Delta | Francois Deladerriere
フランスを拠点に活動するアーティスト、Francois Deladerriereによる作品集。自身の家の周辺であるローヌ川デルタを撮影する。地元の風景を異なる世界やどこか遠くの土地として、その姿を客観的に捉えて映し出す。フランス語、英語表記。
Rester | Laurent Chardon
写真に関する書籍を扱うフランスの出版社「Poursuite」から刊行された、Laurent Chardonによる作品集。2009年、セネガルのカザマンス地方の30年にわたる分離独立闘争から進まない復興と不安定な状況にあるジギンチョールで撮影されたもの。残された建物、荒れた土地、自然、そこに暮らす人々や動物。その現実と記憶を写真に収める。モノクロによる21点の図版を収録。フランス語表記。
Le Corbuffet: Edible Art and Design Classics | Esther Choi
エスター・チョイによるレシピ集。チョイが友人のために開催したディナーパーティーから生まれた独創的な一連のレシピは、ロバート・ラウシェンバーグや、デイヴィッド・ホックニーなど、著名アーティストや建築家の作品をオマージュしたものとなっている。 英語表記。
Marianne Faithfull: A Life on Record | Rizzoli
英国の歌手で女優、マリアンヌ・フェイスフルのモノグラフ。1964年の鮮烈なデビュー・シングル「As Tears Go By」の発売50周年に合わせて出版された本書は、半世紀以上に渡る歌手としての活動、舞台や映画の仕事、そしてスタイル・アイコンとしてのフェイスフルに関する決定的な一冊。未公開のスナップ写真からパリの自宅の写真、そしてスティーヴン・マイゼル、デヴィッド・ベイリーなど、世界的な写真家たちによるポートレートも収録。英語表記。
Linda McCartney: Life in Photographs | リンダ・マッカートニー
写真家、リンダ・マッカートニーの作品集。ビートルズ、ミック・ジャガー、アレサ・フランクリン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、サイモン&ガーファンクルなど名だたるロックミュージシャン達のポートレートや、夫であるポール・マッカートニーとその子どもたちとのプライベートな家族写真まで、リンダが撮影した数々の写真を収録。英語表記。
Cowboy Kate and Other Stories: Director’s Cut | Sam Haskins サム・ハスキンス 写真集
多くのファッション・フォトグラファーに影響を与えた南アフリカ出身の写真家、サム・ハスキンスの写真集。ハスキンスの代表作「Cowboy Kate And Other Stories」を改訂、作品を追加し再発行したディレクターズ・カット版。美しいモノクロの女性のポートレートやヌード写真を多数掲載。英語表記。
November Girl | サム・ハスキンス Sam Haskins 写真集
デザイナーとしての評価も高く、様々なファッション誌で活躍した写真家、サム・ハスキンスの写真集。女性のヌード、ポートレートをモノクロで写した代表的な作品集のひとつ。
Ansel Adams: 400 Photographs | アンセル・アダムス
20世紀における米国屈指の風景写真家、アンセル・アダムスの作品集。本書はアダムスの全作品を初めて一冊にまとめたもの。1916年から1968年に至るまでの仕事を5つの主要な時期に分け、年代順に掲載した、アダムスのキャリアを包括する貴重な一冊。
Peter Blake: A Retrospective | ピーター・ブレイク
芸術家、ピーター・ブレイクの作品集。ハリウッドスターやボクサー、音楽家など、様々なカルチャーをモチーフにした作品でも知られる氏のペインティング、コラージュ、立体作品などをカラーで多数収録。1950年代から近年の作品までを年代順に掲載し、そのアートワークの歩みを辿る。英語表記。
Light Navigation | 片桐飛鳥
日本の映像作家、片桐飛鳥の作品集。撮影対象は空であり、太陽光をそのままフィルムで撮影したというシリーズ作品を収録。光を捉え、自然の色彩がそのまま写し出された美しい抽象画のような写真23点を収録。
戸谷成雄 現れる彫刻 記録集 | 武蔵野美術大学 美術館・図書館
2017年に武蔵野美術大学 美術館・図書館で開催された展示の際に刊行されたもの。彫刻家、戸谷成雄の展示会とその関連イベントを収録した記録集。戸谷成雄によるギャラリートーク、作品の展示風景、シンポジウムの内容を図版とテキストにて掲載。
菅井汲展 | 東京都現代美術館 ほか
2000年に東京都現代美術館と兵庫県立近代美術館で開催された展覧会の図録。1952年に渡仏し、常に新たな絵画世界を展開し続けたことで国際的に高く評価された画家、菅井汲(すがい くみ)。本書では渡仏以前の作品から晩年にいたるまで、代表的な作品を中心に、油彩、立体、版画、資料を通して菅井の創造の全貌をたどる一冊。
生誕100年記念アルプ展 | 富山県立近代美術館 ほか
1985年から1986年にかけて富山県立近代美術館ほか全国各地で開催された展覧会の図録。彫刻家で画家、詩人でもあるドイツの芸術家、ハンス・アルプの生誕100年を記念し行われたもので、アルプが初めて丸彫り彫刻を制作した1930年から最晩年の1965年にいたるまで、彫刻を中心に、レリーフ、デッサン、版画など数々の作品をモノクロ図版で収録。
Mamma Andersson, Tal R: Svanesang | マンマ・アンダーソン、タル・アール
2016年にストックホルムのGalleri Magnus Karlssonで開催された展示の際に刊行されたもの。二人の画家、マンマ・アンダーソンとタル・アールが1年にわたり手紙や写真のやり取りをして制作したコラボレーション作品を収録。眠る女性や骸骨など、同じモチーフを二人のアーティストそれぞれが描く。 英語表記。
Wayne Thiebaud: Sketchbook | ウェイン・ティーボー
アメリカの画家、ウェイン・ティーボーのスケッチを集めた作品集。人物、都市景観、デザートなど代表的な作品群のモチーフを軽やかなタッチで描いたドローイングやスケッチを多数収録。ティーボーの創造の過程が垣間見える一冊。 英語表記。
Tomoko Kawai: Intimacy of Paradise | 河合智子
ベルリンを拠点に活動する日本の写真家、河合智子の作品集。動物園の内部や植物を撮影した写真を鮮明なカラー図版で多数収録。人間と動物、自然界の対比を可視化させたかのような独自の視点が印象的な一冊。 英語表記。
De Paris Yearbook 2014
パリのスケートボード年鑑『De Paris Yearbook 2014』。1年間を通してスケートボードシーンに携わったフォトグラファーら38名による作品を紹介する。ダイナミックなアクションショットの数々や、大会の様子、スケーターたちの日常が写し出されている。限定1000部。フランス語、英語表記。
デュシャン 人と作品 | マシュー・アフロン
2018年から2019年にかけて開催された巡回展のカタログ。マルセル・デュシャンの重要な時代を4つの章にカテゴライズして紹介。油彩、水彩画、銅版画や、「現代アート」を生み出したと言われるオブジェ作品図版と解説を収録。
猫 Tokyo Wild Cat | 武田花
写真家、エッセイストである武田花の作品集。猫をテーマに、道端や墓地、家のベランダ、スナックの店先などにいる野良猫や飼い猫を撮影。モノクロの図版、猫や犬の話、自身の記憶を綴ったエッセイを収録。
Tete a Tete: Portraits by Henri Cartier-Bresson | アンリ・カルティエ=ブレッソン
1998年にロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された展示の際に刊行されたもの。20世紀を代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンのポートレートに焦点を当てた作品集。様々な民族、ピカソ、マティス、サルトルら著名人、歴史的な瞬間に生きる人々など、最も印象的なポートレートをまとめた1冊。 英語表記。
Picasso Paints a Portrait | デイヴィッド・ダグラス・ダンカン
写真家、デイヴィッド・ダグラス・ダンカンがパブロ・ピカソを撮影した写真集。ピカソと17年に渡り親友の関係であったダンカンはピカソの仕事場兼住居、絵画、そしてピカソ自身を何千枚も撮影してきた。本書はピカソが後の妻となるジャクリーヌの肖像画を描いているところを捉えたもので、一枚、そして一筆に緊張が走る一冊。 英語表記、日本語解説冊子付き。
Beaumont’s Kitchen: Lessons on Food, Life and Photography with Beaumont Newhall | ボーモント・ニューホール
「写真史の父」とも称される伝説的な学芸員・評論家であり、料理作家としても活動したボーモント・ニューホールのレシピ集。1956年から1969年までニューヨーク州ロチェスターの新聞で連載していたコラム「Epicure Corner」から抜粋した記事とレシピ、そしてアンセル・アダムス、エドワード・ウェストン、アンリ・カルティエ=ブレッソンら20世紀を代表する写真家たちの写真を掲載。
アメリカの神々 アニー・リーボビッツ写真集 | 福武書店
アメリカ出身の写真家、アニー・リーボヴィッツによる作品集。1974年から1982年に撮影された作品を紹介。ローリング・ストーンズ、ウディ・アレン、パティ・スミス、ジョン・レノンとオノ・ヨーコら著名人のポートレート作品とともに作品の年代やコメントを収録。
BIG Chile 45 Landscapes | Big Magazine
ニューヨークを拠点に世界へ展開するBig Magazineが発行する雑誌の『BIG Chile』シリーズ。チリの45のランドスケープをテーマに紹介する。稜線が美しい山々、無人の宿泊施設、巨大な流氷。ありのままの自然の風景と人工物、チリの風景を様々な角度から写し出す。 スペイン語、英語表記。
川久保玲とコムデギャルソン その創造と精神 | ディヤン・スジック
日本のファッションデザイナーであり、ファッションブランド「コム・デ・ギャルソン」の創始者、川久保玲。常に進化を続ける川久保玲と、衣服だけでなく家具やグラフィックデザイン、空間まで及ぶコム・デ・ギャルソンのヴィジョンを、写真資料と著者による詳しいテキストとともに紐解く。
Studio Culture | Unit Editions
グラフィックデザインと視覚文化に関する書籍を出版する独立系出版社、Unit Editionsがグラフィックデザインスタジオの内情を紹介する。28の主要なグラフィック・デザインスタジオの作品、スタジオの様子、インタビューなど、図版と併せて解説を収録。英語表記。
木村勝のパッケージディレクション | 六耀社
パッケージデザインのみならず、CIデザイン、商品開発などあらゆる分野で活躍しているデザイナー/アートディレクター、木村勝の作品集。
晃文堂タイプブック Kobundo Type Book
晃文堂が発行する1967年版の活字見本帖。様々なサイズとウェイトの欧文書体やタイプコンビネーションを掲載。本文のレイアウトはグラフィックデザイナー、片山利弘が担当。
年鑑日本のタイポディレクション 89 | 東京タイプディレクターズクラブ
東京タイプディレクターズクラブ(現・東京TDC)が発行する年鑑、1989年度版。巻頭に松岡正剛による「文字の半径」や特集「グラフィックデザインに見る井上有一」ほか、田中一光、亀倉雄策、横尾忠則ら93名の作品をカラー図版で344点掲載。
Swiss Graphic Design: The Origins and Growth of an International Style 1920-1965
英国で最も影響力のあるグラフィックデザイナーの一人、リチャード・ホリスの著作。20世紀前半からバウハウス、ロシア構成主義などの影響を受けスイスグラフィックデザインが発展していく過程を視覚的に捉えることのできるビジュアルブック。
ニュー・アルファベット | 桑山弥三郎
柏書房より発行の「世界のグラフィック・エレメント集」シリーズ第5巻。1965年から1972年の間に制作されたアルファベットの新書体を紹介。アルファベットの用語や名称、ニュー・アルファベットの傾向を解説し、サンセリフ、モダン・ローマン、オールド・スタイル・ローマン、ファンシー、エジプシャン、スクリプト、ゴシック、企業制定書体に分類して掲載。
装飾アルファベット | 桑山弥三郎
柏書房より発行の「世界のグラフィック・エレメント集」シリーズ第3巻。装飾アルファベットの歴史や分類の解説と併せて、各種フォントの一覧も収録。
Diana Vreeland: The Modern Woman: The Bazaar Years, 1936-1962 | ダイアナ・ヴリーランド
伝説のファッショニスタ、ダイアナ・ヴリーランドのハーパーズバザーでの30年間に焦点を当てた資料集。彼女の社会やスタイルに対する革新的視点と、リチャード・アヴェドン、セシル・ビートンといった著名写真家との仕事を通して、今日まで及んでいる影響を明らかにする。 英語表記。
Nova 1965-1975 | David Hillman、Harri Peccinotti、David Gibbs
1965年にイギリスで創刊された雑誌「Nova」。タイポグラフィ、レイアウト、イラストレーション、写真、記事内容とあらゆる観点において先進的だった「Nova」の10年間を記録した作品集。各号の表紙に加え、200以上の特徴的な写真・記事を編纂して収録。
グラフィックデザイナーの肖像 | 平野敬子、株式会社竹尾
日本のグラフィックデザインの礎を築いたデザイナーに、次世代のデザイナーがインタビューした公開企画を編纂した1冊。貴重なデザイン哲学、思想の問答を記録。ゲストとインタビュアーは、杉浦康平×原研哉、永井一正×平野敬子、早川良雄×廣村正彰、勝井三雄×松下計、福田繁雄×タナカノリユキ、仲條正義×服部一成、松永真×工藤青石、佐藤晃一×澤田泰廣、五十嵐威暢×佐藤卓の9組。
日本の装飾と文様 | 海野弘
日本の装飾と文様について紐解く資料集。装飾文様の歴史から、植物、動物の文様、天体、気象をあらわした文様、文学における文様世界にいたるまで、豊富なカラー図版と資料、解説で日本デザインの真髄に迫る一冊。
本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本 ー 職人が手でつくる谷川俊太郎詩集 | 鳥海修、高岡昌生、美篶堂、永岡綾
「詩人・谷川俊太郎の詩のために新しく活字を作るとしたら?」というお題のもと、書体設計士、活版印刷職人、手製本職人らプロが集結し一冊の本を仕上げていく、その過程を追った記録の書。
杉浦非水 時代をひらくデザイン | 愛知県美術館 ほか
2021年から2023年にかけて開催された巡回展の図録。近代日本におけるグラフィックデザインの先駆者、杉浦非水のデザインを紹介する。ポスター、装丁、雑誌、パッケージデザイン、図案など、生涯にわたる仕事の軌跡を辿る。
本の構成者 エル・リシツキー | 武蔵野美術大学
2002年に武蔵野美術大学で開催された「本の構成者 エル・リシツキー」展の図録。ロシア構成主義の重要人物であるエル・リシツキーの、主にブックデザインを中心に紹介。巻末には関連する作家や芸術家の略歴、時代背景も記した年表も収録。
アイデア別冊 1982年 東京デザイナーズ・スペース 22人のフォトグラファー
1982年発行のアイデア別冊、東京デザイナーズ・スペース号。22人のフォトグラファー特集。広告で活躍するフォトグラファーの写真と、使用された広告を多数掲載。十文字美信、沢渡朔、鋤田正義、横須賀功光、浅井慎平、福田繁雄ら22名の作品が並ぶ。座談会「今、写真の時代」、早川良雄「たのしい催し:ドローイング展」なども収録。
One Million One Skeletons | 田中靖夫
イラストレーター、田中靖夫の作品集。2004年にギャラリーWALLで開催された個展にあわせて刊行されたもので、十数年の歳月をかけてスケッチブックに描きためた、無数のガイコツたちを掲載。踊るガイコツ、走るガイコツ、魚の骨を釣るガイコツ、何故か手術を受けるガイコツなど、表情豊かなガイコツたちがどこか可愛らしくてユーモラス。スケッチブックそのものを表現したかのような装丁も特徴的な一冊。アートディレクターは副田高行。
ジャスト・アナザー・ワールド Just Another World | 田中靖夫
イラストレーター、田中靖夫の作品集。ユーモラスかつ風刺的な線画作品をモノクロで多数収録。アートディレクションは長友啓典によるもの。