ANIMALS | 三沢厚彦
樟(くす)で彫られ、油絵で色を施した動物のシリーズで知られる彫刻家、三沢厚彦による作品集。初の作品集となる本書は、犬や猫、虎、うさぎといった様々な動物をテーマにした木彫やドローイングの数々を収録。巻末には舟越桂、奈良美智 […]
Homage オマージュ・植田正治に捧ぐ | 植田正治写真美術館
2005年に開催された展覧会「Homage オマージュ・植田正治に捧ぐ」にあわせて刊行された写真集。日本を代表する写真家・植田正治の作品と人柄に魅了された福山雅治、菊池武夫、堀内誠一の三人との間に繰り広げられたセッションを振り返りながら、植田氏の作品が新たな出会いを通してどのような展開を見せたのかを振り返る。
カンディンスキー展 | 東京国立近代美術館
1987年に東京国立近代美術館で開催された、「カンディンスキー展」の図録。20世紀抽象絵画の先駆者であり、バウハウスでも教員を務めたワシリー・カンディンスキーのペインティング作品をカラーとモノクロで多数収録。回顧展形式で年代別に並べていくのではなく、「風景」「色斑」「小さな喜び」「浮遊あるいはコーナー」などテーマごとに編纂していくことで、氏の抽象表現の本質を明らかにしていく。
Camera Lucida | 高谷史郎
2013年から2014年にかけて東京都写真美術館で開催された展示のカタログ。アーティストであり、ダムタイプの芸術監督としてパフォーマンスやインスタレーションの制作に携わる高谷史郎の幅広い活動を紹介する。インスタレーション作品『Camera Lucida』ほか、写真映像の歴史としてアンドレ・ケルテスやアウグスト・サンダーらによる作品を併せて収録。
朗文堂 タイポグラフィ双書 1 アドリアン・フルティガー 活字の宇宙
ユニバース、フルティガー、アヴェニールといった書体を生み出し、サインシステムの仕事でも知られるアドリアン・フルティガーの業績を紹介しながら、関連する評論やエッセイを編纂したもの。執筆陣はハンス・ルドルフ・シュニーベリ、エミール・ルーダーほか。
大橋正の博物誌 | 大橋正
キッコーマンのキャラクター「キッコちゃん」を生み出したグラフィックデザイナー・大橋正の作品集。食材のイラストレーション作品を大判で多数掲載。亀倉雄策らの寄せる解説に、和田誠、糸井重里らのエッセイも収録。
Hipgnosis Portraits | Aubrey Powell
ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンのアルバムジャケットワークを手掛けたイギリスのデザイン・グループ、ヒプノシスの作品集。ポートレートに焦点を当て、無限に広がる創造的なアイデアを2つのセクションに分けて紹介。革新的で超現実的なアートワークの制作過程、ミュージシャンたちの未公開写真も収録。英語表記。
欧文書体百花事典 | 組版工学研究会編
古典から現代までに作られてきた、300もの主要欧文書体を収録。ヤン・チヒョルト、オトル・アイヒャーらタイポグラファーの功績を、白井敬尚や片塩二朗、河野三男らが解説する。
仲條のフジのヤマイ | 仲條正義
グラフィックデザイナー、仲條正義の作品集。富士山をモチーフにしたオール・モノクロのグラフィック作品36点に、後藤繁雄との一問一答「仲條三十六景韜晦問答」を収録。
廣告表示 | 陳柔縉
日本統治時代の台湾で掲載された、日本企業の広告をまとめたもの。1900年代から1940年代にかけて、資生堂、花王、キリン、森永ほか、新聞広告を中心に収録。時代背景とともに、台湾の生活へ日本が与える影響が伺える。中国語表記。
一個木匠和他的台湾博覧会 | 陳柔縉
日本統治時代の台湾で行われた台湾博覧会に関するスタンプコレクション。公式には記録されていない民間で制作されたスタンプ約300枚以上を紹介。他にも台湾博覧会のスタンプ、地図や展示館の配置、資料写真などモノクロ、一部カラー含む図版とともに解説を収録。中国語表記。
パリからの手紙 ヨーロッパスケッチドキュメント ハードカバー版 | 堀内誠一
グラフィックデザイナー、絵本作家、エディトリアルデザイナーなど幅広く活躍した堀内誠一の絵手紙集。パリを拠点にヨーロッパを旅する最中、澁澤龍彦・谷川俊太郎・安野光雅・石井桃子・岸田衿子・早川良雄など多彩な顔ぶれに宛てた絵手紙を編纂して収録したもの。
パリからの手紙 ヨーロッパスケッチドキュメント ソフトカバー版 | 堀内誠一
グラフィックデザイナーの堀内誠一がパリをはじめ、世界各地から様々な人々に向けて送った書簡集。ソフトカバーの普及板。手紙の差出し相手は、岸田衿子や澁澤龍彦、早川良雄、谷川俊太郎、長新太など。ヨーロッパの自然や町並み、人々の営みが自筆のイラストやスケッチ、文章によっていきいきと描かれており、まるで一緒に旅をしてきたかのような気分になれる一冊。
パリからの旅 | 堀内誠一
パリからの旅/グラフィックデザイナー、堀内誠一による旅の絵本。美しいスケッチと喜びあふれるエッセイで、堀内誠一の視点から見たフランスの街を紹介。多数のイラストや地図によって彩られた、胸膨らむ旅の案内書。
Best Dutch Book Designs 2018
オランダで毎年開催されるブックデザインアワードの「Best Dutch Book Design」2018年版カタログ。295点の応募作品の中からデザイン、タイポグラフィ、素材、印刷、製本など、様々な評価基準から選び抜かれた33冊の本を紹介。英語、オランダ語表記。
ようこそ日本へ 1920-30年代 ツーリズムとデザイン | 東京国立近代美術館本館ギャラリー
2016年に東京国立近代美術館本館ギャラリーで開催された展示の図録。第一次世界大戦後、世界的な海外旅行ブームによる海外からの観光増加に伴い、外客誘致キャンペーンとして制作された広告デザインの数々を紹介する。汽車時間表、リーフレット、ジャパン・ツーリスト・ビューローの機関誌、木版画のポスターなど、竹久夢二、杉浦非水らによるデザインの作品図版と併せて解説を収録。
アイデア No.336漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈後編〉 | 誠文堂新光社
アイデアNo.336、2009年9月号。漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン特集後編。漫画雑誌のデザイン特集では横尾忠則の少年マガジン、羽良多平吉のMOMOなどを掲載。アニメーション関連デザイン特集では、村田蓮爾、草野剛、ミルキィ・イソベらによる漫画単行本の装丁、グッズ、映像作品のパッケージなどを掲載。手塚治虫による書き文字タイトルも収録。
アイデア No.334 | 漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈前編〉
アイデアNo.334、2009年5月号。漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン前編。あずまきよひこによる「よつばと!」の企画制作から広告、デザイン、プロデュースを務めるよつばスタジオの仕事を紹介するほか、祖父江慎、南伸坊、羽良多平吉ら名だたる装丁家のブックデザインが一挙集結する特大号。
芸術家とデザイナー | ブルーノ・ムナーリ
美術家でありデザイナーでもあるブルーノ・ムナーリによる「芸術家」と「デザイナー」の違いを論じる一冊。2つの領域を交互に行き交い、資料や写真をなぞらえながら、様々な側面から「純粋芸術」と「デザイン」の言葉の定義を浮き彫りにしていく。
モノからモノが生まれる | ブルーノ・ムナーリ
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる、さまざまな種類のモノについてのデザイン指南書。「企画の方法論」「スケッチとデッサン」「展示のための構造」「生体工学」「照明技術」ほか、あらゆる分野のデザインの役割、観察と研究の内容を図版と併せて解説する。
デザインとヴィジュアル・コミュニケーション | ブルーノ・ムナーリ
美術家、デザイナー、絵本作家など多彩な活動で知られるブルーノ・ムナーリによる講義録。1967年にハーバード大学で行った「ヴィジュアル・コミュニケーション」についての講義、約50回の内容をまとめたもの。モノクロによるさまざまな図版と併せて解説を収録。
ファンタジア | ブルーノ・ムナーリ
多彩な活躍で知られるイタリアの異才、ブルーノ・ムナーリのエッセイ集。人がもつ創造力、発明、想像力、そしてもうひとつの能力「ファンタジア」を分析し、創造する力の源泉を刺激する一冊。
佐藤卓展 日常のデザイン | 佐藤卓、竹村真一、浅井俊裕
2006年に開催された「佐藤卓展 日常のデザイン」の図録。「ロッテキシリトール」「明治おいしい牛乳」「カルピス」をはじめとする商品デザインや、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・ADをつとめるなど幅広く活動するグラフィックデザイナー・佐藤卓。「デザイン」「アートワーク」「コレボレーションワーク」の視点から、氏の仕事を紹介するとともに、本展示会をきっかけに生まれた作品やプロジェクトも併せて掲載。
カリグラフィーのすべて 西洋装飾写本の伝統と美 | パトリシア・ラヴェット
カリグラフィーを語る上で重要な76の写本についてまとめた1冊。カリグラフィーの技法と歴史、紀元前から2016年までの各時代のカリグラフィー、現代のカリグラフィーにおける芸術解釈までカラーによる図版とともに解説を収録。
装幀=菊地信義の本 1988-1996 | 講談社
装丁家・菊地信義の作品集。1988年から1996年の間に手がけたブックデザイン150点をオールカラーで掲載。澁澤龍彦、村松友視、俵万智らの著作のほか、文庫シリーズも一挙収録。寄稿は粟津則雄、西谷修他。自著自装、構成・レイアウトは芦澤泰偉、岩崎美紀。
Typographics ti:224 特集 田中一光とタイポグラフィ | 日本タイポグラフィ協会
日本タイポグラフィ協会の月刊情報誌「タイポグラフィックス・ティー」、田中一光の追悼特集。太田徹也、ヘルムート・シュミット、篠原 榮太らによる寄稿、数々の作品とともに、タイポグラフィーにまつわるその仕事を辿る。
Stonework and Lime Kilns | Bernd Becher、Hilla Becher ベッヒャー夫妻写真集
ベルント・ベッヒャー、ヒラ・ベッヒャーによる写真集。1980年代から1990年代にかけてドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリア、イギリスで撮影した岩石加工工場と石灰窯の作品を掲載。
Karl Blossfeldt: 1865-1932 | カール・ブロスフェルト
ドイツの植物学者であり写真家、カール・ブロスフェルトによる作品集。30年以上にわたり何千もの植物の撮影を続けたブロスフェルトによって写し出された植物は、自然が生み出す形態、構造の美を浮き彫りにした唯一無二の世界観を放っている。英語、ドイツ語、フランス語表記。
Lichtjahre | Ralph Gibson ラルフ・ギブソン
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンの写真集。本書は静物、ポートレートなどを大胆な構図かつ幻想的に写し出した作品で知られるギブソンによる1960年代から90年代にかけての主要な作品群をまとめた一冊。ドイツ語表記。
Ralph Gibson: Courant Continu | ラルフ・ギブソン
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンの作品集。白と黒の陰影が美しい幻想的で大胆な構図で知られるギブソンによる、1960年代の初期の作品から90年代後半に至るまでの代表的な作品群をカラー、モノクロ図版で収録。フランス語表記。
Megalith-still | Mimi Plumb
アメリカ出身の写真家、Mimi Plumbによる作品集。1990年代から2000年代初頭にかけて毎年夏に訪れていたキングスキャニオンで撮影された、馬を被写体としたシリーズ。水を飲む姿、隆々しい馬の筋肉、川を渡っていく姿、自然の中で気持ちよさそうに眠る姿。アメリカの大自然の中で写された、美しくやさしい馬たちと自然の風景が収められている。英語表記。
この星 | 野口里佳
2004年に写真家・野口里佳の個展として原美術館で開催された「飛ぶ夢を見た」、アイコンギャラリーで開催された「彼等」の公式カタログ。光舞う幻想的な夜のランドスケープ、北京の寒中水泳の様子、海中の地層などをカラーで掲載。装丁は中島英樹。
旅情 | 上田義彦
写真家、上田義彦による旅の記録。1980年代後半から2011年まで撮影旅行で訪れた中国でスナップ撮影されたもの。北京や広州、南京、上海などその土地の風景、旅で出会った人々、田舎の景色、今では見られない暮らしの情景が収められている。
David Hockney: That’s The Way I See It ペーパーバック版 | デイヴィッド・ホックニー
現代美術界を代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニーの自叙伝。様々な体験と試みに満ちたこれまでの20年を振り返りながら、自身の生き方や作品について率直かつ丁寧に語った一冊。1970年代から1990年代にかけて制作された、絵画、ドローイング、コラージュ、舞台装飾などの作品365点の図版を収録。 英語表記。
辻まこと全画集 | 串田孫一、宇佐見英治、矢内原伊作 ほか
山やウィンタースポーツなどを題材にした作品で知られる画家、辻まことの画集15冊セット。広告の仕事や油彩、デッサン、風刺画などを紹介。1500部限定発行。
Joseph Cornell / Marcel Duchamp: In Resonance | ジョセフ・コーネル、マルセル・デュシャン
1998年から1999年にかけてフィラデルフィア美術館で開催された、20世紀を代表する2人の芸術家、ジョセフ・コーネルとマルセル・デュシャンによる展覧会のカタログ。コーネルがデュシャンとの交流の中で生み出した作品「Duchamp Dossier」を中心に、それぞれの作家による作品群を2人の芸術の共通点や関係性を紐解きながら紹介する。英語表記。
The Duck | Michael Borremans ミヒャエル・ボレマンス
ベルギー人アーティスト、ミヒャエル・ボレマンスの作品集。2020年にチェコで開催された展覧会の開催に伴い刊行されたもの。展示されていた絵画作品とビデオ・インスタレーション作品、全30点他、2019年秋に同ギャラリーのために制作された新作3点も収録。キュレーションを担当したPetr Nedomaによるエッセイ、美術史家のPetr Vanousのテキストを収録。 英語表記。
封印された星 瀧口修造と日本のアーティストたち | 巖谷國士
文学者、随筆家、写真家、小説家など多方面で活躍する巖谷國士によるエッセイ集。瀧口修造と、瀧口修造に関わりのあったアーティストらをめぐるエッセイをまとめたもの。「加納光於 『運動』ー旅人たち」「野中ユリ 自我の集中と払散について」「澁澤龍彦 『裸婦の中の裸婦』をめぐって」などを収録。
Mirrors | Eric Oglander
アメリカ出身のニューヨークを拠点に活動するアーティスト、エリック・オグランダーの作品集。出品サイトである「Craigslist」で売られている“鏡”の写真を約3,000枚ほど集めてSNSで投稿し話題となった作品を収録。意図して写されたものではない、“鏡”に映り込んだ、どこか不思議な風景の数々が収められている。
Gunkanjima | Yves Marchand、Romain Meffre
フランスの写真家イヴ・メルシャンとロマン・メェッフェルが2008年から2012年にかけて長崎県の軍艦島を撮影した写真集。19世紀の工業化の波の中、炭鉱町として栄え、世界有数の人口密集地として賑わいを見せた島が1974年の閉山以降、ゴーストタウンと化したその姿を記録する。 英語表記。
評伝 イサム・ノグチ 響きあう東洋と西洋 | ドーレ・アシュトン
20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチの評伝。家族との確執や日本の伝統文化との関係性、世界を跨いだ芸術家たちとの交流など、波乱に富んだその生涯と創造の人生を辿る一冊。
Kan Yasuda | 安田侃
イタリアを拠点に活動する彫刻家、安田侃の作品集。1991年、イタリアのミラノで開催された大規模な野外展示「彫刻の道」展の様子をモノクロ図版で多数掲載。イサム・ノグチやブルーノ・ムナーリらによるテキスト、大岡信の詩も掲載。
Christo and Jeanne-Claude: Barrels and the Mastaba 1958-2018 | クリストとジャンヌ=クロード
建造物を梱包するという大規模な野外プロジェクトで知られる現代美術作家、クリストとジャンヌ=クロードの写真資料集。2018年に発表した、ドラム缶を積み上げたパブリック・アート作品「ロンドン・マスタバ」の記録をはじめ、ドローイング、縮尺模型ほか、60年間にわたるドラム缶作品の豊富な図版、テキストを収録。 英語表記。
球体写真二元論 私の写真哲学 | 細江英公
写真家、細江英公による自伝三部作のうちの一冊。細江がこれまで手がけた仕事の数々を、未公開の写真を含めたモノクロ、カラーの豊富な図録資料とともに紹介。細江の仕事の全容と写真哲学を網羅した一冊。