画、展示、環境デザインへと視野を広げながら、情報伝達としてのデザインが空間の中でどのように機能するのかを探っている。システム設計やプレゼンテーション、異分野のクリエイターとの協働事例も交え、実践に即した創造のプロセスを豊富な図版とともに紹介。
マルレーネ・デュマス ブロークン・ホワイト
南アフリカ出身でアムステルダムを拠点とする画家、マルレーネ・デュマスの日本初となる大規模な個展に際して刊行されたカタログ。2007年に東京都現代美術館と丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された展覧会にあわせ、初期作から代表作、最新作に至るまで約80点を収録している。さらに、自作に寄せた詩やインタビュー記事も掲載。
ミナ ペルホネンのプリント
ファッションデザイナーの皆川明が立ち上げたブランド、ミナ ペルホネンの設立10周年を記念して刊行されたシリーズ第3巻。フロック、染料、箔、顔料といった多様なプリント技法による作品101点を、解説とともに収録。鳥や花、丸や曲線といったモチーフが、やさしい色彩とリズムで展開され、自然との調和を感じさせるデザインが収められている。
現代日本のポスター100展 | Electa
2010年にイタリア・ベネチアで開催された「現代日本のポスター100」展の図録。2001年から2010年にかけて発表された、粟津潔や仲條正義、永井一正、田中一光など日本を代表する71人のグラフィックデザイナーのポスター116枚を収録。イタリア語、英語、日本語表記。
イラストレーター・10 | 粟津潔、安野光雅、宇野亜喜良他
粟津潔、安野光雅、宇野亜喜良、久里洋二、黒田征太郎、林静一、原田治、柳原良平、山藤章二、和田誠ら日本を代表するイラストレーター10人による作品集。それぞれの代表作品に加え、浮世絵技法によって描かれた木版画も収録。
木村肇 / 吉田亮人 二人展「Family Matters」を開催します
3月7日(土)〜3月30日(月)の期間、自分自身の家族をテーマにした写真集を出版社Three Booksから刊行した写真家・木村肇 / 吉田亮人二人展を開催いたします。また、展示初日3月7日(土)には、トークイベント「家 […]
On Kawara: Date Paintings in Private Collections | Candida Hofer
写真家カンディダ・ヘーファーが、個人コレクターの住空間に置かれた河原温のアート作品「Date Painting」を撮影した写真集。誕生日や記念日など、所有者それぞれの理由で選ばれた作品が、生活の中でどのように存在しているのかを静かに捉えている。私的な空間とコンセプチュアル・アートの関係を通して、河原温の作品がもつ時間性と広がりを感じさせる。
Maison Martin Margiela: 20 Years The Exhibition
メゾン・マルタン・マルジェラの20年を振り返る回顧展の公式カタログ。年代順の総覧ではなく、コレクションに通底するテーマや概念に焦点を当て、衣服の制作からイベント、ブティックやオフィスの内装、グラフィックやコミュニケーショ […]
Jockum Nordstroem: For the Insects and the Hounds: Drawings, Collages and Sculptures 2014 - 2017 | ヨーケム・ノルドストリョーム画集
スウェーデン出身の芸術家ヨーケム・ノルドストリョームによる、2014年から2017年までの近作をまとめた作品集。精緻に構成されたコラージュやグラファイトによるドローイング、彫刻作品を多数カラーで収録している。音楽や民話、アウトサイダー・アート、建築などから着想を得た作品群は、日常の速度や情報から距離を取り、想像力の広がる別の世界を描き出している。
日本の民家 全8巻揃
住まいの原点としての日本の民家建築を、全国規模で集成した建築資料集。各地に残る民家や町家、洋館を、写真と図面によって体系的に記録している。農家建築をはじめ、大和棟や本瓦葺の堂々とした家屋、蔵造りの町並、さらにはアール・ヌーヴォー期の近代洋館までを網羅。地域ごとに育まれてきた構法や意匠の違いを通して、日本の住文化の多様性と継承のかたちを俯瞰する。
Journey Around HEARTLAND
1986年に誕生した国産ビール「HEARTLAND」のアートプロジェクトとして企画された「旅」をテーマにした画集。HEARTLANDを愛する7名の画家・イラストレーターが、実際にHEARTLANDを飲める実在の店を巡り、見たもの・感じたものを描いた“ビールを巡る旅”を収録。店の外観や街の風景、ランプやカトラリー、前菜やチーズ、ハンバーガー、ポテトなど、ささやかな情景が丁寧に描かれる。紙や印刷にも個性があふれ、スケッチブックを覗き込むような楽しみが味わえる一冊。長場雄、そで山かほ子、西舘朋央らが参加。