阿部寛文ドローイング作品 箱額付き M-0705-02

阿部寛文ドローイング作品 箱額付き M-0705-02

阿部寛文

私は線を描く時、線を自ら引くのではなく、 線に導かれその痕跡を辿っている感覚がある。 その引かれた線をどのように定着させるかを紙と共に決めていく。 受動的な引かれた線と能動的に埋める面。 その間を行き来しながら、かたちを […]
阿部寛文ドローイング作品 箱額付き M-0705-02
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私は線を描く時、線を自ら引くのではなく、
線に導かれその痕跡を辿っている感覚がある。
その引かれた線をどのように定着させるかを紙と共に決めていく。
受動的な引かれた線と能動的に埋める面。
その間を行き来しながら、かたちを模索する。

「芸術家の全意志は、沈黙であらねばならない。自分の内の、偏見の声々を黙らせなければならないし、忘れて、忘れて、沈黙にひたって、完全なるひとつのこだまになる。そうすると、彼の感光板に、景色全体が記されてゆきます。」
ー『セザンヌ』ガスケ著/與謝野文子訳

阿部寛文
1989年、札幌市生まれ。2015年よりベルリンを拠点に制作活動を行う。痕跡が保有する記憶と向き合い絵画を残す。
Instagram @abhrfm
01作家阿部寛文
02素材古紙、鉛筆、アクリル、木片、紙箱
05サイズ作品サイズ:w190×h130×mm、箱サイズ:w280xh230xd25

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