Kai Kristiansen: An Industrious Designer | カイ・クリスチャンセン
デンマークにおける家具デザイナーの父と称されるカイ・クリスチャンセンの作品集。92歳になる現在でも1950年代と同じ手法をとりながら世界中で愛される家具を発表し続けている。クリスチャンセンの70年以上に及ぶキャリアと豊富な作品を紹介するとともに、彼自身の人生や経験、そしてビジョンについて語っている。 英語表記。
Navajo Pictorial Weaving, 1880-1950
アメリカ南西部に先住する部族、ナバホの織り物を網羅した資料集。300枚近い写真と簡潔な解説を通して、ナバホの絵模様織物の謎に満ちた珍しい体系を紹介する。
Boro, The Art of Necessity
素材を無駄にせず、世代を超えて受け継がれてきた日本の織物文化「ボロ」の歴史と記憶をたどるビジュアルブック。ストックホルムで開催された展覧会に合わせて出版されたもの。民俗学者・田中忠三郎のコレクション写真を中心に、ボロの社会的、経済的、美的地位の変化についても考察している。 英語表記。
Small China: Early Chinese Miniatures | Koos de Jong
紀元前5,000年から15世紀までの中国で作られたミニチュアオブジェの資料集。翡翠、青銅、象牙、磁器などで作られ、超自然的な存在、人物、動物、あるいは日常的なものをかたどった作品の意味や用途を探る。庶民の日常生活と数千年前の中国の手工芸を垣間見ることができる1冊。 英語表記。
縄文 いにしえの造形と意匠 | 兵庫陶芸美術館
2008年に兵庫陶芸美術館で開催された展示の図録。東北・関東・甲信越地方で出土した縄文土器や土偶など約250点を紹介。独特のかたちや意匠、そこに秘められた縄文人の思想などを造形美とともに探る。
英国のモダン・デザイン展 インテリアにみる伝統と革新
1994年に開催された同名展示の図録。ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館所蔵品のなかから、英国デザイン史上重要な作品を、インテリアから日用品、書籍、ポスターにいたるまでの広い範囲から厳選して紹介。
西淑 作品集 | ERVIS PRESS
イラストレーター・西淑が、2009年から2019年までに描いた作品をまとめた集大成的作品集。深い闇夜に浮かぶ月、優しく語りかける森の木々、濃密で美しい時間が流れる食卓。様々な表現手法に挑戦しながら、一心に自分自身と向き合いながら描き生み出された作品群は、見るものの心に静かに響く。巻末には小説家・千早茜によるテキストも収録。1500部限定発行。
イメー字 | 蟹瀬行雄
グラフィックやパッケージデザイン、企業ロゴマークなどを手掛けるグラフィックデザイナー、蟹瀬行雄の作品集。グループタイポアイ展に出展されたもの。漢字に焦点を当て、様々な技法を使いながら、その意味を漢字自体が体現する。
パリからの旅 | 堀内誠一
パリからの旅/グラフィックデザイナー、堀内誠一による旅の絵本。美しいスケッチと喜びあふれるエッセイで、堀内誠一の視点から見たフランスの街を紹介。多数のイラストや地図によって彩られた、胸膨らむ旅の案内書。
National Theatre Posters: A Design History
イギリスのナショナル・シアターで使用されてきたポスターデザインを調査した一冊。1960年代から現在に至るまでに制作されたポスターの数々は、数十年にわたり、わずか5名のデザイナー(ケン・ブリッグス、リチャード・バード、マイケル・メイヒュー、シャーロット・ウィルキンソン、オリー・ウィンサー)によって制作された。本書に掲載されたナショナル・シアターのポスターは、イギリスの文化生活の中心的な施設におけるデザインの歴史であると同時に、過去半世紀におけるイギリスでのメディアとしてのポスターの進化を示すケーススタディとも言える。
蓋付お香立て A | aardekleur
2019年に設立したブランド・aardekleurによる蓋付のお香立て。まるで石のようなお香立てはひとつひとつかたちも異なり、また釉薬のかかり具合でそれぞれまったく違った表情をみせてくれます。
蓋付お香立て B | aardekleur
2019年に設立したブランド・aardekleurによる蓋付のお香立て。まるで石のようなお香立てはひとつひとつかたちも異なり、また釉薬のかかり具合でそれぞれまったく違った表情をみせてくれます。
蓋付お香立て C | aardekleur
2019年に設立したブランド・aardekleurによる蓋付のお香立て。まるで石のようなお香立てはひとつひとつかたちも異なり、また釉薬のかかり具合でそれぞれまったく違った表情をみせてくれます。
蓋付お香立て D | aardekleur
2019年に設立したブランド・aardekleurによる蓋付のお香立て。まるで石のようなお香立てはひとつひとつかたちも異なり、また釉薬のかかり具合でそれぞれまったく違った表情をみせてくれます。
音楽ライブ「sunday matinee vol.2」を開催します
アーティスト体調不良のため、キャンセルとなりました 2023年5月21日の日曜日14時より音楽ライブ「sunday matinee vol.2」を開催します。 vol.2のゲストはmmm(ミーマイモー)。 vol.01の […]
Matisse and Decoration | アンリ・マティス
20世紀を代表する芸術家、アンリ・マティスのビジュアル資料集。壁画、ステンドグラス、セラミックタイル、カーペット、タペストリー、ファッションファブリック、アクセサリーなど、マティスが手がけた装飾的なプロジェクトを中心に紹介。マティスの作品における装飾の概念と、彼が特定の環境のためにデザインした実際の装飾がまとめられている。 英語表記。
Matisse: The Red Studio | アンリ・マティス
20世紀を代表する芸術家の一人、アンリ・マティスの資料集。1909年に自身のアトリエを描いた室内風景画「The Red Studio(赤いアトリエ)」を軸に、関連する作品や制作背景、作品の所有の歴史など、豊富なアーカイブ資料を掲載し画期的なリサーチをまとめあげている。 英語表記。
川合玉堂写生帖 山水編・花鳥編 2冊セット
明治・大正・昭和の時代を生きた近代日本画家、川合玉堂の「花鳥山水」を集めた作品集2冊セット。戦時中疎開先であった奥多摩のスケッチや、花の開いていく様子が詳細に描かれた彼岸櫻など原色、単色の作品を多数収録。
Laura Letinsky: Time’s Assignation | ローラ・レティンスキー
米国・シカゴを拠点に活動するアーティスト、ローラ・レティンスキーの写真作品集。1997年からポラロイドフィルムのタイプ55が製造中止になる2008年まで、自身のスタジオで制作したモノクロ写真を収録したもの。スケッチのように、焦点、構図、露出、そして最も重要な光そのものを探求し、彼女の大規模なカラー作品へとつながっていることが見てとれる。 英語表記。
Eva Hesse: Oberlin Drawings | エヴァ・ヘス画集
ドイツの彫刻家・画家・現代美術家、エヴァ・ヘスのドローイング作品集。ドローイングやペインティングに彫刻素材を組み合わせる作風は、今日のアートシーンに影響を与え続けている。
Photographies Du Soir | Julien Carreyn
フランス人アーテイスト、Julien Carreynによる写真集。2014年から2017年にかけて撮影された、41枚の一連の写真をカラーで収録。本作品群が著者にとって初のカラー写真作品となる。美術評論家のクレール・ムレーヌとスコットランドのアーティスト、ミック・ピーターによるテキストも併せて掲載。英語、フランス語表記。
Stephen Shore: Solving Pictures | スティーブン・ショア 写真集
写真家、スティーブン・ショアの作品集。ニューヨーク近代美術館での大規模な展覧会に合わせて出版されたもの。初期のゼラチンシルバー・プリントから現在のデジタル・プラットフォームまで、イメージ制作に絶え間ない疑問を投げかけてきたショアの過去50年間の作品を包括して収録。 英語表記。
Irma Blank: Schrift wird zum Bild | イルマ・ブランク画集
ドイツ出身のアーティスト、イルマ・ブランクの初のモノグラフ。本書は、1960年代から2017年に開始されたものまで、イルマ・ブランクのすべてのシリーズから大量の作品を集めた一冊。抽象的なライティング作品、テキストブロックの形を用いたドローイング作品などを時系列に紹介する。
Hotel Petra | Robert Polidori
アメリカの写真家、ロバート・ポリドリの作品集。1975年から90年のレバノン内戦の後、取り壊された「ホテル・ペトラ」の室内を撮影したもの。崩れた壁、剥がれた塗装など、朽ちてなお抽象画のような美しさをもつ建築物の姿を記録している。 英語表記。
Anja Nitz: Depot | アンニャ・ニッツ写真集
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、アンニャ・ニッツの写真作品集。ドレスデン、ライプツィヒ、ヘルンフートの人類学博物館の収蔵庫を撮影したシリーズを収録したもの。何千ものコレクションが眠る収蔵庫を探検することで、展示では伝えきれない知見を得ることができる。 英語表記。
Pictures by J.R.R. Tolkien | J.R.R.トールキン画集
『ホビットの冒険』や『指輪物語』で知られるイギリスの作家、J.R.R.トールキンが描いた挿絵画集。物語の舞台となった中つ国の風景や建造物、竜、花や木、タペストリー、紋章など、色彩豊かで美しい作品を収録し、彼の豊かなイマジネーションを視覚的に表現している。 英語表記。
Aenne Biermann: Up Close and Personal | アンネ・ビエールマン 写真集
20世紀を代表する前衛写真家の一人とみなされる、アンネ・ビエールマンの作品集。2021年にテルアビブ美術館で開催された展示に際して発行されたもの。明確な構成、光とコントラストの正確な構図、狭いフレーミングによって、植物、物、人など日常的な状況を、独自の現代的な写真表現に昇華したビエールマン。その代表的な作品約100点を収録。 英語、ヘブライ語表記。
Pierre Yovanovitch: Interior Architecture | ピエール・ヨバノヴィッチ
パリを拠点に活躍するインテリアデザイナー、ピエール・ヨバノヴィッチの美学を紹介した初となる著作。2019年に雑誌「ウォールペーパー」でデザイナー・オブ・ザ・イヤーにも選出された氏の洗練されたインテリアの世界を深く知ることができる一冊。
Maerkli: Chair of Architecture at the Eth Zurich | ペーター・メルクリ
2015年にETHZ(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)で開催されたペーター・メルクリの展示に際して出版されたもの。同校建設学科の教授をつとめたメルクリが約110点の学生課題をセレクトし、多くの図版とともに教育イベントに関する文書、ディスカッションの記録などを収録。 英語表記。
The Gardens of Eden: New Residential Garden Concepts & Architecture for a Greener Planet | Abbye Churchill
現代のガーデン文化を紹介するビジュアルブック。ガーデンデザイナーへのインタビューをまじえ、20以上の想像力豊かなプロジェクトを収録。気候帯や土壌の違い、持続可能なガーデニングや自給自足のためのヒントも紹介している。 英語表記。
Domestic Landscapes: A Portrait of Europeans At Home | Bert Teunissen
オランダ出身の写真家、バート・テュニセンがヨーロッパの古い家屋と住人を撮影した写真集。梁に吊るされた自家製ハム、壁にかけられた肖像画や動物の剥製など、温かく光が差し込む室内風景を収録。戦前の電気が普及する以前、太陽光が建築において重要な役割を果たしていた時代の住宅を映し出し、オランダの巨匠画家が描いた陰影を彷彿とさせる。 英語表記。
Swimming Pools | Maria Svarbova
スロヴァキア出身の写真家、マーリア・シュヴァルボヴァーの作品集。レトロな設定にもかかわらず、どこか異質で未来的な感覚をもたらす代表的な「スイミングプール」シリーズを中心に収録したもの。女性のエンパワーメント、モデルと周囲の空間とのより親密な視点と関係、そしてフェミニズムやBLM運動など、さまざまなテーマを芸術的に表現している。 英語表記。
Keith Haring | キース・ヘリング画集
1980年代のアートシーンを牽引したストリートアートを代表するアーティスト、キース・ヘリングの作品集。ドローイングやスタジオ写真、日記などの未発表写真や文章資料を収録。ヘリングが生前出版を希望していたコンセプトに基づき10年以上のリサーチの上作られた、キース・ヘリングの決定版と呼べる内容。 英語表記。
Joel Sternfeld: First Pictures | ジョエル・スタンフェルド
ニューヨーク出身の写真家、ジョエル・スタンフェルドの作品集。60年代から80年代にかけて撮影された未公開の初期作品を集めたもの。作品には皮肉や政治的なアメリカ観、社会状況への関心などが込められ、スタンフェルドのスタイルが確立されつつあるのが見て取れる。またカラー写真が白黒写真の権威に対抗しようとしていた時代に制作された作品であり、現代写真史においても画期的な1冊。 英語表記。
Derek Jarman’s Sketchbooks | デレク・ジャーマン
英国出身の映画監督・作家、デレク・ジャーマンのスケッチ集。ジャーマンが1994年に亡くなる直前にブリティッシュ・フィルム・インスティテュートに寄贈した手製本から構成。ドローイング、写真、切り抜き、メモ書き、押し花など、作品制作の背後に感情が見え隠れする記録の書。 英語表記。
Andrew Wyeth: Life and Death | アンドリュー・ワイエス画集
米国の画家、アンドリュー・ワイエスの作品集。自らの葬儀の様子を描いた1990年代初頭の鉛筆画シリーズを中心に収録。ワイエスが数10年にわたって取り組んできた、絵画における芸術的主題としての死を、晩年のキャリアと現代アメリカ美術の両方の文脈から探る。 英語表記。
A History of Pictures: From the Cave to the Computer Screen | David Hockney、Martin Gayford
画家デイヴィッド・ホックニーと美術評論家のマーティン・ゲイフォードの共著。洞窟壁画から映画の一コマまで、何百もの画像を引用しながら視覚表現と技術の根源に迫る1冊。 英語表記。
京琳派・神坂雪佳展
2006年に開催された、「京琳派・神坂雪佳展」の図録。琳派継承者であり、近代デザインの先駆者として知られる神坂雪佳の作品をカラーで多数紹介しながら、江戸時代の俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、中村芳中などの作品と比較しながらその系譜を辿る。
How to See: Visual Adventures in a World God Never Made | George Nelson ジョージ・ネルソン
1977年に出版されたジョージ・ネルソンによる名著「How to See」を復刻したもの。物に対しての捉え方を論理的に解説することで、認識し、評価し、理解する方法をまとめたもの。再編集を担当したのは世界的なデザイン事務所「ペンタグラム」のパートナーであるマイケル・ビアラット。 英語表記。
戦後日本デザイン史 | 内田繁
数多くの家具、工業デザインなどを手掛けた内田繁が戦後デザインの歩みを辿る一冊。戦後からどのようなストーリーを経て現在にいたるのか、グラフィックデザイン、インテリア、ファッションなどの諸領域を、テキスト・資料写真を交えた全6章で構成。戦後の流れを知り、これらからの未来へと繋げていくデザイン書。
The Nest-The CalArts Poster Archive Print | Scott Massey
カナダの現代アーティスト、スコット・マッセイによるポスターデザイン集。アメリカの芸術大学、カルアーツの「Inside Out & Upside Down:Posters from CalArts 1970-2019展」を記念して制作された200枚のポスターを、デザインする各段階ごとに綿密に検証。カルアーツ卒業生であるスコット・マッセイがコラージュ、レイヤー、再加工を駆使してユニークで鮮やかなデザインを施している。インタビュー、エッセイ、デザイナー同士の対談も収録。
ヨーロッパの出版文化史 | 戸叶勝也
中世ヨーロッパの写本から活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクまで、その生涯とともにヨーロッパの出版文化を紐解く。活版印刷が新技術としてヨーロッパ諸国へ伝播していく様子や、宗教による印刷物の普及など全6章にて構成、多くの資料写真とともに収録。