ミロ展 バルセロナの美の天才 | 著者名
1991年に開催された「ミロ展 バルセロナの美の天才」の図録。ミロを支え、20世紀美術で重要な役割を果たした画商、エメ・マーグとの出会いを中心に、ペインティングや立体作品などを収録。巻末にはミロがエメ・マーグに宛てた手紙も掲載。
ジャン・コクトー展 1993
ジャン・コクトー展 1993/詩、散文、演劇、映画、バレエ、音楽、評論、美術と遍く才能を発揮したジャン・コクトーの展示図録。東名阪の百貨店を巡回した同名展示で披露した演劇、ドローイング、ペインティングの図版のほか、金属加工作品もカラーで多数収録。
Ettore Sottsass | エットレ・ソットサス
イタリアのポストモダンを代表するデザイナーであり建築家、エットレ・ソットサスのビジュアル資料集。1940年代から2000年代までのソットサスの全キャリアを網羅。膨大なアーカイブから、スケッチ、図面、建築プロジェクト、プロダクトデザイン、ジュエリー、彫刻、グラフィックなどといった作品を幅広く紹介している。 英語表記。
布 うつくしき日本の手仕事 | 横浜市歴史博物館
2021年に横浜市歴史博物館にて開催された展示の図録。ひと針ひと針ていねいに刺繍が施された紋様、貴重な布を何度も継ぎ当てをした襤褸、それぞれの地域と歴史の中で育まれてきた「布」の文化と、うつくしい「手仕事」を紹介する。
Tools for Food: The Objects that Influence How and What We Eat | Corinne Mynatt
キッチンアイテムの歴史を探求するビジュアルブック。各セクションは、保存、切断、挽く、絞る、混ぜるなどの機能別に分けられ、キッチンツールがどのように進化してきたかが語られている。それぞれの画像には道具の起源や、文化と料理の関係についての解説も添えられている。 英語表記。
Subsequence Magazine vol.5
「Arts & Crafts for the Age of Eclectic(=”折衷”時代のアーツ&クラフト)」をテーマに、世代、性別、人種、国籍などにとらわれることなく、世界中の工芸と文化にまつわるトピックを幅広く掘り下げる実験的なプロジェクトとして制作されるマガジン、「Subsequence(サブシークエンス)」の第5号。テーマは「Body Presence(ボディ・プレゼンス/身体性)」。移動が制限され、日常のあらゆる行動がオンラインやリモートによって簡易に済まされがちになった今、改めて「実際に体で感じること」の大切さについて掘り下げる。大充実のテキストと美しく豊富なヴィジュアルで、世界各地の素晴らしいアート&クラフト、カルチャーを掲載。新刊書籍。
Japanese Detail: Traditional Table And Kitchen Ware | Sadao Hibi
日本の食にまつわる伝統的な陶器や料理道具、うつわなどを集めた写真資料集。皿や茶器、重箱など分野ごとに分け、色や形に注目しながら幅広く紹介している。 英語表記。
Avant-Garde as Method : Vkhutemas and the Pedagogy of Space, 1920-1930 | ヴフテマス
1920年代にモスクワで設立され美術教育を担った芸術工芸学校、ヴフテマスのビジュアル資料集。探求的なアプローチをとり、学生と教育者の間の継続的なフィードバックを試みたヴフテマスの教育プログラムを多数の図版とともに紹介。建築家であり歴史家でもあるアンナ・ボコフがソ連の美術・技術教育の本質を探る。 英語表記。
粟津潔 造型思考ノート | 粟津潔
グラフィックデザイナー・粟津潔のデザイン解説書。白い紙、指紋、活字、書、亀、阿部定、映像論、分割……これら書物への観相を通して、作品誕生の瞬間を書き綴った造型思考ノート。
和書ルネサンス 江戸・明治初期の本にみる伝統と革新 | 印刷博物館
2021年に印刷博物館で開催された展示の図録。江戸時代に爆発的に増加した写本と木版の整版本に焦点を絞ったもの。『源氏物語』のような古典文学から、華やかな版画が添えられ庶民の間で大流行した文学書や実用書などを一挙に紹介。
数寄屋 | 伊藤ていじ、二川幸夫、田中一光
伊藤ていじ、二川幸夫、田中一光らが数寄屋づくりについて紹介した写真集。安土桃山時代に茶室として生まれた日本の建築様式のひとつで、無駄なものを削ぎ落としたなかに美しさを見出すわびさびの世界が反映された数寄屋造り。その典型や、手法、近代の潮流など様々な観点から解説する。
The Classic Tradition in Japanese Architecture: Modern Versions of the Sukiya Style | Teiji Ito、Yukio Futagawa
今や国内においても数少なくなった日本の数奇屋建築を纏めた大判ビジュアルブック。巧みな職人技と天然素材、入り口からから庭、屋内へと続く緩やかなアプローチや自然との調和を重要視した日本文化の美学は、世界のモダンデザインと比較しても非常にクオリティが高く、インスピレーションを与えてくれる資料性の高い一冊。英語表記。
Alvar Aalto: A Gentler Structure for Life | アルヴァ・アアルト
アルヴァ・アアルト生誕100周年を記念して刊行されたビジュアルブック。フィンランド・ホール、ヘルシンキ工科大学文化会館、オルボルグ美術館、マイレア邸、アアルトの自宅など、個人住宅から公共建築まで、様々な年代の23のプロジェクトを紹介。 英語表記。
ミナ ペルホネン:? 特装版
ファッションブランド「ミナ ペルホネン」15年の歩みを言葉と写真で綴ったビジュアルブック。「時間」「刺繍」「想像」「風」「反復」といった50のキーワードを軸に、デザイナーの想い、制作過程、テキスタイルやアトリエ、工場の様子などを美しい写真とともに収録。特装版。
Modern Forms: An Expanded Subjective Atlas of 20th Century Architecture
ポーランドを拠点に活動する写真家、ニコラス・グロスピエールによる建築写真集。改訂版。1920年から1989年にかけてヨーロッパ、南北アメリカ、中東、北アフリカ、アジアに建設された建築物を収録。セントルイスのゲートウェイ・アーチやキエフのウクライナ科学研究開発協会をはじめ、リトアニアのドルスキニンカイにある温泉病院やトリポリにあるオスカー・ニーマイヤーの未完成の国際見本市会場なども収録。巻末には各建物の場所、日付、設計者、目的なども掲載。 英語表記。
Arne Jacobsen in London | アルネ・ヤコブセン
デンマークを代表する建築家・デザイナーのアルネ・ヤコブセンが設計したロンドンにあるデンマーク大使館を紹介。大使館にあるアートコレクションや歴史、アイデアを写真とともに解説。 英語表記。
Noma 2.0: Vegetable, Forest, Ocean | Rene Redzepi ほか
世界のベスト・レストラン50で首位を獲得した経験のあるコペンハーゲンにあるレストラン「Noma」のシェフ、レネ・レゼピが約200種類の美しい料理を一品ずつ撮影。花びらを集めたケーキ、絵画のような前菜のプレート、常にクリエイティブに挑戦し続けるレネの世界を見ることができる。 英語表記。
Georgia O’Keeffe: Living Modern | ジョージア・オキーフ
Georgia O'Keeffe: Living Modern/20世紀のアメリカを代表する画家・ジョージア・オキーフのライフスタイルを、ファッションを軸に紹介した資料集。多数のワードローブを実際の着用時の写真とともに収録するとともに、晩年を過ごしたニューメキシコの自宅のインテリアや、ポートレート写真、ペインティング作品などもあわせて収録。
The Handbook of Great Italian Perfumery: Fifty Years of Exceptional Scents
イタリアの香水製造業を包括して紹介するビジュアル資料集。イタリアでもっとも有名な100種類の香水を集め、美しくユニークな造形の香水瓶を紹介。また、香水芸術の発展における重要な出来事や、製造過程などを掲載。 英語表記。
SHIORI MUKAI TEXTILE / Block Mon Yohを開催します
5月27日(土)〜6月12日(月)の期間、インドの北西部カッチ地方の伝統的木版プリントの工房「Sufiyan Ismail Khatri」に所属し、唯一の外国人ブロックプリンターとして活動する向井詩織さんの個展を開催しま […]
The Open Hand: Le Corbusier’s Chandigarh | ル・コルビュジエ
LAを拠点に活動する写真家、Yoshihiro Makinoがル・コルビュジエの建築を撮影した作品集。インドのチャンディーガルに建つ「キャピトル・コンプレックス」や「チャンディーガル・カレッジ・オブ・アーキテクチャー」などの建築作品を撮影。アコーディオン折りの美しい装丁を開いた表面には赤や青、黄色に彩られた扉や壁を鮮やかなカラーで、裏面は建築の細部や部屋の内部などをモノクロの世界で映し出す。アートディレクターは八木保。
京の伝統と文様10 京菓子/虎屋 | 美術出版美々美
京都における伝統工芸の代表的老舗と取り上げ紹介する「京の伝統と文様」シリーズ第10巻。本巻では和菓子の老舗「虎屋」を経営史と、秘蔵の文様資料の両面から紹介。京菓子の歴史、虎屋の歴史と経営、そして和菓子の文様の3部構成。和菓子の文様については200点以上のカラー図版にその名称・来歴・由来を添えて掲載しており、貴重な資料となっている。限定1000部。
東照宮 | 岩宮武二写真集
写真家、岩宮武二の作品集。徳川家康を祀る日光東照宮を被写体としたもの。日本のバロック建築とも言える、東照宮の豪華絢爛な装飾にフォーカスしている写真が多く含まれ、図面や建築的な解説も収録している。テキストは栗田勇、矢島清文によるもの。
和菓子の旅 春夏秋冬 | 柳原敏雄
料理研究家である柳原敏雄が、昭和56年から2年間にわたり連載した各都道府県の和菓子を四季ごとにまとめた一冊。東京の人形焼、新潟のはっか糖、愛媛の一六タルト、京都の茶寿器など、総数104点の和菓子を掲載。郷土それぞれの風土や、文化を和菓子を通して知り、旅心をそそられる菓子の数々を解説とオールカラーの写真で紹介。
饅頭博物誌 | 松崎寛雄
松崎寛雄による饅頭の博物誌。「饅頭 このありふれた菓子」「日本の風土と饅頭」「饅頭と俳句」などを収録し、饅頭を取り巻く歴史やカルチャーを紐解いていく。限定1000部発行。
Mies van der Rohe: The Built Work | ミース・ファン・デル・ローエ
近代建築の三大巨匠のひとり、ミース・ファン・デル・ローエの作品集。80の作品を年代順に紹介し、そのうちの約30作品を3部構成で詳細に分析。ミースの設計意図に焦点を当て、建築物をオリジナルな状態に復元し、現代の視点から検証することで近代建築の巨匠の感動的な建築を再発見する。 英語表記。
Axel Vervoordt: Portraits of Interiors | アクセル・ヴェルヴォールト
インテリアデザイナーとアートディーラーとして世界的に活躍するアクセル・ヴェルヴォールトの写真集。ニューヨークやロンドンのペントハウス、フランダースの納屋、ベネチアのパラッツォ、ニューイングランドの海岸沿いの家、イビサの隠れ家など17の住まいを紹介。どの家も静寂を呼び起こし、アート、建築、自然を融合させた独特の雰囲気を醸し出している。 英語表記。
もうひとつの京都 モダニズム建築から見えてくるもの | 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
2011年に京都工芸繊維大学・美術工芸資料館で開催された「もうひとつの京都 モダニズム建築から見えてくるもの」展の図録。1920〜70年代に京都に建造された22軒のモダニズム建築について、写真・設計図などの図版とともに解説を収録。伝統と革新が共存する建築デザインを振り返りながら、その背景や周辺にも光を当てていく。
Animal Books for Jaap Zeno Anna Julian Luca | Lous Martens ルース・マルテンス
グラフィックデザイナー/カレル・マルテンスの妻であるルース・マルテンスが、5人の孫たちのために作り続けてきた動物スクラップブックを1冊にまとめたもの。動物が掲載された雑誌や写真の切り抜き、広告やパッケージに描かれたイラストなどを組み合わせ、種類ごとに掲載した図鑑のようなユニークな一冊。2017年に発行され絶版となっていた「Animal Books for Jaap Zeno Anna Julian Luca」の新装版。英語・オランダ語表記。
The Collector’s Cabinet and Miniature Pharmacy | Paul Van Duin
アムステルダム国立美術館のコレクションから、18世紀のオランダのキャビネットに焦点を当てたビジュアルブック。薬瓶や薬壺、種子、花、根、樹脂、鉱石など2,000以上の標本を含む多様なコレクションを収録。 英語表記。 表紙に少スレ、少汚れあり。本文の状態は良好。
Fungarium: Welcome to the Museum | Ester Gaya
家にいながら博物館を巡るような気分を楽しめる図鑑絵本「Welcome to the Museum」シリーズ、菌類篇。食用きのこから、人類の歴史に大きな影響を与えたペニシリウムなどの菌類まで、菌類とは何か、そして世界の生態系にいかに不可欠であるかを紹介している。 英語表記。
小村雪岱画譜 特装版 | 龍星閣
大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家、小村雪岱の挿絵画譜。『おせん』『突っかけ侍』『旗本傳法』『お傳地獄』『浪人倶楽部』『喧嘩鳶』の挿絵を収録。物語を想起させる一場面が集められた一冊。限定100部特装版。
The Dusseldorf School of Photography | ベッヒャー夫妻
記録写真のパイオニアであり、教育者でもあるベルント・ベッヒャーとヒラ・ベッヒャーの活動を紹介する資料集。夫妻の教育理念とともに、緻密なディテール、大きなスケール、絵画的な距離感と没入感を併せ持つ、デュッセルドルフ学派の写真家たちの作品を多数収録。ベッヒャー夫妻、カンディダ・ヘーファー、アクセル・ヒュッテ、アンドレアス・グルスキー、トーマス・シュトゥルート、トーマス・ルフ、シモーネ・ニーヴェグ、ローレンツ・バージェスらの代表作を見ることができる。 英語表記。
Parallel Encyclopedia 1 | Batia Suter バティア・スーター
アムステルダムを拠点に活動するアーティスト、バティア・スーターの作品集。「アイコン化」と「免疫原性」をテーマに掲げ、様々な時代の図像を百科事典のように配置したもの。精密に構成された人類の歴史、科学、哲学、芸術、文化などの画像からは、新たな連想的価値を見出すことができる。『Parallel Encyclopedia』シリーズの1作目。 英語表記。
Henri Cartier-Bresson: Paris Revisited | アンリ・カルティエ=ブレッソン
フランスの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真集。本書は、フランス・パリのカルナヴァレ美術館で開催される大規模な展覧会に合わせて制作されたもの。パリの風景や市井の人々の姿、さらにブレッソン自身がテストプリントをノートに貼りこんだページもそのままスキャンされており、ブレッソンがパリをどのように見つめていたのかが垣間見える一冊。
Michael Kenna: Forms of Japan | マイケル・ケンナ写真集
米国を拠点に活動する写真家、マイケル・ケンナの作品集。日本各地の風景をモノクロの銀塩プリントで映し出したシリーズをまとめたもの。日本海に荒波に削られる岩、雪に覆われた田園、霧に覆われた富士山、人影のない寺院、神秘的に浮かび上がる鳥居など、瞑想的な写真を芭蕉、蕪村、一茶などの俳句と組み合わせて収録。 英語表記。
日本百景 緑川洋一写真集
地元・岡山で歯科医として働きながら写真撮影を続け、生涯アマチュア写真家を貫いた緑川洋一。本書は北海道から沖縄まで全国津々浦々の景色をまとめたもの。本人による100ヶ所の撮影手びきあり。 「北は流氷のオホーツク海から、南は沖縄のサンゴ礁に至る、3.500キロの日本列島。その中から100ヶ所を選び、ここに日本百景としてまとめた。」(あとがきより)
Shizuko Yoshikawa | 吉川静子画集
「戦後のバウハウス」と呼ばれたウルム造形学校で学び、スイスを拠点に活動したアーティスト、吉川静子の作品集。ヨーロッパ近代美術の合理的な概念と、伝統的な禅の精神を組み合わせた作品とともに、その生涯を紹介する。 英語、日本語表記。
Tranquility 静謐 6冊セット | 千葉市美術館
1996年に千葉市美術館で開催された同名展示の図録セット。ニエレ・トローニ、ミシェル・ヴェルジュ、マリア・ノルトマン、杉本博司、宮島達男ら5名の芸術家による写真、インスタレーション、立体造形などの作品を掲載。解説別紙付。
ブブノワ1886-1983展 図録 | ワルワーラ・ブブノワ
ロシアの画家、ワルワーラ・ブブノワの展示図録。ロシア・アヴァンギャルド関連書籍や日本在住時に手がけた書籍の表紙を飾ったグラフィックデザインのほか、版画やペインティングなどをカラーとモノクロで多数掲載。
Lump: The Dog who ate a Picasso | パブロ・ピカソ写真集
パブロ・ピカソとその愛犬・ランプとの交流を、写真とテキストで描いた絵本のような一冊。報道写真家のデイヴィッド・ダグラス・ダンカンが車にランプを乗せてピカソのもとを訪れる場面から始まり、ピカソが皿にランプの絵を描き、ともに暮らすようになる様子をモノクロ写真で掲載。またランプが描かれたピカソによる絵画作品を併せて掲載。英語表記。
こけし 美と系譜 特装版 | 鹿間時夫 ほか
東北地方の伝統工芸品である「こけし」の資料集。こけしとは何か、制作過程や系統、伝統など図版を主体とした一冊。作業過程の写真から、こけしの頭項、胴の裏や横顔を集めた細部の写真、歴史や図版説明のテキストを収録。芭蕉布製の函の意匠は芹沢銈介によるもの。限定版。