Tokyo TDC vol.19 The Best in International Typography & Design | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、2008年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、デザイナーのボリス・シュヴェージンガーよる特集記事を収録。グランプリは服部一成。装丁は大日本タイポ組合。
Tokyo TDC vol.21 The Best in International Typography & Design | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、2010年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、ブックデザイナーの祖父江慎や受賞者らによるイベントレポートの記事を収録。グランプリはホワイ・ノット・アソシエイツ。アートディレクションは祖父江慎。
英字スタイル | 佐藤敬之輔
書体デザイナー・佐藤敬之輔による英字タイポグラフィデザイン集。セリフ(アルファベットの末尾にある飾り)・サンセリフ(飾りなし)や、フリーハンドの書体を掲載しているほか、文字の幅とスペースなどの字配り、書体の複数配合や各書体の性質などについても解説した、英字タイポグラフィの入門書。
片岡敏郎スモカ広告全集 | マドラ出版
戦前に活躍したコピーライター、片岡敏郎の広告作品集。1925年から1941年の間に新聞紙上で発表された「スモカ歯磨」の広告1155点を収録。装丁は広告批評の主宰者、天野祐吉。
ブルーノ・ムナーリ展 しごとに関係ある人 出入りおことわり
ブルーノ・ムナーリ生誕100周年を記念した展示の図録。「枠を越える」「日常を詩的にする」「時による完成」など、手がけてきた仕事をテーマ別に紹介し、個々の創造性を高めることに情熱を燃やしたムナーリの魅力を再発見できる一冊。
Idea Archive 原研哉のデザイン | 誠文堂新光社
アイデアNo.306/2004年9月号、日本を代表するデザイナー・原研哉特集のアーカイブ版。原のデザインの特徴である「白」をキーワードに、松屋銀座、無印良品、オリンピックなどで制作されたデザインを改めて見つめ直す。原自身のロングインタビューを掲載しているほか、原田宗典、ナガオカケンメイらも寄稿。
サイ・トゥオンブリー 紙の作品、50年の軌跡 | 原美術館
2015年に原美術館で開催された展覧会「サイ・トゥオンブリー 紙の作品、50年の軌跡」展の図録。エルミタージュ美術館で2003年に開催された展覧会を再構成したもので、本書は1953年から2002年までのおよそ50年の間に制作されたドローイング作品をカラー図版で84点収録。
Erwin Wurm: Wear Me Out | エルヴィン・ヴルム
彫刻、写真、インスタレーションなど、伝統的な形態にとらわれない作品で知られるオーストリアの現代アーティスト、エルヴィン・ヴルムの作品集。2011年にベルギーのミドルハイム美術館で開催された展覧会「Wear Me Out」に際して刊行されたもので、家具、ドローイング、野外彫刻、そしてベルギーの先進的ファッションデザイナー、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクとのコラボレーションから生まれた衣服を収録。 英語表記。
Leendert Blok: Silent Beauties | レーンデルト・ブローク
1920年代初頭からカラー写真とパノラマフォーマットを試みたオランダの写真家、レーンデルト・ブロークの作品集。ブロークがオートクロームで撮影した、チューリップ、スイセン、ダリア、ヒヤシンス、アイリス、グラジオラスなどの花のポートレートを収録。ミニマルな演出と僅かな光の調整により、花たちは鮮やかな色を浮かび上がらせ、時間を超越した植物の世界を想起させる。 フランス語表記。
Joel Meyerowitz: Bay / Sky | ジョエル・マイヤーウィッツ写真集
ニュー・カラー派を代表する写真家の1人、ジョエル・マイヤーウィッツの作品集。1980年代から1990年代にかけて湾岸の水平線を撮影した、美しいカラー写真を多数収録。
Francesco Bonami and Juergen Teller: 50 Times Bonami and Obrist by Teller | フランチェスコ・ボナミ、ユルゲン・テラー
美術キュレーターのフランチェスコ・ボナミが描いたポートレートを、写真家のユルゲン・テラーが撮影した作品集。同じくキュレーターであるハンス=ウルリッヒ・オブリストの50歳の誕生日のお祝いに50人のアーティストに50通りのポートレートを書いてもらう予定だったが、野心的すぎたためボナミが全て自分で描くことに。エドワード・ホッパーやアイ・ウェイウェイなど、様々なアーティストの要素を取り入れたユーモラスで愛らしいポートレートの油絵を50枚制作した。このポートレートを展示した展覧会に招待されたテラーがそれぞれの作品の前でボナミとオブリストを撮影。左ページにテラーによる写真、右ページにボナミの絵が掲載されており、今までにないユーモアたっぷりのポートレート集となっている。 英語表記。
Alfredo Volpi: Between the Modern and the Popular | アルフレード・ヴォルピ
20世紀ブラジルのモダニズム運動を代表する画家のひとり、アルフレード・ヴォルピの作品集。ブラジルの植民地時代や大衆文化、宗教的テーマや幾何学的な抽象表現などを描いた作品を紹介している。またブラジルとアメリカの専門家による7つの書き下ろしテキスト、画家へのインタビューを作品とともに収録。 英語表記。
Henri Cartier-Bresson、Paul Strand: Mexique | アンリ・カルティエ=ブレッソン、ポール・ストランド
フランスの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンとアメリカの写真家で映画監督のポール・ストランドの作品集。偶然にも同じ時期にメキシコを訪れた2人の写真家による作品を一冊にまとめたもので、現地の人々の姿や街の風景をそれぞれ独自の視点と構図で切り取っている。 フランス語表記。
手のなかの空 奈良原一高 1954-2004 | 島根県立美術館
島根県立美術館で開催された「手のなかの空 奈良原一高 1954-2004」展図録。戦後日本を代表する写真家のひとり、奈良原一高の写真シリーズ「人間の大地」「王国」「ヨーロッパ・静止した時間」「スペイン・偉大なる午後」「ジャパネスク」「消滅した時間」「ヴェネツィア」「空/天/円」を編纂した内容。そのほか奈良原一高自身の写真アルバムなども併せて収録。
Vittorio Mortarotti and Anush Hamzehian: L’Isola | Skinnerboox
写真家のヴィットリオ・モルタロッティと映像作家のアヌシュ・ハムゼヒアンによる与那国島のドゥナン語について調査した写真資料集。ユネスコによると現在世界では3000の言語が絶滅の危機に瀕しているとされており、与那国島で話されてきたドゥナン語もそのひとつである。言語の消滅はその土地に根付いてきた植物や動物、病気、宗教などに関する正確な知識が失われることであり、言語や知識のみならず、世界や概念に対するビジョンも永遠に消えてしまうことをも意味しており、本書は消えゆく島の風景や文化、営みなど、最後の姿を記録したものである。 英語表記。
Ralph Gibson: L’Histoire De France | ラルフ・ギブソン
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンの写真集。白と黒の陰影が特徴的なモノクロ写真で知られるギブソンによる初のカラー写真集であり、人物や静物、建築などを独特の構図で捉えた写真の数々を大型図版で多数収録。日常と幻想が入り混じった、まるで1本の映画のような一冊。序文はフランスの小説家、マルグリット・デュラス。 英語表記。
In-between 7 松江泰治 イギリス、スロバキア
13人の写真家がEU全国を撮りおろした写真集「In-between」シリーズ、第7巻。松江泰治がイギリスとスロバキアを訪れ、上空から撮影したランドスケープを多数収録。高く広い、俯瞰の視点から街のディテールを隅々まで捉える、氏の初となるカラー写真集。シリーズの装丁は中島英樹。
Between Me & the Us | 濱田紘輔
東京を拠点に活動する写真家、濱田紘輔の作品集。2016年から2018年にアメリカで撮影されたもの。ガソリンスタンド、路上ミュージシャン、ダイナーと、様々な場所で出会い言葉を交わした人々の姿、濱田紘輔が捉えたアメリカを写し出す。
David Hockney’s Dog Days | デイヴィッド・ホックニー
David Hockney's Dog Days/20世紀を代表するイギリスの画家、デイヴィッド・ホックニーの作品集。相棒である2匹の犬、Stanley とBoodgieの愛くるしい姿を描いたペインティング、およびドローイング作品を多数収録。
躍動する魂のきらめき 日本の表現主義 | 栃木県立美術館、名古屋市立美術館 他
2009年に栃木県立美術館、名古屋市立美術館などを巡回した「躍動する魂のきらめき 日本の表現主義」の展覧会図録。1910年から1920年代後半に発生した表現主義的動向を、西欧の美術概念の需要や模倣としてではなく、日本固有の表現として捉える。黒田清輝、恩地孝四郎、村山知義、長谷川潔らの作品を収録。
Rodrigo Valenzuela: Journeyman | Matthew Schum
チリ出身のアーティスト、ロドリゴ・ヴァレンスエラの作品集。ドキュメンタリーとフィクションという相反する伝統に根ざした写真、映像、インスタレーションの作品など、ヴァレンスエラの代表的な作品を包括的に収録。 英語表記。
金山明 カタログ・レゾネ | Galleria Col
戦後の美術史において重要な位置を占める前衛的な美術集団「具体美術協会」の主要メンバーである金山明のカタログ・レゾネ。1949年の初期の絵画作品から2004年の作品に至るまで、見開きに作品とタイトルがひとつずつ掲載されており、シンプルな構成が美しい一冊。
Arranging Flower Arranging | Andrea Salerno、Yeliz Secerli
イタリア人デザイナー、アンドレア・サレルノと、トルコ人デザイナー、イエリズ・シェケルリによる作品集。2018年に、1966年発行の家庭用生花の参考資料「FLOWER ARRANGING」に偶然出会ったアンドレア・サレルノ。本書はイエリズ・シェケルリとともに、「FLOWER ARRANGING」のシークエンスを再アレンジしたもの。 新刊書籍。
アンドリュー・ワイエス展
アメリカの画家、アンドリュー・ワイエスの展示図録。1995年に愛知県美術館やBunkamura ザ・ミュージアムなどを巡回したペインティング作品をカラーで多数掲載。作品ごとに作者の解説も掲載。
Sarah Illenberger | サラ・イレンベルガー
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、サラ・イレンベルガーの作品集。紙、食べ物、木材、植物、金属といった身の回りにある素材や日用品を組み合わせて作られたユニークでコンセプチュアルな作品を多数収録。「Time Magazine」や「Nike」による依頼で制作された作品から個人的なプロジェクトまで、イレンベルガーの創造の足跡を幅広く紹介した一冊。 英語表記。
駒井哲郎作品展 福原コレクション 生誕90周年 闇と光のあわいに | 資生堂
2010年に資生堂ギャラリー、資生堂アートハウス両館で開催された展示のカタログ。版画家・駒井哲郎の1930年代から1970年代にかけての作品を紹介。木版、水彩、銅版画ほか、色彩版画などの図版、解説を収録。
駒井哲郎 1920-1976 | 世田谷美術館、町田市立国際版画美術館
2011年から2012年にかけて開催された「駒井哲郎 1920-1976」展の図録。版画家、駒井哲郎の初期作品から、フランスから帰国後に取り組んだ「樹木」シリーズ、安東次男との共作、そして舌癌の診断を受けた画家の心象風景ともいえる「日本の四季」シリーズなど、見るものを心地よい空想の世界へと誘う作品の数々を多数収録。装丁は桑畑吉伸。
窓展 窓をめぐるアートと建築の旅 | 東京国立近代美術館 ほか
2019年から2020年にかけて東京国立近代美術館ほかで開催された展覧会「窓展 窓をめぐるアートと建築の旅」の図録。20世紀美術の巨匠から、現代美術家、建築家の作品まで、様々なジャンルのアーティストによる窓にまつわる作品115点を豊富な図版とともに紹介。
フランチェスコ・クレメンテ展 浮遊する身体・夢想する自我 | セゾン美術館
1994年にセゾン美術館で開催された、イタリアの画家フランチェスコ・クレメンテの展示図録。人間あるいは人体を題材にした水彩、油彩、彫刻などをカラーで多数収録。
喰譜 Jiki-fu | 緒方慎一郎
SIMPLICITY代表・緒方慎一郎が食の芸術(フードアート)を表現した一冊。虎河豚、猪、薇、鴨、白子筍、稚鮎、毛蟹...。日本各地の伝統と、自身のデザイン理念をもとに「食」に取り組んできた緒方氏が、伝統的な食材を再解釈し、料理と器がひとつになることで、和食の新しい美学を提言する。
アイヌの民具 | 萱野茂
アイヌ民族の使用していた生活道具を編纂した資料集。用途ごとに道具の写真と図面、解説を収録。木工や染織の素材から祭り、葬式の儀式道具まで多様な民具に、アイヌ民族ならではの紋様も散りばめられている。
日本の紙 全2冊揃 | 毎日新聞社
毎日新聞社が出版した和紙の資料集。厳選した生漉紙64点と加工和紙86点、計150点の標本紙を貼り付けて紹介した「標本紙編」と、和紙の歴史や詳細な解説を収録した「解説編」の2冊組み。日本の生活文化を支えてきた和紙の歩みを詳しく知ることができる。
New Nordic Houses | Dominic Bradbury
北欧諸国における建築写真集。田園のキャビン、海岸の隠れ家、タウンハウス、カントリーハウスの4つの章に分け、第一線で活躍する建築家の作品を幅広く紹介。厳しい自然の中で暮らすための解決策とともに、あらゆる住宅設計に応用できる資料としても活用できる一冊。 英語表記。
John Pawson: Themes and Projects | ジョン・ポーソン
英国出身の建築家、ジョン・ポーソンの作品集。建築とデザインにおけるミニマルな美学を提唱するポーソンによる6つのプロジェクトを紹介するとともに、光、質量、構造がどのように建築に影響を与えるのか、ポーソンが創りあげる空間について探求する一冊。 英語表記。
スリップウェア 英国から日本へ受け継がれた民藝のうつわ | 誠文堂新光社
ヨーロッパを中心に古くから作られてきた泥状の化粧土(スリップ)で装飾して焼き上げた陶器「スリップウェア」。本書はスリップウェアについて幅広く取り上げた写真資料集であり、全国の民藝館、美術館の貴重なスリップウェアの古作およそ150点のほか、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎らのスリップウェア作品を掲載。そのほか、詳しい制作技法の解説から、イギリスと日本の工房を訪れた際の記録なども収録。
バウハウス・デッサウ展 | 島津京、細谷誠、河野朋子、遠藤加奈子
2008年から2009年にかけて開催された「バウハウス・デッサウ展」の図録。ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を変えて展開されたバウハウス。その中でも創設者であるヴァルター・グロピウスの理想がより具体化されたと言われるデッサウ期に焦点を当て、教師陣らの教育成果である学生の作品や、工房製品、絵画、写真に至るまで幅広くその活動を紹介する。
塩田コレクション 暮らしに息づく魯山人の世界 | 世田谷美術館
2014年に世田谷美術館で開催された展覧会の際に刊行された図録。日本を代表する芸術家、北大路魯山人と親交の深かった塩田岩治のコレクションである書、陶芸、絵画作品など、およそ160点を掲載。
The Tile Book | Terry Bloxham
世界各地のセラミックタイルの歴史やデザインを紹介する写真資料集。複雑な幾何学模様のイスラム様式から具象的な17世紀のデルフト陶器まで、様々な形、大きさ、色、デザインが存在し、最も多種多様な陶磁器のひとつであるセラミックタイル。本書は13世紀から21世紀に至るまで、様々なデザインのセラミックタイルを豊富な図版資料、解説とともに紹介。 英語表記。
I Maestri Gerrit T. Rietveld | ヘリット・リートフェルト
イタリアのインテリアブランド、カッシーナ社が発行している家具カタログ。特集はオランダ人建築家ヘーリット・リートフェルト。 近代建築の巨匠たちの家具を現代に蘇らせ、生産販売を手がけている「イ・マエストリ・コレクション」のひとつで、本カタログではリートフェルトが手がけた椅子の数々を掲載。 イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語表記。
現代の家具シリーズ5 ミースの家具とデザイン | ワーナー・ブレイザー
「現代の家具シリーズ」の第5巻。ドイツの近代建築を代表する一人、ミース・ファン・デル・ローエの家具をまとめたもの。代表的な作品バロセロナチェアや、木製のテーブルと椅子、建築を含む家具デザインを収録。豊富な図版、解説を掲載。
The Yves Saint Laurent - Pierre Berge Collection: The Sale of the Century
2009年にオークションにかけられたピエール・ベルジェとイヴ・サンローランのアートコレクションをまとめたビジュアルブック。近代絵画、バロック様式のブロンズ像、アンティークの銀食器、彫像、カメオ、鉱物など、世界最大級のプライベートコレクションから選りすぐった100点を収録。巻末にはクリスティーズの協力のもと、写真と推定価格、最終落札価格を掲載。 英語表記。
A House Is Not a Home | Bruce Weber ブルース・ウェーバー写真集
米国の写真家、ブルース・ウェーバーの作品集。世界中のアーティストやデザイナーを訪ね、インテリアとエクステリアを観察し家やアトリエがいかにその人の個性を映し出しているかを紹介したもの。サイ・トゥオンブリー、ジョージア・オキーフ、ルイス・バラガンらが登場。 英語表記。