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WA-HOUSE 横内敏人の住宅 | 風土社
2025年7月31日
建築家・横内敏人による住宅作品集。1989年から2013年にかけて手がけた45の住宅を、自邸や自然と調和する郊外住宅などを中心に紹介する。大判の写真や図面を通して、落ち着きと品格を備えた空間構成と、風土に寄り添う設計思想を読み解く。
京都 岩宮武二自選集 | 朱鷺書房
2025年7月31日
写真家・岩宮武二が30年以上にわたり見つめ続けた京都の風景を収めた作品集。四季のうつろい、御所や離宮、神社仏閣や仏像のたたずまい──静かな時間の流れに寄り添いながら撮り続けた写真を厳選して収録する。井上靖による作家論を併せて掲載。限定980部。図版目録と京都案内図付き。
German Design, 1949-1989: Two Countries, One History | Vitra Design Museum
2025年7月31日
1949年から1989年までの東西ドイツにおけるデザインの歩みを辿る資料集。バウハウス以後の影響やウルム造形大学などの教育機関に加え、ディーター・ラムス、オトル・アイヒャーらを中心としたプロダクトやグラフィック、家具、工業製品を紹介。300点以上の図版とともに、東西の比較を通して一つの歴史としてのデザインを捉え直す。英語表記。
堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集 | 平凡社
2025年7月31日
建築家・堀部安嗣による1994年から2014年までの全建築作品をまとめた作品集。住宅から公共建築までの仕事を6章構成で紹介し、ドローイングや各種図面、堀部自身による詳細な解説とともに収録している。設計思想の変遷と一貫性を通して、その建築観を読み解く。
Amish Odyssey | Bill Coleman
2025年7月31日
自給自足の生活を営むキリスト教徒の共同体・アーミッシュの暮らしを記録した写真集。写真家ビル・コールマンが約10年にわたり撮影したもので、伝統的な衣装や馬車、農作業など、彼らの生活様式を季節の移ろいとともに描き出す。静かで力強いまなざしが、アーミッシュの文化に寄り添う。
喰譜 Jiki-fu | 緒方慎一郎
2025年7月31日
SIMPLICITY代表・緒方慎一郎が、日本各地の伝統食材を独自の美意識で再構築したフードアート作品集。虎河豚、猪、薇、鴨、白子筍、稚鮎、毛蟹──季節の命を受けとめ、器と料理がひとつになる瞬間をかたちにする。和食における美と哲学を、視覚と感性から捉え直す試み。
Colorful | 黒田泰蔵
2025年7月31日
陶芸家・黒田泰蔵の生活空間を約1年半にわたり記録した写真集。作品や身の回りのモノ、日常の風景を静かに写し出し、リーバイスのヴィンテージジーンズや窓からの眺め、歴代の陶芸作品にまつわるエピソードが、柔らかな語り口で綴られている。暮らしと創作が交差する、穏やかな時間の記録。日本語、英語表記。
ReConstruction 木村二郎とギャラリートラックス | torch press
2025年7月31日
山梨・八ヶ岳にあるGallery Traxの30周年を記念して刊行されたアーカイブブック。設立者でインテリアデザイナーの木村二郎が遺した写真や資料をもとに、家具、オブジェ、空間づくりを紹介する。坂口恭平、エレン・フライス、松下徹(SIDE CORE)による寄稿文のほか、木村のスケッチや図面、庭や縄文にまつわる写真も収録。Traxという場に込められた創造の軌跡を辿る一冊。
Pagoda | Lin Shu 林舒
2025年7月31日
中国の写真家・林舒(Lin Shu)による作品集。2017年から継続して取り組んできた「仏塔(パゴダ)」シリーズをまとめたもの。宗教建築としての仏塔の造形や構造に注目し、写真を通して記録と観察の行為を再考する。霧や光に包まれた幻想的な塔の姿を収録。限定1000部。中国語表記。
村野藤吾の造形意匠 1 伝統のかたち | 京都書院
2025年7月31日
日本を代表する建築家・村野藤吾による「村野藤吾の造形意匠」シリーズ第1巻『伝統のかたち』。和風建築の伝統的意匠を現代建築へと再構築する村野の設計思想に焦点を当て、如庵のかたち、光天井、塀や門の構成などを通して、その造形表現と空間的展開を豊富な図版とともに考察する。
村野藤吾の造形意匠 2 階段・手摺 | 京都書院
2025年7月31日
日本を代表する建築家・村野藤吾による「村野藤吾の造形意匠」シリーズ第2巻『階段・手摺』。木材、金属、樹脂、石材といった異素材の組み合わせによって構成された階段・手摺の意匠に着目し、その形態や構造、空間との関係性を、豊富な図版と解説を通して検証する。
村野藤吾の造形意匠 3 壁・開口部 | 京都書院
2025年7月31日
日本を代表する建築家・村野藤吾による「村野藤吾の造形意匠」シリーズ第3巻『壁・開口部』。タイル、ガラスブロック、コンクリート打放し、アルミサッシュなど、様々な素材によって構成された壁や開口部の造形に焦点を当て、豊富な図版とともにその意匠を解説している。
布 うつくしき日本の手仕事 | 横浜市歴史博物館
2025年7月31日
2021年に横浜市歴史博物館で開催された展覧会の図録。刺繍によって丁寧に施された紋様や、貴重な布を何度も継ぎ合わせた襤褸など、地域と歴史の中で育まれてきた日本の「布」の文化と、美しき手仕事の世界を紹介する。素材に宿る記憶と人々の暮らしが静かに語られる一冊。
昭和民芸紙譜 全5冊揃 | 久米康生
2025年7月31日
民芸運動の中で生まれた、単色染めの無地加工紙=民芸紙をまとめた全5冊の資料集。全国の紙漉きの現場を訪ね、その歴史や技術的背景を掘り下げながら、実物の生漉紙・民芸紙253点を収録する。素材そのものの魅力と、民芸の精神を今に伝える貴重な記録となっている。
Rachel & Zhora | 高松伸
2025年7月31日
建築家・高松伸が手がけたチェア「Rachel」とテーブル「Zhora」を紹介する作品集。工場地帯や海辺といった特異な風景に配されたそれらの造形は、大胆かつ実験的な表現として提示されている。撮影は写真家・稲越功一。家具でありながら彫刻作品のような存在感を放つ造形の魅力に迫る。
京都国立近代美術館所蔵作品集 川勝コレクション 河井寬次郎
2025年7月31日
大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸家・河井寬次郎の作品集。京都国立近代美術館に収蔵されている川勝コレクションから、425点におよぶ作品を収録している。大正8年の「泣碗」から没年の作に至るまで、河井寬次郎の創作の歩みをたどる名コレクションを集成。
カイ・フランクへの旅 ’’フィンランド・デザインの良心’’の軌跡をめぐる | 小西亜希子
2025年7月31日
フィンランド・デザインに革新をもたらしたプロダクトデザイナー、カイ・フランクの軌跡を辿る書籍。数々の代表作を通じて、シンプルで機能的なデザイン哲学に加え、その仕事と人生の背景にある思想を丁寧に紐解いていく。
石と光 シトーノロマネスク聖堂 | 六田知弘
2025年7月31日
12世紀の中世ヨーロッパで禁欲と清貧を旨とし、祈りと労働の生活を求めて森の奥に粗削りな石の聖堂を築いたシトー会修道士たち。写真家・六田知弘は、その厳格な構成美と精神性に満ちた建築に差し込む光をとらえ、静謐な空間に流れる沈黙の時間までも写し出す。
BAUHAUS HUNDRED 1919−2019 バウハウス百年百図譜 | 伊藤俊治
2025年7月31日
20世紀のモダニズム建築とデザインに大きな影響を与えたバウハウスの創立100周年を記念して編まれた図譜集。歴史や理念、教育、主要作品を100点の図版とともに紹介し、創設者たちの思想や教育内容、現代デザインへの波及を解説する。装丁はグラフィックデザイナー・松田行正が手がけている。
私たちの「東京の家」 | 尾形一郎、尾形優
2025年7月31日
写真家・建築家・現代美術家として活動する尾形一郎と尾形優による写真エッセイ集。世界各地の建築やアートから集めたイメージを手がかりに、自らの住まいである「東京の家」を構築していく。メキシコの教会や、砂漠に取り残されたコールマンスコップの家など、多様な空間が交錯する一冊。
Heinrich Riebesehl | ハインリッヒ・リーベゼール
2025年7月31日
ドイツの写真家ハインリッヒ・リーベゼールによる作品集。ドイツ北部の風景をテーマに、農耕地や鉄道、工業地帯、道路といった地方都市の情景をモノクロームで切り取っている。静謐な視線でとらえられた写真28点とともに、各作品にまつわる解説も掲載。土地の記憶や変化を見つめる記録的価値の高い一冊。ドイツ語表記。
Lewis.Tsurumaki.Lewis: Opportunistic Architecture
2025年7月31日
ニューヨークを拠点とする建築事務所LTL(ポール・ルイス、マーク・ツルマキ、デイヴィッド・J・ルイス)による建築資料集。予算や空間、規制といった制約を創造の契機と捉え、479個のコーヒーカップの蓋を型取った壁をもつカフェなど、革新的なアプローチを紹介。小規模なインスタレーションから大学施設まで、多様なプロジェクトを図版と解説で収録。英語表記。
澤田育久写真集 closed circuit | The White
2025年7月31日
写真家・澤田育久が2010年から撮影を続けている「駅」をテーマにしたシリーズをまとめた作品集。安全性や清潔さが保たれつつも、どこか奇妙な違和感を漂わせる駅構内の風景を捉えている。均質化された公共空間に潜む感覚の揺らぎを静かに映し出す。装丁はアートディレクター・中島英樹が手がけている。
RAKU KICHIZAEMON 樂吉左衞門 | 佐川美術館
2025年7月31日
佐川美術館の樂吉左衞門館に併設された茶室を紹介する冊子。十五代・樂吉左衞門が設計・監修を手がけ、水面や地形の特性を取り込んだ非日常の空間を、美しい写真とともに記録する。茶の精神と建築が融合した、静けさと緊張感を備えた空間に迫る。
染織標本集 組織と技法 | 長沼静
2025年7月31日
染織の教材として制作された標本集。織物の組織や染色技法についての解説に加え、実際の染織品から選ばれた生地標本とその解説も収録されている。視覚と触覚を通じて、染織の仕組みと多様な技法への理解を深められる構成となっている。
染織標本集 基礎篇 | 長沼静
2025年7月31日
染織の基礎教材として制作された標本集。和服地に用いられる基本的な織物に加え、民芸織物も紹介されている。各標本には、品名・素材・用途・産地などの情報とあわせて解説を収録。染織の基礎的理解を深めるための資料として構成されている。
Lightning Symbol and Snake Dance: Aby Warburg and Pueblo Art
2025年7月31日
メキシコ北部からアメリカ南西部にかけて暮らすネイティブアメリカンの共同体「プエブロ」の美術工芸を紹介する資料集。美術史家アビー・ウォルバーグが1895〜96年に現地を訪れて収集したコレクションをもとに構成され、文様の美しい陶器や儀式用具などが解説とともに掲載されている。英語表記。
沖縄先島の世界 | 渡辺良正、谷川健一
2025年7月31日
民俗学者・谷川健一と写真家・渡辺良正が捉える沖縄先島(宮古諸島・八重山諸島)の風景と人々の暮らし。孤島ゆえの困難や、自然・政治権力による収奪をくぐり抜けて育まれた、濃密で固有の生活文化が、日常の営みや祭礼、儀式の場面を通して鮮やかに浮かび上がる。
古塔 | 張玉明
2025年7月31日
中国の写真家・張玉明による作品集。中国各地に点在する幾千もの古塔を巡り、その姿をモノクロームで捉えている。風雪に耐え、崩れかけながらも静かに佇む石塔の姿は、時の流れと大地の記憶を物語る。何千年もの歳月を超えてそこに在り続ける存在に、巡礼のような眼差しを注ぎ続けた記録。日本語、英語、中国語表記。
「聴竹居」実測図集 環境と共生する住宅 増補版 | 彰国社
2025年7月31日
建築家・藤井厚二が設計し、自邸として建てた重要文化財「聴竹居」を実測図面から紐解く建築資料集。2001年刊行の『「聴竹居」実測図集』に加筆・再編集を施した増補版。各部屋の貴重な図面資料に加え、藤森照信・内藤廣・松隈章による対談、藤井による自作解説も収録されている。
陰影のデザイン 都市と建築の照明 | 面出薫、LPA
2025年7月31日
照明デザイナー・面出薫を中心とするライティングプランナーズアソシエイツ(LPA)による作品資料集。「光をデザインすることは、陰影をデザインすること」という面出薫の理念を軸に、2005年以降の39プロジェクトを紹介。都市や建築空間における光の在り方を、写真と解説を通じて探る。
いつでも夢を | 上田義彦
2025年7月30日
写真家、上田義彦が撮影したサントリーウーロン茶の広告写真と中国の旅の記録を集めた作品集。名作であるサントリーウーロン茶の広告写真とともに、1990年から2011年までのおよそ20年間、桂林、上海、大連など中国各地を巡り撮影された写真を収録。静謐な光と広大な地、そこで生きる人々の営みを写し出し、見る者に深い余韻を与える一冊。装丁は葛西薫
Candida Hofer: Editions 1987-2020 | カンディダ・へーファー
2025年7月30日
ドイツの写真家カンディダ・へーファーによる作品集。1987年から2020年にかけて撮影された、図書館やオペラハウス、コンサートホール、教会、美術館などのエディション付き作品約100点を収録。アンネ・ガンテフューラー・トリエによる紹介文も掲載し、へーファーの独特な建築空間の写真世界を深く理解できる内容となっている。英語表記。
Hiroshi Sugimoto ハードカバー版 | 杉本博司
2025年7月30日
日本を代表する現代美術作家、杉本博司の作品集。2005年から2006年にかけて各国を巡回した展示に際して発行されたもの。ハードカバー版。1970年代後半から制作された「ジオラマ」や、長時間露光によってスクリーンを満たす映画一本分の光をとらえた「劇場」シリーズなど、国際的評価を得た当時の主要作品を網羅している。
Pre-Pop Warhol | アンディ・ウォーホル
2025年7月30日
アメリカの画家・版画家であり、ポップアートの旗手として知られるアンディ・ウォーホルの初期作品集。1948年から1957年までに制作されたドローイングやレコードジャケット、グリーティングカードなど79点のカラー作品を収録。ウォーホルのキャリアの始まりを多角的に紹介している。ドイツ語表記。
熊谷守一 クロッキー集 鳥獣虫魚 | 神無書房
2025年7月30日
画家、熊谷守一のクロッキー集。長年にわたり描かれたもののなかから、鳥、虫、魚、獣、花、草木をテーマにしたものを、谷川徹三監修のもと厳選して収録。巻末には氏自身のエッセイに加え、妻である熊谷秀子と白洲正子との対談をあわせて収録。植物やいきもの、身の回りの何気ないものごとに向けた、優しいまなざしがにじみ出る一冊。限定860部発行のもの。
Steinholt: A Story of the Origin of Names | Christopher Taylor
2025年7月30日
イギリス出身の写真家クリストファー・テイラーによる作品集。妻の祖父母の家があるアイスランドの漁村を舞台に撮影された作品を収録。空を連なる渡り鳥、鏡を覗く女性、朽ちた家や黒く波立つ海など、厳しい自然と静寂な風景の中で家族や過去の記憶を静かに紡ぐ。英語表記。
Thomas Ruff: Machines/Maschinen | トーマス・ルフ
2025年7月30日
ドイツの写真家トーマス・ルフによる作品集。販売カタログ用に撮影された機械や工具工場の写真アーカイブから、約3000枚のガラスネガを選出しデジタル加工で再構成している。1930年代のアナログ写真と現代のデジタル写真を融合させ、写真再現における「本物らしさ」や現実と認知の関係性を深く探求した作品群を収録。英語、ドイツ語表記。
Candida Hofer: Dusseldorf | カンディダ・へーファー
2025年7月30日
アンドレアス・グルスキーやトーマス・ルフとともにベッヒャー派を代表する写真家、カンディダ・へーファーの作品集。過去40年間の新旧の作品を収録し、特に芸術アカデミー時代からデュッセルドルフで制作された作品と、2011年以降の作品に焦点をあてて紹介している。静謐な空間表現が際立つ内容となっている。英語表記。
M.Ganges | 上田義彦
2025年7月30日
写真家・上田義彦による作品集。大胆なボケ味を活かしたガンジス川の風景や、そのほとりに佇む人々の姿をカラー写真で多数収録。独特の詩情と静謐さが漂う作品群を通じて、神秘的な川の息づかいを感じさせる。解説は後藤繁雄、装丁は中島英樹が担当している。
I Am a Networker(Sometimes) | H.R. Fricker
2025年7月30日
1980年代に世界中で広がったメールアートをまとめた作品集。スイス出身のアーティスト、H.R. Frickerが自身の作品を中心に、メールアートの発展や多様な表現形式を紹介する。モノクロを主体に一部カラー図版を交え、詳細な解説も収録。メールアートの歴史と創造性を理解するうえで重要な資料となっている。英語、ドイツ語表記。
Taking Joy Seriously | Camille Walala
2025年7月30日
ロンドンを拠点に活動するデザイナー兼アーティスト、カミーユ・ワララの作品集。過去10年間にわたり世界各地で展開してきた大規模なインスタレーションを中心に紹介する。大胆な色彩や遊び心あふれる形、幾何学模様を巧みに用いたプロジェクトを豊富な図版とともに収録し、その独創的な表現世界を伝えている。英語表記。
地平線の階段 | 細野晴臣
2025年7月30日
音楽家・細野晴臣によるエッセイ集。自身の音楽体験や思想、精神世界の探求について赤裸々に綴る。横尾忠則との対談も収録し、多彩な視点から細野の内面を探る内容。アートディレクションは羽良多平吉が担当している。
NAKANISHI 中西夏之 | 南画廊
2025年7月30日
現代美術家・中西夏之の作品集。志水楠男が設立した南画廊での展示に合わせて刊行された。1960年代から1970年代に制作された油彩画、レリーフ、オブジェ、デッサンなど多彩な作品を収録し、中西夏之の創作の軌跡を辿ることができる一冊。
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