Life Work | Edward Weston
写真家、エドワード・ウェストンによる作品集。1909年の初期ヌードから1948年カリフォルニア・ポイントロボスでの風景まで、全キャリアにわたる110点を収録する。未発表作品と代表作を織り交ぜ、ウェストン自身の接触プリントに忠実な実物大で再現。初期のソフトフォーカス・ピクトリアリズムから、メキシコ滞在を経て確立したシャープフォーカスのモダニズムへの移行をたどりながら、貝殻や野菜の静物、ヌード、砂丘、人物ポートレートなど多様な被写体を網羅する。
UNFOLDING | Daniel Libeskind、Cecil Balmond
建築家ダニエル・リベスキンドと構造エンジニア、セシル・バルモンドの作品集。1997年にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された展覧会に合わせて刊行されたもの。同博物館の増築計画をめぐって交わされたスケッチ、トレーシングペーパーへのドローイング、メモ、原稿など多様な形式の資料が、大判のケースに収められている。完成図としての体裁を持たない制作の痕跡を中心に、両者の思考プロセスと設計へのアプローチをたどる。
Donald Judd
2004年にテート・モダンで開催されたドナルド・ジャッド回顧展に合わせて刊行された図録。批評家・画家として出発し、1960年代初頭にギャラリーの床や壁に設置するボックス状の立体作品へと移行。ガルバナイズド・アイアン、スチール、プレキシグラス、合板など工業的素材を用いた彫刻で知られる。鮮やかな漆塗りや色面、研磨された金属の使用は、ミニマリズムへの一般的な解釈と相反するものでもあった。色彩と人工素材の重要性、テキサス州マーファでの恒久インスタレーションも取り上げ、世界各地のコレクションから41点の代表作を収録する。
マーク・ロスコ
抽象表現主義を代表する画家マーク・ロスコの晩年に焦点をあて、その仕事の全貌を多角的に紹介する作品集。2009年に川村記念美術館で開催された展覧会に合わせて刊行されたもので、1949〜1969年に制作された作品図版を収録し、色面が重なり合うロスコ独自の絵画空間の深化を丁寧にたどる構成。貴重な「シーグラム壁画」シリーズをはじめ、生前のロスコを知る評論家へのインタビュー、テート修復部による壁画の化学分析、国内外研究者による論文・評伝など、多彩なテキストが収録され、ロスコの思想的背景や制作工程を一望できる1冊。
Damien Hirst ハードカバー版
2012年にテート・モダンで開催されたダミアン・ハーストの回顧展に合わせて刊行された図録。インスタレーション、絵画、彫刻、ドローイングなど多彩な表現を通じて芸術と科学・大衆文化の境界に挑んできた、約25年にわたる制作活動を網羅。ホルムアルデヒドに漬けたサメ、スポット・ペインティング、薬品棚、ダイヤモンドを散りばめた頭蓋骨まで、代表作を幅広く収録する。アン・ギャラガーによる序文、ニコラス・セロタのインタビュー、複数のキュレーターや批評家による論考を併録。
手のなかの空 奈良原一高 1954-2004
戦後日本を代表する写真家、奈良原一高の50年にわたる活動を総覧する展覧会「手のなかの空」(島根県立美術館ほか開催)の図録。初期の〈人間の大地〉〈王国〉に始まり、〈ヨーロッパ・静止した時間〉〈スペイン・偉大なる午後〉〈ジャパネスク〉〈消滅した時間〉、晩年の〈ヴェネツィア〉〈空/天/円〉まで、主要シリーズを網羅。外界から隔絶された場所や極限状況に生きる人々を通して、「人間の存在」を問い続けた奈良原のまなざしを辿る。写真家本人によるアルバムや関係者の論考も収録し、詩情と哲学に貫かれた奈良原の軌跡を多角的に示している。
Pasaco, 1996 | Luis Corzo
グアテマラ出身の写真家・ルイス・コルソによる作品集。1996年、自身と父がグアテマラで犯罪組織「Los Pasaco」に誘拐された体験を起点に制作。当時の報道資料のほか、事件に関わった人物、場所、物品の記録を収集し、身代金交渉や拷問、1か月にわたる拘束の経緯を丁寧に追う。事件の背景にある暴力、汚職、刑罰制度、犯罪者の更生といった問題へも視野を広げ、個人の記憶と社会の構造的な痛みを重ねるように記録する。
無印の本
無印良品の思想と原点を伝えるアーカイブ。ウール、カシミヤ、木綿といった素材の話から、アーティストが紹介するシンプルなモノ、世界各地のデザインまで視野を広げ、写真とテキストで構成する。無駄を削ぎ落とした機能美と、生活に寄り添うデザインのあり方を具体的に取り上げており、アートディレクションを田中一光が手がけたことで誌面全体にシンプルさと明快さが行き渡っている。
Brazil’s Modern Architecture | Elisabetta Andreoli、Adrian Forty
ブラジルのモダン建築を体系的に紹介する写真資料集。オスカー・ニーマイヤーやルシオ・コスタをはじめ、アフォンソ・エドゥアルド・レイジ、ヴィラノヴァ・アルチガスら評価の高い建築家の仕事を幅広く収録。図面やスケッチ、カラー・モノクロ写真を通して、その造形や構造の多様性を伝える。ブラジリア建設以降に展開した建築の歩みを追うとともに、社会的課題に直面しながらも新しい可能性を模索する現代の動向までを視野に収めている。英語表記。
John Portman
アメリカの建築家、ジョン・C・ポートマン・ジュニアによる作品集。革新的なコンセプトと実践的な都市デザインで国際的に知られ、大規模ホテルや都市開発プロジェクトにおいて、人間の感覚と公共空間の質を高める建築を追求している。エンバーカデロセンター、ピーチツリー・センター、ハイアット・リージェンシー・サンフランシスコなどの主要作品をはじめ、都市環境の創造性と実践を伝える作品群を収めている。
Blow Up 1963-1974 | 田名網敬一
アーティストでグラフィックデザイナーの田名網敬一による1963年から1974年までの作品を収めたアートワーク集。鮮烈な色彩と大胆な造形を特色とし、絵画、版画、グラフィックデザイン、映画など多様なジャンルにわたる表現を網羅している。60年代の実験精神を反映した作品群に加え、木村恒久や宇野亜喜良らによるコメントも収録され、同時代の創作の広がりを描き出している。
Insight | 須藤和也
写真家・須藤和也による作品集。京都・清水寺が手がけるプロジェクト「FEEL KIYOMIZUDERA」から生まれた作品で、開創から約1200年を経た清水寺の現在を四季を通じて記録したもの。朝と夕で表情を変える山々、僧侶たちの日常、儀式や行事の情景、荘厳な堂塔伽藍の姿など、ひとつとして同じ瞬間のない境内の移ろいを丁寧に写し取っている。
片山利弘展 領域を越える造形の世界
2021年に武蔵野美術大学で開催された展示の図録。グラフィックデザインから絵画、彫刻、建築空間での立体表現まで、ジャンルの枠を越えて活躍した片山利弘(1928-2013)の50年以上にわたる創作活動の全貌を収録する。日本、スイス、アメリカと舞台を広げながら展開した多様な作品をカラー図版で掲載するほか、武蔵野美術大学教授・新島実による論考「可変性造形の進化と深化」、作家年譜、主要文献目録も掲載。
Pentagram: The Compendium | David Gibbs
アラン・フレッチャー、コリン・フォーブスらによって設立されたデザイン集団、ペンタグラムを包括的に紹介する作品集。グラフィック、プロダクト、建築、パッケージングなど多岐にわたるプロジェクトをカラー図版で豊富に収録する。各パートナーが自身の専門と関心に基づくセクションを担当しており、デザイン思考のアプローチを論じる前半、方法論と思想の多様性を各自が執筆するエッセイパート、そして組織構造や独自の働き方を紹介する最終章と、段階的な読み進め方ができる。
Global Vision: United Colors of Benetton
イタリア発のアパレルブランド「ベネトン」の広告を集めたアートワーク集。ブランドの象徴ともいえる鮮やかな色彩感覚を軸に、多様性や国際性といった価値観を視覚的に提示するデザインを大判カラーで多数掲載している。社会性とファッション性を兼ね備えた広告表現は、1990年代を中心に世界的な注目を集め、ベネトンのビジュアル戦略を語る上で欠かせないものとなった。広告史における一時代を示す資料としても価値の高い一冊。
道具曼陀羅 | 村松貞次郎、岡本茂男
建築史家・村松貞次郎と写真家・岡本茂男によって編まれた、日本の職人道具に関する資料集。鍛冶、木工、漆、染織など、手仕事の現場で使われてきた多様な道具を、美しい写真とともに紹介。職人の技と精神が刻まれた形や使い込みの痕跡を通して、「用の美」としての造形の魅力を浮かび上がらせる。日常の中に息づく日本の美意識と、ものづくりの精神を伝えている。
続々・道具曼陀羅 | 村松貞次郎、岡本茂男
建築史家・村松貞次郎と写真家・岡本茂男による写真資料集。『道具曼陀羅』シリーズの第3巻にあたる。釘、鎌、刷毛など、日本の職人が長年手にしてきた道具の数々をカラーとモノクロの写真で収録。使い手の技と暮らしが染み込んだものとして道具をとらえ、ひとつひとつの造形・機能・来歴を丹念に記録。民具や工具をめぐる建築史・民俗学的な考察も交えながら、日本のものづくり文化の奥行きを視覚的に辿る。
Phenomenon Marimekko | マリメッコ
フィンランドを代表するテキスタイル・ブランド、マリメッコの軌跡を辿る大型アーカイブ。1951年の創業から1980年代までの歩みを、ファブリックやアパレル、インテリア用品など多岐にわたる製品群とともに振り返る。当時の写真、広告、ポスター、雑誌誌面など多彩なビジュアル資料を軸に、ブランドが時代ごとにいかなるデザインを打ち出してきたかを具体的に追うことができる。マイヤ・イソラ、アンニカ・リマラ、石本藤雄ら専属デザイナーのプロフィールと代表作も収録。
Vasarely I | Victor Vasarely
オプ・アートの先駆者、ヴィクトル・ヴァザルリによる作品集。色と線のみによって動きや奥行きを生み出した光学的絵画を多数収録した、全集『Grande Monographie Vasarely』の第1巻。マルセル・ジョレイ監修のシリーズ『Arts plastiques du XXe siècle』の一冊として刊行された。本書のデザインとレイアウトはヴァザルリ自身が手がけており、書物そのものがひとつの作品となっている。
包 日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン
2011年に目黒区美術館で開催された展覧会図録の新装再編集版。アートディレクター・岡秀行が長年にわたり収集してきた、日本各地の伝統的なパッケージを紹介。竹や稲わら、麻ひも、紙、陶器など、自然素材を用いた包装に宿る造形の美と機能の知恵を通して、日本人の生活文化と美意識を探る。新版では、デザイン史家・佐賀一郎による「岡秀行論」を増補し、資料的価値とともに岡の思想的背景にも光を当てている。
Paul Cox Box | ポール・コックス
フランスを中心に幅広いジャンルで活躍するアーティスト、ポール・コックスのアートブック。2021年に板橋区立美術館、イルフ童画館で開催された「つくる・つながる・ポール・コックス展」をそのまま持ち帰ることをコンセプトに制作されたもの。ポスター、小冊子におさめられたテキスト、ゲーム、写真、作品集、ポールによる手描きのプレゼントなど豊富な図版を収録。
一枚皮だからな、我々は。 | 北田瑞絵
写真家・北田瑞絵による作品集。同世代の女性たち、生まれ育った和歌山の自然、愛犬や家族との日常を、みずみずしい感性で掬い上げた写真を収録。日常の時間や命との向き合い、性から生へ、個人から命全体への視点へと表現が展開する。山積みのみかん、横たわった妊婦の姿、散歩中の犬、抱擁する男女など、多様な光景を通して日常のなかに潜む命の存在をとらえた作品を収録する。
BRITONS | Neal Slavin
アメリカの写真家、ニール・スレイヴィンによる作品集。20×24インチの大型ポラロイドカメラを携え、イギリス各地でグループ・ポートレートを撮影。ダンサー、炭鉱夫、ブラスバンド、ボクサー、看護師、修道女、スヌーカー選手、マジシャンなど、社会のあらゆる層にわたる集団を整然と配置した構図で収める。均整の取れた画面のなかにわずかな違和感をはらみ、イギリス社会の慣習と共同体のあり方を群像として浮かび上がらせる。
Fruhe Aquarelle | Joseph Beuys
ドイツの現代芸術家、ヨーゼフ・ボイスの初期水彩作品集。1940年代後半から1950年代初頭、戦後まもない時期に制作された作品に焦点を当て、淡い色彩のにじみや細い線で描かれた人物像、動物、植物、抽象的なモチーフを収録。自由な筆致と構成のうちに、後年の思想と表現へとつながる造形意識の萌芽がうかがえる。大規模なインスタレーションや社会的な活動で知られるボイスの、絵画表現における出発点をたどる。
This Rimy River: Vaughn Oliver and Graphic Works 1988-94
グラフィックデザイナー、ヴォーン・オリバーとデザインスタジオV23の展示カタログ。1994年にロサンゼルスのパシフィックデザインセンターで開催された展覧会に際して制作されたもの。ポスト・パンク以降の音楽シーンを背景に、タイポグラフィと印刷表現の可能性を追求した作品を収録する。印刷プロセス自体をデザインの一要素とした高品質な造本でも知られる。協働者やクライアントによるV23との制作体験を綴ったテキストを併録。
けだらけ | ミロコマチコ
画家・絵本作家ミロコマチコによる自選画集。チャボ、ビッグホーン、ラマ、マンドリル、イリオモテヤマネコなど、多様な動物たちをカラーで収録している。力強い線と大胆な色彩によって描かれたいきものたちは、画面から躍り出るかのような存在感を放つ。観察と想像が交差する描写を通して、生命の勢いと作者ならではの感覚が直截に伝わる。
田中一光とデザインの前後左右
21_21 DESIGN SIGHTで2012年に開催された展覧会の図録。戦後日本を代表するグラフィックデザイナー、田中一光の軌跡をたどる。琳派や浮世絵、伝統芸能などを現代のヴィジュアル表現に昇華させた独自のアプローチを、書体・タイポグラフィ・グラフィックデザイン・ブックデザインなど多岐にわたる作品群を通して辿る。豊富なカラー図版に加え、各分野の論者による充実したテキストも収録。
I DID | 長場雄
イラストレーター・長場雄による作品集。2014年に雑誌『POPEYE』の表紙に抜擢されて以降、国内外で広く支持を集めてきた長場雄の作品約800点を収録。細く軽やかな描線と余白を活かした画面に人物や日常の情景が並ぶ。マガジンハウス、BEAMS、東京メトロなど国内外の多様なクライアントワークも収録しており、イラストレーターとしての仕事の幅も見渡せる。
アイデア No.327 現代中国の書籍設計
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.327(2008年3月号)。特集は「現代中国の書籍設計」。経済発展とグローバル化が進む中国において、伝統的な造本構造を現代の書物へ応用しながら独自の発展を見せるブックデザインの動向を紹介する。現代中国のブックデザイナー13名の作品を掲載するほか、杉浦康平と呂敬人の対談、中国におけるタイポグラフィの歴史的展開に関する研究などを収録。
アイデア No.355 浅葉克己の記 | 誠文堂新光社
アイデア No.355 浅葉克己の記/アイデアNo.355 2012年11月号。数多くの広告やポスターなどのアートディレクションを手がけてきた浅葉克己特集。幼少期から広告黄金時代、そして文字研究時代などを氏の作品とともに辿る他、糸井重里のインタビューや、林真理子、三宅一生、細谷巖らによる寄稿文なども併せて掲載。
アイデア No.302 | スカンジナビアのグラフィックデザイン/Visualogue
グラフィックデザイン誌『アイデア』No.302(2004年1月号)は、「スカンジナビアのグラフィックデザイン」と「Visualogue(世界グラフィックデザイン会議)」の2大特集。前半では、北欧デザインの歴史的背景や地域性に着目し、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド各国の潮流を紹介。後半では、2003年に名古屋で開催された世界グラフィックデザイン会議の模様やディスカッションを収録。
東急ハンズの本
東急ハンズの店づくりの歩みをまとめた資料集。流通の素人集団として出発し、パーツ・ツール・バリエーション、プロの道具や珍しいモノを積極的に取り入れながら、消費者に新しい発見をもたらす売場を作り上げてきた背景と着眼点を読み解く。商品ひとつひとつの選定の工夫から、棚づくりの発想まで、東急ハンズ独自の世界観と理念が具体的に記されている。赤瀬川原平、菊地信義、やまもと寛斎らによるテキスト冊子付属。
Design : the world of Minale Tattersfield
1964年にロンドンで設立されたデザイン会社、ミナレ・タターズフィールドの作品集。ウィット、シンプルさ、知性によってアイデアを伝えることを信条とし、25年以上にわたって活動してきた同社の仕事を収録する。クライアントの課題を的確に定義し、驚くほど明快な解決策を導き出すというアプローチを一貫してきたデザインの数々を、グラフィック、コーポレートアイデンティティ、パッケージングなど幅広い領域にわたって収録。
国宝 土偶展
2009年から2010年に東京国立博物館で開催された特別展「国宝 土偶展」の公式図録。国宝3点をはじめ、重要文化財23点、重要美術品2点を含む全67点の土偶を収録し、「土偶のかたち」「土偶芸術のきわみ」「土偶の仲間たち」という3つの章立てで構成される。縄文人の祈りと造形感覚が結晶した多様なフォルムを、精緻なカラー写真と解説で紹介。考古資料としての価値を超え、美術作品としての魅力を再発見させる内容となっている。
Exit | 金玖美
広告や雑誌などの分野でも活躍する写真家、金玖美による写真集。イギリスのEU離脱の日に刊行された本書は、2004年に渡英してから15年にわたり、イギリスで生きる人々の姿や日常の風景を撮り続けた金による視点で切り取られており、様々なジェンダーやルーツを持つ人々が共生してきた社会が混沌としていくことへの憂慮をあらわしている。
マリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル
巡回展「マリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル」の公式図録。フィンランドを代表するデザインブランド・マリメッコの60年にわたる歩みを、ファブリック、ヴィンテージドレス、スケッチなどの豊富な資料とともに紹介している。自然や伝統的モチーフに着想を得ながら、大胆でカラフル、抽象的なパターンを生み出したデザイナーたちの創造の軌跡を辿る構成。デザインと暮らしの関係を再発見させる一冊となっている。
みんなのレオ・レオーニ展
2018年より全国を巡回した展覧会の図録。オランダ生まれのグラフィックデザイナーであり絵本作家でもあるレオ・レオーニ(1910-1999)の作品を多数カラーで収録。『スイミー』『フレデリック』『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を問う物語を水彩・油彩・コラージュで描いた絵本イラストレーションを中心に、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻まで幅広く紹介する。
D&D SCAN 葛西薫の仕事と周辺
日本を代表するアートディレクター、葛西薫の仕事を体系的にまとめた作品集。「サントリー烏龍茶」「西武百貨店」などの広告をはじめ、ブックデザインや展覧会ポスターなど、多岐にわたる仕事を7章構成で紹介する。絵コンテやスケッチ、制作過程の資料を通して、葛西の思考と造形感覚を探る。
HQ: High Quality No.30
ハイデルベルグ印刷機械が1985年から1997年にかけて刊行した『HQ High Quality』の第30号。デザイン、印刷、印刷物をテーマに全39冊が刊行された専門誌で、国際的なデザイナーをエッセイ、レポート、革新的なレイアウトで紹介している。本号の特集テーマは「実現されなかったデザイン案」。世界各国56人のデザイナーによる、完成に至らなかった計画や試作図、スケッチなどを収録。既成の枠を超えた自由な発想や、時代を先取りした試みなど、実現されなかったからこそ見えてくる創造の可能性を探る。英語冊子付属。
HQ: High Quality No.28
ハイデルベルグ印刷機械が1985年から1997年にかけて刊行した『HQ High Quality』の第28号。デザイン、印刷、印刷物をテーマに全39冊が刊行された専門誌で、国際的なデザイナーをエッセイ、レポート、革新的なレイアウトで紹介している。本号の特集テーマは「残されたもの(Reste)」。工場跡地やゴミ処理場、放置された住居、歴史的遺物やミイラなど、多様な“残骸”を取り上げ、人間の営みが刻んだ時間の痕跡を追う。英語冊子付属。
HQ: High Quality No.27
ハイデルベルグ印刷機械が1985年から1997年にかけて刊行した『HQ High Quality』の第27号。デザイン、印刷、印刷物をテーマに全39冊が刊行された専門誌で、国際的なデザイナーをエッセイ、レポート、革新的なレイアウトで紹介している。本号の特集テーマは「上と下(Above Below)」。アルミル・マヴィニエ、ユー・ビンナン、ヘンリー・ウルフらデザイナーのほか、ヴォルフ・ヴォンドラチェック、ダニイル・ハルムス、H・C・アンデルセンらの寄稿も収録。
HQ: High Quality No.26
ハイデルベルグ印刷機械が1985年から1997年にかけて刊行した『HQ High Quality』の第26号。デザイン、印刷、印刷物をテーマに全39冊が刊行された専門誌で、国際的なデザイナーをエッセイ、レポート、革新的なレイアウトで紹介している。本号の特集テーマは「言葉がかたちになる瞬間」。トム・エッカースリーやルーディ・バウアーらデザイナーの仕事を通して、言葉とイメージ、抽象と具体の関係を探る。記号としての文字が現実と結びつく契機を読み解き、デザインにおける言語の役割を再考させる内容となっている。英語冊子付属。
HQ: High Quality No.25
ハイデルベルグ印刷機械が1985年から1997年にかけて刊行した『HQ High Quality』の第25号。デザイン、印刷、印刷物をテーマに全39冊が刊行された専門誌で、国際的なデザイナーをエッセイ、レポート、革新的なレイアウトで紹介している。本号の特集テーマは「ペア」。木や道具、日用品、人など身近な対象を二つずつ取り上げ、その配置や関係性から生まれる意味の差異を具体的に検証する。並置によって立ち現れる認識の偏りや価値観の癖に目を向け、世界を対として捉える視点の広がりを伝えている。英語冊子付属。