Die Not hat ein Ende: The Swiss Art of Rock | Lurker Grand
スイス国内のアルバムカバー、コンサートポスター、フライヤー、ファンジン、コミックなどを通して、過去50年間のロックやポップスの歴史をまとめたビジュアル資料集。スイスにおけるロックミュージックの発展を歴史的ドキュメントとみなし、音楽を視覚化するだけでなく音楽そのものの歴史も紹介する。 英語表記。
ザ・ハイブリッド・カルチュア 東と西の出会い The Hybrid Culture
自動車メーカー・マツダ株式会社が、日本文化を海外に紹介したビジュアルブック。「The Hybrid Culture」として異国の文化やデザインが日本の文化へ与えた影響を歴史とともに紹介。1543年の南蛮文化から出島、開港から文明開化、そして20世紀までのハイブリッドカルチャーを写真とテキストによる解説を収録。アートディレクターは田中一光。 英語表記。
Buon Fresco | Tacita Dean
ベルリンを拠点として活動するイギリス人アーティスト、タシタ・ディーンの作品集。マクロレンズを使用してアッシジにあるバシリカ式教会堂に描かれた、ジョットのフレスコ画のディテールを映したもの。フレスコ画は遠くから鑑賞できるものであるため、本書は細部の啓示的な視点とジョットのブラシストロークの精巧さを見ることができ、当時の西洋画の規範を予測し得るものでもある。 英語表記。 新刊書籍。
ホイッスラー展 | 京都国立近代美術館 ほか
2014年に京都国立近代美術館などで開催された展示の図録。アメリカの画家、版画家、ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラーの展示図録。その色調や画面構成から浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く、印象派とも伝統的アカデミズムとも一線を画した独自の絵画世界を展開したホイッスラーの油彩画・水彩画そして版画の代表作約130点を集めて紹介。
森の書物 | 戸田ツトム
DTP(デスクトップパブリッシング)の先駆者であり、グラフィックデザイナーの戸田ツトムのDTP完全作例集。まだ日本にDTPが上陸して間もない時期に1台のパソコンと向き合い作成し、日本におけるDTPの展開を決定づけた一冊。各章ごとに作図や文字を組み込んだレイアウト、解説などを収録。
真鍋博の世界 | 愛媛県美術館
2020年に愛媛県美術館で開催された展示の図録。イラストレーター・エッセイストとして活躍した真鍋博の作品集。初期の油彩から広告・装幀までの作品を多数収録。谷川俊太郎の寄稿、林明子インタビューも掲載。
David King: Designer, Activist, Visual Historian | デイビッド・キング
英国のグラフィックデザイナー、デイビッド・キングの資料集。反アパルトヘイトや反ナチスのポスター、共産主義の歴史に関する書籍の表紙、ザ・フーやジミ・ヘンドリックスのアルバムアートワークなどを収録。また、ソ連のグラフィックや写真の収集家としても知られ、約25万枚の画像を集めて報道機関に提供したことでも知られている。生涯を通じて政治活動とグラフィックデザインを融合させ続けたキングの作品と活動を包括的に振り返る1冊。 英語表記。
柳原良平のごきげん紙工作
トリスハイボールの広告などで知られる柳原良平による紙工作キット。サントリーのウイスキー「トリス」の広告キャラクターであるアンクルトリスの11種類の紙人形を作ることができる、大人も楽しめる一冊。 表紙に僅かなスレ。僅かな汚 […]
Makoto Kagoshima Ceramics | 鹿児島睦
陶芸作家、アーティストである鹿児島睦の作品集。アメリカのセレクトショップ兼ギャラリー「Chriots on Fire」が鹿児島睦に依頼した作品の中から130点を収録。広い色の再現が可能なカレイドインキを使用した印刷によって、陶器の質感、色合いなど作品を細部まで感じることができる。
Piet Oudolf at Work | ピート・アウドルフ
世界で最も影響力のあるガーデンデザイナーのひとり、ピート・アウドルフの手掛けた庭園とドローイングを収めた写真資料集。ニューヨークのハイライン、シカゴのルーリー・ガーデンなど彼の仕事と創作活動を紹介。貴重なスケッチやドローイングを写真とともに掲載。 英語表記。
Wonder Plants 2: Your Urban Jungle Interior
ベストセラーとなった『Wonder Plants』の第2弾。世界20箇所のキッチンやリビングルーム、書斎などの植物による室内空間を紹介。巻末にはインテリアデザインの専門家による解説とトレンドも掲載。 英語表記。
Electrifying Design: A Century of Lighting | Sarah Schleuning、Cindi Strauss
現代の照明デザインを、その芸術性と技術の進歩の両面から調査、解説した一冊。電球の進化や光そのものの質など、テーマ別に世界中の証明デザインを紹介。ポール・ヘニングセン、ジーノ・サルファッティ、インゴマウラーといった世界的なデザイナーの作品も収録。
Gabriel Kuri | ガブリエル・クリ
メキシコ出身の彫刻家、ガブリエル・クリの作品集。人間関係を仲介する物体と場所に焦点を当てるアーティスト。本書は、盗まれたドアストッパーのコレクションを収録した一冊。商業カタログのレイアウトからインスピレーションを受けたデザインも相まって、ただのドアストッパーが非常に重要なプロダクトのようにも見えてくる。
はじめもなく終わりもない ある彫刻家の軌跡 | 宮脇愛子
国際的に活躍した日本の彫刻家、宮脇愛子のエッセイ集。マン・レイや婦人ジュリエットとのパリでの交流やマドリン・ギンズとのニューヨークでの話など、これまでに出会った芸術家との日々を綴る。宮脇愛子の作品も併せて収録。
特別展 具体未完の前衛集団 | 渋谷区立松濤美術館
1990年に渋谷区立松濤美術館で開催された展覧会「〈具体〉未完の前衛集団」展の図録。 兵庫県立近代美術館の所蔵作品を中心に、戦前から活躍していた画家、吉原治良と若い意欲的な作家たちによって結成された具体美術協会による代表 […]
Paul Rand: A Designer’s Eye | ポール・ランド
20世紀を代表するグラフィックデザイナー、ポール・ランドが収集したアイテムを集めた写真資料集。パッケージやショッピングバッグ、人形、玩具など、さまざまなアイテムが掲載されている本書は、彼が旅先で収集したデザインや彼の世界観を垣間見ることができる貴重な一冊となっている。また、ランドの元教え子であるJ・P・ウィリアムズによる序文では、彼とデザイナーの関係性やモノが持つ力について述べられている。 英語表記。
ムサビのデザイン V 1960-80年代、日本のグラフィックデザイン 寄贈記念 | 武蔵野美術大学
2015年に武蔵野美術大学美術館・図書館で開催された展覧会の図録。1960年代から80年代の日本におけるグラフィックデザインに焦点を当て、永井一正、田中一光、福田繁雄、石岡瑛子による4人のデザイナーの作品およそ150点を解説とともに収録。
Ballet: Photographs of the New York City Ballet | Henry Leutwyler
ヘンリー・ルートワイラーがニューヨーク・シティ・バレエ団(NYCB)の貴重な裏側を記録した写真集。生のステージパフォーマンスに価値をおき、映像作品などをほとんど公開することはない当バレエ団。35㎜のライカのみを用い、カーテンの裏に隠されたバレエ団員たちの美と情熱を写し取った一冊。英語表記。
Carol Anthony: Paintings, Prints & Constructions, 1975-2015 | キャロル・アンソニー画集
ニューメキシコを拠点に活動するアーティスト、キャロル・アンソニーの作品集。1975年から2015年に制作された、絵画、版画、オブジェなどを収録。あたたかなタッチの作品は優しさ、哀愁、ノスタルジア、孤独など、様々な感情を呼び起こす。 英語表記。
Mamma Andersson: The Lost Paradise | マンマ・アンダーソン画集
ストックホルムを拠点に活動するアーティスト、マンマ・アンダーソンの作品集。2020年にニューヨークで開催された展示に際して出版されたもの。ヴィルヘルム・ハンマースホイやエドヴァルド・ムンクといった北欧の画家たちが描いた静かで夢のような室内風景画を、さらに重層的に発展させたかのような作品群を収録。 英語表記。
New American Topographics | Inaki Bergera
写真家、建築家としても活動するInaki Bergeraの作品集。都市化や産業の変容によって形成された風景と人間の痕跡を、鋭い観察眼で捉えた作品を収録。スペイン語表記。
Doubles | Maximilian Schubert
米国の現代アーティスト、マクシミリアン・シューベルトの作品集。2020年にNYで開催された展示に際して発行されたもの。彫刻と絵画の境界を行き来するような作品と、製作時のドキュメントフォトを収録。 英語表記。
Josef Albers: Glass, Color, and Light | ジョセフ・アルバース
バウハウスの教育理念をアメリカにもたらした芸術家、ジョセフ・アルバースのガラス作品に焦点を当てたモノグラフ。色ガラスの破片を使い、サンドブラストという高度な技法で描いたガラス絵を解説とともに収録。 英語表記。
Michael Kenna: St. Josephs College, Upholland | マイケル・ケンナ写真集
風景写真の巨匠、マイケル・ケンナの作品集。自身が通った神学校「セント・ジョセフ・カレッジ」を撮影したもの。イギリスの寄宿学校の規律正しさ、宗教的な建築の重厚さを厳かな視点で切り取っている。 英語表記。
Living with Charlotte Perriand: The Art of Living | シャルロット・ペリアン
フランスの建築家、シャルロット・ペリアンの作品集。椅子、テーブル、本棚など、氏の手掛けた作品を、生活空間のなかで使用されている様子とともに味わうことができる一冊。寄稿文では氏の人生の歩みや、芸術家やデザイナーらとのコラボレーションの軌跡なども解説。フランス語・英語表記。
日本の石塔 | 若杉慧
日本の小説家であり石仏研究者でもある若杉慧が日本各地にある石塔をまとめた一冊。五輪塔、宝塔、宝篋印塔などさまざまな種類の石塔を紹介。モノクロの写真、テキストによる解説を収録。限定2000部。
Christy Matson: Currents 38 | クリスティ・マトソン
ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、クリスティ・マトソンの作品集。絵画的抽象表現と、デジタルジャカード織機と歴史的な織物技法を併用した布作品を紹介。伝統工芸を尊重しつつ、新しいテクノロジーへアプローチした思慮深く革新的な作品群を収録している。 英語表記。
藍織部と石皿 限定80部 | 宮下耕三
医師であり、古陶磁研究家でもある宮下耕三の著作。瀬戸・美濃地方の古陶磁を調査したもの。石皿を中心に、その形態や染付の変遷を図版とともに収録している。挿画は芹沢銈介、序文は柳宗理。帙は陶板嵌入、手漉和紙装。本体は総クロス装、背革装、三方金。芹沢銈介による彩色石版画1葉付属。限定80部。
Lisa Larson: Bland Lejon Och Anglar | リサ・ラーソン
スウェーデン出身の世界的な陶芸家、リサ・ラーソンの作品集。人や動物をモチーフにしたオブジェ、フラワーベース、ウォールタイルなど初期から出版当時までの代表的な作品をカラーで多数収録。 スウェーデン語表記。
Neutralize | 角田陽太
プロダクトデザイナー、角田陽太の作品集。備中和紙と共同開発した手漉き和紙「KAMI」、無印良品のタンブラーや包丁、プロトタイプのアルミチェアやシェルフなどを収録。
Ultimate Wonder Plants: Your Urban Jungle Interior | Irene Schampaert、Judith Baehner
ストックホルム、メルボルン、マドリッド、東京など世界各所の植物を使った美しいインテリアを集めた写真集。さまざまな植物の解説、配置や管理方法など実践的なヒントも収録。 英語表記。
奈良国立博物館蔵品図版目録 工芸篇 仏教工芸
奈良国立博物館に所蔵される仏教工芸品の目録。日本、インド、中国、朝鮮など各国の仏事に用いられた道具を、モノクロ図版に解説を添えて収録。
中川一政ブックワーク | 形象社
洋画家・中川一政の装画作品集。内田百間や尾崎士郎、武者小路実篤らの著作にあてた、日本の暮らしにまつわる絵画作品をカラーとモノクロで多数収録。カラー図版は貼り込み。
Tom Eckersley: A Mid-century Modern Master | トム・エカーズリー
20世紀を代表するグラフィックデザイナー、トム・エカーズリーの作品集。BBC、ブリティッシュ・レイル、ジレット、シェルなどのクライアントのためにデザインされた、大胆で明るい色彩とフラットなグラフィックを組み合わせた作品を200点以上収録。 英語表記。
Fred Herzog: Modern Color | フレッド・ヘルツォーク 写真集
1950年代から医療写真家として働きながら、街とそこに住む人々を鮮やかな色彩で撮影してきたカナダの写真家、フレッド・ヘルツォークの作品集。コダクロームのスライドフィルムをデジタル・インクジェット・プリントすることで、その独特の色彩を表現している。未公開の作品も含む230点以上の写真を収録。 英語表記。
Paul Strand: The Garden at Orgeval | ポール・ストランド
近代写真のパイオニア/ポール・ストランドの写真を、同じく写真家であるジョエル・マイヤーウィッツがセレクトしまとめた作品集。ストランドが亡くなるまでの27年間を過ごしたパリのオーグバルにある自宅の庭で撮影された。小さな花、垂れ下がる冬の木の枝、小枝の絡まりといった自然の様式とパターンを詳しく正確に観察した写真で構成されている。こうした写真が極めて典型的な、ストランドらしさである率直さと的確なビジョンを表している一方、死に対するストランドの関心や存在のはかなさも反映している。 英語表記。
Akasha Rabut: Death Magick Abundance | アカシャ・ラブット
写真家、アカシャ・ラブットの作品集。初の写真集となる本書では、女性だけのオートバイ・クラブ「Caramel Curves」や、馬に乗った都会のカウボーイ、そしてニューオーリンズの次世代を代表する多くの人々を通して、ニューオーリンズとその人々の愛と尽きることのない美しさを世界に伝えている。 英語表記。
ウィグルの砂漠とオアシスを往く 司修素描集 | 中西画廊
小説家、画家、装丁家、エッセイストと多くの顔をもつ司修が、新疆ウイグル自治区を旅し実際に目にしてきた景色を素描として纏めた一冊。「このようなロマンと旅情の消えるところから、司修の眼が「もの」を見ることをはじめ、精神が、「ことがら」を知ることに働く。」(あとがきより)
Watanabe Textile「weaving」Vol.2
2023年11月11日(土)〜20日(月)の期間、山梨県富士吉田市にて良質なテキスタイルを創造しつづけるブランド「Watanabe Textile」のポップアップ「weaving」を開催いたします。 昨年に引き続き2回目 […]
光の様態 勝井三雄展 | 池田20世紀美術館
2008年に池田20世紀美術館で開催された展示の図録。光と色をテーマに「共振する光」「存在する光」「現像する光」と分け作品を紹介。目にも鮮やかな勝井三雄の世界を探る。寄稿は永井一正、杉田敦。
The Elements: A Visual History of Their Discovery | Philip Ball
化学元素の特性を説明し、その歴史を紹介するビジュアルブック。錬金術の文書、科学者の肖像画、カラーチャート、鉱石の木版画、ジョン・ダルトンの木球などの工芸品、ラジウムの「治療薬」などの広告、切手など、豊富な図版を収録。 英語表記。
Botanical Art from the Golden Age of Scientific Discovery | Anna Laurent
19世紀から20世紀を通して、芸術、科学、教育といったあらゆる場面で参照されてきたボタニカルアートを一冊に纏めた資料集。ユリやチューリップ、ひょうたん、水生植物、マメ科植物、有毒植物、食虫植物などが詳細に表現されている。また、本書に掲載されるすべてのカラー図版には、当時の研究や発見について詳細な情報が掲載され、芸術面のみならず、情報としても十分に好奇心を満たしてくれる。
Nature’s Palette: A Colour Reference System from the Natural World | Patrick Baty
ドイツの地質学者アブラハム・ヴェルナーが考案した色彩カタログ『Werner’s Nomenclature of Colours』をもとにしたビジュアルブック。色見本と、動物・植物・鉱物などの自然界の図版を組み合わせた美しく包括的な色彩参照システムとなっている。800点以上の図版を収録。 英語表記。
Botanical: Observing Beauty | Filipa Ramos、Emanuele Coccia ほか
ジュエリー、写真、絵画、博物画など、植物を題材にしたアートブック。数世紀にわたる芸術の流れを紹介し、芸術に映し出された自然の美を紹介する。荒木経惟、エミール・ガレ、クリスチャン・ディオール、クロード・モネ、サラ・ベルナール、ウジェーヌ・ドラクロワ、ジュゼッペ・アルチンボルド、アナ・アトキンス、グスタフ・クールベ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ルネ・ラリック、ジョージア・オキーフ、オット・ディックス、ロバート・メープルソープ、イヴ・サン=ローランらの作品を収録。 英語表記。