黒谷の紙 | 黒谷和紙組合
京都府綾部市黒谷町で生産される手漉き和紙の見本帖。前半は黒谷和紙の原料や製法についての解説、後半は実物和紙が見本として111種収録されている。200部限定。
Ettore Sottsass: The Glass | エットレ・ソットサス
イタリアの建築家・デザイナー、エットレ・ソットサスによるガラス工芸に焦点を当てた作品集。1970年代にヴィストージのためにデザインしたシリーズから、1980年代のメンフィスコレクション、1990年代のカタールのミレニアムハウスプロジェクトまで、ソットサスのキャリアから代表的なガラス作品をセレクトして紹介。 英語表記。
Vo Trong Nghia: Building Nature | ヴォ・チョン・ギア
アジアで最も革新的な建築家の一人、ヴォ・チョン・ギアの2冊組ビジュアル資料集。竹を建築材料として初めて使用した「風と水のバー」から、複合リゾート施設、アートインスタレーション、画期的なレジデンスシリーズ「木のための家」などを収録。グリーン・アーキテクチャの実践を通し、大気汚染や気候変動の影響が深刻な地域における新しいアイデアや解決策を生み出している。 英語表記。
Rose Tarlow: Three Houses
ロサンゼルスを拠点とするインテリアデザイナー、家具、テキスタイルデザイナー、ローズ・ターローのビジュアルブック。カリフォルニア州ストーンキャニオン、サンタバーバラ、フランス・プロヴァンスにある自宅を紹介する一冊。彼女のデザイン哲学を体現した住空間は、魅力的な奇抜さとデザインのインスピレーションの宝庫である。 英語表記。
You Can Go Anywhere: Josef & Anni Albers Foundation at 50 | ジョゼフ・アルバース、アニ・アルバース
ジョゼフ・アンド・アニ・アルバース財団設立50周年を記念して発行された写真資料集。財団が長年にわたってアルバース夫妻の遺産をどのように受け継いできたかを幅広く明らかにするとともに、アルバース夫妻の作品、アーカイブ資料など […]
Alte Bestecke: Ein Beitrag zur Geschichte der Tischkultur
スプーンやフォークなど、ヨーロッパのカトラリーの写真資料集。先史時代から1970年代まで、カトラリーの歴史を追うとともにそのデザインの変遷を紹介している。 ドイツ語表記。
Metall: Werkformen und Arbeitsweisen | Wilhelm Braun-Feldweg
金属の工芸品や工業用製品をまとめた資料集、改訂版。カトラリーから、家具、装飾品にいたるまで、多数の図版を解説とともに収録。
西洋書体の歴史 古典時代からルネサンスへ | スタン・ナイト
石碑や書物に用いられた西洋書体の歴史を解説する資料集。古典文字から大文字、小文字、ゴシック体、ヒューマニスト体などに分類し、その変遷を豊富な図版で紹介。カリグラフィーの実践者や愛好家、歴史学者、中世文学者、書体研究者、デザイン・美術関係者の必携書。
生誕100年 亀倉雄策展 | 新潟県万代島美術館
2015年に新潟県万代島美術館で開催された「生誕100年 亀倉雄策展」の図録。戦後まもなくから晩年までの代表的なポスター作品のほか、雑誌・書籍の装丁、広告デザイン、写真、スケッチなどを多数収録し、氏の偉大な業績を振り返る。
An Initiation in Typography | Anne Denastas、Camille Gallet
エディトリアルデザインにおける版面設計からタイプフェイスまでを網羅した、精巧で美しいタイポグラフィ入門書。数学的システム、黄金分割、紙のフォーマット、グリッドシステム、タイポグラフィの測定単位といった実践的な解説、さらに文字の形の起源、タイプファミリー、歴史的書体などを紹介。 英語表記。
年鑑イラストレーション 1963-66 | 東京イラストレーターズ・クラブ
1964年に設立された東京イラストレーターズ・クラブによる1963-1966の年鑑。粟津潔、柳原良平、横尾忠則、和田誠らが名をつらねたメンバー達の審査によって、時代をうつす新聞や広告ビジュアル、ポスターなど全国の公募から […]
東京画廊 岡本太郎 鐘と炎展
1965年に東京画廊で開催された岡本太郎展図録。解説は音楽家の武満徹と僧侶の水田勇賢、デザインは杉浦康平によるもの。二つ折りの冊子にシート2枚、ステレオファインダー付属。
東京画廊 昆野勝展
1965年に東京画廊で開催された昆野勝の展示図録。解説は美術・文芸評論家の針生一郎。二つ折りの冊子に三つ折りのシート、展示情報紙1枚付属。デザインは杉浦康平によるもの。
吸血妖魅考 | 日夏耿之介
イギリスの悪魔学研究者モンタギュー・サマーズの「ヨーロッパに於ける吸血鬼」と「吸血鬼―その同族と血縁」の二著を、詩人・英文学者の日夏耿之介が再編成した奇書。吸血鬼思想の発生から様々な事例までを考察し、解説したもの。装丁は清原悦志。
黄金時代 | 澁澤龍彦
ユートピア論、悪魔論、サド裁判、幻想文学等、澁澤龍彦がこよなく愛したテーマを生き生きと描いたエッセイ集。加えて、バタイユの畸形論と三島由紀夫とのエピソードを絡めて言及、万博への嫌悪を露わに現代社会への鋭い批判を展開するなど、当時の著者の思考を探ることができる1冊。 上製クロス装・金箔押しの意匠は澁澤龍彦本人によるもの。薔薇十字社版。
Albers and Morandi: Never Finished | ジョセフ・アルバース、ジョルジオ・モランディ
20世紀を代表する2人の画家、ジョセフ・アルバースとジョルジオ・モランディの形式的、視覚的な親和性と対照性を探る「Albers and Morandi: Never Finished」展の図録。色、形、フォルム、形態、連続性など、2人の作家の特徴的な表現を対話形式で紹介。 英語表記。
ニューヨーク・イヤーズ ジョージア・オキーフ画集
画家、ジョージア・オキーフの画集。ニューヨーク滞在中に制作したペインティング作品を大判で多数収録。お馴染みの力強くかつダイナミックな自然や植物の絵画が並ぶなかで、オキーフの目に写ったニューヨークの風景も描かれている。
Antonin Strizek: Paintings | アントニン・シュトジージェク画集
チェコ共和国を拠点に活動する画家、アントニン・シュトジージェクの作品集。1980年代後半から出版当時までの作品をフルカラーで収録。風景、静物、都市景観、動物、日常的なものなどを、牧歌的かつ空想的に描いている。 英語表記。
がらくた時代 9冊セット | 孔芸荘
孔芸荘から各100部限定で刊行された冊子『がらくた時代』3号〜11号の9冊セット。毎号様々な人物によるエッセイや随筆とともに、当時発行された実物のチケットや切符、切手が貼りつけてあり、日常のスクラップブック集のようなつくりになっている。
Louis I Kahn | ルイス・I・カーン
第二次世界大戦後の近代建築に大きな影響を与えた巨匠、ルイス・I・カーンの資料集。イェール大学美術館、キンベル美術館、ソーク研究所、インドやバングラデシュでの作品、そしてカーンの死後40年を経て実現したニューヨークのフォーフリーダムズ・パークなどの仕事や、実現しなかったプロジェクトを幅広く取り上げ、豊富な図版とともに包括的に解説している。 英語表記。
Memphis: Plastic Field | Constance Rubini、Jean Blanchaert
イタリアのポストモダンを代表するデザイン集団、メンフィスの作品集。2019年から2020年にかけて開催された展示会に際して刊行されたもの。世界中で成功をおさめた作品を年代順に紹介するほか、インタビューなどもあわせて掲載。
Barkow Leibinger: Spielraum
ドイツ・ベルリンを拠点にする、フランク・バーコフとレジーヌ・ライビンガーによって設立された建築オフィス「バーコフ・ライビンガー」の作品集。プロトタイプやインスタレーションから近年のプロジェクトまで、5つのテーマ分野に分けて包括的に紹介。 英語表記。
Wild at Home: How to Style and Care for Beautiful Plants | Hilton Carter
インテリアスタイリストやファインアーティストとしても知られるヒルトン・カーターが、植物のある暮らしについて紹介。200種類以上の植物を育てているカーターが、植物の手入れに必要なノウハウ、植物の飾り方、適切な鉢の見つけ方などを写真とテキストで詳しく解説。英語表記。
欧文文字の基本 | 田中正明
女子美術大学教授・田中正明による新技術シリーズ、欧文文字の基本篇。書体の紹介から、欧文書体の移り変わり、そして現代生活の中の書体まで、豊富な図版とテキストで解説する。装丁は米村隆。
Botanical Inspiration: Nature in Art and Illustration | Victionary
世界中の様々な植物にまつわるイラストレーションをあつめた作品集。時代も国も超えた作品の数々からは、植物そのものの美しさや、多彩な表現方法、芸術的テクニックを楽しむことができる。英語表記。
Fresh Fly Fabulous: 50 Years of Hip Hop Style
ヒップホップのスター達が魅せる、ヘア、ネイル、シューズやスニーカーなど、過去半世紀にわたるヒップホップスタイルの決定版となる一冊。KANGOL、Versace、Timberlandなどを身につけたアーティスト達の写真とともに、ヒップホップファッションの進化をたどる。 英語表記。
Rene Gruau: Master of Fashion Illustration
イラストレーター、ファッションデザイナー、ルネ・グリュオーの作品集。写真が主要な媒体となる以前、1940年、ディオールのキャンペーンに参加したのを皮切りに、20年以上にわたってファッションデザインの最前線に立ち続けたグリュオー。本書では、ディオールとの長く実りあるパートナーシップに加え、ジバンシー、バルマン、バレンシアガ、ラクロア、スキャパレリといった高級デザイナーとの仕事を紹介。フランスファッションの黄金時代を華やかに紹介する決定版といえる一冊。
1017-ALYX-9SM, Preparation F20
ファッションデザイナーのマシュー・ウィリアムスが手掛けるブランド「ALYX」のヴィジュアルブック。パリで開催されたALYXのショーへと導く様々な「準備」にまつわる出来事に焦点を当て探求した一つのシーズナル・シリーズの第四作。本作では、ロンドンを拠点に活動するアーティスト、ユアン・マクファーレンの彫刻に焦点を当てつつ、アレクサンダー・ガーバー、OK-RM、ゲイリー・ギルとのコラボレーションでデザインされたバックステージミラーにもフィーチャー。ロンドンを拠点とするフォトグラファー、エスター・シーカーによる写真と、デザインユニット「OK-RM」によるアートディレクションによって作られた本作は、結果親密なコラボレーションを生み出した。 新刊書籍。
August Sander: Masterpieces | アウグスト・ザンダー 写真集
ドイツの写真家、アウグスト・ザンダーの写真集。1910年代から20年代にかけてのドイツ社会の類型的な肖像画を制作したザンダーの画期的なプロジェクト「20世紀の人々」から厳選したマスターポートレートを紹介するもの。 英語表記。
Ilulissat: Sculptures of Change, Greenland 2003-2017 | Olaf Otto Becker
ドイツの写真家、オラフ・オット・ベッカーの作品集。グリーンランド西部で最も古い集落のひとつ、イルリサットを起点に極海域をボートで移動し、氷山を撮影したもの。 英語表記。
武井武雄作品集 II 版画 | 武井武雄
昭和を代表する装丁家でありイラストレーターでもある武井武雄の版画集。画と併せて詩も掲載。限定700冊。片面印刷仕様。冒頭に小林義昭による手摺版画を収録。
Alan Fletcher: Picturing and Poeting | アラン・フレッチャー
イギリスのグラフィックデザイナー、アラン・フレッチャーの作品集。スケッチや頭に浮かんだアイデア、そしていたずら書きなどから生まれた作品とともに、詩的テキストを併せて掲載。英語表記。
Saul Steinberg: The Labyrinth | ソウル・スタインバーグ
ルーマニア出身のイラストレーター、ソウル・スタインバーグによる作品集。1956年に『ニューヨーカー』の仕事でロシアを訪れた際に見た人物や風景のドローイング作品を中心に収録。
リトル・ドラマー・ボーイ | 舟越桂
彫刻家・舟越桂が、妻へのクリスマスプレゼントに作った手製の絵本を書籍化したもの。貧しい少年がただ一つの持ち物である太鼓と共に、救い主といわれる赤ん坊を賛美しに行く物語を、やさしいタッチで描いている。
The Detroit Printing Co-op: The Politics of the Joy of Printing | Danielle Aubert
1970年代のデトロイトにおける印刷協同組合・Detroit Printing Co-opの活動を追った資料集。フレディ・パールマン家と仲間たちによってはじまったDetroit Printing Co-opでは、「Society of the Spectacle」の英訳版の出版や、政治、社会問題、労働問題、人種問題などにまつわる内容を書籍化。実験的な印刷方法やコラージュなどの技法を駆使した出版物からは、社会に対する問いかけに加え、デザインのもつ可能性や自らが手掛けるものへの誇りが感じられる。
上村一夫原画展「風狂の人」を開催します
いや〜ついに!というか再び!と言うか、みたび(三度)というか、3月10日(金)より上村一夫原画展を開催します。嬉。 今回の展示タイトル「風狂の人」は、名作・狂人関係の巻末に寄せた久世光彦氏のエッセイから。久世さんは風狂の […]
Umgang mit Menschen | Saul Steinberg ソウル・スタインバーグ
ルーマニア生まれのアメリカの漫画家・イラストレーター、ソウル・スタインバーグのイラスト集。五線譜に描かれた音楽家やBARに集まる同じ顔かたちの男たち、くすっと笑ってしまうような人々がユーモアにときには風刺的に描かれる。小口にマーブル染めが施された貴重な一冊。
長い名まえ 諸国むかし話 | 福田繁雄
国際的にも活躍したグラフィックデザイナー、福田繁雄による絵本。デフォルメされた造形とトリックアートが合わさった、遊び心のあるデザインが特徴の福田らしい個性が詰まった一冊。
The Ugly Duckling | Warja Lavater
スイス出身のイラストレーター、ウォーリャ・ホネガー・ラヴァターによる蛇腹折りの絵本。「みにくいアヒルの子」を独自の記号に置き換え物語を表現。イラストとともに記号表、要約文が収録。英語、ドイツ語、フランス語表記。
Walk, Don't Walk, Walk, Attendez, Gehe, Don't Walk, Passez, Warte, Walk, Don't | Warja Lavater
スイス出身のイラストレーター、ウォーリャ・ホネガー・ラヴァターによる蛇腹折りの絵本。チューリッヒのアトリエでオリジナルのリトグラフから印刷されたもの。人のようにも見えるイラストが連なりどこへ向かうのか、想像力が膨らむ一冊。
Homo Sapiens? | Warja Lavater
スイス出身のイラストレーター、ウォーリャ・ホネガー・ラヴァターによる蛇腹折りの絵本。人類の進化を地図という手法で表現。綿密に描かれたイラストは一枚ずつページをめくっても、横に引き伸ばし一枚の絵としても、全てが繋がっていく構成の一冊。
17のこもりうた | 和田誠、高橋睦郎
イラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイストなど多彩な顔を持つ和田誠が、ライトパブリシティ在籍時代に私家版として刊行した7冊の絵本のうちの最後にあたる一冊。詩人・高橋睦郎のタッグを組み、自ら作曲した童謡に高橋の歌詞をつけ、音符とイラストで表現した美しい一冊。和田誠の私家版絵本の中でもなかなか市場に出回らないコレクターズアイテム。
船の本 | 柳原良平
寿屋(現・サントリー)宣伝部でユニークなキャラクターを産み出し一世を風靡した、イラストレーター・柳原良平のエッセイ集。船キチと称されるほど筋金入りのマニアだった柳原良平による、船にまつわるエッセイとあらゆる国々の船イラストで構成された一冊。