村上友晴 ひかり、降りそそぐ
2018年に目黒区美術館で開催された展覧会の図録。現代作家である村上友晴の主要な作品を中心に掲載。筆を使わずペインティングナイフで作り上げられる村上独自の作品による、静寂で深い世界観を垣間見ることができる。
東京画廊 関根美夫展
1965年に東京画廊で開催された洋画家、関根美夫の展示図録。解説は美術評論家の中原佑介。三つ折りの冊子にシート3枚付属。
東京画廊 桑山忠明展
1967年に東京画廊で開催された画家、桑山忠明展示図録。解説は美術評論家の藤枝晃雄。二つ折りの冊子にシート2枚付属。日本語、英語表記。
東京画廊 Xavier Corbero展
1966年に東京画廊で開催されたスペインのアーティスト、ハビエル・コルベロの展示図録。二つ折りの冊子にシート3枚付属。
東京画廊 岡本信治郎 虫の世界-あるいは大群の風景
1966年に東京画廊で開催された芸術家、岡本信治郎の展示図録。解説は美術評論家の針生一郎。蛇腹折りの冊子にシート1枚付属。日本語、英語表記。
Bill Traylor | ビル・トレイラー画集
アウトサイダー・アートの代表的作家として知られるビル・トレイラーの作品集。アラバマの農場で奴隷の子として生まれ、隷解放宣言が発布された後も路上生活を送りながら作品制作を続けたトレイラー。既存の芸術の流れにとらわれることなく、独学で描かれた人物や動物などを描いた作品を多数収録。
岡崎和郎展 補遺の庭 | 神奈川県立近代美術館
2010年に神奈川県立近代美術館で開催された「岡崎和郎展 補遺の庭」の図録。見る者の意識を変容させる、独特の造型思想にもとづいて制作されたオブジェをメインに収録。展示作品全点と展示風景は写真家の山本糾が撮り下ろしたもの。
白樺派と美術 武者小路実篤、岸田劉生と仲間たち | 著者名
1999年に東京ステーションギャラリーで開催された展示の図録。武者小路実篤を中心に創刊された文芸誌『白樺』に参加した文学者たちの画家としての一面を紹介するとともに、『白樺』に大きく影響を受けた画家・岸田劉生や中川一政、木村荘八、椿貞雄らの作品を収録。
季刊エピステーメー II 創刊0号 | ミシェル・フーコー 死の閾
朝日出版社発行の思想・哲学を扱う季刊誌/エピステーメーII 0号創刊号。ミシェル・フーコーによる「死の閾」特集。「幻想の図書館」、「狂気 伝達不可能なものの幾何学」、「脳の中の過程 フーコーの斜め読み」などを収録。
季刊エピステーメー Ⅱ 1号 構造変動
朝日出版社発行の思想・哲学を扱う季刊誌/エピステーメーの2期1号、構造変動特集。イアン・プリゴジーヌ他「単純から複雑へ」、坂本龍一・奥村靫正「音楽図鑑」、蓮實重彦「命名の儀式」などを収録。装丁は杉浦康平、谷村彰彦。
季刊エピステーメー Ⅱ 2号 | 自己組織化
朝日出版社発行の思想・哲学を扱う季刊誌/エピステーメーの2期2号、自己組織化特集。ジョン・フォン・ノイマン「オートマトンの一般理論」、津田一郎「脳の情報力学過程に対するカオスの可能な役割」、ロバート・L・マーティン「嘘つきパラドックスの解法」等を収録。装丁は杉浦康平、谷村彰彦。
Textiles of the Banjara: Cloth and Culture of a Wandering Tribe | Charlotte Kwon、Tim McLaughlin
インドのラジャスタン州を中心に遊牧生活をおくるバンジャラ族の装飾品を紹介する資料集。貝殻やビーズ、鏡などの素材を使用した装飾と、複雑な文様の刺繍を組み合わせたバンジャラの技術を図版とともに収録。バンジャラ族の伝統と刺繍に焦点を当てつつ、ヨーロッパ・ロマとのつながりをも調査している。 英語表記。
Edible Plants: A Photographic Survey of the Wild Edible Botanicals of North America
米国の写真家、ジミー・ファイクの作品集。10年以上にわたってアメリカ大陸を横断し、野生の食用植物を撮影する壮大なプロジェクトをまとめたもの。植物の食用部分を着色した100枚以上の写真を収録。食用や薬としての植物の幅広い用途についての詳細な説明も記載されている。 英語表記。
今とむかし 広重名所江戸百景帖 | 暮しの手帖社
浮世絵師の歌川広重が手がけた連作「名所江戸百景」の現在の光景を訪ね歩いた手記をまとめたもの。広重の百景の解説とともに、約1世紀半がたち様変わりした土地、面影を残す土地、それぞれの歴史を調査している。
Taizo Kuroda | 黒田泰蔵
その芸術性で国際的にも評価の高い陶芸家・黒田泰蔵の作品集。2000年代に制作された白磁作品を多数収録。三宅一生によるまえがきや、安藤忠雄による序文も掲載。
Geigy Heute 1958
1958年にスイスの製薬会社ガイギーの創業200周年を記念して出版された資料集。デザインはカール・ゲルストナーが担当、マルクス・クッターが執筆を行い、ガイギーの歴史や写真とともにページのレイアウトや画像配置など、随所にゲルストナーのスタイルが収められている。ドイツ語表記。
イメージの構築 ホルガー・マティスポスター展
2006年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。ドイツを代表する世界的グラフィックデザイナー、ホルガー・マティスによる100点を超えるダイナミックで色鮮やかなポスター作品を収録。
絵本はここから始まった ウォルター・クレインの本の仕事
2017年に滋賀県立近代美術館で開催された展覧会の図録。19世紀後半イギリスで現代の絵本の基礎を築き、ウィリアム・モリスとともにアーツ・アンド・クラフツ運動にも参加した画家、ウォルター・クレイン。彼が手がけたほぼ全ての絵本と主要な挿絵本などが収録されおり、優美な絵本の世界を深く味わえる一冊。
TM/Typografische Monatsblatter 1953, nr.4
90年以上に渡って発行され続けているスイスのタイポグラフィ誌『(TM)』。1953年に発行されたNo.4号。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1954, nr.5
90年以上に渡って発行され続けている、スイス・タイポグラフィ協会が発行するタイポグラフィ誌『TM』。1954年に発行されたNo.5号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1954, nr. 6/7
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1954年に発行されたNo.6、7の合併号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1955, nr. 11
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1955年に発行されたNo.11号。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1958, nr.2
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『Typografische Monatsblatter』。1958年に発行されたNo.2号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1959, nr.3
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1959年に発行されたNo.3号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1959, nr.4
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1959年に発行されたNo.4号。タイポグラフィやグラフィックデザインの様々な事例とともに、スイスのタイポグラフィの巨匠エミール・ルーダーによる作品も合わせて紹介。 ドイツ語表記。
TM/Typografische Monatsblatter 1982, nr.8/9
90年以上に渡って発行され続けている、スイスの歴史あるタイポグラフィ誌『TM』。1982年に発行されたNo.8、9の合併号。国際的にも評価の高いタイポグラフィやグラフィックデザインの様々な作品を事例とともに紹介。
本の造形 1966-2002 | 山本美智代
デザイナー・山本美智代の作品集。装丁の仕事に焦点を当て、単行本、文庫本、雑誌などそれまでに手掛けてきた膨大な書籍を紹介。「稲垣足穂の本」「なだいなだの本」などの作家ごとの特集、書籍データなども掲載。
アイデア No.357 | 紙上の建築 日本における建築メディアの現在とその変遷
アイデアNo.357、2013年2月号。現代の建築メディア/建築をめぐるグラフィック表象の革新の2部で構成された紙上の建築特集。「建築雑誌」「都市住宅」「TAU」など、建築にまつわる紙媒体を、手がけたデザインスタジオ・デザイナー別に編纂して紹介。杉浦康平、中野豪雄、秋山伸などの仕事を見ることができる。
北園克衛とVOU
詩人であり、デザイナー、写真家など多才な表現者である北園克衛が主宰していた同人誌「VOU」のクラブ会員有志による追悼集。詩、造形詩、短編小説、芸術論ほか、北園克衛、杉浦康平、松岡正剛による対談などを収録。
Theo Van Doesburg: New Expression of Life, Art and Technology | Gladys Fabre
幾何学的な形や原色などの基本的な要素を中心としたシンプルな美学を特徴とするオランダの美術家・建築家、テオ・ファン・ドゥースブルフの作品集。デ・ステイル運動の中心人物としてのファン・ドゥースブルフに焦点を当て、美術、建築、映画、詩、文学、デザイン、タイポグラフィなど幅広い軌跡を追った1冊。 英語表記。
東京画廊 前田常作展
1963年に東京画廊で開催された芸術家、前田常作の展示図録。解説は美術評論家の東野芳明。二つ折りの冊子に「人間誕生」シリーズの8作品を収録。 日本語、英語表記。
De Rome a Giverny | Eva Jospin
パリを拠点に活動するアーティスト、エヴァ・ジョスパンの作品集。ドローイングから刺繍、彫刻、巨大な段ボール製のインスタレーションなど、代表的な作品を収録。壮大な神話を思わせるスケールと、有機的な豊かさをあわせ持つジョスパンの作品を堪能できる1冊。2021年にジヴェルニーの印象派美術館のために制作された、ブロンズと真鍮の彫刻2点も収録。 フランス語表記。
ゑげれすいろは人物 南蛮幻想 2冊セット | 川上澄生
版画家の川上澄生による画文集。濤書房による復刻版。ノスタルジックな木版画とともに、テキストをあわせて掲載。
Le Corbusier: 5 Unite - Marseille, Nantes, Berlin, Briey, Firminy | Peter Ottmann
1945年から1967年にかけてル・コルビュジエが建設した、マルセイユ、レゼ、ベルリン、ブリエ・アン・フォレ、フィルミニーの5つの「ユニテ・ダビタシオン」を撮影した写真集。戦後の住宅不足が深刻化したことにより手がけられたこれらの建物の革新的アイデアは、都市計画における社会的、美的、構造的な課題に対する斬新な解決策を提供したと言われている。撮影はArthur Zalewski。編集はピーター・オットマン。
Richard Batterham: Studio Potter | リチャード・バターハム
英国の陶芸家、リチャード・バターハムの作品集。英国ドーセット州ダーウェストンの窯元で60年以上にわたり活躍したバターハム。彼が自ら選んだ代表的な作品の写真を収録し、作品とその意義を深く理解する執筆陣による寄稿で構成されている。 英語表記。
Through Objects: Nature back to Design vol.1
人と自然との調和を尊重したデザインの未来を提案する雑誌『Through Objects』第1号。Nienke Hoogvliet、Kaja Solgaard Dahl、Studio David Pompa、GT2Pなど、先駆的なデザイナーやクリエイターによる24点のデザインオブジェクトが、美しい写真とともに紹介されている。 英語表記。
Atelier Zanolli: Fabrics, Fashion, Craft 1905-1939 | アトリエ・ザノリ
スイス・チューリッヒで営まれた工房「アトリエ・ザノリ」のビジュアル資料集。エアブラシを用いて模様を描き込んだ絹織物、豪華な刺繍のクッション、カラフルな真珠細工、精巧な革製品や木製品など、600点を超える図版を収録。前衛的なものから、1930年代にナチス・ドイツの脅威を感じた国民的防衛意識から生まれた様式まで、様々な文化やスタイルの影響が見て取れる。 英語表記。
Printed Matter: Drukwerk, 2nd Edition | Karel Martens カレル・マルテンス
オランダを代表するグラフィックデザイナー、カレル・マルテンスの作品集。マルテンスの手がけた仕事の中から、特にブックデザイン、切手、カードのデザインなどといった「印刷物」に焦点をあてて纏めた内容。粘葉装を採用した一味違う造本の貴重な一冊。2ndエディション。
The Serving Library 2019/20: Bruno Munari Obvious Code | ブルーノ・ムナーリ
デザイナー、アーティスト、ライター、研究者など、世界中の人々を特集する文化誌「The Serving Library」2019年度版。本号ではイタリアのデザイナー、アーティスト、発明家であるブルーノ・ムナーリに焦点を当てて特集。自身が綴った作品に関するテキスト、スケッチ、詩を集めた「Obvious Code」、手作りのプロジェクションスライドシリーズ、そして「読めない本」シリーズなど、ムナーリの視覚的実験に様々な分野の専門家が解説を添えている。 英語表記。
Accidentally Wes Anderson | ウェス・アンダーソン
英国の脚本家・映画監督、ウェス・アンダーソンの作品のセットやスタイルを彷彿とさせる実在の場所をコレクションしたビジュアルブック。パステルカラー、対称性、パターンなど、アンダーソンファンならではの視点で収集された写真を地域ごとにまとめ解説している。 英語表記。
Fiorucci | David Owen
イタリアのファッションデザイナー、エリオ・フィオルッチによって創設されたファッションレーベル「Fiorucci」。本書はブランドの50周年と新たなコレクションの発表を記念して発行されたもの。ブランドイメージを印象づけるグラフィックデザインや当時の写真などを収録し、ポップアートやポップカルチャーの流れをファッションに取り入れたFiorucciの歴史をたどることができる一冊。英語表記。
Jazz Covers | Joaquim Paulo
1940年代から1990年代初頭までに発表されたジャズのレコードジャケットから特にすぐれたものを集成したアーカイブ。各レコードのカバーには演奏者とアルバム名、アートディレクター、フォトグラファー、イラストレーター、年号、 […]
This Brutal World | Peter Chadwick
世界中のブルータリズム様式の建築物を集めた写真集。ブルータリズム様式とは第二次世界大戦後に誕生した新たなスタイルの建築様式であり、打放しコンクリートを用いるなど、荒々しい彫刻のような造形が特徴。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ロイド・ライト、ルイス・カーン、マルセル・ブロイヤー、ザハ・ハディッド、デイヴィッド・チッパーフィールドら、巨匠たちの建築作品を多数収録。
ダネーゼ : プロダクトの編集者 日用品 アートエディション 知育玩具 | 武蔵野美術大学美術資料図書館
2007年に武蔵野美術大学で開催された同名展示の図録。ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マリらがデザインを担ったことでも知られる、イタリアの家具メーカー「ダネーゼ」のプロダクトを紹介。家庭やオフィスで使われる日用品、アートエディション、知育玩具などのカラー図版を解説とともに掲載。