Craft-Based Design: On Practical Knowledge and Manual Creativity | Stefan Moritsch
背景の異なる様々な職人たちによるプロダクトを紹介した資料集。生活のあらゆる分野でデジタル化が進むなか、テクノロジーと自らのクラフトマンシップを巧みに組み合わせ、どのように現代の生活に沿う製品を手がけているのかを明らかにする。製品や制作風景の図版やインタビューを掲載。英語表記。
年鑑日本のイラストレーション’76 | 講談社
講談社が発行したイラストレーション年鑑1976年版。同時代の空気が反映されたイラストレーション作品を厳選。粟津潔、石岡瑛子、大橋歩、灘本唯人、矢吹申彦、山口はるみ、和田誠ら186名の作品を収録。
A Die With Twenty-Six Faces | Louis Luthi
オランダを拠点に活動するデザイナー、ルイス・リュティのアートブック。アンディ・ウォーホル、ルイス・ズコフスキー、ジョン・ケージらの作品などからアルファベットのレタリングを引用し編纂したもの。有名無名問わず、なかには架空の作品も織り交ぜながら、文字の魅力に迫るユニークな1冊。英語表記。
Fiona Banner: Font Book, Lynn Valley No. 11 | フィオナ・バナー
イギリスのアーティスト、フィオナ・バナーの作品集。これまで彼女がテキストベースのアート作品で使用してきた書体を統合してまとめたもの。さらに書体という意味の他に、"洗礼式で使用される聖水を入れる容器"という意味での「フォント」に注目。世界中の教会の洗礼用フォントや聖水用フォントの画像を集めたものをあわせて掲載。
Stone | William Hall
新石器時代の遺跡、ギザのピラミッドからミース・ファン・デル・ローエのバルセロナ・パビリオン、デイヴィッド・チッパーフィールドのジュメックス美術館まで、石材を用いた世界中の建築を紹介する写真資料集。最も古く、最も美しい建築資材である石材の魅力を巡る1冊。 英語表記。
松下のかたち | AXIS
大手電機メーカー、パナソニック(旧:松下電器産業)のプロダクト資料集。AV機器、携帯電話、ノートパソコン、家電など、代表的な製品の図版・解説とともに時代背景を振り返りながら、21世紀の物づくりに思いを巡らす。
220℃ Virus Monobloc: The Infamous Chair | Arnd Friendrichs、Kerstin Finger
世界中の庭やスナックバー、キャンプ場などで見かけるスタッキング可能なプラスチック製の椅子「モノブロックチェア」をテーマにしたデザインプロジェクトを書籍化。フィリップ・スタルク、ジェルシー・シーモアら著名デザイナーによる皮肉とユーモアあふれるオマージュを収録し、ありふれた椅子の可能性を引き出す1冊。 英語表記。
NUNO: Visionary Japanese Textiles | Reiko Sudo
1984年に設立された革新的な日本のテキスタイルデザインカンパニー「NUNO」の包括的なモノグラフ。伝統と最先端技術を融合させた実験的な織物を取り上げ、7つの章にわけ紹介する。610点のカラー図版に加え、インタビュー、アーカイブ研究、工場訪問を基にしたテキストも収録。 英語表記。
扉の国 | 中江嘉男、上野紀子
絵本作家、中江嘉男と上野紀子による絵本。「扉」をひらき、いつもと違う不思議な世界へ迷い込んでしまった少年のストーリーを、油絵で描いている。
山名文夫 1897-1980 | DNPグラフィックデザインアーカイブ
日本のグラフィックデザインの先駆者の一人、山名文夫のエッセイ集。デザイナー、イラストレーターとしてグラフィックデザイン黎明期に生きた、山名文夫自らが語ったデザイン、イラスト論を39篇で綴る。和歌山-大阪時代、カットと挿絵、資生堂、商業美術、終戦後などの軌跡をエッセイと図版にて収録。序文は永井一正、福原義春、解説は川端直道。
Typography and Type Design in Slovakia: It All Began with Cyril and Methodius | Lubomir Longauer
スロバキア共和国におけるグラフィックデザインの発展と、タイポグラフィとタイプデザインの分野におけるグラフィックデザイナーの仕事の成果を記録した資料集。約90名のデザイナーが手掛けたブックデザイン、書体、広告デザインなどを収録。 英語表記。
Money | Prill Vieceli Cremers
スイスのデザインスタジオ・Prill Vieceli Cremersが、紙幣に印刷されている絵柄を取り上げた作品集。歴史的出来事や、政治的メッセージ、地位の象徴など、ときに物語を語り、またときには力を誇示するためにも用いられる紙幣の絵柄。これらの作品は、価値のない「紙切れ」を価値あるものに変化させるために、どのような絵柄が用いられているのかも示している。
Jutaku: Japanese Houses
坂茂、藤本壮介、伊東豊雄、隈研吾、五十嵐淳、遠藤秀平など、日本を代表する建築家が手掛けた作品から新進気鋭の若手建築家まで、日本全国に建てられた500軒あまりの住宅を1枚づつ掲載した写真集。現代日本の住宅建築を一望できる一冊。
山本宏務写真集 菟足神社 風まつり 田祭り
70年代より主に奥山河の民俗の記録をライフワークとして手がける山本宏務の写真集。愛知県豊川市にある菟足神社(うたりじんじゃ)にて行われる、2つの祭り「風まつり」と「田祭り」の準備から当日の様子まで詳細に記録した一冊。遠く平安時代末期を起源とするこの祭りには、現在私達が忘れてしまった日本古来の習わしも多く残されてる。
Mid-Century Modern: Visionary Furniture Design from Vienna
ミッドセンチュリー・モダンスタイルの原型とも言える、ユダヤ人家具デザイナーたちの作品を紹介する資料集。第二次世界大戦時にヨーロッパにおける家具デザインの中心地であったウィーンを追われ、外国に亡命した彼らの生涯と、今もなお現代的な感覚を持ち続けるデザインの詳細を明らかにし、ウィーンの家具デザインの歴史に新たな一面をもたらす。 英語表記。
Things | Thimo te Duits
オランダのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館のコレクションからクリエイティブなデザインの品々を集めた一冊。ソニーの「ウォークマン」、Philipsの「アイロン」、Lucie Rie「きゅうす」など、10の言語と写真で紹介。 英語表記。
The Work Of Hipgnosis: Walk Away Rene | ヒプノシス 作品集
ピンク・フロイド(Pink Floyd)やレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のアルバムジャケットワークを手掛けたイギリスのデザイン・グループ、ヒプノシス(Hipgnosis)。グループの中心メンバー、ストーム・トーガソン(Storm Thorgerson)が直々に解説するテキストを添えて、ヒプノシスが歩んできた道を様々な作品群と供に記録。ハードカバー版。 カバーにヨレ・キズ・補修跡有。見返し一部に押印有。本文経年並。
流行通信 No.222 1982年7月号
ファッション誌『流行通信』No.222 1982年7月号。富永民生撮影による巻頭特集『新香港熱時装』、連載企画には蜷川幸雄や立花ハジメらが登場。
mmm...Skyscraper I Love You | Karl Hyde、John Warwicker カール・ハイド、ジョン・ワーウィッカー
アンダーワールドのカール・ハイドとイギリスのデザイン会社TOMATOのアート・ディレクター/ジョン・ワーウィッカーによるダイナミックなタイポグラフィー作品集。文字のみで描いたニューヨークの街。
Hi-Fi: The History of High-End Audio Design | Gideon Schwartz
ハイエンド・オーディオ・デザインを集めた資料集。1950年代から今日にいたるまでのオーディオの進化を辿りながら、世界中の人々がそのデザインやサウンドに夢中になった流れを、多数の図版とともに紐解いていく。英語表記。
Arredoluce: Selected Works 1943-1987 | アレドルチェ社
イタリアの照明ブランド、アレドルチェ社の写真資料集。ジオ・ポンティやエットーレ・ソットサスらとのコラボレーション、伝統的な素材と斬新な造形のコンビネーション、細部へのマニアックなこだわりなど、1940年代に創業し、90年代に閉業したアレドルチェ社のプロダクトを包括して紹介している。 英語、イタリア語表記。
マイヤ・イソラ マリメッコのテキスタイル・デザイン
2005年に開催された「マイヤ・イソラ-ライフ、アート、マリメッコ-」にあわせて発行されたカタログ。Unikko(ウニッコ)をはじめ、マリメッコの代表的作品を多く生み出したマイヤ・イソラ。1950年代の初期の作品から、娘との共同制作など晩年までの作品をシリーズや年代に沿って紹介。氏の人生と功績を綴った寄稿も多数掲載。
Freeing Architecture | Junya Ishigami 石上純也
日本の建築家、石上純也のビジュアル資料集。2018年にカルティエ現代美術財団で開催された個展の内容を書籍化したもの。「軽さ」「透明性」「シンプルさ」「自然との調和」といったコンセプトを反映させた大判の模型やスケッチ、写真などを織り交ぜ、自然と建築が調和した繊細な美しさをアーカイブしている。 英語表記。
Le Corbusier: Ronchamp | ジークルン・アペルト
オーストリア出身のアーティスト、ジークルン・アペルトが、ル・コルビュジエの手がけたロンシャンのノートルダム・デュ・オー礼拝堂を撮影した写真集。ル・コルビュジエの独創的な光の演出や空間構造を新たなアプローチで切り取り、細部から全体へと導くような写真の可能性を探る。 英語表記。
Poul Kjaerholm: Furniture Architect | Michael Sheridan
2006年にデンマークのルイジアナ美術館で行われたポール・ケアホルム展の図録。スチール素材を好んで使用したことで知られ、シンプルなデザインが特徴的なケアホルムの椅子やテーブルなどの作品、さらにスケッチや図面などといった豊富な資料を掲載。英語表記。
Josef Frank: Villa Carlsten | Mikael Bergquist
オーストリアの建築家、ヨーゼフ・フランクが、2016年にリノベーションを施したヴィラ、カールステンの完成に合わせて刊行された一冊。我々がイメージする別荘地よりも小さい寸法ながら、巧みに光を取り入れた部屋の数々が、75枚のフルカラー写真で美しくデザインされている。
Handmade in Japan: The Pursuit of Perfection in Traditional Crafts
日本のさまざまな地域の職人たちを訪ね、彼らの伝統や仕事の仕方について記録したビジュアルブック。着物の染色や木工など、21世紀の現在も守られ続けている優れた芸術性と豊かな伝統を、美しい写真とともに紹介している。 英語表記。
The Family Meal: Home Cooking with Ferran Adria, 10th Anniversary Edition
かつてスペインの名店エル・ブジで料理長をつとめ、世界最高のシェフと名高いフェラン・アドリアによる家庭料理の本。エル・ブジのスタッフが毎日食べている料理にヒントを得て考案された、誰もが簡単につくることのできる美味しいレシピを紹介。新装版。 英語表記。
Rodchenko Photography | アレクサンドル・ロトチェンコ
ロシア構成主義の芸術家、アレクサンドル・ロトチェンコの写真集。彫刻家、写真家、グラフィック・デザイナーなど様々な肩書を持つロトチェンコによる、建築物や人物を独自の視点から切り取り撮影した代表的な作品郡を収録。 英語表記。
Vinca Petersen: Deuce and a Quarter | ヴィンカ・ピーターセン
イギリスの写真家であり、アーティストのヴィンカ・ピーターセンによる作品集。1999年、ファッションフォトグラファーのコリーヌ・デイとモデルのローズマリー・ファーガソン、フォトグラファーエージェントを手がけるスージー・バブチクと共にテキサスを横断するロードトリップに出かけた際に撮影した写真をまとめたもの。およそ20年の時を経て刊行された、みずみずしい思い出が蘇るアルバムのような一冊。 英語表記。
Alex Prager: Silver Lake Drive | アレックス・プレーガー
写真家であり映像作家のアレックス・プレーガーによる作品集。緻密なセットと高度に演出された複雑なパフォーマンスによる独創的な作品表現で知られるプレーガーによる厳選された120枚の写真を収録。ハリウッドの美学を組み合わせた大規模なプロジェクトを手がけ、身近でありながら奇妙で記憶に残る静止画や動画を多く生み出している。プレーガーへの詳細なインタビューと、著名な美術館やギャラリーのキュレーターによる補足エッセイも併せて収録。 英語表記。
Ed & Deanna Templeton: Contemporary Suburbium | エド・テンプルトン、ディアナ・テンプルトン
プロスケートボーダーでアーティストのエド・テンプルトンと、写真家ディアナ・テンプルトン夫妻による蛇腹折りの写真集。ロサンゼルスを囲む海辺の町で、バカンス客に人気の場所となってしまったハンティントン・ビーチに住む人々の姿を映し出している。同じ紙に背中合わせに印刷されたそれぞれの写真によって、同じ場所でありながら対照的である、2つの青春小説のような一冊になっている。 英語表記。
山の眼玉 | 畦地梅太郎
版画家、畦地梅太郎による画文集。豊富な挿絵とともに、「雪の峠道」「尾瀬の山小屋」など山にまつわるエッセイを収録。巻頭口絵に版画作品も併せて掲載。
Colin Sussingham: Disappear Into Earth | コリン・サッシンガム
ニューヨーク出身のフォトグラファー、コリン・サッシンガムによる写真集。2014年から2020年にかけて行った、アメリカでの6度のロードトリップのドキュメンタリーとなっており、モーテルや広大な砂漠の風景、地平線まで続く道路など、パーソナルな記録でありながら、読む者にも普遍的な記憶を呼び起こさせる一冊。 日本語、英語表記。
Dike Blair | ダイク・ブレア
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ダイク・ブレアの作品集。灰皿、プール、ホットドッグ、タバコの箱、コーヒーカップなどを描いた油彩画をまとめたもの。慣れ親しんだ身近な光景を丹念に描写し、自身と鑑賞者の視線を自然に交わらせている。 英語表記。
7月の店舗営業日
7月の店舗営業日をお知らせします。 7月8日(土)から7月17日(月・祝)まで阿部寛文さんの個展「受動的な線、能動的な面 Passive Lines, Active-filled Planes」を開催いたします。ご来店を […]
Supreme | Phaidon
ニューヨークのダウンタウンのスケートショップからグローバルブランドへと変貌を遂げたSupremeの20年の歴史を振り返る写真資料集。ラリー・クラークやデイヴィッド・シムズといったフォトグラファーによる800点以上の写真とともに、ルックブックやシュプリームの限定商品、ナン・ゴールディン、コム・デ・ギャルソン、ナイキといったコラボレーションなど、ファン必見の一冊となっている。 英語表記。
没後20年 今竹七郎 近代日本デザインのパイオニア | 西宮市大谷記念美術館
2020年に西宮市大谷記念美術館で開催された展示の図録。昭和期のグラフィックデザイナー、今竹七郎の活動に焦点を当てたもの。原画、グラフィックデザイン、商品パッケージ、絵画などを多数収録。
Saul Bass: 20 Iconic Film Posters | ソール・バス
20世紀を代表するアメリカのデザイナー、ソール・バスの作品集。代表的な映画ポスター20点を収録。各ポスターは取り外しが可能で、標準的なフレームサイズである12×16インチに合うようにデザインされている。 英語表記。
広告エポックの人 片岡敏郎
戦前の広告業界で活躍し「天才」と謳われたコピーライター、片岡敏郎の作品集。赤玉ポートワイン、歯磨スモカなどの数々の作品や、戦前の社会背景、氏の人間性などを関係の深い人々たちの座談会とともに追想する。
Andrea Galvani | アンドレア・ガルヴァーニ
学際的なアプローチで多様な活動を展開するアーティスト、アンドレア・ガルヴァーニの作品集。過去10年分の作品とともに、アーティストブックや科学雑誌、百科事典のイメージを織り交ぜ、ガルヴァーニの科学的方法論、哲学的思考を視覚化している。 英語表記。
Chongqing Sur Les Quatre Rives Du Temps Qui Passe | Cyrus Cornut
パリを拠点に活動する写真家、サイラス・コルニュの作品集。人口3,400万人、世界で最も高い人口増加率と経済成長率を誇る中国の都市、重慶を4×5判カメラで撮影したもの。自然の霧と、急速な発展に伴う大気汚染から「霧の都」とも称される重慶。急激に発展する都市を背に昔ながらの生活を営む元農民の姿など、都市の姿をニュートラルかつメランコリックに映し出している。 英語、フランス語表記。
Russian Dada 1914-1924
スペイン・ソフィア美術館で開催された国際的なダダ運動に関連する反芸術の規範の観点から、ロシアの前衛芸術を探求した展示会図録。1917年から1924年までの期間に活動したアーティストらの作品をフルカラー250点収録。
横尾忠則展 ネオロマンバロック
1987年、西武美術館で開催された「横尾忠則展図録 ネオロマンバロック」の図録。デザイナーから画家へと変貌する横尾忠則のロマンティシズムとバロックが融合した連作、そして作品解説を収録。中沢新一の寄稿「カタストロフィック・キューブ」もあわせて掲載。