Comme des Garcons | コム・デ・ギャルソン
70年代の東京でファッションデザイナー・川久保玲が設立したファッションブランド、コム・デ・ギャルソン。「少年の持つ冒険心」「男の子のように」を意味するブランドの、既成概念を揺るがす奔放で無邪気な広告作品を多数収録。アートディレクションは井上嗣也。フランス語版。
Vaughan Oliver: Archive | ヴォーン・オリヴァー
イギリスのグラフィックデザイナー、ヴォーン・オリヴァーの作品集。1979年に設立された4ADの専属デザイナーとしてピクシーズなど様々なアーティストのアートワークを手掛け、レーベルのカラーを確立した。本書は、ヴォーン・オリヴァーの手掛けたレコードジャケット、ポスター、関連資料なども豊富に収録。ブックデザインはSpin。
ソビエトの絵本 1920-1930 | ジェームス・フレーザー、島多代
1989年にチューリヒで開催された「ソ連子どもの本」展に出品されたジェームズ・フレーザー・コレクションをもとに、編集を加えた書籍。革命期のロシアおよびソ連では、読み書きのできない民衆や子どもに向けて、多くの画家や詩人たちが制作した絵本。それらをテーマごとに分け、カラー図版に著者、画家、出版年、解説を添えて紹介。
Pritech 今、甦える文字と印刷の歴史 | ミズノプリテック株式会社
ミズノプリンティングミュージアムに所蔵された、古今東西の印刷に関する伝承品を紹介した資料集。文字の誕生から、印刷技術の革命、メディアの多様化など、印刷とコミュニケーションの歴史を多方面からたどる。
Autonomy: The Cover Designs of Anarchy 1961-1970 | Daniel Poyner
英国の作家・思想家、コリン・ワードが1960年代に編集・発行した思想誌「Anarchy」の表紙デザイン集。全118種のグラフィックデザインとともに、アナーキズムの定義、視覚的・政治的な分析などを紹介。 英語表記。
House Jan de Jong: Le Jeu des Marges | ヤン・デ・ヨング
オランダの建築家ヤン・デ・ヨングの自邸を記録した写真資料集。オランダにおけるモダニズム住宅の象徴ともいえる家を、建築写真家キム・ズワルツが自然光を美しく取り入れて撮影している。 英語表記。
Charlotte Perriand: The Modern Life | シャルロット・ペリアン
フランスの建築家でありデザイナー、シャルロット・ペリアンの研究書。ペリアンが手がけた代表的な家具デザイン、建築プロジェクト、そして未公開のスケッチブックを紹介し、彼女の創作プロセスとデザイン史における位置づけに新たな光を当てる。 英語表記。
宮脇綾子 アプリケの世界 布と遊び | 砺波市美術館
砺波市美術館の開館20周年記念、ならびに2017となみチューリップフェア特別展として開催された「宮脇綾子 アプリケの世界展」の図録。家庭を支えながら、端切れや古布を使って草花や野菜などといった身近なものをテーマに数々のアプリケ作品を手掛けた宮脇綾子。 愛溢れる眼差しが感じられるアプリケ作品とともに、日常を絵や文章で綴った「はりえ日記」、自身で縫った着物などを多数収録。全体的に経年並み。
Finn Juhl: Life, Work, World | フィン・ユール
ヤコブセン、ウェグナーとともにデンマーク家具の代表的デザイナーとして知られる建築家、家具デザイナー、フィン・ユールの作品を包括的に紹介する初めてのモノグラフ。豊富な写真とスケッチが多数掲載された一冊。 英語表記。英語表記。
Shigeru Ban | 坂茂
建築家、坂茂の作品集。紙、木、竹、プレハブ、スキンという素材とテーマごとのセクションに分けて様々なプロジェクトを紹介。氏の先駆的な素材試験を記録する技術的な情報も掲載。
Moholy-Nagy and The New Typography: A-Z | モホリ=ナジ・ラースロー
バウハウスで教鞭をとり、前衛芸術家としても活躍したモホリ=ナジ・ラースローのタイポグラフィ集。1929年にベルリンで開催された「Neue Typographie」展で展示された作品をまとめたもの。「タイポグラフィはどこへ向かうのか」というテーマに基づき、タイポグラフィの現在の傾向と将来の方向性を示した図版を解説とともに収録。 英語表記。
Dieter Roth: Balle Balle Knalle | ディーター・ロス
スイスを拠点に活動したグラフィックデザイナーであり、アーティスト、ディーター・ロスの作品集。シュトゥットガルト美術館で開催された展覧会に合わせて出版されたもの。テキストとイメージがいかに密接に結びついていたか、また、彼の文学的な活動と芸術的な活動がいかに相互に影響しあっていたかを示す、重要な糸を探る1冊。 ドイツ語表記。
Tatjana Doll: Drive In | タチヤナ・ドール
ドイツの画家、タチヤナ・ドールの作品集。バスや乗用車、高級スポーツカーなどを描いた人気シリーズを中心に収録。 英語、ドイツ語表記。
詩画集 北國 | 井上靖
小説家であり詩人、井上靖の詩画集。タイトルとなっている『北國』のほか、『さくら散る』『シリア砂漠の少年』『流星』などの25篇の詩を収録。装画は脇田和によるもの。限定1000部発行。
Daiwa Press Viewing Room vol.09 木村友紀
大和プレスのコレクションシリーズの第9弾。今号ではインスタレーション形式の作品を数多く発表しているアーティスト・木村友紀の展示風景を収録した作品集。写真は木村友紀本人とホンマタカシによって撮影されたもの。作品や展示の様子を様々なカットや形で掲載しており、ページをめくるたびに作品が生み出す不思議な世界観に浸ることができる。
(Un) Covered: Miro | Hammons | デイヴィッド・ハモンズ、ジョアン・ミロ
アメリカ人アーティスト、デイヴィッド・ハモンズとスペイン人アーティスト、ジョアン・ミロの作品集。2018年にニューヨークのギャラリーで開催された展覧会に伴い刊行されたもの。一見異なる傾向を持つが、従来の美術や鑑賞の概念を覆すという点が共通する2人のアーティストに焦点を当て、その2つを並行させて作品を見せる。 英語表記。
Donald Judd Spaces: Judd Foundation New York & Texas | ドナルド・ジャッド
アメリカの美術家ドナルド・ジャッドのニューヨークとテキサスにおける生活空間と仕事場を紹介する写真資料集の増補第2版。ジャッドの現存する生活空間と作業空間を構成する建物の内部と外装、土地について詳しく説明するとともに、新たに依頼された写真とアーカイブ写真、作家による5つのエッセイで構成されている。 英語表記。
金堂再建 白鳳の薬師寺金堂いまここに | 深井昌司
写真家であり建設会社経営者であった深井昌司が、奈良・薬師寺金堂の再建工事を記録した写真集。壮麗な金堂の全容、ディテール、職人たちやその道具などをモノクロ写真で収録。特別付録「額装観賞用カラー写真二葉」付属。
Folk Painting on the Northern Dvina | O. V Kruglova
ロシア北西部の北部ドヴィナ地方の伝統的な民俗画を紹介する写真資料集。白樺の樹皮のオブジェ、箪笥などの家具、台所道具、その他の装飾品など、美しいペインティングの施された品々をカラー図版で多数収録。 ロシア語・英語表記。
名物裂 布久路 全3冊揃 | 芸艸堂
茶入や薄茶器、茶碗、挽家などの茶道具類を包む「仕覆(しふく)」を集めた写真資料集。名物裂・古代裂が用いられ、茶人の好みで仕立てられたあらゆる「仕覆」を紹介。貴重な織物の色合いや柄をカラーで収録。
Kazuo Shinohara: The Umbrella House Project | 篠原一男
戦後の住宅建築に大きな影響を与えた建築家、篠原一男の代表的建築「から傘の家」を語る一冊。1961年東京に建てられた「から傘の家」の当時の記録写真や、ドイツへ移築される際の解体や組み立ての写真、設計図や図面とともに、西沢立衛(SANAA)、デイビッド・スチュワートらのテキストを収録。 英語表記。
Palate Palette: Tasty Illustrations from Around the World
世界各国のアーティストやイラストレーターが食材や料理を描いたアートワーク集。個性的で食欲をそそるイラストレーションに加え、作家自身の個人的な逸話、レシピなどを収録。 英語表記。
真鍋博の複眼人間論 | 真鍋博
イラストレーター、真鍋博による評論集。「想像力」「産業」「教育」など、様々な分野に対して鋭い洞察力と自由な発想で複眼的思考を展開する。デザインは著者本人によるもの。
Andreas Gursky: Photographs from 1984 to the Present | アンドレアス・グルスキー
ドイツの写真家、アンドレアス・グルスキーの作品集。街全体の風景、果てしなく広がる地平線、何フロアもあるオフィスビル、巨大な工場の通路、混雑した公共スペースなど大判のカラー写真で広大なパノラマ・シーンを描写した代表的なシリーズを収録。 英語表記。
Wolfgang Tillmans | ヴォルフガング・ティルマンス 写真集
ドイツ出身の写真家、ヴォルフガング・ティルマンスの初期作品集。i-Dマガジンに掲載されたスナップなど、80年代~90年代に撮影された作品を中心に、やや奇妙な印象のリアリズムを漂わせつつもエッジの効いた写真を多数収録。
Robert Ryman: Works On Paper 1957-1964 | ロバート・ライマン
アメリカのミニマリズムを代表する画家、ロバート・ライマンの作品集。半世紀以上に渡って正方形と白色を用いた表現方法で知られているライマンが、様々な素材や技法を試みていた当時20代前半の時の作品を集めたもの。スタイルを確立する前でありながら、当時から変わらないライマンの創作の世界観を垣間見れる一冊。 英語表記。
Oskar Schmidt: The American Series | Matthias Harder
ドイツの写真家、オスカー・シュミットの写真集。ウォーカー・エバンスの写真に残る1930年代の風景をスタジオに忠実に再現し、大判カメラで撮影することで、歴史や視点、土地の気質などを比較・分析する。先駆者たちとの類似性や再現性がどこまであるのか、再現できないことは何なのかといったテーマをも内包している。
Seasonal Abandonment of Imaginary Worlds | Carine Thevenau
オーストラリアのシドニーを拠点に活動する写真家、カリーヌ・テベノーの作品集。日本の地方都市で撮影した、老朽化の進む遊具を被写体にしたシリーズを収録。このシリーズは時間と空間の空白をあらわす「間」の概念を探求したもの。雪景色の中の遊び場の醸し出す空虚さや「間」を、静寂や緊張として解釈している。 英語表記。
POSTALCO ケトルジッパーウォレット シン
ポケットにもすっきりと収まるコンパクトなウォレット。大きく広げることができる3つのポケットには、約10枚のカード、コイン、折りたたんだお札を入れることができ、収納力も十分です。ジオロジーゴートスキン、カーフスキン、ピッグスキンの3種類の革を使用。バリエーションはMoss Greenと、Shade Grayの2種類。
Poster Collection 09: Ralph Schraivogel | ラルフ・シュライフォーゲル
スイスのチューリヒ・ゲシュタルトゥング美術館のコレクションからラルフ・シュライフォーゲルの作品をまとめた「Poster Collection」第9号。シュライフォーゲルのポスター作品、テキストによる解説を収録。 英語、ドイツ語表記。
Japon-Joconde モナリザ100微笑 Makoto Nakamura+Shigeo Fukuda 100部限定 | 中村誠、福田繁雄
グラフィックデザイナーの中村誠と福田繁雄が共同で手掛けた大判ポスター集。1971年にパリで開催された展示に際して100部限定で発行されたもの。ダ・ヴィンチの名作「モナ・リザ」を題材にし、色分解、ソラリゼーション、拡大など様々な印刷技法を組み合わせた実験的な試みを記録している。冊子には計41点の図版と、その工程を掲載。 フランス語・ドイツ語・英語・日本語表記。
1920年代のソビエトのコマーシャルデザイン | ミハイル・アニクスト
1920年代のソビエトの広告デザイン作品集。アレクサンドル・ロトチェンコ、エル・リシツキーから無名の作家たちによるものまで、内戦によって揺れるソビエトで生まれたデザインの数々を収録。
The Collections | 勝山八千代
イラストレーターの勝山八千代による、世界中の16名の架空のキャラクターによる様々なコレクションを描いたイラスト作品集。モノクロでシンプルに描かれたイラストにより、それぞれのコレクションの一点一点が何だか愛おしく思えてくる1冊。新刊書籍。
Bawden, Ravilious and the Artists of Great Bardfield | エドワード・ボーデン、エリック・ラヴィリオス画集
エドワード・ボーデンとエリック・ラヴィリオスをはじめとする英国の画家たちの作品集。1930年代から1970年代にかけて形成された、エセックス州のグレート・バードフィールドにおけるアーティストやデザイナーのコミュニティを、彼らの作品を通して紹介。村と近隣の風景が、独特のスタイルの芸術、デザイン、イラストを育んできたかを紐解く。 英語表記。
Liu Ye: The Book Paintings | リウ・イェ画集
北京を拠点とするアーティスト、リウ・イェの作品集。2013年からスタートしたシリーズを中心に収録。表象絵画として知られる自身の技法を駆使して描かれた本の絵は、本への愛情と好奇心を感じる。90以上の作品を収録。
Dayanita Singh: Museum of Chance | ダヤニータ・シン
インド出身の写真家、ダヤニータ・シンの写真集。外国人が思い描く、"エキゾチック"、"混沌"といったステレオタイプなインドではなく、静謐で詩的、夢と現実を行き来するかのようなインドの姿がモノクロ作品で収められている。
The Portfolios of Ansel Adams | アンセル・アダムス写真集
米国屈指の風景写真家、アンセル・アダムスの作品集。1948年から1976年までに発行されたアダムスの限定版ポートフォリオをペーパーバック版で復刻したもの。雄大な自然を移した記念碑的な風景写真、ポートレート、建築写真などを収録。 英語表記。
武井武雄作品集 III 刊本作品 | 武井武雄
昭和を代表する装丁家でありイラストレーターでもある武井武雄の刊本作品集。1930年代から1970年代にかけて著者が手がけた書籍の数々をカラーで多数掲載。限定700冊。片面印刷仕様。末尾には本箱デザインまで収録。刊本作品詞文抄付。
Graphic Design before Graphic Designers | David Jury
1700年から1914年までの「印刷」から「グラフィック・デザイン」への変遷を、国際的な視野で捉えた資料集。ポスター、カタログ、ラベルなど約850点の印刷物を収録。 英語表記。
頭骨の文化史 | ヘンシェン著、鈴木誠訳
スウェーデンの医学博士、フォルケ・ヘンシェンによる評論。頭蓋骨が、文化や歴史の中でどのような位置を占めているかを医学の辺縁分野から研究し、考察を述べる。翻訳は鈴木誠、高橋穣。装丁は杉浦康平、海保透。
Michael Meredith and Hilary Sample: Houses for Sale
アメリカ人建築家マイケル・メレディスとヒラリー・サンプルによって設立されたニューヨークの建築スタジオ「MOS」による絵本。一家が自分たちにぴったりの家を探して旅に出るものの、どれもしっくりこないので、一緒に家を建てることにする。しかし、追加したり変更するものが常にあり、ついには完璧な家など存在せず、本当に楽しいのは探求そのものなのだと気づく。絵本形式で偉大な建築家たちの特徴や個性を紹介しながら、新しい家を探す家族の旅に読者を誘ってくれる。 英語表記。
第二次 工藝を我らに 第二回展 資生堂が提案する美しい生活のための展覧会 | 資生堂アートハウス
2021年に資生堂アートハウスで開催された展示の図録。「第一次 工藝を我らに」の趣旨を引き継ぎ、第一次メンバーの十四代今泉今右衛門(陶藝)を要に、新たに参加した中條伊穗理(漆藝)、水口咲(漆藝)、三代羽與兵衛(金工)、安達征良(ガラス工藝)ら5名による新作と、アートハウスの収蔵品や古美術、工業製品などを紹介。
Willi Moegle: Die Sachfotografie
ドイツの職業写真家の先駆者、ヴィリー・メーグルの作品集。食器や家具、工業製品を美しいライティングと絶妙な画角で切り取った157点を収録。 英語表記。