Tokyo TDC vol.21 The Best in International Typography & Design | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(略称 東京TDC)の年鑑、2010年度版。東京TDC入選作品を掲載するほか、ブックデザイナーの祖父江慎や受賞者らによるイベントレポートの記事を収録。グランプリはホワイ・ノット・アソシエイツ。アートディレクションは祖父江慎。
英字スタイル | 佐藤敬之輔
書体デザイナー・佐藤敬之輔による英字タイポグラフィデザイン集。セリフ(アルファベットの末尾にある飾り)・サンセリフ(飾りなし)や、フリーハンドの書体を掲載しているほか、文字の幅とスペースなどの字配り、書体の複数配合や各書体の性質などについても解説した、英字タイポグラフィの入門書。
片岡敏郎スモカ広告全集 | マドラ出版
戦前に活躍したコピーライター、片岡敏郎の広告作品集。1925年から1941年の間に新聞紙上で発表された「スモカ歯磨」の広告1155点を収録。装丁は広告批評の主宰者、天野祐吉。
ブルーノ・ムナーリ展 しごとに関係ある人 出入りおことわり
ブルーノ・ムナーリ生誕100周年を記念した展示の図録。「枠を越える」「日常を詩的にする」「時による完成」など、手がけてきた仕事をテーマ別に紹介し、個々の創造性を高めることに情熱を燃やしたムナーリの魅力を再発見できる一冊。
サイ・トゥオンブリー 紙の作品、50年の軌跡 | 原美術館
2015年に原美術館で開催された展覧会「サイ・トゥオンブリー 紙の作品、50年の軌跡」展の図録。エルミタージュ美術館で2003年に開催された展覧会を再構成したもので、本書は1953年から2002年までのおよそ50年の間に制作されたドローイング作品をカラー図版で84点収録。
Erwin Wurm: Wear Me Out | エルヴィン・ヴルム
彫刻、写真、インスタレーションなど、伝統的な形態にとらわれない作品で知られるオーストリアの現代アーティスト、エルヴィン・ヴルムの作品集。2011年にベルギーのミドルハイム美術館で開催された展覧会「Wear Me Out」に際して刊行されたもので、家具、ドローイング、野外彫刻、そしてベルギーの先進的ファッションデザイナー、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクとのコラボレーションから生まれた衣服を収録。 英語表記。
Francesco Bonami and Juergen Teller: 50 Times Bonami and Obrist by Teller | フランチェスコ・ボナミ、ユルゲン・テラー
美術キュレーターのフランチェスコ・ボナミが描いたポートレートを、写真家のユルゲン・テラーが撮影した作品集。同じくキュレーターであるハンス=ウルリッヒ・オブリストの50歳の誕生日のお祝いに50人のアーティストに50通りのポートレートを書いてもらう予定だったが、野心的すぎたためボナミが全て自分で描くことに。エドワード・ホッパーやアイ・ウェイウェイなど、様々なアーティストの要素を取り入れたユーモラスで愛らしいポートレートの油絵を50枚制作した。このポートレートを展示した展覧会に招待されたテラーがそれぞれの作品の前でボナミとオブリストを撮影。左ページにテラーによる写真、右ページにボナミの絵が掲載されており、今までにないユーモアたっぷりのポートレート集となっている。 英語表記。
Alfredo Volpi: Between the Modern and the Popular | アルフレード・ヴォルピ
20世紀ブラジルのモダニズム運動を代表する画家のひとり、アルフレード・ヴォルピの作品集。ブラジルの植民地時代や大衆文化、宗教的テーマや幾何学的な抽象表現などを描いた作品を紹介している。またブラジルとアメリカの専門家による7つの書き下ろしテキスト、画家へのインタビューを作品とともに収録。 英語表記。
Henri Cartier-Bresson、Paul Strand: Mexique | アンリ・カルティエ=ブレッソン、ポール・ストランド
フランスの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンとアメリカの写真家で映画監督のポール・ストランドの作品集。偶然にも同じ時期にメキシコを訪れた2人の写真家による作品を一冊にまとめたもので、現地の人々の姿や街の風景をそれぞれ独自の視点と構図で切り取っている。 フランス語表記。
Vittorio Mortarotti and Anush Hamzehian: L’Isola | Skinnerboox
写真家のヴィットリオ・モルタロッティと映像作家のアヌシュ・ハムゼヒアンによる与那国島のドゥナン語について調査した写真資料集。ユネスコによると現在世界では3000の言語が絶滅の危機に瀕しているとされており、与那国島で話されてきたドゥナン語もそのひとつである。言語の消滅はその土地に根付いてきた植物や動物、病気、宗教などに関する正確な知識が失われることであり、言語や知識のみならず、世界や概念に対するビジョンも永遠に消えてしまうことをも意味しており、本書は消えゆく島の風景や文化、営みなど、最後の姿を記録したものである。 英語表記。
Ralph Gibson: L’Histoire De France | ラルフ・ギブソン
アメリカの写真家、ラルフ・ギブソンの写真集。白と黒の陰影が特徴的なモノクロ写真で知られるギブソンによる初のカラー写真集であり、人物や静物、建築などを独特の構図で捉えた写真の数々を大型図版で多数収録。日常と幻想が入り混じった、まるで1本の映画のような一冊。序文はフランスの小説家、マルグリット・デュラス。 英語表記。
In-between 7 松江泰治 イギリス、スロバキア
13人の写真家がEU全国を撮りおろした写真集「In-between」シリーズ、第7巻。松江泰治がイギリスとスロバキアを訪れ、上空から撮影したランドスケープを多数収録。高く広い、俯瞰の視点から街のディテールを隅々まで捉える、氏の初となるカラー写真集。シリーズの装丁は中島英樹。
Between Me & the Us | 濱田紘輔
東京を拠点に活動する写真家、濱田紘輔の作品集。2016年から2018年にアメリカで撮影されたもの。ガソリンスタンド、路上ミュージシャン、ダイナーと、様々な場所で出会い言葉を交わした人々の姿、濱田紘輔が捉えたアメリカを写し出す。
David Hockney’s Dog Days | デイヴィッド・ホックニー
David Hockney's Dog Days/20世紀を代表するイギリスの画家、デイヴィッド・ホックニーの作品集。相棒である2匹の犬、Stanley とBoodgieの愛くるしい姿を描いたペインティング、およびドローイング作品を多数収録。
躍動する魂のきらめき 日本の表現主義 | 栃木県立美術館、名古屋市立美術館 他
2009年に栃木県立美術館、名古屋市立美術館などを巡回した「躍動する魂のきらめき 日本の表現主義」の展覧会図録。1910年から1920年代後半に発生した表現主義的動向を、西欧の美術概念の需要や模倣としてではなく、日本固有の表現として捉える。黒田清輝、恩地孝四郎、村山知義、長谷川潔らの作品を収録。
アンドリュー・ワイエス展
アメリカの画家、アンドリュー・ワイエスの展示図録。1995年に愛知県美術館やBunkamura ザ・ミュージアムなどを巡回したペインティング作品をカラーで多数掲載。作品ごとに作者の解説も掲載。
Sarah Illenberger | サラ・イレンベルガー
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、サラ・イレンベルガーの作品集。紙、食べ物、木材、植物、金属といった身の回りにある素材や日用品を組み合わせて作られたユニークでコンセプチュアルな作品を多数収録。「Time Magazine」や「Nike」による依頼で制作された作品から個人的なプロジェクトまで、イレンベルガーの創造の足跡を幅広く紹介した一冊。 英語表記。
窓展 窓をめぐるアートと建築の旅 | 東京国立近代美術館 ほか
2019年から2020年にかけて東京国立近代美術館ほかで開催された展覧会「窓展 窓をめぐるアートと建築の旅」の図録。20世紀美術の巨匠から、現代美術家、建築家の作品まで、様々なジャンルのアーティストによる窓にまつわる作品115点を豊富な図版とともに紹介。
フランチェスコ・クレメンテ展 浮遊する身体・夢想する自我 | セゾン美術館
1994年にセゾン美術館で開催された、イタリアの画家フランチェスコ・クレメンテの展示図録。人間あるいは人体を題材にした水彩、油彩、彫刻などをカラーで多数収録。
New Nordic Houses | Dominic Bradbury
北欧諸国における建築写真集。田園のキャビン、海岸の隠れ家、タウンハウス、カントリーハウスの4つの章に分け、第一線で活躍する建築家の作品を幅広く紹介。厳しい自然の中で暮らすための解決策とともに、あらゆる住宅設計に応用できる資料としても活用できる一冊。 英語表記。
スリップウェア 英国から日本へ受け継がれた民藝のうつわ | 誠文堂新光社
ヨーロッパを中心に古くから作られてきた泥状の化粧土(スリップ)で装飾して焼き上げた陶器「スリップウェア」。本書はスリップウェアについて幅広く取り上げた写真資料集であり、全国の民藝館、美術館の貴重なスリップウェアの古作およそ150点のほか、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎らのスリップウェア作品を掲載。そのほか、詳しい制作技法の解説から、イギリスと日本の工房を訪れた際の記録なども収録。
バウハウス・デッサウ展 | 島津京、細谷誠、河野朋子、遠藤加奈子
2008年から2009年にかけて開催された「バウハウス・デッサウ展」の図録。ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を変えて展開されたバウハウス。その中でも創設者であるヴァルター・グロピウスの理想がより具体化されたと言われるデッサウ期に焦点を当て、教師陣らの教育成果である学生の作品や、工房製品、絵画、写真に至るまで幅広くその活動を紹介する。
塩田コレクション 暮らしに息づく魯山人の世界 | 世田谷美術館
2014年に世田谷美術館で開催された展覧会の際に刊行された図録。日本を代表する芸術家、北大路魯山人と親交の深かった塩田岩治のコレクションである書、陶芸、絵画作品など、およそ160点を掲載。
The Tile Book | Terry Bloxham
世界各地のセラミックタイルの歴史やデザインを紹介する写真資料集。複雑な幾何学模様のイスラム様式から具象的な17世紀のデルフト陶器まで、様々な形、大きさ、色、デザインが存在し、最も多種多様な陶磁器のひとつであるセラミックタイル。本書は13世紀から21世紀に至るまで、様々なデザインのセラミックタイルを豊富な図版資料、解説とともに紹介。 英語表記。
I Maestri Gerrit T. Rietveld | ヘリット・リートフェルト
イタリアのインテリアブランド、カッシーナ社が発行している家具カタログ。特集はオランダ人建築家ヘーリット・リートフェルト。 近代建築の巨匠たちの家具を現代に蘇らせ、生産販売を手がけている「イ・マエストリ・コレクション」のひとつで、本カタログではリートフェルトが手がけた椅子の数々を掲載。 イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語表記。
現代の家具シリーズ5 ミースの家具とデザイン | ワーナー・ブレイザー
「現代の家具シリーズ」の第5巻。ドイツの近代建築を代表する一人、ミース・ファン・デル・ローエの家具をまとめたもの。代表的な作品バロセロナチェアや、木製のテーブルと椅子、建築を含む家具デザインを収録。豊富な図版、解説を掲載。
The Yves Saint Laurent - Pierre Berge Collection: The Sale of the Century
2009年にオークションにかけられたピエール・ベルジェとイヴ・サンローランのアートコレクションをまとめたビジュアルブック。近代絵画、バロック様式のブロンズ像、アンティークの銀食器、彫像、カメオ、鉱物など、世界最大級のプライベートコレクションから選りすぐった100点を収録。巻末にはクリスティーズの協力のもと、写真と推定価格、最終落札価格を掲載。 英語表記。
A House Is Not a Home | Bruce Weber ブルース・ウェーバー写真集
米国の写真家、ブルース・ウェーバーの作品集。世界中のアーティストやデザイナーを訪ね、インテリアとエクステリアを観察し家やアトリエがいかにその人の個性を映し出しているかを紹介したもの。サイ・トゥオンブリー、ジョージア・オキーフ、ルイス・バラガンらが登場。 英語表記。
フランク・ロイド・ライト全集 第6巻 モノグラフ 1937-1941 | 二川幸夫
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトのモノグラフ。800を超える作品の中から、1937年から1941年の時期に制作された作品の写真、図面、テキストを収録。ポール・ハンナ邸、タリアセン・ウエスト、テンポラリー・サン・トラップ・レジデンスなどを紹介している。
フランク・ロイド・ライト全集 第7巻 モノグラフ 1942-1950 | 二川幸夫
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトのモノグラフ。800を超える作品の中から、1942年から1950年の時期に制作された作品の写真、図面、テキストを収録。グレガー・アフレック邸、ユニテリアン教会、メイナード・ビューラー邸などを紹介している。
フランク・ロイド・ライト全集 第8巻 モノグラフ 1951-1959 | 二川幸夫
近代建築の三大巨匠の一人として知られているアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトのモノグラフ。800を超える作品の中から、1951年から1959年の時期に制作された作品の写真、図面、テキストを収録。チャールズ・グローレ邸、マックス・ホフマン邸、アリゾナ州立大学などを紹介している。
ケヴィン・ローチ/ジョン・ディンケルー作品集 | 二川幸夫
アメリカで活躍した建築家、ケヴィン・ローチとジョン・ディンケルーの作品集。オークランド美術館をはじめ、フォード財団ビル、メトロポリタン美術館全体計画など大プロジェクトを、図版・図面などとともに解説。企画から撮影を二川幸夫、装幀は細谷巖が手がけている。
The Gourmand Issue 4
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第4号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号ではイギリスのジャーナリストであり、英夕刊紙のイブニングスタンダードでレストラン評論家を50年近く努めたFay Maschlerの特集、スチル写真家Aaron Tilleyの作品、世界各国の宇宙食ほか、多岐に渡る分野と食について特集されている。 英語表記。
The Gourmand Issue 5
ロンドン発のフードカルチャー誌「The Gourmand」第5号。料理界のみならず、写真家や美術家たちのインタビューやビジュアル表現を取り入れた異色の雑誌。本号では信州諏訪の酒蔵、風刺的なソーセージのビジュアル表現、LAのヴィーガン文化などを特集。英語表記。
江戸の民芸 | 日本民藝館、西武美術館、朝日新聞社
江戸の民芸/1986年に日本民藝館創立50周年記念として開催された「江戸の民芸展」の図録。江戸時代の庶民の暮らしを「いわい」「よそおい」「すまい」「まかない」「なりわい」のテーマに絞り、 当時の民芸品を厳選して紹介。多数図版のほか、日本民藝館館長である柳宗悦、民藝運動家で美術史家の水尾比呂志によるテキストもあわせて収録。構成とデザインは田中一光によるもの。
バーゼルへの道 | ヘルムート・シュミット
「ノイエグラフィック」「ウルム」に先駆け、コンテンポラリーなタイポグラフィが展開されていたバーゼル・スクール・オブ・デザイン。優れた教育者であり先駆者でもあったエミール・ルーダー、アーミン・ホフマンらの功績や思い出をその教え子たちが語り、自作また影響を受けた作品を紹介。
TAT*: Inspirational Graphic Ephemera | Andy Altmann
英国のグラフィックデザイナー、アンディ・アルトマンによるエフェメラコレクションを書籍化したもの。アルトマンが収集したお菓子の包み紙や粉石鹸の箱、プロレスのプログラム、バスのチケットなど、多岐にわたるジャンクでグラフィカルな印刷物(=タット)を収録している。 英語表記。
Tokyo Shop Signs | J Theis
手書きの黒板アートからビアホールのネオンに至るまで、日本の街角にある多種多様な看板を撮影した写真集。その土地、その店ならではのタイポグラフィに魅せられた著者が収集した個性的な看板の数々を、オールカラーで多数収録。序文は英語・日本語表記。
年鑑日本のイラストレーション 1982 | 講談社
講談社が発行したイラストレーション年鑑1982年版。朝倉摂、粟津潔、大橋歩、鈴木英人、原田治、真鍋博、和田誠、山口はるみなど、日本を代表する豪華な作家たちによるイラストレーション作品をカラー図版で多数収録。 構成・装丁は松永真。
Signs | 佐々木俊
グラフィックデザイナー、佐々木俊によるリソグラフで印刷されたZINE。丸、四角、様々な幾何学模様をした標識らしきグラフィックワークを鮮やかなカラーで掲載。
永井一正デザインによる竹尾広告集
日本を代表するグラフィックデザイナー・永井一正が手がけた竹尾の広告作品集。テーマに取り上げた実際の紙に印刷するというユニークな方法で制作された広告作品を、コンセプトはそのままに貼込で収録。
中山信一作品集 Memories
広告や書籍、絵本など、幅広い分野で活躍するイラストレーター、中山信一の作品&エッセイ集第2弾。タイトルの通り、自身の記憶を元にした10のエッセイと、カラフルでユニークなイラストが散りばめられた一冊。
デザイナーのためのエディトリアルガイド | 関善造
日本印刷学会会員である関善造による、エディトリアルデザインの入門書。「タイポグラフィを駆使して」「造本と装幀ののプラン」「商業印刷物とカタログの製作」などを収録し、エディトリアルデザインという仕事を詳しく解説する。
Take Ivy | Shosuke Ishizu
1965年に婦人画報社から発行され、60~70年代「アイビー・スタイル」ブームのバイブルと称された幻の本を復刻。アイビーリーグ校のキャンパス・ライフに密着取材し、ファッション、生活、スタイル等について詳細に記録した、アイビー・スタイルのガイドブック。英語版。美品。