Harvey Benge: All the Places I've Ever Known | ハーヴェイ・ベンジ
ニュージーランド出身の写真家、ハーヴェイ・ベンジの作品集。木々や草花、住宅、窓越しのプールサイドなど、日常の一瞬を皮肉とユーモアで世界を写し出し、「見る」ことの本質を追求する一冊。
Tim Davis: Lots | ティム・デイヴィス
アメリカのビジュアルアーティスト、ミュージシャン、詩人である、ティム・デイヴィスの作品集。病院のレントゲン写真、夜の家の窓に歪んで反射する企業の看板、動く木馬に被せられたビニール袋など、作品を通して社会に対するメッセージを見ているものに問いかける。 フランス語表記。
Cowpuncher: Cowboyin’ in the Southwest | Kurt Markus
ファッション、報道、スポーツなど幅広い分野で活躍したアメリカ出身の写真家、カート・マーカスの作品集。アリゾナ、テキサス、ニューメキシコ、コロラドで撮影されたカウボーイたちの生活を撮影。大自然が広がる荒野、馬を調教する男たち、ダッチオーブンで焼いたパン、その暮らしや仕事をドキュメンタリーとして写し出す。 英語表記。
Abelardo Morell: Book of Books | アベラルド・モレル
キューバ・ハバナ出身の写真家、アベラルド・モレルの作品集。様々な角度から捉えた「本」を撮影したもの。分厚く曲がった本のページ、子どもの仕掛け絵本、穴が空いた辞書、化石のように古びた本などのモノクロの写真とともに、ホーソン、ボルヘス、コクトーらの言葉が添えられている。 英語表記。
Emilie Brzezinski: The Lure of the Forest | エミリー・ブレジンスキー
アメリカの彫刻家、エミリー・ブレジンスキーの1979年から2013年までの作品をまとめた作品集。木の彫刻作品で知られ、木の節、くぼみ、傷、ひび割れを活かし、新たな生命を吹き込むブレジンスキーによる作品の数々を、大型図版とテキストで紹介。 英語表記。
Robin Waart: evol / love | ロビン・ワート
オランダのアーティスト、ロビン・ワートによる作品集。映画の字幕の「love」という言葉にテーマを置き160のシーンを紹介。シーンの写真は反転され、逆から読むと、その反意語である「悪」のように聞こえる。図版とともに、映画のタイトルや俳優、作家名などのテキストを収録。限定666部。 英語表記。
エリオット・アーウィット写真集 美術館にいこうよ!
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。ゲルニカを眺める少年、モナリザの前で微笑む女性、枯山水やピサの斜塔。美術館や博物館をはじめ、あらゆる芸術にまつわる場所で撮影された作品が収められている。
1/125 もうひとつのまなざし | エリオット・アーウィット
フランス出身の写真家であり、マグナム・フォトのメンバーでもあったエリオット・アーウィットの作品集。プライベートで撮影された作品のコレクション。愛らしい子どもたちの姿、情熱的なカップルや動物たち、チェ・ゲバラ、三島由紀夫、アンディー・ウォーホル、ジョン、ジョン・F・ケネディらの姿まで、その一瞬の世界を切り取る。
モディリアーニ展 | 国立新美術館
2008年に国立新美術館で開催された「モディリアーニ展」の図録。原始美術の影響を色濃く示す初期の作品群から、独自の様式を確立した肖像画にいたるまで幅広い作品を収録し、氏の芸樹の変遷を辿る。
ブラック展 | 新宿・伊勢丹美術館、福岡市美術館 他
1988年に日本各地で開催された「ブラック展」の図録。ピカソとならぶキュビズムを創始者のひとりで、フランスを代表する画家、ジョルジュ・ブラック。初期から晩年にいたるまでの油彩、水彩、素描、版画、彫刻、陶芸といった作品を多数収録。
Robert Doisneau | ロベール・ドアノー
ファッションや報道など幅広く活躍したフランスの写真家、ロベール・ドアノーの作品集。1930年代から1980年代にかけて撮影された写真を収録。キスを交わす男女たち、無邪気な子どもの姿、パブロ・ピカソ、ジャン・デュビュッフェらのポートレートなど、ドアノーが捉えたパリでの日常が収められている。 イタリア語表記。
イサム・ノグチ 宿命の越境者 上下2冊セット | ドウス昌代
20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチのノンフィクション上下2冊セット。イサム・ノグチの出生から、家庭環境の苦悩、国籍、戦争、東洋と西洋の芸術、北大路魯山人との交流。84年にわたる波乱に富んだ生涯の軌跡を辿る。
東京Y字路 | 横尾忠則
横尾忠則の近年来の作品の中でも重要な要素の一つであるY字路を、横尾自身が撮影し集めた写真集。東京都内の23区から島部までくまなく探訪し撮影したY字路の写真およそ230枚を収録。 日本語、英語表記。
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家 | ブルーシープ
スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するガラス作家、山野アンダーソン陽子の発案のプロジェクトからつくられたアートブック。18人の画家が描きたい器を言葉でリクエストし、山野がガラスの器を制作、その後完成したガラスの器を画家たちが静物画に描く。ガラス、絵画、写真の作品とともにテキストを収録。
エリック・サティ展 | 伊勢丹美術館
2000年に大丸ミュージアム梅田と伊勢丹美術館で開催された「エリック・サティ展」展図録。フランスの作曲家、エリック・サティと同時代の芸術作品を紹介。フォーヴィズム、キュビズム、未来派、ダダイスム、シュルレアリスムといった芸術運動をまたぎ、ピカソ、マン・レイ、コクトーをはじめとする芸術家たちとの交流とその活動の軌跡を記録。
ハンス・コパー | トニー・バークス
ドイツ人陶芸家、ハンス・コパーの作品集。限られた色と素材を豊かに変化させながら、かたちとかたちを静かに結びつける氏の作品をその生い立ちとともに紹介。豊富な図版とともに技法の解説なども収録。
没後20年 ルーシー・リー展 | 茨城県陶芸美術館ほか
20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの没後20年を記念して開催された展示の図録。優雅で緊張感のあるフォルムやあたたかみのある色調など、独自の造形世界を築いたルーシー・リー。氏の初期から晩年までに至る約200点の作品を解説とともに収録。
Dieter Rams: Ten Principles for Good Design ペーパーバック版 | ディーター・ラムス
ドイツのインダストリアルデザイナー、ディーター・ラムスの作品集。計算機、ラジオ、オーディオ/ヴィジュアル機器などのブラウン社の電化製品、ヴィツゥ社の家具など、代表作品をクレジット付きのカラー図版で掲載。
知られざる萬古焼の世界 | 内田鋼一
陶芸家、内田鋼一が立ち上げた三重県四日市市にある『BANKO archive design museum』の公式書籍。三重県の伝統的な焼き物「萬古焼」とは何か、その歴史から器の種類、シチュエーションの提案までを紹介。豊富なカラー図版、解説を収録。
Ceramic Works of Picasso ピカソ陶芸展
2004年に開催され、ピカソの陶芸に焦点を当てた展示図録。絵画作品を手掛ける一方で陶芸にも情熱を燃やし、ピカソ独自の豊かな発想と自由な作風で生み出された138点を収録。
Vitra: The Home Collection | ヴィトラ
スイスの家具ブランド・vitra(ヴィトラ)のカタログ。ジャン・プルーヴェ、イームズ夫妻、イサム・ノグチ、ジョージ・ネルソン、柳宗理など著名デザイナーらによる家具を多数収録。カラーによる図版、テキストを収録。 英語表記。
Vitra: Our Clients | ヴィトラ
スイスの家具ブランド・vitra(ヴィトラ)のカタログ。ヒュンダイ、レッド・ブル、羽田空港のラウンジなど、国際的に展開している企業のオフィスや公共スペースのプロジェクトをまとめたもの。 英語表記。
エットレ ソットサスの目がとらえた カルティエ宝飾デザイン | 醍醐寺霊宝館
2004年に醍醐寺霊宝館で開催された展示の図録。イタリアの建築家でプロダクトデザイナーのエットレ・ソットサスが選んだカルティエのアンテークジュエリーを紹介。ティアラ、チョーカー、コサージュ、時計、万年筆、髪飾り、デザイン画など、作品図版約200点と解説を収録。
ヴァン クリーフ&アーぺル ザ スピリット オブ ビューティー展 時空を超える美の真髄 | 森美術館
2009年から2010年に森美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。世界5大ジュエラーの1つ、「ヴァン クリーフ&アーペル」の、100年以上におよぶ歴史の中から生み出されてきた作品を紹介。ネックレス、クリップ、時計、リング、ブレスレット、イヤクリップなどオールカラーによる大判の図版、解説を収録。
ルネ・ラリック展 | 東京国立近代美術館
1992年に東京国立近代美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。19世紀から20世紀初頭、フランスで活躍したアール・デコを代表するガラス工芸デザイナー、ルネ・ラリックの作品を紹介。ジュエリー、ガラス作品を中心とした、櫛、ネックレス、ブローチ、香水瓶、花瓶、彫刻、デザイン画など、豊富な図版、解説を収録。作品とともにその軌跡を辿る。
ふつう | 深澤直人
プロダクトデザイナー・深澤直人のエッセイ集。『d long life design』、『d design travel』での15年にわたる連載をまとめたもの。時計、カッター、犬、川の景色、"ふつう"をデザインしてきたた深澤直人の考える、あらゆる"ふつう"について掘り下げた一冊。
Gloria F. Ross and Modern Tapestry | グロリア・ロス
画家や織工との密接なコラボレーションで知られる米国のデザイナー、グロリア・ロスの資料集。ヘレン・フランケンサーラー、ケネス・ノーランド、ルイーズ・ネヴェルソンら28人のモダニスト画家や彫刻家と、フランス、スコットランド、アメリカ南西部の伝統と革新を兼ね備えた数十の織物職人によって共同制作されたタベストリーを紹介。 英語表記。
シルクスクリーンポスター「Hommage to “HEAVEN”, the magazine of Visionary Vision and Beyond.」 | 羽良多平吉
シルクスクリーンポスター「Hommage to “WX-raY”, catch the wave.」 | 羽良多平吉
HEAVEN ヘヴン Vol.4 1980年8月号 | 羽良多平吉
伝説のオルタナティヴ系成人向け自販機雑誌『Jam』の後継誌『HEAVEN』第4号。「早大文化通信・第6○○○号」、奥平衣良(奥平イラ)による短編漫画、そして羽良多平吉の「絵本(虹色科学)」シリーズ4等を収録。表紙と一部ページのデザインを羽良多平吉が手がけている。
季刊 ダヴレクシィー WX-raY 創刊準備号 | 羽良多平吉、大類信、中山銀士 他
羽良多平吉が中心となって編集・制作を行った雑誌「ダヴレクシィー」の創刊準備号。「Cosmo Wave: David Bowie(文:横河燐、写真:鋤田正義)」「FAKE ファッションの遊び(文:川村容子、絵:湯村輝彦)」「歳視記(文:松岡正剛、絵:宇野亜喜良)」などを収録。
季刊 ダヴレクシィー WX-raY 創刊準備号(傷みあり) | 羽良多平吉、大類信、中山銀士 他
羽良多平吉が中心となって編集・制作を行った雑誌「ダヴレクシィー」の創刊準備号。「Cosmo Wave: David Bowie(文:横河燐、写真:鋤田正義)」「FAKE ファッションの遊び(文:川村容子、絵:湯村輝彦)」「歳視記(文:松岡正剛、絵:宇野亜喜良)」などを収録。
一千一秒物語 イナガキ・タルホ一篇一冊物語双書 | 稲垣足穂
新感覚派を代表する作家、稲垣足穂の代表作。「自分の全作品は『一千一秒物語』の註である」と自らが語ったように、足穂の持つ宇宙的感性がこの1冊に凝縮されている。紙・印刷・書体全てに目の行きとどいたデザインは羽良多平吉によるもの。平成3年度第22回講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。
YMO「INTEGRATED」ツアーパンフレット | アルファレコード
1980年に行ったYMO初のワールドツアーの大型パンフレット。ロンドン、パリ、ニューヨーク、ワシントン、ボストン、東京など世界各国を巡り、帰国直後に制作されたもの。メンバーへのインタビューや滞在の記録、海外メディアでの評判などを写真とともに掲載し、新聞のような構成が特徴的で貴重な一冊。デザインは羽良多平吉。ポストカード付属。
井上陽水&安全地帯 ジョイントコンサート「スターダスト・ランデヴー」パンフレット
1986年、神宮球場で開催された井上陽水と安全地帯のジョイント・コンサート「スターダスト・ランデヴー」のために記念出版されたほぼブランケット判(新聞紙サイズ)のパンフレット。玉置浩二と井上陽水による対談記事や鮮明なビジュアルの数々を多数掲載した、貴重な一冊。写真は与田弘志と武井哲史。デザインは羽良多平吉。
KIOTO n.0 1985 キヲト・氣ノ音・氣ノ訪ヅルルコト通信 | 螺旋社
1985年に発行された京都を再発見するための小冊子「KIOTO n.0 1985 氣ノ音・氣ノ訪ヅルルコト通信」創刊「春爛漫号」。特集は「百花繚乱」。高橋睦郎による「桜の歌」など、春にまつわる論述のほか、様々なトピックの記事を収録。護符付属。装丁は羽良多平吉。
T.Rex 1972 Sukita | 鋤田正義
グラムロックムーブメントを築き、その黄金期を闊歩したバンドT.REXのマーク・ボラン。彼のアイコンともなった、髪をなびかせギターをかき鳴らす姿、そしてT.REXに同行し、身近な者しか撮りえない貴重な姿を撮り続けた写真家/鋤田正義の写真作品集。膨大な未発表写真約200点を含む約260点の写真を収録。書容設計は羽良多平吉によるもの。限定1972部。
サウンドアンドヴィジョン きれい | 鋤田正義写真集
写真家、鋤田正義の作品集。YMO、忌野清志郎、デヴィッド・ボウイなど錚々たるミュージシャンのアーティスト写真やライブ写真のほか、大竹しのぶや是枝裕和などの映画人、アート写真やスナップ写真をモノクロとカラーで掲載。装丁には羽良多平吉が参加。
ことばコンセプト事典 | 第一法規
国内初のコンセプト(概念、アイディア)でひく辞典。「愛」から「笑い」にいたるまで、186のことばを50音順に配列。定義、類語・関連語、語源、ことわざ、名言、引用句、参考文献から映画、音楽などの芸術分野まで、あらゆる視点から概念を深掘りする一冊。装丁は羽良多平吉。
狼藉集 | 草森紳一
1963年から1972年にかけて雑誌に掲載された、草森紳一の短編エッセイを単行本化。センス溢れる、ナンセンスなエッセイを105篇収録。書体からインクまで細部まで凝った装丁は、当時26歳だった羽良多平吉によるもの。
NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流 | ばるぼら
カフェ「NYLON100%」に集った著名人の証言と詳細な資料を軸に、当時のエピソードやその感性の源を訪ね、80年代、時代と共に「趣味」からやがて「娯楽」へと移りゆく日本のサブカルチャーの起源を辿るエンサイクロペディア大全。大槻ケンヂ、KERA、高木完、戸川純、常盤響、平沢進らが証言者として登場。装丁は羽良多平吉。
まばたきブック | 鈴木翁二
1970年代に漫画雑誌『ガロ』で活躍した漫画家、鈴木翁二の漫画作品集。センタンマンガ(光短漫画)と題し、6章構成で短編の漫画を多数掲載。装丁は羽良多平吉。ポストカード付属。
ますむら版 宮沢賢治・童話集 | ますむらひろし
漫画家のますむらひろしが、宮沢賢治作品を描いた童話作品集。「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「どんぐりと山猫」など、誰もが親しんだ宮沢賢治作品が猫の世界で新たに蘇る。装丁は羽良多平吉。
アタゴオル旅行記 | ますむらひろし
漫画家、ますむらひろしによる漫画。氏が作り上げた、猫と人が言葉を交わす不思議な世界・アタゴオルで繰り広げられる物語。「水晶散歩」「時間城」「アタゴオル気象台」など12変を収録。また巻末には作家・金井美恵子との対談を収録。装丁は羽良多平吉。